JPS6150410B2 - - Google Patents

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JPS6150410B2
JPS6150410B2 JP53029650A JP2965078A JPS6150410B2 JP S6150410 B2 JPS6150410 B2 JP S6150410B2 JP 53029650 A JP53029650 A JP 53029650A JP 2965078 A JP2965078 A JP 2965078A JP S6150410 B2 JPS6150410 B2 JP S6150410B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
circuit
voltage
collector
power supply
Prior art date
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Application number
JP53029650A
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English (en)
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JPS54122078A (en
Inventor
Tsuneo Yamada
Yukihiko Myamoto
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Torio KK
Original Assignee
Torio KK
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Publication date
Application filed by Torio KK filed Critical Torio KK
Priority to JP2965078A priority Critical patent/JPS54122078A/ja
Priority to US05/967,640 priority patent/US4223237A/en
Priority to DE2907387A priority patent/DE2907387C2/de
Publication of JPS54122078A publication Critical patent/JPS54122078A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は入力パルス信号に同期したトリガパル
スを形成するトリガパルス形成回路の改良に関す
る。
従来、単安定マルチバイブレータその他のデジ
タル回路をトリガするためのトリガパルスを形成
する回路として、単に抵抗およびコンデンサから
なる微分回路が知られている。しかし上記の微分
回路によるときは入力パルス信号の立上りおよび
立下り時間、微分回路の時定数のばらつきなどに
よつてパルス幅および振幅の安定したトリガパル
スを形成することができない欠点があつた。
このため第1図に示す回路が知られている。第
1図の回路はトリガパルス形成回路と、前記トリ
ガパルス形成回路の出力を整形するパルス整形回
路を示しており、トリガパルス形成回路はトラン
ジスタ1および2のエミツタを共通接続して定電
流源3を通して接地しエミツタ結合型差動増幅器
を構成し、トランジスタ1のコレクタは負荷抵抗
4を通して電源+B2に、トランジスタ2のコレ
クタは負荷抵抗5とコンデンサ6とからなる積分
回路を通して電源+B1に接続し、トランジスタ
1および2の出力をダイオード8および9により
論理積演算するように構成され、パルス整形回路
はトランジスタ10,11および定電流源12か
らなる電流スイツチ回路で構成されている。電源
+B1の電圧+VB1と電源+B2の電圧+VB2は、V
B1>VB2となるように設定されている。
入力端子INに印加された入力パルス信号によ
り、トランジスタ1および2のコレクタに相互に
逆位相の出力パルスを得て、トランジスタ2の出
力パルスを積分し、この積分した出力とトランジ
スタ1からの出力パルスとの論理積をとり、トリ
ガパルスを形成し、さらに電流スイツチ回路によ
り波形整形して整形されたトリガパルスを得てい
た。尚7及び15はスレツシユホルドレベル設定
用電源である。
しかし、上記のトリガパルス形成回路を集積回
路とする場合には積分回路のコンデンサ6の静電
容量を極力小さくすることが望ましい。従つてコ
ンデンサ6の静電容量を小さくするにともなつて
負荷抵抗5の抵抗値を大きくし、かつ定電流源3
の電流を小さくしなければならない。このために
トリガパルス形成回路の出力インピーダンスが大
きくなつて次段のたとえばパルス整形回路、レベ
ルシフタ、フリツプフロツプなどの回路を駆動す
る駆動能力が下つてしまう。すなわち、回路素子
の値のばらつき、周囲温度などの周囲条件の変化
に対して安定したトリガパルスを形成することが
出来ない欠点があつた。このため集積回路化する
には問題があつた。
本発明は上記にかんがみなされたもので、上記
の欠点を解消したトリガパルス形成回路を提供す
ることを目的とする。
本発明は、第1の電源から第1の負荷抵抗を介
して電圧の供給を受ける第1のトランジスタと前
記第1の電源より高い電圧の第2の電源から第2
の負荷抵抗を介して電圧の供給を受ける第2のト
ランジスタとからなり前記第1および第2のトラ
ンジスタのベースより入力パルス信号が印加され
るエミツタ結合型差動増幅器と、前記第2のトラ
ンジスタの出力端に接続した前記第2の負荷抵抗
にコンデンサを並列に接続した積分回路と、該積
分回路の一方の端子である前記第2のトランジス
タの出力端側にベースを接続し前記積分回路の他
方の端子にコレクタを接続し前記第1のトランジ
スタの出力端にエミツタを接続した第3のトラン
ジスタとを備え、前記第1のトランジスタの出力
端よりトリガパルス出力を得ることを特徴とする
ものである。
以下、本発明を実施例により説明する。
第2図は本発明のトリガパルス形成回路の一実
施例の回路図である。第2図において16および
17はトランジスタであり、トランジスタ16お
よび17のエミツタを共通接続して定電流源18
を通して接地しエミツタ結合型差動増幅器を構成
し、トランジスタ16および17のベース間に入
力パルス信号を印加する。トランジスタ16のコ
レクタは負荷抵抗19を通して電源+B2に、ト
ランジスタ17のコレクタは負荷抵抗20と負荷
抵抗20に並列接続したコンデンサ21とからな
る積分回路を通して電源+B1に接続する。一
方、トランジスタ16のコレクタは出力端子
OUTに接続するとともにトランジスタ22のエ
ミツタに接続する。トランジスタ22のベースは
トランジスタ17のコレクタに、トランジスタ2
2のコレクタは電源+B1に、すなわちトランジ
スタ22のベースおよびコレクタは積分回路の両
端に接続する。
尚、電源+B1の電圧VB1は電源+B2の電圧VB2
より高い電圧に設定する。
例えば、VB1−VB2≒(R−R)I/2+VBE
3
となる ように設定すれば適当なパルス幅が得られる。
(ただし、I0:定電流源18の電流、R1:負荷抵
抗19の抵抗値、R2:負荷抵抗20の抵抗値、
BE3:トランジスタ22のベース・エミツタ間
電圧) 以上の如く構成した第2図に示すトリガパルス
形成回路の作用について説明する。
入力として第3図aに示すような入力パルス信
号がトランジスタ16および17のベース間に印
加されると、或るレベルをスレツシユホルドレベ
ルとして、入力パルス信号が前記レベルを超えた
ときはトランジスタ16はオン、トランジスタ1
7はオフ状態となる。この状態を()の状態と
記す。
また前記レベル以下に入力パルス信号が減少し
たときはトランジスタ16はオフ、トランジスタ
17はオン状態となる。この状態を()の状態
と記す。
まず、入力パルス信号が()の状態から
()の状態になると、トランジスタ16はオフ
からオン状態に、トランジスタ17はオンからオ
フ状態になり、第3図bに示した如くトランジス
タ16のコレクタ電圧V1は電源+B2の電圧VB2
ら(VB2―I0R1)となる。一方、トランジスタ1
7のコレクタ電圧V2は、トランジスタ17がオ
フ状態となつたためコンデンサ21の電荷が放電
し、負荷抵抗20の抵抗値R2とコンデンサ21
の静電容量Cとの積R2・Cの時定数に従つて、
次に状態が()の状態に切替る時点あるいはV
B1になるまで増加する。そこでトランジスタ16
のコレクタ電圧V1は前述の如く(VB2―I0R1)の
レベルにあるが、トランジスタ22のベース・エ
ミツタ間の順方向圧電圧降下をVBE3とすれば、
トランジスタ22によつて、V2―VBE3>VB2
I0R1の関係が成立する範囲においてトランジスタ
22はオン状態となり、トランジスタ16のコレ
クタ電圧V1は(V2―VBE3)となり、トランジス
タ17のコレクタ電圧V2に従つて増加する。
尚、第3図bにおいて一点鎖線V0はV0=(V2
BE3)の値の変化を示している。
つぎに入力パルス信号の状態が変つて、()
の状態から()の状態に切替ると、トランジス
タ16はオフ状態となり、トランジスタ17はオ
ン状態となつて、トランジスタ17のコレクタ電
圧V2は定電流源18とコンデンサ21の特性に
応じて次に入力パルス信号の状態が()の状態
に切替る時点まで、またはV2=VB1―I0R2となる
時点まで減少する。一方トランジスタ16のコレ
クタ電圧V1は電源+B2の電圧VB2になろうとする
がトランジスタ22がオンしている間はV2によ
り電位が決まり、トランジスタ22がオフとなる
とVB2となる。そして、次の()の状態に切替
る時点まで電圧VB2にとどまつている。
ついで、入力パルス信号の状態が()の状態
から()の状態に変つて1周期が終了する。
以上の動作は、トランジスタ22によつて、ト
ランジスタ16のコレクタ電圧V1すなわち出力
端子OUTに出力される電圧は、第3図bの破線
で示したトランジスタ16のコレクタとトランジ
スタ22のエミツタとが非接続のときのトランジ
スタ16のコレクタ電圧と第3図bのV0で示し
たトランジスタ22のエミツタの電圧(V2―VB
E3)の何れか高い方の電圧となる。
このことはトランジスタ22により、トランジ
スタ16のコレクタとトランジスタ22のエミツ
タとが非接続のときのトランジスタ16のコレク
タ電圧とトランジスタ22のエミツタ電圧(V2
―VBE3)との正論理における論理和演算をした
のと同じであり、入力パルス信号に同期したトリ
ガパルスを形成する。
つぎに、第2図に示した回路を集積回路化する
ために、コンデンサ21の静電容量を小さく、負
荷抵抗20の抵抗値を大きく設定しても、トラン
ジスタ22によりインピーダンス変換されてトリ
ガパルス形成回路の出力インピーダンスは減少
し、次段のパルス整形回路、レベルシフタ、フリ
ツプフロツプなどの回路を駆動する駆動能力は十
分にあることになり、集積回路化のための問題点
が解消する。
また、第2図の回路の変形例として電源+B1
と接地端子間に2つの分圧抵抗を直列接続し、2
つの分圧抵抗の共通接続点をトランジスタ17の
ベースに接続し、電源+B1の電圧VB1を分圧し、
2つの分圧抵抗の接地側の分圧抵抗に印加される
電圧をトランジスタ17のベース入力としてもよ
い。
つぎに、トリガパルス形成回路にパルス整形回
路を接続した場合について説明する。
第4図は第2図のトリガパルス形成回路にパル
ス整形回路を接続した場合の回路図である。第4
図において前段は第2図に示したトリガパルス形
成回路と同一の回路であり、後段の回路はトラン
ジスタ10と11とを共通エミツタ接続し、共通
エミツタを定電流源12を通して接地してエミツ
タ結合型差動増幅器とし、トランジスタ10のベ
ースはトリガパルス形成回路の出力端子OUTに
接続し、トランジスタ10のコレクタは負荷抵抗
13を通して、トランジスタ11のコレクタは直
接に電源+B1に接続し、一方電源+B2と接地端
子間に分圧抵抗22と23の直列回路を接続し、
分圧抵抗22と23との共通接続点をトランジス
タ11のベースに接続し、トランジスタ10のコ
レクタを出力端子OUT1に接続して電流スイツチ
回路を構成する。
上記の第4図の回路において、トリガパルス形
成回路の出力電圧は第3図bのV1に示した高レ
ベル+VB2、低レベル(VB2―I0R1)のパルスで
あり、この電圧がトランジスタ11のベースに印
加される電圧すなわち電流スイツチ回路のスレツ
シユホルド電圧を超えたときトランジスタ10は
オンとなり、前記スレツシユホルド電圧以下とな
つたときトランジスタ10はオフとなつて、トリ
ガパルス形成回路の出力電圧は逆位相となつて整
形された出力パルス信号として出力端子OUT1
得られる。
この場合、電流スイツチ回路のスレツシユホル
ド電圧は電源+B2の電圧VB2を分圧抵抗22と2
3とで分圧することにより容易に、かつトリガパ
ルス形成回路の出力が電流スイツチ回路のスレツ
シユホルド電圧を確実に横切るように設定するこ
とができる。
さらに電流スイツチ回路のスレツシユホルド電
圧を電源+B2の電圧に近い値に設定することに
より回路素子の値のばらつきおよびドリフトに対
して出力パルスの幅の変動が少なくなり安定させ
ることができる。
以上説明した如く本発明によれば、トリガパル
ス形成回路の積分回路のコンデンサの静電容量を
小さくしても次段回路の駆動能力が減少すること
がなく、集積回路化が容易である。
また、従来のトリガパルス形成回路に比較して
2個のダイオードが1個のトランジスタで置換さ
れたことになり、回路素子数が減少する効果もあ
る。
また、次段にパルス整形回路を接続した場合、
パルス整形回路のスレツシユホルドレベルの設定
が容易であり、かつ回路素子の値のばらつきおよ
びドリフトに対しても安定したトリガパルスを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトリガパルス形成回路にパルス
整形回路を接続した回路図。第2図は本発明のト
リガパルス形成回路の回路図。第3図aおよびb
は第2図の回路の作用の説明に供する図。第4図
は第2図のトリガパルス形成回路にパルス整形回
路を接続した回路図。 16,17および22;トランジスタ、18;
定電流源、19および20;負荷抵抗、21;コ
ンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の電源から第1の負荷抵抗を介して電圧
    の供給を受ける第1のトランジスタと前記第1の
    電源より高い電圧の第2の電源から第2の負荷抵
    抗を介して電圧の供給を受ける第2のトランジス
    タとからなり前記第1および第2のトランジスタ
    のベースより入力パルス信号が印加されるエミツ
    タ結合型差動増幅器と、前記第2のトランジスタ
    の出力端に接続した前記第2の負荷抵抗にコンデ
    ンサを並列に接続した積分回路と、該積分回路の
    一方の端子である前記第2のトランジスタの出力
    端側にベースを接続し前記積分回路の他方の端子
    にコレクタを接続し前記第1のトランジスタの出
    力端にエミツタを接続した第3のトランジスタと
    を備え、前記第1のトランジスタの出力端よりト
    リガパルス出力を得ることを特徴とするトリガパ
    ルス形成回路。
JP2965078A 1978-03-15 1978-03-15 Trigger pulse forming circuit Granted JPS54122078A (en)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2965078A JPS54122078A (en) 1978-03-15 1978-03-15 Trigger pulse forming circuit
US05/967,640 US4223237A (en) 1978-03-15 1978-12-08 Trigger pulse forming circuit
DE2907387A DE2907387C2 (de) 1978-03-15 1979-02-26 Triggerimpuls-Netzwerk

Applications Claiming Priority (1)

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JP2965078A JPS54122078A (en) 1978-03-15 1978-03-15 Trigger pulse forming circuit

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Publication Number Publication Date
JPS54122078A JPS54122078A (en) 1979-09-21
JPS6150410B2 true JPS6150410B2 (ja) 1986-11-04

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JP2965078A Granted JPS54122078A (en) 1978-03-15 1978-03-15 Trigger pulse forming circuit

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JP (1) JPS54122078A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62191405U (ja) * 1986-05-27 1987-12-05
JPH0414166Y2 (ja) * 1986-06-11 1992-03-31

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62191405U (ja) * 1986-05-27 1987-12-05
JPH0414166Y2 (ja) * 1986-06-11 1992-03-31

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JPS54122078A (en) 1979-09-21

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