JPS6152690A - 高速図形表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ＬＳＩの設計データ（図形データ）の検証お
よび修正を、高速でない計算機あるいは高速でないグラ
フィック端末を使用して行う場合に有効な高速図形表示
方法に関する。

（従来の技術） ＬＳＩの図形データを検証および修正する場合。

図形データをグラフィック端末上に表示する必要がある
。一方、ＬＳＩの集積度の増大や大規模化に伴ってＬＳ
Ｉの設計データ（図形データンの絶対量は年々増加して
いる。そこで、この処理をワークステーション等の高速
でない計算機あるいは高速でないグラフインク端末を使
用して行う場合は、処理時間の関係から、大量図形デー
タの高速表示を考慮する必要がでてくる。

ところで、従来１図形データの表示は、全図形データを
調べて表示範囲内に入っているもののみを取り出す方法
により行っている。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、このような方法では、常に全図形データを表示
の対象としているため、小領域の表示の場合でも全領域
を表示させたのと同じだけの時間がかかり２表示速度が
遅く、大量図形データの高速表示は望めない。

（問題点を解決するための手段） 本発明の高速図形表示方法は、４つの頂点の座標で定ま
る四角形を基本図形とする全図形データを含むアウトラ
インを一定の大きさの矩形の小領域であるページに分割
し、該ページ内に含まれる全図形データを、その図形を
表す座標と１表示しようとしているページ内に存在する
図形データと周りのページとの関係を表すコードとで各
ページごとに管理し、前記ページと該コードの情報に基
いて必要な図形データを取り出して表示させるようにし
たものである。

（作用） ページによって１表示範囲の近辺にある図形データのみ
を表示操作の対象とすることができ、コードによって、
複数のページに重複して登録されている同一の図形デー
タを繰り返し表示処理の対象とすることをなくすことが
できる。

（実施例） 全図形データは、第１図に示すように、まず４つの頂点
の座標（Ｘｉ、　Ｙｌ）　、　　（Ｘ２．　Ｙ２）　、
　　（Ｘ３゜Ｙ３）　、　　（Ｘ４．　Ｙ４）で定まる
四角形を基本図形とし。

次に、第２図に示すように、全図形データを含むアウト
ライン１を一定の大きさの矩形の小領域であるページ２
・・・に分割する。各ページにはページ番号としてアル
ファベットの符号を附している。

そして、それらページ２・・・内に含まれる全図形デー
タは、その図形を表す座標と２値化されたコードのデー
タで各ページごとに管理される。例えば。

第３図に示すような図形３は、ページＤ、　Ｅ、　Ｇ。

Ｈ，Ｉ内に存在するので、これらの各ページで管理され
る。また、コードは、今１表示しようとしているページ
Ｅ（以下、現在のページという。）内に存在する図形デ
ータと１周りのページＡ、Ｂ。

Ｃ，Ｄ、Ｆ、Ｇ、Ｈ，Ｉとの関係を表すものであり、０
０００（２）、０００１（２１，００１０（２１，０ｆ
００（２）、１０００（２）、０１０１（２１，０１１
０（２１゜１０１０＋２１．　１００　［２１の９種類
がある。そして。

各コードは次のように割り当てられる。

（ａ）　　００００　（２）は、第４図（ａｌ　ニ示す
ようニ、現在のページにのみ図形データが存在する場合
に割り当てられる。

（ｂｌ　　０００　［２）は、第４図（ｂ）に示すよう
に、現在のページの左隣のページに図形データが存在す
る場合に割り当てられる。

（Ｃ）　　０１００（２１は、第４図（Ｃ）　ニ示すよ
うに、現在のページの真下のページに図形データが存在
する場合に割り当てられる。

（ｄｌ　　００１０（２）は、第４図（ｄ）に示すよう
に、現在のページの右隣のページには図形データが存在
し、左隣のページには存在しない場合に割り当てられる
。

（ｅ）　　１０００　（２１は、第４図ｔｅｌに示すよ
うに、現在のページの真上のページに図形データが存在
し。

真下のページには存在しない場合に割り当てられる。

（ｆ）’　０１０１　Ｔ２）は、第４図（ｆ）に示すよ
うに、現在のページの左側のページと下側のページに図
形データが存在する場合に割り当てられる。

（ｇｌ　　０１１０（２１は、第４図（ｇ）に示すよう
に、現在のページの右側のページと下側のページに図形
データが存在し、左側のページには図形データが存在し
ない場合に割り当てられる。

（ｈ）　　１００１　（２１は、第４図（ｈ）に示すよ
うに、現在のページの左側のページと上側のページに図
形データが存在し、下側のページには図形データが存在
しない場合に割り当てられる。

（１）　　１０１０（２）は、第４図（１）に示すよう
に、現在のページの右側のページと上側のページに図形
データが存在し、左側と下側のページには図形データが
存在しない場合に割り当てられる。

以上説明した９つのコードの関係を第５図に示す。この
図から明らかなように、下位から１ビツト目が１のコー
ドをもつ図形は、現在のページの左側にあるページにも
同じ図形データを含んでいることが分る。同様に、２ビ
ツト目が１のコードをもつ図形は右側のページに、３ビ
ツト目が１のコードをもつ図形は下側のページに、４ビ
ツト目が１のコードをもつ図形は上側のページに、それ
ぞれ同じ図形データを含んでいることが分る。

上記したようなページ分割とコード割当を用いて高速図
形表示を実現するには、グラフィック端末への表示領域
を構成するページ群を決定し、該ページ群内の図形表示
規則を基に各ページで管理されている図形データの表示
操作を行えばよい。

次に１図形表示規則を第６図を参照して説明する。なお
９図中、１はアウトライン、２はページ。

４は表示領域である。

■　Ａのページ（左下隅）は、コードの２ビツト目と４
ビツト目がＯのもののみを表示する。

■　Ｂのページ（下辺）は、コードの１ビツト目と２ビ
ツト目と４ビツト目が０のもののみを表示する。

■　Ｃのページ（左下隅）は、コードの１ビツト目と４
ビツト目が０のもののみを表示する。

■　Ｄのページ（左辺）は、コードの２ビツト目と３ビ
ツト目と４ビツト目が０のもののみを表示する。

■　Ｅのページ（右辺）は、コードの１ビツト目と３ビ
ツト目と４ビツト目がＯのもののみを表示する。

■　Ｆのページ（左上隅）は、コードの２ビツト目と３
ビツト目が０のもののみを表示する。

■　Ｇのページ（上辺）は、コードの１ビツト目と２ビ
ツト目と３ビツト目が０のもののみを表示する。

■　Ｈのページ（右上隅と中央部）は、コードの１ビツ
ト目と３と・ノド目がＯのもののみを表示する。

■　現在のページに基本図形の左下隅の頂点が存在する
ものはコードとは無関係に総て表示する。

このように、ページとコードの情報を利用することによ
り、ページ内の図形を表示するとき１表示する必要があ
るかどうかの判断を高速に行うことができ１図形データ
の高速表示が実現できる。

よって、ワークステーション等の高速でない計算機を用
いたＬＳＩの設計データの検証や修正等に使用するグラ
フィックシステムに利用できる。

（発明の効果）　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　１本発明によれば９図形データが大量であっても
表示操作の対象となる図形データを著しく減少させるこ
とができ２図形表示の高速化を実現することができる。

【図面の簡単な説明】 第１図乃至第６図は本発明の実施例を示し、第１図は基
本図形を示す図、第２図はアウトラインとページの関係
を示す図、第３図は図形データのページによる管理の一
例を示す図、第４図（ａ）乃至＋１）はコードの割当を
示す図、第５図はコードの関係を示す図、第６図は図形
表示規則を説明する図である。 １・・・アウトライン、２・・・ページ、３・・・図形
ほか１名 第７図 第２図 第３図 第４　図（ａ）　　　　　　　　　　　　第４　図（ｂ
）００００ｔｕ　　　　　　　　　　　　　　　　００
０１ｔｘ′第４図（ｉ） １０１０ｔ２ノ 第５図 第６図 手続補正書 昭和ｊワ年／７月２乙日 １、事件の表示 昭和５９　年　特　３１°　　願第１７グ２ざ５号３、
　補正をする者 事件との関係　特許出願人 庄　所　　　　　　大阪市阿倍野区長池町２２＆２２１
正゛″駅い）（５０４，）シャープ株式会社代表者　　
佐伯　旭 ５、　補正命令の日付　自発 ８、補正の内容 別紙の通り 補正の内容 明細書の第７頁１３行の「（左下隅）」を「（右下隅）
」 と訂正する。 □

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）４つの頂点の座標で定まる四角形を基本図形とする
   全図形データを含むアウトラインを一定の大きさの矩形
   の小領域であるページに分割し、該ページ内に含まれる
   全図形データを、その図形を表す座標と、表示しようと
   しているページ内に存在する図形データと周りのページ
   との関係を表すコードとで各ページごとに管理し、前記
   ページと該コードの情報に基いて必要な図形データを取
   り出して表示させるようにしたことを特徴とする高速図
   形表示方法。