JPS6156812A - 皮膜抵抗器の溝切り用カツタ刃、その研磨方法及び研磨装置 - Google Patents

皮膜抵抗器の溝切り用カツタ刃、その研磨方法及び研磨装置

Info

Publication number
JPS6156812A
JPS6156812A JP17338384A JP17338384A JPS6156812A JP S6156812 A JPS6156812 A JP S6156812A JP 17338384 A JP17338384 A JP 17338384A JP 17338384 A JP17338384 A JP 17338384A JP S6156812 A JPS6156812 A JP S6156812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter blade
polishing
cutter
cutting
film resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17338384A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhito Itagaki
泰仁 板垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP17338384A priority Critical patent/JPS6156812A/ja
Publication of JPS6156812A publication Critical patent/JPS6156812A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は皮膜抵抗器の溝切り装置において使用される円
板状のカッタ刃と、その研磨方法及び研磨装はに関する
皮膜抵抗器とは、表面に導通材(カーボン、金属等)を
塗布した円筒形の絶縁材(セラミック)の両端に端子で
あるキレツブを被せたものを素材として、この素材の尋
通材皮膜上に螺旋状に溝を切込み、所定の抵抗を得るも
のである。即ち皮膜を切る溝の本数(実際には溝は螺旋
状でな番プればならないので長さといってもよいンが多
番ブれば抵抗値は高く、反対に満の本数が少なt)れば
抵抗値は低くなる。
上記皮膜抵抗器を加工製作する際は、第3図及び第5a
図に示す如く、高速回転している円板状のカッタ刃12
を抵抗器の素材10に対して所定の角度で設定し、該素
材10を一対のチャック冶具14−14で挾持して回転
させながら送ることにより溝11を切る。従ってカッタ
刃12の刃先が該素材10に接)11      触し
ている時間を特定すれば・溝11の本数(長さを、即ち
抵抗値を決定することが出来、現在この方法が素材10
を必要抵抗値に加工する為の最も一般的な方法として採
用されている。
[従来の技4・fi E 上記作業に用いられるカッタ刃は、その回転する円周縁
により抵抗器の皮膜を切削するわけであるが、従来は該
カッタ刃の刃先は第4a図に示す様にV字型に+jl 
Ifiされて使用されるのが一般的であった。その理由
は、市販のカッタ刃はfj度上そのままでは精密加工に
適さず、また第4b図及び第4C図に示す様な他の研磨
方法では次の様な問題が生ずるからであった。先ず第4
b図図示の方法は、砥石或いはダイヤモンド鋪15でカ
ッタ刃の側面から圧力を加えて研磨する方法であるが、
この方法にあっては、0.3mn1程度の厚さのカッタ
刃が押圧力から逃げようとして曲り、また曲ったカッタ
刃は元に戻ろうとする(板ばね作用)という目に見えな
い運eの繰返しにより、該カッタ刃側面の研磨を均一に
行なうのが非常に困難となるという問題がある。また第
4C図図示の方法は、砥石15等、をカッタ刃の端面に
押付けて研磨する方法であるが、この方法にあっては、
均一な研磨をすることが可能であるが、カッタ刃の側面
が研磨されない為、切削後の皮膜の溝が鋸歯状となって
しまうという問題がある。
[発明が解決しようとするrj1題点]上述の様な理由
からカッタ刃の刃先はV字型に研磨されて用いられてい
るのであるが、この研磨方法の場合にも次の様な問題が
生じた。
1)カッタ刃の側面は市販のままで未処理である為、厚
さのばらつき及び歪みにより回転時の面振れ、1辰動等
が生じ易く、精密加工上問題がある。
2)刃先がV字型である為、カッタ刃がfJ耗されるに
従って第5a図乃至第5C図に示を如く溝11の幅が次
第に広くなる。その為、抵抗体である残存する皮膜部分
が狭くなり、セツティングを同じにして溝の本数(長さ
)を等しくしても、製品の抵抗値は高くなってしまう。
3)上記2)の現象が更に進んで溝の幅が広がると、)
ハのピッチが狭い場合には残存すべき皮膜部分が剥ぎ取
られて抵抗器の導通が全くなくなり、抵抗器としての用
をなさなくなる。即ら、畠密度のi!1′i入れは不可
能となり高倍率抵抗器の製造が不可能となる。
4)上記2)、3)の様な現象を未然に防ぐ為、カッタ
刃の刃先を随時研磨しなければならず、多くの手間が必
要になると共に、研磨の際に発生する塵埃により環境上
の問題が生ずる。例えば、塵埃が機械の内部に侵入する
と1凹動部の摩滅を招き、機械の性能を低下ざUると共
にズ1命も短くする。
また作業員の鮭康上の問題も生ずる。
本発明は斯かる観点に基づいてなされたものであり、上
記加工粒度、作業能率及び作業環境上の問題を解決し、
これ等の問題について好ましい結果の得られる皮膜抵抗
器の溝切り用カッタ刃、その研磨方法及び研磨装置を提
供することを目的とする。
c問題点を解決する為の手段j 上記目的を遅成する本発明皮膜抵抗器のdIx切り用カ
ッタ刃においては、円周縁で切削を行なう型式の円板状
のカッタ刃であって、半径方向外側の円周部分が両側面
側から扁平に研磨され、該円周部分の全体が均一な厚さ
をなす有効切削部分として形成されていることを特徴と
する。
また上記カッタ刃を研磨する方法にJ3いては、上記カ
ッタ刃を回転させる段階と、互いに平行な対向する研磨
面を有する一対の研磨部材を、上記カッタ刃の一部に両
側面側から同期的に接近させる段階と、上記カッタ刃を
回転させながら且つその上記一部を上記研磨面により両
側面側から挾み込んだ状態で研磨し、該カッタ刃の半径
方向外側に、全体が均一な厚さをなす円周状有効切削部
分を形成する段階と、からなることを特徴とする。
また上記カッタ刃を研磨する装置においては、上記カッ
タ刃を回転させる駆動スピンドルと、上記スピンドルに
対して上記カッタ刃を挾み込み式に固定する押えフラン
ジ対と、上記スピンドルと平行に配置されたスライド軸
と、上記スライド軸に沿って移動可能な一対の研磨部材
と、上記両研:;    ■″′)”fXJ81S1.
:、’nい″”行ゝm * g t’t t= i i
 sと、を含み、上記カッタ刃を回転させながら且つそ
の一部を上記研磨面により両側面側から挾み込んだ状態
で研磨し、該カッタ刃の半径方向外側に、全体が均一な
厚さをなす円周状有効切削部分を形成すること4i: 
1S+徴とする。
[実施例] 第1図は本発明に係る皮膜抵抗器の溝切り用カッタ刃を
研磨する為の装置の一実施例を示す図である。図中20
は回転部fh 機構のハウジングであり、これはプーリ
22を介して駆動されるスピンドル24を内蔵する。ス
ピンドル24の先端には固定フランジ26及び押えフラ
ンジ28からなるフランジ対が設置され、研磨されるカ
ッタ刃12はこの間に挾み込み式に固定される。
また上記スピンドル24と平行に2本のスライド軸30
−30が配置され、この軸に沿って移動可能に一対の研
磨l 4432−32が設けられる。研磨部材32はス
ライド軸に取付げられた移動ハウジング34を含み、該
ハウジング3′4は両スライド軸30が貫通するボール
・ベアリング36付きの透孔を具備する。
またスライド軸30と平行にハウジング34にはスピン
ドル38が軸支され、この一端に研磨ホイル40が配設
される。ω1磨ホイル40はスピンドル38の逆側に配
設されたプーリ42により適宜目動可能となっていると
共に、その前面にはスピンドル38と垂直な研磨面を形
成する砥石或いはダイヤモンド濾が装着される。両研磨
部材32−32のrA磨ホイル40−。
40は駆動スピンドル24に固定されたカッタ刃12の
 □半径方向外側に隣接する位置において互いに対向す
るように配置され、従って両部材32−32の研磨面は
カッタ刃12を挾んで互いに対向する平行な面を形成す
る。
上記構成の研磨装置にあっては、先ずカッタ刃12をフ
ランジ対26.28を介して駆動スピンドル24′に固
定し、これを高速回転させる。次に両研磨部゛    
材32を機械的な機構を以って中心に向かって同時に移
動させることにより、両研磨面をカッタ刃12の半径方
向外側部分に両側面側から同期的に接近させる。更に両
研磨面によりカッタ刃12の上記外側部分を挾み込むと
、該外側部分は回転力の補助により両側面側から扁平に
研磨される。研磨された上記外側部分は凡そ第2図に示
すような断面形状となり、即ちカッタ刃12の半径方向
外側には、全体が均一な厚さをなす円周状(ドーナツ状
)の有効切削部分13が形成されることとなる。
このよ′うにrIII磨したカッタ刃を用いて皮膜抵抗
器の溝切り作業を行なうと、使用に伴いカッタ刃12の
刃先が1f滅しても、抵抗器素材1oの皮膜を切込む刃
先の厚さは、該カッタ刃12の半径方向外側の有効切削
部分13の範囲においては変ることがない(第2図参照
)。従って抵抗器素材1oに形成される溝11の幅はカ
ッタ刃12の刃先の摩滅に係わらず常に一定に保持され
、セツティングに応じた所期の抵抗値を6T実に得る□
ことが出来るようになる。
尚本発明のカッタ刃にあっては、半径方向内側部分に非
有効切削部分が形成されるが、この部分は何れにしても
当該カッタ刃を溝切り装置のスピンドルに装着した際に
取付は部分となる箇処であるから、実質的に従来品以上
の無駄を生ずることはない。
[発明の効果] 本発明に係る皮膜抵抗器の溝切り用カッタ刃、その研磨
方法及びN11g装置によれば次のような効果を(qる
ことが出来る。
1)カッタ刃の両側面が扁平に研磨されることにより厚
さのばらつき等がなくなる為、カッタ刃の回転時に面振
れ、振動等が生じ難く、加工精度を高めることが出来る
2)カッタ刃の刃先の4滅に係わらず素材に形成される
溝の幅は常に一定に保持される為、高石′i度且つ高富
度の溝切り加工を確実に行なうことが出来、品質の改善
及び生産管理上の而で省力化が可能となる。
3)予めカッタ刃を研磨処理してJシくだけで、爾後の
研磨作業は一切不要となる為、作業員の手間を省くこと
が出来ると共に、研磨による塵埃の発生も未然に防ぐこ
とが出来る。従って塵埃の影響による機械性能の低下、
成域寿命の短R(n、或いは作業員の健康上の問題等も
解決することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る皮膜抵抗器の)n切り用カッタ刃
を研磨する為の装置の一実施例を示す図、第2図は本発
明のカッタ刃により抵抗器素材に溝を切り込/υでいる
状態を示すllλ略部略凹分断面図3図は抵抗器M祠の
114切り作業の一般的な態様を示す斜視図、第4a図
は従来のカッタ刃の研磨方法を示すIl!略図、第4b
図及び第4C図(ま従来の他の研磨方法を示ず概略図、
第5a図乃至第5C図は従来のカッタ刃により抵抗器素
材に溝を切込/υだ場合の変化状態を示す概略部分断面
図である。 10・・・素材 11・・・!iG  12・・・カッ
タ刃 20・・・ハウジング 24・・・駆動スピンド
ル 26.28・・・フランジ対30・・・スライド軸
 32・・・1lII磨部材 34・・・移動ハウジン
グ 40・・・?tll磨ボイル 第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円周縁で切削を行なう型式の円板状のカッタ刃で
    あって、半径方向外側の円周部分が両側面側から扁平に
    研磨され、該円周部分の全体が均一な厚さをなす有効切
    削部分13として形成されていることを特徴とする皮膜
    抵抗器の溝切り用カッタ刃。
  2. (2)円周縁で切削を行なう型式の円板状のカッタ刃を
    研磨する方法であって、上記カッタ刃を回転させる段階
    と、互いに平行な対向する研磨面を有する一対の研磨部
    材32を、上記カッタ刃の一部に両側面側から同期的に
    接近させる段階と、上記カッタ刃を回転させながら且つ
    その上記一部を上記研磨面により両側面側から挾み込ん
    だ状態で研磨し、該カッタ刃の半径方向外側に、全体が
    均一な厚さをなす円周状有効切削部分13を形成する段
    階と、からなることを特徴とする皮膜抵抗器の溝切り用
    カッタ刃の研磨方法。
  3. (3)円周縁で切削を行なう型式の円板状のカッタ刃を
    研磨する装置であって、上記カッタ刃を回転させる駆動
    スピンドル24と、上記スピンドルに対して上記カッタ
    刃を挾み込み式に固定する押えフランジ対26、28と
    、上記スピンドルと平行に配置されたスライド軸30と
    、上記スライド軸に沿って移動可能な一対の研磨部材3
    2と、上記両研磨部材の対向部に互いに平行に形成され
    た研磨面と、を含み、上記カッタ刃を回転させながら且
    つその一部を上記研磨面により両側面側から挾み込んだ
    状態で研磨し、該カッタ刃の半径方向外側に、全体が均
    一な厚さをなす円周状有効切削部分13を形成すること
    を特徴とする皮膜抵抗器の溝切り用カッタ刃の研磨装置
JP17338384A 1984-08-22 1984-08-22 皮膜抵抗器の溝切り用カツタ刃、その研磨方法及び研磨装置 Pending JPS6156812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17338384A JPS6156812A (ja) 1984-08-22 1984-08-22 皮膜抵抗器の溝切り用カツタ刃、その研磨方法及び研磨装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17338384A JPS6156812A (ja) 1984-08-22 1984-08-22 皮膜抵抗器の溝切り用カツタ刃、その研磨方法及び研磨装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6156812A true JPS6156812A (ja) 1986-03-22

Family

ID=15959378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17338384A Pending JPS6156812A (ja) 1984-08-22 1984-08-22 皮膜抵抗器の溝切り用カツタ刃、その研磨方法及び研磨装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6156812A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100402232C (zh) * 2006-07-06 2008-07-16 周荣根 硬质合金锯片铣刀的制造工艺
CN103273290A (zh) * 2013-06-13 2013-09-04 沈阳飞机工业(集团)有限公司 超薄片铣刀的加工工艺

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5276793A (en) * 1975-12-23 1977-06-28 Sumitomo Bakelite Co Ltd Grinder for forming grindstone

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5276793A (en) * 1975-12-23 1977-06-28 Sumitomo Bakelite Co Ltd Grinder for forming grindstone

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100402232C (zh) * 2006-07-06 2008-07-16 周荣根 硬质合金锯片铣刀的制造工艺
CN103273290A (zh) * 2013-06-13 2013-09-04 沈阳飞机工业(集团)有限公司 超薄片铣刀的加工工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3166116B2 (ja) 磁気記録媒体の裁断方法及び装置
JPH04364728A (ja) ウエーハのノッチ部面取り装置
JPS6156812A (ja) 皮膜抵抗器の溝切り用カツタ刃、その研磨方法及び研磨装置
JPH0649252B2 (ja) 工作物の歯側面研削装置
JPS63306864A (ja) ロッド伏またはブロック伏工作物から円板を分離するための切断工具を研削する方法および分離法
JPH0155930B2 (ja)
US2630732A (en) Apparatus for cutting circumferential grooves
JP3174696B2 (ja) ドラム状部品加工方法と装置
US3248780A (en) Method of making electrical contact discs
JPS63180413A (ja) 工作機械
JPH02180554A (ja) 半導体ウェーハのノッチ研削方法及び装置
JP2002025951A (ja) 両面加工装置及びその研磨手段のツルーイング方法
JPS63212454A (ja) 球面ホ−ニング加工方法
JPS58217201A (ja) 円筒体の端面加工装置
US3623200A (en) Blending device
JP3685828B2 (ja) ローエッジvベルトのv形カット装置
JPH01228711A (ja) ボールエンドミル工具
JPH05301124A (ja) 放電加工電極の成形方法及びその装置
JPH01216776A (ja) マルチブレードカッタ及びその製造方法
JPS5840219A (ja) 面取り加工方法および回転円板状カッタ
JPS6228328Y2 (ja)
JP3083985B2 (ja) 強ねじれ溝付き内径仕上げ工具の製造方法
JPH0592365A (ja) 超砥粒砥石の修正方法
JPH068059A (ja) 放電加工機
JPH03221366A (ja) 追従マウント及び機械式の止め