JPS6153611A - 海底光フアイバ−ケ−ブル - Google Patents

海底光フアイバ−ケ−ブル

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JPS6153611A
JPS6153611A JP59175149A JP17514984A JPS6153611A JP S6153611 A JPS6153611 A JP S6153611A JP 59175149 A JP59175149 A JP 59175149A JP 17514984 A JP17514984 A JP 17514984A JP S6153611 A JPS6153611 A JP S6153611A
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JP
Japan
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sheath
pressure
optical fiber
pipe
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP59175149A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kanzawa
乾澤 良弘
Jiro Ikeda
池田 二郎
Kenichi Euchi
絵内 謙一
Akihiro Mikami
明浩 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OCC Corp
Ube Corp
Original Assignee
OCC Corp
Ube Industries Ltd
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Publication date
Application filed by OCC Corp, Ube Industries Ltd filed Critical OCC Corp
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Publication of JPS6153611A publication Critical patent/JPS6153611A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、張力や曲げ力に対する優れた耐性を有する海
底光ファイバーケーブルに関する。
〔従来の技術〕
海底ケーブルは苛酷な条件下で使用されるため。
その外被材としては一般に耐低温脆性、耐摩耗性。
耐環境応力亀裂性、耐劣化性(耐熱性、耐候性)が要求
され、ポリオレフィン(特にポリエチレン)が多く使用
されている。
海底光ファイバーケーブルの外被材においても上記の各
特性は重要であるが、ケーブル構造上以下に述べる新た
な特性が必要になる。
すなわち、海底光ファイバーケーブルは深海での海水圧
から光ファイバーを保護するため耐圧構造がさらに必要
である。光ファイバー心線集合体の外側に耐圧パイプを
配置した海底光ファイバーケーブルは耐圧特性が大巾に
改良される。
しかし2従来の海底光ファイバーケーブルは耐圧パイプ
である金属被(例えば銅被)と外被との密着力が不充分
なため下記の欠点を有している。
(イ) ケーブル端末の処理時に耐圧パイプと外波間に
密着力がないので、端面切断時に外被が収縮し耐圧パイ
プが突き出したり、またモールド処理時に熱が加わると
外被が収縮を起こし寸法精度が悪化する。
(ロ)  ケーブルに張力9曲げ力が加わったとき。
耐圧パイプと外被とが別々に動き、ケーブル外被がケー
ブル端末のモールド部で切断する事故が起る。
(ハ) ケーブル布設時にケーブルをラッシングロッド
で引っばると外被だけが引っばられて切断する。
このような外被の切断はやがては耐圧パイプの腐食につ
ながり、光伝送システムにおいて大問題となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の問題を解決すべく外被材を種々検討し、
張力や曲げ力に対する優れた特性を有する海底光ファイ
バーケーブルを提供しようとするものである。
〔問題を解決するだめの手段〕 すなわち本発明は、第1図に示すように光ファイバー心
線集合体1.抗張力体2.耐圧パイプ3゜外被4等から
なる光ファイバーケーブルにおいて1外被材として少な
くともその一部が不飽和カルボン酸類でグラフトされた
変性ポリオレフィンを用いてなる海底光ファイバーケー
ブルである。
本発明において、耐圧パイプは銅パイプ、鉄パイプなど
の金属被であって外層耐圧パイプ3aを意味する。光フ
ァイバー心線集合体1の外側に内層耐圧バイブロbを有
する構造のものが好ましい。
また、外被4は絶縁体、外被の2層とすることも可能で
ある。
本発明においては外被材として少なくともその一部が不
飽和カルボン酸類でグラフトされた変性ポリオレフィン
を用いることが必要であり、これによって耐圧パイプと
外被との間に大きな密着力が得られる。
前記ポリオレフィンとしては、中低圧法ポリエチレン、
高圧法ポリエチレン、エチレンと炭素数屯 3〜10のα−オレフィン(例えば、プロピレン。
ブテン−1,ヘキセン−1,4−メチルペンテン−1,
オクテン−1など)との共重合体あるいはこれらの混合
物が好適に挙げられる。これらの中でも耐低温特性、耐
環境応力亀裂性からメルトインデックス(M工)が27
/10分以下、特に0.05〜2f/10分のものが好
ましい。
前記不飽和カルボン酸類としては、マレイン酸。
イタコン酸、シトラコン酸及びこれらの無水物やモノエ
ステル、アクリル酸、メタクリル酸及びそれらのエステ
ル等が挙げられる。
前記ポリオレフィンの変性法としては、有機過酸化物の
存在下溶液法、溶融押出法のいずれも可能である。
前記変性ポリオレフィン(少なくともその一部が不飽和
カルボン酸でグラフトされたポリオレフィン)は、変性
ポリエチレンそのままあるいは変性ポリエチレンを未変
性ポリエチレンにブレンドしたものが好ましく、銅被な
どの耐圧パイプに通電する場合の電気特性(誘電体損失
、耐電圧)と密着力とを考慮して不飽和カルボン酸類の
付加量(含有量)は0.1重量%(1000ppm )
以下。
特に0.001〜0,05重量%(10〜500ppm
)。
更に0.002〜0.02重企%(20〜200ppm
)が好ましい。また前記変性ポリオレフィンはメルトイ
ンデックスが2y/1o分以下、特に0.05〜2P/
10分であることが好ましい。
本発明において外被材として使用する変性ポリオレフィ
ンには通常の酸化防止剤を配合する。カーボンブラック
も通常配合するが、銅被などの耐圧パイプに通電する場
合は配合しない。又この場合、内層を絶縁体とし、その
うえに外層を用いる2層構造とすることも可能である。
この場合、内層にはカーボンを配合せず、密着力を高め
た変性ポリオレフィンを用いる。
本発明の海底光ファイバーケーブルは、それ自体公知の
方法9例えば光ファイバー心線集合体や抗張力体をその
内側に配置した耐圧パイプに変性ポリオレフィンを溶融
押出しして均一の厚さに被覆し、冷却することによって
得ることができる。
〔実施例〕
以下実施例により本発明の効果をさらに詳しく説明する
。以下の各側において部は重量部を示す。
実施例1 低密度ポリエチレン(M工2?/10分、密度0.92
2 r/cIA) io o部に対し、無水71/イン
酸0.3部、t−ブチルハイドロパーオキサイド(70
%水溶液)0.1部を添加し、ブレンド後押出機にて2
20℃で反応させ、ペレット化して無水マレイン酸がグ
ラフトしたポリエチレンのペレットを得だ。とのベレッ
)(MPK−1)のM工は1.by/1o分であった。
このペレット5部、エチレン−酢酸ビニル共重合体(高
圧法ポリエチレン、M工0.17/10分)92.5部
、カーボンブラック2.5部及び公知の酸化防止剤(ア
ンテージクリスタル)0.1部をバンバリーミキサ−に
て混線後、押出機にてペレット化した。
このものを外被材として用い、光ファイバー心線集合体
、抗張力体をその内側に配置した直径12−の銅パイプ
に、押出樹脂温度200〜220℃の条件で外被厚さ3
.5閣でポリエチレン層を被覆し、55℃で1分間、2
5℃で2分間、ついで15℃で35分間冷却してケーブ
ルに外被を被覆した。
この被覆サンプルを以下の方法によって、密着力、低温
脆化温度、環境応力亀裂発生率、および被覆パイプ切断
時のつき出しの有無を測定した。
被覆サンプル25cmのうち両端の被覆層を10crr
L、5cm各々はがし、残り10cmの被覆層について
引張試験機を用いて50咽/分の引張速度で密着力を評
価した。
ASTM  D746に従って、50%破壊をもたらす
温度を求めた。
ASTM  D1693に従って、10個の試験片につ
いて300時間後の亀裂発生率を求めた。
温度;50℃±0.5℃           1:試
験液;イゲパール10チ水溶液 被覆サンプルを切断して被覆層が収縮してパイプがつき
出すか否かを判定した。
○;つき出しが全く認められないもの Δ;  l  が少し認められるもの ×;  l  が著しいもの  を示す。
結果をまとめて表1に示す。
実施例2 線状低密度ポリエチレン(M工2f/1o分。
密度0.920グ/−、ブテン−1含有)100部に対
し、無水マレイン酸0.1部、t−ブチルノ・イドロバ
−オキサイド(70チ水溶液)O,OS部を添加し、ブ
レンド後押出機にて200℃で反応させペレット化した
。このペレット(MPE−2)のM工は1.8L?/1
0分であった。
このペレットを用いた他は実施例1と同様にして被覆サ
ンプルを得た。
結果をまとめて表1に示す。
実施例6 無水マレイン酸がグラフトした低密度ポリエチレンのペ
レット(MPE−1)5部、線状低密度ポリエチレン(
M工o、7y/crA、密度0.9191/−、ブテン
−1含有)92.5部及び公知の酸化防止剤0.1部を
バンバリ−ミキサーにて混線後。
押出機にてペレット化した。
このペレットを外被材として用い、銅パイプ上に4閣の
厚さの外被を被覆した。
結果をまとめて表1に示す。
実施例4 MPE−1に代えてMPK−2を使用した他は実施例6
と同様に実施した。
結果をまとめて表1に示す。
比較例1 外被材としてエチレン−酢酸ビニル共重合体を使用した
他は実施例1と同様に実施した。
結果をまとめて表1に示す。
比較例2 外被材として線状低密度ポリエチレンを使用した他は実
施例1と同様に実施した。
結果をまとめて表1に示す。
実施例5 低密度ポリエチレy(M工0.IP/10分、密度0.
922 r/ff1) 95部、MPE−15部及び抗
酸化剤(イルガノックス1330)0.1部をバンバリ
ーミキサ−にて混線後、押出機にてペレット化した。
このものを内層とし、外層に高密度ポリエチレン(カー
ボンブラック2.6重量%1M工o、2y/10分、密
度0.955 P/i)を、2層ダイを用い銅パイプ上
に2層被覆した(内層3籠、外層2wn)・ この被覆サンプルについて測定したところ、密着力が8
0に9であり、他の測定結果もすべて良好であった。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように1本発明の海底光ファイ
バーケーブルは、外被材と耐圧パイプとの密着力が大き
いため張力や曲げ力に対する優れた耐性を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による海底光ファイバーケーブルの断面
図を示したものである。 1・・・・・光ファイバー心線集合体、2・・・・・抗
張力体、5・・・・・耐圧パイプ、3a・・・・・外層
耐圧パイプ、31)・・・・・内層耐圧パイプ、4・・
・・・外被 特許出願人  宇部興産株式会社 特許出願人  日本犬洋海底電線株式会社手続補正書(
方式) 昭和59年12月lI1日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ファイバー心線集合体、抗張力体、耐圧パイプ
    、外被等からなる光ファイバーケーブルにおいて、外被
    材として少なくともその一部が不飽和カルボン酸類でグ
    ラフトされた変性ポリオレフィンを用いてなる海底光フ
    ァイバーケーブル。
  2. (2)変性ポリオレフィンとして少なくともその一部が
    不飽和カルボン酸類でグラフトされておりメルトインデ
    ックスが2g/10分以下である中低圧法ポリエチレン
    、高圧法ポリエチレン、エチレンと炭素数5〜10のα
    −オレフィンとの共重合体あるいはこれらの混合物を用
    いてなる特許請求の範囲第1項記載の海底光ファイバー
    ケーブル。
JP59175149A 1984-08-24 1984-08-24 海底光フアイバ−ケ−ブル Pending JPS6153611A (ja)

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