JPS61500209A - 繊維懸濁液の浮選で使用される装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 繊維懸濁液の浮選で使用される装置 本発明は浮選法によって繊維懸濁液から固体粒子状不純物を除去する装置に係る 。浮選を行なうには気泡を懸濁液中に導入して分布させ、これら気泡が不純物に 付着し表面に浮揚して不純物の混入した泡全形成するようｌこする。この泡はそ の後懸濁液から除去し得る。

この種の浮選法は廃棄新聞紙ノＱルプからの印刷インキ除去法として知られてい る。この方法では紙ノ髪ルゾ懸濁液にプロセス空気を注入し、次いで該懸濁液を 浮選容器の下方部ｌこ導入する。

前記空気は５Ｅ−ＰＳ　７７０４２０３−４に記載の如き別個の混合チャンバで 混入し得る。前記懸濁液を浮選容器に送る前に薄層の形状で前記混合チャンバｌ こ通し、それと同時に空気をこの層に直交方向に送入する。し力）しながら気泡 を均等ｌこ分布させることは、特に、懸濁液の流量が大きい場合には難しいこと が判明した。これは、例えは、円筒状浮選容器に懸濁液を該容器が回転するよう な高流量で横方向から供給する場合などについて言える。懸濁液を回転させてお （のは、不純物に富んだ泡全容器内の懸濁液表面力）ら容易に除去できるように するためである。

本発明の目的は、前述の欠点がない新型混合チャンバを提供することにある。本 発明の特許請求の範囲力１ら明ら力１であろうＯ 以下、本発明の一具体例を示す添付図面に基づき本発明をより詳細に説明する。

第１図は、混合チャンバの部分断面平面図であり、第２図は、第１図の混合チャ ンバのｎ−１ｔこ溢った長手方向縦断面図である。

図面の混合チャンバは、空気全１−２％の濃度でパルプ懸濁液に混入するのに使 用される。

この混合チャンバは、通路状の導入部１を有し、該導入部の断面は流動方向にお いて高さが漸減し且つ幅が漸増した状態で円形から細長い矩形へと変化する形状 を有する。導入部ｌは混合部２につながジ、混合部２は排出部３につながる。前 記通路の幅は混合部２及び排出部３全通して維持され、高さ及び断面は排出部３ で漸増する。排出部３の上方及び下方壁面は一定の角度、適切には５°から１０ °、好ましくは、約７°の角度で互ｌこ離れる方向へ延びている。

混合部２は、その中央に配置されて通路幅の全体に亘って延びる翼形部材５によ り平行な２つのスリット状小通路４に分割されている。翼形部材５は、流動方向 力きら見て最初は漸増し次いで漸減する厚みを有し、最も厚い部分が該通路及び 小通路４の最狭部を規定する。２つの小通路４は通路の長手方向に関してほぼ対 称をなしながら前記最狭部から末広がりに延びている。

その角度は、これに続（排出部の角度とほぼ同等、即ち５°から１０°、好まし くは、約７°である。

各小通路４は、空気供給手段６と連通し、該手段のスリット状開ロアは該手段の 幅の全長ζこ亘って前記通路と直交する方向に延びている。スリット状開ロアの 幅は調整可能であり、該開口は通路の最狭部分に当たる翼形部材最大厚み部分の ほぼ正面に位置する。各小通路は、効果的な空気の混入を生起せしめるべ（４か ら１６ｍ、好壕しくは６から１０ｍ＋の高さをもつ。前記を気用スリットは０， １から１，０關、好１しくは０．２力きら０．５ｍでなければならない。この空 気用スリットは懸濁液流動方向に対して斜に配向するのが好ましい。

各空気供給手段６は、前記空気用スリットヲ規定する２つのノズル部分８．９カ ）らなる。これらのノズル部分８．９間の距離は、例えは、挿入プレー１１こよ り調整し得る。ノズル部分８゜９は混合部２′ｆｔ規定する上方及び下方壁面ｌ こ夫々設けられた通路横断方向の凹部１０内に配置され、バー１１及びネジ１２ によって所定の位置に保持される。バー１１には吸気口１３を設ける。混合部２ の壁面とノズル部分８．９との間、並ひζこノズル部分８，９とバー１１との間 には、夫々シール１４が具備される。

排出部３の長さは、排出部から流出して、次の浮選容器（図示せず）に流入する 時の懸濁液の所望の流量に合わせて調整することができる。処理すべき／Ｑルプ の濃度も考慮することができる。排出部３の適切な長さは、通路最狭部と排出部 先端との間の面積比が１＝４からに６の範囲であるよう決定されなければならな い。排出部の形状をこのようにする目的は、７Ｑルプ懸濁液の流動を円滑にする ためである。何故なら混合部２での空気混入によって実質的乱流が生じるからで ある。

本発明に従って混合デバイス金構成すれば、次の浮選処理に適した大きさの気泡 が極めて均等に分布した繊維懸濁液が得られる。この混合デバイスから流出する 流れも実質的に乱流を伴わず、次の浮選処理を促進する高流量を得ることができ る。

本発明は、勿論前述の具体例には限定されず、その思想の範囲内で様々に変形し 得る。

浄書（内′３；―上黒なし） 手続補正書 昭和６０年８り／ソ日［ 特許庁長官　宇　賀　道　部　殿 １、事件の表示　ＰＣＴ／ＳＥ　８４１００３０５２、発明の名称　繊維懸濁液 の浮選で使用される装置３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 名　称　シュントス・デフイプラトール・アクテイエボラーグ ４、代　理　人　東京都新宿区新宿１丁目１番１４号　山田ビル５、補正命令の 日付　自　発 ６、補正により増加する発明の数 ７、補正の対象　図面の翻訳文 ８、補正の内容　鮮明な図面の翻訳文を別紙の通り補充する。

く内Ｓ白１；ぶ５丈ケＬ、−ン 国際調査−報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．繊維懸濁液から不純物を除去するための浮選処理を可能にすべく繊維懸濁液 に気泡を混入する装置であつて、導入部（１）、混合部（２）及び排出部（３） からなり、前記混合部（２）が細長い矩形断面を有し、前記排出部がこの混合部
2. （２）から末広がり状に延び、混合部（２）がその中央に配置された翼形部材（ ５）により平行な２つのスリツト状小通路（４）に分割され、前記翼形部材（５ ）が流動方向において最初は漸増し次いで漸減する厚みを有し、各小通路（４） が流動方向において実質的に対称をなしながら翼部材（５）の最も厚い部分から 末広がりに延び、各小通路（４）が調整可能なスリツト開口（７）を有する空気 供給手段（６）と連通し、前記スリツト開口が翼部材（５）の最も厚い部分、即 ち小通路（４）の最狭部分のほぼ正面で小通路（４）を横断する方向に延び、排 出部（３）が各小通路（４）と同じ角度で末広がりに延びることを特徴とする装 置。 ２．排出部（３）が各小通路（４）と同様に５から１０°の角度で末広がりに延 びることを特徴とする請求の範囲１に記載の装置。
3. ３．各小通路（４）の最狭部が４から１６ｍｍ、好ましくは６から１０ｍｍの高 さを有することを特徴とする請求の範囲１又は２に記載の装置。
4. ４．混合部（２）の最狭部と排出部（３）の先端との間の面積比が１：４から１ ：６の間であることを特徴とする請求の範囲１から３のいずれかに記載の装置。
5. ５．空気供給手段（６）のスリツト開口（７）がパルプ懸濁液の流動方向に対し て斜めに配置されることを特徴とする請求の範囲１から４のいずれかに記載の装 置。