JPS6156435B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6156435B2
JPS6156435B2 JP52034862A JP3486277A JPS6156435B2 JP S6156435 B2 JPS6156435 B2 JP S6156435B2 JP 52034862 A JP52034862 A JP 52034862A JP 3486277 A JP3486277 A JP 3486277A JP S6156435 B2 JPS6156435 B2 JP S6156435B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
circuit
crank angle
power
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52034862A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53119403A (en
Inventor
Kenichiro Imasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3486277A priority Critical patent/JPS53119403A/ja
Publication of JPS53119403A publication Critical patent/JPS53119403A/ja
Publication of JPS6156435B2 publication Critical patent/JPS6156435B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷媒等の圧縮を行なう電動圧縮機に関
するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、電動圧縮機を停止する場合、クランク角
度に関係なく駆動源を遮断していたため、停止時
に非常に大きな振動が発生し、ばね系で支持した
圧縮機がそれら周囲の構造物と衝突し、しばしば
異常音を発生することがあつた。
このため、従来圧縮機の防振用ばね系の設計
は、定常運転中の振動減衰効果を犠牲にして設計
し、停止時の大きな振動を防止するか、または圧
縮機と周囲の構造物との衝突をさけるため十分な
空間を設ける等の配慮がなされ、高価となつたり
必要以上に大型化される等の欠点を有していた。
発明の目的 本発明は、上記従来の欠点を除去するもので、
電動圧縮機の停止が静かに行なえ、また停止時の
振動を最も少なくするとともに、この時の電動圧
縮機の停止位置を確実にすることを目的とするも
のである。
発明の構成 この目的を達成するために本発明は、圧縮要素
と、この圧縮要素をクランク機構を介して駆動す
る電動機と、前記電動機の電源を遮断せしめる遮
断装置をそれぞれ具備し、前記遮断装置を、前記
圧縮要素もしくは電動機のクランク角度が120゜
〜260゜外の位置に達していることを検出する検
出回路と、前記検出回路からの信号を入力して所
定時間経過後に停止信号を出力する遅延手段と、
前記遅延手段の出力により電源遮断信号を出力す
る遮断信号発生回路と、前記遮断信号発生回路か
らの信号により前記電動機の電源を遮断するスイ
ツチング回路より構成したものである。
この構成により、圧縮機の振巾が最も小さい時
に圧縮機の電源を遮断し、圧縮機を静かに停止す
ることができる。
実施例の説明 以下、本発明をその一実施例を示す添付図面を
参考に説明する。
第1図において、1はクランク軸で、下端にコ
ネクテイングロツド2により前記クランク軸1と
連結されかつシリンダ4内を往復運動し冷媒ガス
を圧縮するピストン3を具備した圧縮要素Aが設
けられている。
前記クランク軸1は、上部軸受5と下部受軸6
により支持され、上部に取付けられた駆動用電動
機Bの回転子7と、固定子8により回転する。9
は前記電動機Bの駆動用電源となる端子、10は
吸入管で、この吸入管10より入つた冷媒ガス
は、吸入マフラ11を経て、シリンダヘツド12
の吸入室を通り、弁板13の吸入孔よりシリンダ
4内に吸入される。シリンダ4内に吸入された低
圧の冷媒ガスは、ピストン3により圧縮され高圧
ガスとなり弁板13の吐出孔を通りシリンダヘツ
ド12の吐出室、吐出マフラ(図示せず)、吐出
管14を経て外部へ吐出される。弁板13には、
冷媒の圧力により開閉する自動吸入弁、吐出弁
(いずれも図示せず)がそれぞれ取付けられてい
る。クランク角度検出部Cは、前記クランク軸1
の上方に取付けられた円板15に埋めこまれた磁
石弁(図示せず)と、磁気検出素子16とからな
り、前記磁石片の磁気を検出し、リード線17を
経て端子18より外部へパルス波として取り出
す。これら駆動用電動機Bと一体となつた圧縮機
は、3本のコイルばね19により防振支持され、
密閉ケース20,21内に収納されている。
上記構成からなる圧縮機を熱交換器、減圧装置
(いずれも図示せず)等とともに、冷凍サイクル
として所定の条件下で連続運転し、その後電源を
遮断すると、ばね19により支持された圧縮機本
体は大きく振動し停止する。この時、電動機B固
定子8上の振動の最大値とクランク角度の関係を
実験すると第2図に示す如く結果となつた。
ここで横軸であるクランク角度0゜、360゜は
ピストン3が上死点にそれぞれあり、180゜は下
死点の位置にある。なお、縦軸は電動機Bの振巾
を示す。第2図において、クランク角が120゜〜
260゜の範囲で電源を遮断した場合は、他の角度
の場合に比較して振巾は非常に小さいことが明ら
かとなる。したがつて、この範囲で密閉形往復圧
縮機の電源を遮断すれば、停止時の振動が非常に
小さくなる。
次に、電動機Bの停止制御について第3図を参
考に説明する。
第3図において、密閉形圧縮機22は、駆動用
電源23により駆動され、また電源23の開閉は
リレー24により行なわれる。リレー24の開閉
操作は電源遮断制御回路26にて行なわれる。
また、クランク角度検出部Cの位置検出により
取り出されたパルス波形は、クランク角度検出用
リード線25及びスイツチ27を介して電源遮断
制御回路26に入る。したがつて、電源遮断制御
回路26は、クランク角度検出信号によりリード
線27を介して常にクランク角度が120゜〜260゜
の範囲にあるときにリレー24をOFFさせ、電
動機Bを停止させる。
次に、上記電源遮断制御回路26について第4
図、第5図を参考に説明する。
同図において、31はリード線25より取出さ
れたパルス信号を任意の周期をもつた矩形波に変
換する単安定マルチ回路、32は双安定マルチ回
路で、前記単安定マルチ回路31からの信号を受
け、その信号の立下り瞬時より出力を発生する。
33は前記双安定マルチ回路32の出力信号を入
力として作動するTRIAC34の点弧回路で、前
段の双安定マルチ回路32の出力が出た時点より
きわめて短時間で作動するように点弧時間が設定
されている。34はTRIACで、圧縮機22を停
止するためのリレー24をOFF動作させる。3
5はこの制御回路26のリセツトスイツチで、前
記双安定マルチ回路32にリセツトトリガを与え
る。
次に、所定のクランク角度で電源を遮断するた
めの動作について、第4図、第5図を参照して説
明する。
圧縮機22を停止させるためのスイツチ27を
投入すると、単安定マルチ回路31にはクランク
角度が0゜の時に第5図に示す入力信号が入力さ
れる。その結果、単安定マルチ回路31は、第5
図に示す単安定出力(T1時間)を双安定マルチ
回路32へ出力する。そして前記双安定マルチ回
路32は、第5図に示す双安定出力(T2時間)
をTRIAC34の点弧回路33へ出力する。この
点弧回路33では、UJT36の点弧時間(極め
て単時間)経過後、TRIAC34へ出力する。そ
の出力により、TRIAC34が動作すると、リレ
ー24がOFF動作し、圧縮機電源は第5図のよ
うになる。したがつて、圧縮機22は、スイツチ
27の投入後T時間後に停止する。
ここで、前記遅延時間Tは単安定マルチの遅延
時間T1およびリレー24の動作時間T2および
UJT36の点弧時間で構成されるが実用上T=
T1+T2で表わすことができる。また遅延時間T1
は第4図に示す単安定マルチ回路の固定抵抗R1
と可変抵抗R2およびコンデンサCにより次式に
もとづいて決定される。
T1≒0.69(R1+R2)C したがつて、上記式にもとづき、電源を遮断す
るクランク角度を、遅延時間Tを考慮して設定す
ることにより、停止時における圧縮機22の振動
を極めて小さくすることができ、圧縮要素Aを支
持するばね18のばね定数を小さくしても運転時
における防振に支障もなく、さらに必要以上にケ
ース20,21を大型化することもなく、効果的
な防振、防音効果が得られる。また電源遮断制御
回路26についても単安定マルチ回路31、双安
定マルチ回路32およびTRIAC34の点弧回路
33等の構成でよく、構成が簡単となり、これら
をIC化してより小型化することができる。
さらに、単安定マルチ回路31へ入力するタイ
ミングを0゜のときとすることにより、圧縮機の
停止タイミングの設定が容易となる。すなわち、
高速回転(約6回転/秒)している圧縮機の電源
を、前述の120゜〜260゜の範囲で遮断すると、単
安定マルチ回路31、リレー24等の動作時間に
よつてその範囲を過ぎてから実質電源が遮断され
ることになり、好ましくない。したがつて、前述
の120゜〜260゜の範囲外の例えば0゜を起点に各
回路等の動作時間を考慮して電源遮断タイミング
を設定することにより、前述の範囲内での電源の
遮断が容易となる。
なお、上記実施例以外に、クランク角度の検出
方法として、(1)シリンダ内の圧力が冷媒を圧縮、
排出し終えるところ、すなわちクランク角度360
゜近辺で最も高くなる性質を利用して、圧力変換
素子などにより、シリンダ内の圧力変化を電流の
変化に変換して検出し、先の実施例と同様に制御
する方法、(2)先の(1)と同様に電動機Bの電流がク
ランク角度360゜近辺で最大となる性質を利用し
て、電動機Bの電流波形の変化から検出する方
法、(3)連続運転中における圧縮機22の振動の基
本周波数の変化状態がクランク角度の位置と密接
に関連する性質を利用し、振動変換素子などによ
り振動変化を検出してクランク角度に置換え、同
様に制御する方法等によつても同様に行なえ、同
様の効果が期待できる。
発明の効果 上記実施例より明らかなように本発明の電動圧
縮機は、圧縮要素もしくは電動機の停止に際して
クランク角度が120゜〜260゜の時、すなわち振動
が小さい時点で電動機の電源を遮断するため、慣
性による圧縮要素、電動機の振動を小さな状態と
することができ、これによつて圧縮機を速やか、
かつ静かに停止させることができ、停止時におけ
る圧縮機の異常振動が防止できるとともに、圧縮
要素の防振支持構造も簡素化かつ小型化でき、圧
縮機の小型化がはかれ、また遮断装置は、クラン
ク角度を検出する検出回路と、遮断信号発生回路
と、スイツチング回路より構成するため、構成の
簡素化がはかれ、また負荷の変動等に起因して圧
縮機を駆動する電動機のすべりが変わり回転数
(速度)が変わつても、遅延手段を有しているた
めにクランク角度が120゜〜260゜の範囲内にある
ときに確実に電動機電源を遮断することができ、
確実性、信頼性の向上がはかれる等、優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電動圧縮機
の縦断面図、第2図は同圧縮機におけるクランク
角度と電動機の振巾関係を示す特性図、第3図は
同圧縮機における概略制御回路、第4図は同圧縮
機における制御回路の電気回路図、第5図は同圧
縮機における停止時間設定のための説明図であ
る。 A……圧縮要素、B……電動機、C……クラン
ク角度検出部、1……クランク軸(クランク機
構)、26……電源遮断制御回路(遮断装置)、3
1……単安定マルチ回路(検出回路)、32……
双安定マルチ回路(遮断信号発生回路)、33…
…点弧回路(スイツチング回路)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧縮要素と、前記圧縮要素をクランク機構を
    介して駆動する電動機と、前記電動機の電源を遮
    断せしめる遮断装置をそれぞれ具備し、前記遮断
    装置を、前記圧縮要素もしくは電動機のクランク
    角度が120゜〜260゜外の位置に達していることを
    検出する検出回路と、前記検出回路からの信号を
    入力して所定時間経過後に停止信号を出力する遅
    延手段と、前記遅延手段の出力により電源遮断信
    号を出力する遮断信号発生回路と、前記遮断信号
    発生回路からの信号により前記圧縮要素もしくは
    電動機のクランク角度が120゜〜260゜の位置で前
    記電動機の電源を遮断するスイツチング回路より
    構成した電動圧縮機。
JP3486277A 1977-03-28 1977-03-28 Motor-driven compressor Granted JPS53119403A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3486277A JPS53119403A (en) 1977-03-28 1977-03-28 Motor-driven compressor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3486277A JPS53119403A (en) 1977-03-28 1977-03-28 Motor-driven compressor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53119403A JPS53119403A (en) 1978-10-18
JPS6156435B2 true JPS6156435B2 (ja) 1986-12-02

Family

ID=12425970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3486277A Granted JPS53119403A (en) 1977-03-28 1977-03-28 Motor-driven compressor

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS53119403A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150111734A (ko) * 2014-03-26 2015-10-06 삼성전자주식회사 압축기 및 그 제어방법

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4726738A (en) * 1985-01-16 1988-02-23 Hitachi, Ltd. Motor-driven compressor provided with torque control device
WO2020070879A1 (ja) * 2018-10-05 2020-04-09 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 圧縮機及びそれを用いた冷凍空調装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041357A (ja) * 1973-08-15 1975-04-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041357A (ja) * 1973-08-15 1975-04-15

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150111734A (ko) * 2014-03-26 2015-10-06 삼성전자주식회사 압축기 및 그 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53119403A (en) 1978-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6199381B1 (en) DC centering of free piston machine
US20160305420A1 (en) Method for controlling knocking in a piston compressor
US4140439A (en) Reciprocating compressor having a cut-off device operable within predetermined angular range
JPS6156435B2 (ja)
JPH09195949A (ja) リニアコンプレッサの駆動装置
JPS61272483A (ja) 冷凍サイクル装置
WO2010060169A1 (en) Valve actuation system for a suction valve of a gas compressor for refrigeration equipment
JPH09112439A (ja) リニアコンプレッサの駆動装置
JPS60171359A (ja) 極低温冷凍機
JP2004519585A (ja) 往復動式圧縮機
KR20100096536A (ko) 리니어 압축기의 제어 장치 및 제어 방법
JPH02305385A (ja) 回転型圧縮機の振動抑制装置
JP5094256B2 (ja) 圧縮機制御装置
JPH09151843A (ja) リニアコンプレッサ
JP2926853B2 (ja) マルチヘツドクライオポンプ
JP2008542597A (ja) 密閉型圧縮機
JP3118413B2 (ja) リニアコンプレッサの駆動装置
MXPA99000431A (en) Improvements in refrigeration circuits of refrigeration appliances by domestic steam compression and simila
US1882466A (en) Electrically operated motor and controlling means therefor
KR100595725B1 (ko) 흡입용량 가변장치를 구비한 스크롤 압축기
WO1989011750A1 (en) A work generating device driven by an electric motor
JP5596698B6 (ja) 気体圧縮機の進入弁における作動システム
JPS60184981A (ja) 電動圧縮機の停止方法
JPH05141348A (ja) クライオポンプ用シンクロナスモーター
US2687842A (en) Direct reciprocatory drive for motor-driven compressors and the like