JPS6154687A - 反転磁界を用いた安定化レ−ザ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は横で一マシ効果を用いた周波数安定化レーザー
の寿命についての信頼性の向上を行った装置に関する。

レーザー放電管に対し共振器の軸と直交した方向に磁界
を印加し、周波数の興なる直交した偏光の間の光じ一計
周波数が一定となるよう共振器長を制御して発振周波数
を安定させるｂ）わゆる横１−マシ安定化レーザーにつ
いては古くから多くの論文により報じられ、また実用化
もすでになされている。

しかし、上記の方法を用いた在来の安定化レーザーは、
第１図のようにレーザー放電管の管軸方向について一様
な磁界を印加するものであった。この形のレーザーにｔ
よ次のような欠点がある。磁界の中にレーず一放電管が
置かれた場合、プラズマと磁場の相互作用により放電が
不安定になる条件が存在し、不安定条件の発生確率はレ
ーザーの使用時間と共に高くなり、そのためレーザーの
寿命に対する信頼性がいちじるしく低下するという欠亮
である。

本発明は磁界によるで一マシ効果を妨害することなしに
放電の不安定の原因となる磁界の影響を取除くもので、
本発明により安定化レーザーの寿命に関する信頼性がい
ちじるしく向上した。

以下本発明の説明を行なう。

本発明は、細管でプラズマをとじ込めた放電管において
、放電が磁界の影響を受けて不安定になる場所は放電管
の軸に沿って一様ではなく局在しているという実験事実
に基づいている。

一方、磁界による原子準位の摂動は原子の内部量子数２
’　（Ｊ　”＝ｐ　）と磁界Ｈのなす角をφとするとｃ
ｏｓ＋＜決るので、磁界Ｈを局所的に反転してもで一マ
シ効果ならびにｔ−マシ効果に基づく光ｊ−トには何等
影響を与えない。

従って、磁界によって放電が不安定となる部分を求ぬ、
その場所に詔いて磁界の反転を行えば、放電ζこ対する
磁界の悪影響が除かれた安定化レーザー装置が得られる
こととなる。第２図は本発明の実施例である。本実施例
は、レーザー放電管の中央部に磁界により放電の不安定
が生ずる場所が局在している場合の例である。

磁極、２．３のつくる磁界Ｈと磁！、４．５のつくる磁
界百は反対方向を向いており、その中にレーザー放電管
ｌがおかれている。そして、磁界Ｈと磁界Ｈの境界に不
安定の生ずる中央部が位置している。このような配置を
行なうことにより不安定の生ずる部分の磁界は取り除か
れ、信頼度の高い安定化レーザーが得られることとなる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は在来の装置の説明図、第２図は実施例である。 １・・・・・・・レーザー放電管 ２、３．４．５・・・磁極 Ｈ・・・・・・・　磁界 Ｈ・・・・・・・　反転磁界 Ｎ・・・・・・・　Ｎ磁極 Ｓ・・・・・・・　Ｓ磁極

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レーザー発振器の軸と直交した方向に磁界を印加して得
   られる直交した二つの偏光の間の光ビート周波数が一定
   となるごとく共振器長を制御してレーザー発振周波数を
   一定とする周波数安定化レーザー装置において、レーザ
   ー発振器に印加する磁界の方向を、該レーザー発振器の
   軸方向に沿って部分的に反転せしめることを特徴とする
   周波数安定化レーザー装置。