JPS6150760A - 管内面の研削方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一般的にパイプ内面の研削加工は困難な問題が多く多大
な労力を費やしているのが現状である。

第１図はこの状態を模式的に示すものであってＡは正面
図、Ｂは側面図である。管Ｉｆ′ｉパイプターニング掟
置２上置２上されてな）、図示しない駆動装置でローラ
ー３が駆動することによシ管１が低速回転される。４は
隣接位置でレール５上を往復走行するマニプレータ−１
６はマニプレーターから長く伸びた回転研削杆であって
、該１先端部には研磨板７が止着されると共に管内部に
差入れられ、且つ加圧シリンダー８の加圧力によって研
磨盤７をパイプ内壁面に押圧しながら順次内面研削加工
を行うのである。このさい、管ｌと研磨盤７との関係は
図Ｂに示される通り高速回転している研磨盤７が管内壁
面に部分的に加圧されながら管内面に沿って遊星低速回
転するのである。

ところで所有る従来のものでは装置全体が複雑で且つ広
い場所を必要とするのほか、管の運搬が不便で安全、確
実しかも生産性良く行われるものとならない。また、被
研削管をパイプターニング装置２に一本づつ供給したり
、あと取出したシしなければならないのであ）、従って
運搬時の安全上の間卸があるばかりでなくホイールの加
圧力が送シ込みに伴つて変（ヒするため定圧研削が不能
となるのであり、また管を回転させる必要があることは
パイプ外周に突起などがあってパイプが回動烙せられな
い場合には研削不能となる問題がある。

本発明者らは如上の問題点を解決するべく先に特願昭５
９−５０２７０号を提案した。上記提案のものは比較的
大径な管の内面研削を簡単な操作で効率良く、またコヌ
ト的に安価に研磨されるようになさしめたものであるが
、本発明は比較的小径の即ち専ら管径が３０ＯＮ１）以
下３０朋程度までのパイプ内面研削加工を効率良〈実施
せんとするものである。

以下、本発明実施の一例を図面にもとづいて説明する。

第２図は本発明で使用される研削治具の部品図であって
ｌＯは研摩部である。こ（に研磨輸ｌＯは多数の研磨帯
片１）を一定巾間に対向したディ７り１２ａ、　　１２
ｂ間で放射状に且つ一定長突出する如くなして形成する
ものであって外径ｄが凡そ１０Ｒ〜１００ｊｒｘとなる
ものが幾つか用意される。１３は上部ディスク１２ａの
中心部に設けた支軸であって雄ネジｅが刻設されてなる
。これは人達するフレキシフ諏しｔ干と脱着自在となさ
しめるためのものでちる。

１４は弾撥杆であって一定間隔に対向配設した止め環１
５ａ　、１５ｂ間にフレキシブルワイヤー１６を固定す
るようになし、且つ各止め環のフレキシブルワイヤー１
６と反対する側の内面にはネジ孔ｔ、ｔ’が穿設されて
なる。即ち、リング環１５ａ側のネジ穴には上記研摩部
１０の支軸１３の雄ネジｅが螺合するのであシ、またリ
ング＠１５ｂのネジ穴にはハンドミラー、フレキ研磨機
などの回転軸に刻設した雄ネジ部が接続されるのであり
、且つこれらのネジ部は作業時の回転方向に対して夫々
れ締付方向となるように設けられているのである。

第３図は上記研削治具の組立図であって１７は回転軸で
ある。第４図Ａ、Ｂは使用状■図であって、今回転軸１
７が回動するとフレキシブルワイヤー１６の可撓性によ
る回転に伴う遠心力で研摩部ｌＯが高速回転しながら外
方に振られ、管１内壁面ｆに押圧されて鏡面の研磨加工
を施すものとなるのであシ、且つ管１内壁面で矢印に）
方向に沿う低速な遊星、運動を生じて隣接面の研磨が順
次行われるものとなるのであり、このとき管１の長手方
向（ロ）へ回転軸１７を除々に送るようになさしめるの
である。

即ち、回転軸１７からの回転はフレキシブルワイヤー１
６を介し研摩部１０に伝達されて高速回転するものとな
るが、そのさい回転によって生じた遠心力が研摩部１０
を管１内壁而ｆに対する押付圧と管内壁面に沿った低速
遊星回転力とになって研削加工が行われるものとなるの
であり、全面研削には回転軸１７を管１の長手方向（ロ
）へ除々に送られるようにするのである。

上記に於ける実際の使用では回転軸１７の回転数、フレ
キシブルワイヤー１６の強度や長さ被研削パイプ径と研
磨輸径との割合（整合性）などが研削効果に影響を及ぼ
すものとなるのであり、本発明者らの各種実験によれば
回転軸１７の回転数は５００〜１２００Ｏｒｐｍの範囲
で設計すると良く、例えば被研削パイプ径が５０１では
凡そ６０００　ｒｐｍ　、　３００　ｙｘｘでは凡そ１
０００　ｒｐｍとすることが好ましい。この理由は研削
に必要な一定押付圧とこれに見合う有効な低速遊星運動
が得られるからであり、５００　ｒｐｍ以上では研削に
有効な押付圧が得られないのであり、また１２００Ｏｒ
ｐｍ以上となると低速な遊星運動とならないのである。

なお、このさいフレキシブルワイヤー１６の長さは凡そ
８０朋〜２００ｆｌ、またその径は凡そ６ＭＭ〜２５酊
の範囲で設計されるのである。

本発明に於いて被研削パイプが比較的小径（凡そ１００
Ｈ以下）で、まだその長さも短かい場合は研削治具をハ
ンドミラーやフレキ研磨機に装着し、本体部を直接手で
持って出し入れすることにより実施する。このさい研磨
可能な範囲は入口端縁より３０ｎ〃ぐらいまで＼あり、
これ以ヌへロ端縁から２ｍぐらいまでになると回転軸部
分に摺動可能となした案内ガ・イドを取付けて実施する
ようになす。

第５図は管径が比較的大径で且つ長さも１０７７１以上
の如く長い場合、機械的に実施する装置を模式的に示し
たものであって、１８ｆ′ｉパイプ固定架台、１９はマ
ニデレター、２０ハレール、２１は外部の案内スタンド
、２２はパイプ内の案内ガイドである。

上記は何れも直管内面の研磨例について説明したが、第
６図に示す如く本発明では、エルボ管２３の一端から図
示ａ、Ｕの如く研磨輪ｔｏ　　’Ｈｃ差入れ、終ると他
端から同様に差入れるこににより内面加工を円滑に行う
ことができるのである。

第７図はＵ字管２４を内面研磨する状態を示しており、
このさい２５は摺動可能な振れ止め兼用の案内ガイドで
ある。しかして、片側の半分が終了すると他側から差入
れて同様に実施するのである。

本発明は以上の如く購成してなり、本発明によれば、次
の如き優れた作用効果を奏せしめるのである。

■　俳諧杆を介し遠心力が研磨輸のパイプ内壁面に対す
る押付圧とパイプ内壁面に沿った低速遊星回転運動を生
じさせることから、彼研削パイプを回転させることなく
、その内面研削を効果的に実施できるものとなり、パイ
プの回転機構を含んだ複雑な設備を省略することができ
る。

■　研削の圧力（押付圧）は遠・Ｕ力の大きさによって
決定されるので、パイプ長手方向への送シにさいし均一
な研削圧力がか（シ、均一なく定圧）研削仕上りを得る
ことができる。

■　弾慴杆自身は消耗品的性格が強いが、大変安価１ｃ
製作できる。

■　俳諧ｔＴに於いて振動、ｆＴｆｌｌ等を吸収するた
め、回転ハンド工具などの先端につけて手作業すること
も可能である。

■　動力の影響を受けるが遠・Ｌカ効果が格段に大きい
ため、全ての姿勢に於いて研削作業が可能である。

■　研削はパイプ内面で行われるため、万−弾撥杆破損
の場合も安全ではあるが、パイプ外部での駆動が行われ
ないようにするを喚起してディヌク１２ａ、１２ｂの表
面や止め環１５ａ。

１５ｂ外周箇所にはこの旨を朱記しておくよってする。

【図面の簡単な説明】

第１図Ａ、Ｂは従来に於けるパイル研磨を模式的に示す
もの、第２図は本発明で使用される研削治具の部品図、
第３図は組立図、第４図Ａ、Ｂは使用状態図、第５図は
機械的に実施する装置の模式図、第６図及び第７図は曲
管以外の即ち前者がエルボ管、後者がＵ字管の内面研削
が行われる状態を示すものである。 １（１，研磨輸　　１）　　・・研磨帯片１４　　・　
　９中１！！１＋’Ｆ　　　　１６．、、　　フレキシ
フ゛ルワイヤ１７　　・　　回転軸　　　１９９．　　
マニブレークー２３　　・１．エルボ管　　　２４　　
・　Ｕ字管特許出願人　日本研紙株式会社他１名 代　理　人　弁理士　忰　熊　弘　稔 第　１　図 Ａ 第２図 〉 第　３　図 第４図 ′＄５図 第６図 手続補正器 昭和５９年９月２０日 昭和５９年　特許　照温１７１３５９６２、発明の名称
　　管内面の研削方法 ３、　補正をする者 事件との関係　　特許出願人 ４、代理人 住　所　　福山市南町２番６号　山陽ビル５、　補正命
令の日付　　　　自　　発温９頁１０行目に「パイル」
とあるｔ「バイブ」と訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）多数の研摩帯片を放射状に積層固着して研磨輪を
   形成すると共に、該研磨輪を一定長のフレキシブルワイ
   ヤで形成した弾撥杵を介して回転軸と結合し、被研削パ
   イプ内に差入れ、研磨輪外径との間に一定の空間がある
   状態で回動させ、遠心力による押付圧と、緩除な低速遊
   星運動が行われることにより管内面の研削が行われるよ
   うになすことを特徴とした管内面の研削方法。