JPS6153282A - 単環β−ラクタム誘導体 - Google Patents

単環β−ラクタム誘導体

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JPS6153282A
JPS6153282A JP59173160A JP17316084A JPS6153282A JP S6153282 A JPS6153282 A JP S6153282A JP 59173160 A JP59173160 A JP 59173160A JP 17316084 A JP17316084 A JP 17316084A JP S6153282 A JPS6153282 A JP S6153282A
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JP
Japan
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formula
compound
cis
acid
amino
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Application number
JP59173160A
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English (en)
Inventor
Susumu Nakagawa
晋 中川
Fumio Nakano
文雄 中野
Takashi Mitomo
三友 隆司
Koji Yamada
耕司 山田
Koji Matsuda
松田 耕二
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MSD KK
Original Assignee
Banyu Phamaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Banyu Phamaceutical Co Ltd filed Critical Banyu Phamaceutical Co Ltd
Priority to JP59173160A priority Critical patent/JPS6153282A/ja
Publication of JPS6153282A publication Critical patent/JPS6153282A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の分野 本発明は新規単環β−ラクタム誘導体及びその塩に関す
る。
さらに詳しくは、本発明は抗菌性を有する新規単環β−
ラクタム化合物及びその塩、その製造法、並びに本発明
化置物を有効成分として含有する抗菌剤に関する。
(ロ)従来技術 本発明者らは、6.4−トランス−3−アシルアミノ−
4−フルオロメチル−2−オキソ−1−1ゼチ ジ ン
スルホン酸誘導体が強い抗菌活性を示し、医栗品として
有用であることを見出し、すでに特i+’f出願した(
・特開昭58−20E1288゜及び%願1j65B−
47852)。  本発明者らはざらに5.4−シス同
欣体でおる。3,4−シス−3−アシルアミノ−4−フ
ルオロメチル−2−オキソ−1−アゼチジンスルホン酸
についても研北を続けた。 この5.4−シス−3−ア
シルアミノ−4−フルオロメチル−2−オキソ−1−ア
ゼチジンスルホン酸のある種のものについてはすでに特
開昭58−135883. J、Antibiotic
s36.1201(1983) 、 Tetrahed
ron Letters 25.1561 (1984
)。
およびJ、Org、Chem、、 49.1427(1
984)等に記載されているが1本発明化合物について
は記4スされていない。
アズスレオナムに代表される単環β−ラクタム抗生物質
は緑膿菌(Pseudomonas aerugino
sa)を含むダラム陰性細菌に強い抗菌作用を示し。
殆んど全てのβ2クタマーゼに安定であることが知られ
ている。 しかしながらアズスレオナムもまた。セフオ
タキシムをはじめとする7位アシルアミノ側鎖中にオキ
シイミノ基を有するセファロスポリン誌導体、及びチェ
ナマイシンをはじめとするカルバペネム類をも基質とす
るオキシイミノセファロスポリナーゼ(CX a s 
e)により分解されることが最近間らかになった。 現
在知られる限シではオキシイミノセファロスポリナーゼ
に安定でしかもこの酵素を生産する細菌に有効なβ−ラ
クタム抗生物質は知られていない。
(ハ)発明の目的 β−ラクタム抗生物質は一般的に細菌にのみ選択毒性を
有し、動物細胞には影qgを与えないことから、副作用
の少い抗生物質として細菌による感染症の治療並びに予
防に重要な役割を果している。 しかしながら徳々の耐
性機構をもつ耐性菌が次々と出現するため、常にそれら
耐性を克服するための新しい強力なβ−ラクタム抗生物
質が求められている。
本発明は抗菌剤として一般KIIB菌の感染症の治療及
び予防に有用であるばか)でなく、特にオキシイミノセ
ファロスポリナーゼ(CX a s e)に安定で、そ
の生産菌にも有効な単環β−ラクタム誘導体を提供する
ことを目的とする。
(ニ)発明の詳細な説明 本発明は新規単環β−ラクタム肪専体及びその塩、その
製造法及び上記誘導体及びその塩を有効成分とする抗菌
剤よp成る。
本発明化合物は式1 〔式中、ルは2または3を表わす〕で示される。 さら
に具体的には本発明化合物は3.4−シス−s −〔(
Z) −2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(
1−カルボキシ−1−シクロプロポキシイミノ)アセタ
ミド) −a −フルオロメチル−2−オキソ−1−ア
ゼチジ ンスルホン酸、及び3.4−シス−3−〔(Z
)−2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(1−
カルボキシ−1−シクロプトキシイミノ)アセタミド〕
−4−フルオロメチル−2−オキソ−1−アゼチジンス
ルホン酸である。 本発明化合物は、2−オキソアゼチ
ジン環の置換に関して、3位のアシルアミノ基と4位の
フルオロメチルがシスの関係にあシ、ラセミ体、及び光
学活性体を包含する。 また、一般にオキシイミノ基は
EまたはZの幾何異性構造をとシ得るが1本発明化合物
は一般式上で示される通シ3位のアシルアミノ部分に含
まれるオキシイミノ【関してZの構造をとっている。
本発明化合物の塩として好適なものは医薬上許容される
慣用的なもので1例えばナトリウム塩、カリウム塩涛の
アリカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等のア
ルカリ土類金縞塩;N、 N’−ジベンジルエチレンジ
アミン塩、プロピオン酸等の有機アミン塩;塩酸」盈、
硫酸塩、燐酸塩、硝酸塩等の無機酸塩;酢酸塩、乳酸塩
プロピオン酸塩、マレイン酸塩、フマール酸塩。
リンゴレ:埴、酒石酸塩、クエン酸塩等の有機酸塩;メ
タンスルホン酸’、A +イセチオン’Ill JA 
I ハラトルエンスルホン酸塩等のM機スルホン酸塩;
アルギニン塩、リジン塙、アスパラギン絃塩。
グルタミン酸塩等のアミノ酸塩が挙げられる。
本発明によれば以下に示す反応経路に従って光学活性体
あるいはラセミ体の3.4−シスの化合物ヱを出発ノ+
只科として、化合物」、工及び互を経由して光学活性体
あるいは、5セミ体の3.4−シスの化合物上を合成す
ることができる。
ヱ      互     L ± 上記図式において R1は置換していてもよいフェニル
、フリル、ベンジル、アル#ルtりit。
アルケニル基をRは水素原子、アルキルスルホニル、ア
リールスルホニルまたハトリフルオロメタンスルホニル
基を、1は2または3をそれぞれ示す。
更に具体的には R1において置換していてもよいフェ
ニル基としては4−メトキシフェニル。
3.4−ジメトキシフェニル。4−ヒドロキシフェニル
基等が、置換していてもよいベンジル基としては2.4
−ジメトキシベンジル、3,4−ジメトキジベンジル、
ビス−(4−メトキシフェニル)メチル基等が、置換し
ていてもよいアルキル基としては、1−メトギンカルボ
ニル−2−メチルプロピル、1−エトキシカルボニル−
2−エチル、−プロピル基等が、置換していてもよいア
ルクニル基としては1−メトキシカルボニル−2−メチ
ル−1−フロベ、ニル、1−エトキシカルボニル−2−
メチル−1−プロペニルb等が、それぞれ例示される。
Rにおいてアルキルスルホニル基としてはメタンスルホ
ニル、エタンスルホニルa等が、アリールスルホニ/1
4.!:してはp−トルエンスルホニル、ベンゼンスル
ホニル基等が、ツレツレ例示される。
化合物3は化合物2をフッ素化剤と反応することによっ
て得ることができる。 フッ素化剤としては、ジメチル
アミノサルファートリフルオライド、ジエチルアミノサ
ルファートリフルオライド、ピロリジノサルファートリ
フルオライド等のジアルキルアミノサル7アートリフル
オライド類;クロqトリフルオロエチレンージエチルア
ミン付加体、ヘキサフルオロプロピレン−ジエチルアミ
ン付加体等のフルオロアルキルアミン試薬類;四フッ化
硫黄、四フッ化セレン。
ジンルオロトリフェニルホスホ乏ン、7ツ化ナトリウム
、7ツ化カリウム、7ツ化リチウム。
7ツ化セシウム、テトラ−1−ブチルアンモニウムフル
オライド等が例示される。
上記フッ素化反応は9例えばメチレンクロライド、トリ
クロoフルオロメタン、ジエチルエーテル。
ジグリム、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、N、
N−ジメチルホルムアミド等この反応に悪影響を与えな
い溶媒中あるいは、也れらの混合溶媒中で、フッ素化剤
は通常1〜10倍モル用い1反応源度は一78〜200
℃で行われる0 この反応に際し。
炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸カリウム等の無機塩基、トリエチルアミン、ピ
リジン等の有機塩基の存在下に行ってもよい。 またク
ラウンエーテル等の相聞移動触媒を添加してもよい。 
反応終了後、溶媒抽出、再結晶、クロマトグラフィー等
それ自体公知の分離梢製手段により化合物上を得ること
ができる。
化合物りは、化合物上を浪化的脱虐反応に付すこと釦よ
って、得ることηiできる。
R1が置換していてもよいフェニルまたはベンジル基(
例;4−メトキシフェニル、3.4−’)メトキシフェ
ニル、4−ヒドロキシフェニル、ビス−(4−メトキシ
フェニル)メチル、2.4−ジメトキシベンジル、3.
4−ジメトキシベンジル基等〕で示される場合、酸化剤
としては1例えば硝酸第二セリウムアンモニウム、過硫
酸カリウム、オゾン等が例示される。
酸化剤として硝肢粛二セリウムアンモニウム。
過4JAc敲カリウム等を使用する場合、アセトニトリ
ル、アセトン、テトラヒドロ7ラン、ジオキサン、N、
N−ツメチルホルムアミド、メタノール、エタノール等
と水との混合浴媒中で、酸化剤は通常1〜4倍モル用い
1反応源度は一10〜100℃で行われる。 また酸化
剤として過硫酸カリウム等を使用する場合1例えばリン
酸緩衝液等を用い9反応液の液性を中性附近で行うこと
もできる。
酸化剤としてオゾンを使用する場合、ベンゼン、メチレ
ンクロライド、クロロホルム、四塩化炭素、エーテル、
酢酸エチル、メタノール。
エタノール、アセトン、酢酸等、この反応に悪影響を与
えない溶媒中あるいはこれらの混合溶媒中で9通常過剰
なオゾンを用い1反応源度は一50〜50℃で行われ2
反応終了後1本反応の中間体であるオシナイドを常法に
ょシ分解する。
分解方法としては、熱分解、過酸化水素等による酸化分
解、ジメチルスルフィド、亜鉛末、トリフェニルホスフ
ィン、あるいはチオ硫酸ソーダ等による還元分解がある
R1が置換していてもよいアルクニル基〔例;1−アル
コキシカルボニル−2−メチル−1−プロペニル基J等
で示される場合、酸化剤としては1例えば、オゾン、過
マンガン酸ナトリウム、過マンガン酸カリウム等のアル
カリ金yiiiIAマンガン酸塩、過マンガン酸バリウ
ム等のアルカリ土類金属過マンガン酸塩、四酸化オスミ
ウム、四酢酸鉛等が例示される。
酸化剤としてオゾンを使用する場合、前記と同様に処理
し、生成したオシナイドを常法にょυ分解後、生成した
ケト酢酸エステルを加水分解することによって行われる
。 力a水分解反応は、水、メタノール、エタノール、
デトラヒドロフラン、ジオキサン等この反応に悪影響を
与えない溶媒中あるいはこれらの混合溶媒中で。
通常冷却下ないし加温程度の緩和な条件下で行われる。
 この反応は、塩基あるいは酸触媒の存在下に行うこと
もできる。 塩基触媒としては1例えばリチウム、ナト
リウム、カリウム等のアルカリ金属やカルシウム、マグ
ネシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩等の
無機塩基、金属アルコキサイド類、有慎アミン類。
第4級アンモニウム等の有機塩基、塩基性イオン交換材
脂等が例示され、酸触媒としては例えば塩酸、硫酸、リ
ン酸や塩化亜鉛、硫酸亜鉛。
塩化第二鉄、硫酸第二鉄等の無機酸もしくはその塩、ギ
酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、トリ
フルオロメタンスルホン酸。
p−)ルエンスルホン酸等の有機酸、シリカゲル、酸性
イオン交換樹脂等が例示される。
ば化剤としてアルカリ金属過マンガン酸塩。
アルカリ土類金X1P47ンガン酸塩、四殴化オスミウ
ム、四酢酸鉛等を使用する場合、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、 N、N−ジメチルホルムアミド、ベンゼ
ン、アセトン、ピリジン、メタノール、エタノール、メ
チレンクロライド。
クロロホルム、水等この反応に悪影響を与えない溶媒中
あるいはこれらの混合溶媒中で、酸化剤は通常1〜5倍
モル用い1反応源度は通常冷却下ないし室温程度で行わ
れる。 またば化剤として過マンガン酸、塩等を使用す
る場合1例えばリン酸緩衝液等を用い1反応液の液性を
中性程度で行うこともできる。
R1が置換していてもよいアルキル基〔例:1−アルコ
キシカルボニル−2−メチルグロピル基〕で示される場
合、エステルを加水分解後。
カルボキシル基を四酢酸鉛で酸化的に脱炭酸してアセテ
ート基とした後、水素化ホウ素ナトリウムで還元するか
、あるいは加水分解することによって行われる。 エス
テルの加水分解は通常水あるいはメタノール、エタノー
ル、アセトニトリル、ジオキサン、テトラヒドロフラン
等の親水性有機溶媒中あるいはこれらの混合溶媒中で、
炭酸アルカリ、水酸化アルカリを用い冷却下ないし室温
程度で行われる。 四酢酸鉛による酸化的脱炭酸は、ア
セトニトリル、ベンゼン、ピリジン、 N、N−ジメチ
ルホルムアミド。
g′1.酸等この反応に悪影<ルを与えない陽媒中ある
いはこれらの混合Pa媒中で、酸化剤は通常05〜3倍
モル用い1反応源反は50〜100℃で行われる。
この反応は酢酸第二銅の存仕下に行ってもよい。
得られた化仕物の加水分解は前記ケ)lt=Etエステ
ルの加水分解とIIfI&’に行うことができる。
また水素化ホウ素ナトリツムで還元する場曾は水、メタ
ノール、エタノール、テトラヒドロフラン等の溶媒ある
いはこれらの混合溶媒中で。
冷却下ないし室温程度で行われる。
上記、酸化的脱離反応終了後、溶媒抽出、再結晶、クロ
マトグラフィー等、それ自体公知の分離精製手段によシ
、化合物五を得ることができる。
化合物上は、化合物りを、無水硫献あるいはその反応性
誘導体等のスルホン化剤と反応することによって得るこ
とができる。 無水硫酸の反応性誘導体としては1例え
ば無水硫酸とジオキチン、トリエチルアミン、ピリジン
、ピコリン。
ルチジン、 N、N−ジメチルホルムアミド等との錯体
が例示される。 またあらかじめ生成せしめた錯体を使
用する代シに試剤としてトリメチルシリルクロロスルホ
ネートとピリジン等を用い反応系において置体を形成さ
せてもよい。
上記反応は1例えばジオキサン、テトラヒドロ7ラン、
メチレンクロライド、ピリジン、NlN−ジメチルホル
ムアミド等この反応に悪影響を与えない溶媒中あるいは
これらの混合溶媒中で。
スルホン化剤は通常1〜10冶モル用い1反応温度は一
78〜80℃で行われる。 反応終了後、溶媒抽出、再
結晶、クロマトグラフィー等それ自体公知の分離鞘製手
段によシ化合物上を得ることができる。 また炭酸アル
カリ、水酸化アルカリ、イオン交侯樹脂、第4級アンモ
ニウム塩等を用いることにより種々のスルホン酸塩とし
て得ることもでさる。
化合物上は、化合物上を硫化水素による還元あるいはパ
ラジウム炭素、酸化白金等の通常の触媒を用いる接触還
元によシ、アジド基全アミノ基に変換したのち、これを
単離することなく式 〔式中 R3は水素原子またはアミノ保睦基をR4はカ
ルボン酸保映基を、1は2″またけ3fcそれぞれ示す
)で表される化合物と縮合剤の存在下に反応させるか、
またはカルボキシル基の反応性誘導体に変えて反応させ
、生成したアミド化合物の保護基を後述の様な常法によ
り脱離し。
溶媒抽出、再結晶、クロマトグラフィー等それ自体公知
の分離!fI製手段により得ることができる。 また壊
当なアルカリ金属あるいはアルカリ土類金属の炭酸塩も
しくは水酸化物、有機塩基、無機酸、万機酸、アミノ酸
等で処理し、結晶化あるいは凍結乾燥することによシ種
々の塩として得ることができる。
化合物互の7ミノ保護基としては、β−ラクタム及びペ
グチド会成の分野でこの目的に用いられるものが使用で
きる。 例えばホルミル。
アセチル、モノクロロアセチル、ジク四ロアセチル、ト
リクロロアセチル等のアシル型保妓基。
tert−ブトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボ
ニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル、p−ニ
トロベンジルオキシカルボニル等のウレタン型保穫基、
さらにベンジル、トリチル等のアルキル型保護基が例示
される。 またカルボン酸保覗基としては、β−ラクタ
ム及び有機合成の分野でこの目的に用いられるものが使
用できる。 例えばメチル、エチル、プロピル、ter
t7’チル、ベンジル、p−ニトロベンンル、ベンズヒ
ドリル、トリチル等のエステル残基が例示される。
化合物見のカルお?キシル基における反応性誘導体とし
ては、酸ハロゲン化物、酸無水物、活性アミド、活性エ
ステル等が例示される。
酸ハロゲン化物としては、酸クロライド、酸ブロマイド
等が例示され、これらは化合物6′またけその塩と五塩
化リン、三塩化リン、塩化チオニル、店化オキザリル、
五臭化リン、三臭化リン、臭化チオニル、臭化オキザリ
ル等とによシーj4される。
酸無水物としては七ノアルキル炭酸混合酸無水物、脂肪
族カルボン酸混合酸無水物、芳香族カルボン酸混合酸A
’lu水物、スルホン酸晶合酸焦水物、対称型酸無水物
等が例示され、これらは化合物6またはその塩と、クロ
ル炭酸メチル。
クロル炭酸エチル、クロル炭酸イソブチル等。
ピバリン酸クロライド、トリクロル酢酸クロライド等、
ベンゾイルクロライド等、あるいはスルホン酸クロライ
ド等によ)誘導される。
活性アミドとしては、イミダゾール、4−置換イミダゾ
ール、ジメチルピラゾール、トリアゾール、テトラゾー
ル等とのアミドが例示され。
これらは化合物6と1例えばN、N’−カルボニルジイ
ミダゾール等これらの活性誘導体とによシ誘導される。
活性エステルとしてid、4−ニトロフェニルエステル
、214−ジニトロフェニルエステル。
ペンタクロロフェニルエステル等の(l141N−ヒド
ロキシスクシンイミド、N−ヒドロキシフタルイミド、
1−ヒドロキシベンゾトリアゾール。
N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボ
キシイミド等のN−ヒドロキシ化合物とのエステルが例
示され、これらは例えばN 、N’ −ジシクロへキシ
ルカルボジイミド等の縮合剤の存在下に、化合物6と対
応するフェノール類あるいはN−ヒドロキシ化合物とに
よシ醋寺される0 この様な化合物6の反応性誘導体は、使用するカルボン
酸の状態によって適宜選択され、さらにアシル化剤とし
て遊離の酸を使用する場合には縮合剤の存在下に反応す
るのが好ましく。
イ拍ひ剤としては1例えばN 、 N’−ジシクロへキ
シルカルポジ・「ミド、N−エチル−N−(3−ジメチ
ルアミンプロピル)カルボジイミド等のカルボジイミド
類、N、N−ジメチルホルムアミドと塩化ナオニル、ホ
スゲンまたはオキシ塩化リン等とVこよクシ4製される
Vi1mmeier試薬が例示される。
該アシル化反応は通常6妹中で行われ、溶媒としては水
、アセト〉′、ジオキサン、アセトニトリル、メチレン
クロライド、クロロホルム。
ジクロルエタン、酢酸エチル、テトラヒドロ7ラン、N
、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキンド、
ピリジン等この反応に恋形番を与えない溶媒あるいはこ
れらの混合溶媒が挙けられる。 反応温度は特に限定さ
れないが1通常冷却下ないし室温程度で行われることが
多い。
また炭酸水素アルカリ、炭酸アルカリ、水酸化アルカリ
等の無機塩基あるいはトリアルキルアミン、N−アルキ
ルモルホリン、 N、N−ジアルキルアニリン、 N、
N−ジアルキルベンジルアミン、ピリジン等の有機塩基
の存在下に行うこともできる。
アミノ保護基の脱離は、その保護基のfilikに応じ
て、酸による方法、塩基による方法、還元による方法等
の常法を適宜選択して行うことができる。
酸による方法は1例えばホルミル、 tert−ブトキ
シカルボニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル
、トリチル基等の保護基の脱ν准に適しておシ、使用さ
れる酸としては9例えば塩酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸
、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の無
機酸もしくは有機酸あるいはカチオン系イオン交換樹脂
等が例示される。
塩基による方法は、トリフルオロアセチル基等の保護基
の脱離Kmしており、使用される塩基としては1例えば
ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属またはカルシウ
ム、マグネシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物など
の無機塩基が例示される。
還元による方法は1例えばベンジルオキシカルボニル、
p−ニトロベンジルオキシカルボニル、ベンジル、トリ
チル基等の保峡基の脱離に適しており、還元方法として
は、パラジウム炭素、酸化白金等の通常の触媒を用いる
接触還元が例示される。
反応温度は特に限定されず、原料化合物及び反応生成物
の化学的性質、保護基の種類あるいは脱離方法の種類に
応じて適宜選択されるが。
通常冷却下ないし加温程度の緩和な条件下で行われる。
 溶媒を使用する場合には、観水性有磯浴媒、水または
これらの混合d媒が使用されることが多く、また酸とし
てトリフルオロ酢散を用いる場合にはアニソールを65
加することによって反応が促進される。
カルボン酸保護基の脱離も、その保護基の種類に応じて
、酸による方法、塩基による方法。
還元による方法等が例示され、アミン保曝基の脱離方法
と同様に行われる。 そしてアミノ保護基とカルボン酸
保護基を同時に脱離することも可能である。
次に本発明化合物の復々ρ−ラククマーゼ産生囚、非産
生−に対する抗―活性?表11C最小阻止濃gt (M
 I C+ rncg/we)で示’To本M ’] 
化合’IN (O抗菌活性は殆んど全ての菌に対してア
ズスレオナムおよびシス同族体の化合物Aよりも優れて
いる。
特ニオキシイミノセファロスポリンを分解丁薊呻シイξ
)tファロスボリナ−(4E生菌に対してはアズスレオ
ナムは殆んど活性がないか、或いは非常に弱い活性しか
示式ないが、化合’FI7Aも含めシス同族体が強いA
性を示し、そのうちでも特に本発明化合物が優t1J′
友抗菌活性を示している。
表I  M I C(s cg/m1)11 El ”
 10  CFU/d *培地: aenaitivi
t7 disk agar12  ペニシリナーゼIV
  2)  オキシイミノセファロスポリナーゼ 3)
セファロスポリナーゼ化合物At(±) −3,4−シ
ス−3−〔(Zツー2−(2−アミノ−4−チアゾリル
)−2−(1−カルボキシ−1−メチルエトキシイミノ
)アセタばドJ −4−フルオロメチル−2−オキソア
ゼチジン−1−スルホン酸 (J、Antib1oti
c1% 36.12 U 1(1983)〕・ 本発明化合物の槙々細l由来のオキシイミノセファロス
ポリナーゼに対する安定性を迷Km的に測足し罠。3.
4−トランス構造?有するアズスレオナムは(正々 の
1の生産するオキシイミノセファロスポリナーゼによっ
て分解されるが、5.4−シス褥mを有する本発明化合
物は全く安定でめった。
表1 オキシイミノセファロスポリナーゼに対する安定
性4)セファロリジンの分解速度を100とし罠。
5ノtフアロリジンを基質とし罠。
表1 オキシイミノセファロスポリナーゼに対する安定
性4)セファロリジンの分解迷[全100とした。
5)セファロリジンを基質とした。
表1には種々細函由来のセファロスポリナーゼに対する
本発明化合物の安定性の速度論的パラメーターを示した
。3.4−)ランスの7ズスレオナムもこれらのセファ
ロスポリナーゼに安定でるるかKi  値で見るとアズ
スレオナムよりも3.4− yス化合物の方がより安定
でるり、その中でも本発明化合物がより後れた安定性を
示した。
表m セファロスポリナーゼに対する安定性6)セファ
ロリジンを基質とした。
本発明化合物の1nマ1マ0の活性をみるために、dd
Y雄マウマウス0±1g)を用いて感染防禦実験?行ツ
タ□ ttlA染函にはE、coli ML4707及
びP、vu1gar1aGN7919  のオキシイミ
ノ−I!7アロスボリナーゼ座生遺伝子全クローニング
し7c E、coli ML497LI k用い、前者
の場合は一群5匹、後者の場合一群8匹のマウスに4%
ムシン#液?腹Ai内に庄射し感染式せ、1時間後に各
薬41 Th皮下に注射して治療効果を測定し次。(表
IV) ’IE、coli ML4707に対しては、アズスレ
オナム、久へてセフオタ中シム、本発明化合物が化合物
Aよ 9優れ友治僚効果を示し7tQ オキソイミノセ
ファ0スボソ力−ゼを生産するE、coli ML49
70に対しては本発明化合物が最も優れた治療効果を示
し、化合物Aがその後に続き、セ7オタキシムとアズス
レオナムの治療効果は前二言よりはるかに劣っていた。
表■ 感架防票効果 E D so (M//に9)本
発明化合物上およびその塩は緑w3M (Pseudo
−monas aeruginosa ) f含むグラ
ム陰性菌に対して強い活!?示し、机在知られているろ
らゆるタイプのp−ラクタマーゼに対して簀足で、特に
オキシイミノセファロスポリナーゼにも安定で1)す、
その生産劇に対しても強い抗自活性を示した。本発明化
合物を細菌感染症の治療lたは予防に用いるにはと9わ
け注射剤が遇しているが、固体l几は散状の賦形RIJ
Q!?−の医薬として許容てれる担体と混合し、経口投
与、非経口投与Iたは外部投与に適した医薬製剤の形で
使用することができる。
医薬製剤としては注射M、カプセル割、錠創。
顆粒創、細粒刑、乳銅、シロップ剤、エレキシル鋼、軟
責、坐薊等のM形にすることかでさ、必要によっては上
記製)?J t)助M、安定創、湿潤割、乳化M?P通
N使用される溢加物が含Iれてもよい。
本IA94化合物の投与量は、患者の年令および状態に
よって変わり、−日に1〜100’//にgの範囲で使
用しうるが、通常−日に5〜3oキ/ kgの範力で2
〜4回に分けて投与するのが好lしい。
以下、実施例によって本発明を嘔らに具体的に脱明する
実施例1 (±)−5,4−シス−3−アジド−4−フルオロメチ
ル−1−(4−メトキシフェニル)−2−オキソアゼチ
ジン NUN−ジエチルアミノプル7アートリフルオライド6
、8 ml (55,7ミリモル)、メテレンクロライ
ド276 mlの溶液に無水条件下−78゛cで(±)
−3,4−シス−5−アジド−4−ヒト”キ’/jチル
−1−(4−メトキシフェニルノー2−アゼチジノン6
.9j’(27,8ミリモル入メチレンクロライド69
縦lの缶液t−10分間で、■下し7こ。f14下伐、
冷却浴をはずし1時間攪拌後、飽相炭峻水木ナトIJク
ム水浴′g7.100 qlを力aえ分液し罠。水層は
更にメチレンクロライド10 U alにて3回抽出し
、有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮し
、残、″を全シリカゲルフラッシュカラムクロマトグラ
フィ〔酢酸エテル−n−ヘキサン(1! 6) )にて
分離硝茨し、溶媒全減圧で蒸発させると残tは固化する
。少、tのエーテルを加えてF敗し、表題の化合物4.
133y (収率69%)?得た。
ME+75〜76゛C IR(KBす+  2120.1740cin−’NM
R(CDCt3ン 、)  i   3.80  (5
H011)、  4.2〜5.2  (4H,ll1)
6.9U (2H,d、 J=qI−1z)、 7.4
2 (2H,d、 J==+9H!)実施例2 (±)−i 4−シス−3−アジド−4−フルオロメチ
ル−2−オキソアゼチジン 実施例1で得た化合物4.71F(18,8ミリモルつ
、アセトニトリル140だl・り溶g、¥ニー1゜°C
に冷却し、硝@第二七すウムアンモニウム31.0f(
56,6ミリモルノ、X210 zl O#液t”10
分間で滴下し、ざらに25分間攪拌したのち、水500
 Illll全部酸エテル200 dで3回抽出し友。
有機層を合わせ1U%亜硫酸ナトリウム水溶gl 5%
炭敲ナトリウム水溶液飽和食塩水で頴次洗浄後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残虐全シリカゲルフ
ラッシュカラムクロマトグラフィ〔酢酸エテル−n−ヘ
キサン(1:5〜1 : 2) )にて分離f#硯し、
オイル状の表題の化合物2.58 F(収495%)を
得た。
IR(xnr)i  3270.2120.17550
1−’NMRtcDc15)   5  ; 4.O〜
5−2  (4H,m)、  105  (1Hし b
r−a)災廁例5 (勤−34−シス−3−7ジドー4−フルオロメチル−
2−オキソアセテジン−1−スルホン酸テトラ−n−ブ
ナルアンモニウム 実施例2で得た化合物2.45F(17ミ!jモル)N
、N−ジメナルホルムアミド50 me O%a VC
無水klfj m−ピリジン錯K s、 411  (
34Zリモル)を加え呈温にて18時間攪拌し1ζ。減
圧下に溶媒と留去し、0.5Mリン敲−カリウム済液5
0 xi r!:加えメチレンクロライド25m1で2
回洗浄後、メチレンクロライド5011/、硫酸水素テ
トラ〜n−ブナルアンモニクム6.551(+ 8.7
 < IJモル)?加え分液後、水層はさらにメチレン
クロライド25履lで2回抽出した。
有機層を合わせ無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮し、残
′rをシリカゲル72ツシユカラムクロマトグラフイ 
〔アセトン−メチレンクロライド(1:3月にて分l1
ilI鞘絞し、表題の化合物5.84 F(収474%
)を油状物として得之。
IR(KUr);2シロiJ 2110.1761L 
127U、 125へ1170.104υα−1fMR
(CDCt、)J 口、c13  (12H,t、  
J=6Hz) 、  1.2〜1.9  (16H。
rn) 、 5.1〜5−4 (8H,rn) 、 4
.1〜5.3 (4H,rn)実施例4 (土)−3,4−シス−3−〔(Z) −2−(2−ア
ミノ−4−チアゾリル)−2−(1−カルボキシシクロ
プロポキクイミノ〕アセタミド、1−4−フルオelメ
チルー2−オキンアゼテジンー1−スルホン酸 実施例3で得を化合物950グ(2ミリモルン全N、N
−ジメテルホルムアずド4Qxlに冷房し、10%パラ
ジウム炭素200グ?加え、水素i囲気下呈温にて1時
間攪拌後、雁媒全P別しP液に(2ン−2−(2−アミ
ノ−4−チアゾリル)−2−(1−t−1トキ7カルボ
ニル7クロクロボキシイミノ)酢酸650”/(2ミリ
モルノ、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール300 ’
j(2,2ミリモル)、N、N’−ジシクロへキシルカ
ルボジイミド41.、、o j1/ (2ミリモルノを
加え罠温にて18時間撹拌した。減圧下に浴媒?留去し
、メチレンクロライド30 ml ft加え不市物kl
P別故、ンリカゲルフラッシュ力ラムクロマトグラフイ
 〔ア七トンーメチレンクロ2イド(1: +J )に
て分陥梢袈し、生成物2言むフラクンヨン全染め族1蝙
し罠。残、(に7二ソール2 at k加え一15゛C
に冷却し、冷トリフルオロ酢酸12m1f加えたのち、
冷却浴を除さ、5−Cで1時間攪拌した。酢酸エチル4
011’とメタノール10層1に加え、30分間攪拌し
九のち減圧下に溶媒?留去してfL量全全約10lとし
、新たに酢酸エテル30 d?加え沈澱物をF取した。
この沈澱物を95%エタノール水溶液5 mlに浴解し
、メチレンクロライド7、5 ml f滴下したの5、
冷却下5時間攪拌後、析出晶をF取して表題の化合物4
20グ(収率46%)を得た。
r R(KBr) i 175511byo 、 16
2o 、+s3o、 +2ao、 1240.118o
・、 1040”NMR(DMSO−d6)、J″;1
.4 (4H+m) 、4.(1〜5.0 (3H+ 
m) +5.23 (IH,6d、 J=6/に、 9
Hz)。
6.95(IH,す、 9.25 (IH,d、 J=
aHz)実施例5 + ()−3,4−7,;ζ−3−〔(Z〕−2−(2−ア
ミノ−4−チアゾリル)−2−(1−カルボキシンクロ
ブトキシイミノ)アセタミド〕−4−フルオロメチル−
2−オキソアゼチジン−1−スルホン酸 実施例4に準じて、(Z) −2−(2−アミノ−4−
チアゾリル)−2−(1−ジフェニルメトキシカルボニ
ルシクロブトキシイミノ)−酢酸音用い、表題の化合物
5aoq(収率62%)全得た。
IR(KBr) i 1765,1670.1630.
127へ1210.1150.1040c′InNMR
(DMSO−d6) J”  :  1.8〜2.6 
 (6H,m)、  4.0〜5.4  (4トし リ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中nは2または3を表わす〕で示される3,4−シ
    ス−2−オキソ−1−アゼチジンスルホン酸誘導体及び
    その塩。
  2. (2)3,4−シス−3−〔(Z)−2−(2−アミノ
    −4−チアゾリル)−2−(1−カルボキシ−1−シク
    ロプロポキシイミノ)アセタミド〕−4−フルオロメチ
    ル−2−オキソ−1−アゼチジンスルホン酸である特許
    請求の範囲第一項記載の化合物。
  3. (3)3,4−シス−3−〔(Z)−2−(2−アミノ
    −4−チアゾリル)−2−(1一カルボキシ−1−シク
    ロプトキシイミノ)アセタミド〕−4−フルオロメチル
    −2−オキソ−1−アゼチジンスルホン酸である特許請
    求の範囲第一項記載の化合物。
  4. (4)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は置換してもよいフェニル、フリル、ベ
    ンジル、アルキルまたはアルケニル基をR^2は水素原
    子、アルキルスルホニル、アリールスルホニルまたはト
    リフルオロメタンスルホニル基をそれぞれ示す〕で表わ
    される3,4−シスの化合物をフツ素化反応に付して 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は前記と同義を示す〕で表わされる化合
    物とし、これを酸化的脱離反応に付して▲数式、化学式
    、表等があります▼ で表わされる化合物とし、これをスルホン化して 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物またはその塩とし、これを還元して
    アミノ化合物とし 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^3は水素原子またはアミノ保護基をR^4
    はカルボン酸保護基を、nは2または3をそれぞれ示す
    〕で表わされる化合物と縮合剤の存反応性誘導体と反応
    させ、生成したアミド化合物の保護基を脱離することを
    特徴とする。 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、nは前記と同義を示す〕で表わされる3,4−
    シス−2−オキソ−1−アゼチジンスルホン酸誘導体及
    びその塩の製造法。
  5. (5)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中nは2または3を表わす〕で示される3,4−シ
    ス−2−オキソ−1−アゼチジンスルホン酸誘導体及び
    その塩を有効成分として含有する抗菌剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02108664A (ja) * 1988-10-17 1990-04-20 Banyu Pharmaceut Co Ltd アゼチジノン誘導体及びその製造法
US9174978B2 (en) 2014-03-24 2015-11-03 Novartis Ag Monobactam organic compounds for the treatment of bacterial infections
US10919887B2 (en) 2015-09-23 2021-02-16 Novartis Ag Salts and solid forms of a monobactam antibiotic
US11414411B2 (en) 2017-08-02 2022-08-16 Novartis Ag Chemical process for manufacturing monobactam antibiotic and intermediates thereof

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US10369138B2 (en) 2014-03-24 2019-08-06 Novartis Ag Monobactam organic compounds for the treatment of bacterial infections
US10919887B2 (en) 2015-09-23 2021-02-16 Novartis Ag Salts and solid forms of a monobactam antibiotic
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