JPS6156064A - 食品滅菌方法 - Google Patents

食品滅菌方法

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Publication number
JPS6156064A
JPS6156064A JP59174144A JP17414484A JPS6156064A JP S6156064 A JPS6156064 A JP S6156064A JP 59174144 A JP59174144 A JP 59174144A JP 17414484 A JP17414484 A JP 17414484A JP S6156064 A JPS6156064 A JP S6156064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solution
sodium hypochlorite
food
sterilization
washing
Prior art date
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Pending
Application number
JP59174144A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Murakami
村上 勝幸
Masatake Tagawa
雅威 田河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Carlit Co Ltd
Original Assignee
Japan Carlit Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無隔膜電解槽にて電解製造した次亜塩素酸ソ
ーダ溶液によ9食品等を洗浄滅菌する方法に関する。
従来、食品として野菜、魚貝類、各種加工品などやこれ
ら食品の加工及び梱包ラインなどに関連する機器あるい
は食品の充填容器を、衛生防羨あるいは保存を目的とし
た滅菌消毒するため、市販濃厚次亜塩素酸ソーダ溶fi
ヲ希釈して洗浄する方法が採用されている。
市販礎厚次亜塩素酸ソーダ溶液は通常苛性ソーダ溶液に
塩素ガスを吹込んで製造され、有効塩素濃度は8〜12
%である。この溶液は次亜塩素酸ソーダの自然分解防止
即ち安定度を良くするために溶液中に遊離アルカIJ 
tかなり残存させるので、溶液の−は極めて高く、通常
13以上の強アルカリ性である。しかし、高−■にもか
かわらずこの溶液の安定度は、苛性ソーダと塩素の反応
過程で副産物として生成される食塩の増加や不純物の混
入によりかなシ悪く、しかも強アルカリ性のため取扱上
危険でもおる。また、食品洗浄工程へこの溶液合本で希
釈して送液する場合、使用ポンプに自然分解で発生した
ガスが吸引されて送液が停止したり、おるいは遊離アル
カリと水中の硬度成分でおるカルシウムやマグネシウム
が反応して生成されたスケールが配管内に付着閉塞した
りする障害が生じる。
次亜塩素酸ソーダ(NaC20)は水で希釈するとNa
C20+H20:)(CjO+NaOH・=(1)とな
り、次亜塩素酸(HCLO)が生成され、さらにHct
o : H++ cto−・・・(2)となり、次亜塩
素酸イオン(C60−)ができる。この(2)式の平衡
は溶液の声に左右され、−が低いほどHCtOが増加す
る方向へ平衡が移動する。−約6付近で全有効塩素の1
00%がuctoとして存在し、) PI(約10付近
でZoo %がcto−として存在する。滅菌効果は、
actoが多くなるに従って増加する。即ち−が低いほ
ど滅菌効果が発揮される。
本発明者らは上述の問題点及び条件全熟慮し、解決すべ
く種々検討を続けた結果、食品洗浄滅菌に無隔膜電解に
よシ製造した次亜塩素酸ソーダ溶液を使用し、滅菌効果
が極めて優れ、かつ、取扱い容易性や安全性を増し九食
品滅菌方法を開発したものである。
以下、本発明について、図を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の態様を示す構成説明図である。同図
において、無隔膜電解次亜塩素酸ソーダ生成装置1に送
水管2より水を1塩投入口3よジ塩を1交流配線4より
電気を供給し、電解により0.6〜1.2 fy (6
,000〜12.OOOppm )の次亜塩素酸ソーダ
溶液が生成される。この溶液は安定度が良く、PHは約
9.5である。この生成溶IVLはボンデ5により希釈
装置6に送液され、ここで送水管2よりの水で有効塩素
濃度5〜200 ppmに希釈され・さらにこの希釈次
亜塩素酸ソーダ溶液はポンプ7により食品洗浄滅菌装e
9に導入される。洗浄滅菌すべく食品は、食品洗浄ライ
ン8全通して食品洗浄滅菌装置9に入り、ここで次亜塩
素酸ソーダ溶液により洗浄滅菌され、さらに水洗浄装置
10に入って水洗されたのち、ここを出て使用に供され
る。
第1図では塩水全電解して得られる次亜塩ぷ酸ソーダに
ついて説明したが、海水を無隔膜電解して得られる次亜
塩素酸ソーダでも希釈して使用に供することができる。
第2図は、電解製造次亜塩素酸ソーダ14液と市販濃厚
次亜塩素酸ンーダ溶gt清浄水で希釈した場合の−と有
効塩素濃度との関係金子す特性曲線図でわる。希釈前の
原液の有効塩素濃度とp!−1は、電解次亜塩素酸ソー
ダ溶液は約1.1%(約11,000ppm )で声は
約9.5であり、市販濃厚次亜塩素酸ソーダ溶液は約1
1.5%(約140,000ppm)で−は約13.5
である。この図で判るように、同濃度に希釈した場合で
も電解次亜塩素酸ソーダ溶液の方が市販濃厚のそれに比
べて希釈液の−が低くなり滅菌効果が大きく、希釈後の
有効塩素が濃い程この差異は大きくなる。希釈有効塩素
濃度が5〜200 ppmの範囲では両者の声値差は0
.5〜2.0で、電解法の方が低く有利である。特に、
市販濃厚次亜塩素酸ソーダ溶液の場合、希釈後の有効塩
素濃度が100 ppm以上では溶液の−が10を越し
て全有効塩素の100 %が次亜塩素酸イオンとなるた
め、はとんど滅菌効果は期待できない。
1g3図は、食品を希釈次亜塩素酸ソーダ溶液で洗浄滅
菌する場合、食品付着菌部の滅菌率が99俤となるとき
の声と滅菌時間との関係金子す特性曲線図である。この
図で判るように、溶液量が高くなるに従って滅菌効果が
低下するため滅菌時間が長くなり、−8を越すと急増す
る。@2図で電解次亜塩素酸ソーダ溶液の方が市販濃厚
のそれに比べて声が低くなるため、電解法の方が滅菌処
理時間が短いので処理量が増えることになり、筐だ逆に
考察すれば同じ滅菌効果にするには有効塩素濃度を減少
させることができるので電解法の方が使用量が減るため
経済的にも有利である。
電解製造次亜塩素酸ソーダ溶液と市販の厚のそれの原液
の安定性を比較すると、第4図に示すように、電解次亜
塩素酸ソーダ溶液は貯留10日間では約7チ、貯留1ケ
月では約15%の有効塩素が分解し、市販濃厚次亜塩素
酸ソーダ溶液は10日間で約30%、1ケ月間で約60
係も分解する。
本発明のように、食品を衛生防疫や保存の目的で行なう
洗浄滅菌するのに無隔膜電解製造火皿塩素酸ソーダ溶液
を使用すると、従来法に比較して滅菌効果が大きいため
、滅菌処理時間が短かくなり、また使用次亜塩素酸ソー
ダ溶液量が減少するため経済的にも有利でおる。さらに
、bt来法に比べて取扱いが容易であるため保守が楽で
あり、取扱い上の安全性ちるいは有効塩素の分解安定性
も優れている。以上の利点により実用的価値は極めて大
である。
実施例1 無隔膜電解次亜塩素酸ソーダ生成装置により3チ塩水を
電解し、有効塩素濃度11,000ppm f、含む次
亜塩素酸ソーダ溶液を製造した。この次亜塩素酸ソーダ
溶液の声は約9.6であシ、この溶液を希釈装置に送シ
、水によシ有効塩素濃度15〜20ppmとなるように
希釈調整した。この希釈液の−は約8.1であり、この
溶液を食品洗浄滅菌装置に流入させた。食品としては青
菜を使い、食品洗浄滅菌装置は浸漬式のもので、青菜が
装置内に浸漬している間は希釈次亜塩素酸ソーメ溶液を
連続流入させるようにし、青菜の浸漬処理時間t−6〜
7分とした。青菜は浸漬滅菌処理後、水洗浄装置に送っ
てシャワー水洗した。
水洗後の土壌菌や大腸菌などの滅菌率は、1日当94〜
60ットの青菜を処理し、この工程を約1ケ月間連続処
理した場合、平均97%以上でおった。また、この間ポ
ンプなどの機器は順調に問題なく運転され友。
比較例1 電解次亜塩素酸ソーダ生成装置の代りに市販L1厚次亜
塩素酸ソーダ溶液を使用した以外は実相例1と同等であ
る。12チ市販濃厚次亜塩素酸ソーダ溶液は一約13.
5であり、これを15〜20 ppmの有効塩素濃度と
なるよう次亜希釈装置で水により希釈したときの溶液p
)Iは約8.8であった。
約20日間の水洗後の平均滅菌率を96チ以上に保つた
めには、青菜の没我処理時間を23〜25分にする必要
があった。実施例1に比べて処理時間が約5倍となった
ため、使用有効塩素量も約5倍に増えた。tた、この間
に濃厚次亜塩累酸ンーダ溶液の送液用次亜ポンプに自然
分解による発生ガスが詰まシ、ガスロックによる送液中
断のトラブルが1回生じた。
実施例2 実施例1と同じ構成装置により鮮魚を洗浄滅菌した。有
効塩素濃度的11,000 ppmの電解次亜塩素酸ソ
ーダ溶液を約5〜7 ppmに水で希釈した。
この希釈液のめは約7.5でわシ、この溶液により約1
0秒間のシャワー洗浄し、鮮魚を滅菌した。
水洗後の魚の大腸菌滅菌率は95チ以上でろった。
比較例2 電解次亜塩素酸ソーダ生成装置の代りに市販の12チ濃
厚次亜塩素酸ソーダ溶液を使用した以外は実施例2と同
様である。鮮魚に約10秒間シャワー状に放散させて滅
菌し、水洗後の魚の大腸菌滅菌基金95−以上にするた
めには有効塩素濃度を13〜17 ppmにする必要が
あったので、実施例2に比べて有効塩素の使用量は倍以
上となった。
【図面の簡単な説明】
8g1図は本発明の態様を示す構成説明図、fA2図は
、電解及び市販濃厚の次亜塩素酸ソーダ溶液を希釈した
場合の声と有効塩素濃度との関係を示す図、第3因は滅
菌率が99チとなるときの次亜塩素酸ソーダ溶液の−と
滅菌時間との関係を示す図、第4図は次亜塩素酸ソーダ
の安定性の比較図で必る。 1・・・電解槽、2・・・送水管、3・・・基設入口、
5,7・・・ポンプ、6・・・希釈装置、9・・・滅菌
装置ユ、10・・・洗浄装置 特許出願人 日本カーリット株式会社 熱1図 第2図 H 第3図 島40

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 食品及び食品関連機器や充填容器を次亜塩素酸ソーダ溶
    液で洗浄滅菌する方法において、無隔膜電解により製造
    した次亜塩素酸ソーダ溶液を使用することを特徴とする
    食品滅菌方法。
JP59174144A 1984-08-23 1984-08-23 食品滅菌方法 Pending JPS6156064A (ja)

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JP59174144A JPS6156064A (ja) 1984-08-23 1984-08-23 食品滅菌方法

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