JPS61501309A - 改良された自動式コ−ヒ−ポツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良された自動式コーヒーポット １１立更 この発明は、自動式コーヒーポットに係り、特に５同じ装置内でエスプレッソコ ーヒー、′アメリカン′コーヒー或いはカプツィーノコーヒーを作るように交換 可能に使用できる自動式コーヒーポットに関する。

先丘挟亙 これまで、１つのコーヒーポットを用いて、ニスプレッソコーヒーや′アメリカ ン′コーヒーやカブツィーノコーヒーといった銘柄の異なる同種類の飲物を作る ことは困菫であった。

銘柄の異なるコーヒーを煎れるためには、所与の量の挽いたコーヒー豆に対して 水の量を加減しなければならないか、ｔいは。

ポットに入れた所与の量の水に対してコーヒー豆の量を加減しなければならない ０例えば、３杯分のエスプレッソコーヒーを作る量のコーヒー豆を保持するよう にコーヒーポットが設計されている場合には、その同じポットでそ九より薄い１ アメリカン′コーヒーを作ろうとしても、うまくいかない、というのは。

水を多めに入れるだけの容量がポットにない時には、挽いた豆の量を少なめにし て薄いコーヒーを作らねばならないが、コーヒーを煎れるポットには、その中に 挽いたコーヒー豆を少なめに入れた場合に対処できる手段が全くといってよい程 設けられていない１ｇ！過バスケットを一杯に満たさないように少なめに入れた コーヒー豆の粉末を通して蒸気又は熱水が流れる時には、コーヒー豆を収容して いる濾過バスケットの外周又はその片側に向ってコーヒー豆が押しやられ、従っ て、濾過バスケットを通して浸出する蒸気又は熱水がほとんどのコーヒー豆に当 たらないことになり、極めて茸いコーヒーができる。そこで、圧力を加えると共 に、コーヒー豆の粉末を濾過バスケットのくぼみ部にはゾ均一な分布状態で維持 して、コーヒー豆の粉末を通して送られる発生蒸気及び熱水をコーヒー豆のはゾ 全体に当て。

適切な風味と香りを出すようにするために、何等かの手段を設ける必要がある。

濾過バスケットの全容量を満たさないようにしてエスプレッソコーヒーを煎れる 場合にも同じことが云える。

更に、カブツイーノコーヒーを煎れる場合には、抽出したコーヒー液にクリーム やミルクを加え、コーヒー液及びクリームを同時に加熱して、温い混合液を作る ことが必要である。この目的を果たすための公知の試みとしては、クリームを加 熱するための個別のノズル及びチャンバが含まれ、ポット内でコーヒーが作られ る時にこのチャンバに発生された蒸気がノズルから放出されてクリームに接触し 、クリームを加熱してこれを泡立てると共に、ポット内で作られるコーヒーと熱 接触状態に保持する。このような装置は、追加部品を必要とするために高価であ ると共に、操作が困菫である。。

そこで、この発明は、ポットの設計容量より少量のコーヒーを煎れるように使用 できると共に、エスプレツソコーヒーでも１アメリカン′コーヒーでもカブツィ ーノコーヒーでも作れるような単一のポットを提供するという要望を満たすもの である。

１３Ｕｕ４に の発明によれば、下部チャンバを有するコーヒーポットが、取り外し可能な自己 支持式の上部チャンバにねじ込み式に取り付けられる。上記の下部チャンバには 、水が入れられると共に、成る量の挽いたコーヒー豆を保持するために濾過バス ケットが使用される。この濾過バスケットは、漏斗の形状であって、長手方向に 延びた細長い円高部材を有しており、これは。

下部チャンバ内の水及びその上の空間と連通している。上部チャンバの下部には 、複数の孔が設けられた多孔濾過プレートが含まれ、このプレートは、下部チャ ンバ内に設置された濾過バスケットと連通ずるように配置される。上部チャンバ に配置された濾過プレート上の空間は、固形の円形プレート又は円錐プレートに よって閉じられるが、この固形のプレートの中心部に配置された細長い中空の管 状部材と連通ずるようにされる。この中空の管状部材は、濾過プレート上の空間 に連通している開放端と、これとは犀対の閉じた端とを有しており、この閉じた 端の上部付近にはオリフィスが設けられていて、細長い管状部材の周りの上部チ ャンバの空間と連通している。

下部チャンバ内の水を加熱した際に発生した蒸気は、濾過バスケットの円筒部材 と、この円筒部材の円筒壁に形成された側部通気口とを通して上方に案内され、 円筒部材内ではベンチュリー効果が生じて、円筒部材を通る蒸気及び水の流れが 増大されると共に、より多量の蒸気がコーヒー豆に到達せしめられ、濾過バスケ ット内のコーヒー豆の粉末に当たってこれを迅速に加熱させる。蒸気及び沸騰水 が濾過バスケット内のコーヒー粉末を通過する時には、コーヒー豆から本質的な 油脂成分や風味が抽出されて蒸気及び熱水に随伴され、蒸気及び水と共に上部チ ャンバの底部にある濾過プレートを通り、上部チャンバにある中空の管状部材中 を上昇して、その上部付近のオリフィスから放出され、そして蒸気は上部チャン バ内で固形なプレート上にコーヒー液として凝結し、これと共に、コーヒーの香 りを含む沸騰した水が細長い管状部材の外壁を取り巻く、必要な時に、上部チャ ンバを下部チャンバから切り離し、上部チャンバに形成された注ぎ口からカップ にコーヒーを注ぐことができる。

濾過バスケットの全容量を使用するように濾過バスケットにコーヒー豆がいっば いに満たされた場合には、濾過バスケット内のコーヒー豆は、上部チャンバの下 端に取り付けられた濾過プレートと接触状態にクランプされることにより、濾過 バスケットの環状壁に向って広がらないようにされる０通常、もしコーヒー豆が 濾過バスケットにおいてクランプされない（絞らない）場合には、蒸気及び沸騰 水が漏斗状の濾過バスケットの中央の長手方向円筒部材を通り、最も抵抗の小さ い経路を通るか或いは濾過バスケットの中心部を通って直接的に上部チャンバの 中心の長手管状部材へと流れ、コーヒー粉末を上方に押しやると共に、濾過バス ケットの壁に向けて外方にも押しやることになる。従って１例えば、下部チャン バに同量の水を用いて′アメリカンースタイル′の薄いコーヒーを作る場合のよ うに。

濾過バスケットをその全容量より少ない量しか使用しない場合には、複数の濾過 開口が貫通した円盤状のクランプ（絞り）手段を設けて、濾過バスケット内のコ ーヒー粉末上にのせる。この円盤状のクランプ手段により、コーヒー豆が蒸気で 上方に押しやられたりバスケットの外周に向って外方に押しやられたりすること が防止されると共に、蒸気及び沸騰水が全てのコーヒー豆に無駄なく完全に浸み わたって流れるようにされる。

この発明のコーヒーポット装置は１手で持つことのできる伸縮式の管状部材を設 けることにより、カブツイーノコーヒーを作るのに用いることもできる。上記の 伸縮式の管状部材は。

上部チャンバにクリームが注ぎ込まれた後であって且つ上部チャンバにコーヒー 液が作られる時又はその前に、上部チャンバの中空管状部材の外側に配置される 。この外側の伸縮式の管状部材の側壁し；は、上部チャンバに入れたクリームの レベルより下に通気孔が設けられ、従って、その内側の管状部材内に発生されて その側壁のオリフィスから出て来る蒸気は、外側の伸縮式の管状部材の底部へと 戻され、そして液状クリーム中に浸んだその側壁の通気孔を経て送られて、クリ ームを加熱すると共に泡立て、内側の管状部材のオリフィスから放出されるコー ヒー液とクリームを混合させる。上記の伸縮式の管状部材に固定された取っ手は 、上部チャンバの注ぎ口を経て延び、必要に応じてカブツィーノコーヒー用の管 状部材を内側の管状部材に配置したり取り外したりすることができる。下部チャ ンバ内の水を沸騰させる熱源上にポットが置かれている間に、外側の管状部材を 取り外さねばならないが、この管状部材は、上部チャンバ内の液体から下部チャ ンバ内の水へ熱を戻す導管として働いてもよい。

図面の簡単な　日 この発明の更に別の目的及び効果は、以下の説明及び請求の範囲並びに添付図面 から明らかとなろう。

第１図は、この発明の改良された自動式コーヒーポットの斜視図、 第２図は、第１図の２−２線によって指示された平面に沿って実質的に見た縦断 面図、 第３図は、第２図と同様の図であるが、薄いコーヒーが所望される時に、この発 明のコーヒーポットの濾過バスケットにクランプ円盤を用いて、この濾過バスケ ット内の挽いたコーヒー豆を完全に煎じるところを示した図、第４図は、この発 明の改良された自動式コーヒーポットにおいて濾過バスケットと共に用いられる クランプ円盤の斜視図。

第５図は、第３図と同様の図であるが、改良されたコーヒーポットの上部チャン バに補助的な管状部材を配置してカブツィーノコーヒーを作るところを示した図 、第６図は、カブツィーノコーヒーを煎れるのに用いる補助的な管状部材の斜視 図、 第７図は、第５図と同様の図であるが、この発明の改良された自動式コーヒーポ ットの上部チャンバに対する固形なベースプレートの別の実施例を示す図、そし て第８図は、この１明のカプツイーノコーヒー用の補助的な管状部材に組合せて コ・−ヒーポットの上部チャンバに使用することのできる別の形式の・１空管状 部材の接続を示す図である。

ｘ厘更 多数の図面全体にねたっ℃判じ素子を同じ参照番号で示した添付図面を説明すれ ば、この発明の改良された自動式コーヒーポットが参照番号１０で示されでいる 。

このコーヒーポット１０は、２つの部分で構成されるハウジング１２を備え、こ のハウジング１２は、上部チャンバ１４と、１６においてこれにねじ込み接続さ れる下部チャンバ１８とを備えている。上部チャンバ１４は、プラスチックの持 ち運び用取っ手２０と、ピボットビン２４によりこの取っ手２０に枢着された蓋 ２２とを備えている。

このＭ２２は、プラスチックの取付具２６に一体的に接続され、この取付具は、 使用者の親指で接触するための直立したラグ２８を有している。取付具２６の後 部には、上記のピボットビン２４が貫通する下方に延びたラグ３０が設けられ、 ピボットビン２４は、取っ手２０のくぼみ部３２を画成する周囲側壁に埋め込ま れる。このくぼみ部３２には、取付具２６の下方に延びるラグ３ｏが受け入れら れる。直立したラグ２８の前面３４に力を加えた時には、取っ手２０のくぼみ部 ３２に受け入れられる下方に延びたラグ３０が、ピボットビン２４の軸に対し、 第２図及び第５図でみて時計方向に回転され、蓋２２が持ち上げられる。

上部チャンバ１４の環状壁の上部には、注ぎ口３６が設けられており、この注ぎ 口は、チャンバ１４の内部と通じているが、蓋２２によって覆われておらず、従 って、蓋２２が第１図及び第２図に示すようにチャンバ１４の上部の殆どの部分 を覆う閉じた位置にあっても、チャンバ１４の中味を注ぎ口３６から放出するこ とができる。

チャンバ１４の底部は、実質的に円形の固形なプレート３８で閉じられる。この プレート３８の中心を経て上方に長手方向に延びているのは、中空の管状部材４ ０であり、この部材は。

下端が開いていると共に、その上端には取外し可能なキャンプ４２が設けられて いる。この管状部材４０の環状壁には、その上端付近であって且つキャップ４２ の下にオリフィス４４が形成されている。チャンバ１４の内部は、このオリフィ ス４４を経て管状部材４ｏの内部に連通している。

複数の小さな孔即ち開口４８を有した皿型の多孔濾過プレート４６は、チャンバ １４を閉じる固形の円形底部プレート３８の縁に環状ゴムワッシャ即ちシール５ ０によってクランプされ、円形プレート３８の他部分から離間されて、チャンバ ５２を形成する。このチャンバ５２は、管状部材４０の開いた下端を経て中空の 管状部材４ｏの内部と連通している。

下部チャンバ１８は、環状の唇部５４を備え、これは、挽いたコーヒー豆を受け 入れる円筒状の濾過バスケット５６の環状フランジに対する安住部を形成する。

濾過バスケット５６は、延伸筒５８を備え、この延伸筒の円ＷＪ壁には、これと 濾過バスケットの底部との接合部付近に、横方向の開口１通気口即ちオリフィス ６０が設けられている。延伸ＷＪ５８は、円錐プレート６２によって濾過バスケ ット５６に接続され、濾過バスケットが漏斗の形状とされる。

下部チャンバ１８の外壁の上部には、６４で示すようにねじが切られており、こ れは、上部チャンバ１４の下部の対応するねじ６６と噛み合うようにされる。下 部チャンバの構造上の完全性を確保するために、保安用の蒸気通気口６８が下部 テヤンパ１８の内部と連通して設けられている。延伸筒５８の下端は下部チャン バ１８の空間に連通しておりそしてその上端は濾過バスケット５６の内部に固定 される複数の小さな開口をもつ濾過プレート７０の下で終わっている。

通常は、プレート７ｏと濾過円盤４６との間で濾過バスケット５６の円筒上部全 体に挽いたコーヒー豆７４が充填される。

下部チャンバ１８の内部には、延伸筒５８の上部の環状壁に形成された開口６０ のすぐ下でこの延伸ｍ５８を取り巻くレベルまで水７６が充填される１次いで、 ボット１０は、レンジのガス炎又は電熱コイルのような熱源の上に置かれ、これ により、水７６が加熱されて、チャンバ１８の水位より上に蒸気が発生し、水７ ６に圧力を与えると共に、水を連続的に沸騰せしめる。

水が沸騰するにつれて、チャンバ１８の水７６のレベルより上の延伸筒５８の内 部に蒸気が発生する。又、水のレベルより上でも蒸気が発生し、この蒸気は、延 伸Ｗ１５８の上部に通気口及びベンチュリを形成している開口６０を経て延伸５ ５Ｂの内部に入り、蒸気の流量を増加すると共に、延伸筒を通して水を更に沸騰 させる一方、開口６０を通して蒸気をより迅速に運んで濾過バスケット５６のプ レート７０に当てるようにする。プレート７０に対して蒸気が発生されると、こ の蒸気は、水７６のレベルより上で発生した蒸気圧によって延伸？Ｒ５８を上方 に押し上げられろ沸騰水と共に、プレート７０の開ロア２を経て流れ、そして皿 型の濾過プレート４６の底面にクランプされることによってバスケット５６に捕 獲保持されたコーヒー粉末７４を通して流れる。この蒸気及び沸騰水は、加熱さ れたコーヒー粉末から放出された本質的な油脂成分及びコーヒーの香りをのせた 蒸気と混合され、沸騰水は、皿型の濾過プレート４６の開口４８を経てチャンバ ５２に入ると共に、上部チャンバ１４の管状部材４０の内部に入る。蒸気及び沸 騰水は、最終的に、管状部材４０内を押し上げられて上昇し、オリフィス４４を 経てチャンバ１４の内部の不浸透性円形プレート３８上に放出され、そして蒸気 は凝結し、チャンバ１４内のコーヒーの香りを含む沸騰水と混合され、コーヒー 液が形成される。下部チャンバ１８内の全ての水７６が沸騰されてコーヒー豆７ ４を経て上部チャンバ１４へ送られた後、必要に応じて、上部チャンバ１４を下 部チャンバ１８から取外し、注ぎロアロから飲物用のカップにコーヒーを注ぐこ とができる。

ボット１０の設計容量より少量のコーヒーを作ろうとするか或いは最大の水容量 を用いて薄いコーヒーを作ろうとする場合には、濾過バスケット５６全体を満た さないような量のコーヒー豆７４をバスケットに入れることが必要とされる。下 部チャンバ内の水７６の沸騰によって発生した蒸気及び沸騰水は、バスケット５ ６内のコーヒー７４を通る時に、最も抵抗の小さい経路に流れるか、或いは、延 伸筒５８の内部からチャンバ５２を経て管状部材４ｏの内部へまっすぐに流れ、 コーヒー豆７４を上方に押しやると共に濾過バスケット５６の環状壁に向けて押 しやり、従って、濾過バスケット５６内のコーヒー全体に浸透することができず 、その結果、極めて薄いコーヒーが出来上がる。それ故、バスケット５６を通常 いっばいに満たす量よりも少ない量しか使用しない時には、濾過バスケット５６ 内のコーヒー豆の上部に補助的な円ｌ１１８０を設けるのが効果的であると分か った。

この円ｆｉ８０は、その直径が濾過バスケット５６の内径とはゾ同じであり、複 数の濾過開口８２と、中央ラグ８４とを備えている。この中央ラグは１円盤８０ の上面に固定される複数の半径方向の翼８６のためのハブとして働く、ラグ８４ 及び半径方向の翼８６の高さは、濾過バスケット５６の内部の未使用空間の高さ にはゾ等しいのが便利であり（例えば、このボットでエスブレッソコーヒーを作 る場合と同量の水を使用して′アメリカン′コーヒーを作るに足る量のコーヒー 豆７４しかない時）、これにより、上部チャンバ１４の皿型の濾過プレート４６ の底部との接触によってラグ及び翼と円盤８０とにクランプ力が与えられ、この クランプ力がコーヒー豆の粉末に伝達される。これにより、蒸気及び沸騰水がコ ーヒー豆の粉末７４を浸透する時に、コーヒー豆の粉末が上方に移動したり円盤 ７０の中心から濾過バスケットの外壁に向かって移動したりすることがないよう にされる。

ハブ８４及び翼８６は、ハブ８４が濾過プレート４６に接触していない場合には これが濾過プレート４６に接触するまで、コーヒー豆と共に若干持ち上げられる が、円盤８０の傾斜を防止するだけでなく、バスケット５６内の下部円盤７ｏに 対してコーヒー豆７４をクランプする。更に、翼及びハブは、皿型の濾過プレー ト４６の底部と接触しない場合でも、蒸気及び沸騰水がコーヒー豆７４に浸透す る時に濾過バスケット５６内でコーヒー豆が実質的に動かないようにするに充分 な荷重をコーヒー豆７４に課する。

改良された自動式コーヒーボット１０を月いてカプツイーノコーヒーを作るため には、第５図に示すように蓋２２を持ち上げて上部チャンバ１４にミルク又はク リーム８８を注ぎ込むだけでよく、クリーム８８は、管状部材４ｏからオリフィ ス４４を通して出て来る通常のコーヒー液と混合される。クリーム８８をチャン バ１４においてコーヒー液と確実に混合しそしてこの合成された液体を加熱して 泡立てるために、補助的な管状部材９０が設けられている。この管状部材は、そ の上部付近でその環状側壁に細長い取っ手９６が固定されている。この管状部材 ９０は、取っ手９６に隣接した一端が閉じているが、その反対端１００は開いて おり、そしてその直径は、管状部材４０の外径よりも若干大きく、管状部材４０ に対して伸縮関係でスライド式にかぶせることができる。

第５図に示すように、使用に際し、補助的な管状部材９０をひっくり返した状態 で管状部材４０に対して伸縮式にスライド移動させる。取っ手９６は、管状部材 ９０の長手軸から外方に延びており、注ぎ口３６にのせられる。上部チャンバ１ ４内に熱を保持するために蓋２２を閉じる。下部チャンバ１８内で発生された蒸 気と共に管状部材４０のオリフィス４４から出て来るコーヒー液は、管状部材４ ０の外面と補助的な管状部材９０の内面との間を流れ、外側の管状部材９０の側 壁に形成さ九たオリフィス即ち蒸気口９２及び管状部材９０の開放端１００から 放出される。管状部材９０の底部及び蒸気口９２は、上部チャンバ１４に入れら れたクリーム８８のレベルより下に配置され、従って、蒸気及びこれに随伴する コーヒー液は、上部チャンバ１４においてクリームを加熱しながら混合されると 共に泡立てられて、カプツィーノコーヒーが形成される。ボット１０を熱源から 取り去る前に、管状部材９０の取っ手９６を把持してポットから取り外すように してもよいし、或いは、クリームが混合されたコーヒー液の熱が管状部材９０を 経て上方に伝えられ次いで管状部材４０へて下方に伝えられ下部チャンバ１８に 戻されてもよいことが分かった。コーヒーが完全に作られて下部チャンバ１８に それ以上蒸気も熱水も発生されずそして取っ手９６を持ち上げることによって外 側の管状部材９０を取り外すと、必要に応じて下部チャンバ１８を上部チャンバ １４から切り離し、上部チャンバ１４から注ぎ口３６を経て上部チャンバ１４の カブツィーノコーヒーを別々のカップに注ぐことができる。

第７図に示す、ように、上部チャンバ１４のベースプレート３８は、環状フラン ジ９４で終わるような円錐形状にすることができ、この場合、環状フランジ９４ は、管状部材９ｏの下端１００に対する安住部として働く、これにより、全ての コーヒー液及び蒸気は、管状部材９ｏの蒸気口９２及び開放端１−００から出る のではなく、蒸気口９２のみを通して出て来るようにされる。このように全ての 蒸気及びコーヒー液が蒸気口９２を経て出て来る場合には、クリーム８８が非常 に迅速に加熱されると共に目に見えるほど著しく泡立てられることが分かった。

同様に、第８図に示すように、内側の管状部材４０が円錐形状であってもよく、 この場合は、外側の管状部材９０が内側の管状部材４０の下端に安住され、全て の蒸気及びコーヒー液が蒸気口９２からチャンバ１４へ放出される。

国際調査報告

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．下部チャンバに取外し可能に接続した上部チャンバを具備し、該下部チャン バは、挽かれたコーヒー豆を受け取るようにその内部に配設した炉適用バスケッ トを備えており、この炉過バスケットは、下部チャンバと連絡した中空筒部であ ってこの下部チャンバ内の水を加熱することによって発生されて上記炉過バスケ ット及び挽いたコーヒー豆に向けられる蒸気を受け取るようにした中空筒部を備 え、更に、挽いたコーヒー豆を入れる炉過バスケットの内部と連絡する上下チャ ンバ間の炉過プレートと、 炉過プレート上に間隔をおいて上部チャンバに設けた上部チャンバ用の液体保持 底部を形成する固定プレートと、固定プレート上に着座し、炉過プレートと固定 プレートとの間の空間と連絡する開口部が一端に設けられ、且つその他端が閉じ ているような延伸管状部材と、 上記延伸管状部材の側壁に形成されたオリフィスであって、上記一端に形成され た開口部を介して、上部チャンバの内部と、固定プレートと炉過プレート間の空 間との間を連絡するようなオリフィスと、 上部チャンバを実質的に閉鎖するために上部チャンバに枢着された蓋と、 上記下部チャンバ内に配置された炉過バスケットの中空筒部上にあって、炉過バ スケットの内部と下部チャンバとの間を連絡し、下部チャンバ内の水を加熱した 際に発生されて中空筒部及び炉過バスケットに通される蒸気の流れを増加させる ための手段とを具備してなるコーヒーポット。
2. ２．上記炉過バスケット内に配置され、この炉過バスケット内の挽いたコーヒー 豆に蒸気が通される時にその実質的な動きを阻止するようにコーヒー豆をクラン プするための手段を備えた請求の範囲第１項記載のコーヒーポット。
3. ３．上記のクランプ手段は、炉過バスケット内に配設するようにした円形多孔盤 を備えている請求の範囲第２項記載のコーヒーポット。
4. ４．前記の円形多孔盤は、中央ハブ部を備えた請求の範囲第３項記載のコーヒー ポット．
5. ５．放射状に延びる複数の羽根が上記ハブ部に接続され、上記円形多孔盤の上面 に配設される請求の範囲第４項記載のコーヒーポット。
6. ６．上部チャンバ内の延伸管状部材上に受け入れられ、蒸気及び作られたコーヒ ー液がその側面の上記オリフィスから出て来た時に、これを上部チャンバの底部 に案内するための手段を備えた請求の範囲第１項記載のコーヒーポット。
7. ７．上記の案内手段は、その上部付近に取っ手を有する管状部材を含み、この管 状部材は、コーヒーポットの上部チャンバ内に設けられた上記延伸管状部材上に 伸縮式に受け入れられる囲いた端と、閉じた端とを有している請求の範囲第６項 記載のコーヒーポット．
8. ８．上記の外側の管状部材は、その開いた端の付近でその側壁に通気口を有して いる請求の範囲第７項記載のコーヒーポット。
9. ９．コーヒーポットの上部チャンバの底部を形成する上記の固定プレートは、上 記外側の管状部材の底面とぴったり係合するようにした傾斜した上面を含む請求 の範囲第８項記載のコーヒーポット。
10. １０．上記の内側の延伸管状部材は、円錐形であり、少なくともその直径が上記 外側管状部材の内径に等しいような下部を含む請求の範囲第８項記載のコーヒー ポット。
11. １１．上記の流れを増加する手段は、炉過バスケットの中空筒部の壁に形成され た通気口を含む請求の範囲第１項記載のコーヒーポット。
12. １２．上部チャンバは、下部チャンバにねじ込み接続される請求の範囲第１項記 載のコーヒーポット。
13. １３．下部チャンバに取外し可能に接続した上部チャンバを具備し、該下部チャ ンバは、挽かれたコーヒー豆を受け取るようにその内部に配設した炉適用バスケ ットを備えており、この炉過バスケットは、下部チャンバと連絡した中空筒部で あってこの下部チャンバ内の水を加熱することによって発生されて上記炉適バス ケット及び挽いたコーヒー豆に向けられる蒸気を受け取るようにした中空の筒部 を備え、更に、挽かれたコーヒー豆を入れる炉過バスケットの内部と連絡する上 下チャンバ間の炉過プレートと．炉過プレート上に間隔をおいて上部チャンバに 設けた上部チャンバ用の液体保持底部を形成する固定プレートと、固定プレート 上に着座し、炉過プレートと固定プレートとの間の空間と連絡する開口部が一端 に設けられ、且つその他端が閉じているような延伸管状部材と、 上記延伸管状部材の側壁に形成されたオリフィスであって、上記一端に形成され た開口部を介して、上部チャンバの内部と、固定プレートと炉過プレート間の空 間との間を連絡するようなオリフィスと、 上部チャンバを実質的に閉鎖するために上部チャンバに枢着された蓋と、 上記炉過バスケット内に配置され、この炉過バスケット内の挽いたコーヒー豆に 蒸気が通される時にその実質的な動きを阻止するようにコーヒー豆をクランプす るための手段とを具備してなるコーヒーポット。
14. １４．上記のクランプ手段は、炉過バスケット内に配設するようにした円形多孔 盤を備えている請求の範囲第１３項記載のコーヒーポット。
15. １５．前記の円形多孔盤は、中央ハブ部を備えた請求の範囲第１４項記載のコー ヒーポット．
16. １６．放射状に延びる複数の羽根が上記ハブ部に接続され、上記円形多孔盤の上 面に配設される請求の範囲第１５項記載のコーヒーポット。
17. １７．下部チャンバに取外し可能に接続した上部チャンバを具備し、該下部チャ ンバは、挽かれたコーヒー豆を受け取るようにその内部に配設した炉適用バスケ ットを備えており、この炉適用バスケットは、下部チャンバと連絡した中空筒部 であってこの下部チャンバ内の水を加熱することによって発生されて上記炉過バ スケット及び挽いたコーヒー豆に向けられる蒸気を受け取るようにした中空の筒 部を備え、更に、挽いたコーヒー豆を入れる炉過バスケットの内部と連絡する上 下チャンバ間の炉過プレートと、 炉過プレート上に間隔をおいて上部チャンバに設けた上部チャンバ用の液体保持 底部を形成する固定プレートと、固定プレート上に着座し、炉過プレートと固定 プレートとの間の空間と連絡する開口部が一端に設けられ、且つその他端が閉じ ているような延伸管状部材と、 上記延伸管状部材の側壁に形成されたオリフィスであって、上記一端に形成され た開口部を介して、上部チャンバの内部と、固定プレートと炉過プレート間の空 間との間を連絡するようなオリフィスと、 上部チャンバを実質的に閉旗するために上部チャンバに枢着された蓋と、 上部チャンバ内の延伸管状部材上に受け入れられ、蒸気及び作られたコーヒー液 がその側面の上記オリフィスから出て来た時に、これを上部チャンバの底部に案 内するための手段とを具備してなるコーヒーポット。
18. １８．上記の案内手段は、その上部付近に取っ手を有する管状部材を含み、この 管状部材は、コーヒーポットの上部チャンバ内に設けられた上記延伸管状部材上 に伸縮式に受け入れられる開いた端と、閉じた端とを有している請求の範囲第１ ７項記載のコーヒーポット。
19. １９．上記の外側の管状部材は、その開いた端の付近でその側壁に通気口を有し ている請求の範囲第１８項記載のコーヒーポット。
20. ２０．上記炉過バスケット内に配置され、この炉過バスケット内の挽いたコーヒ ー豆に蒸気が通される時にその実質的な動きを阻止するようにコーヒー豆をクラ ンプするための手段を備えた請求の範囲第１７項記載のコーヒーポット。