JPS61500913A - ホルモン活性を有する生物学的作用物質、その製法およびヒストンの医薬的用途 - Google Patents
ホルモン活性を有する生物学的作用物質、その製法およびヒストンの医薬的用途Info
- Publication number
- JPS61500913A JPS61500913A JP60500453A JP50045385A JPS61500913A JP S61500913 A JPS61500913 A JP S61500913A JP 60500453 A JP60500453 A JP 60500453A JP 50045385 A JP50045385 A JP 50045385A JP S61500913 A JPS61500913 A JP S61500913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- histone
- histones
- hormone
- hormonal
- hth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K39/39—Medicinal preparations containing antigens or antibodies characterised by the immunostimulating additives, e.g. chemical adjuvants
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K35/00—Medicinal preparations containing materials or reaction products thereof with undetermined constitution
- A61K35/12—Materials from mammals; Compositions comprising non-specified tissues or cells; Compositions comprising non-embryonic stem cells; Genetically modified cells
- A61K35/26—Lymph; Lymph nodes; Thymus; Spleen; Splenocytes; Thymocytes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P5/00—Drugs for disorders of the endocrine system
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/46—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates
- C07K14/47—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates from mammals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/575—Hormones
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/68—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving proteins, peptides or amino acids
- G01N33/6875—Nucleoproteins
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Immunology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Zoology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Endocrinology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Mycology (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Virology (AREA)
- Developmental Biology & Embryology (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ホルモン活性を宵する生物学的作用物質、その製法およびヒストンの医薬的用途
多数の異なった種類の胸腺製剤が知られている。コムサ(Comsa)およびベ
ルナルジ(Bernardi) [rエキストラクション、フラクシタネーショ
ン、アンド、テスティング、オブ、ア、ホモジーナス、デミツク、ホルモン、プ
レバレーシlン(Extraction 、 Fractionation a
nd Testfngor a Homogeno*s Thysjc Hor
mone Preparation )J、アンナルス、オブ、ザ、ニューヨー
ク、アカデミ−、オブ、サイエンシズ(Annalsor the New Y
ork Academy or 5ciences)、240巻、402〜40
.3頁(1975年2月28日)に発表コによる胸腺製剤(HTH)もこれに属
する。
コサムは、このほかにも、HTHが免疫系において免疫促進的および内分泌学的
な作用特性を有することを示した。彼はこの作用が特殊な胸腺ホルモンと関係し
ていると推測した〔「ホルモナル、コープイネ−ジョン、オブ、インミ二−ン、
レスポンス(Hormonal Coordination ofthe I
m++n;ne Re5ponse )J 29巻(1982年)、スプリンガ
ー、フェアラーグ(S prir+ger −V erlag )刊〕。またコ
ムサは、胸腺製剤がまだ特定されていない物質の不明確な副作用によって、治療
上無効であったり、また1よ有害であることさえあることを明らかにした。即ち
、胸腺製剤中に存在していると推定される胸腺ホルモンの作用特性を打ち消し、
阻害し、ひいては患者にとって少なからぬ危険となる異物質が存在していること
が考えられる。
この発明の目的は、有害に作用すると考えられる異物質を本質的に全く含んでお
らず、しかも所望の胸腺ホルモン作用と明らかに関連している前述のような生物
学的活性を有する物質を提供することにある。とりわけこの目的を追求するため
、まずそのような標品の作用の標準化を行ない、それによって生物学的出発物質
から、活性物質を調製し、できるだけ精製し、異物を全く含んでいないホルモン
類似作用を有する製剤に誘導することによって、そのような物質の目的とする利
用の道を開くことが可能となる。
二の目的は、この発明の請求の範囲に示す方法により達成することができる。
予期に反して、コムサおよびベルナルジにょるHTH−脚線画分には、なんら明
瞭な免疫学的および内分泌学的特性を有する特異的pA線ホルモンの局在部位を
つきとめることができなかった。HTHに関する検討において、ホルモン性作用
物質として、再現性のある検出力’Ttlな2つのポリペプチド鎖、即ちHTH
αおよびHTHβが見いだされ、またそれらのアミノ酸配列が82Aおよび82
Bヒストンの配列と驚くほど一致していることが証明された。このようにこの発
明によって、これまで単に細l!!核タンパク質として知られていただけのヒス
トンが、細胞外で内分泌活性を示すホルモン類似の特性を有しているに相違ない
ということを初めて示すことができた。ヒストンと胸腺ホルモンの構造比較から
、ヒストンのホルモン類似の、特に胸腺ホルモン様の性質は、少なくとも本質的
にヒストンの進化学的可変部分によって決定される(下記の記載および第3A図
)のであって、進化学的に不変な(一定した)ヒストン部分には見いだされない
ことが判明した。この発明は構造比較によって、進化学的可変ヒストンセグメン
トに、H2ヒストンのホルモン作用を有する部分配列(活性ヒストン配列)をつ
きとめ、これが胸腺ホルモンと相似していることを示した(下記の記載およびi
3B図)、またこの場合、相似は特にN−末端ヒストン部分に存在し、免疫系ヒ
ストン類およびタンパク質問の相関関係は、特にユビキチンの存在であることが
判明した。
したがってこの発明は、ヒストンのホルモン類似の、特に胸腺性特性が、特にH
2AおよびH2Bヒストンとそれに関連している特定部分に存在し、細胞核構成
要素には全く存在していないことを明らかにする。
また種々の公知のMll調製剤含まれている免疫刺激作用性および/または内分
泌学的作用物質の免疫系が、ヒストンの進化学的可変セグメントと相似を示し、
したがって新たに発見されたそれらのホルモン特性の観点から、所望により定義
されるであろうヒストン科(ヒストンファミリー)に包含されるであろうことを
示した。
それと同時に、この発明は、まず標準化が可能な標品作用を有する免疫系免疫刺
激作用および/まrこは内分泌学的作用を有する標品から、目的とする製造を行
なう比較的簡単な径路を明らかにする。この場合、所望の作用を有する特定のペ
プチドを必ずしも胸腺標品だけから単離することが不可欠ではなく、単離可能な
ヒストン、特にH2AおよびH2Bヒストンができるだけ豊富な、他の生物学的
出発物質からの標品も製造することができる。
なかでも仔ウシのH2AおよびH2BヒストンがヒトのH2Aおよび82Bヒス
トンと同一であることはよく知られているので、この発明のヒト医薬用標品を、
例えば仔ウシの胸腺、または仔ウシまたはウシのH2AおよびH2Bヒストンが
豊富な他の好適な内分泌器官から製造することは、全く問題のないことである。
合成的径路によるこの発明標品の経済的な製造には、ヒストンの免疫系免疫刺激
および/または内分泌学的活性特性がヒストンの進化学的可変セグメントにある
という知識が重要である。これによって、単に関連のあるヒストンの進化学的可
変セグメントまたはその活性配列を含んでいる部分を合成すれば十分である。遺
伝子技術的製造またはそれらの製造方法を組合わせる場合も、このことは同様に
当てはまる。
したがってこの発明は、ヒストン、特にH2Aおよび82Bヒストンを、免疫刺
激的または内分泌学的作用薬品として使用することだけに限定されない。この発
明は単に進化学的可変セグメントまたはこの可変セグメントの作用活性部分だけ
を使用してもよく、またそのようなセグメントの1個またはそれ以上と、1個ま
たはそれ以上のヒストンから成る組合わせを使用することもできる。
要するに、この発明はホルモン類似活性を宵するヒストンまたはヒストンセグメ
ントの使用だけに限定されるものではない。この発明により、そのようなヒスト
ンまたはヒストンセグメントを、少なくとも免疫系の1個のタンパク質、特にユ
ビキチンと共に都合よく使用することができる。
この発明において「ヒストン」語は、ヒストンを単に細胞核構成要素として理解
していた従来の意味よりも広く、新たに発見されたホルモン性特性の意味に理解
される。
この発明においては、ヒストン全体、または少なくとも新たに認められた作用に
関係する部分配列の形で、ヒストンがそのホルモン性作用を発揮できるために血
管系および/ま几はリンパ系を循環しているという前提に立って、ヒストン作用
を免疫刺激作用物質および内分泌喋の協同およU/ま几は拮抗作用物質(内分泌
効果)として認識する。これまでのヒストンの定義において、そのような作用が
期待されたことはない。
この発明の根拠となるヒストンの新しい特性に関する知見と、これに関連してい
る胸腺ホルモン(HTH)のホメオスターシス的な研究についてこのあと引続き
記載する。説明中、括弧内に示した数字は、本明細書末尾に示ビた参考文献目録
の文献位置を示したものである。まγ;添付した図面は研究結果を明らかにした
ものであって、以下図面について説明を加える。
第1A図は、ベルナルジおよびコムサ(2)の記載にしたがい、0.1%トリフ
ルオロ酢酸中、イソプロパツール!1度勾配(%B)で、μボンダバック・C1
8・カラムを用いたHPLCによるHTH製剤の精製を示す。
第1A図の内部に、(a)HTH出発物質および(b)HTH画分C(HTHα
およびHTHβ構成威分)の5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動を示す。
第1B図は、0.1 %トリフルオロ酢酸中、アセトニトリル濃度勾配(%B)
で、μボンダパック・C18・カラムを用いたHPLCによるHTH画分C(第
1A図)のHTHαおよびHTHβの2成分への分割を示す。
第2図は、ヒストンH2A%H2BおよびH3のC末端領域の一次配列である。
ヒストンH2AおよびH2Bは仔ウシまたはヒト由来(仔ウシおよびヒトのH2
ヒストンは同一である)H3ヒストンは仔ウシに由来しテイル。H2A配列の6
2〜94.82B配列7)73〜105、H3配列の103〜135(C−末端
終末)を相互に対比させている。同一のアミノ酸を実線で囲んでいる。
第3A図は、ヒストン群(第1群)と胸腺ホルモン群(第2群)のアミノ酸配列
の比較である。ヒストンH3(仔ウシ(37))、H2B(仔ウシおよびヒト(
37))、82B P、A、(ウニ精液、パレキナス、アングロサス(Pare
chinps ang*IosL!s X37))、H2A (仔ウシおよびヒ
)(37))およびH2A、Z (仔ウシの変種(28))。FTSは胸腺血清
を表わす(ブタ(14))。チモポイエチン(雄ウシ(13))、チモシンα1
3、β4およびβ、(仔ウシ(10〜12))、ユビキチン(雄ウシ(16))
およびプレアルブミン(ヒト(17))。両群間で一致したアミノ酸は連続した
実線で囲む0両群のうちの一方の側だけで一致しているアミノ酸は点線で囲んで
いる。配列間隙(ギャップ)は、構造の対応を最もよく明確にするため、前方へ
つめる。
lA図+1、本質的に82Aおよび82Bヒストンの進化学的可変のヒストンセ
グメント部分を把えている(H2Aは約1〜36のアミノ酸、)(2Bは約1〜
31のアミノ酸)。これらのセグメントのなかに、この発明にとって特に重要な
活性配列を含んでいる。
第3B図は、第3A図のタンパク質群と、さらにもう1つのタンパク質群、即ち
、細胞表面抗原(ラット(Thyl ))、免疫グロブリン(ヒトまたは家兎(
IgE、IgG))、組織適合性抗原ヒト(HI、A−B7))およびβ、−ミ
クログロブリン(ヒト(β、−+e))を比較する。一致したアミノ酸は連続し
た実線の囲いの中に入れる。
第3B図は、特に進化学的可変ヒストン部分内部の82AおよびH2Bセグメン
トを示しており(H2Aアミノ酸11〜23、H2Bアミノ酸44〜26)、こ
の発明に重要な活性配列のさらに詳しい局在部位を示している。
リンパ性前駆細胞の増殖と分化、および種々の胸腺ホルモンの産生と分泌など、
胸腺の多くの機能が既に明らかに証明されている。これらのホルホンの1つであ
るホメオスターシスな胸腺ホルモン(HTH)は、既に初めに述べたようにコム
サおよびその共同研究者(1,2)によって早くから発見されている。HT)I
に関しては、胸腺摘出によってそれが完全に抑制されること(3)、胸襟摘出動
物において抗体産生が回復すること(4)、およびリンパ球に走化性の影響を及
ぼすこと(5)が報告されている。また、他の内分泌腺に対するHTHの調整効
果も示されている(6.7)。HTHは、チロシキン(6)、副腎皮質刺激ホル
モン(ACTH)、デスオキシコルチコステロン、サイロトロピン(T S H
)およびゴナドトロピンの拮抗物質である。HTHは成長ホルモンとの協同作用
物質である(6.7)。さらに、HTHの放射線防御作用が提案されている(8
)。
HTHは、性的成熟期前のラットの胸腺、リンパ節およびnvaに見いだされる
0胸腺を摘出後3日月に、それはリンパ節および膵臓から完全に消失することが
報告されている(5.6)。ヒトの尿からHT)Iと同様の画分を単離すること
ができるが、モルモットの場合、胸腺摘出によってこれは阻止される。この胸腺
に補充される両分が、ある少女の尿中に欠除していたが、これは早くから胸腺を
完全に除去していたためであろう(5)。このように、HTHが分泌され、体内
に分配され、選別される種々の事実が証明されている。
HTHの構造は、まだこれまで解明できていない、その代わり、胸腺の他の一連
のポリペプチド、即ち、幾つかのチモシン(9〜12)、チモポイエチン(13
)、および短かいノナペプチドの「血清胸腺因子J(FTSX14)が既に形質
決定された。ユビキチンも、胸腺から単離された後、タンパク質構造が決定され
、そのタンパク質分解に対して考えられている影響は、現在よく知られている(
15)。またさらに、「血清胸腺ホルモン」と血清プレアルブミンの同一性も明
らかとなり(17)、またこれは消化管ホルモンと近縁関係の可能性があること
が判明した(18)。
胸腺ホルモンの短かいポリペプチドをはじめリンパ球刺激ホルモン(LSHγ、
Mγ80000)(19)およびもう1つの大きなタンパク質に至る種々の大き
さを考慮すると、それはおそらく一層大きいタンパク質の幾つかの鎖状フラグメ
ントであろうと思われる。この推測は、7個のアミノ酸から成り、チモシンα、
の配列に付着しているチモシンα、1の最近の発見と、約112個のアミノ酸か
ら成るプロホモンが、そのアミノ末端にチモシンα1の配列を含んでいる(20
)ことによって可能性が強まった。その上に、プロホルモン開裂を示す典型的な
シグナルであるLys−Arg構造(21,22)が、すべてのチモボイエチン
のC−末端終末に存在している(13)。これを要約すると、HTH以外の多数
の胸腺ホルモンが形質決定されていると言うことができる。プロホルモンの開裂
は重要であるように見えるが、これまでに証明されたことは、ごく僅かの機能面
だけであって、構造的な近縁関係はなんら証明されていない。
以下、さらにHTHαおよびHTHβの2つの構成成分の精製および収量を記載
することによって、唯一つ再現性をもつて検出できるHTH・標品のポリペプチ
ド鎖について説明を行なう。HTHαおよびHTHβのアミノ酸配列の測定に関
しては、発明者により別法に記載されたが(23)、その配列はヒストンH2A
および82Bと同一であることが認められた。これまでヒストンに関して、細胞
外、または内分泌性の活性は釡<知られていないので、H2AおよびH2BがH
TH標品中の単なる汚染物であるかどうか、その可能性を検討した。然しながら
、HTHαおよびHTHβは単一の成分であり、HTH標品のなかでそれらの濃
縮が可能であった0画成分がHTHそのものでない場合は、HTH活性は、少な
くともHTHに存在しているべきl成分に由来するはずであるし、ヒストンと共
に精製されるはずである。この可能性の明らかにするため、HTHα/H2Aお
よびHTHβ/H2B構造の詳細な検討を実施すると同時に、特に可能性ある開
裂シグナルおよび他の胸腺ホルモンとの相似に関して検討した。この関係に基づ
いて、新しく、しかも思いがけないヒストンのm能が明らかとなり、またそれに
よって、HTHおよび、おそらく他の胸腺ホルモンも、場合によってヒストンお
よびユビキチンと共に1つの調節系において一緒に作用するものと説明され、ま
たそれによって、この発明に示すピストンの医薬的利用の道がはじめて開かれる
こととなった。
HTHの精製(第1A図および第1B図)仔ウシ胸腺から、文献(1)の記載の
ように、酸抽出物(lλ4H,SO,)を硫酸アンモニウムおよびエタノールで
沈澱させ、ついでセファデック ゛スG−100、水酸化リン灰石およびセファ
デックスG−25を用いるクロマトグラフィーによる分M(2)を行なうことか
ら成る5段階の精製方法を用いて、ホメオスターシスな胸腺ホルモンHTHを単
離した。精製はタンパク質分解酵素の影響によって妨害されるので、酵素阻害剤
を追加し乙。この両分は、先の説明の項で記載した生物学的試験により活性を示
した。0.1 %トリフルオロ酢酸中、イソプロパツールまたはアセトニトリル
濃度勾配を用いるμボンダバックー018−カラムによるウォーターズ製HPL
C装置を使用し、Mγ15000および16500の2成分の最終的精製を実施
した。
ヱE/豊y烈立丘
)(THをCN Bγおよびタンパク質分解#素で分解し?=(23)。ペプチ
ド混合物をIllセファデックスG−50上で30%酢酸で予備分画し、完全な
形のHTH成分については、前記と同様に、HPLCによりさやに精製した。
手動式配列分析はジメチルアミノアゾベンゼン法を用いた。液相シーフェンス分
析は、グリシン前処理ポリブレンの存在で、ベックマン890D装置により 0
゜IMクアドロール・ペプチドプログラムを用いて実施した。フェニルチオイソ
ヒダントインは、HPLCを用いて同定した(23)。
配列比較
HTHα/H2AおよびHTHβ/H2Bについて測定したアミノ酸配列を、ヒ
ストンH3(24,25)、チモシン(9〜12)、チモポイエチン(13)、
FTS(14)、ユビキチン(16)およびプレアルブミン(26)のアミノ酸
配列と比較した。この場合、配列間隙(ギャップ)に関係なく、また偶然の類似
構造の程度(27)を判別し得るためにそれ自身の構成をもつランダム構造を適
用し、種々のセグメント長の相似を検出するために使用されるコンピュータープ
ログラムを利用した。
HTHの精製結果
タンパク質分解酵素を使用せずに単離するベルナルジおよびコムサ(2)の生物
学的活性HTH標品は短かいペプチドを含有していない。この標品を、還元条件
または非還元条件下で、7.5、%ゲルで行な一:+几SDS−ポリアクリルア
ミドゲル電気泳動により、それぞれMγ15000およびMγ16500に相当
する一定した位置に2本のペプチドバンドがその都度得られた(男I A図)。
セファデックスを使用した排除グロマトグラフィーによるこの天然HTHの分子
量測定の結果、約30000の値が得られ、これは天然HTHの2量体の形であ
ることが推定された。
天然HTHが糖タンパク質であろうという報告(5)およびトリフルオロ酢酸に
よって沈澱し得ないという報告(1)に反して、このものは、まず炭化水素を全
く検出し得す、タンパク質であることが判明し、またトリフルオロ酢酸で沈澱が
可能であった。
短かい変化する不純物から2つの主ポリペプチド鎖を分離するため、HTH標品
をHPLCにより、イソプロパツール濃度勾配を用いて分割した。2つの成分は
第1A図のCで示される主ピーク中に溶出した。このピークに先立って、2つの
小さなピーク(AおよびB)が溶出した。
このうち遅れて出るピークBは、量および電気泳動の位置が変化する多数の成分
に対応しており(第4A図)、先に行なった精製段階の不活性成分と一致する。
還元条件または非還元条件下において、C画分のプローブの5DS−ポリアクリ
ルアミドゲル電気泳動によって、2つのペプチド主成分の存在が実証された(第
1A図)。然しダンシル法による末端基ではプロリンだけがN−末端アミノ酸と
して示された(2番目のポリペプチドは封鎖N末端を宵している)、@和なアセ
トニトリル濃度勾配を用いるHPLCによって、C画分は、5O8−ポリアクリ
ルアミドゲル電気泳動(第1A図)によって実証された上うに、純粋な形のHT
HαおよびHTHβの2成分に分離された(第1B図)。2つのタンパク質のア
ミノ酸配列を、文献(23)に記載のように、CNBγおよびタンパク質分解酵
素による切断と組合わせる配列分析によって決定した。
その結果、)ITHαはヒストンH2Aと同一であり、またHTHβはヒストン
H2Bと同一であることが判明した。HTHのアミノ酸が修飾されたと考えられ
る微候は、全く認められなかっに(23)。
他の配夕1との比較(第3A図、第3B図)タンパク質が官能的に胸腺ホルモン
と近縁なのか、あるいは、ヒストンと近縁なのかを確かめるために、HTHα/
H2AおよびHTHβ/H2Bの構造を、チモシンα8、α11%β4、β、(
9〜12)、チモボイエチン(13)、ヒストンH2A、H2BSH3、および
亜型H2A。
Z(2B)、ユビキチン(16)およびプレアルブミン(26)に関して、相似
を検討した。可変フラグメント長を用いるコンピューター・プログラム(27)
により、なんら目につくような相似は存在せず、また個々の比較において類似を
意味していると思われる対も見当たらなかった。H2A−82B、H2A−H3
およびH2B−H3の間で、これらのヒストンのC−末端部分の相互間に、但し
交互には関係なく、全部で最高15個の対応の7個(15個のアミノ酸当り6個
および7個の同一アミノ酸)が適合しく第2図)、最も可能性のある一致を示す
。
ヒストンおよびHT)(構造のN−末端部分における直接比較の検討の結果、対
になった比較による一致は一層少ない(15個のアミノ酸当た95個またはそれ
以下)。然し、配列間隙(ギャップ)の導入によって種々の比較対間の相同を高
めろことができる。同−基の数を最大に、ギャップの数を最小に含有するN−末
端比較部分で、3個の他と無関係な一致が得られる。この領域を第3A図に示す
。また配列間隙がほとんど少ないこの部分では、ヒストン自身の相互間の類似し
ているC−末端部分による相似で示される一致が存在する(第2図)、そのうえ
さら、に、この部分は結合相互作用(29)に関与する(第3B図)範囲に包含
する(第3A図)。したがって、個々に提供される機能上の類似とは無関係に、
ただ明瞭に存在している構造上の最大の一致と結び付いている。結局、HTHα
および)TTHβ、または82Bは、その前葛形態から活性ホルモンを遊離する
タンパク質分解酵素に対する典型的なしぐなるシグナルと見なたれるLys−A
rg対および他の2塩基構造を、isA図に示される部分の終末近くに存してい
る。ヒストン群におけるこれらのシグナルの位置は、免疫刺激性および/まさま
内分泌学的特性を有するこの発明における重要な活性配列に局在しており、本質
的に重要である。
HTHの 製と形 決定による結論
HT)(は、5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動により一定して観察され
る2つの成分を含有している。これらの2つの成分は高収量で存在し、標品のホ
ルモン活性部位と一致している。同様に他の成分も測定することができたが、そ
れらは収量が一層少なく、また一定せず、製剤間で差があった。2つの主成分、
HTHαおよびHTHβ:よ、ざろ(二HPLCクロマトグラフィーによって精
製した。もしHTHに痕跡成分が全くないならば、これまでHTHに関して記載
されているすべての特性は、この画成分のうちの1つに帰すべきものであるか、
まにはさらに、相乗的または相加的に作用しあう場合はその双方に帰すべきであ
る。
構造分析の結果、HTHαおよびHTHβは129個または125個のアミノ酸
を含んでおり、これは5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動による推定分子
jl15000とよく一致している。同様にこの分析は、HTHαおよびHTH
βの一次構造が仔ウシまたはヒトのヒストンH2Aまたは82Bと同じであるこ
とを示している(23)。またこれは、内部ヒストンがH2A : H2Bの2
1に体の形で存在しているので、排除クロマトグラフィーによって測定したHT
Hの分子量が約30000であることも解明している。HTH中にヒストン構造
のアミノ酸交換またはその他の修飾と考えられる徴候は、全く認められなかった
(23)。
ヒストンのホルモン特性と新規機能の可能性HTH標品が、ヒストンポリペプチ
ド1IH2Aおよび82Bを明らかな21体構造で主成分として含有していると
いう知見は、これまで知られていなかったヒストンの新*maに対する可能性を
予見させる。そこでヒストン構造を、他の脚線ホルモン類、ヒストン類および!
!能的に近縁の分子と、その構造的相似について検討した。ペプチドホルモンは
、往々にして大きな前駆形懸から由来することがあるので、とりわけタンパク質
開裂の可能性が考えられるシグナル位置を注意し、また特にヒストン修飾との相
互作用および他の特性にも注意した。個々の観察が、それ自体、単独ではその都
度有意でない場合でも、機能面の新しい可能性に関する概要を入手するため、さ
らに処理を行なう。
構造上の比較
第2図および第3図に描かれた相似で、ヒストン類と比較したタンパク質との間
に高い一致が認められる。1つ1つの対のそれぞれの比較そのものは:工とんど
意味がないが(恐らくは第2図を除き)、総合的な相似は他の観察と符合してい
る。結合相互作用の近縁(29)およびその他の機能特性は相似を説明するのに
十分である。HTHとヒストンH2の間の同一性の関係および以前の比較関係(
29)で、第3・A図の一致した構造は、2つのヒストンそのものがプロホルモ
ンの形を表わしているこ存在(20)によって裏づけられるチモシンおよびチモ
ポイエチンの肪駆形Sの存在と矛盾しない。
プロホルモン・相似性
82Bにおける2つの部分構造が、プロホルモンの開裂位置に典型的な、例えば
、主にLys−Arg構造(21)のような2塩基性アミノ酸列の類似構造を示
す。そのような領域の一つは、28位に始まるLys −Arg −LYS−A
rgであり、もう1つは85位に始まるLys −Argである。両者とも、そ
の後トロアンチシグナルが欠けている(22)。両方の位置とも、α−へリック
スの外側2次構造のβ−ターンの部分にあり(30)、そのためにタンパク質分
解酵素切断に対してなんら明らかな安定性をも示さない(3]、32)。同様に
、H2Aにおいても類似した位置に2塩基構造が存在している。H2Aおよび8
2Bにおける第1の部分構造は、それぞれヒストンおよび胸襟ホルモン間の一致
しf;構造のほぼ終末にある(第3A図)。第2の部分は、13A図に関連して
、C末端部分でプレアルブミンの領域と一致する。この領域は、先に述べたよう
にプレアルブミンが消化管ホルモンに開裂する部分に相当している(18)。
ヒストンH2AおよびH2Sは、イン、ビトロ(試験管内)で、前もって変性し
なくても限定された部位で切断されることが判明している。H2Sは大体、20
位のLysおよび23位のLysの後で(33)、またH2Aは大体、11位の
Argおよび118位のLysO後で(34)切断される。したがって、ヒスト
ン分子の天然構造を、プロホルモンの選択的切断と類似した形の完全なタンパク
質分解に対して保護する。内因性のタンパク質分解酵素によってH2Sの同じN
−およびC−末端領域が切断されることが認められており(35,36)、遊離
するH2Sの対応する断片は、元来HTHについて記載されている大きさに相当
する約2000の分子量を示す。ここにおいて、この発明における利用に重要な
意味を宵するHTHβ/82Bの胸腺ホルモン活性部分はN−末端領域にあるも
のと推論される(第3A図)。実在の胸はホルモンは、チモボイエチンのC−末
端のLys−Arg構造によって同様に保護されている。以上、詳述したことか
ら、ヒストンの切断位置は生物学的活性配列の局在している部位に相当しており
、この発明に重要な意味を有することが明らかである。
立主豊産隻
ヒストンに関して、化学的修飾型が存在していることが知られている(37)。
ヒストン2Bの6位のセリンは生体内で容易にリン酸化され、また32位のSe
tおよび36位のSerは、CAMP依存性プロティンキナーゼによって、恐ら
く試験管内でリン酸化される(38)。この2つのリン酸化の位置は、既に述べ
たこの発明に重要なヒストン領域のN−末端である。それ故に、リン酸化/脱リ
ン酸化は、クロマチン内のヒストンのコンホーメーシジン特性の調節を受けるだ
けはでなく、切断に鋭敏な位置におけるシグナルの調節をも含めて考慮されるべ
きであると推論される。
機能性に関するもう1つの推論
H2Aの約5〜15%およびH2Sではそれよりも若干低い%がユビキチンと結
合している(39.40)。ユビキチンがタンパク質と結合していることとタン
パク質分解の調節に関して観察が行なわれた(15)。
ユビキチンのクロマチン縮合または核における形質発現の際に果たす機能を考え
るとユビキチンも、矢張り折りたたみのシグナルの役割りをもっており、その結
果、HTPまたはH2A%)12Bの選択的切断に作動する。ユビキチンはほと
んどすべての核で見いだされるので、恐らく胸腺組織に特異的なプロテアーゼで
あり、その化学的修飾は)(TH(H2A。
H2S)の開裂および活性にとって不可欠である。同様に、タンパク質異化お上
びユビキチン機能に対する影響は、調節系に対する)ITH(H2A%82B)
のさらに大きい効果と直接的な関連性を示した。
それと同時に、この発明は、H3、H4お上びDNAと比べて)12AおよびH
2Sが極めて高い結合−分解速度を存すること(41)、およびH2AとH2S
の離I!Fr後、天然コアヒストン構造全体を再構成することが可能であること
(42)に基づいて、H2Aおよび)12Bの、クロマチン構造タンパク質とし
ての特性以外に、はじめて追加的機能を指摘する免疫グロブリン類似の折り1;
たみ構造を存する分子の結合領域とチモボイエチンにおいて、部分構造の相同が
見られることが、既に提示されている(29)。この発明によって示された構造
(第3A図および第3B図)を適用することによって、この比較はさらに拡大さ
れる。この発明によって82Bのこの部分構造の内側に、免疫グロブリン構造自
体でほぼ同じ間隔で繰り返されているのと同種の反復配列(領域16〜20と領
域116〜120が同一)を含んでいることが判明した。そのような構造上の相
似は、免疫グロブリンのH鎖のFc部分(43)、またはヒト白血球の細胞表面
タンパク質(44)と抗ヒストン抗体とのよく知られている交差返応ともよく両
立できる。
結論
この発明において指摘したHTHと、ヒストンH2Aおよび82Bの一致した活
性特性により、これまで知ちれてぃなかったヒストンの機能をよく説明すること
ができる。この発明において観察された胸腺ホルモンとヒストン間の相似は、恐
らくタンパク質分解調節の際に働<HTH/ヒストン機能に関する分子メカニズ
ムを示唆するユビキチンの新しい相関関係について結論づけたものである。
結局、この発明の観察は進化に関する推論に帰結することができる。
精査した範囲に属する分子間に見られる8原を同じく結合から、観察した相似は
、先に提案された「上位科(Liberfamilie )J (45)を拡張
するものとして説明できる。好ましい結合領域に対して標識を与え、ユビキチン
または通常のタンパク質によってHTH/ヒストン類の生物学的活性部位を遊離
することができるのであるから、この相似は収斂進化によって説明することがで
きる。たとえこの発明において判明した近縁関係の源がどのようなものであろう
とも、この発明によって、HTH,ヒストンおよびエビキチン間の相互作用の理
解のための新しい可能性が提供され、それによってこの発明における胸腺ホルモ
ン様特性を有する生物学的活性物質を創製し、またはそのような活性物質の製造
方法を提供し、また標準的な標品作用を有する医学的または薬学的製剤としてヒ
ストンまたはその活性配列の利用方法が提供される。
この出願の主要部分は発明者によって、プロシージングズ、オン、ザ、ナショナ
ル、アカデミ−1才ブ、サイエンシズ、U、 S、 A、 (Proce−ed
lngS of the National Academy of 5cie
nces 、 U、 S、 A、 )に公開するため提出される。
象」二f[見
1、ベツソノフCBezssonorr、 N、A、)およびコムサ(Coms
a)アナルス、才ブ、エンドクリノロジー(Ann、 Endcr、)、(19
58年)、19巻、222〜227頁。
2、ベルスルジ(Bernardi、 G、)およびコムサ(Comsa、 J
、)、エクスベリエンチア(Experientia)、(1965年)、21
@、415〜417頁。
3、コムサ(Coasa、 J、)、アメリカン、ジャーナル、オン、メジカル
、サイエン(Am、 J、 Med、 Sci、)、250巻、79〜85頁。
4、コムサ(Comsa、 J、)およびフィリップ(ptotpp)、アンナ
ール、デュ、アンスティティ、パスツール(Ann、Inatit、 Pa5t
evr)、(1966年)、110@、365〜372頁。
5、コムサ(Comsa、 J 、)、デミック、ホルモンズ(’l’ hym
ic Hormones)、ラッキー(Lcckey、 T、D、)g、(19
73年)、ユニバージティー、プレス、バルチモア(University P
ress、 Ba1tfore)、39〜58頁06、コムサ(Comsa、
J 、)、デミック、ホルモンズ(Thy+++ic Hormones)、ラ
ッキー(1,*ckey、 T、D、)!、(1973年)、ユニバージティー
、プレス、バルチモア(University Press、 Baltimo
re)刊。
7、コムサ(Comsa、 J 、)、しオンハルト(Leonhardt、
H,、)およびウエカーレ(Wekerle、 H,)、レビユー、才ブ、フィ
ジオロジカル、バイオケミカル、7フルマコロジー(Rev、 Physiol
、 Biochem、 Pharmacol、)、(1982年)、92巻、1
15〜191頁。
8、コムサ(Comsa、 J、)、バウマン(BaLmann、 B、)、ゼ
ツベザウエル(ZeppezaL!er、 H,)、しオンハルト(Leonh
ardt、 H,)およびウェーバ−(Weber、 N、)、コンプテス、レ
ングス、エブドマデー&−デ、セアンス、ド、ル、アカデミ−、デ、シアンセ(
C,R,Acad、 SC,Paris)、(1979年)、288巻、1B、
1〜187頁。
9、ロー(Low、T、L、に、)およびゴールドスタイン(Goldstei
n、 A。
L、)、ジャーナル、才ブ、バイオロジカル、ケミストリー(J、 Biol。
Chew、)、(1979年)、259@、987〜995頁。
10、カルダレラ(Caldarella、 J 、)、グツドール(Good
al、1. G、J 、)、フェリックス(Felix、 A、H,)、ノ\イ
マーCHe1IIler、 E、P、)、サルビン(Salvin、 S、B、
)およびホレッカー(Horecker、 B、L、)、プロシージンゲス、オ
ン、ザ、ナショナル、アカデミ−、オン、サイエンシズ、オン、LJSA(Pr
oc、 Natl、 Acad、 Set、 USA)、(1983年)、80
巻、7424〜7427頁。
比o−(Low、T、L、に、)、ツー(HLl、 S、−に、)およびゴール
ドスタイン(Goldstein、 A、L、)、プロシージンゲス、オン、ザ
、ナショナル、アカデミ−、オン、サイエンシズ、USA(Proc、 Nat
l、 Acad。
Sci、USA)、(1981年)、78巻、1162〜1166頁。
12、ハンナベル(Hannappel、 E 、)、ダブ−スト(Davo*
st、 S 、)およびホレッカー(Horecker、 B、L 、)、プロ
シージンゲス、オン、ザ、ナショナル、アカデミ−、オン、サイエンシズ、US
A (Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 USA)、(1982年)、79巻、1708〜171
1頁。
13゜オージャ(At+dhya、 E、)、シュレジンガー(Schlesi
nger、 G、)、およびゴールドスタイン(Goldstein、 G、
)バイオケミストリー(Bio−chemistry)、(1981年)、20
巻、6195〜6200頁。
14、プo−(Pleau、 J、−M、)、ダーテンヌ(Dardenne、
H,)、ブルーキット(B ]opq*it、 Y 、)およびバッハ(Ba
cb、J、−F、)、ジャーナル、才ブ、バイオロジカル、ケミストリー(J
、 Biol、 Chew、)、(1977年)、252@、8045〜804
7頁。
15、ハーシ二コ(Hershko、 A、)、セル(Cell)、(1983
年)、34(Goldstein、 G、)およびニアル(Niall、 H,
D、)、バイオケミストリー (B iochemistry)、(1975年
)、14巻、2214〜221B頁。
17、バートン(Burton、 P、)、イデン(Iden、 S、)、、ミ
ッチェル(Mitcbell、 K、)およびホワイト(White、 A、)
、プロシージンゲス、才ブ、ザ、ナショナル、アカデミ−、オン、サイエンシズ
、LISA(Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 LJSA)、(
1978年)、75巻、823〜827頁。
1B、ジェルボール(J ornvall、 H、)、カールストレーム(Ca
rlstrom。
A、)、ベダーリン(P ettersson、 T 、)、ヤコブソン(Ja
cobsson、 B、)、バーソン(P ersson、 M、)およびマッ
ト(Mutt、 V、)、ネーチャー(NatLire)、(1981年)、2
91巻、261〜263頁。
19、ロビー(Robey、 G、)、キャンベル(Campbell、 B、
J 、)およびラッ*−CLL!ckey、 T、D、)、インフェクション、
アンド、インムニティ(I nfection a、 I amenity)、
(1972年)、6巻、682〜688頁。
20、 ハリトス(Haritos、 A、A、)、グツドール(Goodal
l、 G、J 、)、およびホレッカー(Horecker、 B、L、)、プ
ロシージンゲス、オン、ザ、ナシeナル、アカデミ−1才ブ、サイエンシズ、U
SA(Proe、 Natl。
Acad、 Sci、 USA)、(1984年)、81巻、1008〜101
1頁。
21、プラディロル(Paradarol、 L、)、ジェルンボール(J o
rnval 1 。
H,)、マット(MLtt、 V、)およびライベット(Ribet、 A、)
、F’EBSレターズ(FEBS Lett、)、(1980年)、109巻、
55〜58頁。
22、ジェルンボール(Jornvall、 )!、)およびパーソン(P e
rsson、 B 、)、バイオサイエンス、レポート(Bioscl Rep
、)、(1983年)、3巻、225〜232頁。
23、ライヒハルト(Reichhart、 R,)、ジェルンボール(J o
rnvall。
H,)およびツェペンウェル(Zeppenzaqer、 M、)、FEBSレ
ターズ(FEBS Lett)、(1984年)、印刷中。
24、ド1ラジン(DeLange、 R,J 、)、ツーバー(Hooper
、 J、A、)およびスミス(Smith、 E、L、)、プロシージンゲス、
オン、ザ、ナショナル、アカデミ−、オン、サイエンシズ、USA(Proc、
Natl、 Acad。
Sci、LISA)、(1972年)、69巻、882〜884頁。
25、オルソン(Olson、 M、O,J、)、ジターダン(J ordan
、 J 、)およびプツシz(F3tsb、 H,)%バイオケミカル、バイオ
フィジカル、す゛サーチ、コミュニケーシヨンズ(Biochem、 Biop
hys、 Res、 Cowlllun、)、(1972年)、46巻、50〜
55頁。
26、カンフ(Kanda、 Y、)、グツトマン(Goodllan、 D、
S、)、カンフイールド(Canfield、 R,E、)およびモーガン(M
organ、 F、J、)、ジャーナル、オン、バイオロジカルケミストリー(
J 、 Biol、 Chet)、(1974年)、249巻、6796〜68
05頁。
27、ジェルボール(Jorvall。H,)、マット(Mutt、 V、)お
よびパーソン(Persson、 M、)、ホッペザイラーズ、ツアイトシ二リ
フト、フユール、フイジオロギッシェ、ヒエミー(Hoppe−Seyler’
s Z、 phcsiol。
Chet)。
28.ボール(Ball、 D、J 、)、スターフタ−(S laLghte
r、 C,A、)、ヘンズレイ(Hensley、 P 、)およびギヤラード
(Garrard、 W、T、)、 FEBSレターズ(FEBS Lett、
)、(1983年)、154巻、166〜170頁。
29、バーン(Hahn、 G、S、)およびハンバーガー(HambL:rg
er、R,N 、)、ジャーナル、オン、イムノロジー(J 、I mg+*n
o1.)、(1981年)、126巻、459〜462頁。
30、モス(Moss、 T、)、キャリー(Cary、 D、P、)、アバ−
クロンビー(Abercrombie、 B、D、)、クレーン−C7ビンソン
(Crane−Robinson。
C,)およびプラトバリー(Bradbury、 E、H,)、ヨーロピアン、
ジャーナル、オン、バイオケミストリー(EI!r、 J、 Biochem、
)、(1976年)、71巻、337〜350頁。
31、ガイソウ(Geisov、 H,J、)およびスミス(S+yth、 D
、G、)、ジ、エンザイモロジー、オン、ボストトランスレーシラナル、モディ
フィケーション、オン、プロテインズ(The Enzymology of
Po5t−tra−nslational Modification of
Proteins)、フリートv ン(Freedman。
R,B、)およびホーキンズ(Ha%kins、 H,C,)W、第1巻、25
9〜287頁、7カデミツク、プレス(Academic Press、 Lo
ndon)刊032、ジェルンボール(Jornvall、 H,)、エフマン
(Ekman、 R,)、カールキスト(Carlquist、 H,)および
パーソン(P arsoon、 B 、’)、バイオジエネティックス、オン、
モー一口ホルモナル、ペブタイズ(Biogerretics or Ne*r
ohormonal Peptides)、ハカンソン(Hakznson、
R,)およびソレル(Thorell、 J 、)編、アカデミツク、プレス(
AcadeaiePress、 London)刊、印刷中。
33、ベーム(Bohm、 l、、)、ブライアンド(Briand、 G、)
、ツーチェール(Savtiere、 P、)およびクレーンーロビンソン(C
rane−Robi、n5on、 C。
)、ヨーロピアン、ジャーナル、オン、バイオケミストリー(E↓r、J。
Biochem、 )、(1982年)、123巻、299〜303頁。
34、ベーム(Bob++、 L、)、クレーンーロビンソン(Crane−R
obinson。
C,)、ソーチェール(S autiere、 P 、)、ヨーロピアン1、ジ
ャーナル、オン、バイオケミストリー(EUr、 J、 Biochem、 )
、(1980年)、106@、525〜530頁。
35、リル(Rill、 R,L、)およびウースターホフ(Oosterho
f、D、に、)、ジャーナル、オン、バイオロジカル、ケミストリー(J、Bi
ol、Chem、)、(1982年)、257@、14875〜14880頁。
36、アイクプッシ:L(Eickbt;sh、 T、H,)、ワトソン(Wa
tson、 D、K。
)およびムードリアナキス(MoL:drianakls、 E、N 、)、セ
ル(Cell)、(1976年)、9@、785〜792頁。
37、アイゼンベルブ(I senberg、I 、)、アニュアル、レビュー
ズ、オン、バイオケミストリー(Ann、 Rev、 Biochem、)、(
1979年)、48@、159〜191頁。
38、イーマン(Yeaman、 Sj、)、コーエン(Cohen、 P、)
、ワトソン(Watson、 D、C,)およびディクソン(Dixon、 G
、H,)、ノ(イオケミカル、ジャーナルCB jochem、 J 、)、(
1977年)、152@、411〜421頁。
39、プツシ5(Bush、 H,)、バラル(Ballal、 N、R,)、
ブツシュ(Bush、 R,に、)、ショア(Cboi、 Y、C,)、デービ
ス(Davis、 F、)、ゴールドクノップフ(GoldknopL I 、
L、)、マツイ(Malsui、 S−1、)、ラオ(Rao、M、S、)およ
びロートプラム(Rothblシi、 L、J、)、コールド、スプリング、ハ
ーバ−、シンポジウム、オン、クオンティタティブ、バイオロジー(Cold
Spring Harbor Symp、 Quant、 Biol、)、(1
978年)、42巻、665〜683頁。
980年)、8@、4671〜4680頁。
41、グローブ(Grove、 G、W、)およびツパイドラ−(Zweidl
er、 A、)、バイオケミストリー(B iochemistry)、(19
84年)、23巻、4436〜4443頁。
42、ジョルダノ(Jordano、 J、)、モンテo (Montern、
F 、)およびパラシアン(Palacian、 E、)、バイオケミストリ
=CB iochemistry)、(1984年)、23巻、4280頁。
43、ハンネスタド(Hannestad、 K、)およびストーラー(S t
oller、 B 。
D、)、ネーチャー (N atcre)、(1978年)、275巻、671
〜673頁。
44.レフビッグ(Rekvig、 0.P、)およびハンネスタド(Hann
estxd。
K、)、ジャーナル、オン、エキスペリメンタル、メジシン(J、EXp。
Med、)、(1980年)、152巻、1720−1733頁。
45、ウィリアムス(Wflliams、 A、F 、)、ネーチャー (N
at*re)、(1984年)、308巻、12〜13頁。
容量(hζ)
2ニー(
ニコー
第3A図
第3B図
り″/y95tセクンントアミノ酸配列国捺調交報告
Claims (20)
- 1.少なくとも1個のヒストンおよび/または少なくともホルモン性特性を示す 1個のヒストンセグメントまたはヒストンフラグメントから成るホルモン性活性 を有する生物学的作用物質。
- 2.該物質が少なくとも1個のヒストンおよび/または少なくともホルモン性特 性を示す1個のヒストンセグメントまたはヒストンフラグメントを含有している ことから成るホルモン性活性を有する生物学的作用物質.
- 3.該物質がH2Aヒストンおよび/またはH2Bヒストンであることから成る 請求の範囲第1項または第2項記載の生物学的作用物質。
- 4.該ヒストンセグメントが本質的に進化学的可変ヒストン部分またはその1部 によって決定されることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項記載の生物 学的作用物質。
- 5.該ヒストンセグメントが本質的にヒストンのN−末端部分によって決定され ることから成る請求の範囲第4項記載の生物学的作用物質。
- 6.医薬的または薬学的製剤中に存在するかまたは上記製剤として前記請求の範 囲各項の1項またはそれ以上の項記載の生物学的作用物質。
- 7.診断学的目的または診断学的処置に供される前記請求の範囲各項の1項また はそれ以上の項記載の生物学的作用物質。
- 8.胸腺ホルモン様活性を有する請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項記載 の生物学的作用物質。
- 9.免疫系の刺激作用および/または内分泌学的活性を有する請求の範囲第6項 または第7項記載の生物学的作用物質。
- 10.免疫療法、免疫虚弱(例えば栄養障害)および免疫欠損症の処置を目的と する請求の範囲第6項または第7項記載の生物学的作用物質。
- 11.胸線摘除術後の処置および胸腺大量照射にともなう放射線障害性白血病の 防御を目的とする請求の範囲第6項または第7項記載の生物学的作用物質。
- 12.拮抗作用物資[チロキシン、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)、デスオ キシコルチコステロン、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、ゴナドトロピンの]お よび/または協同作用物質(成長ホルモンの)として使用される請求の範囲第6 項または第7項記載の生物学的作用物質。
- 13.少なくとも、免疫系の1タンパク質、特にユビキチンと結合または組合わ せることから成る前記各項の1項またはそれ以上の項に記載の生物学的作用物質 。
- 14.少なくとも1個のヒストン(特にH2Aヒストン、H2Bヒストン)およ び/またはホルモン性特性を有する少なくとも1個のヒストンセグメントまたは ヒストンフラグメントを製造し、生物学的媒質に添加することから成る請求の範 囲前記各項の1項またはそれ以上の項に記載の生物学的物質の製造方法。
- 15.進化学的可変部配列またはその部分を包含しているヒストンセグメント( ヒストンフラグメント)を製造する請求の範囲第14項の方法。
- 16.少なくとも1個のヒストンまたはその1部のN−末端部分から出発して行 なわれる請求の範囲第15項記載の方法。
- 17.少なくとも1個のヒストン(特にH2Aおよび/またはH2Bヒストン) および/または少なくとも1個のホルモン類似特性を有するヒストンセグメント またはヒストンフラグメント(特にN−末端ヒストン部分)を、ホルモン活性を 有する医薬的または薬学的製剤に加え、またはそのような製品として用いる利用 。
- 18.少なくとも1個のヒストンおよび/または少なくとも1個のホルモン性特 性を有するヒストンセグメントまたはヒストンフラグメントを、診断目的または 診断的処置に用いる利用。
- 19.少なくとも免疫系の1タンパク質、特にユビキチンと結合して用いる請求 の範囲第17項または第18項に記載の方法。
- 20.ホルモン性活性を有する医薬品または診断目的の医薬品の製造に利用され 、合成または遺伝子技術によって製造され、または内分泌臓器(例えば仔ウシの 胸腺)から単離されるヒストン(特にH2Aおよび/またはH2Bヒストン)お よび/またはそれから得られるホルモン類似の(胸腺ホルモン様の)作用を有す るヒストンセグメント。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19843400928 DE3400928A1 (de) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | Immunologisch oder endokrinologisch wirksames praeparat und verfahren zu seiner herstellung |
DE3405620.3 | 1984-02-16 | ||
DE3400928.0 | 1984-02-16 | ||
DE19843405620 DE3405620A1 (de) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | Immunologisch und/oder endokrinologisch wirksames praeparat, verfahren zu seiner herstellung und dessen verwendung |
PCT/DE1985/000004 WO1985003003A1 (en) | 1984-01-12 | 1985-01-10 | Biologically active substance with hormonal properties, production process thereof and utilization of histones for medical purposes |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61500913A true JPS61500913A (ja) | 1986-05-08 |
JPH075476B2 JPH075476B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=25817535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60500453A Expired - Fee Related JPH075476B2 (ja) | 1984-01-12 | 1985-01-10 | ホルモン活性を有する生物学的作用物質、その製法およびヒストンの医薬的用途 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4818763A (ja) |
EP (2) | EP0149468B1 (ja) |
JP (1) | JPH075476B2 (ja) |
CA (1) | CA1251134A (ja) |
DE (1) | DE3580283D1 (ja) |
WO (1) | WO1985003003A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01149716A (ja) * | 1987-10-26 | 1989-06-12 | Alza Corp | 投与製剤 |
JP2008540473A (ja) * | 2005-05-10 | 2008-11-20 | シンビオテック・ゲーエムベーハー・ゲゼルシャフト・フュール・フォルシュング・ウント・エントヴィックルング・アウフ・デム・ゲビート・デル・バイオテクノロジー・エムベーハー | 治療のためのヒストンの使用方法 |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH075476B2 (ja) * | 1984-01-12 | 1995-01-25 | ルッシュ、フォルケル | ホルモン活性を有する生物学的作用物質、その製法およびヒストンの医薬的用途 |
JP2960947B2 (ja) * | 1989-12-25 | 1999-10-12 | 日清製粉株式会社 | 脂質分解酵素阻害剤 |
US5376640A (en) * | 1989-12-25 | 1994-12-27 | Nisshin Flour Milling Co., Ltd. | Lipolytic enzyme inhibitors |
WO1991010140A2 (en) * | 1989-12-29 | 1991-07-11 | University Technologies International Inc. | Methods for modelling tertiary structures of biologically active ligands including agonists and antagonists thereto and novel synthetic antagonists based on angiotensin |
IT1244879B (it) * | 1990-12-11 | 1994-09-12 | Alberto Bartorelli | Estratti da tessuti animali, utili in terapia e in diagnostica. |
US5780432A (en) * | 1990-12-28 | 1998-07-14 | Allegheny University Of The Health Sciences | Therapeutic method for treatment of carcinoma or autoimmune diseases |
DE4130786A1 (de) * | 1991-09-16 | 1993-03-18 | Symbiotec Gmbh | Peptide zur herstellung von mitteln zur diagnose und therapie von systemischen lupus |
US20030144473A1 (en) * | 1992-09-16 | 2003-07-31 | Michael Zeppezauer | Peptides for the production of preparations for the diagnosis and therapy of autoimmun diseases |
ATE205221T1 (de) * | 1995-05-01 | 2001-09-15 | Tomson U S A Ltd | Zusammensetzungen und verfahren zur detektion und behandlung des erworbenen immun-defizienz- syndroms |
NZ308708A (en) * | 1995-05-01 | 1998-11-25 | Tomson Usa Ltd | Compositions and methods for detecting and treating acquired immunodeficiency syndrome |
US7625565B2 (en) | 1995-05-01 | 2009-12-01 | Viral Genetics, Inc. | Antiviral compositions comprising lysine-rich histone fractions prepared by pepsin treatment of thymic cell nuclei |
US6033864A (en) * | 1996-04-12 | 2000-03-07 | The Regents Of The University Of California | Diagnosis, prevention and treatment of ulcerative colitis, and clinical subtypes thereof, using microbial UC pANCA antigens |
DE19715149A1 (de) * | 1997-04-11 | 1998-10-15 | Symbiotec Gmbh | Krebstherapeutikum und Diagnose zur Charakterisierung von Krebszellen mit individueller Eigenschaft |
US20030017987A1 (en) * | 1997-04-11 | 2003-01-23 | Michael Zeppezauer | Therapeutic, prophylactic, and diagnostic agent for cancer, useful for characterizing cancer cells with individual properties |
KR100261114B1 (ko) * | 1998-01-24 | 2000-07-01 | 박종헌 | 히스톤을 함유하는 류마티스 관절염 치료제 조성물 |
US6565854B2 (en) * | 1998-08-13 | 2003-05-20 | Philadelphia Health And Education Corporation | Antimicrobial histone H1 compositions, kits, and methods of use thereof |
US6884423B1 (en) * | 1998-08-13 | 2005-04-26 | Symbiotec Gmbh | Antimicrobial histone H1 compositions, kits, and methods of use thereof |
CN1296974A (zh) * | 1999-11-23 | 2001-05-30 | 上海博容基因开发有限公司 | 一种新的多肽——人组蛋白h2a.21和编码这种多肽的多核苷酸 |
DE10001113A1 (de) * | 2000-01-13 | 2001-07-26 | Strathmann Ag & Co | Rekombinante Herstellung von humanen Histon 1-Subtypen sowie deren Verwendung für therapeutische Zwecke |
US6673623B1 (en) | 2000-09-12 | 2004-01-06 | Novocure, Inc. | Methods and compositions that control lipid production |
US20040219140A1 (en) * | 2001-02-22 | 2004-11-04 | Reiner Class | Compositions and methods for preventing platelet aggregation |
EP1593385A1 (de) * | 2004-05-07 | 2005-11-09 | SYMBIOTEC Gesellschaft zur Forschung und Entwicklung auf dem Gebiet der Biotechnologie mbH | Verwendung von Histonen zur Frühdiagnose und/oder Präventivtherapie virusinfizierter lebender Zellen und ein Biochip zur Durchführung der Diagnose |
US20070110768A1 (en) * | 2005-03-29 | 2007-05-17 | Reiner Class | Use of histones for the early diagnosis and/or preventive therapy of virally-infected living cells and a biochip for carrying out said diagnosis |
EP1912678A2 (de) * | 2005-08-05 | 2008-04-23 | SYMBIOTEC Gesellschaft zur Forschung und Entwicklung auf dem Gebiet der Biotechnologie mbH | Verwendung eines biologischen wirkstoffes bei abnormalen zellulären und viralen membranphysiologien |
JP2011502964A (ja) * | 2007-10-23 | 2011-01-27 | ザ レジェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ コロラド | インバリアント鎖発現および/または異所性clip結合の競合的阻害剤 |
AU2009271579A1 (en) | 2008-07-14 | 2010-01-21 | The Regents Of The University Of Colorado | Methods and products for treating proliferative diseases |
US20100166789A1 (en) * | 2008-07-25 | 2010-07-01 | The Regents Of The University Of Colorado | Proteins for use in diagnosing and treating infection and disease |
US20100166782A1 (en) * | 2008-07-25 | 2010-07-01 | Martha Karen Newell | Clip inhibitors and methods of modulating immune function |
EP2323681A4 (en) * | 2008-07-25 | 2012-11-14 | Univ Colorado | METHODS OF TREATING VIRAL CONDITIONS |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4415553A (en) * | 1973-08-06 | 1983-11-15 | Dso "Pharmachim" | Compositions, processes for their preparation and method for treatment of neoplasms |
NL7502830A (nl) * | 1974-03-25 | 1975-09-29 | Jean Francois Bach En Dr Jean | Werkwijze voor het isoleren van een polypeptide hormoon. |
GB1511602A (en) * | 1975-03-24 | 1978-05-24 | Syntex Inc | Protein having thymus hormone-like activity |
IL47645A (en) * | 1975-07-04 | 1980-10-26 | Yeda Res & Dev | Substantially pure and uniform thymic hormone thf,its preparation and pharmaceutical compositions containing it |
US4055633A (en) * | 1976-07-28 | 1977-10-25 | Sloan-Kettering Institute For Cancer Research | Immunoassay for thymopoietin |
DE2732587A1 (de) * | 1976-09-22 | 1978-03-23 | Bach Jean Francois | Polypeptid mit thymischer wirksamkeit |
DE3230151A1 (de) * | 1982-08-13 | 1984-02-16 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Neues polypeptid mit wirkung auf das immunsystem, verfahren zu seiner isolierung und reinigung, seine verwendung, dieses enthaltende mittel sowie seine spaltprodukte, deren verwendung und diese enthaltende mittel |
JPH075476B2 (ja) * | 1984-01-12 | 1995-01-25 | ルッシュ、フォルケル | ホルモン活性を有する生物学的作用物質、その製法およびヒストンの医薬的用途 |
IL72452A (en) * | 1984-07-19 | 1988-04-29 | Channa Shalitin | Method for the preparation of yeast chromatin and separating p20 polypeptide thereof |
US4902505A (en) * | 1986-07-30 | 1990-02-20 | Alkermes | Chimeric peptides for neuropeptide delivery through the blood-brain barrier |
DE3737274A1 (de) * | 1987-11-03 | 1989-06-01 | Rusch Volker | Verwendung von reinem h2a- und/oder h2b-histon als wirksubstanz zur herstellung von arzneimitteln |
-
1985
- 1985-01-10 JP JP60500453A patent/JPH075476B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1985-01-10 US US06/777,783 patent/US4818763A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-01-10 EP EP85100179A patent/EP0149468B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-01-10 WO PCT/DE1985/000004 patent/WO1985003003A1/de unknown
- 1985-01-10 DE DE8585100179T patent/DE3580283D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-01-11 CA CA000471963A patent/CA1251134A/en not_active Expired
-
1989
- 1989-04-03 US US07/332,658 patent/US5182257A/en not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-04-02 EP EP90106311A patent/EP0392315B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01149716A (ja) * | 1987-10-26 | 1989-06-12 | Alza Corp | 投与製剤 |
JP2008540473A (ja) * | 2005-05-10 | 2008-11-20 | シンビオテック・ゲーエムベーハー・ゲゼルシャフト・フュール・フォルシュング・ウント・エントヴィックルング・アウフ・デム・ゲビート・デル・バイオテクノロジー・エムベーハー | 治療のためのヒストンの使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1251134A (en) | 1989-03-14 |
EP0149468B1 (de) | 1990-10-31 |
US5182257A (en) | 1993-01-26 |
JPH075476B2 (ja) | 1995-01-25 |
WO1985003003A1 (en) | 1985-07-18 |
EP0149468A3 (en) | 1985-08-14 |
US4818763A (en) | 1989-04-04 |
DE3580283D1 (de) | 1990-12-06 |
EP0392315B1 (en) | 1994-09-21 |
EP0149468A2 (de) | 1985-07-24 |
EP0392315A1 (en) | 1990-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61500913A (ja) | ホルモン活性を有する生物学的作用物質、その製法およびヒストンの医薬的用途 | |
Niall et al. | The chemistry of growth hormone and the lactogenic hormones | |
Gregory et al. | The constitution and properties of two gastrins extracted from hog antral mucosa: Part I The isolation of two gastrins from hog antral mucosa | |
Chang et al. | Amino acid sequence of a peptide with both molt-inhibiting and hyperglycemic activities in the lobster, Homarus americanus | |
Roth et al. | Monoclonal antibodies to the human insulin receptor block insulin binding and inhibit insulin action. | |
Anastasi et al. | Isolation and amino acid sequences of alytesin and bombesin, two analogous active tetradecapeptides from the skin of European discoglossid frogs | |
Marshall Jr | Localization of adrenocorticotropic hormone by histochemical and immunochemical methods | |
GUILLEMIN et al. | Somatocrinin, the growth hormone releasing factor | |
Grimmelikhuijzen et al. | Gastrin/CCK-like immunoreactivity in the nervous system of coelenterates | |
Hofferer et al. | Induction of ovulation and superovulation in mares using equine LH and FSH separated by hydrophobic interaction chromatography | |
JPS61502399A (ja) | 卵胞液から単離したインヒビン | |
JPH01501148A (ja) | 悪性‐PTHrPの液性過カルシウム血症において活性なタンパク | |
Shome et al. | Human and porcine thyrotropins: a comparison of electrophoretic and immunological properties with the bovine hormone | |
SATO et al. | Posttranslational processing of proadrenocorticotropin/endorphin-derived peptides during postnatal development in the rat pituitary | |
Dockray et al. | Vertebrate brain-gut peptides related to FMRFamide and Met-enkephalin Arg6Phe7 | |
Maule et al. | Isolation and preliminary biological characterization of KPNFIRFamide, a novel FMRFamide-related peptide from the free-living nematode, Panagrellus redivivus | |
Stone et al. | Adipokinetic hormone | |
Shively et al. | CCK-5: sequence analysis of a small cholecystokinin from canine brain and intestine | |
Graf et al. | Effect of two synthetic α-gliadin peptides on lymphocytes in celiac disease: identification of a novel class of opioid receptors | |
Chey et al. | Enkephalin inhibits the release and action of secretin on pancreatic secretion in the dog. | |
Swaab et al. | A function for α-MSH in fetal development and the presence of an α-MSH-like compound in nervous tissue | |
Onstott et al. | Coexistence of urotensin I/corticotropin-releasing factor and urotensin II immunoreactivities in cells of the caudal neurosecretory system of a teleost and an elasmobranch fish | |
Lederis | Chemical properties and the physiological and pharmacological actions of urophysial peptides | |
Brownstein | Biologically active peptides in the mammalian central nervous system | |
Yang et al. | Arginine vasopressin enhances periaqueductal gray synthesis and secretion of enkephalin and endorphin in the rat |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |