JPS615048A - O−ベンゾイル安息香酸の新規製造法 - Google Patents
O−ベンゾイル安息香酸の新規製造法Info
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- JPS615048A JPS615048A JP59125865A JP12586584A JPS615048A JP S615048 A JPS615048 A JP S615048A JP 59125865 A JP59125865 A JP 59125865A JP 12586584 A JP12586584 A JP 12586584A JP S615048 A JPS615048 A JP S615048A
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- catalyst
- acid
- reaction
- polyphosphoric acid
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、0−ベンゾイル安息香酸(以下、0BBAと
略す)の新規製造l法ご関するものである。
略す)の新規製造l法ご関するものである。
更に詳しくは、ベンザルアセトフェノン(別名 カルコ
ン)(以下、BAPと略す)より3−フェニル−1−イ
ンダノン(以下、3PI、!:略す)を合成する工程、
3PIを液相酸素酸化する工程より成る0BBAの新規
製造法に関するものである。
ン)(以下、BAPと略す)より3−フェニル−1−イ
ンダノン(以下、3PI、!:略す)を合成する工程、
3PIを液相酸素酸化する工程より成る0BBAの新規
製造法に関するものである。
0BBAはアントラキノンの前駆体として工業的に極め
て重要な化合物である。従来、0BBAの合成法として
は、スチレンの2量化によって得られる1−メチル−3
−フェニルインダンを硝酸等の酸化剤によって試薬酸化
する方法(ドイツ特許第1930254及び19303
77号)、及び1−メチル−3−フェニルインダンをコ
バルト塩及び/又は、マンガン塩を触媒とし液相酸素酸
化する方法(ドイツ特許第1934055号)が知られ
ている。しかしながら前者の方法に於いては、0BBA
の収率は良いが、酸化剤としての硝酸を多量に用いると
いう欠点を有しており、又、後者の方法に於いては収率
が低いという欠点を有している。又、スチレンの2量化
による1−メチル−3−フェニルインダン自身の収率も
低いという欠点を有していた。
て重要な化合物である。従来、0BBAの合成法として
は、スチレンの2量化によって得られる1−メチル−3
−フェニルインダンを硝酸等の酸化剤によって試薬酸化
する方法(ドイツ特許第1930254及び19303
77号)、及び1−メチル−3−フェニルインダンをコ
バルト塩及び/又は、マンガン塩を触媒とし液相酸素酸
化する方法(ドイツ特許第1934055号)が知られ
ている。しかしながら前者の方法に於いては、0BBA
の収率は良いが、酸化剤としての硝酸を多量に用いると
いう欠点を有しており、又、後者の方法に於いては収率
が低いという欠点を有している。又、スチレンの2量化
による1−メチル−3−フェニルインダン自身の収率も
低いという欠点を有していた。
本発明者らは、上記した欠点を有さない0BHAの製造
法について鋭意検討した結果、BAPより合成した3P
Iを特定の触媒を用いて液相酸素酸化することにより高
選択率で目的とする0BBAを得ることを見出し本発明
に至った。
法について鋭意検討した結果、BAPより合成した3P
Iを特定の触媒を用いて液相酸素酸化することにより高
選択率で目的とする0BBAを得ることを見出し本発明
に至った。
即ち本発明は、ベンザルアセトフェノンをポリリン酸及
び/又は、五酸化リン触媒共存下、実質的に該触媒と相
溶しない有機溶媒共存下に閉環反応を行ない、3−フェ
ニル−1−インダノンを合成する工程、さらに3−フェ
ニル−1−インダノンを脂肪族カルボン酸溶媒中、コバ
ルト塩及び/又はマンガン塩触媒共存下分子状酸素によ
って液相酸化する工程より成るO−ベンゾイル安息香酸
の新規製造法である。
び/又は、五酸化リン触媒共存下、実質的に該触媒と相
溶しない有機溶媒共存下に閉環反応を行ない、3−フェ
ニル−1−インダノンを合成する工程、さらに3−フェ
ニル−1−インダノンを脂肪族カルボン酸溶媒中、コバ
ルト塩及び/又はマンガン塩触媒共存下分子状酸素によ
って液相酸化する工程より成るO−ベンゾイル安息香酸
の新規製造法である。
本発明に於ける原料BAPは、ベンズアルデヒドとアセ
トフェノンをアルカリ触媒共存下に接触させることによ
り容易に、しかも高収率で得られるものである。
トフェノンをアルカリ触媒共存下に接触させることによ
り容易に、しかも高収率で得られるものである。
本発明を反応式にて示すと
・・・・・・(1)
となる。以下、反応(1)、及びc町について詳細に述
べる。
べる。
反応式(1)で示されるα、β−不飽和ケトン類を酸触
媒によって閉環反応を行ない、インダノン類を合成する
方法は、例えばJ 、Amer ChemSoc 7
0 4184(1948)、及びJ 、 Chem 5
lc2403 (1953)によって公知である。しか
しながら前者文献では硫酸を触媒とする方法であるが、
BAPの閉環反応に関する記載はなく、又BAPを用い
て該方法1こて追試しても目的とする3PIが全く生成
しなかった。一方、後者文献記載の方法は溶融A/C/
3−NaC/中テB A P c)閉環反応を行なうも
のであり、確力柑こ目的物である3PIを生成するが、
収率が極端に悪く、しかも、溶融A7CI!:5−Na
C1!(180〜200℃)を取扱うといったもので
あり、必ずしも簡単な方法とは云えなかった。又、本発
明で用いるポリリン酸及び/又は五酸化リンを触媒を用
いる方法についても実験化学講座18巻(下)215〜
243 (1958) にて公知であるが、該方法は
ポリリン酸を溶媒として必要があれば、五酸化リンを共
存させてBAPの閉環反応を行なう方法であり反応後、
ポリリン酸液を水中に溶解させて目的物である3PIを
結晶として取り出す方法であるが、この方法だと、ポリ
リン酸は使い捨てということになり、ポリリン酸を多量
に消費してしまうという点で工業的に見ると極めて不利
な方法といえる。本発明者らは、これらの欠点を無(す
べく鋭意検討した結果、実質的にポリリン酸と相溶しな
い有機溶媒共存下、BAPとポリリン酸及び/又は五酸
化リン触媒を接触させることにより生成した3PIを有
機溶媒中Cζ抽出することが可能になったものである。
媒によって閉環反応を行ない、インダノン類を合成する
方法は、例えばJ 、Amer ChemSoc 7
0 4184(1948)、及びJ 、 Chem 5
lc2403 (1953)によって公知である。しか
しながら前者文献では硫酸を触媒とする方法であるが、
BAPの閉環反応に関する記載はなく、又BAPを用い
て該方法1こて追試しても目的とする3PIが全く生成
しなかった。一方、後者文献記載の方法は溶融A/C/
3−NaC/中テB A P c)閉環反応を行なうも
のであり、確力柑こ目的物である3PIを生成するが、
収率が極端に悪く、しかも、溶融A7CI!:5−Na
C1!(180〜200℃)を取扱うといったもので
あり、必ずしも簡単な方法とは云えなかった。又、本発
明で用いるポリリン酸及び/又は五酸化リンを触媒を用
いる方法についても実験化学講座18巻(下)215〜
243 (1958) にて公知であるが、該方法は
ポリリン酸を溶媒として必要があれば、五酸化リンを共
存させてBAPの閉環反応を行なう方法であり反応後、
ポリリン酸液を水中に溶解させて目的物である3PIを
結晶として取り出す方法であるが、この方法だと、ポリ
リン酸は使い捨てということになり、ポリリン酸を多量
に消費してしまうという点で工業的に見ると極めて不利
な方法といえる。本発明者らは、これらの欠点を無(す
べく鋭意検討した結果、実質的にポリリン酸と相溶しな
い有機溶媒共存下、BAPとポリリン酸及び/又は五酸
化リン触媒を接触させることにより生成した3PIを有
機溶媒中Cζ抽出することが可能になったものである。
本発明方法化於ける3PI合成の特徴は、実質的にポリ
リン酸と相溶しない有機溶媒を用いることであり、BA
Pは該有機溶媒に可溶した状態で、ポリリン酸層との接
触に供されるものである。BAPは、ポリリン酸層との
接触によって容易に3PIJこ転化される。生成した3
PIは有機溶媒層に分配される。反応終了片、該有機溶
媒層とポリリン酸層を分渡し、該有機溶媒層を、必要が
あれば該有機溶媒を蒸留にて留去し、適当に濃縮した液
を、冷却すること(こよって、目的物である3PIを結
晶として得ることが可能である。一方、分液したポリリ
ン酸層は再度、反応系に戻ることによって再使用が可能
である。本発明に用いられる有機溶媒とは、前記したよ
うに、実質的にポリリン酸と相溶せず、反応条件下にて
安定であれば特別な制約を受けることなく、いずれのも
のでも使用可能であるが、特に好ましくは、沸点100
℃以上の芳香族炭化水素が選ばれる。具体的には、トル
エン、エチルベンゼン、キシレン類、キュメン、シメン
類、トリメチルベンゼン類等が例示される。沸点100
℃未満の芳香族炭化水素では、後述する様に、反応速度
的に不利となる。反応温度は100〜250℃の範囲が
選ばれるが、特に、110〜200℃が望まれる。10
0℃未満では反応速度が小さく、又、250℃を越える
と副反応が多く起こり好ましくない。該有機溶媒とポリ
リン酸の割合は特に制限を受けないが、特に好ましくは
該有機溶媒1部(重量)K対して、ポリリン酸0.1〜
0.5部(重量)が望まれる。又、五酸化リンは必要化
応じて、ポリリン酸に混合されるが、添加される五酸化
リンはポリリン酸1重量部に対して0.1〜0.4重量
部が望まれる。
リン酸と相溶しない有機溶媒を用いることであり、BA
Pは該有機溶媒に可溶した状態で、ポリリン酸層との接
触に供されるものである。BAPは、ポリリン酸層との
接触によって容易に3PIJこ転化される。生成した3
PIは有機溶媒層に分配される。反応終了片、該有機溶
媒層とポリリン酸層を分渡し、該有機溶媒層を、必要が
あれば該有機溶媒を蒸留にて留去し、適当に濃縮した液
を、冷却すること(こよって、目的物である3PIを結
晶として得ることが可能である。一方、分液したポリリ
ン酸層は再度、反応系に戻ることによって再使用が可能
である。本発明に用いられる有機溶媒とは、前記したよ
うに、実質的にポリリン酸と相溶せず、反応条件下にて
安定であれば特別な制約を受けることなく、いずれのも
のでも使用可能であるが、特に好ましくは、沸点100
℃以上の芳香族炭化水素が選ばれる。具体的には、トル
エン、エチルベンゼン、キシレン類、キュメン、シメン
類、トリメチルベンゼン類等が例示される。沸点100
℃未満の芳香族炭化水素では、後述する様に、反応速度
的に不利となる。反応温度は100〜250℃の範囲が
選ばれるが、特に、110〜200℃が望まれる。10
0℃未満では反応速度が小さく、又、250℃を越える
と副反応が多く起こり好ましくない。該有機溶媒とポリ
リン酸の割合は特に制限を受けないが、特に好ましくは
該有機溶媒1部(重量)K対して、ポリリン酸0.1〜
0.5部(重量)が望まれる。又、五酸化リンは必要化
応じて、ポリリン酸に混合されるが、添加される五酸化
リンはポリリン酸1重量部に対して0.1〜0.4重量
部が望まれる。
さらに、BAPはポリリン酸1重量部に対して0.1〜
0.5重量部が好ましい。
0.5重量部が好ましい。
次に、反応式(1)で示される3PIの液相酸化反応1
ζついて詳述する。
ζついて詳述する。
本発明の特徴は、3PIを液相にて酸素酸化する点にも
あり、本発明方法に於ける3PIは特定の金属塩触媒共
存下、脂肪族カルボン酸溶媒中にて液相酸化反応に供さ
れる。本発明方法に於ける特定の金属塩触媒としては、
コバルト塩及び/又はマンガン塩が選ばれる。該コバル
ト塩、及び/又はマンガン塩としては、酢酸コバルト、
ナフテン酸コバルト、安息香酸コバルト、酢酸マンガン
、ナフテン酸マンガン、安息香酸マンガン等が例示され
る。該触媒の添加量は、3PI 1重量部に対してo
、ooi〜0.5重量部が望まれる。又、脂肪族カルボ
ン酸類としては、低級脂肪族カルボン酸類ならいずれの
物でも使用可能だが、工業的に入手が容易であること、
及び安価であるという理由により酢酸が特に好ましい溶
媒である。該溶媒量は3PI1重量部に対して10〜1
00重量部が好ましい範囲である。反応温度は通常60
〜180℃の範囲が選ばれるが、特に好ましくは、80
〜150℃の範囲である。又、反応圧力は常圧から50
TKg/Ql” Gが選ばれるが、好ましくは、常圧か
ら25Kf/Cl2Gが望まれる。
あり、本発明方法に於ける3PIは特定の金属塩触媒共
存下、脂肪族カルボン酸溶媒中にて液相酸化反応に供さ
れる。本発明方法に於ける特定の金属塩触媒としては、
コバルト塩及び/又はマンガン塩が選ばれる。該コバル
ト塩、及び/又はマンガン塩としては、酢酸コバルト、
ナフテン酸コバルト、安息香酸コバルト、酢酸マンガン
、ナフテン酸マンガン、安息香酸マンガン等が例示され
る。該触媒の添加量は、3PI 1重量部に対してo
、ooi〜0.5重量部が望まれる。又、脂肪族カルボ
ン酸類としては、低級脂肪族カルボン酸類ならいずれの
物でも使用可能だが、工業的に入手が容易であること、
及び安価であるという理由により酢酸が特に好ましい溶
媒である。該溶媒量は3PI1重量部に対して10〜1
00重量部が好ましい範囲である。反応温度は通常60
〜180℃の範囲が選ばれるが、特に好ましくは、80
〜150℃の範囲である。又、反応圧力は常圧から50
TKg/Ql” Gが選ばれるが、好ましくは、常圧か
ら25Kf/Cl2Gが望まれる。
而して、本発明番こよれば、BAPの閉環反応による3
PIの合成工程、さらに、3PIを特定の金属塩触媒の
共存下、脂肪族カルボン酸溶媒中にて、分子状酸素で、
液相酸化する工程の結合により、工業的に極めて重要な
化合物である0BBAを容易にしかも高収率で製造する
ことが可能となった。以下に本発明を実施例にて具体的
に説明するが、何んら限定を受けるものではない。
PIの合成工程、さらに、3PIを特定の金属塩触媒の
共存下、脂肪族カルボン酸溶媒中にて、分子状酸素で、
液相酸化する工程の結合により、工業的に極めて重要な
化合物である0BBAを容易にしかも高収率で製造する
ことが可能となった。以下に本発明を実施例にて具体的
に説明するが、何んら限定を受けるものではない。
実施例−1
ポリリン酸1重量部、 BAP 0.33重量部、P
−キシレン5.3重量部、五酸化リン0.33重量部を
コンデンサー、温度計、及び攪拌翼を取付けた200
mガラス製丸底フラスコに仕込み、反応温度135℃、
3時間反応を行なった。反応終了后、P−キシレン層と
ポリリン酸層を分液し、p−キシレン層よりP−キシレ
ンを蒸留操作によって留去すると、3PIが結晶として
析出した。得られた3PIの収率は、仕込みBAPに対
して94.2%であった。 次に、IQQ acS U
S製オートクレーブに上記に示駿た合成で得られた3
PI 1重量部、触媒としてナフテン酸マンガン0.1
fi量部、及び酢酸25重量部を仕込み、反応温度14
0℃、空気を25 ml/CII”Gに封じ込んだ。
−キシレン5.3重量部、五酸化リン0.33重量部を
コンデンサー、温度計、及び攪拌翼を取付けた200
mガラス製丸底フラスコに仕込み、反応温度135℃、
3時間反応を行なった。反応終了后、P−キシレン層と
ポリリン酸層を分液し、p−キシレン層よりP−キシレ
ンを蒸留操作によって留去すると、3PIが結晶として
析出した。得られた3PIの収率は、仕込みBAPに対
して94.2%であった。 次に、IQQ acS U
S製オートクレーブに上記に示駿た合成で得られた3
PI 1重量部、触媒としてナフテン酸マンガン0.1
fi量部、及び酢酸25重量部を仕込み、反応温度14
0℃、空気を25 ml/CII”Gに封じ込んだ。
5時間后、反応液をガスクロマトグラフィーで分析した
所、3PIの転化率は39.4 %、又、0BBAへの
選択率は83.2 %であった。
所、3PIの転化率は39.4 %、又、0BBAへの
選択率は83.2 %であった。
実施例−2
20gccsus製オートクレーブに、3PI5g、酢
酸100f、ナフテン酸マンガン0.01fを仕込み、
反応温度140℃、反応圧力10に9/cm2Gで空気
を200CC/min (y)割で吹き込んだ。2.
5時間片、反応液をガスクロマトグラフィーで分析ルた
所、3PIの転化率93゜1チであり、0BBAの選択
率は99.0 %であった。
酸100f、ナフテン酸マンガン0.01fを仕込み、
反応温度140℃、反応圧力10に9/cm2Gで空気
を200CC/min (y)割で吹き込んだ。2.
5時間片、反応液をガスクロマトグラフィーで分析ルた
所、3PIの転化率93゜1チであり、0BBAの選択
率は99.0 %であった。
実施例−3
実施例−1で得られた分液ポリリン酸を用いて、実施例
−1と同条件下、反応を行なった所、得られた3PIの
収率は、仕込みBAPに対して、95.0チであった。
−1と同条件下、反応を行なった所、得られた3PIの
収率は、仕込みBAPに対して、95.0チであった。
実施例−4
P−キシレンに代えて、m−キシレンを用い、他は実施
例−1と同様番こ3PIの合成を行ない、反応終了后の
分岐ポリリン酸層を5回再使用した。表−1に、ポリリ
ン酸のリサイクル回数と反応成績の結果を示した。
例−1と同様番こ3PIの合成を行ない、反応終了后の
分岐ポリリン酸層を5回再使用した。表−1に、ポリリ
ン酸のリサイクル回数と反応成績の結果を示した。
〈表−1〉
実施例−5
ナフテン酸マンガンに代えて、安息香酸マンガンを用い
、他は実施例−2と同条件下で酸化を行なった。2.5
時間片、反応液をガスクロマトグラフィーで分析した所
、3PIの転化率92.9 %であり、0BBAの選択
率は92.5 %であった。
、他は実施例−2と同条件下で酸化を行なった。2.5
時間片、反応液をガスクロマトグラフィーで分析した所
、3PIの転化率92.9 %であり、0BBAの選択
率は92.5 %であった。
実施例−6
ナフテン酸マンガンに代えて、酢酸コバルトを用い、他
は実施例−2と同条件下で酸化を行なった。4時間片、
反応液をガスクロマトグラフィーで分析1した所、3P
Iの転化率72.9%、0BBAの選択率90.11で
あった。
は実施例−2と同条件下で酸化を行なった。4時間片、
反応液をガスクロマトグラフィーで分析1した所、3P
Iの転化率72.9%、0BBAの選択率90.11で
あった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ベンザルアセトフェノンを、ポリリン酸及び/又は
五酸化リン触媒を用い、実質的に該触媒と相溶しない有
機溶媒共存下に、閉環反応を行ない3−フェニル−1−
インダノンを合成する工程、及び3−フェニル−1−イ
ンダノンを脂肪族カルボン酸溶媒中、コバルト塩及び/
又はマンガン塩触媒共存下、分子状酸素によって液相酸
化する工程より成るO−ベンゾイル安息香酸の新規製造
法。 2)実質的にポリリン酸及び/又は五酸化リン触媒と相
溶しない有機溶媒として沸点100℃以上を有する芳香
族炭化水素を用いることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のO−ベンゾイル安息香酸の新規製造法。 3)脂肪族カルボン酸が酢酸であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のO−ベンゾイル安息香酸の新
規製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59125865A JPS615048A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | O−ベンゾイル安息香酸の新規製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59125865A JPS615048A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | O−ベンゾイル安息香酸の新規製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615048A true JPS615048A (ja) | 1986-01-10 |
Family
ID=14920846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59125865A Pending JPS615048A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | O−ベンゾイル安息香酸の新規製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615048A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0257816A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-27 | Taisan Kogyo Kk | 流量制御ノズル装置 |
JPH0330855A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-08 | Trinity Ind Corp | 塗装機 |
US5719291A (en) * | 1991-07-24 | 1998-02-17 | Hoffmann-La Roche Inc. | Cyclohexane derivatives |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP59125865A patent/JPS615048A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0257816A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-27 | Taisan Kogyo Kk | 流量制御ノズル装置 |
JPH0330855A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-08 | Trinity Ind Corp | 塗装機 |
US5719291A (en) * | 1991-07-24 | 1998-02-17 | Hoffmann-La Roche Inc. | Cyclohexane derivatives |
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