JPS6147252A - 複合シ−ト及び真空成形方法 - Google Patents
複合シ−ト及び真空成形方法Info
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- JPS6147252A JPS6147252A JP16976284A JP16976284A JPS6147252A JP S6147252 A JPS6147252 A JP S6147252A JP 16976284 A JP16976284 A JP 16976284A JP 16976284 A JP16976284 A JP 16976284A JP S6147252 A JPS6147252 A JP S6147252A
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- sheet
- vinyl chloride
- composite sheet
- vacuum forming
- vacuum
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、真空成形によって繊細で微妙な凹凸まで表現
した外観表面を有する成形品を得ることのできる複合シ
ート、及び該複合シートを使用した真空成形方法に係る
。
した外観表面を有する成形品を得ることのできる複合シ
ート、及び該複合シートを使用した真空成形方法に係る
。
「従来の技術」
従来から真空成形技術は、電気製品部材、自動車内外装
材、建築内装材等の製法として幅広く応用されている。
材、建築内装材等の製法として幅広く応用されている。
この真空成形技術を使用するためには、真空成形に用い
る熱可塑性樹脂シートが次の加工特性を有していること
が必要とされている。
る熱可塑性樹脂シートが次の加工特性を有していること
が必要とされている。
(1) 偏肉しないこと。
(2)成形温度領域が広いこと。
(3)成形品のコーナー部またはリブ部等の曲率半径が
小さくなるように成形できること。
小さくなるように成形できること。
(4)絞り比を大きく取れること。
(5) シートとプラグあるいは成形型との滑りが適
度にあること。
度にあること。
上述の加工適性は、シートの変形の機構が一軸あるいは
二軸延伸であり、伸張粘度がある範囲にあれば得られる
特性である。例えば、これらの特性を有する熱可塑性樹
脂シートとしては。
二軸延伸であり、伸張粘度がある範囲にあれば得られる
特性である。例えば、これらの特性を有する熱可塑性樹
脂シートとしては。
特公昭!;3−弘2057号、特公昭、!l−、7−’
120!rg号に開示されたような1分子内に水酸基ま
たはカルボキシル基を有する塩化ビニル系重合体と。
120!rg号に開示されたような1分子内に水酸基ま
たはカルボキシル基を有する塩化ビニル系重合体と。
架橋剤とを混線配合した塩化ビニル系樹脂組成物を成形
して得られるシートを挙げることができる。しかし、こ
れらの加工適性のみでは、真の加工適性を備えたと云う
ことはできず、すなわち成形型に刻まれた繊細で微妙な
凹凸まで正確に転写表現することは困難であった。
して得られるシートを挙げることができる。しかし、こ
れらの加工適性のみでは、真の加工適性を備えたと云う
ことはできず、すなわち成形型に刻まれた繊細で微妙な
凹凸まで正確に転写表現することは困難であった。
一方、近年、真空成形技術の改良が装置の面からも進み
、通気性セラミック型、レザー光線による倣小な開孔部
を有する成形型なども既に開発され、真空成形によって
成形品にかなシの意匠性を付与することが可能となって
いる。
、通気性セラミック型、レザー光線による倣小な開孔部
を有する成形型なども既に開発され、真空成形によって
成形品にかなシの意匠性を付与することが可能となって
いる。
「発明が解決しようとする問題点」
に
本発明者は、かかる従来の状況妻鑑み、真空成形加工性
を損うことなく繊細で微妙な凹凸模様を転写し、しかも
、耐光性、耐フオギング性。
を損うことなく繊細で微妙な凹凸模様を転写し、しかも
、耐光性、耐フオギング性。
柔軟性、風合い、触感等の要求性能に対しても成形加工
適性から限定されることなく対応できる真空成形用の熱
可塑性樹脂製シートを得るべく鋭意検討した結果、真空
成形可能な熱可塑性樹脂組成物シートに1通常真空成形
が不可能な軟質の塩化ビニル樹脂からなるシートを積層
複合することによシ1本発明の目的を達成しうる −こ
とを見い出し9本発明を完成するに到った。
適性から限定されることなく対応できる真空成形用の熱
可塑性樹脂製シートを得るべく鋭意検討した結果、真空
成形可能な熱可塑性樹脂組成物シートに1通常真空成形
が不可能な軟質の塩化ビニル樹脂からなるシートを積層
複合することによシ1本発明の目的を達成しうる −こ
とを見い出し9本発明を完成するに到った。
すなわち9本発明の目的は、真空成形加工性を損うこと
なく、i細で微妙な凹凸模様まで表現した外観表面を有
する成形品を得ることのできる複合シート及び該複合シ
ートを使用した真空成形方法を提供するにある。
なく、i細で微妙な凹凸模様まで表現した外観表面を有
する成形品を得ることのできる複合シート及び該複合シ
ートを使用した真空成形方法を提供するにある。
「発明の構成」
しかして9本発明の要旨とするところは、真空成形可能
な熱可塑性樹脂製シート(以下「シートA」という)と
、シ、−)Aの真空成形加工条件においてシートAより
流動変形し易い軟質塩化ビニル樹脂シートとを積層して
なる複合シート、及び真空成形可能な熱可塑性樹脂製シ
ート(以下[シートAJという)とシートAの真空成形
加工条件においてシートAより流動変形し易い軟質塩化
ビニル樹脂シート(以下「シートB」という)とを積層
した複合シートの真空成形方法において、複合シートを
予熱した後シートBの面が成形型に接するように成形す
ることを特徴とする真空成形方法に存する。
な熱可塑性樹脂製シート(以下「シートA」という)と
、シ、−)Aの真空成形加工条件においてシートAより
流動変形し易い軟質塩化ビニル樹脂シートとを積層して
なる複合シート、及び真空成形可能な熱可塑性樹脂製シ
ート(以下[シートAJという)とシートAの真空成形
加工条件においてシートAより流動変形し易い軟質塩化
ビニル樹脂シート(以下「シートB」という)とを積層
した複合シートの真空成形方法において、複合シートを
予熱した後シートBの面が成形型に接するように成形す
ることを特徴とする真空成形方法に存する。
本発明の詳細な説明する。
本発明の複合シートの一構成要件であるシートAは、熱
可塑性樹脂から製造され、真空成形可能なものなら特に
限定されるものではない。
可塑性樹脂から製造され、真空成形可能なものなら特に
限定されるものではない。
熱可塑性樹脂は9例えば、塩化ビニル系樹脂。
耐衝撃性スチロール樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂、
ポリプロピレン、高密度ポリエチレン。
ポリプロピレン、高密度ポリエチレン。
ポリカーボネート、エチレン−酢酸ビニル共重合体等が
挙げられ、これらが単独でまたは2種以上を混合して、
また可塑剤、安定剤、顔料。
挙げられ、これらが単独でまたは2種以上を混合して、
また可塑剤、安定剤、顔料。
充填材等を適宜添加した組成物として用いられる。また
、これら樹脂は発泡または架橋したものを使用すること
もできる。そして、これら熱可塑性樹脂から製造される
シートAは、複合シートを構成するもう一方の軟質塩化
ビニル樹脂シート(シートB)と積層したとき1両者が
容易に剥離しないように構成されているかまたは容易に
剥離しない材質を選択するのが望ましい。
、これら樹脂は発泡または架橋したものを使用すること
もできる。そして、これら熱可塑性樹脂から製造される
シートAは、複合シートを構成するもう一方の軟質塩化
ビニル樹脂シート(シートB)と積層したとき1両者が
容易に剥離しないように構成されているかまたは容易に
剥離しない材質を選択するのが望ましい。
シートA及びシートBを単なる接着または押出ラミネー
トで積層したときに、容易に剥離しないシートAの材質
としては1例えば塩化ビニル系樹脂、スチロール樹脂、
ABS樹脂またはこれらの混合物が好ましい。本発明で
は、特に塩化ビニル系樹脂とABS樹脂の混合樹脂組成
物。
トで積層したときに、容易に剥離しないシートAの材質
としては1例えば塩化ビニル系樹脂、スチロール樹脂、
ABS樹脂またはこれらの混合物が好ましい。本発明で
は、特に塩化ビニル系樹脂とABS樹脂の混合樹脂組成
物。
または分子内に水酸基、カルボキシル基、エポキシ基ま
たはアルコキシ基のような架橋性の基を有する塩化ビニ
ル共重合体、すなわち架橋性塩化ビニル系樹脂に、架橋
剤及び可塑剤を添加した組成物から得られるシートAを
用いるのが。
たはアルコキシ基のような架橋性の基を有する塩化ビニ
ル共重合体、すなわち架橋性塩化ビニル系樹脂に、架橋
剤及び可塑剤を添加した組成物から得られるシートAを
用いるのが。
シートBの剥離がないので好ましい。該架橋性塩化ビニ
ル系樹脂は1例えば塩化ビニルと9分子中に水酸基、カ
ルボキシル基、エポキシ基まだはアルコキシ基(以下架
橋性の基という)を有するビニル系コモノマーとを共重
合させる公知の方法、すなわち懸濁、乳化、微細懸濁、
塊状等の重合方法によって得られる。しかし9本発明に
おいては、乳化重合または微細懸濁によって得られたも
のが1粒径、溶融性、架橋性等の点から最も好ましい。
ル系樹脂は1例えば塩化ビニルと9分子中に水酸基、カ
ルボキシル基、エポキシ基まだはアルコキシ基(以下架
橋性の基という)を有するビニル系コモノマーとを共重
合させる公知の方法、すなわち懸濁、乳化、微細懸濁、
塊状等の重合方法によって得られる。しかし9本発明に
おいては、乳化重合または微細懸濁によって得られたも
のが1粒径、溶融性、架橋性等の点から最も好ましい。
架橋性の基を有するビニル系コモノマーの具体例として
は、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ1口ピルアク
リレート、2−ヒドロキシブチルアク1) L/、−ト
1.7−クロローノーヒドロキシフロヒルメタクリレー
ト、3−ヒドロキシブチルアク1Jlz−ト+エチルー
2=ヒドロキシエチルフマレート、ヒドロキンブチルビ
ニルエーテル、グリ7ジルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸
マレイン酸モノブチル、ウンデシレ:y(fi、N−メ
チロールアクリルアミド、N−ブトキシメチルアクリル
アミドなどがあげられる。
は、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ1口ピルアク
リレート、2−ヒドロキシブチルアク1) L/、−ト
1.7−クロローノーヒドロキシフロヒルメタクリレー
ト、3−ヒドロキシブチルアク1Jlz−ト+エチルー
2=ヒドロキシエチルフマレート、ヒドロキンブチルビ
ニルエーテル、グリ7ジルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸
マレイン酸モノブチル、ウンデシレ:y(fi、N−メ
チロールアクリルアミド、N−ブトキシメチルアクリル
アミドなどがあげられる。
この架橋性の塩化ビニル系樹脂を、シートAに適した組
成物に調製するには、該樹脂100好ましくは/〜10
重量部、可塑剤コO〜100重量部、好ましくは30〜
/θ0重量部を均一に混合する。該組成物には、必要に
応じ架橋性の基を有さない塩化ビニル系樹脂を添加する
こともできる。また架橋剤としては、具体的にはトリレ
ンジインシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、トリメチロールプロパントリレンジインシアネート
及びその付加体、ポリメチレンポリフェニルインシア、
r、−ト、コノ・り酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメ
リン酸、アゼライン酸、フタール酸、無水フタール酸、
マレイン酸、無水シクロヘキサンジカルボン酸。
成物に調製するには、該樹脂100好ましくは/〜10
重量部、可塑剤コO〜100重量部、好ましくは30〜
/θ0重量部を均一に混合する。該組成物には、必要に
応じ架橋性の基を有さない塩化ビニル系樹脂を添加する
こともできる。また架橋剤としては、具体的にはトリレ
ンジインシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、トリメチロールプロパントリレンジインシアネート
及びその付加体、ポリメチレンポリフェニルインシア、
r、−ト、コノ・り酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメ
リン酸、アゼライン酸、フタール酸、無水フタール酸、
マレイン酸、無水シクロヘキサンジカルボン酸。
トリグリ/ジルインシアヌレート、p、p’−ジアミノ
フェニルメタングリシジルアミン、ビスフェノール型エ
ポキシ、エポキシ樹脂、トリエチレンテトラミン1メチ
ロールメラミン、ブトキレメチルメラミン等があげられ
、さらにアルコールやフェノール等で封鎖したポリイソ
シアネート等も使用できる。
フェニルメタングリシジルアミン、ビスフェノール型エ
ポキシ、エポキシ樹脂、トリエチレンテトラミン1メチ
ロールメラミン、ブトキレメチルメラミン等があげられ
、さらにアルコールやフェノール等で封鎖したポリイソ
シアネート等も使用できる。
熱可塑性樹脂またはその組成物から、複合シートに適し
たノー)Aを調製する方法としては。
たノー)Aを調製する方法としては。
カレンダー成形、押出し成形、インフレーション成形、
キャスティング成形等公知のシート化方法が採用される
。ただ架橋性の塩化ビニル系樹脂からなる組成物を用い
た場合、真空成形の前の段階9例えばシート化工程、積
層工程で7−トAの架橋反応が起っているのが望ましい
。
キャスティング成形等公知のシート化方法が採用される
。ただ架橋性の塩化ビニル系樹脂からなる組成物を用い
た場合、真空成形の前の段階9例えばシート化工程、積
層工程で7−トAの架橋反応が起っているのが望ましい
。
シートAKi層するための軟質塩化ビニル樹脂シート(
シートB)は、真空成形加工条件においてシートAより
流動変形し易いことが必要である。すなわち、シートB
はその加工条件温度領域における粘度が、シートAのそ
れよりも小さいことが必要である。具体的には加工時に
おける温度の溶融粘度を調べることによって知ることが
できる。シートBに用いる軟質の塩化ビニル樹脂は9例
えば架橋性の基を有さない通常の塩化ビニル系樹脂に、
可塑剤また必要に応じ安定剤、顔料、充填材等の添加剤
を均一に混合したものである。可塑剤の添加量は、塩化
ビニル系樹脂の重合度、真空成形条件での流動変形性、
複合シートの加工条件、複合シートの用途等によって適
宜選択決定されるが9通常塩化ビニル系樹脂100重量
部当り、30〜/30重量部の範囲が適当である。
シートB)は、真空成形加工条件においてシートAより
流動変形し易いことが必要である。すなわち、シートB
はその加工条件温度領域における粘度が、シートAのそ
れよりも小さいことが必要である。具体的には加工時に
おける温度の溶融粘度を調べることによって知ることが
できる。シートBに用いる軟質の塩化ビニル樹脂は9例
えば架橋性の基を有さない通常の塩化ビニル系樹脂に、
可塑剤また必要に応じ安定剤、顔料、充填材等の添加剤
を均一に混合したものである。可塑剤の添加量は、塩化
ビニル系樹脂の重合度、真空成形条件での流動変形性、
複合シートの加工条件、複合シートの用途等によって適
宜選択決定されるが9通常塩化ビニル系樹脂100重量
部当り、30〜/30重量部の範囲が適当である。
本発明の複合シートは、シートAとシートBを積層複合
することによって製造される。複合には例えば次の方法
が採用され、真空成形時に層間剥離または亀裂を生ずる
ものでなければ。
することによって製造される。複合には例えば次の方法
が採用され、真空成形時に層間剥離または亀裂を生ずる
ものでなければ。
特にその積層方法は限定されるものではない。
(a) 熱可塑性樹脂(組成物を含む)と軟質塩化ビ
ニル樹脂とを共押出し成形する。
ニル樹脂とを共押出し成形する。
(b) シートAにシートBを加熱ラミネートする。
(c) シートAとシートBを接着剤によって接着積
層する。
層する。
(d) シートAの上にシートBをキャスティングす
る。
る。
本発明の複合シートを真空成形するには、先ず複合シー
トを/、30−200℃、好ましくは730℃前後の温
度で、真空成形が可能になるまで予熱し1次いで流動変
形しやすいシートBの面を成形型に接触させて型内を減
圧にし、複合シートと成形型を完全に密着させる。真空
成形品は、冷却した後取出される。
トを/、30−200℃、好ましくは730℃前後の温
度で、真空成形が可能になるまで予熱し1次いで流動変
形しやすいシートBの面を成形型に接触させて型内を減
圧にし、複合シートと成形型を完全に密着させる。真空
成形品は、冷却した後取出される。
「発明の効果」
本発明の複合シートによれば、シートBが真空成形可能
なシートAよりも成形加工条件において流動変形し易い
軟質の塩化ビニル樹脂シートで構成されているので、成
形型にシートHの面を接触密着させることにより、成形
型に刻まれた繊細で微妙な凹凸まで正確に転写表現する
ことが可能になり、真空成形、加圧成形に極めて好都合
である。そして、シートAの熱可塑性樹脂またはその組
成物を適宜選択することによシ、またシートAを架橋1
発泡等を行うことにより、耐光性にすぐれ、柔軟性、風
合い、感触等の要求性能に対しても対応できるようにな
り。
なシートAよりも成形加工条件において流動変形し易い
軟質の塩化ビニル樹脂シートで構成されているので、成
形型にシートHの面を接触密着させることにより、成形
型に刻まれた繊細で微妙な凹凸まで正確に転写表現する
ことが可能になり、真空成形、加圧成形に極めて好都合
である。そして、シートAの熱可塑性樹脂またはその組
成物を適宜選択することによシ、またシートAを架橋1
発泡等を行うことにより、耐光性にすぐれ、柔軟性、風
合い、感触等の要求性能に対しても対応できるようにな
り。
本発明の複合シートは、電気製品の部材、自動車内外装
材、建築内装材等としての利用価値が願る高い。
材、建築内装材等としての利用価値が願る高い。
「実施例」
次に本発明を実施例にて詳述するが9本発明は、その要
旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではな
い。なお、実施例中の圓は「重量部」を示す。また、シ
ートA、Bの溶融粘度は、加工温度(trO℃)での弾
性率から算出した。
旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではな
い。なお、実施例中の圓は「重量部」を示す。また、シ
ートA、Bの溶融粘度は、加工温度(trO℃)での弾
性率から算出した。
実施例/
くシートAの熱可塑性樹脂組成〉
塩化ビニル樹脂(懸濁重合品、平均重合度(p)/30
0) 100部トリオクチルトリメリテート(可塑剤
) q。
0) 100部トリオクチルトリメリテート(可塑剤
) q。
ABS樹脂 60エポキシ化
大豆油 ダニトリル−ブタジェンラ
バー lS部三基基性硫酸鉛(安
定剤) 2マグネシウム−亜鉛系安定剤
コステアリン酸
0・3キレータ−(リン酸エステル系)
0.3顔 料
λ、S−/!;0℃における
溶融粘度10Sボイズ−くシートBの塩化ビニル樹脂組
成〉 塩化ビニル樹脂(l@濁重合品p goo) 1
00部トリオクチルトリメリテート60 炭酸カルシウム(充填材)10 エポキシ化大豆油 qカルシウム
−亜鉛系安定剤 ダステアリン酸
0.2紫外線吸収剤
0.3キレータ−0,3 顔料 3.0 一/!;0℃における溶融粘度to’ポイズー上記のシ
ートA及びシートBの樹脂組成物を。
大豆油 ダニトリル−ブタジェンラ
バー lS部三基基性硫酸鉛(安
定剤) 2マグネシウム−亜鉛系安定剤
コステアリン酸
0・3キレータ−(リン酸エステル系)
0.3顔 料
λ、S−/!;0℃における
溶融粘度10Sボイズ−くシートBの塩化ビニル樹脂組
成〉 塩化ビニル樹脂(l@濁重合品p goo) 1
00部トリオクチルトリメリテート60 炭酸カルシウム(充填材)10 エポキシ化大豆油 qカルシウム
−亜鉛系安定剤 ダステアリン酸
0.2紫外線吸収剤
0.3キレータ−0,3 顔料 3.0 一/!;0℃における溶融粘度to’ポイズー上記のシ
ートA及びシートBの樹脂組成物を。
それぞれカレンダー加工によって、シートA/聰厚及び
シートB O,’l m厚のシートに成形した。
シートB O,’l m厚のシートに成形した。
このシートA及びシートBを接着剤を用いて熱圧着し、
ム’Its厚の積層複合シートを得た。
ム’Its厚の積層複合シートを得た。
ニッケル合金製の皮シボ、ステッチ付模様を有する電鋳
法によって製造された真空成形用金型で、予め730℃
で/、1分間加熱した複合シートを、シートBの面を金
型に接触して真空成形し、自動車のメーターフード成形
品を得た。
法によって製造された真空成形用金型で、予め730℃
で/、1分間加熱した複合シートを、シートBの面を金
型に接触して真空成形し、自動車のメーターフード成形
品を得た。
該成形品は1強靭で偏肉の無いことは勿論、金型に刻ま
れた繊細で微妙な凹凸形状で転写表現されておシ極めて
美しく、″また表面の風合も良好であった。
れた繊細で微妙な凹凸形状で転写表現されておシ極めて
美しく、″また表面の風合も良好であった。
実施例コ
くシートAの樹脂組成〉
塩化ビニル樹脂(乳化重合品、 p 3100)
110ジウンデシルフタレート
Asトリレンジイソシアネート(架橋剤)
5Ba −Zn系安定削
リエポキン化大豆油 3
部キレータ−0,3 顔 料
コ−/!;0℃における溶融粘度105ボイズ−
くシートBの塩化ビニル樹脂組成〉 塩化ビニル樹脂(乳化重合品、p/5oo) 7o
部塩化ビニル樹脂(ペーストレジン混合用レジン、pl
ooo) 30ジウンデフルフタレート
6り炭酸カルシウム
15Ba−Zn系安定剤
グエポキシ化アマニ油 3
キレータ−0,3 顔料 2.5 − / 30℃における溶融粘度104ポイズ−シート
Aの樹脂組成物(プラスチゾル)を離型紙上に/M厚に
塗布し、730℃で3分間加熱してゲル化させ7−トA
を得た。次いで、シートA上にシートBの樹脂組成物(
プラスチゾル)をo、ptu+厚に塗布積層し、220
℃で5分間加熱ゲル化して複合シートを得た。該複合シ
ートをテトラヒドロフランに/日間浸漬したが完全に溶
解しておらず、シートAが架橋していることが確認され
た。
110ジウンデシルフタレート
Asトリレンジイソシアネート(架橋剤)
5Ba −Zn系安定削
リエポキン化大豆油 3
部キレータ−0,3 顔 料
コ−/!;0℃における溶融粘度105ボイズ−
くシートBの塩化ビニル樹脂組成〉 塩化ビニル樹脂(乳化重合品、p/5oo) 7o
部塩化ビニル樹脂(ペーストレジン混合用レジン、pl
ooo) 30ジウンデフルフタレート
6り炭酸カルシウム
15Ba−Zn系安定剤
グエポキシ化アマニ油 3
キレータ−0,3 顔料 2.5 − / 30℃における溶融粘度104ポイズ−シート
Aの樹脂組成物(プラスチゾル)を離型紙上に/M厚に
塗布し、730℃で3分間加熱してゲル化させ7−トA
を得た。次いで、シートA上にシートBの樹脂組成物(
プラスチゾル)をo、ptu+厚に塗布積層し、220
℃で5分間加熱ゲル化して複合シートを得た。該複合シ
ートをテトラヒドロフランに/日間浸漬したが完全に溶
解しておらず、シートAが架橋していることが確認され
た。
皮シボ、ステッチ模様を刻んだ通気性セラミックス製真
空成形型を用い、複合体シートを750℃で約2分間予
熱し、シートBの面を成形型に接触させて真空成形を行
い、自動車のクラッシュパッドを製造した。該クラッシ
ュパッドを製造した。該クラッシュパッドは強靭で偏肉
の無いことは勿論、柔軟性に富み9表面の風合が良好で
、特にシートHの面には成形型に刻まれた微細な凹凸模
様を正確に描写していた。
空成形型を用い、複合体シートを750℃で約2分間予
熱し、シートBの面を成形型に接触させて真空成形を行
い、自動車のクラッシュパッドを製造した。該クラッシ
ュパッドを製造した。該クラッシュパッドは強靭で偏肉
の無いことは勿論、柔軟性に富み9表面の風合が良好で
、特にシートHの面には成形型に刻まれた微細な凹凸模
様を正確に描写していた。
また、この成形品は耐7オギング性、耐光性。
耐熱性にも優れていた。
特許出願人 三菱モンサント化成ビニル株式会社代
理 人 弁理士長谷用 − ほか/名
理 人 弁理士長谷用 − ほか/名
Claims (3)
- (1)真空成形可能な熱可塑性樹脂製シート(以下「シ
ートA」という)と、シートAの真空成形加工条件にお
いてシートAより流動変形し易い軟質塩化ビニル樹脂シ
ートとを積層してなる複合シート。 - (2)シートAが、塩化ビニルと水酸基、カルボキシル
基、エポキシ基またはアルコキシ基を有するビニル系コ
モノマーとの共重合体、架橋剤及び可塑剤からなる熱可
塑性樹脂組成物シートである特許請求の範囲第1項記載
の複合シート。 - (3)真空成形可能な熱可塑性樹脂製シート(以下「シ
ートA」という)と、シートAの真空成形加工条件にお
いてシートAより流動変形し易い軟質塩化ビニル樹脂シ
ート(以下「シートB」という)とを積層した複合シー
トの真空成形方法において、複合シートを予熱した後シ
ートBの面が成形型に接するように成形することを特徴
とする真空成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16976284A JPS6147252A (ja) | 1984-08-14 | 1984-08-14 | 複合シ−ト及び真空成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16976284A JPS6147252A (ja) | 1984-08-14 | 1984-08-14 | 複合シ−ト及び真空成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6147252A true JPS6147252A (ja) | 1986-03-07 |
Family
ID=15892377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16976284A Pending JPS6147252A (ja) | 1984-08-14 | 1984-08-14 | 複合シ−ト及び真空成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6147252A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01186322A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-25 | Honda Motor Co Ltd | 自動車用内装材 |
JPH03211052A (ja) * | 1990-01-16 | 1991-09-13 | Achilles Corp | 真空成形用塩化ビニル系樹脂積層シート |
JPH03224733A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-03 | Achilles Corp | 艶消真空成形品を製造するための真空成形用塩化ビニル系樹脂積層シート |
WO2021199799A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | 大日本印刷株式会社 | 真空成形用化粧シート、化粧材の製造方法、化粧材 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS57145130A (en) * | 1981-03-03 | 1982-09-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Heat-processable crosslinked polypropylene foam sheet |
JPS5815036B2 (ja) * | 1980-02-12 | 1983-03-23 | 雅司 加藤 | 曝気揚水水車 |
-
1984
- 1984-08-14 JP JP16976284A patent/JPS6147252A/ja active Pending
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