JPS6147778B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テクスチヤード・ヤーンのための高
速巻取装置、より詳細には仮撚テクスチヤード・
ヤーン及びパラレル・プライド・テクスチヤー
ド・ヤーン（parallel plied textured yarns）の
ための縦形高速巻取装置に関する。

本明細書にて使用する“高巻取速度”という用
語は、毎分少なくとも400ｍから約1000ｍの範囲
のヤーン速度を意味する。“パラレル・プライ
ド・テクスチヤード・ヤーン”という用語は、た
とえばダブルエンデツド・ドロー・テクスチヤー
リング・プロセス（double ended draw
texturing process）によつて作られてパツケー
ジ上に平行に配置される、一方が“Ｓ”撚をも
ち、他方が“Ｚ”撚をもつ２本の仮撚テクスチヤ
ード・ヤーン・ストランド（textured yarn
strands）を意味する。“ヘリクス角（helix
angle）”という用語は、ヤーンのヘリクスまたは
コンボリユーシヨン（convolution）とコンボリ
ユーシヨンを横切る直径面とがなす鋭角を意味す
る。即ち、“ヘリクス角”は、ヤーンのヘリクス
またはらせん状線とヤーンパツケージの長軸に垂
直な面との間の鋭角を意味する。

従来から知られているいくつかの巻取装置は、
比較的低速を使用していて、最初はトラバースス
トロークが全体にわたつているが、ヤーンパツケ
ージが出来上るにつれてストローク長が徐々に減
少し、これによつて円錐形端部を有するパツケー
ジが作られる。そのような装置を仮撚テクスチヤ
ード・ヤーン及びパラレル・プライド・テクスチ
ヤード・ヤーンの高速巻取りに使用すると、トラ
バース速度に対するヤーン速度の比率が大きいた
めに、ヤーンがパツケージ上に小さいヘリクス角
で置かれる。さらに、そのような巻取装置上でパ
ツケージ上に巻き取られるパラレル・プライド・
テクスチヤード・ヤーンは明らかに結束力が欠け
ている。ヘリクス角が小さく、結束力が欠けてい
るために、このパラレル・プライド・テクスチヤ
ード・ヤーンはパツケージからその端部越しにほ
どくときにひつかかつたり、その二成分に割れた
り、パツケージの表面越しに引張つたときにパツ
ケージのまわりにらせん状に動いたりする傾向が
ある。上述のヤーンのテークオフ特性とそれから
生じる高いテークオフ張力のために、そのような
巻取装置上で巻き取られたパラレル・プライド・
テクスチヤード・ヤーンのパツケージは編機に直
接送るのには不適当である。過去においては、パ
ラレル・プライド・テクスチヤード・ヤーンに付
随するこのテークオフ問題を解決するために、別
個のプライーツイステイング・ステツプ（ply―
twisting step）がしばしば使用された。

全ストロークトラバースを利用して、ヤーンを
大きいヘリクス角で巻き取り、安定な低張力の円
筒形または両端円錐形パツケージを作る高速巻取
装置が最近使用されるようになつたきた。しかし
これらの巻取装置は、複雑で高価で、そして“フ
アンニングガイド距離（fanning guide
distance）”と“ストローク長”の比を５：１と
いう高い比率にすることを必要とする。ここで
“フアンニングガイド距離”というのは、トラバ
ースガイドからこのトラバースガイドの前にヤー
ンが最後に触れたガイドまでの距離を示す。“フ
アンニングガイド距離”と“ストローク長”の比
が高いと、巻取装置を収容するのに必要な建造空
間が大巾に増加するが、このように高い比率が必
要な理由は、受容し得るパツケージを高巻取速度
で作るのに必要な、充分に一様な張力と大きいヘ
リクス角を達成するには非常に高いトラバース速
度を必要とするからである。

H.シツパーズ（H.Shippers）氏らの1973年５
月１日付米国特許第3730448号には、最初は全ト
ラバースストロークを使用し、パツケージが出来
上るにつれて、両端円錐形のパツケージを作るた
めにストローク長が徐々に小さくされる、比較的
低速の横形巻取装置が示されている。パツケージ
のテーパ角を迅速に変更できる修正形およびヤー
ンの折返し点にいわゆる硬い縁が生じるのを避け
るためにストロークの間の間欠的減少を重ねる手
段が米国特許第3730448号に示されている。

1969年８月22日付フランス特許第1579444号に
は、ワイヤをスプール上に案内するための全スト
ロークトラバーシングガイド上にＶ溝付きプーリ
ーを取り付けることによつてストローク変調を達
成している、ワイヤ用の横形巻取装置が示されて
いる。プーリーはその軸心上に傾斜して、すなわ
ち軸心に対して直角ではない状態に取り付けられ
ており、そしてプーリーの軸心はスプールの軸心
と平行になつている。したがつて、プーリーが回
転すると、振幅が小さく、周波数の比較的高い正
弦状模様が低速の全ストロークトラバーシングガ
イドの描く模様上に重ねられる。

フランス特許第1579444号に示されているのと
同様なＶ溝付きプーリーガイドを前述の米国特許
第3730448号に示されている形式の巻取装置と組
み合わせて、多くの形式のヤーンを非常に高い巻
取り速度で巻き取るのに有用な横形巻取装置を作
ることができる。しかしこの組合わせはヤーンを
高速度で巻き取るための縦形巻取装置にすること
はできない。また、この組合せは、高い巻取り速
度で巻き取られるパラレル・プライド・テクスチ
ヤード・ヤーンに良好な結束力を生じさせるのに
必要な、巻き取られる“ヤーンのエクササイズ”
を行うような巻取装置にすることもできない。こ
こで、“ヤーンのエクササイズ”という用語は、
パラレル・プライド・テクスチヤード・ヤーン
に、それがパツケージ上に巻き取られる直前に振
動を与えて、“Ｓ”撚および“Ｚ”撚のヤーン・
ストランドがヤーンに結束力を生じさせるように
混ぜられるようにすることを意味する。Ｖ溝付き
プーリーが回転しているときにヤーンが走行する
距離は一定であるから、プーリーによつてヤーン
に振動が与えられることはない。ここで“振動”
という用語は、高い周波数で生じるヤーン走行距
離の繰返し変動で、ヤーンの張力に高周波変動を
生じさせるものを意味する。

本発明の目的は、仮撚テクスチヤード・ヤーン
及びパラレル・プライド・テクスチヤード・ヤー
ンを両端円錐形のパツケージ上に巻き取るための
縦形高速巻取装置にして、パツケージ上の隣り合
うヤーン・ラツプの間に相当大きい角度が生じる
ようにヤーンが巻き取られ、そしてヤーンがパツ
ケージ上に巻き取られる直前にヤーンに振動が与
えられるようになつている縦形高速巻取装置を提
供することである。

この目的およびその他の目的を考慮して、本発
明は、仮撚テクスチヤード・ヤーン及びパラレ
ル・プライド・テクスチヤード・ヤーンのための
縦形高速巻取装置にして、 一定の高速度で駆動されて、パツケージを面接
触によつて回転させるようになつている鉛直な摩
擦ローラと、パツケージの長さ方向に一定のスト
ローク長で往復動するようになつているレイレー
ルにその頂点が回転可能に取り付けられているＬ
字形レバーから成るトラバーシング機構とを具備
し、該Ｌ字形レバーの一方の腕がトラバース変調
ヤーンガイドを支持し、該Ｌ字形レバーの他方の
腕が水平軸心のまわりを旋回できるＵ字形軌道内
を摺動できる摺動ブロツクに旋回可能に接続さ
れ、そして、更に、両端円錐形のパツケージを作
るためにパツケージの直径が増加するにつれ、該
Ｕ字形軌道の角度位置を変えるためのカム手段を
具備し、該トラバース変調ヤーンガイドがパツケ
ージ上に巻かれるヤーンに振動と正弦状模様を与
えるようになつていることを特徴とする縦形高速
巻取装置を提供する。

本発明の一つの具体例では、パツケージの直径
が増加するにつれてＵ字形軌道の角度位置を変え
るためのカム手段がパツケージを支持する２個の
チヤツク腕の一方に取り付けられていて、このカ
ムがチヤツク腕の動きをカム従節とレバー腕とを
介してＵ字形軌道に伝える。

本発明の別の具体例では、パツケージの直径が
増加するにつれてＵ字形軌道の角度位置を変える
ためのカム手段がステツピングモータによつて駆
動され、そしてこのカムがＵ字形軌道上に位置す
るピンに作用してその角度位置を変えるようにな
つている。

本発明のさらに別の具体例では、トラバース変
調ヤーンガイドが、走行するヤーンによつて回転
される、偏心して取り付けられた回転可能な円板
である。

以下、添付図面を参照して、本発明の具体例に
ついて説明する。

第１図には、ヤーンチユーブ１０が示されてい
る。巻取りの際に、このヤーンチユーブ１０上に
パツケージ１１が作られる。ヤーンチユーブ１０
は、軸１４上に取り付けられ、ばね負荷されたチ
ヤツク腕１２および１３によつて支持されてい
る。パツケージ直径が増加するにつれてチヤツク
腕１２および１３が軸１４の軸心のまわりに変位
できるように、軸１４は自由に回転できるように
なつている。

パツケージ１１はチヤツク腕１２および１３に
よつて摩擦ローラ１５に押し付けられており、こ
の摩擦ローラ１５によつてパツケージ１１は一定
の高速度で駆動される。摩擦ローラ１５はベルト
（図示されていない）によつて駆動される。

トラバーシング機構１６が、巻き取られるヤー
ンを摩擦ローラ１５に表面上に案内するように設
けられており、摩擦ローラ１５はこのヤーンをパ
ツケージ１１上に送る。トラバーシング機構１６
（第２図および第３図も参照）は、トラバース変
調ヤーンガイド、図示の具体例では偏心して取り
付けられた回転可能な円板１７′を有する。回転
円板１７は、Ｌ字形レバー１８の一端に取り付け
られていて、これによつてヤーンチユーブ１０の
長さ方向に往復動される。Ｌ字形レバー１８は機
械の全長にわたつて延びるレイレール（layrail）
２０にピン１９によつて回転可能に取り付けられ
ている。レイレール２０は機械の一方の側部に取
り付けられているすべてのＬ字形レバーに対して
共通である。レイレール２０はヤーンチユーブ１
０の長さ方向に一定のストローク長で往復動でき
るようになつている。

Ｌ字形レバー１８の他端にはＵ字形軌道２２内
を案内される摺動ブロツク２１が設けられてい
る。この摺動ブロツク２１は、レイレール２０の
往復動中に軌道２２内を前後に摺動することがで
きる。Ｕ字形軌道２２はピン２３のまわりを旋回
できる。Ｕ字形軌道の底部端はピン２４によつて
レバー腕２５に取り付けられている。レバー腕２
５の他端はピン２６によつてＬ字形カム従節２７
の一端に接続されている。Ｌ字形カム従節２７の
頂部に鉛直ピン２８があるために、カム従節２７
は水平面内で回転できる。カム従節２７の他端は
チヤツク腕１３に取り付けられたカム２９に接触
している。

Ｕ字形軌道２２の上端には、機械の枠に固定さ
れたばね３０が接続されている。ばね３０はＵ字
形軌道２２をピン２３のまわりに回転させようと
し、このためにレバー腕２５が引張られて、カム
従節２７がカム２９にきつく押し付けられた状態
に維持される。

運転時には、ヤーン、好ましくは、たとえばダ
ブル・エンデツド・テクスチヤーリング・プロセ
スから直接得られるようなパラレル・プライド・
テクスチヤード・ヤーンが、偏心して取り付けら
れた回転円板１７の周囲の一部を通り、摩擦ロー
ラ１５の周囲の一部を通り、そしてヤーンチユー
ブ１０上にパツケージ１１の形に巻き取られる。
チヤツク腕１２および１３は、パツケージ１１
を、一定速度で回転駆動されている摩擦ローラ１
５に接触するように保持する。

パツケージ形成の最初には、ヤーンチユーブ１
０が摩擦ローラ１５に接触している。ヤーンチユ
ーブ１０がこの位置に移動するとき、チヤツク腕
１３は、カム２９、カム従節２７およびレバー腕
２５を介して、Ｕ字形軌道２２を第２図に示す位
置までピン２３のまわりにばね３０の引張力に抗
して旋回させる。Ｕ字形軌道２２がこの位置にあ
るとき、レイレール２０が一定のストローク長さ
で往復動することによつて、Ｌ字形レバー１８の
一端に設けられた摺動ブロツク２１がＵ字形軌道
内を前後に摺動する。この運動が生じると、Ｌ字
形レバー１８がピン１９上で回転して、トラバー
ス変調ヤーンガイドすなわちＬ字形レバー１８の
他端に偏心して取り付けられた、自由に回転でき
る円板１７はヤーン巻取りのための最大ストロー
ク長を生じる。

自由に回転できる円板１７がその偏心軸心のま
わりに回転すると、ヤーンがパツケージ１１上に
正弦状模様になるように巻き取られることにな
り、このためにパツケージ１１上に巻き取られた
ヤーンの隣り合うラツプの間に相当の角度が生じ
る。偏心した回転円板のない巻取装置を使用して
ヤーンをパツケージ上に巻き取ると、隣り合うラ
ツプはそれぞれが平行となる。このような装置
を、高速巻取に使用すると、トラバース速度に対
するヤーン速度の比率が大きいため、ヘリツクス
角は小となり、ヤーンのラツプは先に巻かれたヤ
ーンのラツプ層内に入り易い。しかし本発明の回
転円板を使用すると、パツケージ上に正弦状模様
となるように巻き取られることになるから、トラ
バース速度が低速度でも、隣り合うヤーンラツプ
間にかなりの角度が生じまた先に巻かれたヤーン
ラツプの層内に入り込むこともない。そしてトラ
バース速度の減少は、ヤーン巻取時に生じる騒音
を大きく減少する。さらに、ヤーンが回転円板１
７のまわりを通過するときの走行距離の変動によ
つて、張力に高周波数の変動が生じる。すなわち
ヤーンが回転円板１７と摩擦ローラ１５との間を
通過するときに、ヤーンに振動が与えられる。こ
の振動によつて、張力の低いパラレル・プライ
ド・テクスチヤード・ヤーンは、ヤーンに結束力
を与えるようにヤーンの“Ｓ”撚ストランドと
“Ｚ”撚ストランドとが混ざる傾向がある。

図示の具体例ではトラバース変調ヤーンガイド
として偏心して取り付けられた回転円板１７が示
されているが、上述のような振動を生じる装置で
あれば他の装置でも採用され得ることが当業者に
は理解されるであろう。そのような他の装置とし
て、(1)電気共振器と(2)空気式フリツプ―フロツプ
装置とを挙げることができる。

パツケージ１１の直径が増加するにつれて、チ
ヤツク腕１３は時計方向に移動して、カム２９を
カム従節２７から離そうとする。このためにばね
３０がＵ字形軌道２２をピン２３のまわりに徐々
に旋回させることができ、パツケージが完成した
ときにはＵ字形軌道２２は第３図に示す位置にあ
る。Ｕ字形軌道２２がこの位置にあるとき、前述
したのと同様にして、偏心して取り付けられた回
転円板１７はヤーンを巻き取るための最小ストロ
ーク長を生じる。このようにして、ヤーンチユー
ブに接する位置では偏心回転円板１７の最大ヤー
ン巻取りストロークに等しい長さをもち、最外部
では最小ヤーン巻取りストロークに等しい長さを
もつ、両端円錐形のパツケージが作られる。

第４図は第１図の装置の変形を示すものであつ
て、ステツピングモータ３３によつて駆動される
カム３２がＵ字形軌道２２上に位置するピン３４
に作用して、Ｕ字形軌道２２をばね３１の引張力
に抗してピン２３のまわりに、第２図に示すパツ
ケージ形成開始時の位置から第３図に示すパツケ
ージ形成完了時の位置まで旋回させるようになつ
ている。ステツピングモータ３３は、１個のパツ
ケージを完成する間のカム３２の回転量が１回転
より少なくなるように調整されている。カム３２
の輪郭は、パツケージの所望の端部テーパを生じ
るように設計されている。別の形状および端部テ
ーパを有するパツケージを作るために、カム３２
を別の輪郭を有する他のカムと容易に交換できる
ことが理解されるであろう。

本発明の巻取装置を使用して高速度でパツケー
ジの形に巻取られたパラレル・プライド・テクス
チヤード・ヤーンは高い結束力を示し、パツケー
ジから直接編機に送ることができる。本発明の巻
取装置を使用して作られたパツケージからパラレ
ル・プライド・テクスチヤード・ヤーンをほどく
ときのテークオフ特性がすぐれているために、こ
のようなヤーンの巻取りに従来しばしば用いられ
ていた別のプライーツイステイング・ステツプは
不要になつた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、パツケージの直径が大きくなるにつ
れて、それを検出する機械的リンク機構によつて
有効ストローク長が小さくなる本発明の一具体例
の簡略図（図面を明瞭にするために一部を切欠い
ている）である。第２図は、第１図の具体例の部
分図であつて、レイレールに対して最大ストロー
クを生じる位置にあるＵ字形軌道と、（理解し易
いように）最高位置と最低位置にある状態のトラ
バース変調ヤーンガイドとを示す。第３図は、第
１図の具体例の部分図であつて、レイレールに対
して最小ストロークを生じる位置にあるＵ字形軌
道と、（理解し易いように）最高位置と最低位置
にある状態のトラバース変調ヤーンガイドとを示
す。第４図は、ステツピングモータによつて駆動
されるカムによつて有効ストローク長がある期間
にわたつて減少していく、本発明の別の具体例の
簡略図（図面を明瞭にするために一部を切欠いて
いる）である。 １０……ヤーンチユーブ、１１……パツケー
ジ、１２および１３……チヤツク腕、１５……摩
擦ローラ、１６……トラバーシング機構、１７…
…偏心回転円板（トラバース変調ヤーンガイ
ド）、１８……Ｌ字形レバー、２０……レイレー
ル、２１……摺動ブロツク、２２……Ｕ字形軌
道、２７……カム従節、２９および３２……カ
ム、３０および３１……ばね、３３……ステツピ
ングモータ、３４……ピン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 枠と、該枠に取り付けられた駆動摩擦ローラ
   と、該ローラと面接触する回転可能なパツケージ
   と、該枠に関して駆動されて該パツケージの長さ
   方向に往復動するレイレールと、該レイレールに
   リンク結合されたトラバース変調ヤーンガイドと
   を具備する巻取装置において、 該トラバース変調ヤーンガイドが、その頂部が
   該レイレールに旋回可能に取り付けられたＬ字形
   腕と、該腕の一端に円板の周辺溝のまわりを走行
   するヤーンを該駆動摩擦ローラのパツケージと反
   対側の表面に案内するようにかつ偏心して取り付
   けられた周辺溝を有する回転可能な円板と、該パ
   ツケージの実質上全長にわたつて延びているＵ字
   形軌道とから構成され、該Ｌ字形腕の他端にはＵ
   字形軌道内を摺動する摺動ブロツクが設けられ、
   該軌道はカム手段により該パツケージの直径の変
   化に応じてピンを中心に回動可能であり、該円板
   が該パツケージに向かつて該円板の該周辺溝のま
   わりを走行するヤーンによつて回転されるように
   なつている仮撚テクスチヤードヤーン用巻取装
   置。