JPS61502869A - 心臓発作の症候があるときの再灌流処置の開始装置 - Google Patents

心臓発作の症候があるときの再灌流処置の開始装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 心臓発作の症候があるときの 再潅流処置の開始装置及び開始方法 本発明は心臓病にかかりやすい人を心筋梗塞の激痛のときに心筋の損傷全最小限 に抑えるような処置に関し、ことにそのような処置を改良して、専門家が直接患 者を介抱できるようになる前にでも、できるだけ早期に手当を開始できるように することに関するものである。
血管の中で凝固ができると、この血管で血液を供給されている身体組織は危険に さらされ、或いは全く血液供給を奪われる。このようなことがおこる血管によっ ては患者の生命への脅威は小さくもあり、または非常に大きくもなり、以下に述 べるように、即ちある種の生命をおびやかすような環境のように重大になること がある。血管の中での凝固の形成は血栓症と記述される。血栓を溶解させる物質 は血栓溶解物質と呼ばれる。冠状動脈の凝固が溶解されて、その結果心臓への血 液の流れが確立すると、それを再潅流という。
生命の危険のある凝固が動脈中に形成する例には脳血栓、腎臓血栓、眼動脈血栓 、及び大そう重大な冠状動脈の血栓がある。激しい心筋梗塞(冠状心臓発作)の 患者の約85%から90%では、冠状動脈の中で血栓が見られ、血液が心臓の筋 肉(心筋)への流動と、不可欠な酸素と他の栄養分の供給が阻害されている。冠 状動脈中の血栓即ち凝固の形成の影響は心筋(心臓のポンプ作用をする心臓筋肉 組織)への危険である。血液供給を奪われた心臓筋肉はすぐには死なないが死に 至る過程をとりはじめる。故に心臓筋肉に与えられる傷害の程度は梗塞部分への 血液の供給が凝固即ち閉塞によって制約される間の時間の関数になる。
従来、梗塞部分への再河流全実際に確立するように採った方法はいつも病院の環 境もしくは同等の所で行われて来た。いわゆる「入院前」処置は、一般には、患 者を生かしておいて出来るだけ早く患者を病院の環境に送りこんで心臓筋肉の傷 害を最少にするような処置ができるようにするように志向されていた。
病院の環境で行われる処置の中には患者の心臓の梗塞部分中に再潅流を確立する ためのある種の方法を含む。
手術が明らかに即刻必要と指示されないときには、再潅流を確立することは梗塞 を通す効果のある処置で実行された。その方法の中にはカテーテル法や血栓溶解 剤の投与などを含む。ストレプトキナーゼやウロキナーゼのような既知の血栓溶 解剤は心臓内注入を必要とし、即ち閉塞部分の血管の中にカテーテルを使用して 溶解剤を徐々に注入する。近年にはストレプトキナーゼの静脈内注入は有効であ ることが立証された。
ごく最近には組織型の分解酵素活性剤即ち1−PAと呼ばれる物質が試験的に使 用された。(The New En 1andJournal of Medi cine 、1984年3月8日、310巻第10号、609頁〜610頁)。
ストレプトキナーゼやウロキナーゼのような他の分解酵素活性剤とちがって、人 体中に僅かな量だけ存在するt−PAは適切な有効な分量に維持されていればと くに凝固には作用するが血液中の他の蛋白質には作用しない。
Biochcmical Pharmaco1ogy+第33巻第12号、18 31頁〜1838頁で「心臓血栓症:組織型分解酵素活性剤(t−PA、)を強 調した薬物学的考察」と題した1984年の記事の中には次のような結論的な叙 述を含んでいる。
「心臓血栓症の誘発に対する薬物学的助剤の選択は主として入手可能性で決定さ れていた。残念ながら、ストレプトキナーゼもウロキナーゼも両方ともフィブリ ン繊維素、分解酵素及びα2抗ブラズミンの循環が減少し、フィブリンからの分 解生成物が蓄積すると組織の溶解状態を誘発し、これらの要素はすべて重なり合 って重大な流血のおそれのある出血状態を形成する。これらの薬剤の静脈投与は 成功率が低いのであまり多くなく、その理由の一つは激しい組織溶解状態を誘発 する危険によって薬量の上限が制限されていることによる。
組みかえDNA工学の進歩が組織型の分解酵素活性剤の入手容易さを拡張するこ とになる可能性はt−PAの凝固に対する特性によって殊のほか興味を呼んでい る。
冠状動脈血栓症に対してt−PAの潜在的な有利点には、多量の静脈内投与の安 全さと効率良さ;組織溶解状態を誘発することなく有効な凝固溶解ができること ;治療の前または治療中に各患者の凝固と繊維素溶解性の組織について広汎な特 性検査をする必要がなく即座に実施できること;明白なアレルギー反応または免 疫性の構成によって薬量へ゛の対応関係の変化Klけることができる:薬量の時 々刻々の調整が容易であり、t −P Aの生物学的半減期が短いためにそして 組織溶解状態の誘発のおそれがないから必要ならば繊維素溶解を即刻終結させる ことができることなどを含む。」 t−PA投与の貢献が期待される点はAmerican HeartAssoc iationの会議における報導部会で討論され、1983年11月16日付ニ ューヨークタイムズの記事で報告された。表題は「心臓病阻止に使われるガン細 胞の蛋白質」である。この記事はt−PAの注射について考え、次のようにいっ ている「この蛋白質(t−PA)は心筋梗塞や心臓発作におそわれた患者の腕の 静脈中に簡易に注射でき、血液を通って移動し、凝固を溶解する。これは水道管 が詰ったときの清浄剤とよく似ている。」この記事は「将来の適用の希望」とい う副題をつけて、多くの医者たちが心臓発作の脅威に対してt−PAを使用する 研究をすることに興味を示したと報じている。医者たちはいつの日にかt−PA は救護室や救急車の中で使うことができるようになり、死亡や永久傷害とならな いうちに早期に心臓発作を止めることが出来るようになると望んだためである。
この「将来の適用の希望」の欄にはまた次の文があった。[研究者の一人、ワシ ントン大学のBurton Fr、 5obel博士の推測では患者はいつかは 小瓶を携えていて、胸の痛みや心臓発作の他の初期症候を感じたらすぐに薬を注 射できるようなことになろう」と。
医学の用語でいえば、小瓶とはある分量の液体の医薬または稀釈剤の容器であり 、注射器の注射針で突き刺せばよいようにしたゴム栓が付いていて、びんの中か ら予め定めた計の液体を注射器で引き出せるものである。t−1〕Aの場合には 注入器の本体の液体容器内に一定量を注入しておく。この薬はゆっくりした静脈 内注入かゆっくりした静脈内注射によって投与することが必要であることから、 実際面では自分で注射するにはかなりの障害を提することになり、患者が心筋梗 塞の症候に耐えている狼狽した環境を考えるときにはことさらである。
効果的なt−PAの自己投与方法が開発されて、心臓病にかかり易い特定の患者 が症候が始ったらすぐに使用できるようになれば、t−PAの血栓溶解剤として の効力の可能性を著しく増大する。そして取返しのつかない心臓筋肉の傷害が起 らないうちにごく早期に使用することができ、同時に入院前または救急車乗車前 の種類の処置を提供し、このことは心筋梗塞に伴う心筋の傷害を最少にするのに 直接有効であり、はじめてのことである。
本発明の目的はそのような自己投与による処置を提供することである。
本発明の原理に従って、上記の目的は特定の心臓病にかかり易い患者に装置を持 たせることで達成される。この装置は心臓の症候が始まったらできるだけ早い時 間に直接専門医の介抱金受ける前に再潅流の処置を患者が自分で開始でき、その ような処置をはじめるに当っての決定に専門医が電話によって参加できるもので ある。この処置を開始する作用はまず自動注射器組立体によって行われる。この 注射器組立体は公知の構成要素と少なくとも2個の医薬容器を含み、さらにこの 容器の中には少なくとも2種の投薬を含む。そのうち第1の投薬はt −PAの ような凝固に選択的な血栓溶解剤を含み、第2の投薬はリドカインのような心臓 の抗不整脈剤を含んでいる。
決定を可能にする機能は好ましくは心電計監視器で行うのがよく、これは公知の 種類のもので、心臓病にかかり易い患者とただ電気的に接続するだけでよい電極 と、この電極によって検知される患者の心臓の鼓動のもとになっている電気的活 動に対応する信号を発生でき、その信号を電話を通じて伝送することができる内 蔵回路構成とを有するものであればよい。
本発明では、心臓病患者は上述の装置を始終携行し、症候が始まったらすぐに、 そのような症候に悩む患者は再潅流を開始する本発明の原理に従って下記の方法 を実行するように定められている。心臓病患者はできるだけ早く監視器の電極を 回路構成が患者の中の電気的活動に対応して信号を発生するように患者の心臓の 鼓動のもとになっている電気的活動を検知するのに適した位置に接続する。次に (またはその前に)中央医局にいる専門医と装置の上に記載した電話番号によっ て電話通信をつないでおく。この電話の受信側には専門医が普通の方法で詰めて いて、モニターによって発生され心臓症候に悩む患者によって電話線を通じて送 られる信号を記録することができる。それと同時に、専門医は特定の症候の時に 対するその患者の主侍医の継続命令を含む医療記録と患者から送られる心電計の 読みとを確保することができる。
従って、信号送信の僅かな時間の間に、受信端側の専門医は症候を受けている患 者に再海流処置を始めてもよいという決定を口頭で与えることができる。患者は この決定を電話を通じて受けたらすぐに、自動注射器組立体から安全装ftを取 外し、2種の医薬投薬を患者の筋肉組織内への注射を行うに必要な予め設定した 手動の作動手順を進める。
本発明の重要な利点は本発明の原理に従って使用される装置と方法とはそれ自体 は公知のものであるという点にある。ごく簡単にいえばこの発明はt −P A のような凝固に選択的な血栓溶解剤とリドカインのような心臓の抗不整脈剤とを 救急型の公知の自動注射器に詰め込むことと専門当局から電話を通じて実行決定 を受けたあ七で、しかも専門医の直接の介抱が確立する前に、この2つの医薬剤 を筋肉組織中に注射することを含んでいる。この方法と装置の簡潔さと、構成要 素とそれ自体では有効であることが実証されている方法の諸段階への信頼性とが 本発明の本質を構成しており、とのfIti潔さと実証済の個個の部品と手順段 階とを使用することは自明性とは同一のものではなく次の理由がある。
第1に、t−PAは予め定めた量だけ血液流中に導入されると凝固に選択的な血 栓溶解剤と見なすことができるが、今まで行われた試験では、その濃度は組織の 溶解状態が誘発されるような所まで上げられていた。静脈内注射は皮下注射の針 の貫通と引抜きによる傷の近接部位またはそれを実質的に囲む部分にt−PAの 投薬が集中して導入されることを意味する。従って、少くとも局部的な溶解状態 が針傷からの出血という結果をひきおこすことが考えられる。意外なことに、試 験によると実際にはそのような出血は起こっていないことがわかった。
第2に、t−PAは大きな蛋白質である。t−PAが血液の流れの中に目に見え るような量で吸収されるということは考えられない。蛋白質の血管外の分量は血 管的蛋白質の存在量の1/、0位である。このことは蛋白質の輸送が起こる毛管 細孔が蛋白質の分子の大きさに比べて小さいことと、電荷のために蛋白質の輸送 を制限するからと考えられる。従って、t−PAのような大きな蛋白質が、筋肉 内即ち血管の外に供給されたときに目で認められる量で血液流内にすばやく入り 込むかどうかは非常に問題とされていた。本出願人の試験では意外なことにt− PAは筋肉内注射のあとで目に見える程の量で血液流中にすばやく入り込むこと を示した。
最後に、筋肉内注射が意外にもt−PAのような凝固に選択的な血栓溶解剤の血 液に対する分量を増大させるのに利用できることが確認されたので、医者の付添 のない心臓病患者に適用できる完全な処置装置が今や形成されることになる。本 発明に従えば、そのような装置は心臓監視器を使用することを含み、この監視器 は情報と専門医を有する予め設定した医局に電話伝達ができるものであり、専門 医は送信される信号と患者の症候に関して送られる口頭の連絡にもとづいて、患 者による処置の開始について決定する資格のある人である。この装置の実際の処 置の中には心臓り抗不整脈剤の筋肉内注射と、それと同時か実質的に同時の血栓 溶解剤の筋肉内注射とをも含む。同時か実質上同時に心臓の抗不整脈剤の注射が 準備されている七いうことは冠状動脈凝固の開通と再潅流の確立に関係している ので非常に重大なことである。
そして再潅流の不整脈は通常その結果としての心臓細動の危険を伴って起こり、 この条件は、心筋梗塞を悩む医者のついていない患者では明らかに避けねばなら ないものである。従って、t−PAの投与を医者のついていないような患者にも 有効にするために、心臓の抗不整脈剤と同時または殆ど同時の投与は本発明の重 要な部分を形成している。
凝固の原因となる心筋梗塞が長く閉塞されたままにされるほどこれを開通させる のは困難であり時間が余計かかる。これ1での心臓内や静脈内注入のt−PAに 関する経験ではt −P 、A、の量と新しく形成された凝固を開通するのに要 する時間が両方とも少く、閉塞時間が長くなるほど多くなるという法則性を確認 している。いいかえれば凝固に゛選択的な血栓溶解剤の投与の開始が凝固の形成 後時間が長いほど血栓溶解剤が凝固を開通し再潅流を硝立するのに時間がかかる 。故に処置の開始の時間は二重に大切である。
病院の処置の多くの情況で、重大な取返しのつかない心臓の傷害が凝固を開通さ せ再潅流を確立させるのに長い時間かかる間に起こってしまう。従って、処置の 開始の時間が凝固の形成に対して先行していると、最終的に不可逆の心臓筋肉の 傷害を阻止する再潅流を引き続き確立するに際してさらに時間削減が加わる。本 発明はできるだけ早い時期に処置の開始を成しとげる有効な手段と方法を提供し ている。なぜなら、専門医を運んで心筋梗塞の症候を示す患者1(直接接触させ 、あるいはこの逆の場合に今までかかつていた時間の要素をはじめてとり除くよ うにしたからである。従って処置はできるだけ早い時期に達成される。
本発明の上記した目的と池の目的とは以下の詳細な記載と付属の請求の範囲に従 って一層明らかになる。
この発明を具体例を説明する付図を参照して説明する。
図面において、第1図は患者によって行われる最明の段階を示す斜視図であって 、心臓発作の開始後ごく早期に本発明の方法を実施し、本発明を具体化する装置 の一部を形成する心臓監視器を使用している。
第2図は第1図に似た図で患者によって行われる最後の段階全示し、本発明の方 法を行い、本発明全具体化する装置の一部を形成する二重投薬自動注射器を使用 している。
第3図は第2図に示した注射器組立体の拡大縦断面図であり、第4図は第3図の 4−4線に沿う断面図である。
図面についてさらに詳細に説明すると、第1図、第2又には本発明の原理を具体 化し、その中に述べられた本発明の諸段階を実施するための装置が示されている 。この装@は第1図で使用中のものを示し、全体を10で示した心臓監視組立体 と、第2図で使用中を示し、全体音12で示した二重投薬自動注射器組立体とを 含んでいる。
本発明では心臓監視組立体10と自動注射器組立体12を含む装置は心臓病にか かり易い多くの患者達に装着させ各患者が自身に取付けて常時携行するか、そう でないときにも重大な時間のおくれなしで容易に利用できるようにする。この装 置には中央医局にダイヤル連絡をする電話番号を印しておくかまたは他の方法で 付けておくようにする。この装置と中央医局に詰めている人とその人が実施する 方法については本出願人の米国特許第4.004,577号中に開示されている (第3,910.260号も参照)0て使用される装置と実施される方法とに関 している。従って、この目的のためには中央医局における装置と手順に関する詳 細な説明は必要ないと思われる。そのような詳細については上記の特許を参照で きる。本発明の目的では、中央医局には絶えず専門医が駐在していて、電話を通 じて送られる心電計の監視信号を受取ることができその信号から心電図を形成す ることができ、その図から患者の呼びかけについて蓄積された情報を検討するこ とができる。そのような情報は予期された非常時の情況が、電話を通じて口頭で 伝えられる今の心臓発作の症候と、送信された今の心電図の解析によって確認さ れたときに再潅流を開始するかどうかについてのその患者の主侍医の継続命令を 含む。中央医局においてこのように利用できる情報の全部に基いているから、そ こにいる医局員も再潅流処置を始めることについて各患者のケースごとに決定に 到達する資格があり、この決定はつながった電話通信回線を通じて患者に連絡さ れる。
心臓監視組立体10はよく知られた任意の形状をとることができる。この監視組 立体はこの発明の装置の一部を構成するにあたって変更されることのない良く知 られた装置から成っているので、正確な詳細な開示は必要ないと思われる。その ような詳細には本出願人の米国%許第3 、938 、507号を参照すること ができ、好ましい監視組立体を詳細に開示しである。現在の目的のためには、こ の監視組立体は一対の別体の電極14と16とを含んでいることがわかればよい 。そしてこれらの電極は患者の心臓の鼓動のもとになっている電気的活動を検出 するのに十分な位置で患者に接続することができる。この電極14.16は患者 とどのようなやり方でどの部位で接続されてもよいが、図示の電極の好せしい例 は、本出願人の米国特許第3,792,700号に教示されているように作られ 、患者の脇の下に簡単に自動で保持されて接続されるものがよい。監視組立体1 0は1六内蔵の回路構成部品18を含み、これは導線20.22によってそれぞ れ電極14.16に電気接続されている。この回路は本目的のために望ましい機 能全いくつか実行できるが、電極14゜16によって検知され電話通信回線がつ ながると送信される電気的活動に対応して信号を発生することができることを特 記すれば十分である。この送信信号は電話通信回線を通じて送信するに十分な質 のものであり、すぐに印刷した心電図に変換することができる。
第3図と第4図とは好ましい二重投薬自動注射器組立体12の詳細を示し、その 構造は大体本出願人の米国特許第4 、226 、235号に従っている。図示 のようにこの注射組立体12は、プラスチックのような適宜の成型可能の材料で 成型した2つの別体の外部容器の半部体24 、26の形をした外部容器を含ん でbる。この半休容器部は合体されるとその内部に第1と第2のカートリッジユ ニット体即ちサブ組立体28.30と、それぞれの第1と第2の駆動動カバツク ユニット即ちサブ組立体32.34とを受入れるのに適した空室を形成する。こ の2つの半休容器部24.26は強固に組合わせて作動状態になるように設計さ れており、複数のスペーサリベット36によってサブ組立体に関して作動関係に 入るようになっている。このリベットば2つの半休容器部を共働関係に強固に合 体させるだけでなく、外部容器の中で第1と第2のサブ組立体全共働する間隔関 係に保持する役目をする。
図示のように、半休容器部24.26にはその前端に結合フランジ37を有して いる。
半休容器部24.26によって形成された空室の第1のものにはその主要部を半 体部24.26によって形成された空室の前端部分内に摺動可能に合致させた円 筒形の外周で形成I−た筒状の部材の形をした第1の容器支持部38が装着され ている。この筒状部材38はフランジ37の開口部を貫通して延びるに十分な形 状をした外部が円筒形の鼻先部分40が前向きに外方に延びて含捷れている。先 部分40と筒状部材う7の残余の部分との間の外部の変遷部には円形の肩部42 力ゞ゛設けられていて、通常はフランジ37の関連近接部分と係着するように適 合させである。
筒状部材38の中には第】のガラスまたはプラスチックのアンプル即ち投薬容器 44が摺動可能に装着されている。好ましくは、この容器はガラスで作り、底な しの首のくびれたビンの形になっている。この容器44のくびれた方の端部には 長手方向に外方に延びる皮下注射針48を支持したハブ組立体46が取付けであ る。注射針48の外部は衝撃吸収の弾性鞘体5oによって本出願人の米国特許第 3,882,863号の内容にならって被覆しである。ハブ組立体46には(図 示しない)弾性の内部膜が設けてあって、同じく米国特許第3,391,695 号にならって構成されている。この膜は、例えば1.− P Aのような凝固に 選択的な心臓血栓溶解剤全収容する、参照番号52で示された投薬を内部に有す る容器44の内部から注射針48と形成する金属材料を封じる役目をする。
投薬52は可動のプランジャ一部材54によって容器中に封入]〜て保持されて おり、図示のように、このプランジャ一部材は内部で後方向きのソケット56を 与えるように弾性材料で形成されたビス[・ンの形をしている。
好適な典型的な投薬52は一定量のt −p Aを含み、適宜の筋肉性注射部分 から血液の中に吸収されるに十分な量にしてあり、t −P Aの血液血漿に対 する水準量を血漿1ミリリットルあたり(ウロキナーゼ換算で)5ないし750 国際単位に設定させる。今までに実施した動物実験によれば、体重1 kgあた りt−PAIミIJグラムの筋肉内股薬量は、血漿1ミリリツトルあたり(ウロ キナーゼ換算で)5ないし750国際単位のt−PA血漿水帛量をつくり出すの に適当と思われる。
図示のように、投薬52は容器44の全容量よりも幾分か少い量であり、従って プランジャー54は容器44の後方端部内に前方に空間をおいた関係に配置され ている。スペーサーの部材58は容器の一端に装着されており、その前方部分6 0は2またに分かれており、ソケット56内に係着しスペーサ一部材の後方端に はソケット部分62が形成されている。こうしてスペーサ一部材58はプランジ ャ一手段の一部を形成し、膜が液圧によって破壊されたのちに液体の投薬52を 注射針48を通って外方へ移動させる役目をする。投薬52の量はスペーサ一部 材58の長手方向の寸法を変化させ、捷たは投薬量の全部が必要なときにはスペ ーサ一部材を全く消去するこ゛とによって変化させることができることが理解さ れる。
動力バックのサブ組立体32は、全体を66で示した第1の解放機構によって付 勢状態に維持した第1のコイルバネ64を含んでいる。この解放機構66は、そ の中にバネ64を受入れるに十分な大きさの内部の円筒形外周を有する内部円筒 すなわち鞘68を含んでいる。鞘68の後方端には半径方向に内向きに延びるフ ランジ70があって、付勢したバネ64の後方端全支持して受入れる役目をして いる。付勢したバネ64の前方端は内部円筒部ぢ鞘68の対向端から外方に延び 、2つの適合型抜きで形成された長手のコレット部材74の前端部分に形成され た外方に延びる複数のタブ72によって係着されている。このタブ72に隣り合 うコレット部材74の前方端はスペーサー58の端部のジケント62内に係着す る大きさの舌片76に形成されている。このコレット部材74はタブ72から後 方に延びバネ64の内部を通っており、その対向する後方端にはバネ指78が形 成されている。このバネ指はその外面に形成された前方向きの係止肩部80と、 その最後方端の外面上の後方と内方に傾斜したカム解放面82とを有している。
係止肩部80は内部円筒68のフランジ70の後方面と係合する適当な係止円板 84と係合するように設計されている。
内部筒体68の前方端にid半径方向に外向きに延びる環状の7ランン86が形 成され、このフランジは解放機構6Gの一部を形成する外筒88の前方端から間 隔をおいである。この外筒88は内部筒体68の外周にかぶせて摺動可能に装着 されており、その後方端に中央に開口のある端壁90を有し、この端壁にはバネ 指78上の傾斜カム面82に係合するように配された中央部分に形成された前方 と後方に傾斜した切頭台形のカム面92を有している。容器支持部材38、容器 44、投薬52、ハブ46、針48、鞘50、プランジャー54及びスペーヅ− 58とは第1の投薬カートリッジのサブ組立体28を構成し、バネ64、内部筒 体68、コレット部材74、外筒88及び係止円板84とは第1のカートリッジ のサブ組立体28の作動のための第1の動力バックのサブ組立体32を構成して いる。
第2のカー) IJソジのサブ組立体30は第1のものと同様であって、第2の 容器支持部材94、第2の容器96、第2の投薬98、第2のハブ100、第2 の針102、第2の鞘104及び第2のプランジャー106を含んでいる。第2 の動力バックのサブ組立体34は第1のものと同様で、第2のバネ108、第2 の解放機溝110、第2の内部筒体112、第2のコレット部材114、第2の 係止円板116及び第2の外筒118を含んでいる。
本発明によれば、第2の投薬98は心臓の抗不整脈剤として例えばリドカインを 含んでいる。本例の心臓の抗不整脈の目的に対するリドカインの典型的な投薬量 は液体3ミリリットルあたり300ミリグラム含まれている。
半休容器部24.26は後方に延びてその中にレバー120を受入上ていること が示されている。このレバー120はその中央部分を半体部24.26の間に適 当に装着した軸ピン122によってこれら半休部24 、26の後方端に軸着し である。レバー120の外端部は124゜126と示すように2またに分岐して あり、それぞれ、別体の安全装置キャップ132の一部を形成する安全ピン12 8,130eその間に受入れている。キャップ132は通常は半休部24.’2 6の後方端に解放を阻止する姿勢に配置されている。この姿勢ではビン128は 中央に開口のある端部壁90を通ってフレット部材74のバネ指78内の位置ま で延びており、こうしてバネ指の半径方向の内向きの撓みkE[I止している。
安全ビン130は第2の外筒118と第2のコレット部材114に関して同じよ うな位置に前向きに延びている。
心臓監視組立体10と自動注射器組立体12とは下記のような形で本発明の方法 を実施するのに使用する。先にも述べたように、この装置は特定の心臓病にかか り易い患者に処置方法の一部として与えられ、この方法はこの患者の主侍医によ って予め処方されており、この医者はまたこの患者のために中央医局で与えられ る役務の中に登録しておくようにする。前記したように、この登録は患者の病歴 に関する情報提供を含み、予め設定した心電図の読みに従って想定の心臓発作が おこったときの主侍医の継続命令の指示を含んでいる。
心臓病にかかり易い各患者は監視組立体10と注射器組立体12とをいつも身体 につけて携行するかすぐにでも使えるようにしておくように指示されている。患 者がたとえば胸の痛みや似たような心臓発作金示すような症候に気付いたら患者 はすぐに備え付けの番号によって中央医局にダイアルして電話連絡をとる。その 直前または直後のどちらかに、患者は電極14.16を自分の身体に接続するが 、それは単に第1図に示すように脇の下に入れ、腕で抑えるようにすればよい。
電話がつながったら中央医局の応答者に自分の名前全台げてから患者は、内蔵回 路18を電話の送話口の近くに当て第1図のようにすると、内蔵回路18から発 せられる心電計の信号は電話回線を通じて中央医局に送信される。
中央医局で実行される手続は各種であるが、患者の送信心電計信号にもとづく心 電図の記録と患者から口頭で電話回線で述べられる患者の体験中の心臓発作の他 の症候を記録することは中でも大切である。この情報と患者の主侍医の継続命令 にもとづいて中央医局の医師は患者が再猪流の処置を開始するかどうかの決定を 行い、この決定を電話を通じて患者に伝達する。患者が中央医局がら再潅流の処 置を開始する決定を受けたら、患者は第2図に示すやり方で注射器組立体12の 操作を行う。
この組立体12の操作に先立って、患者は正確な手順を行うことと注射を受ける 身体の部位とについて指示を受ける。第2図に示すように、好ましい身体の部位 は一方の脚のふくらはぎである。この発明では腿のような他の部位を利用するこ とも意図した範囲内である(腿は一般には自動注射器から注射を受入れる場所と して認容されている)が、ふくらはぎ部分を利用することは腿の吸収速度に比べ て注射器組立体12内の投薬の吸収速度が意外に早くなる点で好ましい。
腿の部分が筋肉内注射を受けるときに示す抵抗が、三角筋を通すときよりも血液 流中に注射された投薬の吸収に関してより大きいことはよく知られている。三角 筋の場所は(吸収が早いにも拘わらず)自分で注射をする必要があるときには人 体工学上の理由で満足なものではない。右利きの人(95%の人は右利きである )が左の三角筋に自分で注射をするにはいくつかの反対理由がある。
カーぽい針を25咽も押し出す自動注射器は非常に望ましくない骨に当たるかも 知れない。心臓発作の症候を受けた患者は左の腕を走る痛みを経験することがあ り、事実上この場所への注射はとても出来るものではない。最後に、三角筋とい ってもよく知られた場所ではないので、これを「肩」というように指示するとこ の言葉は不確定的であり、さらに針を鎖骨や肩甲骨のような骨っぽい部分に通す 可能性を高める。こ上1らの理由によって腿は自己注射が指定されるときには静 脈内注射の場所として考えられて来ており、例えば戦時の解毒薬剤を注射すると きの自動注射器の使用の時などに行われる。腿に比べて三角筋内での吸収が早い 和学的な理由は明確には知られていないが、本出願人はこの理由は三角筋が大腿 筋よりも小さい筋肉であるためであろうと仮定している。この仮定全念頭におい て、出願人は腿よりも小さい筋肉を有するより都合のよい自己注射の場所を探し めふくらはぎの筋肉への注射の試験によって、腿の注射より吸収速度がすぐれ、 恐らく三角筋内へと同じような吸収を確認した。そのうえ、この場所は腿よりも 都合がよくより容易に手が届き、この手とさけ第2図における注射器組立体12 の使用に示されている。
必要ならば吸収を高める他の手段を利用できることも理解できる。例えば、本出 願人か に提出した同時に審査係属中の出願番号 に含まれたところにならって 電気的刺激を利用することも本発明の意図する範囲内にある。
本発明に従えば、吸収速度を高める他の方法はt −PAの投薬と−しよに、ヒ ドロキシルアミン塩酸塩のような吸収高揚剤を使用することである。好ましくは ヒドロキシルアミン塩酸塩のような吸収高揚剤をt−PA投薬に混合して単一の 混合投薬を形成する。吸収高揚剤を独立の投薬として独立のt −P Aの投薬 と同じ場所に注射することも本発明の意図の範囲内であるが、好1しくは同じ針 を通して注射するのがよい(例えば第4 、394 、863号)。
ヒドロキシルアミン塩酸塩のような吸収高揚剤で前記したようにl −P A投 薬に加えて単一の投薬を形成する量の一例は体重1 kg当りIないし85ミリ グラムの量である。
上記したような好ましいふくらはぎの注射場所について、患者1d注射器組立体 12を操作して注射を行い、所定の手順をとり、その中でまず安全装置キャップ 132を取除く。その他の作動手順には半休容器部24 、26の外部を握り、 キャップ132を取除いた装置 12 を動かして円筒部U’38.94の前方 端を第2図に示すよ関して引続き前進させると、解放機構66.110を解放さ せることになる。レバー120は両解放機構が、その2つのうちのどちらが最初 に上記の解放手順によって解放されるかに関係なく作動する。即ち、患者による 作動手順が部材38.94が同時に当接しても、それぞれの解放機構が同時に解 放される。レバー120の操作は、もし上記の運動の間に、部材38.94が順 にふくらはぎに(どちらか先に)当接しても、関連する方の解放機構の解放が( 対応する順で)おこる。この連続作動を説明するために、装置12がふくらはぎ の筋肉に当接する運動の最中に、部材38が最初に当接し、ついで部材94がつ づいで当接すると仮定する。
部材38め前方部40が使用者のふくらはぎに当接するとすぐ(lこ解放機構6 6の作動がおこる。半体容器部24゜26の[)1j方への連動が続くと、バネ 指78のカム面82に関するカム係合面92の前方への移動がおこる。この移動 はバネ指を内方に撓ませることになり、係止円板84との係止係合から係上面8 0を動かす。このようにして解放されたバネ64には2つの運動がおこる。その 1つけ関連の外筒88と係合している内部筒体68の後方への運動で、外筒を後 方へ動かす。外筒の後壁90の後方への移動はレバー120の2またの端部12 4に後向きの力全力口える効果を有し、2またの端部12Gを前方へ移動させる 。この前方への移動が解放機構66と同様の形で解放機構110をも解放させる 。
バネ64の最初の解放はタブ72の突起を介してコレット部材74に加えられる 主な前向きの力をも作り出す。
この前向きの力はスペイサ−58、プランジャー54及び投薬52によって突起 72を容器44、ハブ46及び針48と−しよに前方へ動かす。針が前方に移動 するとその尖った前端が弾性の鞘50を突き抜け、使用者のふぐらはき゛の筋肉 組織内に貫入する。針48とそれと−しよに前方に移動する他の部材の前方への 運動は弾性鞘50の圧縮によって抵抗を受けて停止する。その後のバネの力をつ づけて加えると、液体の投薬52内に十分大きな圧力を生じ、ハブ46の中の膜 を破裂させる。i体投薬52はついでバネの力を加えられているスペーサー58 とプランジャー54の連続した前向きの力によって排出され、注射針48を通り 破壊した膜を越えて使用者のふくらはぎの筋肉組織内に外方に送られる。カート リッジの単位体30も解放機構110が上述のように解放されるときに解放され るバネ108の力を受けて同様に作動する。
このようにして投!52.98が容易にかつ具合よく使用者のふくらはぎの筋肉 組織内に注射されることがわかり、安全装置のキャップ132を取外すこ吉全含 む簡単な所定の作動手順に対応している。注射のあとでは、注射器組立体12は 後方に移動させ、針をふくらはぎの筋肉組織から引き抜く。
上述の二重投薬自動注射器組立体12は、本発明に従って好ましい注射器組立体 全構成しているけれども他の多重投薬自動注射器組立体を使用することもできる 。例えば、本出願人の米国特許第4 、394 、863号の明細書には、単一 の容器内にプランジャーによって隔離された2つの投薬を有する単一の針と単一 の容器を具備する多重注射器組立体を開示しである。t−PAのような凝固に選 択的な心臓血栓溶解剤を含む第1の投薬と、リドカインのような心臓の抗不整脈 剤を含む第2の投薬とを使用するこの設計のものを本発明の原理に従って使用す ることができる。出願人の米国特許第4 、326 、988号の明細書にある もう一つの注射器組立体も使用できる。その開示の組立体は複数の注射器組立体 に保持された2つの独立の自動注射器からなっている。この種の型式の組立体の 中に、L−FAのような凝固に選択的な心臓血栓溶解剤を含む投薬を有する1つ の自動注射器と、リドカインのような心臓の抗不整脈剤を含む投薬を有する他の 自動注射器とを使用することは本発明の範囲内にある。さらに、本発明は、2つ の独立の自動注射器全便利な組立てにすることなく使用することも意図している 。最も広い意味の態様では、本発明は他の自己注射式の組立体または単位体で一 定の状況のもとて投薬を予め充填した注射器をも意図している。しかしながら、 最も好ましいのは心臓発作の症候に悩む患者に可能な限り最大の簡潔さと便利さ を提供することであり、それは現下の環境からみて、さらに上記したような又図 面に示したような組立体は非常に好ましいからである。
かくして、本発明の目的は十分にかつ有効に達成されたことが理解される。しか しながら、前述の好ましい特定の具体例はこの発明の機能上、構造上の原理を説 明するためのものであって、そのような原理から逸脱することなしに変更するこ とができることを認識すべきであ”る。
故に、本発明は下記の請求の範囲の精神の中に包含されるすべての変更案をも含 んでいる。
国際調査報告 1++m++a+″−^D=”’ PCT/IJ!;85101498

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.心臓発作の症候が始まつたあとのできるだけ早期に専門医の介抱に直接接す る前で専門医が処置を開始する決定をくだすのに電話で参加したのちに心臓病に かかり易い患者が再灌流の処置を開始するための装置であつて、その装置は自動 注射器組立体を包含し、この組立体は: 解放可能の力を加える手段と、 通常は解放を阻止する姿勢に配置されそこから解放を許す姿勢に移動可能である 安全装置手段と、複数の独立の医薬を個々に収容するための手段と、凝固に選択 的な心臓血栓溶解剤を含む第1の投薬と心臓の抗不整脈剤を含む別個の第2の投 薬とを含む上記収容手段の中の複数の医薬と、 皮下注射針手段及び 予め設定した手動の作動手順に応じて作動可能の手段であつて、その手順は上記 安全装置手段を上記解放を許す姿勢に移動させ、上記解放可能の力を加える手段 の解放を行い、その解放力が加えられて(1)上記皮下注射針手段を患者の筋肉 組織内に移動することと、(2)上記個別の医薬を上記収容手段から外方に上記 注射針手段を介して患者の筋肉組織内に流動させることを行うものであること を特徴とする再灌流処置の開始装置。
  2. 2.凝固に選択的な心臓血栓溶解剤はt−PAである請求の範囲第1項に記載の 装置。
  3. 3.第1の投薬は吸収高揚剤としてヒドロキシルアミン塩酸塩をも含んでいる請 求の範囲第2項に記載の装置。
  4. 4.心臓の抗不整脈剤はリドカインである請求の範囲第3項に記載の装置。
  5. 5.第1の投薬はまた吸収高揚剤をも含んでいる請求の範囲第1項に記載の装置 。
  6. 6.吸収高揚剤はヒドロキシルアミン塩酸塩である請求の範囲第5項に記載の装 置。
  7. 7.心臓発作の症候が始まつたあとのできるだけ早期に(専門医の介抱に直接接 する前で)(専門医が処置を開始する決定をくだすのに電話で参加したのちに) 心臓病にかかり易い患者が再潅流の処置を開始するための(心臓の抗不整脈剤の 所定量を収容する自動注射器を使用するための)装置であつて、その装置は自動 注射器組立体を包含し、この組立体は: 解放可能の力を加える手段と、 通常は解放を阻止する姿勢に配置されそこから解放を許す姿勢に移動可能である 安全装置手段と、医薬を収容するための手段と、 凝固に選択的な心臓血栓溶解剤を含む第1の投薬を含む上記収容手段の中の医薬 と、 皮下注射針手段及び 予め設定した手動の作動手順に応じて作動可能の手段であつて、その手順は上記 安全装置手段を上記解放を許す姿勢に移動させ、上記解放可能の力を加える手段 の解放を行い、その解放力が加えられて(1)上記皮下注射針手段を患者の筋肉 組織内に移動することと、(2)上記医薬を上記収容手段から外方に上記注射針 手段を介して患者の筋肉組織内に流動するようにさせることを行うものであるこ と を特徴とする再灌流処置の開始装置。
  8. 8.凝固に選択的な心臓血栓溶解剤はt−PAである請求の範囲第7項に記載の 装置。
  9. 9.第1の投薬は吸収高揚剤としてヒドロキシルアミン塩酸塩をも含んでいる請 求の範囲第8項に記載の装置。
  10. 10.第1の投薬はまた吸収高揚剤をも含んでいる請求の範囲第7項に記載の装 置。
  11. 11.吸収高揚剤はヒドロキシルアミン塩酸塩である請求の範囲第10項に記載 の装置。
  12. 12.心臓発作の症候が始まつたあとのできるだけ早期に専門医の介抱に直接接 する前に、心臓病にかかり易い患者が再灌流の処置を開始するために、心臓の抗 不整脈剤の所定量を収容する自動注射器を使用し、患者の心臓の鼓動のもとにな つている電気的活動を検知する位置で患者に接続する電極手段と、上記電極手段 によつて検知される電気的活動に対応し、医局につながれる電話通信回線を通じ て送信される信号を発生する手段とを包含する心臓監視装置を使用するための装 置であつて、ここに医局は情報を蓄積しているとともに、送信される信号と患者 の症候に関して伝達される口頭の連絡とに基づいて患者によつて処置を開始する かどうかの決定を下すに十分な資格の専門医が詰めており、この装置は自己注射 器組立体を包含し、この組立体は:医薬を収容する手段、凝固に選択的な心臓血 栓溶解剤を含んだ上記容器内の医薬、皮下注射針手段及び予め設定した手動の作 動手順に応じて作動可能の手段とを含み、その手段は(1)患者の筋肉組織中に 上記皮下注射針手段を移動することと(2)上記医薬を上記収容手段から外方に 上記皮下注射針手段を介して患者の筋肉組織内に流動させることを行うものであ ることを特徴とする再灌流処置の開始装置。
  13. 13.凝固に選択的な心臓血栓溶解剤はt−PAである請求の範囲第12項に記 載の装置。
  14. 14.第1の投薬はまた吸収高揚剤としてヒドロキシルアミン塩酸塩をも含んで いる請求の範囲第13項に記載の装置。
  15. 15.第1の投薬はまた吸収高揚剤をも含んでいる請求の範囲第12項に記載の 装置。
  16. 16.吸収高揚剤はヒドロキシルアミン塩酸塩である請求の範囲第15項に記載 の装置。
  17. 17.心臓発作の症候が始まつたあとのできるだけ早期に専門医の介抱に直接接 する前に心臓病にかかり易い患者が再灌流の処置を開始するためと、そのような 処置を開始することを決定するときに専門医を電話によつて参加できるようにす るための装置であつて、この装置は心臓監視装置と自動注射器組立体とを句合す るものにおいて: 上記心臓監視装置は、患者の心臓の鼓動のもとになつている電気的活動を検知す る位置で患者に接続する電極手段と、上記電極手段によつて検知される電気的活 動に対応し、医局につながれる電話通信回線を通じて送信される信号を発生する 手段を包含し、ここに医局は情報を蓄積しているとともに、送信される信号と患 者の症候に関して伝達される口頭の連絡とに基づいて患者によつて処置を開始す るかどうかの決定を下すに十分な資格の専門医が詰めており、 上記自動注射器組立体は、解放可能の力を加える手段、通常は解放を阻止する姿 勢に配置されそこから解放を許す姿勢に移動可能である安全装置手段、複数の個 別の医薬を個々に収容する手段、凝固に選択的な心臓血栓溶解剤を含む第1の投 薬と心臓の抗不整脈剤を含む別個の第2の投薬とを含む上記収容手段の中の複数 の医薬、皮下注射針手段及び予め設定した手動の作動手順に応じて作動可能の手 段であつて、その手順は上記安全装置手段を上記解放を許す姿勢に移動させて上 記解放可能の力を加える手段の解放を行い、その解放力が加えられて(1)上記 皮下注射針手段を患者の筋肉組織内に移動することと(2)上記個別の医薬を上 記収容手段から外方に上記注射針手段を介して患者の筋肉組織内に流動させるこ とを行うものであることを特徴とする再灌流処置の開始装置。
  18. 18.凝固に選択的な心臓血栓溶解剤はt−PAである請求の範囲第17項に記 載の装置。
  19. 19.第1の投薬はまた吸収高揚剤としてヒドロキシルアミン塩酸塩をも含んで いる請求の範囲第18項に記載の装置。
  20. 20.心臓の抗不整脈剤はリドカインである請求の範囲第19項に記載の装置。
  21. 21.第1の投薬はまた吸収高揚剤をも含んでいる請求の範囲第17項に記載の 装置。
  22. 22.吸収高揚剤はヒドロキシルアミン塩酸塩である請求の範囲第21項に記載 の装置。
  23. 23.心臓発作の症候が始まつたあとのできるだけ早期に専門医の介抱に直接接 する前に心臓病にかかり易い患者が心臓監視装置と自動注射器組立体とを包含す る装置を使用して再灌流の処置を開始する方法であつて、上記心臓監視装置が、 患者の心臓の鼓動のもとになつている電気的活動を検知する位置で患者に接続す る電極手段と、上記電極手段によつて検知される電気的活動に対応し、医局につ ながれる電話通信回線を通じて送信される信号を発生する手段を包含し、ここに 医局は情報を蓄積しているとともに、送信される信号と患者の症候に関して伝達 される口頭の連絡とに基づいて患者によつて処置を開始するかどうかの決定を下 すに十分な資格の専門医が詰めており、上記自動注射器組立体が、解放可能な力 を加える手段、通常は解放を阻止する姿勢に配置されそこから解放を許す姿勢に 移動可能である安全装置手段、複数の個別の医薬を個々に収容するための手段、 凝固に選択的な心臓血栓溶解剤を含む第1の投薬と心臓の抗不整脈剤を含む別個 の第2の投薬とを含む上記収容手段の中の複数の医薬、皮下注射針手段及び予め 設定した手動の作動手順に応じて作動可能の手段であつてその手順は上記安全装 置手段を上記解放を許す姿勢に移動させて上記解放可能の力を加える手段の解放 を行い、その解放力が加えられて(1)上記皮下注射針手段を患者の筋肉組織内 に移動させることと(2)上記個別の医薬を上記収容手段から外方に皮下注射針 手段を介して患者の筋肉組織内に流動させることを行うことを含んでいる方法に おいて、上記方法は次の諸段階: 上記電極手段を心臓発作の症候に悩む患者に接続すること、 上記医局に電話通信回線をつなぎ、それを通じて上記信号発生手段によつて発生 する信号を送信すること、上記電話通信回線を通じて処置の開始を指示する連絡 を受取ること、及びついで 心臓発作の症候のある患者に関して上記自動注射器組立体についての予め設定さ れた手動の作動手順を実施して、(1)上記皮下注射針手段を患者の筋肉組織内 に移動させ、(2)上記個別の医薬を上記収容手段から外方に上記注射針手段を 介して患者の筋肉組織内に流動させるようにすること を包含することを特徴とする再灌流の処置を開始する方法。
  24. 24.皮下注射針を移動させ医薬を流入させる患者の筋肉組織は患者のふくらは ぎの筋肉組織である請求の範囲第23項に記載の方法。
  25. 25.凝固に選択的な心臓血栓溶解剤はt−PAである請求の範囲第23項に記 載の方法。
  26. 26.第1の投薬はまた吸収高揚剤としてヒドロキシルアミン塩酸塩をも含んで いる請求の範囲第25項に記載の方法。
  27. 27.心臓の抗不整脈剤はリドカインである請求の範囲第26項に記載の方法。
  28. 28.第1の投薬はまた吸収高揚剤をも含んでいる請求の範囲第23項に記載の 方法。
  29. 29.吸収高揚剤はヒドロキシルアミン塩酸塩である請求の範囲第28項に記載 の方法。
  30. 30.心臓発作の症候が始まつたあとのできるだけ早期に専門医の介抱に直接接 する前に心臓病にかかり易い患者が心臓監視装置と、凝固に選択的な心臓血栓溶 解剤の投薬を収容する自己注射ユニツトと、心臓の抗不整脈剤を収容する自己注 射ユニツトとを使用して再灌流の処置を開始する方法であつて、上記心臓監視装 置が、患者の心臓の鼓動のもとになつている電気活動を検知する位置で患者に接 続する電極手段と、上記電極手段によつて検知される電気的活動に対応し、医局 につながれる電話通信回線を通じて送信される信号を発生する手段を包含し、こ こに医局は情報を蓄積しているとともに、送信される信号と患者の症候に関して 伝達される口頭の連絡とに基づいて患者によつて処置を開始するかどうかの決定 を下すに十分な資格の専門医が詰めているような方法において、上記の方法は次 の諸段階: 上記電極手段を心臓発作の症候に悩む患者に接続すること、 上記医局に電話通信回線をつなぎ、それを通じて上記信号発生手段によつて発生 する信号を送信すること、上記電話通信回線を通じて処置の開始を指示する連絡 を受取ること、及びついで 上記医薬を上記自己注射ユニツトから患者の筋肉組織の中に注射すること を包含することを特徴とする再灌流の処置を開始する方法。
  31. 31.医薬を注射する患者の筋肉組織は患者のふくらはぎの筋肉組織である請求 の範囲第30項に記載の方法。
  32. 32.凝固に選択的な心臓血栓溶解剤はt−PAである請求の範囲第30項に記 載の方法。
  33. 33.医薬はまた吸収高揚剤としてヒドロキシルアミン塩酸塩をも含んでいる請 求の範囲第32項に記載の方法。
  34. 34.心臓の抗不整脈剤はリドカインである請求の範囲第33項に記載の方法。
  35. 35.医薬はまた吸収高揚剤をも含んでいる請求の範囲第30項に記載の方法。
  36. 36.吸収高揚剤はヒドロキシルアミン塩酸塩である請求の範囲第35項に記載 の方法。 発明の詳細な説■
JP60503519A 1984-08-08 1985-08-08 心臓発作の症候があるときの再灌流処置の開始装置 Expired - Lifetime JPH069610B2 (ja)

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