JPS6148990B2 - - Google Patents

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JPS6148990B2
JPS6148990B2 JP5215780A JP5215780A JPS6148990B2 JP S6148990 B2 JPS6148990 B2 JP S6148990B2 JP 5215780 A JP5215780 A JP 5215780A JP 5215780 A JP5215780 A JP 5215780A JP S6148990 B2 JPS6148990 B2 JP S6148990B2
Authority
JP
Japan
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pressure
coating
speed
paint
coated
Prior art date
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Expired
Application number
JP5215780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56147650A (en
Inventor
Yoshimasa Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPS56147650A publication Critical patent/JPS56147650A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被塗物を移動させながら塗装を施す塗
装装置に関する。
コンベア等で搬送される被塗物に塗装用ロボツ
トで塗装を行う場合、一定領域内で塗装を完了す
る必要がある。ところで、コンベアの搬送速度が
例えば速くなつた際、一定領域内で塗装を完了さ
せるには、搬送速度の増加分に対応して、塗装用
ロボツトの塗装ノズルの被塗物に対する移動速度
(相対速度)を速くする必要があると共に、被塗
物に一定の塗膜厚を形成すべく、塗装ノズルから
の塗料噴射量を増加させる必要がある。しかし乍
ら従来提案されている塗装装置では、塗装ノズル
の相対速度を自動的に搬送速度に追従させるよう
には構成されているが、塗料噴射量に関しては、
手動のため搬送速度に追従させるようには構成さ
れていない。
本発明は前記諸点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、被塗物の移動速度が変
化しても、被塗物に一定厚の塗膜を形成し得る塗
装装置を提供することにある。
前記目的は、本発明によれば、搬送される被塗
物に塗料を吹き付ける塗装ノズルと、前記被塗物
の搬送速度を検出して速度検出信号を発する検出
器と、供給される空気圧力によつて塗料を前記塗
装ノズルに送給する送給装置と、この送給装置に
よつて前記塗装ノズルに送給される塗料の量を前
記被塗物の搬送速度に比例させて前記塗装ノズル
によつて被塗物に形成される塗膜厚を一定にすべ
く、前記検出器からの速度検出信号に従つて、送
給装置に供給すべき空気圧力の値を決定する決定
装置と、この決定装置によつて決定された値の空
気圧力を前記送給装置に供給する空気圧力供給装
置とからなる塗装装置によつて達成される。
次に本発明による好ましい一具体例を図面に基
づいて説明する。
図において、被塗物1を吊り下げ又は載置して
搬送する搬送装置2の搬送速度、即ち被塗物1の
移動速度は速度検出器3で検出されている。検出
器3はタコジエネレータ又は搬送装置2の移動に
従つてパルスを出力するパルス発生器であつても
よく、演算部4でデジタル演算を行う際には、タ
コジエネレータの出力はデジタル変換される。ま
た、検出器3がパルス発生器である際には、演算
部において発生されるパルス数が単位時間当り何
個であるかによつて搬送速度が検出される。演算
部4は、検出した搬送速度Vと、規準値設定器5
に設定された規準搬送速度VRとを比較し、その
差△Vを求めると共に、差△Vより補正すべき値
を記憶装置6より読み出し読み出した補正値を設
定器5で設定された塗料規準供給量QRに対応す
る規準値(以下の具体例では規準圧力値QR)に
加減して圧力調整部7に出力する。塗装ノズル8
へ供給する塗料の流量Qの制御を、送給装置とし
ての塗料タンク9へ加える空気圧力Pを調整して
行うようにすると、流量Qと空気圧Pとの間には
次の関係を有している。
Q=C√ ………(1) そうして搬送速度Vと流量Qとの間の関係をQ
=aVとすると(1)式より、 P=AV2 ………(2) 但しA=a/C となる。よつて記憶装置6には予め差△V0,△
V1,△V2,………に対応した△P0,△P1,△P2
………の圧力データが格納されており、演算部4
は差△Vの検出後データ△P0,△P1,△P2,……
…を読み出し、規準圧力PRから△P0,△P1,△
P2,………を加減して加減結果を圧力調整部7に
出力する。(2)式は圧送ポンプにより塗装ノズル8
へ供給する塗料の流量を制御する場合にも適用し
得る。また、記憶装置6を用いず、演算部4で(2)
式の計算を行わせて演算結果を規準圧力PRから
加減して、この加減結果を圧力調整部7に出力す
るようにしてもよい。圧力調整部7は例えば空気
圧縮機からなる空気圧発生源10からの圧縮空気
を調整して塗料タンク9に供給する。従つて圧力
調整部7は弁等から構成されており、演算部4か
らの信号により弁開度が設定される。圧力調整部
7には、圧力調整部7から出力される空気圧力を
検出する圧力検出器11からの電気信号が入力さ
れており、圧力検出器11からの電気信号と演算
部4からの信号との差を検出して差が零になるま
で圧力調整部7は調整動作を行う。ノズル8を先
端に有した回動自在のアーム12からなるロボツ
ト13は、被塗物1の移動に従つて塗装領域14
内で被塗物1に塗装を施す。被塗物1が規準の速
度で搬送される際は、ノズル8は被塗物1に対し
て一定の速度(相対速度)で動かされ、被塗物1
が規準の速度以上又は以下で搬送される際には、
塗装領域14内で塗装を終了すべく、前記相対速
度より速い又は遅い一定の速度で移動される。
尚、ロボツト13の動作制御装置には公知の手段
が適用される。以上において、決定装置は、演算
部4、規準値設定器5及び記憶装置6からなり、
空気圧力供給装置は、圧力調整部7、空気圧発生
源10及び圧力検出器11からなる。
このように構成された塗装装置20は次のよう
に動作する。被塗物1が搬送装置2により矢印A
方向に搬送されていると、検出器3は搬送装置2
の搬送速度を検出して、電気信号として演算部4
に供給する。演算部4は検出器3からの搬送速度
V0と設定器5に設定された規準搬送速度VRとを
比較し、その差を求める。求めた差により、記憶
装置6をアクセスして、差に対応する加減すべき
圧力データ△Pを読み出す。この場合検出器3か
らの搬送速度V0と規準搬送速度VRとが等しいた
め、例えば記憶装置6の0番地から圧力データ△
P0が演算部4に読み出される。読み出された圧力
データ△P0は規準圧力PRに加算され、加算結果
が圧力調整部7に出力され、設定されるべき圧力
値とされる。尚、この場合△P0=0となるため設
定されるべき圧力値は規準圧力PRとなる。圧力
調整部7は電気信号でもつて供給された圧力デー
タPRに基づいて弁開度を設定する電動モータを
動作させ、空気発生源10からの空気を圧力デー
タPRに相当する圧力で塗料タンク9に供給す
る。圧力検出器11は圧力調整部7からの空気の
圧力を検出して圧力調整部7に帰還している。従
つて圧力検出器11からの検出信号において、塗
料タンク9に供給される圧縮空気の圧力が圧力デ
ータPRに相当すると、圧力調整部7は弁開度を
設定する電動モータの動作を停止する。これによ
り、塗料タンク9には圧力データPRに対応する
圧力を有する圧縮空気が供給され、塗料タンク9
はこの圧縮空気圧に基づいて塗料をノズル8に供
給する。ノズル8からは塗料タンク9から供給さ
れた塗料が被塗物1に向つて噴射され、被塗物は
一定厚の塗膜が形成されるように塗装される。と
ころで搬送装置2において搬送速度V0がV1(V1
>V0)に変化すると、演算部4は搬送速度V1と規
準搬送速度VRとの差を求め、この差に基づいて
記憶装置6から補正すべき圧力データを読み出
す。この場合、搬送速度V1と規準搬送速度VR
の差が+△V1であれば、△V1をアドレスすると
して△V1番地から圧力データ△P1が記憶装置6
から読み出される。この読み出された圧力データ
△P1は規準圧力PRと加算され、加算結果(PR
P1)は圧力調整部7に供給され、圧力調整部7は
供給された圧力データ(PR+△P1)に基づいて弁
開度を設定する。従つて塗料タンク9には、圧力
データ(PR+△P1)に相当する圧力の上昇した圧
縮空気が空気発生源10から供給され、この圧縮
空気でもつて塗料タンク9はノズル8に塗料を供
給する。この結果ノズル8からは、塗料が若干多
く噴射され、被塗物1には一定厚の塗膜が形成さ
れる。一方搬送装置2において搬送速度V0がV-1
(V-1<V0)に変化すると、演算部4は△V1をアド
レスとして圧力データ△P1を記憶装置6から読み
出すと共に、この読み出した圧力データ△P1と規
準圧力PRとを減算し、減算結果(PR−P1)を圧
力調整部7に供給する。圧力調整部7は圧力デー
タ(PR−P1)に基づいて弁開度を調整し、圧力デ
ータ(PR−P1)に相当する圧力の下降した圧縮空
気を塗料タンク9に供給する。従つてノズル8か
らは、塗料が若干少なく噴射され、被塗物1には
一定厚の塗膜が形成される。
尚、前記具体例等における電動モータは直流、
交流型でもよく、一方、ステツプモータでもよ
い。加えて、圧力調整部7を構成する弁にエアサ
ーボ弁を適用するとより正確な圧力調整を行い得
る。加えて、演算部4にマイクロコンピユータを
用いると小型化が計れ好ましい。また、設定器5
に操作盤を接続し、設定器5に設定される規準速
度VR、規準圧力VR及び規準流量QRを外部より
任意に設定し得るように構成してもよい。
前記の如く、本発明によれば、被塗物の搬送速
度に対応して塗料噴射量を制御し得るため、塗装
品質を向上させることができると共に、塗料の無
駄を無くし得る。加えて自動的に塗料噴射量を制
御し得るため、塗装作業において無人化、合理化
を達成できる。
また、本発明の塗装装置では上述の如く、送給
装置が、空気圧力によつて塗料を塗装ノズルに送
給するが故に、塗料液面をほぼ常時静的な状態に
保ち得、塗料の特性を所望に維持し得る。さらに
本発明では、搬送速度検出器からの速度検出信号
に従つて、送給装置に供給すべき空気圧力の値を
決定し、この決定された値の空気圧力を空気圧力
供給装置によつて送給装置に供給するが故に、こ
の送給装置によつて塗装ノズルに送給される塗料
の量を被塗物の搬送速度に実質的に比例させるこ
とができ、それ故空気圧力送給技術を用いるにも
かかわらず塗装ノズルによつて被塗物に形成され
る塗膜厚を、種々の搬送速度においても一定にし
得る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の好ましい一具体例の説明図であ
る。 1……被塗物、2……搬送装置、3……速度検
出器、4……演算部、8……塗装ノズル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 搬送される被塗物に塗料を吹き付ける塗装ノ
    ズルと、前記被塗物の搬送速度を検出して速度検
    出信号を発する検出器と、供給される空気圧力に
    よつて塗料を前記塗装ノズルに送給する送給装置
    と、この送給装置によつて前記塗装ノズルに送給
    される塗料の量を前記被塗物の搬送速度に比例さ
    せて前記塗装ノズルによつて被塗物に形成される
    塗膜厚を一定にすべく、前記検出器からの速度検
    出信号に従つて、送給装置に供給すべき空気圧力
    の値を決定する決定装置と、この決定装置によつ
    て決定された値の空気圧力を前記送給装置に供給
    する空気圧力供給装置とからなる塗装装置。
JP5215780A 1980-04-19 1980-04-19 Painting apparatus Granted JPS56147650A (en)

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JP5215780A JPS56147650A (en) 1980-04-19 1980-04-19 Painting apparatus

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JPS56147650A JPS56147650A (en) 1981-11-16
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JPS56147650A (en) 1981-11-16

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