JPS6152623A - レ−ザ−プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザ光を回転多面鏡で偏向し、感光体ドラ
ム上に照射することによシ記録画像を得るレーザープリ
ンタに関するものである。さらに詳しくは、回転多面鏡
の面倒れ誤差やレーザ光の走査光学系の振動を検出し、
補正することによって高品質の記録画像を得るレーザー
プリンタに関するものである。

従来例の構成とその問題点 レーザープリンタにおいては、回転多面鏡の面倒れ誤差
や、回転多面鏡を含むレーザー光の走査光学系の振動が
画質に与える影響特に記録紙の搬送方向に与えるピッチ
ムラは非常に犬である。そのため従来は、回転多面鏡の
面倒れ誤差をあらかじめ記憶し走査時に光偏向素子で誤
差を補正する方向に光ビームを偏向している。この場合
、回転多面鏡の面倒れ誤差はほぼ補正できるが、回転多
面鏡や装置小型化のため光路を屈折させる反射ミラー等
の振動を補正したり実際の走査時に発生するピッチムラ
の補正は不可能であった。

発明の目的 本発明は、従来光ビームの偏向方向の走査タイミングを
検出する光センサに、複数個の光検出部を一列に配設し
た光センサアレイを用いるとともに、その方向を光ビー
ムの偏向面に直角方向に設けることＫより光ビームの偏
向面に直角方向のズレを検出し、光ビームの光路中に設
けた光偏向素子で補正する方向に偏向し、高品質の画像
を得ることを目的とする。

発明の構成 本発明は回転多面鏡の反射面の面倒れやミラーの振動に
よるレーザ光の偏向面に対する直角方向のレーザ光のズ
レ量を、複数個の光検出部を一列に配設した光センサア
レイで検出するとともに、光偏向素子でレーザ光を補正
偏向するよう構成したレーザープリンタである。

実施例の説明 第１図は、本発明の一実施例の全体構成を示し、第２図
はその正面断面図を示す。半導体レーザ１９から発光さ
れたレーザ光（太線で示す）は、コリメートレンズ２で
平行光に集光され、光偏向素子１５を通って回転多面鏡
３の一面を照射する。回転多面鏡３はモータ４によって
一定速度で回転され、回転多面鏡３を照射したレーザ光
は、Ｘ方向に偏向される。多面鏡３は正八角形で、多面
鏡３の１回転で８回Ｘ方向に偏向される。

偏向されたレーザ光は、ｆθレンズ５を通り折シ返しミ
ラー６で折シ返されて感光体ドラム７上をドラム軸方向
にライン状に照射する。ｆθレンズは、等速回転する多
面鏡３で偏向されたレーザ光を感光体ドラム上で等速度
に変換するものである。レーザ光は、半導体レーザ１に
よって所望の画像信号に応じて変調され、感光体ドラム
７に照射される。回転多面鏡３によって偏向されるレー
ザ光は、感光体ドラム７に照射されるが、多面鏡３の偏
向範囲内で偏向開始側の非画像領域のレーザ光は、その
一部が第２折り返しミラー１２で反射され感光体ドラム
７と対称の位置に設けた光センサ１３に入射する。光セ
ンサ１３は、ＣＣＤセンサアレイのような複数の光検出
素子を一列に配設した一次元のセンサアレイで、その配
列方向を光ビームの偏向面に対し直角方向に設けている
。

回転多面鏡３によって偏向されたレーザ光は、多面鏡３
の１反射面の偏向開始直後に、光センサ１３によって受
光され、一定時間経過後（第３図の一定距離ａに相当）
画像信号に対応して半導体レーザ１から発光される。１
ライン分の画像信号が終ると再び非画像領域になり多面
鏡３の１反射面が面分割角度（本図８面体では４６ｏ）
回転すると次の反射面にレーザ光が入射し、感光体ドラ
ム７の回転に伴なって次のラインが照射される。

感光体ドラム７は、帯電器８によってあらかじめ均一に
帯電されていて、レーザ光の照射によって静電潜像が形
成される。感光体ドラム７は矢印入方向に駆動源（図示
せず）によって定速回転される。静電潜像は、現像器９
でトナーが付着され顕像化され、転写器１０で記録紙１
１にトナーが転写される。トナー像が転写された記録紙
１１は、矢印Ｂ方向に搬送されて定着器（図示せず）で
加熱定着され装置外に排出される。

次に回転多面鏡３の反射面に面倒れ（α０）があると第
４図に示すように反射されるレーザ光は光軸からＣ方向
にα０傾き感光体ドラム７上の正規の露光位置（点Ｐ）
からずれることになυ、又第２折り返しミラー１２で反
射したレーザ光も、光センサ１３の正規の光検出素子Ｐ
′と異なった光検出素子に入射する。光センサ１３は、
全部の光検出素子が走査され、受光した素子と正規の素
子のずれ量が比較器１４によって比較され、光偏向素子
１６にフィードバックされる。光偏向素子１５は、比較
器１４からの信号に基づき、レーザ光を補正する方向に
偏向し、感光体ドラムγ上の正規の位置（点Ｐ）Ｋ露光
する。

次に、回転多面鏡３や折り返しミラー６に振動が発生し
、回転多面鏡３の面倒れと同様レーザ光が点Ｐからずれ
た場合も、同様に光セ／す１３が受光する素子の位置に
よって光偏向素子１５で補正し、常に正規の露光位置に
レーザ光を照射する。

発明の効果 以上のように本発明によれば回転多面鏡の各反射面毎に
反射されるレーザ光の偏向面に対して直角方向のずれ量
を一次元の光センサアレイで検出し、光偏向素子によシ
補正偏向することによシ、常に一定の露光位置にレーザ
光を照射で記録紙の搬送方向に対する走査ピッチずれの
ない高品質の画像を得ることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるレーザプリンタの全
体構成図、第２図は同レーザプリンタの正面断面図、第
３図は同レーザ光の偏向光学系の簡略図、第４図は同回
転多面鏡の面倒れや振動による光路のずれと、光センサ
の関係を示す光路図である。 １・・・・・・半導体レーザ、２・・・・・・コリメー
トレンズ、３・・・・・・回転多面鏡、４・・・・・・
モータ、６・・・・・・ｆθレンズ、６・・・・・・折
り返しミラー、了・・・・・・感光体ドラム、１２・・
・・・・折り返しミラー、１３・・・・・・光センサ、
１６・・・・・・光偏向素子。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ｉｔ　　　　　／ 第３図 第４図 手続補正書 昭和６９年１１　　月７ｚ日 ２発明の名称 レーザープリンタ ３補正をする者 事件との関係　　　　　　特　　許　　出　　　願　　
大佐　所　　大阪府門真市大字門真１００６番地名　称
　（５８２）松下電器産業株式会社代表者　　　　山　
　下　　俊　　彦 ４代理人　〒５７１ 住　所　　大阪府門真市大字門真１００６番地松下電器
産業株式会社内 ５補正の対象 図　　　面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転多面鏡により光ビームを感光体ドラムの軸方向に偏
   向するよう構成し、光ビームの偏向走査範囲内で非画像
   領域に複数個の光検出部を一列に配設した光センサアレ
   イをビーム偏向面に直角方向に設けるとともに、光ビー
   ムの光路中に光ビームを偏向面に直角方向に偏向する光
   偏向素子を設けたレーザープリンタ。