JPS6147365B2 - - Google Patents

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JPS6147365B2
JPS6147365B2 JP8575278A JP8575278A JPS6147365B2 JP S6147365 B2 JPS6147365 B2 JP S6147365B2 JP 8575278 A JP8575278 A JP 8575278A JP 8575278 A JP8575278 A JP 8575278A JP S6147365 B2 JPS6147365 B2 JP S6147365B2
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JP
Japan
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pattern
defect
bit
contour
circuit
Prior art date
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JP8575278A
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English (en)
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JPS5513831A (en
Inventor
Yoshiaki Goto
Yasuo Furukawa
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5513831A publication Critical patent/JPS5513831A/ja
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  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被検査パターンの輪郭情報を検出して
欠陥を判定する場合さらに欠陥に微細構造の大き
さの検出範囲を広げたパターン検査法に関するも
のである。
半導体集積回路(IC)を製造する場合、ICマ
スクのパターンに欠陥があるかどうかを予め検査
することは重要である。この場合、欠陥を見出す
ためのパターン検査方法として、比較マスクまた
は比較作画情報を用意して被検査パターンとの位
置合せを行ない、その被検査情報と比較して欠陥
を検出する方法が用いられているが、高精度の位
置合せの問題と比較する情報の記憶処理のため装
置の大形化の問題がある。
これに対し、最近本出願人は特願昭52−63653
号により上記のような比較法によらないで簡単に
欠陥を判定しうるパターン検査法を提案した。本
提案のパターン検査法によれば、検査すべきパタ
ーンが存在する領域を走査して該パターンに対応
するデジタル信号を得、任意の点と該点の周囲の
点の状態を検査することにより高レベルビツトを
中心とし周囲に少くとも1個の低レベルビツトを
有する第1の輪郭情報と低レベルビツトを中心と
し周囲に少くとも1個の高レベルビツトを有する
第2の輪郭情報を検出し、該第1および第2の輪
郭情報を合成することによ前記パターンに存在す
る欠陥を判定しうることを特徴とするものであ
る。
第1図は本提案例のパターン検査法を実現する
ための装置の1例である。本提案例のパターン検
査法によるパターン情報の取得系としては、同図
の破線内10で示す走査形電子顕微鏡(SEM)
により行なわれる。すなわち、電子ガンフイラメ
ント1で発生した電子ビーム9を集束レンズ2で
集束し、偏向信号発生回路3で駆動されるXY偏
向コイル4により、集束された電子ビームが照射
される被検査マスク11上の位置と走査方向が制
御される。その反射電子(または2次電子)をシ
ンチレータとホトセルより成る反射電子検知器5
により検知して、パターンに対応するアナログ信
号を検知器5より出力し、前処理回路12に入れ
て信号に含まれる雑音を除去整形して2値化回路
13により2値化信号を得る。この2値化信号は
走査信号におけるパターンの有無を“1”,“0”
で示す信号であるが、このままでは輪郭判定に適
当でないからパターンの最小線幅の数分の1以下
のタイミングクロツクでサンプリングを行なう。
このようにサンプリングされた2値化信号を輪郭
線抽出回路14に送出して輪郭線情報を検出す
る。そして後述するように、高レベルビツトを中
心とする第1の輪郭線情報と低レベルビツトを中
心とする第2の輪郭線情報を合成し、該合成輪郭
線情報を欠陥検出回路15に入力し、パターンが
欠陥か非欠陥かを判定し表示器16に表示する。
第2図は輪郭線抽出回路14および欠陥検出回
路15の具体的な回路説明図である。第2図はパ
ターンの水平走査分解点数の3倍のビツト数
(n)を有する3個のシフトレジスタ21,2
2,23を縦続接続して設け、最初のシフトレジ
スタ21に前述のサンプリング2値化信号を入力
する。これらのnビツトの3個のシフトレジスタ
21,22,23の対応する3個のビツトにより
構成される3×3マスク24は読出し可能であ
り、シフトパルスにより逐次シフトすることによ
り、全走査面におけるパターンの輪郭線が検出で
きることは本出願人による既提案により詳述され
ている。たとえばパターン領域を“1”、パター
ン外領域を“0”として表わすと、輪郭線近傍に
おいて3×3マスク24の中心ビツトパターン
(*)が“1”で周囲のビツトパターンa1〜a8
うち少くとも1つが“0”であれば中心のビツト
パターン(*)や輪郭線に位置するものであると
判定する。
本提案例では上記のことを利用し輪郭線をパタ
ーンの正転像であるポジテイブパターンとパター
ンの反転像であるネガテイブパターンの両者から
同一マスクで抽出して、これを合成することによ
つて輪郭線で形成されるパターンが欠陥か非欠陥
かを判定しようとするものである。すなわち第3
図aの如く欠陥のないパターンの場合は、第3図
aの正転パターン(ポジテイブパターン)の輪郭
線ビツトは第3図bの如く〇印で示され、第3図
aの反転パターン(ネガテイブパターン)の輪郭
線ビツトは×印で示される。第4図aの如く欠陥
にあるパターンの場合でも第4図bの如く同様に
示される。ここで第3図b、第4図bの如くポジ
テイブパターンとネガテイブパターンの輪郭線ビ
ツトを合成すると、欠陥でない場合は輪郭線の合
成パターンが2ビツトの列で表わされているが、
欠陥の場合は欠陥部分が2ビツト以上の領域で表
わされてくる。従つて、これを区別すれば欠陥の
検出が可能となる。
論理回路1・25は本発明の実施例として第1
1図aで詳述する回路と同じものであり、上述の
ポジテイブパターンとネガテイブパターンの輪郭
線ビツト情報を同一マスクで抽出し合成する回路
である。この合成輪郭線情報を欠陥検出回路15
に入力する。
欠陥検出回路15のシフトレジスタ31,3
2,33はシフトレジスタ21,22,23と同
様の構成であり、中心ビツト(*′)と周囲のビ
ツトパターンb1〜b8より成る3×3マスク34も
マスク24と同様の構成であり、また論理回路
2・35は第11図bで後述する回路と同じもの
である。このような構成により、正常なパターン
の場合には最小線幅でも数個のサンプリングパル
ス幅を示すから第3図bの如く2ビツトの列で示
す輪郭線を表わす。しかしながら欠陥部分は第4
図bの如く広いパターンの輪郭線を表わす。すな
わち、論理“1”の中心のビツトパターン(*)
の周囲b1〜b8が論理“1”となるから、この読出
し信号b1〜b8,(*)を全部AND回路を通すこと
にり欠陥が検出される。第4図cはこの状態を示
す。
従つて欠陥の場合には、その欠陥幅がサンプリ
ングパルスの2個以下であれば、パターンの両側
の輪郭線情報が重複するから両検出パターンがつ
ながり1個の広いパターンとして検出される。
以上の従来提案例による欠陥検査では被検査パ
ターンを2値化パターンとしたため、第5図aに
示すような正常な微細パターンの先端に1ビツト
パターンが存在したり、同図bのように2ビツト
パターンが存在したりする。これらのビツトパタ
ーンは前述の欠陥検査によれば何れも欠陥として
検出され、同図aのビツトパターンは同図cの1
ビツトパターンのピンホール、残渣等の欠陥と区
別されず、同様に同図bのビツトパターンは同図
dの1ビツト幅で連続した欠陥ビツトと区別がつ
かない。いわゆる過剰欠陥検出が行われる。これ
に対し本出願人は特願52−158414号により、2値
化パターン等に基因する過剰欠陥を弁別し真の欠
陥のみを検出しうるパターン検出法を提案した。
このパターン検出法の概略を述べると、次のよ
うに3検出法から成立つている。第1の検出法は
第5図cの孤立した1ビツトの欠陥ビツトパター
ンに対して、判定欠陥ビツトの周囲が全て同一レ
ベルであるという論理を適用して同図aの疑似欠
陥ビツトパターンと区別する。第2の検出法は同
図dの1ビツト幅の連続した欠陥ビツトに対し
て、中心ビツトの両側が中心ビツトを異なる同一
レベルであるか否かで判定し、同図bの疑似欠陥
ビツトパターンと区別する。第3の検出法は2ビ
ツト幅以上の欠陥ビツトを検出するため、判定欠
陥ビツトの周囲のビツト中に隣接して欠陥ビツト
が存在する時、その判定欠陥ビツトを真の欠陥と
し、第4図cの状態を検出する。以上の3検出法
により抽出された欠陥を合成して真の欠陥とする
ものである。
以上述べた特願昭52−63653号によるパターン
検査法においては、通常サンプリング間隔Δを最
小欠陥幅に選定するから、欠陥の大きさとしては
Δ〜2Δの間が検出される。従つて第6図aの示
すような斜線で示すd≦2Δの円サイズに対しイ
のような小さな曲率の欠陥は検出されるが、同図
bに示すロのような大きな曲率の欠陥は検出され
ないという問題点が存在し、さらに、特願昭52−
158414号による過剰欠陥防止を行なつたパターン
検出法を用いた場合、第5図a,b等の疑似欠陥
は除外できるが、第6図cのような孤立していな
い1ビツトの欠陥ビツトパターンに対しては効果
がないことが明らかとなり、また過剰欠陥防止の
回路構成が複雑となつていることも難点と考えら
れる。
本発明の目的は被検査パターンの輪郭情報を検
出して欠陥を判定する場合、欠陥の微細構造の検
出範囲を拡大するとともに、欠陥の過剰抽出防止
械能の改善と簡略化を図つたパターン検査法を提
供することである。
前記目的を達成するため、本発明のパターン検
査法は検出すべき2値化パターンの最小欠陥サイ
ズの1/2を分解するサンプリングレートを基本に
してそのクロツクを2i(i=1,2,…,n)
で分周し、各々のサンプリングロツクで動作する
検査回路を複数個設け、該各検査回路は合成輪郭
線検出回路と第1の欠陥検出回路と第2の欠陥検
出回路より構成し、前記合成輪郭線検出回路は2
値化パターンを走査する3×3ビツトのマスクの
高レベルビツトを中心とする輪郭情報と低レベル
ビツトを中心とする輪郭情報とを合成することに
より輪郭線パターンを検出し、前記第1の欠陥検
出回路は前記合成輪郭線画像を走査する3×3ビ
ツトのマスクの中心ビツトと周囲の全ビツトとの
間で論理積をとることにより擬似欠陥パターンを
検出し、前記第2の欠陥検出回路は前記擬似欠陥
パターンを走査する3×3ビツトのマスクの中心
ビツトを周囲の隣接する2ビツトとそれぞれ論理
積をとることにより真の欠陥パターンのみ判定
し、前記パターンクロツク毎に前記検査回路によ
る検査を行ない合成することを特徴とするもので
ある。
以下本発明を実施例につき詳述する。
第7図a〜cは本発明の原理説明図である。ま
ず、同図aに示すように、被検査パターンを最小
欠陥サイズdの1/2のサンプリング間隔Δ=d/
2でサンプリングし、これに提案例で述べた合成
輪郭線法を適用する。次に同図bに示すように、
サンプリング間隔2Δ=d,すなわち最小欠陥サ
イズdでサンプリングし合成輪郭線法を適用す
る。以下同様にして同図cに示すように、サンプ
リング間隔2n-1×Δでサンプリングして合成輪
郭線法を適用する。そして各サンプリング間隔で
検出された欠陥微細構造を合成する。
ここで、nは被検査パターンの最小線幅L,サ
ンプリング間隔Δを最小欠陥サイズdの1/2とす
れば n=1+log2(L/3Δ) (1) で与えられる。
上式中、nは整数で右辺の小数点以下を切捨て
たものであり、最小線幅Lを欠陥としないために
は、n番目のチヤンネルのサンプリング間隔△′
は△′=L/3が必要であり、そのため3点以上で最 小線幅が表現されなくてはならない。一方、n番
目のサンプリング間隔は第7図cから2n-1×△
と設定される。従つて、L/3=2n-1×△とおかれ、 これより式(1)が導かれる。
以上のようにサンプリング間隔Δ=d/2の2
n-1倍に変化することにより、第6図aのイの欠
陥は勿論のこと同図bのロの欠陥も検出すること
が可能となる。
また、欠陥の過剰抽出防止機能において、第5
図a,b,c,d等の最小欠陥幅に対応する1ビ
ツト幅のパターンは本発明の場合には2ビツト幅
2Δとして処理されるから前述の特願昭53−
158414号における検出法のうち第1および第2の
検出法の必要はなくなり、全部第3の検出法で処
理できることになる。従つて第6図cで問題点と
して指摘された孤立しない最小欠陥も2ビツト幅
となるから第3の検出法で検出可能となる。
このように本発明における合成輪郭線法の過剰
抽出防止機能は前述の第3の検出法のみとなり、
次の論理式で与えられる。すなわち、欠陥の微細
構造の出力をeとすれば、 ここでi=8の時C9が生じるがこれはC1とみ
なす。
をなる。式(2)で×印は論理積、Σは論理和を示
す。
第8図は本明の要部である式(2)を実現する過剰
抽出防止回路17を示す。すなわち、複数のサン
プリング間隔Δ,2×Δ,…,2n-1×Δ毎の欠
陥検出回路15の論理回路2・35の出力40を
過剰抽出防止回路17のシフトレジスタ41,4
2,43の最初のシフトレジスタ41に入力に、
前述と同様の3×3マスク44の中心(*″)の
周囲のビツトパターンC1〜C8を読み出し、中心
(*″)の判定欠陥ビツトに対し周囲のビツトパタ
ーン中に隣接して欠陥ビツトが存在するか否かを
論理回路3・45により検出する。論理回路3・
45の1例は後述する実施例の第11図cに示さ
れる。
以上の第7図の本発明の原理および第8図の要
部に基づき第9図〜第11図に本発明を実現する
ための具体回路例を示す。
第9図は本発明の実施例の全体構成図である。
同図において、被検査パターンを走査したアナロ
グ信号から2値化信号20を得、複数に分岐し欠
陥検出チヤンネル1・52〜N・52nに入力
させるとともに、それぞれにタイミングクロツク
19を欠陥検出チヤbネル1・52には直接
に、以下1/2分周回路51〜1/2n-1分周回路
51nで逐次分周して添字に対応する欠陥検出チ
ヤンネル2・52〜N・52nに供給し、第7
図で説明したサンプリング間隔Δ〜2n-1×Δで
サンプリングを行なわせ、各チヤンネルで欠陥検
出の上OR回路53を介し出力する。
第10図は第9図における欠陥検出チヤンネル
52〜52oの構成を示す説明図である。
同図は特願昭53−63653号の第2図に輪郭線抽
出回路14と欠陥検出回路15に本発明の要部で
ある第8図の過剰抽出防止回路17を付加したも
のである。
輪郭線抽出回路14の3×3マスク24より読
み出した中心ビツトパターン(*)と周囲のビツ
トパターンa1〜a8を論理回路1・25により輪郭
線情報を検出する。論理回路1・25は第11図
aの回路に示すように、ポジテイブパターンとネ
ガテイブパターンの輪郭線ビツト情報を同一マス
クで抽出するための回路である。すなわち、3×
3マスク24より読み出したビツトパターンa1
a8をNAND回路61を通し中心のビツトパターン
(*)とともにAND回路62に入力し、一方周囲
のビツトパターンa1〜a8の反転信号をNAND回路
63を通し中心のビツトパターン(*)の反転信
号とともにAND回路64に入力する。この場
合、NAND回路61とAND回路62はポジテイ
ブパターン輪郭線情報を検出し、NAND回路63
とAND回路64はネガテイブパターン輪郭線情
報を検出する。AND回路62,64の出力はOR
回路65を介し、第3図b,第4図bに示す合成
輪郭線情報とし送出される。
第10図に戻り、論理回路1・25の出力の合
成輪郭線情報30を欠陥検出回路15に入力し、
3×3マスク34より読み出した中心のビツトパ
ターン(*′)を周囲のビツトパターンb1〜b8
論理回路2・35に入れ欠陥情報40が検出され
る。
論理回路2・35は第11図bの回路例を示す
ように、中心のビツトパターン(*′)を周囲の
ビツトパターンb1〜b8を全部AND回路65を通
すことにより欠陥が検出される。すなわち正常な
パターンの場合には最小線幅でも数個のサンプリ
ングパルス幅を示すから第3図bの如く2ビツト
の列で示す輪郭線を表わす。しかしながら欠陥分
は第4図bの如く広いパターンの輪郭線を表わ
し、論理“1”の中心ビツトパターン(*′)の
周囲のビツトパターンb1〜b(が論理“1”となる
ことにより判別される。第4図cはこの状態を示
す。
次に第10図に戻り、論理回路2・35の欠陥
情報40を本発明の要部である過剰抽出防止回路
17に入力させる。過剰抽出防止回路17の3×
3マスクより読み出した中心ビツト(*″)と周
囲のビツトパターンC1〜C8を論理回路3・45
に入れ、前述の原理に基き真の欠陥のみを検出す
る。
論理回路3・45は第11図cの回路例に示す
ように、周囲のビツトパターンC1,C2をAND回
路66に入力し、その出力をOR回路67に入
力する。同様にC2,C3、C3,C4、……、C8,C1
の組をAND回路66,66,……66
入れその出力をそれぞれOR回路67に入力す
る。次にOR回路67の出力を3×3マスクの中
心ビツトパターン(*″)とともにAND回老路6
8に入力し欠陥情報50が得られる。
このようにして、各サンプリング間隔Δ〜2n-
×Δに対応する各欠陥検出チヤンネル1・52
〜N・52nからの真の欠陥情報をOR回路5
3により合成して抽出することができる。
上述の実施例で各欠陥検出チヤンネルの検出可
能な欠陥サイズを検討してみる。
第12図a,bはあるチヤンネルのサンプリン
グ間隔をΔiとした場合の検出可能な最大欠陥幅
Lmaxと最小欠陥幅Lminを示すもので、 2Δi<Lmax<3Δi (3) Δi<Lmin<2Δi (4) となり、従つて検出可能な欠陥サイズLiの範囲は Δi<Li<3Δi (5) である。
次にチヤンネルiとチヤンネルi+1の検出可
能な欠陥サイズLi,Li+1の関係は、チヤンネル
iのサンプリング間隔Δiに対しチヤンネルi+
1にサンプリング間隔は2Δiとなるから、式(5)
から Δi<Li<3Δi (6) 2Δi<Li+1<6Δi (7) 従つて式(6),(7)より分るように、隣接する2チヤ
ンネルの欠陥検出サイズの範囲は適度に重複して
おり問題はない。
以上説明したように、本発明によれば、被検査
パターンの輪郭情報を検出して欠陥を判定する場
合、被検査パターンの走査を複数のサンプリング
間隔でそれぞれサンプリングし合成輪郭線法を適
用することにより、欠陥の微細構造の大きさの検
出範囲を拡大することができるばかりでなく、過
剰抽出防止回路を簡略化することができしかも従
来の問題点も解消することができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜第5図a〜dは従来提案例の構成および
動作の説明図、第6図a〜c、第7図a〜cは本
発明の原理説明図、第8図は本発明の要部の説明
図、第9図は本発明の実施例の構成を示す概略説
明図、第10図、第11図a〜cは第9図の実施
例の要部の詳細説明図、第12図は本発明の効果
の説明図であり、図中、20は2進化信号、14
は輪郭線抽出回路、15は欠陥検出回路、17は
過剰抽出防止回路、21〜23,31〜33,4
1〜43はシフトレジスタ、24,34,44は
3×3マスク、25,35,45は論理回理、5
〜51nは分周回路、52〜52nは欠陥
検出チヤンネル、53はOR回路、66〜66
,68はAND回路、67はOR回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 検出すべき2値化パターンの最小欠陥サイズ
    の1/2を分解するサンプリングレートを基本にし
    てそのクロツクを2i(i=1,2,…,n)で
    分周し、各々のサンプリングクロツクで動作する
    検査回路を複数個設け、 該各検査回路は合成輪郭線検出回路と第1の欠
    陥検出回路と第2の欠陥検出回路より構成し、 前記合成輪郭線検出回路は2値化パターンを走
    査する3×3ビツトのマスクの高レベルビツトを
    中心とする輪郭情報と低レベルビツトを中心とす
    る輪郭情報とを合成することにより輪郭線パター
    ンを検出し、 前記第1の欠陥検出回路は前記合成輪郭線画像
    を走査する3×3ビツトのマスクの中心ビツトと
    周囲の全ビツトとの間で論理積をとることにより
    擬似欠陥パターンを検出し、 前記第2の欠陥検出回路は前記擬似欠陥パター
    ンを走査する3×3ビツトのマスクの中心ビツト
    を周囲の隣接する2ビツトとそれぞれ論理積をと
    ることにより真の欠陥パターンのみ判定し、 前記パターンクロツク毎に前記検査回路による
    検査を行ない合成することを特徴とするパターン
    検査法。
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JPS6213260A (ja) * 1985-07-10 1987-01-22 Mitsubishi Electric Corp 半田箔付装置
JP4804382B2 (ja) * 2007-03-05 2011-11-02 シャープ株式会社 画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理装置

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