JPS6152527B2 - - Google Patents

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JPS6152527B2
JPS6152527B2 JP53146803A JP14680378A JPS6152527B2 JP S6152527 B2 JPS6152527 B2 JP S6152527B2 JP 53146803 A JP53146803 A JP 53146803A JP 14680378 A JP14680378 A JP 14680378A JP S6152527 B2 JPS6152527 B2 JP S6152527B2
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JP
Japan
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arm
detector
photoelectric detector
record
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JP53146803A
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JPS5573964A (en
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Motoi Ieda
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
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Priority to US06/096,668 priority patent/US4317190A/en
Publication of JPS5573964A publication Critical patent/JPS5573964A/ja
Publication of JPS6152527B2 publication Critical patent/JPS6152527B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B3/00Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
    • G11B3/02Arrangements of heads
    • G11B3/08Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers
    • G11B3/085Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers using automatic means
    • G11B3/08503Control of drive of the head
    • G11B3/08506Control of drive of the head for pivoting pick-up arms
    • G11B3/08512Control of drive of the head for pivoting pick-up arms using optical detecting means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B3/00Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
    • G11B3/02Arrangements of heads
    • G11B3/08Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers
    • G11B3/095Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers for repeating a part of the record; for beginning or stopping at a desired point of the record
    • G11B3/0952Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers for repeating a part of the record; for beginning or stopping at a desired point of the record using automatic means

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、全自動レコード演奏を可能とす
る、プレーヤにおけるトレースアームの制御装置
に関する。 従来、全自動レコード演奏を可能とするため
に、種々の方法が考えられている。たとえばカー
トリツジシエルに光学装置を組込んだ専用ヘツド
による方法がある。この方法は、前記光学装置に
よりレコード盤の無音溝を検出し、この検出され
た結果を制御装置に入力することによりアームの
自動上昇、自動下降あるいはプログラム演奏等を
可能にしているものである。 しかしながら、上記方法の場合は、専用ヘツド
が必要となり、カートリツジを交換した場合全自
動演奏が不可能になる欠点があつた。 この発明は、上記欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的とするところは、カートリツジ交
換が自由でありかつ全自動レコード演奏を可能と
するトレースアームの制御装置を提供することに
あり、レコード盤の無音溝を検出する光電検出器
と、この光電検出器の位置を検出する第1の位置
検出器と、トレースアームの位置を検出する第2
の位置検出器と、これら第1および第2の位置検
出器の出力が各々入力される自動平衡サーボアン
プとを備えてなり、トレースアームを上昇状態に
て適宜のレコード盤の無音溝にリードインさせる
べく移動させるときには、前記光電検出器を移動
させるとともに前記サーボアンプの出力でトレー
スアームを前記光電検出器の移動に追従させるべ
くサーボ系を形成し、トレースアームがレコード
盤上をトレースしているときには、前記サーボア
ンプの出力で前記光電検出器をトレースアームの
移動に追従させるべくサーボ系を形成するように
したことを特徴とする。 以下、図面を参照してこの発明をリニアトラツ
キングアームに適用した実施例を説明する。 第1図はこの発明の一実施例の基本回路構成を
示すブロツク図であり、図中破線は動力伝達系路
を示し、実線は電気信号の伝達系路を示してい
る。 同図において、1はレコード盤の無音溝を検出
する光電検出器であり、この光電検出器1はモー
タ7(第1の駆動装置)によりレコード盤の外周
−内周間で移動する。8は、前記光電検出器1の
位置を検出する光電位置検出器(第1の位置検出
器)であり、光電検出器1の位置に対応した信号
を自動平衡サーボアンプ11の一方の入力端へ入
力する。また、14はトレースアームを支持する
アームベースであり、このアームベース14はモ
ータ21(第2の駆動装置)により、トレースア
ームをその軸線がレコード盤の中心を通る直線と
直交すべくトレースアームをレコード盤の外周−
内周間に移動させるべく移動する。12は、前記
アームベース14の位置を検出するアーム位置検
出器(第2の位置検出器)であり、アームベース
14の位置に対応した信号を前記自動平衡サーボ
アンプ11の他方の入力端へ入力する。自動平衡
サーボアンプ11の出力端は切換スイツチ25の
共通端子25cに接続され、この切換スイツチ2
5の接点25a,25bは各々モータ21,7の
駆動入力端に接続されている。 更に、モータ7の駆動入力端は、前記切換スイ
ツチ25と連動する切換スイツチ26の共通端子
26cに接続され、この切換スイツチ26の接点
26aには、リードイン指令信号が印加されるよ
うになつている。 また、モータ21の駆動入力端は、前記切換ス
イツチ25と連動する切換スイツチ27の共通端
子27cに接続され、この切換スイツチ27の接
点27bにはトレースアームのトレース時の偏位
角補正指令信号が印加されるようになつている。 なお、前記切換スイツチ25,26,27の連
動関係は下表(第1表)の通りであり、接点26
b,27aは空接点となつている。
【表】 次に第1図に示す基本回路の動作を説明する。 まず、トレースアームをアームレスト位置から
導入溝等の無音溝へリードインさせる場合には、
切換スイツチ25,26,27を第1表のCasel
の状態に切換えるようにする。しかして、切換ス
イツチ26を介してリードイン指令信号がモータ
7に印加され、かかるモータ7の回転により光電
検出器1が移動を開始する。そして、この光電検
出器1の位置に対応した信号が光電位置検出器8
から出力され、この信号は自動平衡サーボアンプ
11の一方の入力端へ入力される。ここでこのサ
ーボアンプ11の他方の入力端にはアーム位置検
出器12の出力信号が印加されている。したがつ
て、自動平衡サーボアンプ11は光電位置検出器
8とアーム位置検出器12とからの出力信号の電
圧値の差を“0”とすべく、モータ21を駆動
し、常にこれら光電位置検出器8とアーム位置検
出器12の出力電圧を所定の関係にすべく(すな
わち、光電検出器1とアームベース14との位置
関係を所定にすべく)サーボ系が形成される。こ
のようにして、アームベース14は、光電検出器
1の追従動作をなす。 しかる後、光電検出器1がレコード盤の導入溝
位置等リードインすべき無音溝を検出すると、切
換スイツチ25,26,27を第1表のCase2の
状態になすと共に、アームリフタによりトレース
アームを下降させるようにする。すなわち、これ
によりリードインがなされた訳である。リードイ
ンがなされた後は、トレースアームはレコード盤
上のトレースを開始する。この場合、切換スイツ
チ27を介して偏位角補正指令信号がモータ21
に印加され、かかるモータ21の回転により、ト
レースアームが常にレコード盤の記録溝の接線方
向を維持されながら、レコード盤の内周方向へア
ームベース14と共に移動を開始する。そして、
このアームベース14の位置に対応した信号がア
ーム位置検出器12から出力され、この信号は前
記自動平衡サーボアンプ11の他方の入力端へ入
力される。ここで、このサーボアンプ11の一方
の入力端には、光電位置検出器8の出力信号が印
加されている。したがつて、自動平衡サーボアン
プ11は、アーム位置検出器12と光電位置検出
器8とからの出力信号の電圧値の差を“0”とす
べく、モータ7を駆動し、常にこれらアーム位置
検出器12と光電位置検出器8との出力電圧を所
定の関係にすべく(すなわち、アームベース14
と光電検出器1との位置関係を所定にすべく)サ
ーボ系が形成される。このようにして光電検出器
1はアームベース14の追従動作をなす。 なお、アームリフタにてトレースアームを上昇
させた状態となし、切換スイツチ25,26,2
7を第1表Case2の状態となすとともに、モータ
21に偏位角補正指令信号に代えて、トレースア
ームをリターンさせたり、手動にて任意の位置に
移動させたりする信号を印加すれば、トレースア
ームの移動とともに、このトレースアームに追従
させて光電検出器1を移動させることが可能であ
り、この場合のサーボ系も前述と同様に形成され
る。 以上述べたように、光電検出器1とアームベー
ス14との位置関係は常に一定となるべくサーボ
系が形成されるため、トレースアームの自動制御
(全自動化、プログラム演奏化)が非常に容易に
構成され得る。 第2図は、第1図に示した基本回路ブロツク図
のより具体的なブロツク図を示すものであり、第
3図は第2図に示す実施例においてトーンアーム
22、レコード盤3、光電検出器1等の位置関係
を示す図である。なお、前述した第1図と同一部
分は同一符号を付し、第2図において破線は動力
伝達系路を示し、実線は電気信号の伝達系路を示
してある。 第2図および第3図において、光電検出器1は
杆体2に摺動自在に取付けられている。この光電
検出器1は発光部および受光部からなり、その発
光部は高周波変調されたLED(発光ダイオー
ド)ドライブ回路と、LEDと、フオーカシング
レンズからなり、その受光部は、フオーカシング
レンズおよびスリツトを有したフオトセンサと電
気的フイルタからなり、レコード盤3の無音溝を
検出するためのものである。また、杆体2は軸A
を中心に回動自在であり、レコードの自動演奏時
は第3図の実線にて示す位置にありまた自動演奏
開始前は二点鎖線にて示す位置にある。そして、
光電検出器1の出力は、正反射判別コントローラ
4に入力され、この正反射判別コントローラ4の
出力端はアームリフタダウン指令信号発生器29
に接続されるとともにリードイン指令信号発生器
30に接続されている。リードイン指令信号発生
器30は、スタート釦31からの信号で出力信号
(一定電圧+V1)を送出するとともに、前記正反
射判別コントローラ4からの正反射検出出力で以
つてその出力信号の送出が阻止されるようになつ
ており、出力信号を切換スイツチ27の接点27
aに入力する。 また、前記アームリフタダウン指令信号発生器
29は、常時上昇付勢されているアームリフタ3
2を下降させる信号を送出するもので、前記正反
射判別コントローラ4からの出力信号で出力を送
出するとともに、後述するリターン指令信号発生
器36からの出力信号でその出力の送出が阻止さ
れるようになつている。更に、このアームリフタ
32には、アームリフタ32の上昇状態を検出す
るアームリフタアツプ状態検出器33が機械的に
結合されている。また、前記切換スイツチ27の
共通端子27cは前記光電検出器1を移動させる
モータ7を駆動するサーボアンプ6の入力端に接
続されるとともに切換スイツチ25の接点25b
に接続されている。また、光電位置検出器8は、
光電検出器1の位置を検出するもので、光電検出
器1の移動に伴い摺動子8aが機械的に連動して
移動し、かかる摺動子8aの移動量L1に応じた
電圧Vaを出力端子9に送出する。この出力端子
9に得られた電圧Vaは、抵抗10を介して自動
平衡サーボアンプ11の一方の入力端へ入力され
る。 一方、アーム位置検出器12は、アームベース
14の位置を検出するもので、アームベース14
の移動に伴い摺動子12aが機械的に連動して移
動し、かかる摺動子12aの移動量L2に応じた
電圧Vbを出力端子13に送出する。この出力端
子13に得られた電圧Vbは、抵抗15を介して
自動平衡サーボアンプ11の他方の入力端へ入力
される。 なお、前記アームベース14は、先端にピツク
アツプカートリツジ24を有するカートリツジシ
エル23を有するトレースアーム22を支持する
もので、サーボアンプ20で駆動されるモータ2
1により移動されるようになつている。このサー
ボアンプ20の入力端は、カツト釦34あるいは
最終溝検出器35の動作によりトレースアームの
リターン信号を発生させるリターン指令信号発生
器36からの出力信号(一定電圧−V)が印加さ
れるようになつており、また、前記切換スイツチ
25,26の接点25aおよび共通端子26cが
接続されている。更に、アームベース14から
は、トレースアーム22の軸線のレコード盤の記
録溝の接線方向からの偏位角θを検出した信号が
発生され、この信号は偏位角補正指令信号発生器
17に入力され、前記偏位角θを“0”とすべく
補正信号が切換スイツチ28の接点28aに印加
される。 また、この切換スイツチ28の接点28bに
は、手動にてアームを移動させるための手動アー
ム移動指令信号発生器19からの出力が印加さ
れ、共通端子28cは、前記切換スイツチ26の
接点26bが接続されている。しかしてこの接点
26bには、前記指令信号発生器17,19から
±Δvなる信号が発生されるようになつている。
また前記自動平衡サーボアンプ11の出力端から
は前記電圧Va、Vbの差動増幅出力〔電圧ΔV=
k(Va−Vb)〕(k=const.)が送出され、この
出力は切換スイツチ25の共通端子25cに接続
される。そして、切換スイツチ25,26,27
の連動関係は、前述した第1表と同じであり、こ
れらの切換スイツチを駆動する切換スイツチ駆動
回路50には正反射判別コントローラ4、リター
ン指令信号発生器36、および手動アーム移動指
令信号発生器19の出力が各々入力されている。 次に、以上の構成になる装置の動作を、レコー
ドの自動演奏の場合について説明する。なお、第
4図にこの動作を流れ図によつて示す。 まず、電源スイツチをオンした状態において、
杆体2は第3図に示す二点鎖線の位置にあり、ま
たアームリフタ32は上昇状態にあり、更に切換
スイツチ25,26,27は、第1表に示す
Case1の状態にある。そしてレコード盤をセツト
し、回転数(45あるいは33rpm)を回転数設定釦
(図示略)により合わせた後スタート釦31を押
すことにより、自動演奏が開始される。 すなわち、前記スタート釦31が押されると、
まず杆体2が第3図に示す矢印B方向に回転を始
め、図の実線で示す位置に設置される。一方、リ
ードイン指令信号発生器30から一定電圧+V1
が出力され、かかる一定電圧+V1は切換スイツ
チ27、サーボアンプ6を介してモータ7に入力
され、モータ7を指定方向に回転(正転)させ
る。 このモータの回転に伴い、光電検出器1が杆体
2に沿つてレコード盤3の中心Oに向つて移動を
開始し、また、常に光電検出器1の位置と対応関
係にある光電位置検出器8の摺動片8aとが移動
を開始する。この光電位置検出器8の出力(電圧
Va)およびアーム位置検出器12の出力(電圧
Vb)は各々抵抗10,15を介して自動平衡サ
ーボアンプ11に入力されており、この自動平衡
サーボアンプ11は、光電位置検出器8の摺動片
8aの移動によつて生じた光電位置検出器8の出
力(電圧Va)と、アーム位置検出器12の出力
(電圧Vb)との偏差を感知し、出力電圧ΔV=k
(Va−Vb)を出力する。そしてこの出力電圧ΔV
は、切換スイツチ25、サーボアンプ20を介し
てモータ21を、前記出力電圧ΔVが“0”とな
るべく適宜方向に回転させる。このリードインの
場合を正転とする。このモータ21の回転に伴い
アームベース14が第3図に示す矢印C方向に移
動を開始する。しかして、前記光電検出器1の移
動に追従してアームベース14が移動することに
なる。すなわち、前記電圧ΔVが“0”(すなわ
ち、前記電圧Va、VbがVa=Vb)となるべくアー
ムベース14を光電検出器1の位置と所定の関係
を維持すべく光電検出器1に追従させるようにサ
ーボ系が形成される。 そして、光電検出器1がレコード盤3の導入溝
位置に到達すると、ほぼ同時にカートリツジ24
の針先もまたレコード盤3の導入溝位置に到達す
ることになる。 しかして、光電検出器1がレコード盤の導入溝
位置に到達し、その反射光により導入溝を検出す
ると、この光電検出器1の出力により正反射判別
コントローラ4から検出出力が送出され、この出
力は、前記リードイン指令信号発生器30からの
出力(電圧+V1)の送出を阻止させ、モータ7の
回転を止めると同時にアームリフタダウン指令信
号発生器29からアームリフタ32を下降させる
信号を送出させ、更に切換スイツチ駆動回路50
に入力され連動する切換スイツチ25,26,2
7を切換えるように作用する。このようにして、
光電検出器1の移動が停止され、アームリフタ3
2が下降し、切換スイツチ25,26,27が前
記第1表に示すCase2の状態となる。かくして、
リードイン動作が完了し、トレースアーム22に
よるレコード盤3のトレースが開始される。 次に、トレースアーム22がレコード盤3をト
レースしているときの動作を説明する。この場合
は、アームベース14の移動に追従して、光電検
出器1が移動することになる。すなわち、レコー
ド演奏の進行に伴いカートリツジ24がレコード
盤3の中心O方向に移動すると、第5図に示すよ
うに、トレースアーム22の軸線Dとアームベー
ス14の進行直交方向とに偏位角θを生ずる。こ
の偏位角θはアームベース14に設けられた、例
えば光電式(磁気式)検出器(図示略)により検
出され、偏位角補正信号発生器17に入力され
る。この偏位角補正指令信号発生器17は、偏位
角θに応じた電圧±Δvを発生し、この電圧±Δ
vを切換スイツチ28,26およびサーボアンプ
20を介してモータ21に入力され、モータ21
を所定方向に回転(正転)させる。そしてモータ
21が回転すると、アームベース14が前記偏位
角θを“0”と修正すべく第3図矢印C方向に移
動し、またこれに伴いアーム位置検出器12の摺
動片12aが移動を開始する。このアーム位置検
出器12の摺動片12aの移動に伴い発生するア
ーム位置検出器12の出力(電圧Vb)と、光電
位置検出器8の出力(電圧Va)との偏差は、前
述と同様に、自動平衡サーボアンプ11により検
出され、この偏差に基づく信号として電圧ΔV=
k(Va−Vb)が出力される。この電圧ΔVは、
切換スイツチ25、サーボアンプ6を介してモー
タ7に入力され、このモータ7を前記電圧ΔVが
“0”となるべく、適宜方向に回転させる。この
トレース時の場合も通常正転である。 以上の動作により、光電検出器1がアームベー
ス14に追従して移動するとともに、光電位置検
出器8の摺動片8aも光電検出器1の位置に対応
して移動していく。すなわち、前記電圧ΔVが
“0”(すなわち、電圧Va、VbがVa=Vb)となる
べく、光電検出器1をアームベース14の位置と
所定の関係を維持すべくアームベース14に追従
させるようにサーボ系が形成される。 次に、カートリツジ24がレコード盤の最終溝
に到達したことを最終溝検出器35が検出する
か、あるいはカツト釦34により演奏途中でリタ
ーンさせる場合の動作を説明する。まず、リター
ン信号指令発生器36から一定電圧−Vが送出さ
れる。この一定電圧−Vは、常時上昇付勢されて
いるアームリフタ32を下降させているアームリ
フタダウン指令信号発生器29の動作を停止させ
るように作用する。しかしてアームリフタ32が
上昇される。なお、この場合切換スイツチ25,
26,27はリターン信号指令発生器36からの
信号により前記Case2の状態に留まる。一方、前
記一定電圧−Vはサーボアンプ20を介してモー
タ21に入力され、このモータ21を前述とは逆
の方向に回転(逆転)させる。これにより、アー
ムベース14は第3図矢印D方向に移動し、アー
ム位置検出器12の摺動片12aもアームベース
14の位置に対応して移動する。そして、前述と
同様に、光電位置検出器8、アーム位置検出器1
2、自動平衡サーボアンプ11の働きにより、ア
ームベース14の移動に追従し光電検出器1が第
3図矢印D方向に移動し、両者とも初期位置に戻
る。この初期位置への復帰完了は適宜の手段で検
出され、前記リターン指令信号発生器36からの
一定電圧−Vの送出を停止すると同時に、杆体2
を第3図に示す二点鎖線の位置に戻す。このよう
にして自動演奏が終了する。 また、演奏途中でトレース位置を変更させる
等、手動にてトレースアーム22の位置を変更さ
せる場合の動作を次に説明する。 この場合には、まず適宜の手段にてアームリフ
タダウン指令信号発生器29からのアーム下降指
令信号を停止させ、アームリフタ32を上昇させ
る。また、切換スイツチ25,26,27は、手
動アーム移動指令信号発生器19からの信号によ
り前記第1表に示すCase2の状態を保持させてお
く。そして、切換スイツチ28の共通端子28c
を接点28b側に切換え、手動アーム移動指令信
号発生器19から所定の信号(電圧±Δv)を発
生させる。かかる電圧±Δvは、切換スイツチ2
8,26、サーボアンプ20を介してモータ21
に入力され、このモータ21を前記電圧±Δvの
極性および大小に応じて正転/逆転、回転数を制
御し、回転させる。これに伴いアームベース14
は第3図失印CあるいはD方向に移動し、アーム
位置検出器12の摺動片12aも、アームベース
14の位置に対応して移動する。そして、前述と
同様に、光電位置検出器8、アーム位置検出器1
2、自動平衡サーボアンプ11の働きによりアー
ムベース14の移動に追従させて、光電検出器1
が第3図矢印CあるいはD方向に移動するように
サーボ系が形成される。 以上述べたように、アームベース14と光電検
出器1とは、常に同一位置関係にあり、構成簡易
にしてトレースアーム22の制御が容易となり、
プレーヤの全自動化が容易となる。 なお、上記の実施例の切換スイツチ25,2
6,27,28は共に、論理回路で構成すること
も可能である。 また、上記実施例は、リピート演奏機能がない
ものであつたが、リピート機能を設けるには、演
奏開始のスタート釦31を押す前にリピート指定
をし、まず光電検出器1がレコード盤3の導入溝
位置を検出した時点で、光電位置検出器8の出力
を記憶回路等に記憶し、そして第1回目のレコー
ド演奏が終了し、光電検出器1が復帰する際に、
前記記憶回路に記憶されているレコード盤の導入
溝位置に到達した時点で再度アームリフタ32を
下降させるとともに、レコード演奏を再開させる
ようにすればよい。 第6図は、この発明の実施例であるプログラム
演奏可能なプレーヤの構成を示しており、また第
7図は、第6図に示す実施例の動作を説明するた
めの流れ図である。なお、第6図において第2図
に示す各部と同等の機能を有する部分には同一の
符号が付してある。 第6図において符号34,37〜42は操作釦
である。符号40の「メモリクリア」釦は、正反
射判別コントローラ4内に含まれるプログラムメ
モリMEMOをクリアするための釦であり、符号
41の「メモリ・スタート/ストツプ」釦はプロ
グラム演奏のスタート時およびストツプ時に押す
ものであり、符号42はプログラム用釦である。
このプログラム用釦42によつてレコード演奏プ
ログラムをプログラムメモリMEMOに入力する
には、例えばレコード盤の1曲目、3曲目、5曲
目を自動演奏したい場合、釦「1」、釦「3」、釦
「5」を順次押してやるだけでよい。そして、符
号43および44は第3図に示す杆体2を回動さ
せるためのサーボアンプとモータであり、符号4
5は制御回路である。なお、第2図に示す切換ス
イツチ25,26,27,28に代えて、切換ス
イツチ46〜49を用いているが、基本的切換動
作は同じである。 次に、第6図に示す装置の動作を第6図および
第3図を参照し以下に説明する。先ず、プログラ
ム演奏を開始する前に「メモリクリア」釦40を
押し、プログラムメモリMEMOをクリヤする。
次にプログラム用釦42の釦を例えば釦「1」、
釦「3」、釦「5」の順に押す。これによりレコ
ード盤の第1曲目、第3曲目、第5曲目が順次演
奏されるべくプログラムメモリMEMOにプログ
ラムがなされる。そして、「メモリ・スタート/
ストツプ」釦を押すと杆体2が第3図に示す実線
位置に移動した後光電検出器1が移動を開始し、
それに追従してアームベース14が移動を開始す
る。また同時に、正反射判別コントローラ4内に
設けられた曲番号レジスタREGに“0”が入力
される。しかして、光電検出器1がレコード盤3
の無音溝(エツヂ)を検出すると、曲番号レジス
タREGが“1”に書き変えられ、この書き変え
られた値“1”とプログラムメモリMEMOの内
容が比較される。そして、この動作例において
は、1曲目が演奏される様にプログラムメモリ
MEMOに“1曲目”が記憶されているので、ト
レースアーム22が下降し第1曲目のレコード演
奏が開始される。そして、第1曲目の演奏が終了
し光電検出器1が1曲目と2曲目の間の無音溝を
検出すると曲番号レジスタREGが“2”に書き
変えられた後、前述と同様に曲番号レジスタ
REGの内容とプログラムメモリMEMOの内容が
比較される。そして、この動作例においては次の
演奏曲目が3曲目であるから、トレースアーム2
2はいつたん上昇した後レコード盤3の中心に向
つて移動する。次いで、光電検出器1が2曲目と
3曲目の間の無音溝を検出すると、曲番号レジス
タREGが“3”に書き変えられた後プログラム
メモリMEMOの内容と比較され、この結果、第
3曲目が演奏されることになる。以下同様の手順
でプログラム演奏が順次なされ、全プログラムの
演奏が終了すると、トレースアーム22および光
電検出器1が初期位置に戻る。なお、上記動作例
においては演奏曲目が1曲目、3曲目、5曲目で
あつたが、プログラム用釦42を例えば釦
「1」、釦「3」、釦「2」、釦「5」の順で押すこ
とによりトレースアーム22をいつたんバツクさ
せ(第2曲目の演奏時にアームが初期位置方向に
バツクする。)演奏させることも可能であり、ま
た、プログラム用釦42の指定がない場合は、強
制的に第1曲目、第2曲目、………の順に演奏が
なされるようになつている。 以上説明したように、この発明によれば、トレ
ースアームと別の位置に光電検出器を設け、トレ
ースアームを上昇状態にて適宜のレコード盤の無
音溝にリードインさせるべく移動させる時には、
光電検出器の移動に追従しアームベースを移動さ
せ、トレースアームがレコード盤上をトレースし
つつ移動する時には、アームベースの移動に追従
し光電検出器を移動させるようにしたので、レコ
ードのプログラム演奏およびデイスクサイズ自動
検出が可能となり、カートリツジ交換可能な全自
動レコードプレーヤを比較的簡単な回路構成で実
現することができる。また、レコードの無音溝を
光学的検出器によつて検出しているので高位置決
め精度(±50μm以内)を得ることができる利点
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の基本回路構成を示すブロ
ツク図、第2図は、この発明の一実施例の回路構
成を示すブロツク図、第3図は、第2図における
光電位置検出器、レコード盤、トレースアーム等
の位置関係を示す図、第4図は、第2図に示す実
施例の動作を説明する流れ図、第5図は、第1図
におけるトレースアームおよびアームベースの移
動機構を説明するための図、第6図は、この発明
の一実施例である、プログラム演奏可能なプレー
ヤにおけるアーム制御装置の回路構成図、第7図
は、第6図に示す装置の動作を説明するための流
れ図である。 1……光電検出器、3……レコード盤、8……
光電位置検出器、11……サーボアンプ(自動平
衡サーボアンプ)、12……アーム位置検出器、
14……アームベース、22……トレースアー
ム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プレーヤにおいて、レコード盤の無音溝を検
    出する光電検出器と、この光電検出器の位置を検
    出する第1の位置検出器と、前記光電検出器を少
    なくともレコード盤の外周および内周間において
    移動させる第1の駆動装置と、トレースアームに
    設けられたピツクアツプカートリツジの位置を検
    出すべくトレースアームの位置を検出する第2の
    位置検出器と、ピツクアツプカートリツジを任意
    の位置に移動すべくトレースアームを移動させる
    第2の駆動装置と、前記第1および第2の位置検
    出器の出力が各々入力される自動平衡サーボアン
    プとを備えてなり、トレースアームを上昇状態に
    て適宜のレコード盤の無音溝にリードインさせる
    べく移動させるときには、前記第1の駆動装置に
    より光電検出器を移動させ、前記自動平衡サーボ
    アンプの出力で第2の駆動装置を駆動して、前記
    第1および第2の位置検出器の出力が、所定の関
    係を維持すべく前記光電検出器の移動にトレース
    アームを追従させるようにサーボ系を形成すると
    ともに、トレースアームがレコード盤上をトレー
    スしているときには、前記自動平衡サーボアンプ
    の出力で第1の駆動装置を駆動して、前記第1お
    よび第2の位置検出器の出力が所定の関係を維持
    すべく前記トレースアームの移動に光電検出器を
    追従させるようにサーボ系を形成するようにした
    プレーヤにおけるトレースアームの制御装置。
JP14680378A 1978-11-28 1978-11-28 Controller for trace arm of player Granted JPS5573964A (en)

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JP14680378A JPS5573964A (en) 1978-11-28 1978-11-28 Controller for trace arm of player
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Publications (2)

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JPS5573964A JPS5573964A (en) 1980-06-04
JPS6152527B2 true JPS6152527B2 (ja) 1986-11-13

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JPS59117740A (ja) * 1982-12-24 1984-07-07 Hitachi Ltd ビデオデイスクプレ−ヤ
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JPS5573964A (en) 1980-06-04
US4317190A (en) 1982-02-23

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