JPS6148236A

JPS6148236A - 送信機

Info

Publication number: JPS6148236A
Application number: JP17066384A
Authority: JP
Inventors: Yoshifumi Tateda; 舘田　良文; Akio Teranishi; 寺西　昭男
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-08-16
Filing date: 1984-08-16
Publication date: 1986-03-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は簡易型の表面波発振子を用いた無線通信に供す
る送信機に関するものである。

２ベ−ゾ従来例の構成とその問題点近年表面波素子に関する技術が進み、フィルりや発振子
等に広く用いられている。表面波発振子による発振器は
、水晶基板を用いると発振周波数が安定でかつＩＧＨ２
以上の周波数まで直接発振が可能であり、従来の水晶発
振器の出力を逓倍する方式に比べ、部品数及びスプリア
スの点で有利である。従って、簡易型の送信機に適して
おり、当該分野において注目を受けている。

以下図面を参照しながら、上述の表面波発振子を設けた
従来の送信機について説明する。

第１図は従来の送信機のブロック構成を示すものである
。

第１図において、表面波発振子１は狭帯域フィルタとし
て動作し、入力整合回路２を介し、増幅器３の出力に接
続されている。さらに出力整合回路４及び移相器５を介
し増幅器３の入力に接続され、ループ発振器を構成する
。このル−プ発振器の出力信号は、フィルタ６を用いて
高調波成分を除去し、アンテナ７より電波を壜輻射する
。なお、発振信号は外部入力信号イにより変調する。

以上のように構成された送信機について、以下その動作
を説明する。まず表面波発振子１．−人力及び出力整合
回路２，４．移相器５及び増幅器３で構成されるループ
において利得及び位成条件が満されると、このループは
発振する。この発振信号の一部をフィルタらを介して取
り出し、アンテナ７に供給することにより、アンテナ７
より電波を輻射することができる。なお、移相器５は外
部入力信号イに応じて前記ループの位相条件を変更する
ことにより、送信信号を周波数変調する。

しかし、上記の構成においては入力整合回路２及びフィ
ルタ６、アンテナ７等のように部品数が多く、回路が複
雑になるばかりでなく、調整個所が多い等の欠点があっ
た。

発明の目的本発明は従来技術のもつ以上のような欠点を解消するも
ので、非常に簡単な構成の表面波発振子を用いた送信機
を提供するものである。

発明の構成本発明の構成は、ループアンテナと表面波発振子と増幅
器と変調手段を備え、前記ループアンテナが前記表面波
発振子の入力整合機能、フィルタの機能を果すようにし
たものである。

実施例の説明以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第２図は本発明の第１の実施例における送信機の要部ブ
ロック図を示すものである。

第２図において、表面波発振子８は狭帯域フィルタとし
て動作し、増幅器９の出力信号をループアンテナづ０を
介して入力する。さらに、表面波発振子８の出力信号は
、出力整合回路１１と移相器１２を介し増幅器ｅの入力
に送出され、ループ発振器を構成する。

このループ発振器において、発振した信号の一部は、ル
ープアンテナ１０より電波として空間に輻射される。さ
らに、発振信月は外部入力信号口と移相器１２によって
周波数変調される。

第３図はループアンテナ１ｏの構成を詳細に説明する回
路図で、ループ１Ｏａ表コンデンサ１０ｂは共振回路を
構成し、発振周波数に近い共振周波数とする。表面波発
振子８及び増幅器９と接続するタップ位置は両者の入力
及び出力インピーダンスとの整合が良くなるよう決定す
る。リアクタンス素子１０　ｃは、整合が不十分の場合
に挿入する。

以上のように構成された送信機について以下その動作を
説明する。表面波発振子８．増幅器９゜ループアンテナ
１０．出力整合回路１１及び移相器１２で構成されるル
ープの利得及び位相条件が満されると、このループは発
振する。この発振周波数はループの位相条件で決捷るの
で、外部入力信号口と移相器１２によって周波数変調さ
れる。

壕だ、ループアンテナ１０に流れる高周波電流によって
、ループ発振器の発振信号の一部が電波となって空間に
輻射される。まだ、ループアンテナ１０は、共振器で構
成されるので、高調波成分の輻射は抑圧することができ
る。

以上の実施例によれば、ループアンテナ１０に表面波発
振器の入力整合機能と高周波に対するフ６べ一７゛イルタの機能を持たせることにより、非常に簡単な構成
で、高調波で輻射の少ない、表面波発振子を用いた送信
機を実現することができる。

なお、上記実施例ではループアンテナ１０にリアクタン
ス素子１０ｃを用いたが、抵抗器を用いたり、リアクタ
ンス素子を介せず直接接続することもできる。

以下、本発明の第２の実施例について説明する。

第４図は本発明の第２の実施例における送信機のブロッ
ク図である。

第４図において第２図の構成と異なる点は第２図の実施
例より出力整合回路１１を省き、ループアンテナ１０を
後述するループアンテナ１３に変更し、外部入力信号口
をそのループアンテナ１３に加えるように構成した点で
ある。

第５図はそのループアンテナ１３の回路図で、ループ１
３ａとコンデンサ１３ｂと可変リアタンス素子１３　ｃ
Ｋよる並列共振器を構成している。

可変リアクタンス素子１３ｃは外部信号口によってイン
ピーダンスが変化し、並列共振器の共振周７　・、波数が変化する。

以上のように構成された送信機によれば、ループ発振の
動作は第２図の実施例とほぼ同様であるが、出力整合回
路を除いても十分なループ利得が得られ、位相条件が満
されれば、このループも発振する。発振周波数は、ルー
プの位相条件で決まるので、外部入力口によるループア
ンテナ１３の共振周波数の変化に従ってループの位相条
件が変化し、発振信号は周波数変調される。まだ、電波
の輻射は第２図の実施例と同様である。

すなわち本実施例によれば、第２図を用いて説明した実
施例よりさらに簡単な構成で、同等の特性とする事がで
きる。

次に本発明の第３の実施例について説明する。

第６図は本発明による第３の実施例における送信機のブ
ロック図である。

第６図において第３図の構成と異なる点は移相器１２を
除省き、増幅器１４は外部入力信号口によって出力飽和
振幅が変るように構成した点である。

以上のように構成された送信機によれば、ループ発振の
動作は第２図及び第４図の実施例と同様であるが、移相
器１２を除いてもループ発振のだめのループ利得及び位
相条件が満されるような、表面波発振子８及び増幅器１
４を用いればよい。

増幅器１４は外部信号口によって出力の飽和振幅が変る
ので、発振信号の強さが変化する。従って、ループアン
テナ１０より輻射される電波は振幅変調波となる。

す彦わち本実施例によれば、第３図を用いて説明した実
施例よりさらに簡単々構成とする事ができる。また、振
幅変調を行なうことができる。

なお以上の説明では、移相器と整合回路の３種類の組合
せについて説明しだが、他の組合せ及び挿入位置を選ぶ
事もできる。１だ、ループ利得が不十分な場合は、補助
的に増幅器や整合回路を発振ループ内に挿入する事もで
きる。さらに、変調の）方法も限定しない。また、ルー
プアンテナの信号の入出力は、ループのタップよシ行な
ったが、２次コイルを設けて入力、出力を行なう事もて
きる。

発明の効果以−にのように、本発明はループアンテナが表面波発振
器の入力整合機能、フィルタの機能を果すようにしだも
のであり、非常に簡単な構成で高調波成分の輻射を少な
くすることができ、また部品数が少ないので、調整個所
が少なく、調整も容易である等、その工業的価値は大な
るものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は表面波発振子を有する従来の送信機の発明の第
２の実施例における送信機のブロック結線図、第５図は
第４図の要部であるループアンテナの回路図、第６図は
本発明の第３の実施例における送信機のブロック結線図
である。８・・・・・・表面波発振子、９，１４・・・・・・増
幅器、１１・・・・・出力整合回路、１２・・・・・・
移廂器、１０゜１３・・・・・ループアンテナ。第１図第２図第３図第４図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ループアンテナと表面波発振子と増幅器を含む閉
回路で発振器を構成し、これに変調手段を設け、前記ル
ープアンテナが少なくとも前記表面波発振子の入力整合
、又は帯域濃波を行ない、電波を輻射する送信機。
（２）閉回路内に位相を変える手段を設け、周波数変調
を行なう特許請求の範囲第１項記載の送信機。
（３）閉回路内に信号の振幅を制限する手段を設け、振
幅変調を行なう特許請求の範囲第１項又は第２項記載の
送信機。
（４）ループアンテナに２次コイルを設けた特許請求の
範囲第１項記載の送信機。