JPS61500118A - フェニルグアニジン類 - Google Patents

フェニルグアニジン類

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JPS61500118A
JPS61500118A JP59503616A JP50361684A JPS61500118A JP S61500118 A JPS61500118 A JP S61500118A JP 59503616 A JP59503616 A JP 59503616A JP 50361684 A JP50361684 A JP 50361684A JP S61500118 A JPS61500118 A JP S61500118A
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ヴアシ,デイル・ビー
クラーク,ジエフリー・エヌ
リンド,ネイル・エイ
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シエリング・コ−ポレ−ション
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C317/32Sulfones; Sulfoxides having sulfone or sulfoxide groups and nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups, bound to the same carbon skeleton with sulfone or sulfoxide groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton
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    • C07C323/43Y being a hetero atom
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フェニルグアニジン類 本発明は新規フェニルグアニジン類、それらの製造方法および使用方法、ならび にそれらを含む組成物に関する。本発明化合物は駆虫活性を有する。
本発明化合物は次式: で表わされ、グアニジン基におけるそれらの互変異性体およびそれらゐ薬学的に 許容さねる塩を包含する。
上記式において、Xは−NO2または−NR8R9である;CH30 I I Rは水素原子、−0R3、−3(0)rILR3、−C,−N−R4、−C−R 3。
ハロゲン原子または−CF3である; R2は一8o3H、−0803H、−COOH、−PO浄2捷たは一0PO3H 2である; R3およびR4は独立して水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ低級アル キル基、ヒドロキシ低級アルキル基、シクロ低級アルキル基、フェニル基または 置換フェニル基、ベンジル基または置換ベンジル基(ζこで置換フェニル基また は置換ベンジル基にはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロ 低級アルキル基または低級アルコキシ低級アルキル基から独立して選択される1 、2または3個の置換基が存在する)。
もしくは酸素、窒素および硫黄から独立して選択される1個または2個のへテロ 原子を含む5員または6員の複素環である;R5、R6およびR7は独立して水 素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、ヒトゞロキシ低級ア ルキル基、フェニル基または置換フェニル基、ベンジル基または置換ベンジル基 (ここで置換フェニル基または置換ベンジル基にはハロゲン原子、低級アルキル 基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルキル基または低級アルコキシ低級アルキル 基から独立して選択される1、2または3個の置換基が存在する)であるが、但 しR7が水素原子であることはない; R8およびR9は独立して水素原子、低級アルキル基、低級アルキルカルボニル 基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルコキシ低級アルキル基、フェニル基 または置換フェニル基、ベンゾイル基または置換ベンゾイル基、フェノキシカル ボニル基または置換フェノキシカルボニル基(ここで置換フェニル基。
置換はンゾイル基または置換フェノキシカルボニル基にはハロゲン原子、低級ア ルキル基、低級アルコキシ基、トリフルオルメチル基およびハロ低級アルキル基 から独立して選択される1゜2または3個の置換基が存在する)、カルボキシ− 置換低級アルキル基またはスルホ−置換低級アルキル基である;ルは1〜6であ る;そして mは0.1または2である; 但し、Rが低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルホキシ基 、低級アルキルスルホニル基、フェノキシ基。
フェニルスルホニル基、フェニルチオ基マたはフェニルスルホキシ基であり;R 1が低級アルコキシカルボニル基、低級アルコキシ低級アルコキシカルボニル基 またはヒドロキシ低級アルコキシカルボニル基であり;Xがニトロ基、低級アル キルカルボニルアミノ基、フェニルアセトアミド基、ベンズアミド基。
または低級アルキル基もしくは/%ロゲン原子で置換さねたベンズアミド基であ る場合、R2はPO3H2または0P03H3である。
この但し書はRおよびXの上記基ばかりでなくRが0R5(ここでR5は先に定 義した通りである)である場合およびX(Rとは無関係に)がNH2である場合 にも適用されるのが好ましい。
本明細書で用いる”低級アルキル基″゛とは直鎖または分枝鎖の炭素原子数1〜 6のアルキル基を意味し、例えばメチル、エチル、n−ブロール、n−ブチル、 イソブチルおよびヘキシルである。同様に、”低級アルコキシ基”とは炭素原子 数1〜6のアルコキシ基を意味し、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イ ンブトキシおよびRメトキシである。”シクロ低級アルキル基”は3〜6員のア ルキル環を意味し1例えばシクロプロピル、シクロゾチル、シクロはメチルおよ びシクロヘキシルである。゛ハロゲン”は弗素、塩素、臭素および沃素を意味す る。”ハロ低級アルキル基”は1〜3個のハロゲン原子で置換された低級アルキ ル基を意味し1例えばトリフルオルメチル。
ジクロルメチルおよびクロルエチルである。
R3およびR4において定義さする複素環の例としてはピリジン、フラン、チオ フェン、ピリミジン、%−、=ラジンおよびチアゾールがある。全ての位置異性 体、例えば2−23〜 および4−ピリジン、2−および3−フランも包含され る。
薬学的に許容される塩には金属塩(例えばナトリウム、カリウムおよびカルシウ ムなどのアルカリおよびアルカリ土類金属塩)および他の生理学的に許容される 塩(例えばN−メチルグルカミン、エタノールアミン、ジェタノールアミン、  トリエタノールアミン、ピリジニウムおよびプロカインカどのトリスアミン、ア ルキルアンモニウム塩、ならびにテトラメチルアンモニウムイオンまたはテトラ エチルアンモニウムイオンを用いて生成さtするようなテトラアルキルアンモニ ウム塩)が含まれる。
また、グアニジン基での互変異性体、すなわちは本発明の範囲内に含まれる。
好適な化合物はRがCF3またはR380m(ここでmおよびR3は先に定義し た通りであるが、好ましくはR3が低級アルキル基竹Vc7L−プロピル基であ り、そしてmがOである)であるものである。基R(CF’3またはR35O7 1L)は好適には5位に存在する。Xは好ましくはNO2またはNH2であり、 R2は好ましくは5O3Hであり、1Lは好ましくは2であり、そしてR1は好 ましくは水素原子またはC0NR5R6(判にR5およびR6は両方とも低級ア ルキル基例えばメチル基である)である。代表的な好適化合物には以下のものが 含まれる。
N−((2−ニトロ−5−−1口ぎルスルホニル)フェニル〕−N’−(2−エ チルスルホン酸)グアニジン;N−[:(2−ニトロ−5−プロピルチオ)フェ ニル)−N’−(2−エチルスルホン酸)グアニジン;N−[:(2−ニトロ− 5−プロピルスルフィニル)フェニル〕−N′−(2−エチルスルホン酸)グア ニジン;N−メトキシカルボニル−N’−((2−ジメチルアミノ−5−フロビ ルチオ)フェニル) −N″−(2−エチルスルホン酸)グアニジン: N−メトキシカルボニル−N’−((2−ジメチルアミノ−5−フロビルチオ) フェニル) −N″−(3−フロビルスルホン酸)グアニジン; N−メトキシカルボニル−N’−〔(2−(N′″−メチル−N′乞(2−エチ ルみルホン酸)アミノ)−5−プロヒルチオ)フェニル)−N“−(2−エチル スルホン酸)クアニジン;オヨヒN−メトキシカルボニル−N’−((2−アセ トアミド−5−プロピルチオ)フェニル〕−N″−(2−エチルスルホン酸)グ アニジン。
本発明化合物はメベンダゾール(mebθndaZO1θ)のようなベンズイミ ダゾール系の既知駆虫剤(これらはわずかに水溶性であるにすぎない)に伴う欠 点を避けまたは減する一方で有用な駆虫活性を示す。本発明の代表的な好適化合 物は約100 m9/mlの水溶性を有し、メベンダゾールの1〜/d以下の水 溶性と比較した場合かなり優れている。
本発明化合物はこの種のグアニジン系化合物の標準的な製造方法によって製造で きる。本発明の別の鋸機によfば、先に定義した化合物またはその塩の製造方法 が提供され、その方法は次式: %式%) の化合物を次式: の化合物と反応させ、その後得られた次式:の化合物を必要に応じて1つまたは それ以上の次の反応工程(α)〜(1)に適当な順序でかけることから成り、こ こで上記反応工程および次の反応工程における各種記号R、R2,R3,R5, R6,R7およびnld、先に定義した通りであり、N′は上記定義のXである ;(α)基NHCO2R7を加水分解除去してグアニジノ基に−NH2基をもつ 化合物を生成する; (b) グアニジノ基に−NH2基をもつ化合物をアシル化して−NHCONR 5R6基をもつ化合物を生成する;(C)グアニジノ基に−NH2基をもつ化合 物を無機イソシアネートと1次に必要に応じてアルキル化剤と反応させるか、あ るいはインシアン酸アルキルと反応させる;(d、)フェニル基にR35−置換 基をもつ化合物を酸化してR35o−またはR3502−置換基をもつ化合物を 生成する;(g) 2− NO2基をもつ化合物を還元(必要に応じてアルキル 化条件下に還元を行うか、または還元後にアルキル化する)して2−アミノ基を もつ化合物を生成する;σ) 2−アミノ基をもつ化合物なアシル化する;(y ) 式■の最終化合物をそのままで、または薬学的に許容されるその塩として単 離する。
式■の化合物の有利な製造用中間体はN−低級アルコキシカルボニル−N′−〔 (2−N′−(4−または5−)置換)フェニル〕−N″−(アルキル酸)−グ アニジン、すなわち次式の化合物である。
式■のN−アルコキシカルボニル化合物を公知方法に従って(例えば、水または メタノール彦どの溶媒中水酸化ナトリウムのような塩基を用いて)加水分解する ことにより、対応するグアニジン(すなわち −CO2R7基がHに置き換えら れる)が生成する。
この種のグアニジンは当分野で知られた技術に従って塩化ジ低級アルキルカルバ ミル(例えば塩化ジメチルカルバミル)で処理することにより対応するN−(ジ 低級アルキルカルバミル〕−N’−((2−ニトロ−(4−または5−)置換) フェニル〕−厨一<置換アルキル)−グアニジンを生成する。
N−〔低級アルキルカルバミル〕グアニジン、例えばメチルカルバミル−グアニ ジンは−C○2R7の代わりKHをもつグアニジンをシアン酸カリウムで処理し 、続いて硫酸ジ低級アルキル(例えば硫酸ジメチル)またはハロゲン化低級アル キル(例えば塩化メチルまたは臭化メチル)を用いてアルキル化することKより 5造できる。別法として、N−(低級アルキルカルバミル〕グアニジンは−CO 2R7の代わりにHをもつグアニジンまたはそのナトリウム塩をインシアン酸ア ルキルで処理することにより製造できる。
前記反応においてアルキル化を省きかつシアン酸カリウム反応の生成物を酸(例 えば塩酸、酢酸または硫酸)で加水分解すると、N−(カルバミル)−グアニジ ンが生成するだろう。
式■の2−二トロ化合物は公知反応で本発明化合物、すなわちフェニル環の2位 の置換基が式−NR8R9で表わされる化合物を製造するための中間体として使 用することができる。
例えば、(2−低級アルキルアミノ−(4−または5−)置換フェニル)化合物 は式■の化合物を接触水素添加または化学水素添加し、続いて先に述べた硫酸ジ 低級アルキルまたはハロゲン化低級アルキルを用いてアルキル化することにより 製造さねる。
同様に、前述のようにして製造した低級アルキルアミノ化合物を硫酸ジ低級アル キルまたはハロゲン化低級アルキルを用いてさらにアルキル化することにより、 式Iの2−ジ低級アルキルアミノ−(4−またば5−)置換−フェニル化合物が 得られる。
また別の方法として、2−ニトロ化合物の対応する2−アルキルアミノまたば2 −ジアルキルアミン化合物への転化は、脂肪族アルデヒドオよび触媒としての酸 化白金を用いて2−ニトロ化合物を水素添加することにより実施できる。例えば 、ニトロ化合物に対して1:1のモル比でホルムアルデヒドを使用するとメチル アミン誘導体が生成し、2:10モル比でホルムアルデヒドを使用するとジメチ ルアミン化合物が生成するだろう。
R8およびR9のうち一方が低級アルキル基であって他方が低級アルコキシカル ボニル基である式Iの化合物は、適当な2−低級アルキルアミノ−(4−または 5−)置換−フェニル化合物を適当に置換されたハロゲン化アシル(例えばクロ ル蟻酸メチル、クロル蟻酸エチル、クロル蟻酸ブチル、クロル蟻酸4−クロルフ ェニル、クロル蟻酸3−メチルフェニルまたはクロル蟻酸4−メトキシフェニル )と反応させることにより製造できる。
R8およびR9が低級アルキルカルボニル基または任意に置換されたベンゾイル 基である式■の化合物は、所望の2−アミノ−(4−または5−)置換−フェニ ル化合物を当分野で知られた方法に従って適当々塩化カルボニル(例えば塩化ベ ンゾイルまたは塩化アセチル)と反応させることにより製造できる。
R8またはR9がスルホ低級アルキル基またはカルボキシ低級アルキル基である 式Iの化合物は、式■の化合物の水素添加により生成した中間体を対応するΩ− ハローアルキルスルホン酸塩またはカルボン酸塩と反応させることにより製造で きる。例えば、水素添加した式■の化合物と2−クロルエタンスルホン酸ナトリ ウム塩との反応はタウリン誘導体、すなわちN′−〔(21〇 一スルホン酸エチル了ミノー〔4−または5−)ft換)−フェニル〕化合物を 生成する。
式■の化合物を製造するために、式■の化合物の引き続く修飾がなされうろこと は当業者にとって明らかだろう。
式■の化合物は適当に置換された2−X′−アニリンをアルコキシカルボニル〜 インチオミアネートで処理し、得られた生成物を塩基(例えば水素化ナトリウム またはナトリウムメトキシド)および硫酸ジアルキルまたはハロゲン化アルキル と反応させてS−アルキル−インチオ尿素を得、そしてこれをΩ−アミノアルキ ル酸(例えば、タウリン、3−アミノ−1−プロパンスルホン酸、2−アミノエ チル燐酸または4−アミノ酪酸)および水酸化ナトリウムのような塩基と反応さ せることにより製造できる。この反応式の好適な実施態様(ここでX′はNo2 である)を以下に示す。
j[IV V 弐■の化合物は既知であるか、あるいは当業@によ〈知られた方法によって製造 できる。
Rが−5(0)、?LR3である式■の好適化合物は、チオ置換基を酸化剤(例 えばm−クロル過安息香酸2m−過沃素酸ナトリウムまたは、酢酸中の過酸化水 素)で処理することにより対応する一3R3化合物から既知方法で製造される。
出発物質のアミン基はトリフルオル酢酸のような試薬の添加により酸化反応中保 護される。酸化剤1当量での処理は一8OR3(スルフィニル)化合物を生成し 、一方酸化剤2当量での処理は−5O2R3(スルホニル)化合物を生成するだ ろう。この酸化反応は以下に示すように本発明化合物の製造方法の数工程のうち の1つで実施され、ここではスルフィニル化合物の製造を示す。
ニトロ基はもちろんX′に含まれる適当な基、 特V?−N−ジ低級アルキル基 と置き換えることができる。
式■の2−アミノ−化合物は次のようにして製造できる。
例エバ、3.4−ジニトロクロルベンゼンをエタノールのような溶媒中液状アン モニアで処理して2−ニトロ−5−クロル−アニリンを得、次にこれを0〜5℃ でピリジンのような溶媒中無水酢酸で処理して2−ニトロ−5−クロルアセトア ニリドを製造する。この2−ニトロ−5−クロルアセトアニリドは次いで脂肪族 アルデヒド(ニトロ化合物に対して2:1のモル比)の存在下に触媒として白金 /炭素を用いて水素添加して、対応する2−ジアルキルアミノ−5−クロルアセ トアニリドに転化する。このアセトアニリドはメタノールのような溶媒中ナトリ ウムメトキシドのような試薬で加水分解して、対応する2−ジアルキルアミノ− 5−クロルアニリンを得る。このクロルアニリンを適当な試薬で処理して2−ジ アルキルアミノ−5−置換アニリンを得る。例えば、ジメチルホルムアミド/水 の混合溶媒中室温で1−プロパンチオールおよび水酸化ナトリウムと反応させる と、クロルアニリンは2−ジアルキルアミノ−5−プロピルチオアニリンを生成 するだろう。その後このアニリンは前述の反応式の弐Hの化合物として処理され て、式■の化合物に類似スる2−ジアルキルアミノ化合物を生成する。
金属塩 アルキルアンモニウム塩およびその他の薬学的に許容される塩は当業者 によく知られた方法に従って製造される。
次の実施例は本発明の化合物および組成物の製造を示す。
実施例I N−〔(2−ニトロ−5−プロピルチオ)フェニル〕−N/−(2−エチルスル ホン酸)クアニジン 水420m1中でN−メトキシカルボニル−N′−〔(2−ニトロ−5−プロピ ルチオ)フェニル〕−N// < 2−エチルスルホン酸)グアニ22ン42. 19および水酸化ナトリウム(50tI)溶液)176gを混合して4時間還流 した。生じた溶液を冷却し、1ON塩酸水溶液でpH1〜2VC酸性化した。生 成した析出物を戸数し、冷水3 X 100 dで洗い、次いでメタノール2X 100mlで洗い、乾燥して表題化合物を得た。融点250〜253℃(分解) 。
プロピルチオ)フェニル〕−N// < 2−エチルスルホン酸)グアニジン 方法A 実施例1の生成物3.62gを無水ジメチルホルムアミド’ 100  +dに懸濁し、ナトリウムメトキシド0.54 &を加え、攪拌しながら穏やか に暖めて均質溶液となした。塩化N、N−ジメチルカルバモイルを加え、80℃ で8時間加熱した。生じた混合物を室温に冷却し、水100m1の中に注いで1 時間攪拌した。
得られた固形分を濾過し、涙液は冷アセトンで洗い、乾燥して一表題化合物を得 た。
方法B 別法として表題化合物を次のごとく製造した。無水アセトニトリル25 0m1中でチオシアン酸カリウム102gおよび塩化ジメチルカルバモイル10 .7gを混合し、 8時間還流した。生じた混合物を濾過し、この涙液を2−二 トロー5−プロピルチオアニリン14.2.!i’と合わせて8時間還流した。
 溶媒を蒸発し、得られた残留物は無水・ジメチルホルムアミド1001dに溶 解した。この溶液を0〜5℃に冷却し、水素化す) l)ラム2.09次にヨー ドメタン30gを加え、その後再び8時間還流した。得られた混合物を室温に冷 却し、濾過し、タウリンのナトリウム塩を加え、4時間攪拌し、次いで得られた 析出物を戸数して表題化合物を得た。
耐圧びん内で95%エタノール1.00m1にN−メトキシカルボニル−N’− ((2−ニトロ−5−−10ピルチオ)フェニル〕−N“−(2−エチルスルホ ン酸)グアニジン42g、 ラネーニッケル1.0〜2.0gおよびホルムアル デヒ)’ 0.6 gを混合し、この混合物を水素3気圧の初期圧力で接触還元 した。0.03M〜0.04Mの水素が吸収された後還元を停止し、触媒を濾過 した。ろ液を蒸発乾固して表題化合物を得た。
実施例3の生成物と水酸化ナトリウムとを水の中で混合し、4時間還流した。生 じた溶液を冷却し、ION塩酸水溶液でpH1〜之に酸性化した。生じた析出物 を沖取し、冷水で3回洗い、次いでメタノールで2回洗い、乾燥して表題化合物 を得り。
A、接触還元用の耐圧びん内でN−メトキシカルボニル−N’−(’ (2−ニ トロ−5−プロピルチオ)フェニル)−s−メチル−インチオ尿素3.4g、  ホルムアルデヒド0.6g、95%エタノール100コおよびラネーニッケル1 .0〜2.09を混合し、このびんを排気し、そして水素3気圧の初期圧力で接 触還元した。0.03〜0.04 Mの水素が吸収された(1〜2時間)後、還 元を停止して触媒を濾過した。得られた涙液を蒸発乾固し、残留物を再結晶して N−メトキシカルボニル−N’−((2−ジメチルアミン−5−プロピルチオ) フェニル〕−8−メチルーイソチオ尿素を得た。
B、工程Aの生成物1.7 !!をエーテル50−にクラ1ノーイヒし、m−ク ロル過安息香酸(エーテル20コ中の85チ溶液) 1.1 gを加えて室温で 20分攪拌した。得られた溶液を5チ炭酸水素ナトリウム溶液3x5omAで抽 出し、有機相は硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を蒸発させた。得られた粗生成 物はクロマトグラフィーで精製し、次いでエーテルから再結晶することによりN −メトキシカルボニル−N’−((2−ジメチルアミノ−5−フロビルスルフィ ニル)フエニv〕−8−メチルーインチオ尿素を得た。
C0水10m1中クウリンナトリウム1.75 g含有溶液に、メタノール10 0d中工程Bの生成物3.3 g含有溶液をカロえて室温で数日間攪拌した。固 形分を濾過してそれをアセトンで洗った。その固形分を沸騰メタノ−〃に加え、 過剰の不溶性タウ1ノンナトリウムを濾過し、メタノール浴液を冷却した。得ら れた析出物を濾過し、それを乾燥してN−メトキシカルボニル−N’−((2− ジメチルアミノ−5−プロピルスルフィニル)フェニル〕−M−(2−エチルス ルホン酸)グアニジンナトリウム塩を得た。
遊離の双性イオンを得るためにこのナトリウム塩を水に溶解し、酸(例えば塩酸 )でPH1,5に調節し、得られた固体を濾過した。
この固体をアセトンで洗い、乾燥して表題化合物を得た。
N” (2−エチルスルホン酸)グアニジン電磁攪拌機、温度計および滴下漏斗 を備えた500威の3つ口丸底フラスコに、N−((2−ニトロづ−プロピルス ルフィニル) −N′−(2−エチルスルホン酸)グアニジン9.05g(0, 025M)および氷酢酸150−を入れた。この懸濁液を約10℃に冷却し、そ して30%過酸化水素水溶液6.5mlを徐々に添加した。わずかに発熱反応が おこった。この混合物を室温まで暖めて約48時間攪拌した。反応混合物は定期 的に監視し、反応が完了する頃それはほとんど澄明な溶液となった。その後粒状 物質を濾過し、涙液を真空下で濃縮乾固した。残留物は水2mlに溶解し、冷却 し、そしてアセトン50m1を加えた。得られた淡黄色結晶質固体を濾過し、ア セトンで洗い、乾燥して表題化合物約9.0 、!i’ (91,8チ)を得た 。融点240〜244°C(分解)。
この化合物の性質はHPLCならび[NMR,工Rおよび質量スRクトルにより 確かめた。
実施例7 N−((2−=)O−5−プロピルスルフィニル)フェニル〕−N’−(2−エ チルスルホン酸)グアニジン電磁攪拌機、温度計および滴下漏斗を備えた500 コの3つ口丸底フラスコに、N−((2−ニトロ−5−プロピルチオ)フェニル )−N’−(2−エチルスルホン酸)グアニジン9.05.9(0,025M  )および氷酢酸150dを入れた。この懸濁液を約10℃に冷却し、30チ過酸 化水素水溶液3.3−を数時間にわたって非常にゆっくりと滴下した。滴下完了 後、この混合物を約0時間または高圧液体クロヌトグラフイーがもはや出発物質 の存在を示さなくなるまで室温で攪拌した。反応の終り頃に混合物はほとんど澄 明になった。次に粒状物質を濾過し、F液を真空下で濃縮乾固した。残留物は水 約2m7!に溶解してアセトン約59dを加えた。得られた淡黄色結晶質固体を 洲過し、アセトンで洗い、乾燥して表題化合物的8.51を得た。融点242〜 250℃。
この化合物の性質はHPLC,NMR,IRおよび質量スはクトルカらびに元素 分析により確かめた。
・CX2H18N405S2として 計算値: C38,09チ、 H4,97%、 N 14.81係、 816. 94係実測値: C37,93優、 H4,68%、 N 14.68憾、 8 16.98チ上記方法を使用することにより次の化合物が製造し得る。
N−メトキシカルボニル−N” ((2−メチルアミノ−(4tたU5)−プロ ピルチオ)フェニル〕−N″′−(2−エチルスルホン酸)グアニジン; 19 特表口a61−500118 (7)N−メトキシカルボニル−N′−〔 (2−ジメチルアミン−(4または5)−ゾロビルチオ)フェニル) −N″− (2−エチルスルホン酸)グアニジン; N−メトキシカルボニル−N’−((2−スルホン酸エチル)アミノ−(4また は5)−プロピルチオ)フェニル’3− Ntt−(2−エチルスルホン酸)グ アニジン;N−(4−10ルベンジルオキシカルポニル) −N’−〔(2−カ ルボキシエチルアミノ−(4または5)−プロピルスルフィニル) N// ( 2−エチルスルホン酸)クアニSジン:N−((N’佐メチル−N″′−はンジ ル)カルノぐミル)−N/−〔(2−アミノ−(4または5)−プロピルチオ) フェニル〕−N”−(2−エチルスルホン酸>!アニジン;N −((N”’  メfルー N” エチル) カルノfミル) −N’−((2−アミノ−(4ま たは5)−プロポキシ)フェニル)−N”−(2−エチルスルホン酸)グアニジ ン:N−(4−クロルベンジルオキシカルボニル) −N’−(2−7ミ/−( 4tたU5)−クロルフェニル〕−N“−(2−エチル燐酸)グアニジン; N−ジメチルカルバミル−N’−((2−アミノ−(4または5)−プロポキシ )フェニル〕−N“−(2−エチル燐酸)クアーニジン; N−メトキシカルボニル−N’−((2−アミノ−(4または5)−(3−ヒド ロキシ)フロビルオキシ)フロらル)−1pL(2−エチルスルホン酸)グアニ ジン;N−カルバミル−N’−((2−アミノ−(4または5)−アミドフェニ ル)−N“−(2−エチルスルホン酸)グアニジン;N−メトキシエチルカルバ ミル−N’−((2−アミノ−(4または5)−(4−アセチルフェニル) )  −N″−(2−エチルスルホン酸)グアニジン; N−メトキシカルボニル−N’−((2−アミノ−(4または5)−プロピルス ルホニル)フェニル〕−N”−(2−エチルスルホン酸)グアニジン; N−エトキシカルボニル−N’−((2−メチルアミノ−(4tたU5)−シク ロプロピルチオ)フェニル3−N”−(2−エチルスルホン酸)グアニジン; N−カルバミル−N’−((2−ジメチルアミノ−(4または5)−(3−エト キシ)フロビルチオ)フェニル)−N”−(2−エチル硫酸)グアニジン; N−カルバミル−N’−((2−アミノ−(4または5)−フェニルチオ)フェ ニル)−N“−(2−エチルスルホン酸)かニシン; N−(2−ヒドロキシエチルカルバミル)−N’−〔(2−アセトアミ)’−( 4または5)−プロピルチオ)フェニル〕−N“−(2−エチルスルホン酸)グ アニジン;N−メトキシエチルカルバミル−N’−((2−メトキシカルボニル アミノ−(4または5)−4−クロルフェニルチオ)フェニル) −N″−(2 −エチルスルホン酸)グアニジン;N−フェノキシカルボニル−N’−((2− メトキシエチル)アミノ−(4または5)−メトキシベンジルチオ)フェニル〕 −N”−(2−エチルスルホン酸)グアニジン;N−メトキシカルボニル−N’ −((2−アユ1ツノ−(4または5)−、’チルスルフィ、ニル)フェニル)  −N//−(2−エチルスルホン酸)グアニジン: N−((2−ベンズアミド−(4または5)−プロピルチオ)フェニル) −N ’−(2−エチルスルホン酸)グアニジン;N−メチルカルバミル−N’−(( 2−(4−クロルアユ1ツノ)−(4t*u5 )、ゾロピルチオ)フェニル) l−N“−(2−エチルスルホン酸)グアニジン; N−ジメチルカルバミル−N’−((2−(4−メトキシ(ンズアミド)−(4 または5)−プロピルチオ)フェニル) −N//−(2−エチルカルボン酸) グアニSンン;N−カルバミル−ゝN′−〔(2−ニトロ−(4または5 )  −(3−エトキシ)フロビルチオ)フェニル) −Nit−(2−エチルスルホ ン酸)グアニジン; N−メトキシカルボニル−N′−〔(2−ニトロ−(4または5)−(3−ヒド ロキシ)プロピルチオ)フェニル)−N“−(2−エチルカルボン酸)グアニジ ン;N−カルバミル−N’−((2−ニトロ−(4または5)−フェニルチオ) フェニル) −N//−(2−エチルスルホン酸)クア二Sジン; N−(2−ヒドロキシエチルカルバミル)−N’−((2−ニトロ−(4tiU 5)−4−10ルフエニルチオ)フェニル〕、、、 N、//−(2−エチルス ルホノ酸)クアニジン、;N−メ)キシエチルカルバミル−N’−((2−ニト ロ−(44たは5)−(2,3または4−メトキシベンジル)チオ)−フエニル ) −N//−(2−エチルスルホン酸)グアニジン;N−メトキシカルボニル −N’−((2−ニトロ−(4’):;&U5)−2−ピv:yルチオ)フェニ ル〕−N′仁(2−エチルカルボン酸)グアニジン; N−フェノキシカルボニル−N’−((2−ニトロ−(4またH5)−(4−) リフルオルメチルフェニル)チオ)フェニル〕−N“−(2−エチルスルホン酸 )グアニジン;N−〔(N″′−メチル−N″′−インジル)カルバミル)−N ’−((2−ニトロ−(lタハ5 ) −、”チルスルフィニル)フェニル)  −N//−(2−エチル硫酸)グアニジン;N−メトキシカルボニル−N’−〔 (2−ニトロ−(4t*ij5 ) −トリフルオルメチルフェニル:] N/ / (2−エチルスルホン酸)グアニジン; N−カルバミル−N’−((2−ニトロフェニル) N//(2−エチルスルホ ン酸)グアニジン; N−(4−クロルベンジルオキシカルボニル)−1’l’−(2−ニトロ−(4 1J:、5)−クロルフェニル)−N“−(2−エチル燐酸)グアニジン; N−ジメチルカルバミル−1’J’−((2−ニトロ=(4または5)−ゾロポ キシ)フェニル) −N//−C2−エチルスルホン酸)グアニジン; N−((N’匁ツメチルN′ごエチル)カルバミル)−N’−((2−ニトロ− (4または5)−(3−ヒドロキシプロピルオキシ))フェニル) −N//− (2−エチルスルホン酸)グ、7ニジン;N−カルバミル−N’−(,2−ニト ロ−(4または5)−アミドフェニル)−N“−(2−エチルスルホン酸)グア ニジン;および N−メトキシエチルカルバミル−N/−(2−ニトロ−(4ま&H5)−4−7 セチルフエニル) −N//−(2−エチルスルホン酸)グアニジン。
本発明化合物は嬬虫類を駆除するのに有用であり、すなわち寄生虫(例えば回虫 、鉤虫、駆虫または条虫)の浸入で苦しんでいるヒトを含む動物に治療有効量の 本発明化合物を投与することにより上記動物を治療するのに有用である。
本発明化合物は当分野ではよく知られた方法に従って宿主(例えばヒト、ブタ、 イヌ、トリまたは反すう動物)に体重1時当たり約1〜1504程度に低い用量 で一回投与するか、または数日間にわたって連用する場合に有効な駆虫作用を示 す。好適な方法は一回i与で5〜25m9/嘘の用量の化合物を投与することで ある。毒性について言えば、本発明化合物は治療有効量で無毒性である。
動物および寄生虫の種類に応じた最適用量は、HoB。
WhitlockおよびH、McL 、Gord、onのJ −Councii  ’ 5cientific工ndustrial Re5earch (オー ストラリア) 12 、50頁(1939年)およびH、B 、 Whit’L ockのJ、Councii 5cienti’ficResearch (オ ーストラリア)21,177頁(1948年)に記載される改良されたマツクマ スターの卵計数法(’Moa1f1eaMcMaeter Egg Count ing Technique )のような標準方法を用いることにより当業者が 容易に決定できる。
これらの方法およびこれらに類した試験から、駆蚕効力は化合物で処理した後の 日の排泄物中の卵の数を処理以前の日のそれと比較して測定することにより評価 される。実験にもとすいて、各種の感染を治療するだめの最適用量が決定し得る 。
本発明化合物はヒトおよび家畜の医療分野において当業者によく知られた種々の 処方物、例えば溶液剤、カプセル剤、錠剤および注射用製剤の形で投与される。
さらに、家畜への使用のためには飼料または飲料水の添加製剤として化合物を投 与することもできる。
注射用製剤の場合、活性成分は滅菌水や等張塩水のような適当な滅菌担体と混合 される。
本発明化合物を含む臨床処方物は錠剤、カプセル剤、エリキシル剤などの形で経 口的に投与できる。活性化合物は例えばガム、澱粉および砂糖のような不活性担 体と配合されるか、あるいはゼラチンカプセル内に封入されるか、もしくは風味 剤の添加によって風味調節ができるという利点をもつエリキシル剤に処方される 。
家畜への使用に物に適する(しかしこれに限定されない)駆虫処方物は、すぐに 使用できる懸濁剤または使用前に水に溶解できる湿潤性もしくは水分散性粉剤の 形で本発明化合物を含有する。
次の実施例は特に有用な処方物を示す。ここで、1薬剤”という用語は本発明に よる化合物を意味する。
A、懸濁液処方物 懸濁液処方物は分散助剤および安定化剤と共に50〜55重量(g)/容量(1 ) %の活性化合物を含みうる。代表的な処方物は次の連部 りである。
薬剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・−・・・・・・・ 50〜55重量部 分散助剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 汐〜2重量部安定化剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1〜3重量部防腐剤・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 適量水 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 100容量とするのに十分な量適当な分散助 剤はスルホン酸基を含むもの(例えばリグニンスルホン酸ナトリウムまたはスル ホン化フェノール)もしくはナフトールホルムアルデヒド重合体である。安定化 剤としてカルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウムなどの保護コロイ ドを使用することができるが、ベントナイトを使用してもよい。処方物は活性化 合物と水(分散助剤を溶解したもの)とを適当な混合機を用いて激しく混合する ことにより調製できる。
B、粉末処方物 湿潤性または水分散性粉末処方物は、湿潤剤および分散助剤と共に約90〜95 重量/重量%の活性化合物を含みうる。約98重量/重量係以下の濃度を必要と する場合、カオリンのような希釈剤を添加することができる。ある場合には消泡 剤および安定化剤が存在してもよい。代表的な処方物は次の通りである。
薬剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ 90〜95重量部湿潤剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・ 歿〜4 重量部安定化剤 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0〜2 重量部消泡剤 ・・・・ ・・・・・・・−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.01〜1 重量部水 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ 0〜5 重量部適当な湿潤剤は非イオン系アルキルフェノールーエ チレンオキシド付加物(例えばエチレンオキシド10モルと縮合したオクチルフ ェノールまたはノニルフェノール)または陰イオン系物質(例えば合成アリール アルキルスルホネートまたはナトリウムジブチルナフタリンスルホネート)であ る。一般に約1重量/重量条の湿潤剤を必要とする。使用される消泡剤はシリコ ーンであるか、またはエチルヘキサノールやオクタツールのような物質でありう る。安定化剤はベントナイトまたは前述の水溶性ガムから選ばれる。湿潤性また は水分散性粉末処方物は、リポンブレンダーのような一般的な粉末混合装置を用 いて活性化合物と他の諸成分(若干の水を含んでいてもよい)とを注意して十分 に混合することにより調製される。この粉末は使用前に使用者によって水に溶解 される。
薬剤 200.0 乳糖 90.0 含水燐酸二カルシウム 122.5 ポリビニルピロリド9ン 25.0 ポリエチレングリコール1500 7.5トウモロコシ澱粉 50.0 500.0 活性化合物、乳糖および燐酸二カルシウムを混合する。約20コの水にポリエチ レングリコール1500およびポリビニルビルリドンを溶解する。上記粉末混合 物を上記水溶液と合わせ、必要なら追加の水を加えて湿り気のある粒子をつくる 。その粒子を12メツシユのふるいにかけ、皿に広げて35°Cで空気乾燥する 。
乾いた粒子は澱粉およびステアリン酸マグネシウムと混合し、500m9の錠剤 に圧縮する。
薬剤 200.0 乳糖 198.0 ステアリン酸マグネシウム 2.0 400.0 諸成分を混合して硬質ゼラチンカプセル内に充填する。
E、注射用処方物 ダ/ゴ 薬剤 50.0 ホリエチレングリコール400 500・0ジメチルアセトアミド 300.0 インジルアルコール 20.0 1、〇− 上記諸成分を標準技術を使って混合する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次式で表わされる化合物(グアニジン基におけるそれらの互変異性体を含 む)およびそれらの薬学的に許容される塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼I 〔式中、XはNO2またはNR8R9である;Rは水素原子,▲数式、化学式、 表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等 があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,ハロゲン原子または−CF 3である; R1は水素原子,▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表 等があります▼である;R2は−SO3H,−OSO3H,−COOH,−PO 3H2または−OPO3H2である; R3およびR4は独立して水素原子,低級アルキル基,低級アルコキシ低級アル キル基,ヒドロキシ低級アルキル基,シクロ低級アルキル基,フエニル基または 置換フエニル基,ベンジル基または置換ベンジル基(ここで置換フエニル基また は置換ベンジル基にはハロゲン原子,低級アルキル基,低級アルコキシ基,ハロ 低級アルキル基または低級アルコキシ低級アルキル基から独立して選択される1 ,2または3個の置換基が存在する)、もしくは酸素,窒素および硫黄から独立 して選択される1個または2個のヘテロ原子を含む5員または6員の複素環であ る;R5,R6およびR7は独立して水素原子,低級アルキル基,低級アルコキ シ低級アルキル基,ヒドロキシ低級アルキル基フエニル基または置換フエニル基 ,ベンジル基または置換ベンジル基(ここで置換フエニル基または置換ベンジル 基にはハロゲン原子,低級アルキル基,低級アルコキシ基,ハロ低級アルキル基 または低級アルコキシ低級アルキル基から選択される1,2または3個の置換基 が存在する)であるが、但しR7が水素原子であることはない; R8およびR9は独立して水素原子,低級アルキル基,低級アルキルカルボニル 基,低級アルコキシカルボニル基,低級アルコキシ低級アルキル基,フエニル基 または置換フエニル基,ベンゾイル基または置換ベンゾイル基,フエノキシカル ボニル基または置換フエノキシカルボニル基(ここで置換フエニル基,置換ベン ゾイル基または置換フエノキシカルボニル基にはハロゲン原子,低級アルキル基 ,低級アルコキシ基,トリフルオルメチル基およびハロ低級アルキル基から独立 して選択される1,2または3個の置換基が存在する),カルボキシ−置換低級 アルキル基またはスルホ−置換低級アルキル基である;nは1〜6である;そし て mは0,1または2である; 但し、Rが低級アルコキシ基,低級アルキルチオ基,低級アルキルスルホキシ基 ,低級アルキルスルホニル基,フエノキシ基,フエニルスルホニル基,フエニル チオ基またはフエニルスルホキシ基であり; R1が低級アルコキシカルボニル基,低級アルコキシ低級アルコキシカルボニル 基またはヒドロキシ低級アルコキシカルボニル基であり;そして Xがニトロ基,低級アルキルカルボニルアミノ基,フエニルアセトアミド基,ベ ンズアミド基,または低級アルキル基もしくはハロゲン原子で置換されたベンズ アミド基である場合、R2はPO3H2またはOPO3H2である〕(2)Rが 5位に存在し、特に5−S(O)mR3または5−CF3である請求の範囲第1 項記載の化合物。 (3)Rが5−SR3であり、ここで特にR3は低級アルキル基,とりわけプロ ピル基である請求の範囲第1項記載の化合物。 (4)R2が−SO3Hであり、nが2または3である請求の範囲第1〜3項の いずれか1項に記載の化合物。 (5)XがNO2またはNH2である請求の範囲第1〜4項のいずれか1項に記 載の化合物。 (6)R1が水素原子またはCONR5R6であり、ここでR5およびR6は低 級アルキル基,例えばメチル基である請求の範囲第1〜5項のいずれか1項に記 載の化合物。 (7)N−〔(2−ニトロ−5−プロピルスルホニル)フエニル〕−N′−(2 −エチルスルホン酸)グアニジン,N−〔(2−ニトロ−5−プロピルチオ)フ エニル〕−N′−(2−エチルスルホン酸)グアニジン,およびN−〔(2−ニ トロ−5−プロピルスルフイニル)フエニル〕−N′−(2−エチルスルホン酸 )グアニジン。 (8)N−メトキシカルボニル−N′−〔(2−ジメチルアミノ−5−プロピル チオ)フエニル〕−N′′−(2−エチルスルホン酸)グアニジン, N−メトキシカルボニル−N′−〔(2−ジメチルアミノ−5−プロピルチオ) フエニル〕−N′′−(3−プロピルスルホン酸)グアニジン, N−メトキシカルボニル−N′−〔(2−(N′′′−メチル−N′′′−(2 −エチルスルホン酸)アミノ)−5−プロピルチオ)フエニル〕−N′′′−( 2−エチルスルホン酸)グアニジンおよび N−メチルカルボニル−N′−〔(2−アセトアミド−5−プロピルチオ)フエ ニル〕−N′′−(3−プロピルスルホン酸)グアニジン。 (9)請求の範囲第1項に記載の化合物またはその塩の製造方法であつて、 次式: H2N(CH2)nR2 の化合物を次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物と反応させ、その後得られた次式:▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物は必要に応じて以下の反応工程(a)〜(g)の1つまたはそれ以上を 適当左順序で行うことから成る方法:(a)基NHC02R7を加水分解除去し てグアニジノ基に−NH2基をもつ化合物を生成する; (b)グアニジノ基に−NH2基をもつ化合物をアシル化して−NHCONR5 R6基をもつ化合物を生成する;(c)グアニジノ基に−NH2基をもつ化合物 を無機イソシアネーと、次に必要に応じてアルキル化剤と反応させるか、あるい はイソシアン酸アルキルと反応させる;(d)フエニル基にR3S−置換基をも つ化合物を酸化してR3SO−またはR3SO2−置換基をもつ化合物を生成す る;(e)2−NO2基をもつ化合物を還元(必要に応じてアルキル化条件下に 還元するか、または還元後にアルキル化する)して2−アミノ基をもつ化合物を 生成する;(f)2−アミノ基をもつ化合物をアシル化する;(g)式Iの最終 化合物をそのままで、または薬学的に許容される塩として単離する。 (上記反応工程において、各種の記号R,R2,R3,R5,R6,R7および nは請求の範囲第1項に定義した通りであり、X′は請求の範囲第1項に定義し た通りのXである)(10)駆虫有効量の請求の範囲第1項記載の化合物および 薬学的に許容される担体を含有しなる組成物。
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