JPS6148154B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6148154B2 JPS6148154B2 JP53034475A JP3447578A JPS6148154B2 JP S6148154 B2 JPS6148154 B2 JP S6148154B2 JP 53034475 A JP53034475 A JP 53034475A JP 3447578 A JP3447578 A JP 3447578A JP S6148154 B2 JPS6148154 B2 JP S6148154B2
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- JP
- Japan
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- corona
- shield case
- dielectric material
- discharge
- electric field
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 claims description 6
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主に電子写真装置に適用されるコロ
ナ放電装置に関する。
ナ放電装置に関する。
コロナ放電装置のシールドケースは、第1図イ
に示すように断面コ字形のものが一般的である
が、このような形状は、感光体とシールドケース
との間隙からのコロナイオンの漏洩が避けられ
ず、第1図ロに示す如く、電界Eがその周辺にま
で及ぶ。このような現象は特に転写部において画
像のボケをつくる原因をなす。つまり、第1図ハ
に見られるように、転写の初期においては感光体
a上に転写紙bが密着しておらず、離れている部
分に漏れたコロナイオンが作用することによつ
て、トナーのスプレー効果が生じ画像をボカし、
コピーの質を低下させる。
に示すように断面コ字形のものが一般的である
が、このような形状は、感光体とシールドケース
との間隙からのコロナイオンの漏洩が避けられ
ず、第1図ロに示す如く、電界Eがその周辺にま
で及ぶ。このような現象は特に転写部において画
像のボケをつくる原因をなす。つまり、第1図ハ
に見られるように、転写の初期においては感光体
a上に転写紙bが密着しておらず、離れている部
分に漏れたコロナイオンが作用することによつ
て、トナーのスプレー効果が生じ画像をボカし、
コピーの質を低下させる。
このような欠点を排除すべく、放電コロナ流を
制御するため開口部を狭めた第2図イの様なシー
ルドケースも用いられる。このようなシールドケ
ースではコロナイオンの漏れは防がれ上述した画
像のボケはなくなるが、ケースが金属であるとコ
ロナイオンがケース内に入り込み、所要の電界強
度Eが得られず(第2図ロ)、転写効率が悪くな
るので、いきおい高電圧を必要とすることとな
る。
制御するため開口部を狭めた第2図イの様なシー
ルドケースも用いられる。このようなシールドケ
ースではコロナイオンの漏れは防がれ上述した画
像のボケはなくなるが、ケースが金属であるとコ
ロナイオンがケース内に入り込み、所要の電界強
度Eが得られず(第2図ロ)、転写効率が悪くな
るので、いきおい高電圧を必要とすることとな
る。
本発明は、コロナ放電装置が有する上述の問題
点に鑑み、放電コロナ流を効率よく制御できる装
置を提供し、特に電子写真の転写部に施して高い
転写効率と良好なコピー作成に資することを目的
としたものである。
点に鑑み、放電コロナ流を効率よく制御できる装
置を提供し、特に電子写真の転写部に施して高い
転写効率と良好なコピー作成に資することを目的
としたものである。
以下、本発明の詳細を図面にもとづいて説明す
る。
る。
第3図イには、本発明の好ましい実施例が示さ
れており、アルミニウム等の金属で形成されたシ
ールドケース本体1は、その内部中央に周知の如
くタングステン等のコロナ放電ワイヤー9が張設
されており、また、開口端には打向き片2a,2
aが折曲げ形成されていて、放電イオン流を狭め
るように構成されている。本発明の特徴をなす点
は、上記ケース本体1の開口端2,2を被覆した
四弗化エチレン、ポリエチレンあるいはポリエチ
レン・テレフタラート等よりなる誘電体3にあ
る。この実施例においては、開口端2,2のみな
らず、ケース本体1の内面両側壁も該誘電体3で
覆われている。
れており、アルミニウム等の金属で形成されたシ
ールドケース本体1は、その内部中央に周知の如
くタングステン等のコロナ放電ワイヤー9が張設
されており、また、開口端には打向き片2a,2
aが折曲げ形成されていて、放電イオン流を狭め
るように構成されている。本発明の特徴をなす点
は、上記ケース本体1の開口端2,2を被覆した
四弗化エチレン、ポリエチレンあるいはポリエチ
レン・テレフタラート等よりなる誘電体3にあ
る。この実施例においては、開口端2,2のみな
らず、ケース本体1の内面両側壁も該誘電体3で
覆われている。
しかして、今、コロナ放電ワイヤー9に高電圧
をかけて放電させると、コロナイオンが誘電体3
に付着し、その表面が高電位となり、これが、ケ
ース本体1の開口端2,2を折曲げて狭くしたの
とあいまつて、その電気力線を絞り、放電コロナ
流を狭い範囲に効率よく判御する。第3図ロに示
す図は、この実施例の装置を使用して得られた電
界強度Eの実験に基く図である。この実施例によ
れば、上記誘電体3がシールドケース本体1の内
面両側壁をも覆つているから、この部分の表面も
高電位となり、コロナイオンは開口部に向けてさ
らに効率よく送り出される。
をかけて放電させると、コロナイオンが誘電体3
に付着し、その表面が高電位となり、これが、ケ
ース本体1の開口端2,2を折曲げて狭くしたの
とあいまつて、その電気力線を絞り、放電コロナ
流を狭い範囲に効率よく判御する。第3図ロに示
す図は、この実施例の装置を使用して得られた電
界強度Eの実験に基く図である。この実施例によ
れば、上記誘電体3がシールドケース本体1の内
面両側壁をも覆つているから、この部分の表面も
高電位となり、コロナイオンは開口部に向けてさ
らに効率よく送り出される。
なお、開口部と反対側の面をアースしているの
は、放電の安定性を良好にするためのものであ
る。
は、放電の安定性を良好にするためのものであ
る。
第4図に示す実施例は、第1の実施例と同様
に、シールドケース本体1の内面両側壁及び開口
端2,2をポリエチレン・テレフタレートよりな
る誘電体3で被覆したもので、さらにケース本体
1の外側に感光体と平行な張り出し5を設けて、
漏れたコロナイオンを捕集し転写像の乱れをなく
すようにしたものである。
に、シールドケース本体1の内面両側壁及び開口
端2,2をポリエチレン・テレフタレートよりな
る誘電体3で被覆したもので、さらにケース本体
1の外側に感光体と平行な張り出し5を設けて、
漏れたコロナイオンを捕集し転写像の乱れをなく
すようにしたものである。
第5図に示す実施例は、前図のように、シール
ドケース本体1の内面両側壁及び開口端2,2を
テフロンのような誘電体3で覆うとともに、開口
端近傍に誘電体3で被覆したタングステンワイヤ
ー4を張設したもので、さらに該タングステンワ
イヤー4にバイアス電圧V1を、シールドケース
本体1にはバイアス電圧V1により低いバイアス
電圧V2をかけている。この実施例によれば、バ
イアス電圧V1に放電コロナ流の巾を狭くする役
割りを、V2に感光体側に送るコロナイオン量を
増やす役割りをもたせ、これらのバイアス電圧
V1,V2をコントロールすることによつて画像の
乱れをなくすことができる。
ドケース本体1の内面両側壁及び開口端2,2を
テフロンのような誘電体3で覆うとともに、開口
端近傍に誘電体3で被覆したタングステンワイヤ
ー4を張設したもので、さらに該タングステンワ
イヤー4にバイアス電圧V1を、シールドケース
本体1にはバイアス電圧V1により低いバイアス
電圧V2をかけている。この実施例によれば、バ
イアス電圧V1に放電コロナ流の巾を狭くする役
割りを、V2に感光体側に送るコロナイオン量を
増やす役割りをもたせ、これらのバイアス電圧
V1,V2をコントロールすることによつて画像の
乱れをなくすことができる。
以上述べたように本発明によれば、シールドケ
ースの開口端に内向き片を折曲げ形成するととも
に、シールドケースの内面から内向き片の内外面
全面に誘電材を被覆したので、コロナワイヤから
のイオン流の一部を誘電材に帯電させて自己バイ
アス用電界を発生させることができるとともに、
開口端の誘電材に帯電した電荷による電界により
イオン流を開口部の中心に向けさせて感光体に供
給することができる。
ースの開口端に内向き片を折曲げ形成するととも
に、シールドケースの内面から内向き片の内外面
全面に誘電材を被覆したので、コロナワイヤから
のイオン流の一部を誘電材に帯電させて自己バイ
アス用電界を発生させることができるとともに、
開口端の誘電材に帯電した電荷による電界により
イオン流を開口部の中心に向けさせて感光体に供
給することができる。
しかも、導電材よりなる内向き片を芯としてこ
れを包むようにその内及び外面を誘電材により被
覆したので、内向き片が誘電体に対して電極とし
て作用して電荷を誘電材表面に均一に分布させと
ともに、過剰となつた電荷が近傍の内向き片から
リークするため、イオンの流れに最も影響を与え
る出口付近の電界強度を一定に維持してイオン流
を安定的に自己制御させることができる。
れを包むようにその内及び外面を誘電材により被
覆したので、内向き片が誘電体に対して電極とし
て作用して電荷を誘電材表面に均一に分布させと
ともに、過剰となつた電荷が近傍の内向き片から
リークするため、イオンの流れに最も影響を与え
る出口付近の電界強度を一定に維持してイオン流
を安定的に自己制御させることができる。
第1図イ,ロ,ハは従来装置の断面図、電界強
度Eを示す図及び転写部の説明図、第2図イ,ロ
は他の従来装置の同じく断面図と電界強度Eを示
す図、第3図イ,ロは、本発明の一実施例である
装置の断面図とその電界強度Eを示す図、第4図
及び第5図は他の実施例である装置の断面図であ
る。 1……シールドケース本体、3……誘電体、6
……ワイヤー、7……バイアス電源、8……高電
圧電源。
度Eを示す図及び転写部の説明図、第2図イ,ロ
は他の従来装置の同じく断面図と電界強度Eを示
す図、第3図イ,ロは、本発明の一実施例である
装置の断面図とその電界強度Eを示す図、第4図
及び第5図は他の実施例である装置の断面図であ
る。 1……シールドケース本体、3……誘電体、6
……ワイヤー、7……バイアス電源、8……高電
圧電源。
Claims (1)
- 1 内部にコロナワイーヤを張設したシールドケ
ースの開口端に、放電イオン流路を狭める内向き
片を折曲げ形成するとともに、該シールドケース
の内面から上記内向き片の内面を経て感光体に沿
うに至る全表面を誘電材により被覆してなるコロ
ナ放電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3447578A JPS54126540A (en) | 1978-03-25 | 1978-03-25 | Corona discharger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3447578A JPS54126540A (en) | 1978-03-25 | 1978-03-25 | Corona discharger |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54126540A JPS54126540A (en) | 1979-10-01 |
JPS6148154B2 true JPS6148154B2 (ja) | 1986-10-22 |
Family
ID=12415270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3447578A Granted JPS54126540A (en) | 1978-03-25 | 1978-03-25 | Corona discharger |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54126540A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6294863A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-05-01 | Fuji Xerox Co Ltd | コロナ放電装置 |
JP2008257183A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-10-23 | Ricoh Co Ltd | 帯電ブラシ、帯電装置、プロセスユニット及び画像形成装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2879395A (en) * | 1955-06-08 | 1959-03-24 | Haloid Xerox Inc | Charging device |
JPS4424674Y1 (ja) * | 1966-01-19 | 1969-10-17 | ||
JPS4885241A (ja) * | 1972-02-16 | 1973-11-12 | ||
JPS501755A (ja) * | 1972-12-08 | 1975-01-09 | ||
JPS51106444A (ja) * | 1975-03-15 | 1976-09-21 | Olympus Optical Co | |
JPS5232338A (en) * | 1975-09-08 | 1977-03-11 | K I P:Kk | Corona discharge means |
JPS52156636A (en) * | 1976-06-22 | 1977-12-27 | Canon Inc | Corona discharger |
-
1978
- 1978-03-25 JP JP3447578A patent/JPS54126540A/ja active Granted
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2879395A (en) * | 1955-06-08 | 1959-03-24 | Haloid Xerox Inc | Charging device |
JPS4424674Y1 (ja) * | 1966-01-19 | 1969-10-17 | ||
JPS4885241A (ja) * | 1972-02-16 | 1973-11-12 | ||
JPS501755A (ja) * | 1972-12-08 | 1975-01-09 | ||
JPS51106444A (ja) * | 1975-03-15 | 1976-09-21 | Olympus Optical Co | |
JPS5232338A (en) * | 1975-09-08 | 1977-03-11 | K I P:Kk | Corona discharge means |
JPS52156636A (en) * | 1976-06-22 | 1977-12-27 | Canon Inc | Corona discharger |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54126540A (en) | 1979-10-01 |
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