JPS61502601A - 可撓性入れ物へのばら状物質の充填装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 可撓性入れ物へのばら状物質の充填装置本発明は、可撓性を有する入れ物へのば ら状物質の充填装置に関する。

充填されるばら状物質の計量を行うことを含むす・７り（大袋）、その他の袋等 に充填を行うための従来装置においては、天びん又ははかりを地上の成る高さ位 置に設けるか或いはその中に埋設している。前者の場合には、はかりの全高が大 きくなるため、はかり上に置かれた重い、ばら状物質充填入れ物を移動するため に高価なフォークリフトを利用することが一般に不可欠である。また後者の場合 には、はかりを床下又は地中に埋設することにより生じる高低差のため、充填装 置及びその周囲の床又は地上部分を清潔にしておくことが容易ではなく、これは 衛生上全く欠点のない条件下で作業を行うことが必要とされる場合には特に問題 である。

本発明の課題は、上記問題点を解消し、はかりを地中に埋設することを要さずに 、充填を終了すると入れ物を簡単な手段、例えば手動トロッコ等により移動可能 とする、可撓性入れ物へのばら状物質の充填装置を提供することである。

この目的のため、本発明は、立設又は吊設機枠の上部にはかりを設け、上部にば ら状物質を入れる可撓性入れ物を吊り支持するための上方支承手段をはかりの荷 重支承部材に吊設し、ばら状物質のための可撓性入れ物を下方から支持するため の下方支承手段をはかりの荷重支承部材に吊設し、下方支承手段が床又は地面に 接する位置とそれが床又は地面から離れて上昇させられた位置との間に上方支承 手段及び下方支承手段を運動させる・ためのホイスト機構をはかりの荷重支承部 材に設け、ばら状物質のための可撓性入れ物に上方から充填を行うための充填管 をばかりの荷重支承手段に設けて成る可撓性入れ物へのばら状物質の充填装置を 提案する。

充填作業のため、ばら状物質の入れ物を吊り下げた或いは積載した上方支承手段 及び下方支承手段を、ホイスト機構により、下方支承手段が最早や床又は地面に 接しない程度に上昇させる。このような吊り下がり状態時に、その開口部又は接 続部に入れ物が固定された充填管から入れ物に充填を行い、はかりにより充填量 の計量を行う。

充填終了後は、下方支承手段が接地するまで上方支承手段及び下方手段をホイス ト機構により再び下降させると、下方支承手段の全高を低くし得るためばら状物 質充填入れ物を、簡単な手動トロッコにより充填装置外に移動させることが可能 である。充填作業の際、ばら状＠ｆＪ質の入れ物は下方支承手段により下方から 支承されているため、充填の進むにつれ入れ物が下方に向い外方に膨れるおそれ は回避され、従って充填装置外に移動の後も、入れ物は特に支持を要さずに自づ から良く立ち姿勢を保つことが出来る。

本発明の好ましい成る具体例によれば、充填装置に伸縮自在の筒状部材も設けら れる。この部材は、その中に充填管を通して設けられ、はかり側のその端部の近 傍で充填管に固定され、また上方支承部材に固定されていて、ばら状物質の入れ 物価のその端部の近傍でこの入れ物に接続可能なものである。

この構成例によれば、ばら状物質の入れ物の開口端部又は接続部の充填装置への 接続を常に通常の把持高さ位置で行うことが出来また充填後の入れ物の取り外し 作業も多くの場合その高さ位置で実施可能で、特別の台を設ける必要はない。こ れは、泳イスト機構により上方支承手段を充分に低く下げることにより行い得る 。入れ物の取り外しに関しては、このことは人の背丈よりも高いばら状物質用可 撓入れ物の場合にもあてはまるのであるが、これは、その下方端で最高充填高さ を決める充填管は、その成る長さ部分だけ常に入れ物内部に突出していて、この 充填管の下方端の上方では入れ物は空の状態となっているため、上方支承手段を ホイスト機構により充分に下げると入れ物はそれらの上方の部分で自づから部分 的につぶれるか或いはその部分を押しつぶすことが出来るからである。

これも本発明の好ましい１具体例によれば、ばら状物質用可撓入れ物又はその充 填接続部の構造又は長さが多様な場合の適合性をはかるために、伸縮自在の筒状 部材の上方支承手段への固定を、この筒状部材の入れ物価の端部が上方支承手段 に関し上下方向に調節可能なように行い得るようになっている。

本発明の好ましい他の具体例によると、伸縮自在の筒状部材はベローから成るが 、これによれば簡単な方法で長さの調節可能効果と必要な防塵効果の両者が共に 得られる。

本発明の更に他の好ましい具体例によれば、充填管とその外周を被う筒状部材と の間に環状の空間が形成され、その中に筒状部材を貫通して通気分岐管を突出さ せである。この分岐管により、ばら状物質の充填により追い出された空気を入れ 物外に逃がすことが出来る。この分岐管を、例えば除塵フィルタを備えた排気扇 に適宜に接続すると、これにより排気される空気に同伴されるばら状物質により 充填装置の周囲の環境が汚染されるのを防ぐことも出来る。

以下、添付図面と関連して、本発明の好ましい１実施例につき、更に詳細な説明 を記載する。

添付図面の第１図は、ばら状物質用入れ物に充填を行っている状態にある装置を 示す正面図である。

同第２図は、充填を完了したばら状物質入れ物を取り外す或いはこれから充填を 行う入れ物を取り付けるための状態にある装置を示す正面図である。

第１図及び第２図に示されるように、可撓性入れ物へのばら状物質の充填装置は 、床又は地上に立設された機枠２０の上端に取り付けられ、円形の重量表示ダイ ヤル２４を備えたばかり１を有し、このはかりの荷重支承部材又は支承部２上に は電動ホイスト機構３が設置されている。このホイスト機構には、ワイヤロープ ４により上方支承手段又は枠部材５が吊設されており、またこの支承手段からは 他のワイヤロープ又は鎖６により下方支承手段又は枠部材７が吊設されている。

充填接続部９を有するばら状物質用の入れ物８は、その上方部材で、ループ１０ により、上方支承枠部材５に設けられたフ・ツク２２にかけて吊り下げられまた その下底部は、直接下方支承枠部材７上に載置されるか或いは受台１１を介し間 接的に部材７上に支持される。上方及び下方支承枠部材に関してほぼ中心位置に 、上下方向の充填管１２がはかり１の荷重支承部材２に取り付けられていて、例 えば貯留容器からばら状物質がそのための可撓入れ物に充填し得るようになって いる。太れ物の寸法又はその充填接続部の寸法が多様な場合に適合性をはかるた め１．充填管１２は上下方向に調節可能である。充填管１２の中央部には、この 管を被うベロー１４の上端部が防塵構成でリング１３を介し例えば溶接により間 管１２に固定取り付けられている。ベローの下端部には、接続管１５が設けられ ており、それに入れ物８の充填接続部９が、例えばサック又は袋用の急速作動ク ランプ１６により着脱可能になっている。

上方支承手段５はへロー１４の接続管１５のための支持構造部１７を備えており 、それにより接続管１５を上方支承手段１５に接続し得るようになっている。上 方支承手段又は枠部材５を上昇または下降させると、それに伴いベロー１４が拡 張また収縮を行う。接続管１５のための支持構造部１７は、入り物の充填接続部 の寸法が一様でない場合に適合をはかるため、上方支承枠部材５に関し上下方向 に位置調節が可能である。リング１３には通気分岐管１８が設けられているが、 この管は充填管１２とベロー１４の間の環状の空間内に突出しており、それによ り充填作業時ばら状物質により入れ物から排出される空気を排気することが出来 る。この通気分岐管を、例えばホースを介して除塵フィルタを備えた排気扇に接 続することにより、充填作業場の環境を汚染することなく、防塵状態での作業を 行うことも可能となる。

第１図に示された装置の充填及び計量作動状態時において、上方及び下方支承枠 部材５及び７は、電動モータにより駆動されるケーブル・ウィンチにて構成され た電動ホイスト機構によりワイヤロー１４及びワイヤロープ又は鎖６を介して、 下方支承手段又は枠部材７もまた自由な懸垂状態となるまで上昇された状態にな っている。

ワイヤロープ又は鎖６の長さは変えることが出来、その長さを適宜調節すること により、上方支承部材５に吊された入れ物を、その状態で、直接的に或いは受台 １１を介して間接的に下方支承枠部材７上にほぼ伸びきった状態となるように操 作することが出来る。

第２図に示された、入れ物への充填の前後の、その−Ｆ記とは異なる状態時には 、ホイスト機構３の作動により支承枠部材５及び７は下降させられる。下方支承 枠部材７は地上にあり、上方支承枠部材５は、ベロー１４が伸びた状態で充分に 低位置となって、ばら状物質の入れ物８の接続管１５への固定作業位置が地上か ら容易に手の届く位置となる。この状態で、ばら状物質の充填された入れ物を取 り外す場合には、入れ物のループ１０もゆるんだ状態にあるため、それらを容易 に上方支承枠部材５のフック２２がらはずすことが出来、例えば簡単なサック用 トロッコを利用して入れ物を下方支承枠部材７外に移動することが出来る。

伸縮自在の筒状部材又はベローを設けない充填装置の実施例においては、ばら状 物質の入れ′ＪｊｙＪ８の充填接続部又はキャップ部９をサック用急速作動クラ ンプ１Ｇにより直接充填管１２に固定する。このことは、成る状況下では踏み台 を援用して、作業者が充填接続部９を充填管１２からはずさねばならず、それか らばら状物質の充填された入れ物８をホイスト機構３により下降し得るようにな ることを意味する。更に、充填を行うべき空の入れ物を、充填作業に際し固定作 業点とすべき充填管１２の高さ位置に予め配置させねばならないことを意味する 。

国際ｉｌｌ査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．立設又は吊設機枠の上部にはかりを設け、上部にばら状物質を入れる可撓性 入れ物を吊り支持するための上方支承手段をはかりの荷重支承部材に吊設し、ば ら状物質のための可撓性入れ物を下方から支持するための下方支承手段をはかり の荷重支承部に吊設し、下方支承手段が床又は地面に接する位置とそれが床又は 地面から離れて上昇させられた位置との間る上方支承手段及び下方支承手段を運 動させるためのホイスト機構をはかりの荷重支承部材に設け、ばら状物質のため の可撓性入れ物に上方から充填を行うための充填管をはかりの荷重支承部材に設 けた可撓性入れ物へのばら状物質の充填装置。
2. ２．その中に充填管を通して伸縮自在の筒状部材を設け、この部材を、はかり側 のその端部の近傍で充填管に固定しまた上方支承手段に固定し、ばら状物質の入 れ物側のその端部の近傍でこの入れ物に接続可能に設けた請求の範囲第１項に記 載の可撓性入れ物へのばら状物質の充填装置。
3. ３．伸縮自在の筒状部材の上方支承手段への固定が、入れ物側のこの筒状部材の 端部が上方支承手段に関し上下に調節可能なように行い得る請求の範囲第２項に 記載の可撓性入れ物へのばら状物質の充填装置。
4. ４．伸縮自在の筒状部材がベローから成る請求の範囲第３項に記載の可撓性入れ 物へのばら状物質の充填装置。
5. ５．充填間とその外周を被う筒状部材の間に環状の空間を形成し、その中に筒状 部材を貫通して通気分岐管を突出させてある請求の範囲第４項に記載の可撓性入 れ物へのばら状物質の充填装置。