JPS6137510Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6137510Y2 JPS6137510Y2 JP1981189927U JP18992781U JPS6137510Y2 JP S6137510 Y2 JPS6137510 Y2 JP S6137510Y2 JP 1981189927 U JP1981189927 U JP 1981189927U JP 18992781 U JP18992781 U JP 18992781U JP S6137510 Y2 JPS6137510 Y2 JP S6137510Y2
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- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims description 5
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 6
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 5
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、作業性に優れしかも作業対象物に対
する作業ロボツトの作業精度が高いマスタースレ
ーブ形マニプレータに関する。
する作業ロボツトの作業精度が高いマスタースレ
ーブ形マニプレータに関する。
作業対象物が危険な物や或いは作業現境が悪い
場合や単調な繰り返し作業を行なう場合には、作
業者の労働条件を改善する点からもロボツトによ
りこれらの作業を行なうことが望ましい。従つ
て、ロボツトはその運転者が遠隔操作によつて操
縦するか或いは単純作業等では数値制御により自
動的に作動するようにしなければならない。
場合や単調な繰り返し作業を行なう場合には、作
業者の労働条件を改善する点からもロボツトによ
りこれらの作業を行なうことが望ましい。従つ
て、ロボツトはその運転者が遠隔操作によつて操
縦するか或いは単純作業等では数値制御により自
動的に作動するようにしなければならない。
従来、ロボツトの遠隔操作方法としては作業者
が望遠鏡や工業用テレビジヨンを使用したり或い
は直接肉眼で作業対象物とロボツトとを観察しな
がらロボツトを操作する方法が多用されている。
ところが、このような方法では高い作業精度が要
求される場合や作業内容が複雑な場合にはロボツ
トの操作ぎ難しくて高度の熟練作業者を必要とす
る。数値制御によつて運転されるロボツトにおい
てはこのような問題が全くないものの、作業対象
物の形状や作業内容が頻繁に変わる場合には、そ
の都度新たなデータを作成しなければならず、汎
用性に乏しい欠点がある。
が望遠鏡や工業用テレビジヨンを使用したり或い
は直接肉眼で作業対象物とロボツトとを観察しな
がらロボツトを操作する方法が多用されている。
ところが、このような方法では高い作業精度が要
求される場合や作業内容が複雑な場合にはロボツ
トの操作ぎ難しくて高度の熟練作業者を必要とす
る。数値制御によつて運転されるロボツトにおい
てはこのような問題が全くないものの、作業対象
物の形状や作業内容が頻繁に変わる場合には、そ
の都度新たなデータを作成しなければならず、汎
用性に乏しい欠点がある。
マスタースレーブ形マニプレータは上述した欠
点を補うものとして有用であり、その原理を表す
第1図に示すように、図示しない作業対象物に対
して作業を行なう作業ロボツト(スレーブ)1を
作業者2によつて操作される操作ロボツト(マス
ター)3の動きに追従させ、作業ロボツト1の手
先をテレビカメラ4で撮影し、これをモニタテレ
ビ5で観察しながら作業を行なうようになつてい
る。この場合、テレビカメラ4による画像は平面
画像で奥行等の立体感を把握することができない
ため、一般には複数台のテレビカメラ4を用いて
それらの像を複数のモニタテレビ5で観察し、作
業対象物に対する作業ロボツト1の手先の位置を
判断するようにしている。このため、作業性が悪
く誤操作を行なう危険性も高いので作業に熟練度
が要求される。又、作業者2の姿勢が変化しても
テレビカメラ4の位置が変化しないため、その都
度制御盤6を操作してテレビカメラ4の位置を調
整しなければならない。このことは作業ロボツト
1による作業の中断を意味しており、作業性を低
下させる別な一因となつている。
点を補うものとして有用であり、その原理を表す
第1図に示すように、図示しない作業対象物に対
して作業を行なう作業ロボツト(スレーブ)1を
作業者2によつて操作される操作ロボツト(マス
ター)3の動きに追従させ、作業ロボツト1の手
先をテレビカメラ4で撮影し、これをモニタテレ
ビ5で観察しながら作業を行なうようになつてい
る。この場合、テレビカメラ4による画像は平面
画像で奥行等の立体感を把握することができない
ため、一般には複数台のテレビカメラ4を用いて
それらの像を複数のモニタテレビ5で観察し、作
業対象物に対する作業ロボツト1の手先の位置を
判断するようにしている。このため、作業性が悪
く誤操作を行なう危険性も高いので作業に熟練度
が要求される。又、作業者2の姿勢が変化しても
テレビカメラ4の位置が変化しないため、その都
度制御盤6を操作してテレビカメラ4の位置を調
整しなければならない。このことは作業ロボツト
1による作業の中断を意味しており、作業性を低
下させる別な一因となつている。
本考案は上述した従来のロボツトに対する遠隔
操作上の不具合に鑑み、高価な数値制御装置を使
わずとも作業精度を高く維持できると共に作業性
が著しく優れたマスタースレーブ形マニプレータ
を提供することを目的とする。
操作上の不具合に鑑み、高価な数値制御装置を使
わずとも作業精度を高く維持できると共に作業性
が著しく優れたマスタースレーブ形マニプレータ
を提供することを目的とする。
この目的を達成する本考案のマスタースレーブ
形マニプレータにかかる構成は、相互に平行に配
置され且つ一体的に移動して作業対象物を撮像す
る一対の撮像装置と、この撮像装置による前記作
業対象物の二つの画像を上方に導く一対の下向き
の受像管と各受像管による画像を中央に導く一対
の反射鏡及び各反射鏡からの画像を合成して立体
虚像を得る立体鏡を具えた画像合成装置と、作業
者によつて操作され且つ前記立体虚像に対して作
業する操作ロボツトと、この操作ロボツトの動作
に追従し且つ前記作業対象物に対して作業を行な
う作業ロボツトと、前記作業者の頭部に固定され
且つこの頭部の動きを前記撮像装置に追従させる
視線追従装置とからなるものである。
形マニプレータにかかる構成は、相互に平行に配
置され且つ一体的に移動して作業対象物を撮像す
る一対の撮像装置と、この撮像装置による前記作
業対象物の二つの画像を上方に導く一対の下向き
の受像管と各受像管による画像を中央に導く一対
の反射鏡及び各反射鏡からの画像を合成して立体
虚像を得る立体鏡を具えた画像合成装置と、作業
者によつて操作され且つ前記立体虚像に対して作
業する操作ロボツトと、この操作ロボツトの動作
に追従し且つ前記作業対象物に対して作業を行な
う作業ロボツトと、前記作業者の頭部に固定され
且つこの頭部の動きを前記撮像装置に追従させる
視線追従装置とからなるものである。
以下、本考案によるマスタースレーブ形マニプ
レータの一実施例について第2図〜第7図を参照
しながら詳細に説明する。本実施例の基本原理を
表す第2図及び実際の作業状態を表す第3図に示
すように、作業対象物11に対して作業を行なう
作業ロボツト12は、作業者13が操作する操作
ロボツト14に連結された追従装置15により、
この操作ロボツト14と同一の動きを倣うように
なつている。作業対象物11に対する作業として
は各種加工や組み立て、測定或いは移動等があ
り、これらの作業形態に対応した工具や把持具或
いは測定器が作業ロボツト12及び操作ロボツト
14の先端に選択的に装着されるが、操作ロボツ
ト14は実際の作業を行なうわけではないので、
操作ロボツト14には工具や把持具或いは測定器
の摸型を装着するようにしてもよい。なお、操作
ロボツト14に対する作業ロボツト12の追従装
置15として従来から周知の電気的倣い装置や油
圧機器等を利用した機械的倣い装置を用いるとよ
い。作業対象物11の画像をそれぞれ得る二台の
同一な工業用テレビカメラ(撮像装置)16,1
7は平行に並置され、視線追従装置18により作
業対象物11に沿つて一体的に移動する。前記画
像は画像合成装置19内に組み付けられた投影用
の受像スクリーンに表われ、画像合成装置19を
介して前記二つの作業対象物11の画像を観察す
ることにより、作業者13はあたかも操作ロボツ
ト14によつて作業対象物11の立体虚像20に
対して作業を行なつているように錯覚する。
レータの一実施例について第2図〜第7図を参照
しながら詳細に説明する。本実施例の基本原理を
表す第2図及び実際の作業状態を表す第3図に示
すように、作業対象物11に対して作業を行なう
作業ロボツト12は、作業者13が操作する操作
ロボツト14に連結された追従装置15により、
この操作ロボツト14と同一の動きを倣うように
なつている。作業対象物11に対する作業として
は各種加工や組み立て、測定或いは移動等があ
り、これらの作業形態に対応した工具や把持具或
いは測定器が作業ロボツト12及び操作ロボツト
14の先端に選択的に装着されるが、操作ロボツ
ト14は実際の作業を行なうわけではないので、
操作ロボツト14には工具や把持具或いは測定器
の摸型を装着するようにしてもよい。なお、操作
ロボツト14に対する作業ロボツト12の追従装
置15として従来から周知の電気的倣い装置や油
圧機器等を利用した機械的倣い装置を用いるとよ
い。作業対象物11の画像をそれぞれ得る二台の
同一な工業用テレビカメラ(撮像装置)16,1
7は平行に並置され、視線追従装置18により作
業対象物11に沿つて一体的に移動する。前記画
像は画像合成装置19内に組み付けられた投影用
の受像スクリーンに表われ、画像合成装置19を
介して前記二つの作業対象物11の画像を観察す
ることにより、作業者13はあたかも操作ロボツ
ト14によつて作業対象物11の立体虚像20に
対して作業を行なつているように錯覚する。
作業者13の視線と同等の高さ位置に設けられ
た前記画像合成装置19の原理を第6図に、その
正面を第7図に示す。前面に接眼部(のぞき窓)
21を具えたミラーハウジング22の上面の左右
両側には前記二台の工業用テレビカメラ16,1
7にそれぞれ接続する二台のモニタテレビ等の受
像管(ブラウン管)23,24が下向きにして取
付けられている。各受像管23,24の下向きの
画像面(映像面)25,26に対応させて、前記
ミラーハウジング22内には、互いに逆方向に所
定角度傾斜させると共に互いに向き合わせにして
反射板(反射鏡)27,28が設けられている。
ミラーハウジング22内において前記二つの反射
板27,28の中央部にはそれぞれ作業者13の
観察方向に対して逆向きの所定開き角αをもつて
結合した半透明鏡29,30が立体鏡(立体像合
成鏡)として設けられている。これら半透明鏡2
9,30は前記接眼部21の延長上に位置する。
この画像合成装置19においては、受像管23,
24をミラーハウジング22の上面に取付けると
共にミラーハウジング22の左右両下部には傾斜
した反射板27,28を設ける構造となつている
ので、その外観形状はU字形をなし、丁度作業者
13の肩及び腕の動く範囲に相当する部分に空間
Aを構成する。
た前記画像合成装置19の原理を第6図に、その
正面を第7図に示す。前面に接眼部(のぞき窓)
21を具えたミラーハウジング22の上面の左右
両側には前記二台の工業用テレビカメラ16,1
7にそれぞれ接続する二台のモニタテレビ等の受
像管(ブラウン管)23,24が下向きにして取
付けられている。各受像管23,24の下向きの
画像面(映像面)25,26に対応させて、前記
ミラーハウジング22内には、互いに逆方向に所
定角度傾斜させると共に互いに向き合わせにして
反射板(反射鏡)27,28が設けられている。
ミラーハウジング22内において前記二つの反射
板27,28の中央部にはそれぞれ作業者13の
観察方向に対して逆向きの所定開き角αをもつて
結合した半透明鏡29,30が立体鏡(立体像合
成鏡)として設けられている。これら半透明鏡2
9,30は前記接眼部21の延長上に位置する。
この画像合成装置19においては、受像管23,
24をミラーハウジング22の上面に取付けると
共にミラーハウジング22の左右両下部には傾斜
した反射板27,28を設ける構造となつている
ので、その外観形状はU字形をなし、丁度作業者
13の肩及び腕の動く範囲に相当する部分に空間
Aを構成する。
本実施例では半透明鏡19,30を用いること
で実際の操作ロボツト14と作業対象物11の立
体虚像20とが同時に観察できるようにしている
が、この半透明鏡29,30の代りに無数の小孔
を穿設した全反射鏡や極く短周期のフリツカ機構
を具えた全反射鏡を或いは屈折プリズムを使用し
ても同様な効果を期待できる。この場合、操作ロ
ボツト14の観察ができなくなるが、工業用テレ
ビカメラ16,17により作業ロボツト11の立
体虚像を観察できるので、この作業ロボツト11
の動きによつて作業状態を把握することが可能で
ある。なお、撮像装置として使用した工業用テレ
ビカメラ16,17の代りに画像伝送路としてイ
メージフアイバを使い、光信号をそのままスクリ
ーンに投影するようにしてもよい。一方、前記視
線追従装置18は、作業者13の頭部に固定され
るヘルメツト31と一体の視線追従装置18と対
をなしており、作業者13の頭部の動き(つまり
視線の向き)に追従して工業用テレビカメラ1
6,17が移動するようになつている。つまり、
これら視線追従装置18は工業用テレビカメラ1
6,17が三次元移動が可能なように多関節伸縮
機構を有しており、その作動原理は作業ロボツト
12及び操作ロボツト14と全く同一である。な
お、前記画像合成装置19もヘルメツト31と一
体にしておけば、画像のけられ等がなくなつて立
体虚像20の観察が一層容易となる。
で実際の操作ロボツト14と作業対象物11の立
体虚像20とが同時に観察できるようにしている
が、この半透明鏡29,30の代りに無数の小孔
を穿設した全反射鏡や極く短周期のフリツカ機構
を具えた全反射鏡を或いは屈折プリズムを使用し
ても同様な効果を期待できる。この場合、操作ロ
ボツト14の観察ができなくなるが、工業用テレ
ビカメラ16,17により作業ロボツト11の立
体虚像を観察できるので、この作業ロボツト11
の動きによつて作業状態を把握することが可能で
ある。なお、撮像装置として使用した工業用テレ
ビカメラ16,17の代りに画像伝送路としてイ
メージフアイバを使い、光信号をそのままスクリ
ーンに投影するようにしてもよい。一方、前記視
線追従装置18は、作業者13の頭部に固定され
るヘルメツト31と一体の視線追従装置18と対
をなしており、作業者13の頭部の動き(つまり
視線の向き)に追従して工業用テレビカメラ1
6,17が移動するようになつている。つまり、
これら視線追従装置18は工業用テレビカメラ1
6,17が三次元移動が可能なように多関節伸縮
機構を有しており、その作動原理は作業ロボツト
12及び操作ロボツト14と全く同一である。な
お、前記画像合成装置19もヘルメツト31と一
体にしておけば、画像のけられ等がなくなつて立
体虚像20の観察が一層容易となる。
本実施例のように半透明鏡29,30等を用い
て作業対象物11及び作業ロボツト12の立体虚
像20と実際の操作ロボツト14とが同時に重な
つて観察される場合には、作業ロボツト12の立
体虚像と操作ロボツト14とが等しい大きさで観
察できるように、作業ロボツト12と工業用テレ
ビカメラ16,17との間隔か或いは接眼部21
と受像管29,24との光路長を調節するが、工
業用テレビカメラ16,17がズームレンズを具
えたものでは、このズームレンズの操作によつて
簡単に行なうことができる。従つて、この工業用
テレビカメラ16,17のズームレンズを操作し
て立体虚像20を拡大した場合には、高精度な作
業を行なうことが可能であるが、これと同時に接
眼部21と操作ロボツト14との距離を接近させ
て、操作ロボツト14と作業ロボツト12の立体
虚像との大きさを一致させる方がより高精度で複
雑な作業を行なえる。又、瞳孔間隔は作業者13
によつて個々異なつているが、よほど高精度な作
業でない限り工業用テレビカメラ16,17の撮
影レンズの光軸の間隔と作業者13の瞳孔間隔と
が多少狂つていても差し支えない。更に、工業用
テレビカメラ16,17の撮影方向が作業者13
の頭部の動きに追従して視線追従装置18により
自動的に制御されるため、作業者13の姿勢が変
化しても作業を中断する必要が全くなく、連続作
業による能率向上を企図し得る。
て作業対象物11及び作業ロボツト12の立体虚
像20と実際の操作ロボツト14とが同時に重な
つて観察される場合には、作業ロボツト12の立
体虚像と操作ロボツト14とが等しい大きさで観
察できるように、作業ロボツト12と工業用テレ
ビカメラ16,17との間隔か或いは接眼部21
と受像管29,24との光路長を調節するが、工
業用テレビカメラ16,17がズームレンズを具
えたものでは、このズームレンズの操作によつて
簡単に行なうことができる。従つて、この工業用
テレビカメラ16,17のズームレンズを操作し
て立体虚像20を拡大した場合には、高精度な作
業を行なうことが可能であるが、これと同時に接
眼部21と操作ロボツト14との距離を接近させ
て、操作ロボツト14と作業ロボツト12の立体
虚像との大きさを一致させる方がより高精度で複
雑な作業を行なえる。又、瞳孔間隔は作業者13
によつて個々異なつているが、よほど高精度な作
業でない限り工業用テレビカメラ16,17の撮
影レンズの光軸の間隔と作業者13の瞳孔間隔と
が多少狂つていても差し支えない。更に、工業用
テレビカメラ16,17の撮影方向が作業者13
の頭部の動きに追従して視線追従装置18により
自動的に制御されるため、作業者13の姿勢が変
化しても作業を中断する必要が全くなく、連続作
業による能率向上を企図し得る。
このように本考案のロボツトの遠隔操作方法に
よると、立体鏡を用いて作業対象物の立体虚像に
対して操作ロボツトを運転者が作業することによ
り作業ロボツトを倣い移動させるようにしたの
で、倣いのための摸型を作る必要がなく、操縦性
の容易さと相俟つて汎用性に優れている。又、作
業ロボツトの虚像を操作ロボツトに一致させなが
ら作業を行なうことができると共に作業対象物の
立体虚像を必要に応じて拡大することができるの
で、複雑な作業対象物においても高精度な作業を
確実に行なうことが可能である。更に、撮像装置
が作業者の頭部の動きに追従して撮影方向を自動
的に変えるようになつているため、作業者の姿勢
の変化による視線と撮像装置の撮影方向とが一致
し、作業の容易性を一層助けていると共に連続作
業による能率向上に寄与する。更に又、本考案で
は作業者の頭部前面に位置する画像合成装置が受
像管を上面に設けたU字形をなし、しかも下部両
コーナ部が斜面をなし全体としてコンパクトにな
つていると共に、作業者の肩や腕の動き得る範囲
に相当する両側に空間ができるようになつている
ので、操作ロボツトの操作に際し作業者の肩や腕
の移動が制限されることがなくなる。このこと
は、作業速度の低下が防げるだけでなく、無理な
姿勢をとる必要がないので作業者の疲労防止とも
なる。
よると、立体鏡を用いて作業対象物の立体虚像に
対して操作ロボツトを運転者が作業することによ
り作業ロボツトを倣い移動させるようにしたの
で、倣いのための摸型を作る必要がなく、操縦性
の容易さと相俟つて汎用性に優れている。又、作
業ロボツトの虚像を操作ロボツトに一致させなが
ら作業を行なうことができると共に作業対象物の
立体虚像を必要に応じて拡大することができるの
で、複雑な作業対象物においても高精度な作業を
確実に行なうことが可能である。更に、撮像装置
が作業者の頭部の動きに追従して撮影方向を自動
的に変えるようになつているため、作業者の姿勢
の変化による視線と撮像装置の撮影方向とが一致
し、作業の容易性を一層助けていると共に連続作
業による能率向上に寄与する。更に又、本考案で
は作業者の頭部前面に位置する画像合成装置が受
像管を上面に設けたU字形をなし、しかも下部両
コーナ部が斜面をなし全体としてコンパクトにな
つていると共に、作業者の肩や腕の動き得る範囲
に相当する両側に空間ができるようになつている
ので、操作ロボツトの操作に際し作業者の肩や腕
の移動が制限されることがなくなる。このこと
は、作業速度の低下が防げるだけでなく、無理な
姿勢をとる必要がないので作業者の疲労防止とも
なる。
第1図は従来のマスタースレーブ形マニプレー
タの操作原理を表す作業概念図、第2図は本考案
によるマスタースレーブ形マニプレータの一実施
例の制御原理図、第3図は一実施例の側面図、第
4図はその平面図、第5図はその正面図、第6図
は画像合成装置の原理図、第7図は画像合成装置
の一例の正面図である。 図面中、11は作業対象物、12は操作ロボツ
ト、13は作業者、14は操作ロボツト、15は
追従装置、16,17は工業用テレビカメラ、1
8は視線追従装置、19は画像合成装置、20は
立体虚像、22はミラーハウジング、23,24
は受像管、25,26は受像管の画像面、27,
28は反射板、29,30は半透明鏡である。
タの操作原理を表す作業概念図、第2図は本考案
によるマスタースレーブ形マニプレータの一実施
例の制御原理図、第3図は一実施例の側面図、第
4図はその平面図、第5図はその正面図、第6図
は画像合成装置の原理図、第7図は画像合成装置
の一例の正面図である。 図面中、11は作業対象物、12は操作ロボツ
ト、13は作業者、14は操作ロボツト、15は
追従装置、16,17は工業用テレビカメラ、1
8は視線追従装置、19は画像合成装置、20は
立体虚像、22はミラーハウジング、23,24
は受像管、25,26は受像管の画像面、27,
28は反射板、29,30は半透明鏡である。
Claims (1)
- 相互に平行に配置され且つ一体的に移動して作
業対象物を撮像する一対の撮像装置と、この撮像
装置による前記作業対象物の二つの画像を上方に
導く一対の下向きの受像管と各受像管による画像
を中央に導く一対の反射鏡及び各反射鏡からの画
像を合成して立体虚像を得る立体鏡を具えた画像
合成装置と、作業者によつて操作され且つ前記立
体虚像に対して作業する操作ロボツトと、この操
作ロボツトの動作に追従し且つ前記作業対象物に
対して作業を行なう作業ロボツトと、前記作業者
の頭部に固定され且つこの頭部の動きを前記撮像
装置に追従させる視線追従装置とからなるマスタ
ースレーブ形マニプレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18992781U JPS5893489U (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | マスタ−スレ−ブ形マニプレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18992781U JPS5893489U (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | マスタ−スレ−ブ形マニプレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5893489U JPS5893489U (ja) | 1983-06-24 |
JPS6137510Y2 true JPS6137510Y2 (ja) | 1986-10-30 |
Family
ID=29994193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18992781U Granted JPS5893489U (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | マスタ−スレ−ブ形マニプレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5893489U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58128433U (ja) * | 1982-02-25 | 1983-08-31 | 株式会社明電舎 | マスタ−スレ−ブ形マニプレ−タにおける視線追従装置 |
JPH05328408A (ja) * | 1992-05-26 | 1993-12-10 | Olympus Optical Co Ltd | ヘッド・マウンテッド・ディスプレイ |
JP3262849B2 (ja) * | 1992-08-14 | 2002-03-04 | オリンパス光学工業株式会社 | 立体像観察システムおよび内視鏡画像観察システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS639434Y2 (ja) * | 1981-05-29 | 1988-03-19 |
-
1981
- 1981-12-19 JP JP18992781U patent/JPS5893489U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5893489U (ja) | 1983-06-24 |
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