JPS6153197B2 - - Google Patents
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- JPS6153197B2 JPS6153197B2 JP56173482A JP17348281A JPS6153197B2 JP S6153197 B2 JPS6153197 B2 JP S6153197B2 JP 56173482 A JP56173482 A JP 56173482A JP 17348281 A JP17348281 A JP 17348281A JP S6153197 B2 JPS6153197 B2 JP S6153197B2
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 9
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 9
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 7
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 5
- 230000001179 pupillary effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000003252 repetitive effect Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、作業性に優れしかも作業対象物に対
する作業ロボツトの作業精度が高いマスタースレ
ープ形マニプレータに関する。
する作業ロボツトの作業精度が高いマスタースレ
ープ形マニプレータに関する。
作業対象物が危険な物や或いは作業環境が悪い
場合や単調な繰り返し作業を行なう場合には、作
業者の労働条件を改善する点からもロボツトによ
りこれらの作業を行なうことが望ましい。従つ
て、ロボツトはその運転者が遠隔操作によつて操
縦するか或いは単純作業等では数値制御により自
動的に作動するようにしなければならない。
場合や単調な繰り返し作業を行なう場合には、作
業者の労働条件を改善する点からもロボツトによ
りこれらの作業を行なうことが望ましい。従つ
て、ロボツトはその運転者が遠隔操作によつて操
縦するか或いは単純作業等では数値制御により自
動的に作動するようにしなければならない。
従来、ロボツトの遠隔操作方法としては作業者
が望遠鏡や工業用テレビジヨンを使用したり或い
は直接肉眼で作業対象物とロボツトとを観察しな
がらロボツトを操作する方法が多用されている。
ところが、このような方法では高い作業精度が要
求される場合や作業内容が複雑な場合にはロボツ
トの操作が難しくて高度の熟練作業者を必要とす
る。数値制御によつて運転されるロボツトにおい
てはこのような問題が全くないものの、作業対象
物の形状や作業内容が頻繁に変わる場合には、そ
の都度新たなデータを作成しなければならず、汎
用性に乏しい欠点がある。
が望遠鏡や工業用テレビジヨンを使用したり或い
は直接肉眼で作業対象物とロボツトとを観察しな
がらロボツトを操作する方法が多用されている。
ところが、このような方法では高い作業精度が要
求される場合や作業内容が複雑な場合にはロボツ
トの操作が難しくて高度の熟練作業者を必要とす
る。数値制御によつて運転されるロボツトにおい
てはこのような問題が全くないものの、作業対象
物の形状や作業内容が頻繁に変わる場合には、そ
の都度新たなデータを作成しなければならず、汎
用性に乏しい欠点がある。
マスタースレープ形マニプレータは上述した欠
点を補うものとして有用であり、その原理を表す
第1図に示すように、図示しない作業対象物に対
して作業を行なう作業ロボツト(スレープ)1を
作業者2によつて操作される操作ロボツト(マス
ター)3の動きに追従させ、作業ロボツト1の手
先をテレビカメラ4で撮影し、これをモニタテレ
ビ5で観察しながら作業を行なうようになつてい
る。この場合、テレビカメラ4による画像は平面
画線で奥行等の立体感を把握することができない
ため、一般には複数台のテレビカメラ4を用いて
それらの像を複数のモニタテレビ5で観察し、作
業対象物に対する作業ロボツト1の手先の位置を
判断するようにしている。このため、作業性が悪
く誤操作を行なう危険性も高いので作業に熟練度
が要求される。又、作業者2の姿勢が変化しても
テレビカメラ4の位置が変化しないため、その都
度制御盤6を操作してテレビカメラ4の位置を調
整しなければならない。このことは作業ロボツト
1による作業の中断を意味しており、作業性を低
下させる別な一因となつている。
点を補うものとして有用であり、その原理を表す
第1図に示すように、図示しない作業対象物に対
して作業を行なう作業ロボツト(スレープ)1を
作業者2によつて操作される操作ロボツト(マス
ター)3の動きに追従させ、作業ロボツト1の手
先をテレビカメラ4で撮影し、これをモニタテレ
ビ5で観察しながら作業を行なうようになつてい
る。この場合、テレビカメラ4による画像は平面
画線で奥行等の立体感を把握することができない
ため、一般には複数台のテレビカメラ4を用いて
それらの像を複数のモニタテレビ5で観察し、作
業対象物に対する作業ロボツト1の手先の位置を
判断するようにしている。このため、作業性が悪
く誤操作を行なう危険性も高いので作業に熟練度
が要求される。又、作業者2の姿勢が変化しても
テレビカメラ4の位置が変化しないため、その都
度制御盤6を操作してテレビカメラ4の位置を調
整しなければならない。このことは作業ロボツト
1による作業の中断を意味しており、作業性を低
下させる別な一因となつている。
本発明は上述した従来のロボツトに対する遠隔
操作上の不具合に鑑み、高価な数値制御装置を使
わずとも作業精度を高く維持できると共に作業性
が著しく優れたマスタースレーブ形マニプレータ
を提供することを目的とする。
操作上の不具合に鑑み、高価な数値制御装置を使
わずとも作業精度を高く維持できると共に作業性
が著しく優れたマスタースレーブ形マニプレータ
を提供することを目的とする。
この目的を達成する本発明のマスタースレープ
形マニプレータにかかる構成は、相互に平行に配
置され且つ一体的に移動して作業対象物を撮像す
る一対の撮像装置と、この撮像装置による前記作
業対象物の二つの画像を合成して立体虚像を得る
立体鏡を具えた画像合成装置と、作業者によつて
前記立体虚像に対して直接作業を行つているがご
とく操作される操作ロボツトと、この操作ロボツ
トの動作に追従し且つ前記作業対象物に対して作
業を行なう作業ロボツトと、前記作業者の頭部に
固定され且つこの頭部の動きを前記撮像装置に追
従させる視線追従装置とからなるものである。
形マニプレータにかかる構成は、相互に平行に配
置され且つ一体的に移動して作業対象物を撮像す
る一対の撮像装置と、この撮像装置による前記作
業対象物の二つの画像を合成して立体虚像を得る
立体鏡を具えた画像合成装置と、作業者によつて
前記立体虚像に対して直接作業を行つているがご
とく操作される操作ロボツトと、この操作ロボツ
トの動作に追従し且つ前記作業対象物に対して作
業を行なう作業ロボツトと、前記作業者の頭部に
固定され且つこの頭部の動きを前記撮像装置に追
従させる視線追従装置とからなるものである。
以上、本発明によるマスタースレープ形マニプ
レータの一実施例について第2図〜第4図を参照
しながら詳細に説明する。本実施例の基本原理を
表す第2図及び実際の作業状態を表す第3図に示
すように、作業対象物11に対して作業を行なう
作業ロボツト12は、作業者13が操作する操作
ロボツト14に連結された追従装置15により、
この操作ロボツト14と同一の動きを倣うように
なつている。作業対象物11に対する作業として
は各種加工や組み立て、測定或いは移動等があ
り、これらの作業形態に対応した工具や把持具或
いは測定器が作業ロボツト12及び操作ロボツト
14の先端に選択的に装着されるが、操作ロボツ
ト14は実際の作業を行なうわけではないので、
操作ロボツト14には工具や把持具或いは測定器
の模型を装着するようにしてもよい。なお、操作
ロボツト14に対する作業ロボツト12の追従装
置15として従来から周知の電気的倣い装置や油
圧機器等を利用した機械的倣い装置を用いるとよ
い。作業対象物11の画像をそれぞれ得る二台の
同一な工業用テレビカメラ(撮像装置)16,1
7は、それらの撮影レンズの光軸の間隔が作業者
13の瞳孔間隔PDと等しくなるように相互に平
行に並置され、視線追従装置18により作業対象
物11に沿つて一体的に移動する。前記画像は画
像合成装置19内に組み付けられた投影用の受像
スクリーンに表われ、画像合成装置19を介して
前記二つの作業対象物11の画像を観察すること
により、作業者13はあたかも操作ロボツト14
によつて作業対象物11の立体虚像20に対して
直接作業を行なつているように錯覚する。本実施
例による画像合成装置19の構造を表わす第4図
に示すように、作業者13の瞳孔間隔PDと等し
い間隔の接眼部21を具えたミラーハウジング2
2内にはそれぞれ作業者13の観察方向に対して
逆向きに45度ずつ傾斜した半透明鏡23,24が
固定されており、前記二台の工業用テレビカメラ
16,17にそれぞれ接続する二台の受像管(ブ
ラウン管)25,26が各半透明鏡23,24側
を向くように相互に対向状態でミラーハウジング
22に取り付けられている。なお、接眼部21か
ら左右の受像管25,26までの光路長は等しく
設定されていなければならない。本実施例では半
透明鏡23,24を用いることで実際の操作ロボ
ツト14と作業対象物11の立体虚像20とが同
時に観察できるようにしているが、この半透明鏡
23,24の代りに無数の小孔を穿設した全反射
鏡や極く短周期のフリツカ機構を具えた全半射鏡
或いは屈折プリズムを使用しても同様な効果を期
待できる。この場合、操作ロボツト14の観察が
できなくなるが、工業用テレビカメラ16,17
により作業ロボツト11の立体虚像を観察できる
ので、この作業ロボツト11の動きによつて作業
状態を把持することが可能である。なお、撮像装
置として使用した工業用テレビカメラ16,17
の代りに画像伝送路としてイメージフアイバを使
い、光信号をそのままスクリーンに投影するよう
にしてもよい。一方、前記視線追従装置18は、
作業者13の頭部に固定されるヘルメツト27と
一体の視線追従装置18と対をなしており、作業
者13の頭部の動き(つまり視線の向き)に追従
して工業用テレビカメラ16,17が移動するよ
うになつている。つまり、これら視線追従装置1
8は工業用テレビカメラ16,17が三次元移動
が可能なように多関節伸縮機構を有しており、そ
の作動原理は作業ロボツト12及び操作ロボツト
14と全く同一である。なお、前記画像合成装置
19もヘルメツト27と一体にしておけば、画像
のけられ等がなくなつて立体虚像20の観察が一
層容易となる。
レータの一実施例について第2図〜第4図を参照
しながら詳細に説明する。本実施例の基本原理を
表す第2図及び実際の作業状態を表す第3図に示
すように、作業対象物11に対して作業を行なう
作業ロボツト12は、作業者13が操作する操作
ロボツト14に連結された追従装置15により、
この操作ロボツト14と同一の動きを倣うように
なつている。作業対象物11に対する作業として
は各種加工や組み立て、測定或いは移動等があ
り、これらの作業形態に対応した工具や把持具或
いは測定器が作業ロボツト12及び操作ロボツト
14の先端に選択的に装着されるが、操作ロボツ
ト14は実際の作業を行なうわけではないので、
操作ロボツト14には工具や把持具或いは測定器
の模型を装着するようにしてもよい。なお、操作
ロボツト14に対する作業ロボツト12の追従装
置15として従来から周知の電気的倣い装置や油
圧機器等を利用した機械的倣い装置を用いるとよ
い。作業対象物11の画像をそれぞれ得る二台の
同一な工業用テレビカメラ(撮像装置)16,1
7は、それらの撮影レンズの光軸の間隔が作業者
13の瞳孔間隔PDと等しくなるように相互に平
行に並置され、視線追従装置18により作業対象
物11に沿つて一体的に移動する。前記画像は画
像合成装置19内に組み付けられた投影用の受像
スクリーンに表われ、画像合成装置19を介して
前記二つの作業対象物11の画像を観察すること
により、作業者13はあたかも操作ロボツト14
によつて作業対象物11の立体虚像20に対して
直接作業を行なつているように錯覚する。本実施
例による画像合成装置19の構造を表わす第4図
に示すように、作業者13の瞳孔間隔PDと等し
い間隔の接眼部21を具えたミラーハウジング2
2内にはそれぞれ作業者13の観察方向に対して
逆向きに45度ずつ傾斜した半透明鏡23,24が
固定されており、前記二台の工業用テレビカメラ
16,17にそれぞれ接続する二台の受像管(ブ
ラウン管)25,26が各半透明鏡23,24側
を向くように相互に対向状態でミラーハウジング
22に取り付けられている。なお、接眼部21か
ら左右の受像管25,26までの光路長は等しく
設定されていなければならない。本実施例では半
透明鏡23,24を用いることで実際の操作ロボ
ツト14と作業対象物11の立体虚像20とが同
時に観察できるようにしているが、この半透明鏡
23,24の代りに無数の小孔を穿設した全反射
鏡や極く短周期のフリツカ機構を具えた全半射鏡
或いは屈折プリズムを使用しても同様な効果を期
待できる。この場合、操作ロボツト14の観察が
できなくなるが、工業用テレビカメラ16,17
により作業ロボツト11の立体虚像を観察できる
ので、この作業ロボツト11の動きによつて作業
状態を把持することが可能である。なお、撮像装
置として使用した工業用テレビカメラ16,17
の代りに画像伝送路としてイメージフアイバを使
い、光信号をそのままスクリーンに投影するよう
にしてもよい。一方、前記視線追従装置18は、
作業者13の頭部に固定されるヘルメツト27と
一体の視線追従装置18と対をなしており、作業
者13の頭部の動き(つまり視線の向き)に追従
して工業用テレビカメラ16,17が移動するよ
うになつている。つまり、これら視線追従装置1
8は工業用テレビカメラ16,17が三次元移動
が可能なように多関節伸縮機構を有しており、そ
の作動原理は作業ロボツト12及び操作ロボツト
14と全く同一である。なお、前記画像合成装置
19もヘルメツト27と一体にしておけば、画像
のけられ等がなくなつて立体虚像20の観察が一
層容易となる。
本実施例のように半透明鏡23,24等を用い
て作業対象物11及び作業ロボツト12の立体虚
像20と実際の操作ロボツト14とが同時に重な
つて観察される場合には、作業ロボツト12の立
体虚像と操作ロボツト14とが等しい大きさで観
察できるように、作業ロボツト12と工業用テレ
ビカメラ16,17との間隔か或いは接眼部21
と受像管25,,26との光路長を調整するが、
工業用テレビカメラ16,17がズームレンズを
具えたものでは、このズームレンズの操作によつ
て簡単に行なうことができる。従つて、この工業
用テレビカメラ16,17のズームレンズを操作
して立体虚像20を拡大した場合には、高精度な
作業を行なうことが可能であるが、これと同時に
接眼部21と操作ロボツト14との距離を接近さ
せて、操作ロボツト14と作業ロボツト12の立
体虚像との大きさを一致させる方がより高精度で
複雑な作業を行なえる。なお、本実施例では反射
型の立体鏡19を使つているため、そのままでは
立体虚像20が左右反転像となることから工業用
テレビカメラ16,17に接続する受信器25,
26の掃引方向を逆にすることで作業対象物11
の正立像を得るようにしている。又、瞳孔間隔
PDは作業者13によつて個々異なつているが、
よほど高精度な作業でない限い工業用テレビカメ
ラ16,17の撮影レンズの光軸の間隔と作業者
13の瞳孔間隔PDとが多少狂つていても差し支
えない。更に、工業用テレビカメラ16,17の
撮影方向が作業者13の頭部の動きに追従して視
線追従装置18により自動的に制御されるため、
作業者13の姿勢が変化しても作業を中断する必
要が全くなく、連続作業による能率向上を企図し
得る。
て作業対象物11及び作業ロボツト12の立体虚
像20と実際の操作ロボツト14とが同時に重な
つて観察される場合には、作業ロボツト12の立
体虚像と操作ロボツト14とが等しい大きさで観
察できるように、作業ロボツト12と工業用テレ
ビカメラ16,17との間隔か或いは接眼部21
と受像管25,,26との光路長を調整するが、
工業用テレビカメラ16,17がズームレンズを
具えたものでは、このズームレンズの操作によつ
て簡単に行なうことができる。従つて、この工業
用テレビカメラ16,17のズームレンズを操作
して立体虚像20を拡大した場合には、高精度な
作業を行なうことが可能であるが、これと同時に
接眼部21と操作ロボツト14との距離を接近さ
せて、操作ロボツト14と作業ロボツト12の立
体虚像との大きさを一致させる方がより高精度で
複雑な作業を行なえる。なお、本実施例では反射
型の立体鏡19を使つているため、そのままでは
立体虚像20が左右反転像となることから工業用
テレビカメラ16,17に接続する受信器25,
26の掃引方向を逆にすることで作業対象物11
の正立像を得るようにしている。又、瞳孔間隔
PDは作業者13によつて個々異なつているが、
よほど高精度な作業でない限い工業用テレビカメ
ラ16,17の撮影レンズの光軸の間隔と作業者
13の瞳孔間隔PDとが多少狂つていても差し支
えない。更に、工業用テレビカメラ16,17の
撮影方向が作業者13の頭部の動きに追従して視
線追従装置18により自動的に制御されるため、
作業者13の姿勢が変化しても作業を中断する必
要が全くなく、連続作業による能率向上を企図し
得る。
このように本発明のロボツトの遠隔操作方法に
よると、立体鏡を用いて作業対象物の立体虚像に
対して操作ロボツトを運転者が作業することによ
り作業ロボツトを倣い移動させるようにしたの
で、倣いのための模型を作る必要がなく、操縦性
の容易さと相俟つて汎用性に優れている。又、作
業ロボツトの虚像を操作ロボツトに一致させなが
ら作業を行なうことができると共に作業対象物の
立体虚像を必要に応じて拡大することができるの
で、複雑な作業対象物においても高精度な作業を
確実に行なうことが可能である。更に、撮像装置
が作業者の頭部の動きに追従して撮影方向を自動
的に変えるようになつているため、作業者の姿勢
の変化による視線と撮像装置の撮影方向とが一致
し、作業の容易性を一層助けていると共に連続作
業者による能率向上に寄与する。
よると、立体鏡を用いて作業対象物の立体虚像に
対して操作ロボツトを運転者が作業することによ
り作業ロボツトを倣い移動させるようにしたの
で、倣いのための模型を作る必要がなく、操縦性
の容易さと相俟つて汎用性に優れている。又、作
業ロボツトの虚像を操作ロボツトに一致させなが
ら作業を行なうことができると共に作業対象物の
立体虚像を必要に応じて拡大することができるの
で、複雑な作業対象物においても高精度な作業を
確実に行なうことが可能である。更に、撮像装置
が作業者の頭部の動きに追従して撮影方向を自動
的に変えるようになつているため、作業者の姿勢
の変化による視線と撮像装置の撮影方向とが一致
し、作業の容易性を一層助けていると共に連続作
業者による能率向上に寄与する。
第1図は従来のマスタースレーブ形マニプレー
タの操作原理を表す作業概念図、第2図は本発明
によるマスタースレーブ形マニプレータの一実施
例の制御原理図、第3図はその作業概念図、第4
図はその画像合成装置の構造を表す原理図であ
り、図中の符号で、11は作業対象物、12は作
業ロボツト、13は作業者、14は操作ロボツ
ト、15は追従装置、16,17は工業用テレビ
カメラ、18は視線追従装置、19は画像合成装
置、20は立体虚像、27はヘルメツトである。
タの操作原理を表す作業概念図、第2図は本発明
によるマスタースレーブ形マニプレータの一実施
例の制御原理図、第3図はその作業概念図、第4
図はその画像合成装置の構造を表す原理図であ
り、図中の符号で、11は作業対象物、12は作
業ロボツト、13は作業者、14は操作ロボツ
ト、15は追従装置、16,17は工業用テレビ
カメラ、18は視線追従装置、19は画像合成装
置、20は立体虚像、27はヘルメツトである。
Claims (1)
- 1 相互に平行に配置され且つ一体的に移動して
作業対象物を撮像する一対の撮像装置と、この撮
像装置による前記作業対象物の二つの画像を合成
して立体虚像を得る立体鏡を具えた画像合成装置
と、作業者によつて前記立体虚像に対して直接作
業を行つているがごとく操作される操作ロボツト
と、この操作ロボツトの動作に追従し且つ前記作
業対象物に対して作業を行なう作業ロボツトと、
前記作業者の頭部に固定され且つこの頭部の動き
を前記撮像装置に追従させる視線追従装置とから
なるマスタースレーブ形マニプレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17348281A JPS5877463A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | マスタ−スレ−ブ形マニプレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17348281A JPS5877463A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | マスタ−スレ−ブ形マニプレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5877463A JPS5877463A (ja) | 1983-05-10 |
JPS6153197B2 true JPS6153197B2 (ja) | 1986-11-17 |
Family
ID=15961310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17348281A Granted JPS5877463A (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | マスタ−スレ−ブ形マニプレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5877463A (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS639434Y2 (ja) * | 1981-05-29 | 1988-03-19 |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP17348281A patent/JPS5877463A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5877463A (ja) | 1983-05-10 |
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