JPS61501426A - 酵母ハイブリッドベクタ− - Google Patents

酵母ハイブリッドベクタ−

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JPS61501426A
JPS61501426A JP50352184A JP50352184A JPS61501426A JP S61501426 A JPS61501426 A JP S61501426A JP 50352184 A JP50352184 A JP 50352184A JP 50352184 A JP50352184 A JP 50352184A JP S61501426 A JPS61501426 A JP S61501426A
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キングスマス,アラン ジヨン
キングスマス,スーザン メアリー
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    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
    • C12N15/80Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for fungi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ベクター (発明の分野] 本発明は、組み換えDNA生物工学の分野に関する。 詳細にいえば、本発明は、酵母ベクター、酵母宿主生物およびポリペプチドの生 産方法に関する。 [発明の背景] 組み換えDNA生物工学の技術を用いて生産しうるポリペプチドとして、今や多 数の例が知られている。 広義にいえば、こうした技術は、所望のポリペプチド に対する遺伝子コードを宿主生物中において安定して存在しうるベクター中に挿 入することから成る。 ベクター中の適切な制御配列に関する位置に遺伝子を挿 入すると、宿主生物の体内に入るやいなや前記ベクターは挿入遺伝子を発現して ポリペプチドを生産する。 こうしたベクターは当業技術において「発現ベクタ ー」と呼ばれてあり、近年かなり多くの研究の対象とされている。 このような 研究の主要な目的は、周知の宿主生物(たとえば細菌、酵母および哺乳類細胞) に対する相溶性をもち、かつ高収率でポリペプチドを生産する発現ベクターの開 発にある。 このため、発現に影響を及ぼす制御配列をとりわけプロモーター配 列に関する詳細な研究がなされてきた。 これまでに多数のプロモーターが同定 され、有効な発現ベクターの生産に利用されている。 しかしながら、形質転換を施された宿主生物によって製造される蛋白質の凹は、 生物の細胞内で安定して存在するベクターの数(以下、「ベクターコピー数」と 称する)によって制限される。 本発明の目的は、酵母宿主生物中において酵母発現ベクターのコピー数を増加さ せることができる酵母ベクターを提供することにある。 公開されたヨーロッパ特許出願明細書EP−A2−0073635において、発 明者らは酵母中のポリペプチドの発現に有用なプラスミドベクターのセットにつ いて説明し1)、1−14をも参照のこと)。 上記プラスミドのひとつは、酵 母ホスホグリセリン酸キナーゼ(PGK)遺伝子および複製の酵母2μ原型の  制御配列を利用したものである。 このプラスミドならびに酵母野生型2μプラ スミドにもとづいた他の酵母プラスミドのすべては、有効な複製および高コピー 数の維持を可能にするトランス配置機能を与えるために、内因性2μプラスミド の存在を必要とする。 これらの機能はREPl、BよびREP2遺伝子にょp 、203>。 2μプラスミド複製は、通常8期の初期に起る(Zokianら 、Ce1l 、 1978年、17p。 923)。 ただしコピー数が小ざい場合は、プラスミド複製は細胞サイクルか ら切り離され、再度正常なコピー数[発明の概要] 本発明の第一の局面において、発明者らは酵母2μプラスミドに由来するREP lおよび(または)REP2遺伝子のいずれかまたは両方を含有し、REPIお よび(または)REP2遺伝子の発現を指向する1種以上の制御配列に関して位 置づけられる酵母ベクターにおいて、少なくとも1種の制御配列が前記ベクター によって形質転換される宿主生物中のコピー数を実質上独立的に操作するプロモ ーターを含むことを特徴とする酵母ベクターを提供する。 本発明によるベクターは、REPlおよび(または)旦EP2遺伝子の酵母野生 型2μプラスミド中における自然位において前記遺伝子に加えられる制御とは無 関係に、宿主生物中にあける前記遺伝子の生成物の生産を許容する。 この遺伝子生成物の生産はベクター中の制御配列によって制御されるものであり 、コピー数とは無関係でおる。 こうして酵母発現系におけるコピー数が増大し、所望のポリペプチドが高収率で 得られる。 本発明による酵母ベクターは、たとえば所望のポリペプチドを発現 し得る2μ由来の酵母発現ベクターを用いて酵母宿主生物に共形質転換を施すの に使用できる。 本発明による酵母ベクターは、共形質転換発現ベクターのコピ ー数を増大させることができ、ひいては収率を上昇ざぜることができる。 発現系の商品としての使用は、毒性発現生産物が宿主生物に及ぼす到死または衰 弱作用によって制限される。 発明者らによる公開されたヨーロッパ特許出願明 細書EP−A2−0073635に記載の発現ベクターにおいては、PGK制御 配列が宿主生物の培地中の発醇性炭素のレベルによる調節を可能とするプロモー ターを含む。 この系を利用すると、グルコース培地とアセテート培地との生産 物レベルの差異が30倍に及ぶように、遺伝子発現を調節することができる。  また他の外因に反応するプロモーターを用いることによって発現レベルを制御す る、他の酵母発現ベクターも報告されている(たとえば公開イギリス特許出願明 細書GB−2104902Aを参照)。 被制御発現系においては、挿入されたベクター中における遺伝子の発現を最小限 に保ちつつ、宿主細胞を培養して高細胞濃度を得ることができる。 宿主生物が 適当な細胞密度に達した時点で、たとえば培地に物質を添加することによって発 現を誘発し、多量の生産物を形成させればよい。 宿主生物に対して到死作用をもつポリペプチドの生産によつて生細胞密度は低下 するが、生成物の収率は短期間高レベルに保たれる。 酵母を含有する既知の被 制@発現系には、広範囲の発現レベルにわたる発現を制御する能力はない。 ヨ ーロッパ特許出願明細書E P−A 2−○073635およびTuiteら( 前出)に記載の系の場合は、毒性生産物が細胞の増殖に影響を及ぼさなくなるま で、その濃度を低下させることはできない。 本発明による酵母ベクターは、好ましくはREPIおよび(または)REP2i 伝子のいずれかまたは両方の発現を指向し、かつ外因による制御が可能なプロモ ーターを含有する。 外因とは、ベクターに課される条件のどのような変更(た とえば温度変化)でもよいが、酵母宿主生物培地に物質を添加するといった形を とるのが好ましい。 こうした好ましい種類の酵母ベクターは、ベクターコピー数の制御を可能にする ・。 この酵母ベクターは、酵母宿主生物の共形質転換に利用できる。 この場 合、ポリペプチド発現を指向するプロモーターの制御によるだtブではなく、本 発明の酵母ベクターを用いた発現ベクターのコピー数の制御によっても、異種ポ リペプチドの生産を制御することができる。 本発明による酵母ベクターに含まれるプロモーターは、酵母PGK遺伝子由来の ものが好ましく、また外部物質は定配性炭素源(たとえばグルコース)が好まし い。 酵母ベクターは、REPlまたはREP2遺伝子のいずれかまたは前記両遺伝子 を含み得る。 この酵母ベクターは、酵母宿主生物の′+:色体ゲノムによる前記酵母ベクター の組込みを生じ得るDNA配列を含むことが好ましい。 たとえばこのベクター は、酵ff1HIs3遺伝子部分およびファージスDNA部分な含み得る。 本発明の第二の局面においては、発明者らは、本発明の第一の局面によるところ の酵母ベクターによって形質転換された酵ff1宿主生物を提供する。 酵母ベ クターは宿主生物の染色体とは独立的に存在してもよく、または酵母染色含む1 種類の本発明による酵母ベクター、あるいは一方がREP1遺伝子を他方がRF P2遺伝子ををそれぞれ含む2種類のベクターによって形質転換される。 酵母 宿主生物は二倍性株(たとえば本明細書に記載のMDXlまたはMDX2酵母株 )でもよく、または半数性株(たとえば本明細書に記載のMDX3)でもよい。  また宿主生物は、2μ酵母プラスミド由来の複製原型を有し異種ポリペプチド に対する遺伝子コードを含む酵母発現ベクターによって形質転換されてもよい。  このような発現ベクターのコピー数は、本発明による酵母ベクターによって増 大および(または)制御できる。 本明細書中における「異種」という表現は、 天然には酵母中に存在しないポリペプチドを意味する。 また本明細書中におけ る「ポリペプチド」という3旧ヨ、いかなるポリペプチドにもめてはまり、また 蛋白質も含むものとする。 適当なポリペプチドの例としては、ホルモン(たと えば成長ホルモン)や酵素(たとえばキモシン〉が挙げられる。 異種ポリペプチドに対する遭伝子コードは、このポリペプチドの発現を指向し得 る制御シグナルに関連した酵母発現ベクター中に位置する。 この制御シグナル は、本発明による酵母ベクターに含まれるプロモーターと同一の、または異なる プロモーターを含むことができる。 酵母としては、3accharomyce s cerevisiaeが好ましい。 本発明の第三の局面においては、発明者らは、本発明によるベクターおよびポリ ペプチドに対する遺伝子コードを含み、かつ酵母2μプラスミド由来の複製原型 を有するところの酵母発現ベクターによって共形質転換された酵母宿主生物を培 養する諸段階からなる、前記ポリペプチドの生産方法を提供する。 酵母宿主生物の培養は、必らかしめ定められた細胞密度に遅するまでの期間は第 一のレベルでポリペプチドの生産を行ない、上記細胞密度に退した後は、第二の より高レベルにおいてポリペプチドの生産を行ない得るような条件に変えるとい った方法をとることが好ましい。 生産レベルは発現および(または)ベクター コピー数を、独立的に、または同時に制御することによってコントロールできる 。 発現ベクターのコピー数を一定期間第一レベルとしてあらかしめ定められた培養 細胞密度となし、この密度において条件を変えることにより発現ベクターのコピ ー数を第ニレベルにするといった条件下において、酵母宿主生物を培養すること が好ましい。 あらかじめ定められた細胞密度において、発現レベルおもっとも好ましい。 [図面の簡単な説明] 添付の図面を参照し、以下に示す本発明の実施例によって本発明を説明する。  図面は以下のとありである。 第1図 −プラスミドpJDB219の制限部位地図(1,R−一逆方向反復) 第2図 −プラスミドpMA500の制限部位地図第3図 −プラスミドpMA 301の制限部位地図第4図 −プラスミドpMA401の制限部位地図第5図  −プラスミドYRD7の制限部位地図第6図 −プラスミドDMA402の制 限部位地図第7図 −プラスミドpMA403 (pMA404)の制限部位地 図 第8図 −プラスミドpMA 405の制限部位地図第9図 −プラスミドI) MA 505の構造第10図−形質転換および組み込みに含まれる組換え現象 図中に用いる略号は、下記のとおりである。 R−EcoR工 B =BamHI Xb−XbaI Bg=BgN II P =PstI C=CfIa工 Pv=PvuII H=Hindl (実施例の説明] 一般的な方法は、公開されたヨーロッパ特許出願明細書EP−A2−00763 35中に記載されたとありであって、その内容を参考として本明細書中に取り入 れる。 1、REPlおよびREP2m伝子のサブクローニングHart leyと[)  one I sonは2μプラスミドのヌクレオチド配列を完全に決定した( Nature 、 1980年、■旦、o、860)。 第1図および第2図に 用いた配位はB−型配位である。 PGKプロモーターから発現用REP1およびREPlを製造するため、以下の 操作を行なった。 REPlおよびREP2遺伝子を含有するプラスミド5、 p、104)を、E C0RIおよびpvulを用いて切断し、ついでECOR工付着端と結合させる べく E CORIおよびBamH工で切断したpBR322と、低リガーゼ濃 度において連結ざぜた。 BamHIリンカ−(CCGGATCCGG)を加え 、高リガーゼ濃度において連結させることにより、BamHIリンカ−をpvu lプラントエンドに付けた。 ついでこの混合物をBamH工で処理し、BamHI端に結合させるべく再度連 結した。 得られた生成物を用いてE、coli AKEC28株に形質転換を 施してアンピシリン耐性にし、得られたコロニーをスクリーニングして第2図に 示す構造をもつプラスミドを見出した。 このプラスミドをpMA500と名づけだ。 プラスミドpMA500をXba 工を用いて切断し、ヌクレアーゼ3a131で処理することにより、150−3 60bpを除去した。 この欠失プールを、過剰量のBamHニリンカー (C CGGATCCGG)の存在下において連結した。 個々の欠失誘導体を配列分析法で処理することにより、LE一旦」−およびRF P2の100bpの終結コドン内に析しいBalllHI部位を有する誘導体を 見出した。 100bpのREP1終結コドン内に881[lH工部位をもつ誘 導体をpMA 501と名づけ、100bpのREP2終結コドン内に新しいB amHI部位をもつ同様の誘導体をpMA502と名づけだ。 2、REP1遺伝子を含む酵母ベクターの構成pMA 501から得たRFPI コード配列を含有するBamHIフラグメントを、正しい方向にプラスミドl) MA3013のBgu I[発現部位に挿入した(公開された得られたプラスミ ド(pMA3013−REPlと呼ぶ〉を、つぎに内因性2μプラスミドを使用 しくまたは使用せずに)酵母MD40−4Cの形質転換に用いた。 形質転換の頻度、被形質転換体の安定性、およびプラスミドのコピー数を発現ベ クターだけを用いて得たデータと比較した(第1表)。 両方のプラスミドは2 μ“宿主をほぼ同じ頻度で形質転換し、両波形質転換体は共に安定でめった。  ただしpMA3013−REPlのコピー数は、pMA3013よりも若干小さ かった。 予想どおり、DMA3013は2μ° (内因性2μプラスミドを欠 く)をきわめて低須度で形質転換した。 ざらに分析を行なった結果、I)MA 3013由来の被形質転換体はすべて染色体LEU2部分にわたる組み換え交換 によるものと判明した。 すなわち、これらの被形質転換体中にはプラスミドは 存在しないわtブである。 これは、2μ−由来プラスミド複製に必要とされる REPIならびにREP2機能がこの株に欠けているためである。 これに対して、プラスミドpMA3013−REPlは高頻度で形質転換を行な い、そのプラスミド保有細胞1個あたりのコピー数はきわめて大きい。 (実際 このプラスミドは、2μをベースとするあらゆるプラスミドについて報告されて いるうちで、最大のコピー数を示す)。 これはREPlはコピー数制御とは無関係に発現され、かつその過剰土産はコピ ー数を非常に大きくすることを示している。 この遺伝子は、酵母培養培地中の 発酵性炭素レベルを調節することによって制御が可能である、と他の文献(公開 されたヨーロッパ特許出願明細書EP第 1 表 宿 主 プラスミド 形質転換頻度 1−eu培地中 平 均 コピー数μgD NA での増殖後 ロビー PLD保のLeu細胞 数 有細胞0 %9 2μ 0MA3013 6x10 100 100 1002μ pHA301 3−REPl 1x10 100 30 302μ’pMA3013 7 10 0 0 02μ“ pHA3013−REPl 2x10 24 140 60 0a、 Hinnenらの方法(PNAS、USA 75 p、1929.19 78年) b1選択的(−LEU)培地で細胞を一夜増殖させ、ついで希釈してロイシン含 有培地およびロイシン欠如培地に移植した。 2種類の培地上のコロニーを計数 した。 C1被形質転換体から得た全DNAをEC0RIを用いて切断し、アガロースゲ ル電気泳動で分離した。 プラスミドバンドの強度とりボゾーム反復バンドとを 、デンシトメーター分析で比較した。 d、プラスミド保有細胞1個めたりのコピー数=平均コピー数/プラスミド含有 集団中の細胞フラクション。 3、REP2遺伝子を含む酵母ベクターの構成pMA 502由来のRFP2保 有EcoRI−BamHI゛ フラグメントを、ECOR工を用いて部分的に切 断したpMAl (Mellorら、前出) 中に:す7’70−ニン’;f  L/、3amH工で切断することによりDMA503を得た。 続いてこのベクターをXba工で切断し、エキソヌクレアーゼ8aJ31で処理 して1100bpを除去した。 ついでこの欠失プールをBamHIリンカ−の 存在下において連結した。 欠失D M A 503 K導体をスクリーニング してRFP2の開始ATGの20bp中に新しイBa1llH工部位をもつ誘導 体を見出し、これをpMA 504と名づけだ。 プラスミドDMA 504は 、REP2遺伝子を保有するBamHエフラグメントを含有する。 このBan al lフラグメントをプラスミドpMA3013中に挿入すると(公開された ヨーロッパ特許出願明細IEP−A2−0073635> 、上記2においてR EP1遺伝子を含有するBamHIフラグメントについて説明したのと同様に、 RFP2のPGKプロモーター指向発現がもたらされる。 4、組み込み発現ベクターの構成 REPlおよびREP2を、たとえば0MA3013のような分子中に挿入する と、REP機能のPGK制御がもたらされる。 しかし細胞内にこれらのプラス ミドと異種遺伝子を発現するプラスミドとが共存する場合は、複製芸者の競合が 原因となって、前者のプラスミドのコピー数が減少する可能性がある。 同様に 、異なるプラスミド間の組み換えは予想できない好ましくない誘導体をもたらす おそれがある。 これらの問題を解決するため、REPlおよびREP2は酵母 染色体ゲノム中の特定部位に組み込まれたPGK制御シグナルから発現するのが よい。 このためには、一般的に有用な組み込み発現ベクターを構成する。 DMA301由来のBQρ■発現部位から−820に及ぶPGKの5′部分(第 3図)を含有するCf1aニーpStエフラグメントを用いて、pBR322の 大きなPStニーCΩaエフラグメントを置き換えることにより、プラスミドl )MA401を得た(第4図)。 つぎにこのプラスミドpMA 401をEC 0RIおよびpSt工で切断し、YRp 7のEC0RI−PStIダイジェス トと連結した(第5図)。 A K E C2’8に形質転換を施してトリプト ファン独立性にした後、第6図に示される構造のプラスミドをみつけるためにコ ロニーをスクリーニングした。°このプラスミドをl)MA402と名づけだ。 ついで0MA402の大きなりgりII−Pstエフラグメントを0MA301 3(公開されたヨーロッパ1寺許出願明細書EP−A2−○073635)の大 きなりCIρ■−pStエフラグメントと置き換えることにより、l)MA40 3を製造した(第7図)。 続いてプラスミドρ〜1A403を非反復PSt工 部位において切断し、S1ヌクレアーゼを用いてプラントエンド化した後に、B am1−Iニリンカー(CCGGATCCGG)の存在下で連結した。 AKEC28の形質転換後、コロニーをスクリーニングしてBamH工部位に置 き換えられたPSt工部位をもつpMA403誘導体を得た。 この誘導体がD MA404である(第7図)。 プラスミドC)MA 405は、酵母HI33 部分およびファージの242bpを有し、一方の端にλ[)NAをもつ5C27 16とよばれる1、8kbBamHエフラグメントを含有するρBR322誘導 体である(第8図)。 この分子をBglHで部分的に切断し、9MA404と よばれるBa1llH工と連結する。 AKEC28に形質転換を施した後にコ ロニーをスクリーニングして、第9図に示す構造をもつプラスミドを得た。 このプラスミドがDMA505である。 プラスミドl)MA 505は、多くの場合に適用し得る配母組み込み発現ベク ターである。 いかなるコード配列もBqN II発現部位に導入して、PGK 発現シグナルの制御下に置くことができる。 ついで、λ配列、部分されたHI 33部分、)−1indl[1部位からBamH工部位にわたる1)BR322 配列、PGK3’ 部分、挿入されたコード配列、PGK5’ 部分ならびにT RP1遺伝子を含む3amHIフラグメント全体をpMA505X導体から切断 し、アガロースゲルから精製して、酵母M D 40−4c株(公開されたヨー ロッパ特許出願明細書EP−A2−0073635>をトリプトファン独立性に する形質転換に使用する。 HIS3相同端はHI33座への組み込み3指向し 、またλ相同端は組み換え現象が重複ではなく置き換えをもたらすことを確実に する。 したがって、組み込まれたフラグメントは比較的安定である( R0e del”およびFink、1982年、PNAS旦2フラグメントを含むBam Hエフラグメントをl)MA505のBc+N II発現部位に挿入して、pM A 506(REPl)およびpMA507 (REP2>をそれぞれ得た。  ついでこの結果得られたpMA506およびpMA507由来のBamHエフラ グメントを用いて、REP1フラグメントの場合は酵母MD−4D−4CC1r ’株(雫、 ura 2. trp 1 、 Leu24+ Leu2−112 、 his 3−11. his 3−15>を、またREP2フラグメントの 場合はMDx、 Cir’株(a、 1−Cu3−3. Leu2−112.  trp 1 、 his 4−519>をトリプトファン独立性に、それぞれ形 質転換した。 Cir’誘導体は、l) obsonらの方法にしたがって構成した(1980 年、 Curr 、 Genet、 2 IQ、 201 >。 形質転換ならびに組み込みに含まれる組み換え現象を、第10図に示す。 この 結果、HI33座に組み込まれてPGKの制御下において発現されるREPlお よび旦EP2をそれぞれ有するところの、半数性株MDX1aよびMDx2を得 た。 これらの二株を交差したところ、二倍性MDX3 (すなわちHJS3座 の対立遺伝子として双方のREP遺伝子発現配置を含む)を得た。 I)MA3 013といったプラスミドを、この二倍体の形質転換に用いることができる。  その結果得られた被形質転換体は、組み込まれたREPlおよびREP2のコピ ーのPGKプロモーター制御を通して制御を受ける発現ベクターコピー数を有す る。 c HI53 FIG、 10 手続ネ甫正書(方式) %式% 1、事件の表示 PCT/GB 84100316 2、発明の名称 ベクター 3、補正をする者 裏作との関係 特許出願人 住 所 イギリス国 オックスフォードシャーOX5 23F イスリップ ミ ドル・ストリート グレイ・ストレス(番地なし)氏 名 キンゲスマン、アラ ン ジョン国 籍 イギリス国 (ほか1名) 4、代理人〒104 住 所 東京都中央区築地二丁目15番14号6、補正の対象 (1) 特許法第184条の5第1項の規定による書面 (2) 明細書第1頁の翻訳文 (3) 代理権を証明する書面 7、補正の内容 (1、発明の名称および特許出願人の氏名を正確に記載した(願書翻訳文と一致 させた〉所定の書面を提出する。 (2) タイプ印書により浄書した明細書第1頁の翻訳文(発明の名称を願書翻 訳文と一致させたもの)を提出する。 (3) 完備した(委任者住所および発明の名称を願書原文と一致させたもの) 委任状およびその訳文を提出する。 国際調量報告 1#+7^ ”’ ?C−、7GB 841003i5

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.REP1および(または)REP2遺伝子の発現を指向する1種以上の制御 配列に関連して位置する酵母2μプラスミド由来のREP1および(または)R EP2遺伝子のいずれかまたは両方を含む酵母ベクターにおいて、少なくとも1 種の制御配列が前記ベクターによって形質転換される宿主生物のベクターコピー 数とは実質上無関係に機能するプロモーターを含むことを特徴とする酵母ベクタ ー。
  2. 2.請求の範囲第1項記載の酵母ベクターにおいて、REP1および(または) REP2遺伝子のいずれかの発現を指向するプロモーターを外的条件によって制 御しうる酵母ベクター。
  3. 3.請求の範囲第2項記載の酵母ベクターにおいて、プロモーターが酵母ホスホ グリセリン酸キナーゼ遺伝子に由来するものであり、かつ外的条件が発酵性炭素 源ある酵母ベクター。
  4. 4.請求の範囲第1項記載の酵母ベクターにおいて、ベクターが酵母宿主生物の 染色体ゲノムによる酵母ベクターの組み込みを生じ得るDNA配列を含む酵母ベ クター。
  5. 5.請求の範囲第1項記載の酵母ベクターによって形質転換された宿主生物。
  6. 6.異種ポリペプチドに対する遺伝子コードを含み、かつ酵母2μプラスミド由 来の複製原型をもつ酵母発現ベクターによって形質転換された、請求の範囲第5 項記載の宿主生物。
  7. 7.ポリペプチドの生産方法において、請求の範囲第1項記載のベクターおよび 異種ポリペプチドに対する遺伝子コードを含み、かつ酵母2μプラスミド由来の 複製原型をもつ酵母発現ベクターによって共形質転換された酵母宿主生物を培養 する各段階からなる方法。
  8. 8.請求の範囲第7項記載の方法において、酵母宿主生物の培養を、あらかじめ 定められた培養細胞密度に達するまでの期間は第一のレベルでポリペプチドの生 産を行ない、上記細胞密度に達した後は第二のより高レベルにおいてポリペプチ ドの生産を行ない得るような条件に変える条件下に実施する方法。
  9. 9.請求の範囲第8項記載の方法において、酵母宿主生物の培養を、あらかじめ 定められた培養細胞密度に達するまでの期間は酵母発現ベクターのコピー数を第 一のレベルとし、上記培養細胞密度に達した後は酵母発現ベクターのコピー数が 第二のより高レベルまで上昇しうる条件に変える条件下に実施する方法。
JP50352184A 1983-09-19 1984-09-19 酵母ハイブリッドベクタ− Pending JPS61501426A (ja)

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JP50352184A Pending JPS61501426A (ja) 1983-09-19 1984-09-19 酵母ハイブリッドベクタ−

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EP (1) EP0156851A1 (ja)
JP (1) JPS61501426A (ja)
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IE54046B1 (en) * 1981-08-25 1989-05-24 Celltech Ltd Expression vectors

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GB8325043D0 (en) 1983-10-19
GB2157295A (en) 1985-10-23
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GB2157295B (en) 1987-10-07
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