JPH11123348A - 静電塗装装置 - Google Patents
静電塗装装置Info
- Publication number
- JPH11123348A JPH11123348A JP30643197A JP30643197A JPH11123348A JP H11123348 A JPH11123348 A JP H11123348A JP 30643197 A JP30643197 A JP 30643197A JP 30643197 A JP30643197 A JP 30643197A JP H11123348 A JPH11123348 A JP H11123348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- rotation
- paint
- air motor
- rotation speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/025—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
- B05B5/04—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces
- B05B5/0415—Driving means; Parts thereof, e.g. turbine, shaft, bearings
Landscapes
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗料の吐出量の変動に応じてエアモータの回
転数を適正に自動制御し得る静電塗装装置を提供する。 【解決手段】 ベルカップ１１へ供給される塗料の流量
を検知する流量センサ１５を塗料の塗料ホース２に設
け、エアモータ１２へ送出されるエアのエア圧を制御す
るエア圧調整弁１６をエアホース１に設け、エアモータ
１２にその回転数を検知する回転数センサ１７を付属さ
せる。検知された流量に対して塗料の適正な微粒化状態
を確保させるエアモータ１２の回転数を規定する回転数
設定データを複数種類の塗料についてそれぞれテーブル
として記憶するデータ記憶手段２０と、このデータ記憶
手段から使用する塗料に所属のテーブルを選択して検知
された流量に対応するエアモータ１２の回転数を設定す
る回転数設定手段２１と、検知された回転数を設定され
た回転数に平衡させるようにエア圧調整弁１６をフィー
ドバック制御する弁制御手段２２とを備える。
転数を適正に自動制御し得る静電塗装装置を提供する。 【解決手段】 ベルカップ１１へ供給される塗料の流量
を検知する流量センサ１５を塗料の塗料ホース２に設
け、エアモータ１２へ送出されるエアのエア圧を制御す
るエア圧調整弁１６をエアホース１に設け、エアモータ
１２にその回転数を検知する回転数センサ１７を付属さ
せる。検知された流量に対して塗料の適正な微粒化状態
を確保させるエアモータ１２の回転数を規定する回転数
設定データを複数種類の塗料についてそれぞれテーブル
として記憶するデータ記憶手段２０と、このデータ記憶
手段から使用する塗料に所属のテーブルを選択して検知
された流量に対応するエアモータ１２の回転数を設定す
る回転数設定手段２１と、検知された回転数を設定され
た回転数に平衡させるようにエア圧調整弁１６をフィー
ドバック制御する弁制御手段２２とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアモータで回転
駆動されるベルカップにより塗料を吐出するようになっ
た静電塗装装置に関するものである。
駆動されるベルカップにより塗料を吐出するようになっ
た静電塗装装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の回転霧化式の塗装機での塗料の
塗料微粒化は粘性等の塗料の特性、吐出量及びベルカッ
プの回転数に依存し、吐出量に対する回転数が適正な範
囲にないと粒子が細か過ぎて塗面に気泡を生じたり或い
は大き過ぎて垂れを生じることになる。そこで、塗装作
業に際して適正な微粒化状態を確保するために、作動時
の吐出量に対応する回転数を塗料の種類に応じて設定す
ることにより塗料品質を確保している。
塗料微粒化は粘性等の塗料の特性、吐出量及びベルカッ
プの回転数に依存し、吐出量に対する回転数が適正な範
囲にないと粒子が細か過ぎて塗面に気泡を生じたり或い
は大き過ぎて垂れを生じることになる。そこで、塗装作
業に際して適正な微粒化状態を確保するために、作動時
の吐出量に対応する回転数を塗料の種類に応じて設定す
ることにより塗料品質を確保している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、塗装作
業中において温度変動に伴う塗料の粘度の変動或いは単
位時間当たりの塗料の流量の変動等に起因するベルカッ
プからの吐出量の変動に対しては、回転数の追従調整を
行うことはできなかった。したがって、これらを原因と
して微粒化状態が敏感に変動する例えば耐酸性雨用等の
新種の塗料については、作業に際してベルカップの回転
数を設定しただけでは塗料品質を確保するのに充分とは
云えなかった。
業中において温度変動に伴う塗料の粘度の変動或いは単
位時間当たりの塗料の流量の変動等に起因するベルカッ
プからの吐出量の変動に対しては、回転数の追従調整を
行うことはできなかった。したがって、これらを原因と
して微粒化状態が敏感に変動する例えば耐酸性雨用等の
新種の塗料については、作業に際してベルカップの回転
数を設定しただけでは塗料品質を確保するのに充分とは
云えなかった。
【０００４】本発明は、このような点に鑑みて、塗料の
吐出量の変動に応じてエアモータの回転数を適正に自動
制御し得る静電塗装装置を提供することを目的とする。
吐出量の変動に応じてエアモータの回転数を適正に自動
制御し得る静電塗装装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項１により、エアモータで回転駆動
されるベルカップから塗料を吐出するようになった静電
塗装装置において、ベルカップへ供給される塗料の流量
を検知する流量センサを塗料の供給路に設け、エアモー
タへ送出されるエアのエア圧を制御するエア圧調整弁を
エアの供給路に設け、エアモータにその回転数を検知す
る回転数センサを付属させ、検知された流量に対して塗
料の適正な微粒化状態を確保させるエアモータの回転数
を規定する回転数設定データを複数種類の塗料について
それぞれテーブルとして記憶するデータ記憶手段と、こ
のデータ記憶手段から使用する塗料に所属のテーブルを
選択して検知された流量に対応するエアモータの回転数
を設定する回転数設定手段と、検知された回転数を設定
された回転数に平衡させるようにエア圧調整弁をフィー
ドバック制御する弁制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
成するために、請求項１により、エアモータで回転駆動
されるベルカップから塗料を吐出するようになった静電
塗装装置において、ベルカップへ供給される塗料の流量
を検知する流量センサを塗料の供給路に設け、エアモー
タへ送出されるエアのエア圧を制御するエア圧調整弁を
エアの供給路に設け、エアモータにその回転数を検知す
る回転数センサを付属させ、検知された流量に対して塗
料の適正な微粒化状態を確保させるエアモータの回転数
を規定する回転数設定データを複数種類の塗料について
それぞれテーブルとして記憶するデータ記憶手段と、こ
のデータ記憶手段から使用する塗料に所属のテーブルを
選択して検知された流量に対応するエアモータの回転数
を設定する回転数設定手段と、検知された回転数を設定
された回転数に平衡させるようにエア圧調整弁をフィー
ドバック制御する弁制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【０００６】回転数設定手段は、使用する塗料に所属す
るテーブルを基に、検知された流量に対して適正なエア
モータの回転数を設定する。弁制御手段は、検知された
回転数と設定された回転数との偏差に応じてエア圧調整
弁をフィードバック制御し、エア圧の増減によりエアモ
ータの回転数を適正な設定回転数に平衡させる。
るテーブルを基に、検知された流量に対して適正なエア
モータの回転数を設定する。弁制御手段は、検知された
回転数と設定された回転数との偏差に応じてエア圧調整
弁をフィードバック制御し、エア圧の増減によりエアモ
ータの回転数を適正な設定回転数に平衡させる。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１及び図２を基に本発明の実施
の形態の一例による静電塗装装置を説明する。図１にお
いて、１０は回転により塗料を霧化状態で吐出するベル
カップ１１及びその回転駆動を行うエアモータ１２を備
えた静電塗装装置のベル本体である。ベルカップ１１
は、塗料ホース２を通して塗料をポンプにより供給さ
れ、かつ図示しない高電圧回路により高電圧が印加され
た塗料を吐出すると共に、エアホース１を通して供給さ
れるエアによりその圧力に応じた速度で回転駆動され
る。
の形態の一例による静電塗装装置を説明する。図１にお
いて、１０は回転により塗料を霧化状態で吐出するベル
カップ１１及びその回転駆動を行うエアモータ１２を備
えた静電塗装装置のベル本体である。ベルカップ１１
は、塗料ホース２を通して塗料をポンプにより供給さ
れ、かつ図示しない高電圧回路により高電圧が印加され
た塗料を吐出すると共に、エアホース１を通して供給さ
れるエアによりその圧力に応じた速度で回転駆動され
る。
【０００８】塗料ホース２には、吐出量を規定する単位
時間当たりの塗料流量を検知する流量センサ１５が設け
られている。エアホース１には、エアモータ１２へ送出
するエアの圧力を入力する制御信号に応答して制御する
エア圧調整弁１６が設けられている。エアモータ１２に
は、その単位時間当たりの回転数を検知する回転数セン
サ１７が付属している。
時間当たりの塗料流量を検知する流量センサ１５が設け
られている。エアホース１には、エアモータ１２へ送出
するエアの圧力を入力する制御信号に応答して制御する
エア圧調整弁１６が設けられている。エアモータ１２に
は、その単位時間当たりの回転数を検知する回転数セン
サ１７が付属している。
【０００９】エア圧調整弁１６には、使用する可能性の
ある複数種類の塗料について吐出量即ち流量に対するエ
アモータ１２の回転数を規定する図２に示す回転数設定
データを複数種類のテーブルとして記憶するデータ記憶
手段２０と、外部設定に応答し使用する塗料に所属のテ
ーブルを選択して流量センサ１５の検知信号に対応する
エアモータ１２の回転数を設定する回転数設定信号を出
力する回転数設定手段２１と、回転数センサ１７の検知
信号及び回転数設定信号間の偏差に応じてエア圧調整弁
１６をフィードバック制御する弁制御手段２２とが付属
している。データ記憶手段２０は、検知された流量に対
して塗料の最適な微粒化状態を確保するエアモータ１２
の回転数を規定する回転数設定データを複数種類の塗料
についてそれぞれテーブルとして記憶している。
ある複数種類の塗料について吐出量即ち流量に対するエ
アモータ１２の回転数を規定する図２に示す回転数設定
データを複数種類のテーブルとして記憶するデータ記憶
手段２０と、外部設定に応答し使用する塗料に所属のテ
ーブルを選択して流量センサ１５の検知信号に対応する
エアモータ１２の回転数を設定する回転数設定信号を出
力する回転数設定手段２１と、回転数センサ１７の検知
信号及び回転数設定信号間の偏差に応じてエア圧調整弁
１６をフィードバック制御する弁制御手段２２とが付属
している。データ記憶手段２０は、検知された流量に対
して塗料の最適な微粒化状態を確保するエアモータ１２
の回転数を規定する回転数設定データを複数種類の塗料
についてそれぞれテーブルとして記憶している。
【００１０】これらの各部２０〜２２は、前述のテーブ
ルをＲＯＭに記憶させると共に、ＣＰＵがＲＡＭと協動
することにより外部設定及び入力する流量検知信号に応
答して塗料に所属のテーブルの回転数設定データを検索
し、その設定回転数と回転数センサ１７の検知した回転
数との偏差に対応する制御信号を出力するようにＲＯＭ
にプログラムされたマイクロコンピュータで構成するこ
とができる。
ルをＲＯＭに記憶させると共に、ＣＰＵがＲＡＭと協動
することにより外部設定及び入力する流量検知信号に応
答して塗料に所属のテーブルの回転数設定データを検索
し、その設定回転数と回転数センサ１７の検知した回転
数との偏差に対応する制御信号を出力するようにＲＯＭ
にプログラムされたマイクロコンピュータで構成するこ
とができる。
【００１１】このように構成された静電塗装装置の動作
は次の通りである。静電塗装に際して、塗料の種類を外
部設定すると、回転数設定手段２１は所属の回転数設定
データのテーブルを選択し、流量センサ１５の検知信号
に対応する回転数設定信号を出力する。弁制御手段２２
は、回転数設定信号に対する回転数センサ１７の検知信
号の偏差に応じた極性及びレベルの制御信号を出力して
エア圧調整弁１６を減圧又は増圧方向へフィードバック
制御し、実際の回転数を設定された回転数に平衡させ
る。
は次の通りである。静電塗装に際して、塗料の種類を外
部設定すると、回転数設定手段２１は所属の回転数設定
データのテーブルを選択し、流量センサ１５の検知信号
に対応する回転数設定信号を出力する。弁制御手段２２
は、回転数設定信号に対する回転数センサ１７の検知信
号の偏差に応じた極性及びレベルの制御信号を出力して
エア圧調整弁１６を減圧又は増圧方向へフィードバック
制御し、実際の回転数を設定された回転数に平衡させ
る。
【００１２】したがって、ベルカップ１１は塗料の特性
に応じて、その吐出量に適合した回転数で常時作動し、
何らかの原因で塗料の吐出量、即ち流量が変動した場合
でも回転数が相応に追従し、微粒化状態が一定に確保さ
れる。
に応じて、その吐出量に適合した回転数で常時作動し、
何らかの原因で塗料の吐出量、即ち流量が変動した場合
でも回転数が相応に追従し、微粒化状態が一定に確保さ
れる。
【００１３】
【発明の効果】以上、本発明によれば、塗料を適正に微
粒化させるベルカップの回転数が、微粒化を変動させる
要因となる吐出量の変動に適合するように追従制御され
ることにより、回転数に応じて微粒化状態が敏感に変動
する材質の塗料、即ち吐出量に対する適正な回転数範囲
が狭い塗料に対しても塗装品質を確保することができ
る。
粒化させるベルカップの回転数が、微粒化を変動させる
要因となる吐出量の変動に適合するように追従制御され
ることにより、回転数に応じて微粒化状態が敏感に変動
する材質の塗料、即ち吐出量に対する適正な回転数範囲
が狭い塗料に対しても塗装品質を確保することができ
る。
【図１】本発明の実施の形態による静電塗装装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図２】同装置の記憶して回転数制御用のデータを説明
する図である。
する図である。
１ エアホース ２ 塗料ホース １１ ベルカップ １２ エアモータ １５ 流量センサ １６ エア圧調整弁 １７ 回転数センサ
Claims (1)
- 【請求項１】 エアモータで回転駆動されるベルカップ
から塗料を吐出するようになった静電塗装装置におい
て、 ベルカップへ供給される塗料の流量を検知する流量セン
サを塗料の供給路に設け、エアモータへ送出されるエア
のエア圧を制御するエア圧調整弁をエアの供給路に設
け、前記エアモータにその回転数を検知する回転数セン
サを付属させ、 検知された流量に対して塗料の適正な微粒化状態を確保
させる前記エアモータの回転数を規定する回転数設定デ
ータを複数種類の塗料についてそれぞれテーブルとして
記憶するデータ記憶手段と、このデータ記憶手段から使
用する塗料に所属の前記テーブルを選択して検知された
流量に対応する前記エアモータの前記回転数を設定する
回転数設定手段と、検知された前記回転数を設定された
前記回転数に平衡させるように前記エア圧調整弁をフィ
ードバック制御する弁制御手段とを備えたことを特徴と
する静電塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30643197A JPH11123348A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 静電塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30643197A JPH11123348A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 静電塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11123348A true JPH11123348A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17956943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30643197A Pending JPH11123348A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 静電塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11123348A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005079996A1 (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-01 | Abb K.K. | 回転霧化頭型塗装装置 |
| JP2015089537A (ja) * | 2013-11-06 | 2015-05-11 | 旭サナック株式会社 | 静電塗装装置 |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP30643197A patent/JPH11123348A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005079996A1 (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-01 | Abb K.K. | 回転霧化頭型塗装装置 |
| KR100698569B1 (ko) * | 2004-02-23 | 2007-03-21 | 에이비비 가부시키가이샤 | 회전 무화 헤드형 도장 장치 |
| CN100446869C (zh) * | 2004-02-23 | 2008-12-31 | Abb株式会社 | 旋转雾化头型喷涂装置 |
| US7694645B2 (en) | 2004-02-23 | 2010-04-13 | Abb K.K. | Rotary atomization head painting device |
| JP2015089537A (ja) * | 2013-11-06 | 2015-05-11 | 旭サナック株式会社 | 静電塗装装置 |
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