JPS615060A - 2−置換のゲラニル酢酸エステルの製造方法 - Google Patents
2−置換のゲラニル酢酸エステルの製造方法Info
- Publication number
- JPS615060A JPS615060A JP20684684A JP20684684A JPS615060A JP S615060 A JPS615060 A JP S615060A JP 20684684 A JP20684684 A JP 20684684A JP 20684684 A JP20684684 A JP 20684684A JP S615060 A JPS615060 A JP S615060A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は2−置換のゲラニル酢酸エステルの製造方法に
関する。
関する。
ゲラニル酢酸またはそのエステル類は座癒、乾癖、褥癒
、いぼ等の皮膚病を治療する効果を有し。
、いぼ等の皮膚病を治療する効果を有し。
なかでもシクロヘキシルゲラニル酢酸が特に優れている
ことが知られている〔特開昭49−43917号公報参
照〕。また、ジアルキルアミノアルキルテルペニル酢酸
は洗剤、湿潤剤1発泡剤、浮選剤;浮濁液および懸濁液
の安定剤;特殊洗剤;消毒剤;ならびに保存剤としても
用いられることが知られている〔特開昭48−5791
3号公報参照〕。
ことが知られている〔特開昭49−43917号公報参
照〕。また、ジアルキルアミノアルキルテルペニル酢酸
は洗剤、湿潤剤1発泡剤、浮選剤;浮濁液および懸濁液
の安定剤;特殊洗剤;消毒剤;ならびに保存剤としても
用いられることが知られている〔特開昭48−5791
3号公報参照〕。
従来知られているゲラニル酢酸類の製造方法は以下のと
おシである。
おシである。
(1) シトラールをシアン酢酸エチルと縮合した後
、水嵩化ホウ素ナトリウムによシ還元してグラニルシア
ノ酢酸エチルとし、これをアルカリ存在下に臭化シクロ
ヘキシル等によジアルキル化し1更に水酸化カリウム等
によシ加水分解、脱炭酸、中和してシクロヘキシルゲラ
ニル酢酸を得る方法。
、水嵩化ホウ素ナトリウムによシ還元してグラニルシア
ノ酢酸エチルとし、これをアルカリ存在下に臭化シクロ
ヘキシル等によジアルキル化し1更に水酸化カリウム等
によシ加水分解、脱炭酸、中和してシクロヘキシルゲラ
ニル酢酸を得る方法。
(2) シクロヘキサノンとシアン酢酸エチルをアル
カリ存在下に縮合し、水素化ホウ素ナトリウム還元によ
ジシクロへキシルシアノ酢酸エチルトシ、これをアルカ
リ存在下に塩化ゲラニルと縮合した後、加水分解、脱炭
酸、中和によりシクロヘキシルゲラニル酢酸を得る方法
。
カリ存在下に縮合し、水素化ホウ素ナトリウム還元によ
ジシクロへキシルシアノ酢酸エチルトシ、これをアルカ
リ存在下に塩化ゲラニルと縮合した後、加水分解、脱炭
酸、中和によりシクロヘキシルゲラニル酢酸を得る方法
。
(8)臭化シクロヘキシルまたは塩化ゲラニルと、シア
ン酢酸エチルを縮合した後、良度塩化ゲラニルまたは臭
化シクロヘキシルをそれぞれ作用させて縮合し、加水分
解、脱炭酸、中和を行なってシクロヘキシルゲラニル酢
酸を得る方法。
ン酢酸エチルを縮合した後、良度塩化ゲラニルまたは臭
化シクロヘキシルをそれぞれ作用させて縮合し、加水分
解、脱炭酸、中和を行なってシクロヘキシルゲラニル酢
酸を得る方法。
また、ジアルキルアミノアルキルテルペニル酢酸の製造
方法として次の方法が知られている〔特開昭48−57
913号公報参照〕。
方法として次の方法が知られている〔特開昭48−57
913号公報参照〕。
(4) テルペニルマロン酸エステルとジアルキルアミ
ノアルキルハロゲン化物とを反応させるかまたはジアル
キルアミノアルキルマロン酸エステルとテルペニルハロ
ゲン化物とを反応させ、得られたエステルをケン化し、
ついで真空中または高沸点溶剤中において脱カルボキシ
ル反応させてジアルキルアミノアルキルテルペニル酢酸
を得る方法。
ノアルキルハロゲン化物とを反応させるかまたはジアル
キルアミノアルキルマロン酸エステルとテルペニルハロ
ゲン化物とを反応させ、得られたエステルをケン化し、
ついで真空中または高沸点溶剤中において脱カルボキシ
ル反応させてジアルキルアミノアルキルテルペニル酢酸
を得る方法。
上記の従来法はいずれも反応工程が長く、煩雑な操作を
必要とし、かつ各工程の収率も好ましくないという欠点
を有している。
必要とし、かつ各工程の収率も好ましくないという欠点
を有している。
しかして、本発明の目的は出発原料として安価にかつ大
量に入手可能なリナロール(3,7−ジメテル−1,6
−オクタジエン−3−オール)を用いて、一工程でかつ
非常に高収率で2−置換のゲラニル酢酸エステルを製造
しうる方法を提供することにある。
量に入手可能なリナロール(3,7−ジメテル−1,6
−オクタジエン−3−オール)を用いて、一工程でかつ
非常に高収率で2−置換のゲラニル酢酸エステルを製造
しうる方法を提供することにある。
本発明によれば、上記の目的は、リナロールを酸性触媒
の存在下に一般式 %式%[11 〔式中、 R1はジアルキルアミノアルキル基を示し。
の存在下に一般式 %式%[11 〔式中、 R1はジアルキルアミノアルキル基を示し。
R2,RsおよびR4は同一または異なシ、それぞれア
ルキル基またはシクロアルキル基を示す〕で表わされる
オルトエステルと反応させることを特徴とする一般式 %式% 〔式中、 R1は式[1)で示したとおシであp、Ra
は式(1)のRa、 R3,R4のうち何れが1ケを示
す〕で表わされる2−置換のゲラニル酢酸エステルの製
造方法を提供することKよって達成される。
ルキル基またはシクロアルキル基を示す〕で表わされる
オルトエステルと反応させることを特徴とする一般式 %式% 〔式中、 R1は式[1)で示したとおシであp、Ra
は式(1)のRa、 R3,R4のうち何れが1ケを示
す〕で表わされる2−置換のゲラニル酢酸エステルの製
造方法を提供することKよって達成される。
一般式〔I〕で表わされるオルトエステルとしては、1
,1.1−トリメトキシ−4−(ジメチルアミノ)ブタ
ン、1,1.1−)ジメトキシ−5−(ジメテルアぐ)
)ペンタン1 1,1.1− ) IJエトキシ−4−
(ジメチルアミノ)ブタン、1,1.1−)リエトキシ
ー5−(ジメチルアミノ)ペンタン、i、i。
,1.1−トリメトキシ−4−(ジメチルアミノ)ブタ
ン、1,1.1−)ジメトキシ−5−(ジメテルアぐ)
)ペンタン1 1,1.1− ) IJエトキシ−4−
(ジメチルアミノ)ブタン、1,1.1−)リエトキシ
ー5−(ジメチルアミノ)ペンタン、i、i。
1−)リプロボキシ−4−(ジメチルアミノ)ブタン、
1,1.1−トリシクロヘキシルオキシ−4−(ジメチ
ルアミノ)ブタン、1,1.1−トリブトキシ−4−(
ジメチルアミノ)フ゛タン、1.l−ジメトキシ−1−
シクロへキシルオキシ−4−(ジメチルアミノ)ブタン
、1,1.1−トリエトキシ−4−(ジエチルアミノ)
ブタン、1,1.1−1リエトキシー5−(ジエチルア
ミノ)ペンタン、1,1.1−トリエトキシ−4−(エ
チルメチルアミン)ブタン、1,1.1−)リエトキシ
ー4−(ジn−プロピルアミノ)ブタン1 1,1.1
− トリエトキシ−4−(ジn−ブチルアミノ)ブタン
、1,1.1−)リエトキシー8−(ジn−プロピルア
ミン)オクタンなどがある。
1,1.1−トリシクロヘキシルオキシ−4−(ジメチ
ルアミノ)ブタン、1,1.1−トリブトキシ−4−(
ジメチルアミノ)フ゛タン、1.l−ジメトキシ−1−
シクロへキシルオキシ−4−(ジメチルアミノ)ブタン
、1,1.1−トリエトキシ−4−(ジエチルアミノ)
ブタン、1,1.1−1リエトキシー5−(ジエチルア
ミノ)ペンタン、1,1.1−トリエトキシ−4−(エ
チルメチルアミン)ブタン、1,1.1−)リエトキシ
ー4−(ジn−プロピルアミノ)ブタン1 1,1.1
− トリエトキシ−4−(ジn−ブチルアミノ)ブタン
、1,1.1−)リエトキシー8−(ジn−プロピルア
ミン)オクタンなどがある。
酸性触媒としては酢酸、プロピオン酸、酪酸。
イソ酪酸、吉草酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸な
どの低級脂肪酸+P−)ルエンスルホン酸などのスルホ
ン酸;塩酸、硫酸などの鉱酸;塩化亜鉛、塩化鉄、三弗
化ホウ素、塩化アルミニウムなどのルイス酸;およびフ
ェノール、クレゾール。
どの低級脂肪酸+P−)ルエンスルホン酸などのスルホ
ン酸;塩酸、硫酸などの鉱酸;塩化亜鉛、塩化鉄、三弗
化ホウ素、塩化アルミニウムなどのルイス酸;およびフ
ェノール、クレゾール。
ニトロフェノール、ハイドロキノン類などが挙げられる
。触媒の使用量は原料アルコールに対し0、1〜20重
量−の範囲であるが、好ましいのは1−10重量−の範
囲である。
。触媒の使用量は原料アルコールに対し0、1〜20重
量−の範囲であるが、好ましいのは1−10重量−の範
囲である。
反応溶媒は必ずしも必要としないが、n−へブタン、n
−オクタン、ベンゼン、トルエン、0−lm−、p−キ
シレンなど反応に関与しないものが用いられる。なお原
料のオルトエステルをリナロールに対し過剰に使用して
溶媒的に反応を行なってもよいが、この場合1回収工程
を含めた経済性を考えると、リナロールに対し1.1〜
4倍モルの使用量が好ましい。
−オクタン、ベンゼン、トルエン、0−lm−、p−キ
シレンなど反応に関与しないものが用いられる。なお原
料のオルトエステルをリナロールに対し過剰に使用して
溶媒的に反応を行なってもよいが、この場合1回収工程
を含めた経済性を考えると、リナロールに対し1.1〜
4倍モルの使用量が好ましい。
反応温度は50〜200℃までが可能であるが。
反応速度1選択率の面から120〜170℃の範囲が好
ましい。
ましい。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1
リナロール(3,7−ジメテル−1.6−オクタジエン
−3−オール) 30.8 t、 1,1.1− )
リエトキシー4−(ジメチルアミノ)ブタン4669゜
フェノール1.5tを500rILlの3つ目フラスコ
に入れて、攪拌しながら155〜160℃に加熱して滴
量してくるエタノールを反応糸外に除去しつつ8時間反
応を行なった。反応液はそのまま蒸留を行ない、フェノ
ールなどの低沸物を除去し、同時に過剰の1.1.1−
)リエトキシー4−(ジメチルアミノ)ブタンを回収し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
することによシ目的の2−(ジメチルアミノエチル)ゲ
ラニル酢酸エチルを収率91.2%で得た。
−3−オール) 30.8 t、 1,1.1− )
リエトキシー4−(ジメチルアミノ)ブタン4669゜
フェノール1.5tを500rILlの3つ目フラスコ
に入れて、攪拌しながら155〜160℃に加熱して滴
量してくるエタノールを反応糸外に除去しつつ8時間反
応を行なった。反応液はそのまま蒸留を行ない、フェノ
ールなどの低沸物を除去し、同時に過剰の1.1.1−
)リエトキシー4−(ジメチルアミノ)ブタンを回収し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
することによシ目的の2−(ジメチルアミノエチル)ゲ
ラニル酢酸エチルを収率91.2%で得た。
・本発明の方法によれば一般式〔■〕で表わされる2−
置換のゲラニル酢酸エステルを一工程で、かつ通常リナ
ロールの転化率95%以上、該2−置換のゲラニル酢酸
エステルへの選択率98%以上という^収率で製造する
ことができる。
置換のゲラニル酢酸エステルを一工程で、かつ通常リナ
ロールの転化率95%以上、該2−置換のゲラニル酢酸
エステルへの選択率98%以上という^収率で製造する
ことができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 リナロール(3,7−ジメテル−1,6−オクタジエン
−3−オール)を酸性触媒の存在下に一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔 I 〕 〔式中、R_1はジアルキルアミノアルキル基を示し、
R_2、R_3およびR_4は同一または異なり、それ
ぞれアルキル基またはシクロアルキル基を示す〕で表わ
されるオルトエステルと反応させることを特徴とする一
般式 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔II〕 〔式中、R_1は式〔 I 〕で示したとおりであり、R
_5は式〔 I 〕のR_2、R_3、R_4のうち何れ
か1ヶを示す〕 で表わされる2−置換のゲラニル酢酸エステルの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20684684A JPS615060A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 2−置換のゲラニル酢酸エステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20684684A JPS615060A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 2−置換のゲラニル酢酸エステルの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49134801A Division JPS5855129B2 (ja) | 1974-11-21 | 1974-11-21 | 2−置換または無置換のゲラニル酢酸エステル類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615060A true JPS615060A (ja) | 1986-01-10 |
JPS6121941B2 JPS6121941B2 (ja) | 1986-05-29 |
Family
ID=16530023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20684684A Granted JPS615060A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 2−置換のゲラニル酢酸エステルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615060A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6474397A (en) * | 1987-09-14 | 1989-03-20 | Tlv Co Ltd | Operation detector for steam trap |
JPH02120677U (ja) * | 1989-03-14 | 1990-09-28 |
-
1984
- 1984-10-01 JP JP20684684A patent/JPS615060A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6121941B2 (ja) | 1986-05-29 |
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