JPS6154130A - リレ− - Google Patents
リレ−Info
- Publication number
- JPS6154130A JPS6154130A JP17698584A JP17698584A JPS6154130A JP S6154130 A JPS6154130 A JP S6154130A JP 17698584 A JP17698584 A JP 17698584A JP 17698584 A JP17698584 A JP 17698584A JP S6154130 A JPS6154130 A JP S6154130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- relay
- base
- shape
- memory material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、密封性のよいリレーに関する。
リレーの接点部は、空気中に放置すると、塵埃、酸化、
硫化、有機物などの影響を受けて接触抵抗が増大したり
、不安定になったりする。接触抵抗はリレーの特性の中
でも重要なものの一つであり、できるだけ小さい値、し
かも安定した値であることか重要である。リレーの接触
信頼性を高めるためには、この接点部またはリレー全体
の密封性が５１（要な要因となる。また、プリント板搭
載リレーの場合、密封性が悪いと、プリント板実装時に
使用する洗浄液が、リレー内部へ流れ込み、機能障害を
起こすことがある。
硫化、有機物などの影響を受けて接触抵抗が増大したり
、不安定になったりする。接触抵抗はリレーの特性の中
でも重要なものの一つであり、できるだけ小さい値、し
かも安定した値であることか重要である。リレーの接触
信頼性を高めるためには、この接点部またはリレー全体
の密封性が５１（要な要因となる。また、プリント板搭
載リレーの場合、密封性が悪いと、プリント板実装時に
使用する洗浄液が、リレー内部へ流れ込み、機能障害を
起こすことがある。
従来、密封の方法は、第１図にみるごとくである。端子
２を持つリレー本体１が、ベース（ボディ）３に支持さ
れ、カバー４で覆われているリレーにおいて、ベースと
カバーの接合部および端子貫出部を封止するため樹脂層
５が設けられている。これはエポキシ樹脂を流入あるい
はエポキシ系ベレット剤を使用したものであるが、価格
に問題があり、またエポキシ樹脂流入は作業が困難であ
る。また、プラスチ・ンク製のカバーとベースを）合接
することもあるが、気密性と価格の点でなお問題がある
。
２を持つリレー本体１が、ベース（ボディ）３に支持さ
れ、カバー４で覆われているリレーにおいて、ベースと
カバーの接合部および端子貫出部を封止するため樹脂層
５が設けられている。これはエポキシ樹脂を流入あるい
はエポキシ系ベレット剤を使用したものであるが、価格
に問題があり、またエポキシ樹脂流入は作業が困難であ
る。また、プラスチ・ンク製のカバーとベースを）合接
することもあるが、気密性と価格の点でなお問題がある
。
この発明は、上記の事情に鑑みて、完全な密封構造を持
つリレーを提供することを目的としている。
つリレーを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、この発明は、電磁石装置
とその駆動力によって開閉する接点機構を備えたリレー
本体がベース上に設けられ、これを覆うようにカバーが
ベースに接合されているリレーにおいて、カバーが形状
記憶材よりなり、これが記憶した元の形状に戻ることに
より、ベースとの接合部の隙間が封止されていることを
特徴とするリレーをその要旨とする。つまり、形状記憶
材よりなるカバーを使用し、これが記憶した元の形状に
戻る性質を利用して、カバーとベースをその接合部にお
いて密着させ、密封構造を得るのである。以下にこれを
、その実施例をあられす図面に基づいて詳細に説明する
。
とその駆動力によって開閉する接点機構を備えたリレー
本体がベース上に設けられ、これを覆うようにカバーが
ベースに接合されているリレーにおいて、カバーが形状
記憶材よりなり、これが記憶した元の形状に戻ることに
より、ベースとの接合部の隙間が封止されていることを
特徴とするリレーをその要旨とする。つまり、形状記憶
材よりなるカバーを使用し、これが記憶した元の形状に
戻る性質を利用して、カバーとベースをその接合部にお
いて密着させ、密封構造を得るのである。以下にこれを
、その実施例をあられす図面に基づいて詳細に説明する
。
第２図は、形状記憶材により成形したカバー４である。
形状記憶材は、外部から力を加えてどんなに変形させて
おいても、ある温度になると素早く元の格好に戻る。つ
まり、一定の形に成形した形状記憶材を、高温で熱処理
し、それを徐冷して室温に戻す。これに外部から力を加
えて変形させても、ある一定の温度にすると元の形に瞬
間的に戻るという仕組みになっている。ここでは、日本
ゼオン（ｌ増の形状記憶ポリマーｄを使用する。カバー
４の、ベース３との接合部の寸法、形状、厚みは、第５
図にみるように、ベース３の周囲全面に設りられた段３
ａに合致するように成形する。これを高温で処理し、徐
冷して室温に戻す。つぎに、圧力を加えて第３図のよう
にこのカバーを押し広げる。押し広げられたカバー４′
で、第４図のごとくベース３に載置され、端子２がベー
ス３に圧入されたリレー本体１を覆う、カバー４′の下
端はベースの段３ａの側面および底面に沿って接合する
。リレー本体は、主として電磁石装置と、その駆動力に
よって開閉する接点機構を備えるが、内部機構は、この
発明とは直接に関係を持たないのでその図示を省略した
。この段階ではカバーが押し広げられた分だけカバー４
′とベース３には隙間がある。つぎに、５０〜１００℃
、好ましくは６０〜８０°Ｃの熱を加えると、形状記憶
材よりなるカバー４′は、成形時の形状に戻り、第５図
のごとくベース３との接合部に密着し、その隙間をシー
ルするため、完全な密封構造を持つリレーを得ることが
できる。
おいても、ある温度になると素早く元の格好に戻る。つ
まり、一定の形に成形した形状記憶材を、高温で熱処理
し、それを徐冷して室温に戻す。これに外部から力を加
えて変形させても、ある一定の温度にすると元の形に瞬
間的に戻るという仕組みになっている。ここでは、日本
ゼオン（ｌ増の形状記憶ポリマーｄを使用する。カバー
４の、ベース３との接合部の寸法、形状、厚みは、第５
図にみるように、ベース３の周囲全面に設りられた段３
ａに合致するように成形する。これを高温で処理し、徐
冷して室温に戻す。つぎに、圧力を加えて第３図のよう
にこのカバーを押し広げる。押し広げられたカバー４′
で、第４図のごとくベース３に載置され、端子２がベー
ス３に圧入されたリレー本体１を覆う、カバー４′の下
端はベースの段３ａの側面および底面に沿って接合する
。リレー本体は、主として電磁石装置と、その駆動力に
よって開閉する接点機構を備えるが、内部機構は、この
発明とは直接に関係を持たないのでその図示を省略した
。この段階ではカバーが押し広げられた分だけカバー４
′とベース３には隙間がある。つぎに、５０〜１００℃
、好ましくは６０〜８０°Ｃの熱を加えると、形状記憶
材よりなるカバー４′は、成形時の形状に戻り、第５図
のごとくベース３との接合部に密着し、その隙間をシー
ルするため、完全な密封構造を持つリレーを得ることが
できる。
実施例のごとく段３ａを形成しておくと、リレー外周面
が平滑になり、好ましい。
が平滑になり、好ましい。
この発明は、上にみたように、カバーが形状記憶材より
なり、これが記憶した元の形状に戻る性質を利用してベ
ースと密着させ、隙間を封止するので、余分なシール用
の部品を使うことなく簡単に密封構造を持つリレーを低
コストで得ることができる。密封性がよいと、外気の影
響を受けないので接触抵抗は小さく、しかも安定した特
性を維持することができ、プリント仮実装時に洗浄液が
流れ込んでリレーが機能障害を起こすこともない
なり、これが記憶した元の形状に戻る性質を利用してベ
ースと密着させ、隙間を封止するので、余分なシール用
の部品を使うことなく簡単に密封構造を持つリレーを低
コストで得ることができる。密封性がよいと、外気の影
響を受けないので接触抵抗は小さく、しかも安定した特
性を維持することができ、プリント仮実装時に洗浄液が
流れ込んでリレーが機能障害を起こすこともない
第１図は従来例をあられす断面図、第２図ないし第５図
はこの発明の一実施例の構成の過程を示す断面図である
。 ｌ・・・リレー本体 ３・・・ベース ４・・・カバー
４゛・・・押し広げられたカバー
はこの発明の一実施例の構成の過程を示す断面図である
。 ｌ・・・リレー本体 ３・・・ベース ４・・・カバー
４゛・・・押し広げられたカバー
Claims (1)
- （１）電磁石装置とその駆動力によつて開閉する接点機
構を備えたリレー本体がベース上に設けられ、これを覆
うようにカバーがベースに接合されているリレーにおい
て、カバーが形状記憶材よりなり、これが記憶した元の
形状に戻ることにより、ベースとの接合部の隙間が封止
されていることを特徴とするリレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17698584A JPS6154130A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | リレ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17698584A JPS6154130A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | リレ− |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6154130A true JPS6154130A (ja) | 1986-03-18 |
Family
ID=16023162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17698584A Pending JPS6154130A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | リレ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6154130A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01137106A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-30 | Rinnai Corp | 燃焼制御装置 |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP17698584A patent/JPS6154130A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01137106A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-30 | Rinnai Corp | 燃焼制御装置 |
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