JPH06296907A - エアレス塗装装置における塗料吐出量制御装置 - Google Patents

エアレス塗装装置における塗料吐出量制御装置

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Publication number
JPH06296907A
JPH06296907A JP11378193A JP11378193A JPH06296907A JP H06296907 A JPH06296907 A JP H06296907A JP 11378193 A JP11378193 A JP 11378193A JP 11378193 A JP11378193 A JP 11378193A JP H06296907 A JPH06296907 A JP H06296907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
set value
control signal
gradually
air
paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP11378193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideya Miyazaki
英哉 宮崎
Shigeki Tanaka
茂樹 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
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Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp filed Critical Asahi Sunac Corp
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Publication of JPH06296907A publication Critical patent/JPH06296907A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御信号の設定値の変更時に塗料の吐出量が
オーバーシユートするのを防止する。 【構成】 電空調整器9へ電気的制御信号を出力する制
御器11は、回転スイツチ13を各目盛12に切り換え
て合わせることにより設定値を変更し得るとともに、各
目盛12間では設定値が徐々に変化する連続可変式とな
つている。制御信号の設定値を上げる際、回転スイツチ
13を新たな設定値の目盛12に向けて徐々に回動させ
ると、制御値が新たな設定値に向かつて勾配を持つて徐
々に変化した制御信号が電空調整器9に出力される。そ
のためエアモータ1への駆動エアの供給圧が、(B)の
(a)のように徐々に上昇し、エアモータ1の運動速度
が徐々に増加して、(b)のようにポンプ2a、2bか
ら圧送される塗料の液圧も目標値を超えることなく徐々
に上昇して目標値に達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアレス塗装装置にお
いてポンプからの塗料圧送圧を調整することにより吐出
量を制御するようにした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、二液式のエアレス塗装装置の概要
を本発明の一実施例を示す図1(A)を参照して説明す
ると、エアモータ1にエア供給源10から駆動エアを供
給して駆動させると、それに連結された主剤用ポンプ2
aと硬化剤用ポンプ2bとが駆動されて、タンク3a、
3bに貯留された主剤Aと硬化剤Bとが夫々汲み上げら
れて高圧で圧送され、混合器4で混合されたのち塗装ガ
ン5に供給されてノズル6から吐出されるようになつて
いる。
【0003】このようなエアレス塗装装置では、塗料の
吐出量はノズル6の口径で決められるが、同じ口径のノ
ズル6でも塗料の液圧を変えることによつて、±数10
%の範囲ではあるが吐出量を変えることができる。
【0004】そのためには、ポンプ2a、2bを駆動す
るエアモータ1への駆動エアの供給圧を変えれば良く、
そのため同図に示すように、駆動エアの供給路8に、入
力される電気的制御信号に対応して駆動エアの供給圧を
変化させ得る電空調整器9を介設し、その電空調整器9
への制御信号の設定値を変更することにより吐出量を変
更させることが一部で行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、電空調整器9へ
の制御信号の設定値の変更に際しては、複数の設定値を
予め定めておいて、切換スイツチ等により選択して出力
するようにしていたため、例えば設定値を上げた場合
に、エアモータ1への駆動エアの供給圧が図2の(a)
に示すように急激に立ち上がり、エアモータ1の運動速
度と供給エア圧のバランスが崩れてエアモータ1の運動
速度が一時的ではあるが予定以上に高くなつて、塗料の
液圧が同図の(b)の矢線xの位置に示すように目標圧
を超過し、すなわち、吐出量が一時的に過多となつて塗
りむらができる欠点があつた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエアレス塗装装
置における塗料吐出量制御装置は、叙上の点に鑑み完成
されたものであつて、エアモータで駆動されるポンプに
より塗料を高圧で塗装ガンに圧送して吐出するようにし
たエアレス塗装装置の、エアモータへの駆動エアの供給
路に、入力される電気的制御信号に対応して駆動エアの
供給圧を変化させる電空調整器を介設するとともに、そ
の電空調整器への制御信号の設定値を変更し得、かつ、
設定値を変更する場合に新たな設定値に向かつて勾配を
持つて徐々に変更させる機能を備えた制御器を設けた構
成とした。
【0007】
【作用】制御器により電空調整器への制御信号の設定値
を変更すると、制御器自身が備えた機能によつて、制御
信号の設定値は新たな設定値に向かつて勾配を持つて徐
々に変更される。
【0008】そのため、エアモータに供給される駆動エ
アの供給圧も徐々に変化して、それに伴いエアモータは
その運動速度をエア供給圧との間でバランスを取りつつ
徐々に高低変化させ、それによりポンプから圧送される
塗料の液圧も目標値を超えることなくその目標値に達
し、過多若しくは過少状態を呈することなく目標の塗料
吐出量が得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。本実施例では、既述したエアレス塗装装置にお
ける電空調整器9への制御信号の入力手段として、制御
器11が接続されている。
【0010】この制御器11は、目標とする塗料吐出量
に対応して制御信号の複数の設定値が定められ、各設定
値の大小の順に形成した目盛12に回転スイツチ13の
指標14を切り換えて合わせることにより設定値を変更
できるのに加えて、スイツチ13の指標14が各目盛1
5の間を回動する間は設定値を徐々に変化させることの
できる、すなわち制御信号の設定値を連続可変して出力
できるようになつている。
【0011】本実施例はこのような構造になり、制御信
号の設定値を上げる際、回転スイツチ13を新たな設定
値の目盛12に向けて徐々に回動させると、制御信号は
その制御値を新たな設定値に向かつて勾配を持つて徐々
に上げつつ電空調整器9に出力される。
【0012】そのため、エアモータ1に供給される駆動
エアの供給圧が、図1(B)の(a)に示すように目標
値に向かつて徐々に上昇し、それに伴いエアモータ1は
その運動速度を供給エア圧との間でバランスを取りつつ
徐々に増加させ、それにより、同図の(b)に示すよう
に、ポンプ2a、2bから圧送される塗料の液圧が目標
値を超えることなく徐々に上昇して目標値に達し、塗料
の吐出量が一時的な過多現象を呈することなく目標値に
達する。
【0013】もちろん、塗料の吐出量を下げるために制
御信号の設定値を下げる場合にも、同様の操作をするこ
とによつて、塗料吐出量を過少変動なく目標値まで下げ
ることができる。
【0014】なお、上記実施例では、制御信号の制御値
を勾配を持つて変更するのを、回転スイツチ13の操作
による機械的手段によつて行うようにしたが、時定数回
路等の電気的手段を用いて設定値の切換操作に伴つて自
動的に行われるようにしても良い。
【0015】また、本発明は上記実施例の二液式のもの
に限らず、単一塗料式のものを含むエアレス塗装装置全
般の塗料吐出量の制御に広く適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御信号値の変更により塗料吐出量を変える場合に、そ
の立ち上がりにも吐出量が目標値を超えてしまういわゆ
るオーバーシユート現象を呈することなく安定した吐出
量が得られ、塗りむらのない良好な塗装を施すことがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施例の構成図であり、
(B)は駆動エアのエア圧と塗料の液圧の変化の状態を
示す説明図である。
【図2】従来例によるエア圧と液圧の変化の状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1:エアモータ 2a、2b:ポンプ 5:塗装ガン
8:(駆動エアの)供給路 9:電空調整器 11:制
御器 13:回転スイツチ A:主剤 B:硬化剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアモータで駆動されるポンプにより塗
    料を高圧で塗装ガンに圧送して吐出するようにしたエア
    レス塗装装置の、前記エアモータへの駆動エアの供給路
    に、入力される電気的制御信号に対応して前記駆動エア
    の供給圧を変化させる電空調整器を介設するとともに、
    該電空調整器への前記制御信号の設定値を変更し得、か
    つ、設定値を変更する場合に新たな設定値に向かつて勾
    配を持つて徐々に変更させる機能を備えた制御器を設け
    たことを特徴とするエアレス塗装装置における塗料吐出
    量制御装置。
JP11378193A 1993-04-16 1993-04-16 エアレス塗装装置における塗料吐出量制御装置 Pending JPH06296907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11378193A JPH06296907A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 エアレス塗装装置における塗料吐出量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11378193A JPH06296907A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 エアレス塗装装置における塗料吐出量制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06296907A true JPH06296907A (ja) 1994-10-25

Family

ID=14620948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11378193A Pending JPH06296907A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 エアレス塗装装置における塗料吐出量制御装置

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JP (1) JPH06296907A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010036063A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Anest Iwata Corp 空圧制御弁を用いた塗料供給制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010036063A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Anest Iwata Corp 空圧制御弁を用いた塗料供給制御方法

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