JPS6115616Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6115616Y2 JPS6115616Y2 JP5251980U JP5251980U JPS6115616Y2 JP S6115616 Y2 JPS6115616 Y2 JP S6115616Y2 JP 5251980 U JP5251980 U JP 5251980U JP 5251980 U JP5251980 U JP 5251980U JP S6115616 Y2 JPS6115616 Y2 JP S6115616Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonator
- amplifier
- feedback
- feedback loop
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 8
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマイクロ波帯で使用する高安定を要求
される帰還形発振器に関する。
される帰還形発振器に関する。
第１図は一般の帰還形発振器の構成を示し１は
増幅器、２は共振器である。
増幅器、２は共振器である。
帰還形発振器は帰還ループのゲインが１以上で
その位相が2nπとなる周波数で発振する。通常
この発振周波数と共振器の共振周波数は一致する
ように設計されるが、増幅器１に使用されるトラ
ンジスタまたは回路素子のバラツキにより実際は
一致しないことが多い。
その位相が2nπとなる周波数で発振する。通常
この発振周波数と共振器の共振周波数は一致する
ように設計されるが、増幅器１に使用されるトラ
ンジスタまたは回路素子のバラツキにより実際は
一致しないことが多い。
一方帰還ループの位相が2nπとなる周波数と
共振器の共振周波数が一致しなくても帰還ループ
のゲインマーシン、たとえばAmp Gaiを大きく
するが、大きければ（即ち増幅器の利得が大きけ
れば）発振し、又発振周波数も共振周波数を変え
ることにより所定の周波数に合せることができ
る。
共振器の共振周波数が一致しなくても帰還ループ
のゲインマーシン、たとえばAmp Gaiを大きく
するが、大きければ（即ち増幅器の利得が大きけ
れば）発振し、又発振周波数も共振周波数を変え
ることにより所定の周波数に合せることができ
る。
しかしこの場合、共振周波数がずれているため
帰還ループの実効Ｑが変化し（設計値と異なる）
温度安定度が悪くなつてしまう。
帰還ループの実効Ｑが変化し（設計値と異なる）
温度安定度が悪くなつてしまう。
従つて、温度安定度をよくするには共振周波数
と発振周波数が、一致するように帰還ループの位
相を調整しなければならない。しかしながらマイ
クロ波帯で一般に使用されている帰還形発振器に
おいては、帰還ループが長いと不要周波数で発振
し易くなるため帰還ループはできるだけ短かくし
なければならない関係上、帰還形発振器は共振器
と増巾器が一体で形成されており、このため帰還
ループの位相調整が困難であつた。
と発振周波数が、一致するように帰還ループの位
相を調整しなければならない。しかしながらマイ
クロ波帯で一般に使用されている帰還形発振器に
おいては、帰還ループが長いと不要周波数で発振
し易くなるため帰還ループはできるだけ短かくし
なければならない関係上、帰還形発振器は共振器
と増巾器が一体で形成されており、このため帰還
ループの位相調整が困難であつた。
本考案は上記欠点を除去し位相調整が容易な帰
還形発振器の提供にある。
還形発振器の提供にある。
本考案は第２図に示すように移相器３を帰還ル
ープ（増幅器１と共振器２の間）に挿入し、移相
器３により位相を変え、即ち帰還ループの位相を
調整し発振周波数と共振器の共振周波数とを一致
させるものである。
ープ（増幅器１と共振器２の間）に挿入し、移相
器３により位相を変え、即ち帰還ループの位相を
調整し発振周波数と共振器の共振周波数とを一致
させるものである。
第３図は増幅器、共振器及び移相器の接続する
一方法を示す。図に示すように増幅器及び共振器
を別筐体とし各々の入出力端子（帰還ループ側）
をプラグイン形式の端子を使用する。又移相器は
前記プラグイン形式の端子と係合する構造を有す
る金属棒４を内導体とし、導体板５に貫通孔を設
けて外導体として同軸線路を形成したもので６は
テフロン等の誘導体である。又伝送位相量は導体
板の厚さをＩとすれば θ＝２π√ε・Ｉ／λで示される 従つて導体板の厚さを変えれば位相量が変えら
れるので、共振器の共振周波数と発振周波数が一
致するように帰還ループの位相を調整できる。
一方法を示す。図に示すように増幅器及び共振器
を別筐体とし各々の入出力端子（帰還ループ側）
をプラグイン形式の端子を使用する。又移相器は
前記プラグイン形式の端子と係合する構造を有す
る金属棒４を内導体とし、導体板５に貫通孔を設
けて外導体として同軸線路を形成したもので６は
テフロン等の誘導体である。又伝送位相量は導体
板の厚さをＩとすれば θ＝２π√ε・Ｉ／λで示される 従つて導体板の厚さを変えれば位相量が変えら
れるので、共振器の共振周波数と発振周波数が一
致するように帰還ループの位相を調整できる。
又増巾器と共振器を別筐体としているが、各々
の入出力端子としてプラグイン形式の端子を使用
しているので帰還ループをあまり長くすることな
く移相器を挿入できる。
の入出力端子としてプラグイン形式の端子を使用
しているので帰還ループをあまり長くすることな
く移相器を挿入できる。
以上詳細に述べた如く本考案によれば帰還ルー
プに簡単に移相器が挿入できかつ発振周波数と共
振器の共振周波数を一致させることができるので
温度安定度をよくするだけでなく、帰還ループの
ゲインマーシンをあまり大きくする必要がない。
又発振効率もよくなりその利点は大きい。
プに簡単に移相器が挿入できかつ発振周波数と共
振器の共振周波数を一致させることができるので
温度安定度をよくするだけでなく、帰還ループの
ゲインマーシンをあまり大きくする必要がない。
又発振効率もよくなりその利点は大きい。
第１図は帰還形発振器のブロツク図、第２図は
本考案による一実施例、第３図は接続の一例を示
す。
本考案による一実施例、第３図は接続の一例を示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 増幅器と共振器とにより構成される帰還形発振
器において、帰還信号の入出力端子をプラグイン
形式とした前記増幅器及び共振器を独立筐体で形
成すると共に前記増幅器及び共振器間に前記プラ
グイン形式の端子と係合可能な金属棒を内導体と
した同軸線路よりなる 移相器を挿入せしめたことを特徴とする帰還形
発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5251980U JPS6115616Y2 (ja) | 1980-04-16 | 1980-04-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5251980U JPS6115616Y2 (ja) | 1980-04-16 | 1980-04-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56155511U JPS56155511U (ja) | 1981-11-20 |
| JPS6115616Y2 true JPS6115616Y2 (ja) | 1986-05-15 |
Family
ID=29647377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5251980U Expired JPS6115616Y2 (ja) | 1980-04-16 | 1980-04-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6115616Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-16 JP JP5251980U patent/JPS6115616Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56155511U (ja) | 1981-11-20 |
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