JPS6155625A

JPS6155625A - 液晶素子製造方法

Info

Publication number: JPS6155625A
Application number: JP17729484A
Authority: JP
Inventors: Norio Yamamoto; 典生山本; Tadashi Okumura; 正奥村; Toshifumi Izumi; 泉　敏文; Mitsutoshi Takumi; 侘美　光俊; Masanori Suzuki; 鈴木　正徳; Atsushi Sakaida; 敦資坂井田
Original assignee: NipponDenso Co Ltd
Current assignee: Denso Corp
Priority date: 1984-08-24
Filing date: 1984-08-24
Publication date: 1986-03-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、一枚の液晶素子をその周辺シール剤によって
２つ以上に分割し、異なる液晶を充填して用いる液晶素
子の製造方法に関するものである。

（従来の技術）従来のマルヂカラー液晶表示素子の製造方法を第２図に
基づいて説明する。まず、（ａ）工程では、ガラス基板
１の片面にスクリーン印刷機にてエポキシ樹脂などのシ
ール剤２をガラス基板１を例えば４つに分割して液晶口
３ａ、３ｂ、３ｃおよび３ｄを設けるように印刷する。

そして、（ｂ）工程では、８〜９μの球状などのスペー
サを付着させた他のガラス基板４をパターンを合せて重
ね合せる。（ｃ）工程では、４０〜５０ｋｇのウェイト
６をかけて１５０°Ｃ１３時間熱凰循環炉７中に設置し
、シール剤２を硬化させて４つのセル５ａ、５ｂ、５ｃ
および５ｄを持つ液晶セル５を形成している。さらに（
ｄ）工程では、液晶セル５をシリンダ１０の先端に設け
たチャック１０ａに固定する。そして液晶８ａの入って
いる液晶受皿９が設置しであるチャンバ１１内を真空ポ
ンプ１２にて真空排気する。この時、液晶セル５の８〜
９μのガラス間隙も真空排気される。（ｅ）工程では、
真空排気された液晶セル５の一辺にある液晶口を液晶８
中に浸漬し、大気開放弁１３にてチャンバ１１内を大気
圧に戻す。すると、セル内とチャンバ１１内の圧力差に
よって１つのセル中にまず液晶が充瞑される。他の３つ
のセル内にも（ｄ）、（ｅ）工程と同じ方法でそれぞれ
液晶を充填し、マルチカラー液晶表示素子を製造してい
る。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、このような製造方法では、例えば４回の
液晶充瞑工程を経ければならず、シール印刷から液晶充
填まで５時間以上もかかってしまう。また、液晶中にセ
ルの液晶口を浸漬して充填することから、液晶セルを５
つ以上に分割することができないという問題があった。

本発明は、上記の問題を解決するために、液晶を高速に
充填し、しかも液晶セルを５つ以上に分割しても液晶が
充填できる液晶素子製造方法を提案することを目的とす
る。

（問題点をＩＷ決するための手段）本発明は、上記問題点を解決するため、シール剤にて２
つ以上に分割されたガラス基板のそれぞれの分割部分に
異なる液晶を所定量滴下する工程と、その液晶を滴下し
たガラス基板ともう一方のガラス基板を真空中で重ね合
せる工程と、前記シール剤を加熱硬化する工程とから成
ることを特徴としている。

（実施例）以下、本発明の一実施例について、第１図に基づいて説
明する。

まず、（ａ）工程では、ガラス基板１の片面にスクリー
ン印刷機にてエポキシ樹脂などのシール剤２を、ガラス
基板１を例えば４つに分割して液晶口３ａ、３ｂ、３ｃ
および３ｄを設けるように印刷する。そして、（ｂ）工
程では、分割された各々のセルに所望の液晶８ａ、８ｂ
、８ｃおよび８ｄを所定量ディスペンサーなどにより滴
下する。

次に（ｃ）工程では、真空重ね合せ治具の下側プレー）
１４ａに上記液晶を滴下したガラス基板１をセットする
。さらに、８〜９〃の球状などのスペーサを付着させた
ガラス基板４を同治具上側プレート１４ｂにクランパー
１５ａ、１５ｂでセントする。この後、チャンバ１１内
を真空ポンプ１２にて真空排気し、シリンダ１ｏにて上
側プレート１４ｂを下降させてガラス基板１，４を重ね
合せる。そして、チャンバ１１内を大気開放弁１３にて
大気開放すれば、それぞれの分割されたセル内には所望
の液晶８ａ、８ｂ、８ｃおよび８ｄが充填される。さら
に、（ｄ）工程では液晶の充填された液晶セル５に４０
〜６０ｋｇのウェイト６をかけて熱風循環炉７内にセッ
トし、１５０　’Ｃで約３時間シール剤２を硬化させ液
晶表示素子が形成される。

（発明の効果）以上述べたように、本発明の製造方法では、分割された
セル内に同時に液晶充填するため、従来シール印刷から
液晶充填まで５時間以上も要していた工程をかなりの短
時間で処理することができる。また、従来法では、液晶
口を液晶中に浸漬して液晶充填するため、液晶材料のム
ダも多（、液晶セルの分割数を５つ以上にすることは、
非常に困ｙ便であった。しかし、本発明の方法では、液
晶をｔ高下して市ね合せるために液晶セルの分割数に関
係なく容易に多種の液晶をムダなく充ｊ眞することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の液晶素子製造方法を示す工程図、第２
図は従来の液晶素子製造方法を示す工程図である。１．４・・・ガラス基板、２・・・シール剤、５・・・
液晶セル。

Claims

【特許請求の範囲】

シール剤にて２つ以上に分割されたガラス基板のそれぞ
れの分割部分に異なる液晶を所定量滴下する工程と、そ
の液晶を滴下したガラス基板ともう一方のガラス基板を
真空中で重ね合せる工程と、前記シール剤を加熱硬化す
る工程とから成る液晶素子製造方法。