JPS6156096B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6156096B2 JPS6156096B2 JP13010882A JP13010882A JPS6156096B2 JP S6156096 B2 JPS6156096 B2 JP S6156096B2 JP 13010882 A JP13010882 A JP 13010882A JP 13010882 A JP13010882 A JP 13010882A JP S6156096 B2 JPS6156096 B2 JP S6156096B2
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- JP
- Japan
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- vinyl acetate
- resin
- ethylene vinyl
- acetate resin
- lower layer
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Carpets (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、滑らかな床上においても辷らない履
物底、風呂洗場マツトのような板状体に関する。
物底、風呂洗場マツトのような板状体に関する。
従来この種の履物底のような板状体は特公昭56
−43402号公報により知られているが、この特公
昭56−43402号公報に示された履物底は、上層が
エチレンビニルアセテート樹脂(EVA樹脂)に
エチレンプロピレン樹脂を混合したものであり、
下層が辷り止めゴム材にエチレンプロピレン樹脂
を混合したものであつて、この上下層を加熱加圧
して一体積層した構成となつている。この従来例
にあつてはエチレンビニルアセテート樹脂と辷り
止めゴム材とを加熱加圧で一体化できないので、
上層、下層のいずれにもバインダーとしてのエチ
レンプロピレン樹脂を混合してそれぞれスポンジ
シートを作らねばならず。特別なバインダーを必
要とするという問題があり、コストも高くなると
いう欠点がある。
−43402号公報により知られているが、この特公
昭56−43402号公報に示された履物底は、上層が
エチレンビニルアセテート樹脂(EVA樹脂)に
エチレンプロピレン樹脂を混合したものであり、
下層が辷り止めゴム材にエチレンプロピレン樹脂
を混合したものであつて、この上下層を加熱加圧
して一体積層した構成となつている。この従来例
にあつてはエチレンビニルアセテート樹脂と辷り
止めゴム材とを加熱加圧で一体化できないので、
上層、下層のいずれにもバインダーとしてのエチ
レンプロピレン樹脂を混合してそれぞれスポンジ
シートを作らねばならず。特別なバインダーを必
要とするという問題があり、コストも高くなると
いう欠点がある。
本発明は上記の点に鑑みて発明したものであつ
て、その目的とするところは滑らかな床上におい
ても辷らず、しかも上下の層が剥離することがな
く、また上下の層を一体化するに当つて上下の層
に両者のバインダーとなるべき別途特別な樹脂を
混合する必要がなく、更に安価な履物底のような
板状体を提供するにある。
て、その目的とするところは滑らかな床上におい
ても辷らず、しかも上下の層が剥離することがな
く、また上下の層を一体化するに当つて上下の層
に両者のバインダーとなるべき別途特別な樹脂を
混合する必要がなく、更に安価な履物底のような
板状体を提供するにある。
本発明は、エチレンビニルアセテート樹脂製の
スポンジシートよりなる上層1と、エチレンビニ
ルアセテート樹脂とポリプロピレン樹脂とを混合
して形成したスポンジシートよりなる下層2とを
加熱加圧して一体積層したものである。以下詳細
に説明する。エチレンビニルアセテート樹脂
(EVA樹脂)に、発泡剤、充填材等を混入し、ミ
ル、ミキサー等で混練した後、ロールにてスポン
ジシートを形成する。このエチレンビニルアセテ
ート樹脂製のスポンジシートを上層1とする。ま
たエチレンビニルアセテート樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、発泡剤、充填材を混合し、ミル、ミキサ
ー等で混練した後、ロールにて辷り止めスポンジ
シートを形成する。このエチレンビニルアセテー
ト樹脂とポリプロピレン樹脂とを混合して形成し
た辷り止めスポンジシートを下層2とする。
スポンジシートよりなる上層1と、エチレンビニ
ルアセテート樹脂とポリプロピレン樹脂とを混合
して形成したスポンジシートよりなる下層2とを
加熱加圧して一体積層したものである。以下詳細
に説明する。エチレンビニルアセテート樹脂
(EVA樹脂)に、発泡剤、充填材等を混入し、ミ
ル、ミキサー等で混練した後、ロールにてスポン
ジシートを形成する。このエチレンビニルアセテ
ート樹脂製のスポンジシートを上層1とする。ま
たエチレンビニルアセテート樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、発泡剤、充填材を混合し、ミル、ミキサ
ー等で混練した後、ロールにて辷り止めスポンジ
シートを形成する。このエチレンビニルアセテー
ト樹脂とポリプロピレン樹脂とを混合して形成し
た辷り止めスポンジシートを下層2とする。
ここで上層1及び下層2の組成は下の通りであ
る。
る。
<上層1の組成>
エチレンビニルアセテート樹脂 100部
炭酸カルシウム 50部
発泡剤 3部
パーオキサイド 1部
ステアリン酸
<下層2の組成>
エチレンビニルアセテート樹脂 60部
ポリプロピレン樹脂 40部
炭酸カルシウム 40部
発泡剤 3部
パーオキサイド 1部
ステアリン酸 1部
次に前記上層1及び下層2を積層したまま加熱
加圧すると、上層のエチレンビニルアセテート樹
脂と下層に混入されたエチレンビニルアセテート
樹脂が上層1と下層2との接触部分で完全に溶け
合つて一体化すると共に発泡剤が発泡して適度の
クツシヨン性を有する履物底のような板状体が得
られる。ここで下層2にポリプロピレン樹脂が混
入してあるので、下層2は上層1にくらべて軟ら
くなつてすべり止め効果を奏することとなる。と
ころで下層2にポリプロピレン樹脂を混入するの
は上記のように下層2を上層1にくらべて軟らか
くしてすべり止め効果をもたせるに当り、ポリプ
ロピレン樹脂は比較的安価に入手できるためであ
る。
加圧すると、上層のエチレンビニルアセテート樹
脂と下層に混入されたエチレンビニルアセテート
樹脂が上層1と下層2との接触部分で完全に溶け
合つて一体化すると共に発泡剤が発泡して適度の
クツシヨン性を有する履物底のような板状体が得
られる。ここで下層2にポリプロピレン樹脂が混
入してあるので、下層2は上層1にくらべて軟ら
くなつてすべり止め効果を奏することとなる。と
ころで下層2にポリプロピレン樹脂を混入するの
は上記のように下層2を上層1にくらべて軟らか
くしてすべり止め効果をもたせるに当り、ポリプ
ロピレン樹脂は比較的安価に入手できるためであ
る。
本発明にあつては、叙述のようにエチレンビニ
ルアセテート樹脂製のスポンジシートよりなる上
層と、エチレンビニルアセテート樹脂とポリプロ
ピレン樹脂とを混合して形成した辷り止めスポン
ジシートよりなる下層とを加熱加圧して一体積層
したので、従来のように別途バインダーとなるべ
き特別な合成樹脂を上層と下層との両方に混入す
る必要がなく、簡単且つ安価に辷り止め効果があ
り、且つ上層と下層とが強固に一体化した履物底
風呂洗場マツトのような板状体を提供できるもの
である。
ルアセテート樹脂製のスポンジシートよりなる上
層と、エチレンビニルアセテート樹脂とポリプロ
ピレン樹脂とを混合して形成した辷り止めスポン
ジシートよりなる下層とを加熱加圧して一体積層
したので、従来のように別途バインダーとなるべ
き特別な合成樹脂を上層と下層との両方に混入す
る必要がなく、簡単且つ安価に辷り止め効果があ
り、且つ上層と下層とが強固に一体化した履物底
風呂洗場マツトのような板状体を提供できるもの
である。
図面は本発明履物底のような板状体の一部切欠
斜視図であつて、1は上層、2は下層である。
斜視図であつて、1は上層、2は下層である。
Claims (1)
- 1 エチレンビニルアセテート樹脂製のスポンジ
シートよりなる上層と、エチレンビニルアセテー
ト樹脂とポリプロピレン樹脂とを混合して形成し
た辷り止めスポンジシートよりなる下層とを加熱
加圧して一体積層したことを特徴とする履物底の
ような板状体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13010882A JPS5920656A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 履物底のような板状体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13010882A JPS5920656A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 履物底のような板状体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5920656A JPS5920656A (ja) | 1984-02-02 |
JPS6156096B2 true JPS6156096B2 (ja) | 1986-12-01 |
Family
ID=15026140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13010882A Granted JPS5920656A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 履物底のような板状体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920656A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63305804A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-13 | 広島化成株式会社 | 靴底材料及びその製造方法 |
US7776431B2 (en) * | 2006-02-03 | 2010-08-17 | Derin Holzapfel & Co. Grundbesitz Und Beteiligungs Kg | Plastic planar structure comprising a foamed upper layer |
-
1982
- 1982-07-26 JP JP13010882A patent/JPS5920656A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5920656A (ja) | 1984-02-02 |
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