JPS615096A - 新規ポリペプチドおよびその製造法 - Google Patents

新規ポリペプチドおよびその製造法

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JPS615096A
JPS615096A JP60121787A JP12178785A JPS615096A JP S615096 A JPS615096 A JP S615096A JP 60121787 A JP60121787 A JP 60121787A JP 12178785 A JP12178785 A JP 12178785A JP S615096 A JPS615096 A JP S615096A
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JP
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arg
gln
lys
ser
bond
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JP60121787A
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Masakazu Kikuchi
正和 菊池
Tsutomu Kurokawa
勉 黒川
Susumu Honda
進 本多
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/555Interferons [IFN]
    • C07K14/57IFN-gamma
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、医薬品などとして有用な新規ポリペプチドお
よびその製造法に関するものである。
従来の技術 γ型インターフェロン(以下工FN−γト略称すること
がある)はリンパ球の芽球化やリンホカイン産生が起る
ような状況化で、免疫担当細胞から産生されるため、免
疫インターフェロンとも呼ばれている。IFN−γは1
FN−αやIFN−βと比較しで、抗細胞増殖活性や抗
腫瘍活性が高いといわれており、臨床応用面からよシ期
待されている。しかし、その産生に新鮮なリンパ球が必
要であることなどの制約があるため、これまで効率のよ
い産生糸は確立されていなかった。、しかし最近、遺伝
子組み換え技術が広く利用されるにいたっで、工FN−
γの相補D HA(cDNA)がクローン化され、その
ヌクレオチド配列やその配列から予測されるアミノ酸配
列が明らかにされるとともに、cDNAや化学合成した
遺伝子を各種の宿主を用いて発現させることが可能とな
ってきた〔グレイ、p、w、ら、ネイチャー(Natu
re )。
295.508(1982)、デポヌ、Rら、ヌクレイ
ツク・アシツズ・リサーチ(NucleicAcids
、Res、)、10 、2487(1982)、タナ力
、Sら、ヌクレイツク・アシツズ・リサーチ(Nucl
eic Ac1ds、 Res、 )、 11 、17
07(1988)など〕。
さらにモノクローナμ抗体を用いる精製法によシ、遺伝
子組み換え技術で得られる工FN−γ(以下r工FN−
γと略記することがある)の大量生産も可能になりCI
PC公開第公開第0108サ98 発明が解決しようとする問題点 しかし、ここで得られるr工FN−γは、二量体や多量
体を形成しやすく不安定なため、精製や製剤化が困難で
、その精製や製剤化のために高度な技術が必須となって
いる。
本発明者らは、公知r工FN−γの上記欠点はそのN末
端部に存在する2個のCysに基づくものであると考え
、r工FN−γと同等もしくはそれ以上の生物活性を有
し、二量化や多量化を起しに。
くい新規ポリペプチドの製造に成功し、本発明を完成し
た: 本発明は、式 %式% 〔式中、XはMetまたは結合手を、YはC7El−G
ln 、 Gln 、 < Glnまたは結合手を示し
、Zは(N)Lys ArgLys Arg Ser 
Gln Met Leu PheArg Gly Ar
g Arg Ala Ser Gln (C)  で示
されるペプチド鎖においてそのN末端から数えて1〜1
6個のアミノ酸を有するペプチドもしくはアミノ酸残基
を示す〕で表わされるポリペプチド、それの工業的に有
利な製造法ならびにその製造に用いることが出来る形質
転換体を提供するものである。
ポリペ1チド(I)に関し、又は結合手であることが好
ましい。YはCys−Gln 、 Glnまたは<Gl
nであることが好ましく、と)わけ< Glnであるこ
とが好ましい。ZはLysまたはLye−Arg−Ly
s−Arg−Ser−Gln−Met−Leu−Phe
−Arg−Gly−Arg ( II )またはLys
−Arg−Lys−Arg−Ser−Gln−Me t
−Leu−Phe−Arg−Gly−Arg−Arg−
Ala−Ser−Gln  (1M)であることが好ま
しい。
とりわけポリペプチド(I)としで、Xが結合手でYが
Cys−Glnまたは<Glnで、2がL7E!または
ペプチド(■)であることが好ましい。
なおポリペプチドCI)においてYが<Glnのときは
、Xは結合手である。
ポリペプチド(I)は、たとえば5′末端にATGを有
しその下流に、式 %式% 〔式中、7はCys−Gln,Glnまたは結合手を示
し、Zは(N)Lys Arg Lys Arg、 S
er Gln MetLeu Phe Arg Gly
 Arg Arg Ala Ser Glfl(C)で
示されるペプチド鎖においてそのN末端から数えて1〜
16個のアミノ酸を有するペプチドもしくはアミノ酸残
基を示す〕で表わされるポリペプチドをコードする領域
、ついで翻訳終止コドンを有するDNAを含有する形質
転換体を培養することによシ有利に製造することができ
る。
上記したDNAに関し、ポリペプチド(工′)をコード
する領域は、上記ポリペプチド(I′)をコードする塩
基配列を有するものであればいかなるものでもよく、例
えば式 %式% 〔式中、YlはTGCCAGまたはCAGまたは結合手
を示し、zlは(5’) AAG CGA AAA A
GG AGTCAG  ATG  CTG  TTT 
 CGA  GGT  CGA  AGA  GCAT
CCCAG (8’)で示される塩基配列においてその
5′末端から数えて1〜16個のコドンからなる塩基配
列を示す〕で表わされるDNAが挙けられ、とりわけf
として’IGCCAGまたはCAGが、ZlとしてAA
G CGA AAA AGG AGT CAG ATG
 CTGTTT CGA GGT CGA AGA G
CA TCCCAG (V)で示される塩基配列を有す
るものが好ましい。翻訳終止コドンとしては’FAA 
、 TGAまたはTAGが挙げられ、とシわけTAAが
好ましい。
上記DNAは、5′末端のA’[’Gとポリペプチド(
工′)をコードするDNAの間にシグナルペプチドLy
s −Tyr−’fihr=Ser−Tyr−工1e−
Leu−Ala−Phe −Gln−Leu−Cys−
工1e−Val−Leu−Gly−Ser−Leu−G
17をコードする])NA、例えはAAA TAT A
CAAGT TAT ATCTTG GCT TTT 
CAG CTCTGCATCGTT TTG GGT 
TCT CTT GGCを有していてもよい。
上記DNAは、ATGの上流にプロモーターを有してい
るのが好ましく、該プロモーターは、形質転換体の製造
に用いる宿主に対応して適切なプロモーターであればい
かなるものでもよい。
たとえば、大腸菌(Escherichia coli
H例、294、W8110.DHlなど)ではtrpプ
ロモーター、 lacプロモーター、 rec Aプロ
モーター、λPLプロモーター、1ppプロモーターな
ど、枯草菌(Baci11us 5ubtilia +
例、M1114など)では5poiプロモーター、5P
O2プロモーター、 penPプロモーターなど、酵母
(8accharomyces cerevisiae
H例、AH22など)でriPHO5プIj−e−p 
−、pGKプaモーター、GAPプロモーター、ADE
Iプロモーターなど、動物細胞°(例、サル細胞C08
−7、チャイニーズハムスター細胞CHOなど)では5
v40由来のプロモーターなどが挙げられ、とシわけ大
腸菌を宿主としで、trpプロモーターを使用するのが
好ましい。
5′末端にA’l”Gを有しその下流にポリペプチド(
工′)をコードする領域、ついで翻訳終止コドンを有す
るn1A(プラスミド)は、化学合成であるいは遺伝子
工学的に製造された公知の工FN−γのcDNAもしく
は染色体由来の工FN−γDNAを加工することによシ
製造することができる。
上記製造法をより具体的に説明するため、公知の工FN
−γの遺伝子(cDNA)含有ブラヌミドpH工Ttr
pH01(EPC公開第0108898号公報参考例2
(iii)参照〕を原料にポリペプチド(r;但し2は
ペプチド(■))をコードする領域を有するDNA含有
プラスミドの製造法を以下に例示する。
プラスミドpHITtrp 1101を制限酵素、たと
えばAvaI[、PstIによる同時消化することによ
ってIFN−yのN末端からCys−Tyr−Cys−
Glnを欠いたIFN−γをコードするDNAを得るこ
とができる。次にたとえばATG (スタートコドン)
を含みCys−Gln  をコードする合成アダプター
、スタートコドンを含みGlmをコードする合成アダプ
ター、わるいはスタートコドンを含む合成アダプターを
それぞれトリエステρ法〔フレア、Rら、プロシージン
グ・オブ・ナショナy・アカデミ−・オブ・サイエンス
(Proc、 Natl。
Acad、8ci、 U、 S、 A)−Ll、 57
65(1978)〕によって合成し、これらをそれぞれ
C’ys−Tyr−Cys−Glnを欠いたIFN−1
をコードするDNAに連結する。次に得られたDNAを
適当なプロモーターの下流につないで適当な宿主に導入
することができるが、必要によシSD(シャイン アン
ド ダyvtt−))配列をプロモーターの下流に挿入
してもよい。
本発明の形質転換体は、上記のようにして得られる発現
用プラスミドを自体公知の方法〔コーエン8. N、 
ラ、プロシージング・オプ・ナショナμ・アカデミ−・
オブ・サイエンス(Pro、 Natl。
Acad、Sci、USA 〕、69.2110(19
72))で宿主を形質転換することによシ製造すること
ができる。
ポリペプチド(I)は、上記形質転換体を培養し、培養
物中にポリペプチド(■)を生成、蓄積せしめ、これを
採取することによシ製造することができる。
培地としては、例えばグルコース、カサミノ酸を含むM
9培地〔ミラー、J、、エクスベリメンツ・イン・モレ
キュラー・ジエネテイクヌ(Experiments 
in Mo1ecular Genetics ) 。
481−48F3 (Co1d Spring Hor
bor Labo−ratory、New York、
 1972 ):)が挙げられる。
ここに、必要によジブロモ−ターを効率よく働かせるた
めに、たとえば3β−インドリルアクリル酸のような薬
剤を加えることができる。
培養は通常15〜43℃で3〜24時間行い、必要によ
り、通気や攪拌を加えることもできる。
λC工七8リプレッサーと、PL7”ロモーターヲ含有
する発現ベクターとを有する組み換え体を使用する場合
には、培養は約aθ℃〜36℃の低温で行い、 λC工
七〇リプレッサーの不活化は約87℃〜42℃で行うの
が好ましい。またrecAグロモーターをよシ効率よく
働かせるため、すなわちrecA遺伝子発現抑制機能を
低下せしめるため、必要によシマイトマイシンC,ナル
ジキシン酸すどのような薬剤を添加したり、紫外線を照
射したシすることができる。
培養後、公知の方法で菌体を集め、たとえば緩衝液にけ
ん濁したのち、たとえば、蛋白変性剤処理、超音波処理
やリゾチームなどの酵素処理を行って菌体を破砕し、遠
心分離など公知の方法によって上清を得る。
なお、2が15以下のアミノ酸を有するポリペプチドも
しくはアミノ酸残基であるポリペ1チド(■)は、当該
Zよりも多くのアミノ酸を有する(例えば、Zが前記1
6個すべてのアミノ酸を有するペプチド)ポリペプチド
(■′)をコードする領域を有するDliAを含有する
形質転換体を培養し、形質転換体中のプロテアーゼの作
用をうけやすい条件下に精製することによっても製造す
ることができる。
上記によシ得られる上清からポリペプチド(I)を単離
するには、通常知られている蛋白質の精製法に従えばよ
い。とシわけ工FN−γまたはポリペプチド(I)に結
合能を有する抗体、とシわけその抗体カラムを用いて有
利に精製することができ、たとえばH−Lys−Arg
−Lys−Arg−Ser−Gln−Met−Leu−
Phe−Arg−Gly−Arg−Arg−Ala−S
er−Gln−OHで示されるペプチドに対するモノク
ローナル抗体の抗体カラム[EPC公開第010889
8号公報の実施例12(γ2−11.1モノクロ一ナμ
抗体カラム)、実施例18(γa−11.1ミー11.
1モノクローナ上記同様作成される抗体カラム〕や< 
Gln Asp−Pro−Tyr−’Val−Lys−
Glu−Ala−Glu−Asn−Leu−Lys  
Lys−Tyr−Phe−Asn−Ala−Gly−O
Hで示されるペプチドに対するモノクローナル抗体の抗
体カラム〔特願昭58−215168号(昭和58年1
1月15日出願)明細書実施例11 (WNγ2−76
.53モノクロ一ナμ抗体の抗体カラム)〕などが例示
される。
上記した抗体カラムで精製するに際しては、たとえばポ
リペプチド(1)含有物を中性附近の緩衝液、たとえば
リン酸緩衝液やトリス・塩酸緩衝液に溶解して抗体カラ
ムに吸着させる。次にカラムを同じ緩衝液で洗浄したの
ち、ポリペプチド(IJを溶出する。溶出液としては、
弱酸性溶液たとえは酢酸溶液、ポリエチレングリコール
を含む溶液。
ポリペプチド(I’)にくらべ抗体により結合し易いペ
プチドを含む溶液、高濃度塩溶液などおよびこれらの組
み合せた溶液などが用いられ、ポリペプチド(I)の分
解をあまり促進しないものが好ましい。
カラム溶出液は、常法によシ緩衝液で中和する。
必要によシ再度上記の抗体カラムによる精製操作を行う
ことができる。
ポリペプチド(1)においで、YがCys−Gln。
Glnまたは結合手のときは、それぞれXが結合手であ
るポリペプチドとXがNetであるそれとの混合物とし
て得てもよい。
・ また、ポリペプチド(1)においてR末端アミノ酸
がGlnのときは、それが<Glnであるポリペプチド
(I)との混合物として得られることもある。該混合物
はそのままでも以下に記載の目的に使用できるが、必要
によシ、例えば上記精製操作の後、加熱または弱酸(例
、希酢酸)処理を行うことによりm末端アミノ酸が< 
Glnであるポリペプチド(I)に導くことができる。
ここで得られるポリペプチド(I)溶液は透析に付し、
必要によシこれを凍結乾燥によシ粉末とすることができ
る。凍結乾燥に際しては、ソルビトール、マンニド−μ
、デキヌトローヌ、マpドース、グリセロールなどの安
定剤を加えることができる。
かくして得られるポリペプチドCI)は、Cysを1個
のみまたは全く有さないため、従来のr工]i’BT−
rに比し二量化や多量化を起しにくく安定な単量体とし
て得られ、例えば濃縮操作において沈殿が生じにくく、
またその生物活性の経時的な低下が極めて少ないため有
利に医薬品等として使用しうるものである。
本発明のポリペプチド(I)は、ヒト羊膜由来W工SH
細胞に対する水泡性口内炎ウィルス(VSV)の細胞変
性効果阻止試験によるウィルス活性測定において10 
U/MfI以上の比活性を有するポリペプチドに精製す
ることができ、公知のr工FN−γ〔グレイ、 p、 
w、ら、前出〕や天然由来の工FN−1(=type 
2工FN)(すμビンら、ジャーナμ・オプ・ナショナ
ル・キャンt−・イン7ffニー ) (J、 Nat
ional CancerInstitute)、55
,1238(1975))と同様の目的に同様の用法に
ょシ使用できる。
本発明のポリペプチド(1)は、抗ウイルス。
抗腫瘍、細胞増殖抑制および免疫増強作用を示す。
本発明のポリペプチド(1)は滅菌水、ヒト血清アルブ
ミン(H8A)、生理食塩水その他公知の生理学的に許
容さ□る担体と混合することができ、非経口的に又は局
所に投与することができる。たとえば、成人1日当91
0万〜1億ユニット、好ましくは400万〜4000万
ユニツトを静注又は筋注などにより投与することができ
る。
本発明のポリペプチド(I)を含有する製剤は、塩、希
釈剤、アジュバント、他の担体、バッファー、結合剤、
界面活性剤、保存剤のような生理的に許容される他の活
性成分も含有していてもよい。
非経口的投与用製剤は、滅菌水溶液又は生理学的に許容
される溶媒との懸濁液アンプルStたは生理学的に許容
される希釈液で用事希釈して使用しうる滅菌粉末(通常
ポリペプチド(1)溶液を凍結乾燥して得られる)アン
プルとして提供される。
さらに本発明のポリペプチド(I)を含有する製剤は、
工FN−α、工FN−βまたは工FN−γまたはインタ
ーロイキン2などのりンホカインのような活性成分を本
発明のポリペプチド(1)に対し1〜99%含有してい
てもよい。
本明細書2図面および請求の範囲においで、アミノ酸、
ペプチド、保護基、活性基、その他に関し略号で表示す
る場合、それらはIUPAC−工U B (Comm1
ssion on BiologicalNomenc
lature )による略号あるいは当該分野における
慣用略号に基づくものであシ、その例を第1表に挙げる
。また、アミノ酸などに関し光学異性体があシうる場合
は、特に明示しなければL体を示すものとする。
第1表 DNA  :  デオキシリポ核酸 A  : アデニン T  : チミン G  : グアニン C: シトシン RNA  :  リポ核酸 dATP :  デオキシアデノシン三リン酸dTTP
: デオキシチミジン三リン酸dGTP :  デオキ
シグアノシン玉リン酸dCTP :  デオキシシチジ
ン三リン酸ATP  :  アデノシン三リン酸 EDTA :  エチレンジアミン四酢酸SDS  :
  ドデシル硫酸ナトリウムGly  :  グリシン Ala  :  アラニン Mal  :  バリン Leu  :  ロイシン エ1e : イソロイシン Ser  :  セリン Thr  :  ヌレオニン 01日 = ・システィン Met  :  メチオニン Glu   :  グルタミン酸 Asp  :  アスパラギン酸 Ly8  :  リジン Arg  :  アルギニン His  :  ヒヌチジン Phe  :  フェニールアラニン Tyr  :  チロシン Trp  :  )リプトファン Pro  :  プロリン Asn  :  アスパラギン Gln  :  グルタミン <Gln:  ピログルタミン 本明細書においで、ポリペプチドの抗ウィルス活性(I
FN−γ活性)としてのU / ml (ユニット/w
l)の出し方は以下の様に行った。ユニットの確定した
国際標準1FN−αと白血球出来の粗工FN−γをヒト
羊膜出来FL細胞株に対するVSVの細胞変性効果阻止
試験を用いて測定し、その力価の比較から白血球由来粗
工FN−γの力価を決定しIFN−γの標準品とした。
目的とする資料中のポリペプチドの力価算定のためには
、常にこの標準工F、N−γを並べて前述のW工5H−
VSVO系でアッセイを行い、その比率から力価を算出
した。
なお下記実施例に開示している形質転換体エシェリヒア
 コリ(Escherichia coli )294
 /pHITtrp 1101−d2は、財団法人発酵
研究所(工n5titute for Ferment
ation、0saka )に寄託番号工FO−148
50として寄託され、また昭和59年6月6日から通商
産業省工業技術院微生物工業研究所(FBI’)に受託
番号FERMP−7658として寄託され、該寄、托が
ブタベスト条約に基づく寄託に切換えられで、受託番号
FERM  np−708として同研究所に保管されて
いる。
また形質転換体エシェリヒア コリ (Escherichia coli )294 / 
pH工T trp1201−d4は財団法人発酵研究所
に寄託番号工FO−14365として寄託され、また昭
和59年9月4日から通商産業省工業技術院微生物工業
研究所に受託番号FERM  P−7828としてそれ
ぞれ寄託され、該寄託がブタベスト条約に基づく寄託に
切換えられで、受託番号FERMBP−778として同
研究所に保管されている。
以下実施例によシ本発明をさらに具体的に説明するが、
本発明はこれらに制限されるものでない。
実施例1 形質転換体の製造 (i) XFN−1発現プラヌミドpH工’l” tr
p1i011’:EPC公開第0108898号公報参
考例2 (iii)#照〕を制限酵素AvaIr、Ps
t工で消化し、工FN−γ遺伝子部分を含むAvaII
−P日tlkb D N A断片を分取した。このDN
A断片に、前述したトリエステル法によって化学合成し
た蛋白合成開始コドンを含むオリゴヌクレオチドアダプ
ター CGATAATGTGCCAG ’I’ATTACACGGTCCTG をT4DNAリガーゼを用いてAvalIののシしろ部
分に結合させた。
プラスミドptrp771c上記公開公報参考例2(i
i)参照〕を制限酵素C1a工、Pst工で切断して得
たDNA断片のtrpプロモーターの下流に上記アダプ
ターを結合させた工FN−7遺伝子を挿入しで、DNA
(IVi但しylはTGCCAG、Zlは塩基配列(■
)〕を有し、ポリペプチド〔工′;但しY′はCys−
Gln、 Zはペプチド(■)〕をコードする発現プラ
ノミドpH工TtrpH0l−d2を構築した(第1図
)。
このプラスミドpH工TtrpH0l−d2を用いてコ
ーエンらの方法(前出)に従って大腸菌294を形質転
換し、このプラスミドを含む形質転換体エシェリヒア 
コリ(Escherichiacoli = E、 c
oli ’) 294 / pH工TtrpH0l−d
2を得た。
(ii)  実施例1(i)と同様に工FN−γ発現プ
ラスミドpE工Ttrp 1101を制限酵素Ava1
1、Pst工で消化し、1FN−γ遺伝子部分を含むA
vaII−Pst  1kbDNA断片を分取する。こ
のDNA断片に前述したトリエステル法によって合成し
た蛋白合成開始コドンを含むオリゴヌクレオチドアダプ
ター AATTCATGCAG GTACGTCCTG をT4DNAリガーゼを用いてAvaIIののシしろ部
分に結合させる。
別に発現用ベクターptrp701(上記公開公報参考
例2(i)参照〕を制限酵素EcoR工で消化後C1a
工で部分分解し、生じたのシしろ部分をDNAポリメラ
ーゼエラージフラグメントで修復したこのDNAをT4
DNAリガーゼを用いて環状とし、EcoR工認識部位
に近い方のCla丁認識部位がこわれ、異種遺伝子の挿
入部位がEcoRI部位となった発現用ベクターptr
p 781を構築した。
上記アダプターを結合させた工FN−γ遺伝子を、pt
rp 781を制限酵素EcoR工とPst工で切断し
たDliA断片のトリプトファンプロモーターの下流に
挿入してT4DMA9ガーゼを用いて結合させることに
よシ、DNA〔I%J但しYlはCAG、Zlは塩基配
列(■)〕を有し、ポリペプチド〔工′;但しY′はG
ln、 Zはペプチド(■)〕をコードする発現プラス
ミドpH工’I”trp1201−daを構築できる(
第2図)。
このプラスミドpHITtrp 1201  a aを
用いてコーエンらの方法(前出)に従って大腸菌294
を形質転換させ、このプラスミドを含む菌株E。
coli 294 / pH工Ttrp1201−aa
が得られる。
(iii)実施例1(i)と同様に工FN−γ発現プラ
ヌミドpH1Ttrp 11 Q 1を制限酵素Ava
II。
P8を工で消化し、1FIT−γ遺伝子部分を含むAv
aI[−Pst工 1kbDNA断片を分取する。この
DMA断片の制限酵素AvaI[の消化により生じたの
シしろ部分をDNAポリメラーゼエラージフラグメント
を用いてうめたのち、ここにトリエステル法によって化
学合成した蛋白合成開始コドンを含むオリゴヌクレオチ
ドリンカー CATGAATTCATG を’I”4DNA!Jガーゼで結合させる。
このリンカ−を結合させたIFN−γ遺伝子を制限酵素
EcoR工で消化し、制限酵素EcoR王とPst工で
切断したptrp 781のトリプトファンプロモータ
ーの下流に挿入することによ、Q 、DNA〔■1但し
Ylは結合手、Zlは塩基配列(■)〕を有し、ポリペ
プチド〔工′漬但しY′は結合手、Zはペプチド(■)
〕をコードする発現プラノミドpH工Ttrp1201
−d4’を構築できる(第3図)。
このプラスミドpHITtrp 1201− d 4’
を用いで、コーエンらの方法(前出)に従って大腸菌2
94を形質転換させ、このプラスミドを含む菌株E、 
coli 294 / pH工Ttrpl 201−d
4’が得られる。
(iv)I F N−γ遺伝子を含むプラスミドpJ(
IT3709(EPC公開第0103898号公報参考
例1 (vLi)参照)の挿入部を制限酵素BstNI
で部分分解してBstNI−Pstエフラグメントを得
た。
この1stN工切断部位に、化学合成した蛋白合成開始
コドンATGを含むオリゴヌクレオチドアダプター AATTCATGTGTTATTGTCGTACACA
ATAACAGT をT4DNA!Iガーゼを用いて結合させた。
一方、EcoR工、Pet工で処理したプラスミドpt
rp 781に、上述のアダプターを結合させた。
工FN−7遺伝子をT4DNA!Iガーゼを用いて結合
させ、IFN−γ発現プラスミドpHITtrp120
1を構築した(第4図)。
p)i工Ttrp1201を制限酵素AvalI、Ps
t工で消化し、工FN−γ遺伝子を含むAvaII−P
et工1kbDNA断片を分取した。
このDNAのAvaI[切断部分をDNAポリメラーゼ
エラージフラグメントで修復したのチ、トリエステy法
で合成した蛋白質合成開始コドンを含むオリゴヌクレオ
チドアダプター(CATCGATG)をT4DNA!l
ガーゼを用いて修復部に結合させた。このようにして得
た工FN−γ遺伝子を、実施例1(i)で得たC1a工
、Pet工で切断したptrp771171trpプロ
モーターの下流に挿入しで、ポリペプチドCI’暮但し
7は結合手、2はペプチド(■)〕をコードする発現プ
ラスミドpH工Ttrp1201−d4を構築した(第
5図)。
このプラスミドpHITtrp 1201−d 4を用
いてコーエンらの方法(前出)に従って大腸菌294を
形質転換させ、このプラスミドを含む菌株E、 col
i 294 / pHITtrp 1201− d4を
得た。
実施例2 形質転換体の培養 (1)  実施例1(i)で構築したプラスミドを含む
菌株1i!、 coli 294 / pH工Ttrp
H0l−d2を8μV/rttlのテトラサイクリン、
0.4%カザミノ酸、1%グルコースを含むM9培地を
用いて37°Cで培養し、生育がKU220に達した時
に3βインドリルアクリル酸(工AA)を25μVゴに
なるように加えて更に4時間培養した。培養後、遠心分
離して菌体を集め、これを1/10量の10%蔗糖を含
む0.05 M Tri8−HCI pH7,6に懸濁
した。この懸濁液にフエ二μメチルヌμフオニμフμオ
ライド、NaC1,エチレンジアミンテトラァセテー)
 (EDTA)、スペルミジン、リゾチームをそれぞれ
1 mM 、 0.2 M 、 10 mM、40mM
および200μ(1/d、となるように加えで、0℃で
1時間放置したのち、37℃で3分処理して溶菌液を得
た。
との溶菌液を4℃、 2000 Orpm (サーバ〜
遠心機 88−a40−ターで30分間遠心分離しで、
ポリペプチド(Ii但し、Xは結合手または(および)
Met、YはCys−Gln、 Zはペプチド(■)〕
を含む上溝を得た。この上清の抗ウィルス活性を測定す
ると2.87xlo8 U/l培養液であった。
(ii)実施例1 (ii)で得られる形質転換体E、
coli294/pH工Ttrp 1201− d、a
を実施例2(1)と同様に培養、抽出し、ポリペプチド
〔工;但し又は結合手または(および) Met、 Y
はGlnまたは(および)<Gln、Zはペプチド(■
)〕含有上清を得る。
この上清の抗ウィルス活性を測定し、実施例2(i)と
同等の値を得る。
(iii )実施例1(出)で得られる形質転換体E、
 coli294/ pHITtrp 1201− d
4’を実施例2(i)と同様に培養、抽出し、ポリペプ
チド〔工;但しXは結合手または(および)Met、Y
は結合手。
2はペプチド(■)〕含有上溝を得る。
この上清の抗ウィルス活性を測定し、実施例2(i)と
同等の値を得る。
(ilv)  実施例1(iv)で得られた形質転換体
E、 coli294/pHITtrp1201−d4
を実施例2(1)と同様に培養、抽出し、ポリペプチド
〔1士但しXは結合手またはくおよび)Met、 Yは
結合手。
2はペプチド(■)〕含有上清を得た。この上清の抗ウ
ィルス活性を測定すると、2.5X105U/l培養液
であった。
実施例3 塩酸グアニジン抽出によ゛り得られるポリペ
プチドの精製 (i)  実施例2(i)と同様の方法で得た凍結菌体
5.9fを7M塩酸グアニジンおよび2mMフェニルメ
チルヌpホニルフ!レオライドヲ含む0.1M)リヌ塩
酸緩衝液(’pH7,0)18w1tに懸濁し、4℃で
1時間攪拌したのち10,000Xgでao分間遠心分
離にかけて上清20mを得た。この上清に1a7mMm
化ナトリウム、2.7mM塩化カリウム、8.1mM 
リン酸二ナトリウムおよび1.5mMリン酸−カリウム
から成る緩衝液(pH7,4)(以下PBSと略す)2
60mを加えて希釈し、抗体力ツム(Met2−11.
1.カラム容量12g/lに流速1M77分でかけた。
そののち、0.5M塩酸グアニジンを含む20mMリン
酸ナトリウム緩衝液(pH7,0) 6 (Ig/テ力
5Aを洗浄し、ツいテ、2M塩酸グアニジンを含む20
mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH7,0> 36m
Mで溶出し、抗ウィルス活性を有する両分20m1を得
た。
この両分20xlをあらかじめ1mM エチレンジアミ
ン四酢酸、0.15M塩化ナトリウム、10mMシヌテ
インおよび2M塩酸グアニジンを含む25mM#酸アン
モニウム緩衝液(pH6,0)で平衡化シたセファクリ
A/S−200(ファルマシア社製)のカラム(2,6
X94cIR,カラム容量500m1 )にかけ、同一
緩衝液で溶出して抗ウィルス活性を有する画分37ゴを
得た。
ここで得られたポリペプチド〔工、但しXは結合手また
は(および)Met、 YはCys−Gln、 Zはペ
プチド(■)〕は5.9岬であシ比活性は(1,0XI
OU/W)であった。この標品をレムリの方法〔ネイチ
ャ(Nature〕、 227 、680−685 。
(1970)]に準じてドデシμ硫酸ナトリウムポリア
クリルアミトゲμ電気泳動によって分析したところ、成
熟型r1FN−γ〔米国特許第4.476,049号〕
とほぼ同じ移動度(分子量約18.000)を示す位置
に蛋白のバンドが検出された。なお、非還元条件下の電
気泳動では二量体の分子量に相当する位置にわずかに蛋
白のバンドが観察された。すなわち、従来のr工FN−
γにくらベニ量体の形成がはるかに少なくなった。
(ii)実施例2(h)および(z)の方法で得られる
凍結菌体をそれぞれ、7M塩酸グアニジンおよび2mM
 フェニルメチルスルホニμフルオライトヲ含む0.1
M)リヌ塩酸緩衝液(pH7,0)3倍量に懸濁し、4
℃で1時間攪拌したのち10,000×2で80分間遠
心分離Kかけて澄明な上清を得る。この上清をPBSで
14倍に希釈して抗体カラム(Met2−11.1)に
かける。そののち、0.5M塩酸グアニジンを含む20
 mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH7,0)でカラ
ムを洗浄し、ついで、2M塩酸グアニジンを含む20m
M リン酸ナトリウム緩衝液(pH7,,0)で溶出し
、抗ウィルス活性を有する両分を得る。この画分をあら
かじめ1mMエチレンジアミン四酢酸、0.15M塩化
ナトリウム、 10 mMシヌテインおよび2M塩酸グ
アニジンを含む25mM酢酸アンモニウム緩衝液(pH
6,(lで平衡化したセファクリルS−200(ファル
マシア社製)のカラムにかけ同一緩衝液で溶出して抗ウ
ィルス活性を有する両分を得る。ここでそれぞれ得られ
るポリペプチド〔■;但しXは結合手または(および)
Met、YはGlnまたは(および)<Gln、Zはペ
プチド(■)〕およびポリペプチド〔工;但しXは結合
手またはくおよび)Met、Yは結合手、Zはペプチド
(■)〕の比活性は、実施例3(i)で得たポリペプチ
ド(I)と同等もしくはそれ以上でおる。
実施例4 超音波抽出によシ得られるポリペプチドの精
製 実施例2 (i3 、 (ji)および(止)の方法で
得られる凍結菌体21Mずつをそれぞれ0.15Mホウ
酸ナトリウム緩衝液(pH9,5) 1.5倍量に懸濁
し4℃で1時間攪拌したのち、30秒間ずつ5回超音波
にかけて抽出しao、oooxyで1時間遠心分離して
上清を得る。この上清をあらかじめPBSで洗浄したシ
リカゲ/L/25.gtと混合して4℃で1時間ゆるや
かに攪拌する。そののち、このシリカゲルをカラムに充
填してカラム容量の2O−30倍量のI M !JaC
1で洗浄し、ついでo、5ms化テトラメチルアンモニ
ウムを含む0.01Mホウ酸ナトリウム緩衝液(pns
、o)で溶出して抗ウィルス活性を示す画分約2001
を得る。これをさらに4つの画分にわけ、それぞれをP
H8で平衡化したモノクローナル抗体(Moγ2−11
.1)アフイニテイ力ラムにかけてPH810倍量で洗
浄したのち、50%エチレングリコールおよび1M塩化
ナトリウムを含む20mMリン酸ナトリウム緩衝液(p
H7,(1)で溶出する。抗ウィルス活性は最初の約2
0yxlで溶出される。このようにしてそれぞれ得られ
るポリペプチド(I)含有液を5DS−ポリアクリルア
ミドゲル電気泳動にかけると、それぞれの試料につき分
子量約15,000(15kd)および約17,000
(17kd3のバンドが認められ、いずれの場合にも前
者が主バンドである。
上記15kdに相当するものは、それぞれポリペプチド
〔I;但しXは結合手または(および)Met、YはC
ys−Gln、 ZはLy8〕、ポリペプチド〔■量但
しXは結合手または(および)Met、YはGlnまた
は(および)<Gln、ZはLys )およびポリペプ
チド(II但しXは結合手または(および)net、Y
は結合手、2はLys )であシ、17kdに相当する
ものは、それぞれポリペプチド〔ニー但し又は結合手ま
たはくおよび)Met、 YはCys−Gln、Zはペ
プチド(I[)1)、ポリペプチド〔工1但しXは結合
手または(および)Met、yはGlnまたは(および
) < Gln、Zはペプチド(■)〕およびポリペプ
チド〔11但しXは結合手または(および)Met、Y
は結合手、2はペプチド(■)〕である。
実施例5 ポリペプチド〔工電但しXは結合手または(
および)net、Yは結合手、2はペプチド(■)〕の
産生 (i)実施例1 (iv)で構築した発現プラスミドp
H工Ttrp1201−daを用いてニーエンらの方法
(前出)に従って大腸菌C600を形質転換し、このプ
ラスミドを含む形質転換体エシェリヒア  コ リ (
Escherichia  coli= E、coli
)C600/pHITtrp1201−daを得た。
(ii)  E、 coli C600/ pH工Tt
rp1201−daを、500gjのLuria培地(
バンド トロ11フ10.0 f,蒸留水111)の入った21容エーレンマイヤーフ
フヌコに接種し、37±1℃で12時間種増養を行った
上記培養物を、9.5βのTrp−8Moda培地(滅
菌した( NH, )、HPO45. 0 9 / I
I 、 K2HPO46、0 9/I! 、 KH2P
O44.O fil 、 NaH2PO4’H30  
8.O f/II 、 (NH4)2So42.O f
ilシよび消泡剤( L B 6 2 5 )0.7g
/に,別途そレ−すれ滅菌したグルコーヌ a O ’
I/It 、 Mg804・7 n2o  O.5 f
il,チアミン塩酸 641//l。
クエン酸ナトリウム 0.1 fil 、 I−リフブ
トファン 50tlL9/l,テトラサイクリン 5η
/Ilを加えたもの)の入ったチマペック14J容ガラ
7製培養槽に移し、87℃で、PHを2 9 % Lu
2O3(を加えることによシロ、6〜7.0として培養
した。
゛13時間後に工AAを加えた。
菌の増殖および抗ウィルス活性を測定するために経時的
にサンプリングを行った。前者は吸光度の測定により、
後者は遠心分離してその上清につき前記した測定法を行
った。
培養開始後14時間で菌の増殖は最大となり、その時の
抗ウィルス活性は5X106U//であった。
発明の効果 本発明のポリペプチド(I)は抗ワイルヌ2.抗腫瘍お
よび免疫増強作用等を有し、安定であるので医薬品等と
して有利に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第a図,第4図および第5図は、実施
例1 (i)、 (ii) 、(iii)および(iv
)に示したそれぞれプラスミドpH1TtrpH0l−
d2。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 【アミノ酸配列があります】 [式中、XはMetまたは結合手を、YはCys−Gl
    n、Gln、<Glnまたは結合手を示し、Zは(N)
    Lys Arg Lys Arg Ser Gln M
    et Leu Phe Arg Gly Arg Ar
    g Ala Ser Gln(C)で示されるペプチド
    鎖においてそのN末端から数えて1〜16個のアミノ酸
    を有するペプチドもしくはアミノ酸残基を示す。]で表
    わされるポリペプチド。
  2. (2)XがMetである特許請求の範囲第1項記載のポ
    リペプチド。
  3. (3)Xが結合手である特許請求の範囲第1項記載のポ
    リペプチド。
  4. (4)YがCys−Glnである特許請求の範囲第1項
    記載のポリペプチド。
  5. (5)YがGlnである特許請求の範囲第1項記載のポ
    リペプチド。
  6. (6)Yが<Glnである特許請求の範囲第1項記載の
    ポリペプチド。
  7. (7)Yが結合手である特許請求の範囲第1項記載のポ
    リペプチド。
  8. (8)ZがLys、Lys−Arg−Lys−Arg−
    Ser−Gln−Met−Leu−Phe−Arg−G
    ly−ArgまたはLys−Arg−Lys−Arg−
    Ser−Gln−Met−Leu−Phe−Arg−G
    ly−Arg−Arg−Ala−Ser−Glnである
    特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。
  9. (9)ZがLysである特許請求の範囲第8項記載のポ
    リペプチド。
  10. (10)ZがLys−Arg−Lys−Arg−Ser
    −Gln−Met−Leu−Phe−Arg−Gly−
    Arg−Arg−Ala−Ser−Glnである特許請
    求の範囲第8項記載のポリペプチド。
  11. (11)Xが結合手で、YがCys−Glnで、ZがL
    ysである特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。
  12. (12)Xが結合手で、YがCys−Glnで、ZがL
    ys−Arg−Lys−Arg−Ser−Gln−Me
    t−Leu−Phe−Arg−Gly−Arg−Arg
    −Ala−Ser−Glnである特許請求の範囲第1項
    記載のポリペプチド。
  13. (13)Xが結合手で、Yが<Glnで、ZがLysで
    ある特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。
  14. (14)Xが結合手で、Yが<Glnで、ZがLys−
    Arg−Lys−Arg−Ser−Gln−Met−L
    eu−Phe−Arg−Gly−Arg−Arg−Al
    a−Ser−Glnである特許請求の範囲第1項記載の
    ポリペプチド。
  15. (15)XがMetで、YがGlnで、ZがLysであ
    る特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。
  16. (16)XがMetで、YがGlnで、ZがLys−A
    rg−Lys−Arg−Ser−Gln−Met−Le
    u−Phe−Arg−Gly−Arg−Arg−Ala
    −Ser−Glnである特許請求の範囲第1項記載のポ
    リペプチド。
  17. (17)XがMetもしくは結合手で、Yが結合手で、
    ZがLysである特許請求の範囲第1項記載のポリペプ
    チド。
  18. (18)XがMetもしくは結合手で、Yが結合手で、
    ZがLys−Arg−Lys−Arg−Ser−Gln
    −Met−Leu−Phe−Arg−Gly−Arg−
    Arg−Ala−Ser−Glnである特許請求の範囲
    第1項記載のポリペプチド。
  19. (19)5′末端にATGを有しその下流に、式【アミ
    ノ酸配列があります】 [式中、Y′はCys−Gln、Glnまたは結合手を
    示し、Zは(N)Lys Arg Lys Arg S
    er Gln Met Leu Phe Arg Gl
    y Arg Arg Ala Ser Gln(C)で
    示されるペプチド鎖においてそのN末端から数えて1〜
    16個のアミノ酸を有するペプチドもしくはアミノ酸残
    基を示す。]で表わされるポリペプチドをコードする領
    域、ついで翻訳終止コドンを有するDNAを含有する形
    質転換体を培養し、培養物中に式【アミノ酸配列があり
    ます】 [式中、XはMetまたは結合手を、YはCys−Gl
    n、Gln、<Glnまたは結合手を示し、Zは前記と
    同意義を示す]で表わされるポリペプチドを生成、蓄積
    せしめ、これを採取することを特徴とするポリペプチド
    ( I )の製造法。
  20. (20)5′末端にATGを有しその下流に、式【アミ
    ノ酸配列があります】 [式中、Y′はCys−Gln、Glnまたは結合手を
    示し、Zは(N)Lys Arg Lys Arg S
    er Gln Met Leu Phe Arg Gl
    y Arg Arg Ala Ser Gln(C)で
    示されるペプチド鎖においてそのN末端から数えて1〜
    16個のアミノ酸を有するペプチドもしくはアミノ酸残
    基を示す。]で表わされるポリペプチドをコードする領
    域、ついで翻訳終止コドンを有するDNAを含有する形
    質転換体。
  21. (21)Y′がCys−Glnである特許請求の範囲第
    20項記載の形質転換体。
  22. (22)Y′がGlnである特許請求の範囲第20項記
    載の形質転換体。
  23. (23)Y′が結合手である特許請求の範囲第20項記
    載の形質転換体。
  24. (24)ZがLys、Lys−Arg−Lys−Arg
    −Ser−Gln−Met−Leu−Phe−Arg−
    Gly−ArgまたはLys−Arg−Lys−Arg
    −Ser−Gln−Met−Leu−Phe−Arg−
    Gly−Arg−Arg−Ala−Ser−Glnであ
    る特許請求の範囲第20項記載の形質転換体。
  25. (25)Y′がCys−Glnで、ZがLys−Arg
    −Lys−Arg−Ser−Gln−Met−Leu−
    Phe−Arg−Gly−Arg−Arg−Ala−S
    er−Glnである特許請求の範囲第20項記載の形質
    転換体。
  26. (26)Y′がGlnで、ZがLys−Arg−Lys
    −Arg−Ser−Gln−Met−Leu−Phe−
    Arg−Gly−Arg−Arg−Ala−Ser−G
    lnである特許請求の範囲第20項記載の形質転換体。
  27. (27)Y′が結合手で、ZがLys−Arg−Lys
    −Arg−Ser−Gln−Met−Leu−Phe−
    Arg−Gly−Arg−Arg−Ala−Ser−G
    lnである特許請求の範囲第20項記載の形質転換体。
  28. (28)ポリペプチドをコードする領域が式【塩基配列
    があります】 [式中、Y^1はTGC CAGまたはCAGまたは結
    合手を示し、Z^1は(5′)AAG CGA AAA
     AGG AGT CAG ATG CTG TTT 
    CGA GGT CGA AGA GCA TCC C
    AG(3′)で示される塩基配列においてその5′末端
    から数えて1〜16個のコドンからなる塩基配列を示す
    ]で表わされるDNAである特許請求の範囲第20項記
    載の形質転換体。
  29. (29)エシエリヒア コリである特許請求の範囲第2
    0項記載の形質転換体。
  30. (30)エシエリヒア コリ294である特許請求の範
    囲第20項記載の形質転換体。
  31. (31)エシエリヒア コリ 294/pHITtrp
    1101−d2である特許請求の範囲第20項記載の形
    質転換体。
  32. (32)エシエリヒア コリ294/pHITtrp1
    201−d3である特許請求の範囲第20項記載の形質
    転換体。
  33. (33)エシエリヒア コリ294/pHITtrp1
    201−d4′である特許請求の範囲第20項記載の形
    質転換体。
  34. (34)エシエリヒア コリ294/pHITtrp1
    201−d4である特許請求の範囲第20項記載の形質
    転換体。
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JPS6349098A (ja) * 1986-08-13 1988-03-01 エフ.ホフマン ― ラ ロシュ アーゲー 均質な組換え免疫インタ−フエロン断片
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