JPS6153273B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6153273B2
JPS6153273B2 JP6919378A JP6919378A JPS6153273B2 JP S6153273 B2 JPS6153273 B2 JP S6153273B2 JP 6919378 A JP6919378 A JP 6919378A JP 6919378 A JP6919378 A JP 6919378A JP S6153273 B2 JPS6153273 B2 JP S6153273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
hood
heat
spray
curing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6919378A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54160436A (en
Inventor
Haruyoshi Takagishi
Makoto Wakabayashi
Yasuo Takagi
Fujio Goto
Hidekazu Okuno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6919378A priority Critical patent/JPS54160436A/ja
Priority to GB7918945A priority patent/GB2024079B/en
Priority to FR7914614A priority patent/FR2428168A1/fr
Priority to DE19792923314 priority patent/DE2923314A1/de
Publication of JPS54160436A publication Critical patent/JPS54160436A/ja
Publication of JPS6153273B2 publication Critical patent/JPS6153273B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は自動車のパネル類の組立方法に関し、
結合部に特別な防錆処理を必要とせず、作業性、
品質のよい自動車のパネル類の組立方法を提供す
ることを目的とする。 従来自動車車体のブード、トランクリツド、ド
ア等(本明細書では以下パネル類という。)は組
立の作業性を向上させるため接着剤を使つたパネ
ル類の組立が行なわれている(自動車技術会編
「自動車工学便覧〔第4分冊〕」(昭50.6.1)1―
40頁参照)。つまりこの組立方法をフードを例に
とつて説明すれば (1) フードのアウターパネルおよびインナーパネ
ルのはぜ折り部に適当な間隔であるいは全周に
ビード状に加熱硬化型の構造用接着剤を塗布す
る。 (2) ジンクリツチプライマーを塗布する。 (3) はぜ折り工程でアウターパネルとインナーパ
ネルを仮組する。 (4) 車体にフードを組付ける。 (5) 電着塗装等によつて下塗りを行なう。 (6) 下塗り後の塗料焼付時に同時に接着剤を硬化
させる。つまりこの時点でフードは所期の強度
が得られる。 (7) この後中塗り、上塗り等を行なう。 しかしこの組立方法においては、接着剤、ジン
クリツチプライマーとそれぞれ別々に塗布する必
要があり作業性が悪い。さらに接着剤とジンクリ
ツチプライマーを重ねて塗布するとジンクリツチ
プライマーのはく離強度がフードの強度となり、
フードの強度が低下するので両者を重ねて塗布す
ることは好ましくない。このため接着剤とジンク
リツチプライマーを塗り分ける必要がありさらに
作業性が悪くなる。また前記方法で組立てたフー
ドにおいてはぜ折り部の接着剤の膜厚が一定せ
ず、このため接着剤が熱硬化する際の収縮量が不
均一になつて場合によつてはフードが変形するこ
とがありフードの品質が安定しない。さらにはぜ
折り時余分な接着剤がはみ出すので接着剤の熱硬
化時の収縮を安定させるためはみ出した接着剤を
手作業でふき取る必要がある。特にフードのはぜ
折り部全周にビード状に加熱硬化型接着剤を塗布
して組立てる場合にはこのふき取りの作業を欠く
ことはできない。 本発明は前記の点に鑑みなされたもので、ジン
クリツチプライマー塗布等の防錆処理工程を省く
とともにはぜ折り後の接着剤のふき取り作業を省
いた自動車のパネル類の組立方法を提供するもの
である。 このため、本発明においては防錆性を有する加
熱硬化型の構造用接着剤をスプレー塗布によりは
ぜ折り部のみならず本来ジンクリツチプライマー
を塗布すべき部分まで広く塗布するようにしたも
のである。 以下本発明の実施例を図面に基づき詳述する。 フードの組立を例にとつて説明する。 第1図はフードの組立ラインの説明図である。
フードのアウターパネルは投入工程1で自動ある
いは作業者によつて組立ラインに投入され、接着
剤塗布工程2で加熱硬化型接着剤(後述する。)
が接着剤自動スプレー装置8によつて塗布され
る。接着剤の塗布部分は第2図に示すようにフー
ドのアウターパネル72bのはぜ折り部72c全
周およびその近辺(斜線部分)約200〜400mmの巾
である。一方インナーパネルは投入工程3で自動
あるいは作業者によつて組立ラインに投入され、
4の溶接工程でフードヒンジ等のブラケツトが溶
接される。前記工程を経て来たアウターパネルお
よびインナーパネルはマリツジ工程5で合わせら
れ、はぜ折り工程6ではぜ折りが行なわれて一体
に接合される。その後コンベア等の搬送装置で搬
出される。 次に第3図に基づき前記接着剤自動スプレー装
置8について説明する。取付枠15の4辺にはそ
れぞれ以下に説明するスプレー装置20が設けら
れている。(なお各スプレー装置の構成はすべて
同じである。)つまり駆動用シリンダ16は取付
枠15に取付けられており、その構造の詳細は図
示しないがピストンの両端にチエーン17が連結
されており、該チエーンはプーリー22,23に
案内され、さらにスライド体18に連結されてい
る。前記スライド体18は取付枠15に取付けた
ガイド棒19に摺動可能に取付けられている。1
0は加熱硬化型の構造用接着剤の貯蔵タンク、1
1はポンプ、21はスライド体18に取付けたス
プレーガン、25は接着剤を送るホースである。
フードのアウターパネル72bは、バー30によ
つて搬送されてくる。そして自動スプレー装置8
のところに来ると、リフトシリンダ31が作動し
て位置決め部材33を固定した台枠32が上昇
し、アウターパネル72bが位置決めされて持ち
上げられ停止する。この状態で接着剤のスプレー
が始まると同時にシリンダ16が作動してスライ
ド体18つまりスプレーガン21が移動を始め、
はぜ折り部72cおよびその近辺に接着剤がスプ
レー塗布される。 ここで使用する加熱硬化型の構造用接着剤は下
記のような条件を満足する必要がある。 (1) 防錆性があること。 (2) 硬化時の収縮が小さいこと。 (3) スプレー塗布が可能なこと。 (4) 塗布後、他の物に付着しないよう、また70℃
〜80℃の温水で洗浄する下塗り前の前処理工程
で流れ落ちないように表面に硬化皮膜を形成す
ること。 (1),(2)についてはエポキシ系の加熱硬化型接着
剤が有効であることはよく知られている。(3),(4)
について本発明者が数々実験した結果、次の構成
の接着剤が有効であることがわかつた。これらい
ずれの接着剤もエポキシ系樹脂をベースとしてい
るので前記(1),(2)の作用を兼ね具えるものであ
る。 接着剤具体例 1
【表】
【表】 この接着剤はスプレー塗布後空気と反応して表
面に硬化皮膜が形成される。 接着剤具体例 2
【表】 この接着剤は放射線(紫外線を含む。)を照射
することにより表面に硬化皮膜が形成される。し
たがつて第1図の組立ラインにおいて、はぜ折り
工程6の後に放射線照射工程を追加する。照射装
置としては公知の装置を使うことができる。 接着剤具体例 3
【表】 この接着剤はスプレー塗布後、水分と反応して
表面に硬化皮膜が形成される。 これらの接着剤をスプレー塗布する場合本発明
者が数々実験した結果、一般に接着剤の塗膜の厚
さは薄く塗布しすぎると、硬化時の収縮によつて
われを生じ防錆効果が減じること、一方厚く塗布
しすぎるとフードに歪みを生じることを考慮して
50ミクロン〜500ミクロンの厚さに塗布すること
が望ましい。 以上述べたように本発明によれば次の効果があ
る。 (1) 接着剤をスプレー塗布することにより接着剤
の塗布量が均一化し結合部から部分的なかたま
りとして接着剤がはみ出すことがなく接着剤の
ふき取り作業が省略でき、作業性が向上する。 (2) はぜ折り部に接着剤を塗布する時に従来ジン
クリツチプライマーを塗布していた部分まで同
時に接着剤を塗布するようにしたので防錆のた
めの工程が省略できる。 (3) さらに実施例に示したように接着剤をスプレ
ー塗布した後その表面に水分、空気、放射線照
射等で硬化皮膜を形成するようにすれば接着剤
が他の物に付着したり、塗装の前処理工程で洗
い流されることがなく、パネル類の組立後確実
に防錆作用を発揮する。特にパネル類の結合部
以外に塗布された接着剤つまり防錆用となる部
分は直接水洗されるが硬化皮膜のため洗い流れ
ることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はフードの組立ラインの説明図、第2図
は接着剤の塗布部分を説明するための平面図、第
3図は自動スプレー装置の斜視図である。 1…アウターパネル投入工程、2…接着剤塗布
工程、3…インナーパネル投入工程、4…溶接工
程、5…マリツジ工程、6…はぜ折り工程、8…
接着剤自動スプレー装置、20…スプレー装置、
21…スプレーガン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アウターパネルとインナーパネルとをその結
    合部に加熱硬化型の接着剤を塗布してはぜ折りな
    どにより結合したのち加熱することにより、前記
    接着剤を硬化させて自動車のパネル類を組み立て
    る方法であつて、前記結合部およびその近辺に連
    続して防錆性を有する加熱硬化型の接着剤をスプ
    レー塗布して接合したのちこれを車体に組付け、
    この車体を加熱することにより前記接着剤を硬化
    させて結合するとともに前記結合部近辺の防錆処
    理を兼ね行なうことを特徴とする自動車のパネル
    類の組立方法。
JP6919378A 1978-06-08 1978-06-08 Assembling of automobile panel Granted JPS54160436A (en)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6919378A JPS54160436A (en) 1978-06-08 1978-06-08 Assembling of automobile panel
GB7918945A GB2024079B (en) 1978-06-08 1979-05-31 Panel assembling method
FR7914614A FR2428168A1 (fr) 1978-06-08 1979-06-07 Procede d'assemblage de panneaux par pulverisation d'adhesif thermodurcissable, pour former des composants de vehicules
DE19792923314 DE2923314A1 (de) 1978-06-08 1979-06-08 Verfahren zum zusammensetzen von platten zur herstellung von fahrzeugteilen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6919378A JPS54160436A (en) 1978-06-08 1978-06-08 Assembling of automobile panel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54160436A JPS54160436A (en) 1979-12-19
JPS6153273B2 true JPS6153273B2 (ja) 1986-11-17

Family

ID=13395636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6919378A Granted JPS54160436A (en) 1978-06-08 1978-06-08 Assembling of automobile panel

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JP (1) JPS54160436A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01167967U (ja) * 1988-05-09 1989-11-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019120167A1 (de) * 2019-07-25 2021-01-28 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung einer Baugruppe

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JPH01167967U (ja) * 1988-05-09 1989-11-27

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JPS54160436A (en) 1979-12-19

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