JPS6147049B2 - - Google Patents

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JPS6147049B2
JPS6147049B2 JP403675A JP403675A JPS6147049B2 JP S6147049 B2 JPS6147049 B2 JP S6147049B2 JP 403675 A JP403675 A JP 403675A JP 403675 A JP403675 A JP 403675A JP S6147049 B2 JPS6147049 B2 JP S6147049B2
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Japan
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circuit
relay
signal
feeder
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JP403675A
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Yoshihiro Umeno
Masaru Nakajima
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Aichi Electric Co Ltd
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Aichi Electric Co Ltd
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数の送電区間に区分した配電線の故
障区間を検出表示する故障区間指示装置に関する
ものである。
従来、この種装置は、第3図に例示するよう
に、送電端に設けたしや断器CBを介して配電線
を複数の区分開閉器SS1,SS2……SSoにより複数
の送電区間に区分し、上記区分開閉器SS1,SS2
……SSoは油入開閉器とこれの電源側から電源を
うけて応動するようにしたタイマ手段を有する制
御器とを組合せて構成され、上記油入開閉器の電
源側が課電されると、制御器の上記タイマ手段が
応動して一定の時限(以下投入時限T1という)
後に油入開閉器に投入指令を送出して主接点を投
入させて油入開閉器の負荷側に送電すると共に、
上記タイマ手段は続いて一定の時限(以下検出時
限T2という)を刻時した後復帰して次の応動に
備え、上記検出時限T2動作中に停電すると、次
に電源をうけても上記タイマ手段は応動せず、油
入開閉器の主接点の投入を阻止して負荷側への送
電を停止するようになつている。従つて上記区分
開閉器SS1,SS2……SSoはしや断器CBの投入に
より、投入時限T1を有して順次投入され、複数
の送電区間は送電端側から投入時限T1毎に順次
電力が供給されることになる。21は上記しや断
器CBの投入と連動して閉路する補助接点52a
を介して、図示しない変電所の所内電源に接続さ
れた区間指示計で、しや断器CBの投入と連動し
て応動させ、上記区分開閉器SS1,SS2……SSo
投入と時限同期させて複数の送電区間を検出表示
せしめるようになつている。そして、複数の送電
区間に区分した配電線に故障が発生した場合、ト
リツプするしや断器CBの再閉路により上記区分
開閉器SS1,SS2……SSoを投入時限T1毎に順次投
入させると共に、区間指示計21を応動させ、事
故区間へ送電する区分開閉器の投入によりしや断
器CBを再度トリツプさせると共に、区間指示計
21の応動を停止して故障区間を検出表示させ、
しや断器CBの再度の再閉路(以下再々閉路と呼
称する)により事故区間へ区分開閉器の投入をロ
ツクして停電区域の縮少化を図ると共に、故障区
間の検出により事故復旧の迅速化を図るいわゆる
配電線の故障区間検出方式に用いられたものであ
る。この区間指示計21を第3図及び第4図によ
つてさらに説明する。図示しない変電所の所内電
源にしや断器CBの投入と連動して閉路する補助
接点52aを介して、第2のリレーMpXの常閉
接点Mpbと第1のリレーRXの常閉接点RXb1
モータTMと第3のリレー79の限時接点79b
とを直列に接続し、上記常閉接点MpbとRXb1
には直列に接続したリレーMpXの常開接点Mp
a1とリレーRXの常開接点RXa1の回路を並列に接
続し、上記常開接点Mpa1とRXa1との接続点
と、モータTMと限時接点79bの接続点との間
に、リレーMpXの常開接点Mpa2とリレーRXを
直列に接続した回路を挿入し、リレーRXの常開
接点RXa2を上記常開接点Mpa1とMpa2の回路
に並列に接続してリレーRXの自己保持回路を形
成し、所内電源に、上記モータTMの図示しない
回転軸に連結されて共動するカム等の操作部材に
より、上記モータTMの起動によつて、押動され
て閉路し、一回転して始動位置にくると開路する
ようにした接点MpとリレーMpXを直列に接続し
た回路と、リレー79の限時接点79aとリレー
28を直列に接続した回路と、上記常開接点Mp
a1を介してリレーRXの常閉接点RXb2とリレー
79と常閉の押釦スイツチPB1を直列に接続した
回路とを並列に接続して、しや断器CBの再閉路
によりモータTMを駆動し、これと共動する指針
INDにより区分開閉器の投入と時限同期させて送
電区間を指示するように構成し、しや断器CBの
再閉路のトリツプによりモータTMを停止して指
針INDによつて故障区間を検出指示させると共
に、リレー79を励磁させてリレー28を励磁
し、その常開接点28aを閉路させて図示しない
警報回路を閉成して警報するようになつている。
そして、しや断器CBが再々閉路しても限時接点
79bは開路しており、モータTMは駆動せず故
障区間の表示を保持している。事故発生を知つた
運転員が指針INDの指示位置により故障区間を読
取つた後押釦スイツチPB1を開路することにより
リレー79が無励磁となつてモータTMの駆動回
路が閉路され、モータTMが始動位置に戻つたと
き接点Mpの開路によつて停止し、次の故障区間
検出に備えるようになつている。
しかし乍らこの区間指示計においては単一の故
障区間しか検出表示しないため、台風や襲雷時の
ように広範囲に亘り頻発的に多重事故が発生した
場合、例えば第3図において第2区間(SS2
SS3の間の区間)に最初の事故が発生し、しや断
器CBの再閉路によつて故障区間を検出表示して
も、続いて1区間(SS1とSS2の間の区間)に事
故が発生すると、事前に区間指示計の指針を始動
位置まで手動復帰させておかないと時限同期によ
る検出表示が不能となつて故障区間を表示しない
という欠点を有している。しかも、これら監視制
御は従来変電所の運転員によつてなされていたが
省力化に伴う変電所の無人化がすゝみ、これら監
視制御を遠隔から行ういわゆる集中制御方式の採
用されつつある現状にあつては、区間指示計の監
視操作のために運転員を配置することは困難で、
遠方監視制御ができる故障区間指示装置の開発は
電力安定供給の面からも強く要望されているとこ
ろである。
本発明は上述の欠点を除き、監視制御を行う運
転員を変電所に配置することなく、しかも多重事
故時でも集中制御所において事故フイーダー毎に
容易に検出表示できる故障区間指示装置を提供す
るものである。
本発明は事故発生したフイーダのしや断器の再
閉路によつて故障区間を検出すると共に、この故
障区間を記憶装置に記憶させた後直ちに区間指示
計を自動復帰させて同一フイーダの多重事故に備
えるように構成したこと、又、これら事故発生し
た複数の故障区間が複数のフイーダに亘る場合で
も集中制御所においてフイーダ毎に容易に選択検
出表示せしめるようにしたことを特徴とするもの
である。
以下本発明の実施例を第1図、第2図及び第4
図によつて説明する。第1図において、F,
F′……Fnは母線に接続された複数のフイーダ、
CB,CB′……CBnは上記フイーダF,F′……Fn
の送電端にそれぞれ設けた複数のしや断器、
SS1,SS2……SSo,SS1′,SS2′……SSo′,……
SS1 n,SS2 n……SSo nは、上述同様に構成されて上
記フイーダF,F′……Fnにそれぞれ配設されて
送電区間を複数に区分した複数の区分開閉器であ
る。そして、上記フイーダFは、区分開閉器
SS1,SS2……SSoを、上述同様、しや断器CBの
投入により投入時限T1毎に送電端から順次投入
するようになつている(フイーダF′……Fnも同
様に構成されている)。1は本装置で、しや断器
CB,CB′……CBnの投入と連動して閉路するそれ
ぞれの補助接点52aを介して変電所の所内電源
(例えばAC100V)に接続された区間指示計2,
2′……2nと、これから接続されて区間検出信号
と警報信号とをうけて故障区間を記憶した後、上
記区間指示計2,2′……2nを始動位置に自動復
帰させるための指示計リセツト信号を送出すると
共に、フイーダ選択信号をうけてフイーダ毎に故
障区間を点灯表示せしめる信号を送出するように
した記憶装置3とからなつている。そして、上記
区間指示計2,2′……2nは同様に構成され、区
間指示計2について説明する。これは第4図に示
す区間指示計21と基本的には同様に構成され、
異なる点を説明すると、上記所内電源に接続さ
れ、指針INDを始動位置に復帰させるため、所内
電源電圧をしや断器CBの補助接点52aを側路
して、モータTMに印加する図示しないリレーR
yを、上記記憶装置3の指示計リセツト信号によ
つて励磁するよう形成すると共に、上記リレーR
yの常閉接点Rybをリレー79の励磁回路に挿入
し、モータTMと共動する指針INDの指示する送
電区間と対応する位置に、区間検出接点X1,X2
……Xoを配設し、この区間検出接点X1,X2……
oはモータTMの駆動と連動する周知のカム又
は可動片等の操作部材により上記区分開閉器SS1
の投入と時限同期して区間検出接点X1を、同様
に、SS2が投入したときX2を、……SSoが投入し
たときXoを順次押動して閉路するように構成す
ると共に、この区間検出接点X1,X2……Xoは、
第2図に示すように、一端を警報接点28aを介
して所内直流電源に接続する電源端子V1に並列
に接続し、他端を順方向に挿入したダイオード
8,8……を介して記憶装置3に接点の閉路信号
を区間検出信号として送出すると共に、警報接点
28aの閉路信号を警報信号として送出するよう
にした区間検出信号回路7が区間指示計2に設け
られておる。次に、上記記憶装置3を第2図によ
つて説明する。9は上記区間指示計2,2′……
nの区間検出信号回路7,7′……7nの同じ区
間検出接点の出力端を共通接続して各区間検出信
号をうけ、これをそれぞれ検出して論理レベルの
信号で出力するようにしたレベル検出回路であ
る。14はフイーダ選択回路で、フイーダ選択リ
レーF,F′……Fnの常開接点Fa,Fa′……Fa n
と手動操作スイツチSw,Sw′……Sw nとを、Fa
とSw,Fa′とSw′……Fa nとSw nの複数組に分
け、この各組毎に並列接続してフイーダ選択部を
形成し、このフイーダ選択部の一方を接地(所内
直流電源の負側電源端子)し、他方をメモリー回
路M30,M30′……M30 nのセツト入力端にそれぞれ
接続すると共に、順方向に挿入したダイオード1
8,18……を介して微分回路∂とノツト回路
N32の入力端に接続し、この微分回路∂の出力端
をメモリー回路M30,M30′……M30 nのリセツト入
力端に接続し、このメモリー回路M30,M30′……
M30 nの出力端をナンド回路NA30,NA30′……
NA30 nの入力端の一方にそれぞれ接続し、このナ
ンド回路NA30,NA30′……NA30 nの入力端の他方
を上記ノツト回路N32の出力端にt1時限だけ自己
保持するようにした遅延回路TD1を介して接続し
て、常開接点Fa,Fa′……Fa n又は手動操作スイ
ツチSw,Sw′……Sw nの閉路によりフイーダ選
択信号を一旦記憶してナンド回路NA30,NA30′…
…NA30 nの出力端からフイーダ読出し指令を、遅
延回路TD1によつてt1時限だけ自己保持して送出
するようになつており、上記メモリー回路M30
M30′……M30 nの出力は微分回路∂の出力によつて
一旦リセツトされてから送出するようになつてい
る。11,11′……11nは上記区間検出信号回
路7,7′……7nと同数でその各区間検出信号回
路7,7′……7nの警報信号によつてそれぞれ記
憶し、この記憶した区間検出信号を、フイーダ選
択回路14のフイーダ読出し指令によつてフイー
ダ毎に故障区間検出信号として送出するようにし
た記憶回路である。この記憶回路11,11′…
…11nは同様に構成され、記憶回路11につい
て説明すると、区間検出接点X1,X2……Xoと同
数のナンド回路NA1,NA2……NAoの入力端の一
方に区間検出信号回路7の区間検出信号の各出力
端ををレベル検出回路9を介してそれぞれ接続
し、このナンド回路NA1,NA2……NAoの入力端
の他方には区間検出信号回路7の警報信号の出力
端に接続されて入力レベルを検出して論理レベル
で出力するようにしたレベル検出部10の出力端
を接続し、上記ナンド回路NA1,NA2……NAo
出力端にRSフリツプフロツプからなる区間メモ
リー回路M1,M2……Moのセツト入力端をそれぞ
れ接続し、上記レベル検出部10の出力端に、ノ
ツト回路N11を介してRSフリツプフロツプからな
る警報メモリー回路Mのセツト入力端を接続し、
これらメモリー回路M1,M2……Mo及びMのリセ
ツト入力端に、上記フイーダ選択回路14のナン
ド回路NA30の出力端からノツト回路N30を介して
接続されたナンド回路NAの出力端を接続し、区
間メモリー回路M1,M2……Moの出力端をナンド
回路NA11,NA12……NA1oの入力端の一方にそれ
ぞれ接続し、このナンド回路NA11,NA12……
NA1oの入力端の他方に、上記ノツト回路N30の出
力端を接続して、このナンド回路NA11,NA12
…NA1oの出力端から、逆方向にそれぞれ挿入し
たダイオード12,12……を介して“L”レベ
ルの出力信号を故障区間検出信号をとしてそれぞ
れ送出するように形成し、上記警報メモリー回路
Mの出力端にノツト回路N12を接続し、このノツ
ト回路N12の出力端から、逆方向に挿入したダイ
オード12を介して、“L”レベルの出力信号を
警報信号として送出するようになつている。13
は上記記憶回路11,11′……11nの出力端に
それぞれ接続されて、故障区間と警報を表示する
と共に、表示信号を第1図に示す集中制御所4の
遠方監視制御装置5に送出するようにした表示回
路である。これは、上記記憶回路11,11′…
…11nのナンド回路NA11,NA12……NA1oの出
力端に逆方向にそれぞれ接続挿入したダイオード
12,12……のアノードにノツト回路N1,N2
……Noの入力端をそれぞれ接続し、かつ上記ノ
ツト回路N12の出力端に逆方向に接続したダイオ
ード12のアノードにノツト回路N13の入力端を
接続し、これらノツト回路N1,N2……No及び
N13の出力端と接地(所内直流電源の負側電源端
子)間に区間及び警報表示リレーY1,Y2……Yo
及び28Xをそれぞれ挿入し、この表示リレー
Y1,Y2……Yo及び28Xの常開接点Y1a,Y2a
……Yoa及び28xaに区間及び警報表示ランプ
L1,L2……Lo及び28Lをそれぞれ直列に接続
した回路を一方は電源端子V2を介して所内直流
電源に接続し他方を接地して、入力する故障区間
検出信号に該当する区間表示ランプを点灯表示す
ると共に、警報信号により警報表示ランプ28L
を点灯表示するように形成し、上記区間表示リレ
ーY1,Y2……Yoの常開接点Y11a,Y22a……Yooa
の一端を、入力端子f,f′……fnにアノードを
接続したダイオード17,17……のカソードに
接続し、他端を出力端子y1,y2……yoにカソー
ドをそれぞれ接続したダイオード16,16……
のアノードにそれぞれ接続し、上記入力端子f,
f′……fnと接地間にフイーダ選択リレーF,
F′……Fnをそれぞれ挿入して、これのリレー
F,F′……Fnのひとつが励磁されたとき、フイ
ーダ選択回路14を介して、選択されたフイーダ
(例えばF)に該当する記憶回路(例えば11)
の出力により、閉路した接点信号によつて故障区
間を点灯表示すると共に、表示信号として該当す
る出力端子(例えばy1)から送出するようになつ
ており、出力端子B1とB2間には警報表示リレー
28Xの常開接点28X1aを挿入して該出力端子
から接点28X1aの閉路信号を警報信号として送
出するようにし、入力端子Rpと接地間には区間
及び警報メモリー回路用のリセツトリレーRp
挿入され、上記出力端子y1,y2……yo及びB1
B2入力端子f,f′……fn,Rpは第1図ロで示す
ように進中制御所4の遠方監視制御装置5に接続
されるようになつている。又、この表示回路13
にはノツト回路N31の入力端と接地間にリセツト
リレーRpの常開接点Rpaと手動操作スイツチ
SWpとを並列に挿入し、ノツト回路N31の出力端
を上記記憶回路11,11′……11nのナンド回
路NAの入力端に接続してリセツト回路を形成
し、常開接点Rpa又は手動操作スイツチSWpの閉
路により、記憶回路11,11′……11nのメモ
リー回路M1,M2……Mo及びMの記憶を消去即ち
リセツトするようになつている。15は区間指示
計2,2′……2nが故障区間を検出して停止した
ときこれを始動位置に自動復帰させるために、区
間指示計2,2′……2nに指示計リセツト信号を
それぞれ個別に送出するようにした指示計リセツ
ト回路である。これは、上記記憶回路11,1
1′……11nのレベル検出部10の出力端に一定
の時限(t2時限)後に出力するようにした遅延回
路TD2,TD2′……TD2 nの入力端をそれぞれ接続
し、この遅延回路TD2,TD2′……TD2 nの出力端
と接地間にリセツトリレーR,R′……Rnとそれ
ぞれ挿入し、このリレーR,R′……Rnの常開接
点Ra,Ra′……Ra nを出力端子R,R′……Rn
cを介して上述の区間指示計2,2′……2n
図示しないリレーRyの励磁回路にそれぞれ挿入
して、記憶回路11,11′……11nのレベル検
出部10の警報信号(“H”レベルの信号)をう
けた遅延回路(例えばTD2)が応動してt2時限後
にリセツトリレー(例えばR)を励磁しその常開
接点(例えばRa)を閉路し、この閉路信号を指
示計リセツト信号として区間指示計(例えば2)
に送出して、上記リレーRyを励磁せしめること
により、第4図で示すリレー79を無励磁にする
と共に、しや断器(例えばCB)の補助接点52
aを側路してモータTMの駆動回路を閉成し、モ
ータTMに所内電源電圧を印加して指針INDを始
動位置まで回動させて自動復帰させるようになつ
ている。そして、遅延回路TD2,TD2′……TD2 n
の上記t2時限は、記憶回路11,11′……11n
のメモリー回路M1,M2……Mo及びMが区間検出
信号と警報信号によりセツト即ち記憶するに要す
る時間に設定して、即ち、メモリー回路M1,M2
……Mo及びMは入力により瞬時的にセツトされ
るので、t2時限は極めて短時間に設定して、該遅
延回路TD2,TD2′……TD2 nはレベル検出部10
の出力が“L”レベルに反転したとき復帰するよ
うになつている。従つて、上記記憶後直ちに区間
指示計2,2′……2nを自動復帰せしめるように
なつている。
次にその動作について、第1図、第2図及び第
4図によつて説明する。
A フイーダF,F′……Fnがすべて健全な場合 フイーダF,F′……Fnは同様に動作するの
で、フイーダFについて説明すると、しや断器
CBの投入により区分開閉器SS1,SS2……SSo
が投入時限T1毎に順次投入する。上記しや断
器CBの投入と連動する補助接点52aの閉路
によつて区間指示計2のモータTMが駆動し接
点Mpが閉路してリレーMpXを励磁し、これに
よりリレーRXが励磁して保持し、指針INDも
モータTMの駆動と共動して回動すると共に、
モータTMの回転軸に連結した操作部材も回動
する。これにより上記操作部材に押動されて区
間検出接点X1,X2……Xoも順次投入時限T1
に閉路し開路していくが、警報接点28aは閉
路していないので記憶装置3には区間検出信号
は送出されない。そして上記指針INDが一回転
して始動位置に戻つたとき接点Mpが開路しリ
レーMpXを無励磁としその常開接点Mpa1
pa2は開路しモータTMを停止させる。この
ときリレーRXは自己保持されている。
B フイーダF,F′……Fnの内例えばFの2区
間に事故が発生した場合 しや断器CBのトリツプにより区間指示計2
のリレーRXが無励磁となり、しや断器CBの再
閉路により上述同様、区分開閉器SS1,SS2
…SSoの投入時限T1毎の順次投入と時限同期し
て区間指示計2のモータTMが駆動し指針IND
が回動すると共に、区間検出接点X1,X2……
oも投入時限T1毎に順次閉路し開路していく
ことになるが、区分開閉器SS2の投入により、
指針INDは第2区間を指示し、区間検出接点X2
を閉路して事故区間への送電となるのでしや断
器CBが再度トリツプする。これにより区間指
示計2のモータTMが停止し、指針INDは第2
区間を指示し、区間検出接点X2が閉路され、
リレーRXの無励磁によりその常閉接点RXb1
RXb2が閉路してリレー79を励磁し、その限
時接点79aを閉路し限時接点79bを開路
し、リレー28を励磁してその警報接点28a
が閉路する。これにより区間検出信号回路7は
レベル検出回路9を介して記憶回路11のナン
ド回路NA2に第2区間の区間検出信号(“H”
レベルの出力)を送出する。これをうけたナン
ド回路NA2の入力端の他方には警報信号がレベ
ル検出部10を介して入力(“H”レベルの信
号)されるので、ナンド回路NA2の出力端から
故障区間検出信号(“L”レベルの信号)を区
間メモリー回路M2のセツト入力端に送出す
る。これをうけた区間メモリー回路M2はセツ
トされて記憶され、その出力端から“H”レベ
ルの出力を故障区間検出信号としてナンド回路
NA12に送出する。一方、上記レベル検出部1
0から“H”レベルの出力を警報信号としてう
けたノツト回路N11は“L”レベルの出力を警
報メモリー回路Mに送出してセツトする(記憶
する)と共に出力端から“H”レベルの出力を
ノツト回路N12に送出する。これをうけたノツ
ト回路N12の出力は“L”レベルに反転しダイ
オード12を介して表示回路13のノツト回路
N13の出力が“H”レベルに反転して、警報表
示リレー28Xが励磁しその常開接点28X
a,28X1aが閉路して警報表示ランプ28L
を点灯して事故発生を表示すると共に、出力端
子B1,B2を介して遠方監視制御装置5に警報
表示信号を送出し警報ランプ等を点灯させて事
故発生を報知する。又、上記レベル検出部10
から“H”レベルの出力を警報信号としてうけ
た指示計リセツト回路15の遅延回路TD2はt2
時限後(即ちメモリー回路M2とMが記憶後)
“H”レベルの出力となるので、リレーRを励
磁し、その常開接点Raを閉路しこれを指示計
リセツト信号として送出する。これにより区間
指示計2の図示しないリレーRyを励磁してリ
レー79を無励磁にし、その限時接点79bを
閉路すると共に、上記リレーRyの励磁により
しや断器CBの補助接点52aを側路させモー
タTMに所内電源電圧を印加させてモータTM
を駆動させ、指針INDが始動位置まで回動した
とき、接点Mpの開路によつてリレーMpXを無
励磁としその常開接点Mpaを開路してモータ
TMを停止させる。即ち、遅延回路TD2のt2
限は極めて短時間であり、例えば、しや断器
CBのトリツプから再閉路までの時間を1分、
フイーダFの送電区間数を5、区分開閉器
SS1,SS2……SSoの投入時限T1を9秒とする
と、区間指示計2の指針INDが1回転して始動
位置に復帰するに要する時間TINDは、TIND
(5+1)×9=54秒となり、これにt2時限とリ
レーR及びRyの応動速度(通常20ms程度であ
るから20ms×2=40ms)を加えても、上記し
や断器CBが再々閉路するまでに、指針INDは
十分始動位置に復帰させることが可能となつ
て、次の故障区間検出に待機することになる。
この際、上記リレー79の無励磁により限時接
点79aが開路してリレー28が無励磁となり
警報接点28a及びモータTMの駆動により区
間検出接点X2は開路するが、その信号はメモ
リー回路M及びM2に記憶されているので上記
自動復帰によりリセツトされることなくメモリ
ー回路M及びM2から“H”レベルの信号が出
力されておる。
又、上記警報接点28aの開路により、レベ
ル検出部10の出力は“L”レベルの信号に反
転するので、上記遅延回路TD2は復帰し、リレ
ーRは無励磁となつてその常開接点Raは開路
し、指示計リセツト信号の送出を停止し、区間
指示計2の図示しないリレーRyは無励磁とな
り、上記補助接点52aの側路は開路される。
この状態において、集中制御所4では、事故が
例えばa変電所(第1図の図示しない変電所を
今aとする)に事故が発生したことはわかるが
フイーダF,F′……Fnのいずれのフイーダの
何区間に生じたものかは不明である。そこで事
故発生を知つた監視員によりa変電所のフイー
ダ選択スイツチを切換操作して表示回路13の
入力端子f,f′……fnに選択信号を順次送出
し、フイーダ選択リレーF,F′……Fnを順次
励磁させ、故障区間の表示信号が記憶装置3か
ら送出されてきたとき、選択したフイーダが事
故フイーダとなる。そして、選択信号によりフ
イーダFが選択されたとき、フイーダ選択リレ
ーFが励磁しその常開接点Fa(フイーダ選択
回路14の)が閉路し、メモリー回路M30を微
分回路∂の出力により一旦リセツトした後セツ
トすると共に出力端から“H”レベルの出力を
ナンド回路NA30に送出する。このナンド回路
NA30の入力端の他方にはノツト回路N32
“H”レベルの出力よりt1時限“H”レベルの
出力を送出する遅延回路TD1の“H”レベルの
出力をうけているので、ナンド回路NA30の出
力端から“L”レベルの出力をフイーダFのフ
イーダ読出し指令として記憶回路11のノツト
回路N30に送出する。このノツト回路N30
“H”レベルの出力がナンド回路NA11,NA12
…NA1oに送出され、この内ナンド回路NA12
出力のみが“L”レベルとなるのでダイオード
12を介して表示回路13のノツト回路N2
出力を“H”レベルに反転させこれによりリレ
ーY2を励磁しその常開接点Y2a,Y22aを閉路し
て、区間表示ランプL2を点灯させ故障区間が
2区間であることを表示すると共に、出力端子
y2と入力端子fとを介して故障区間の表示信号
を遠方監視制御装置5に送出して故障区間が2
区間であることを表示する。これにより監視員
はa変電所のフイーダFの2区間に事故が発生
したことを確認した後集中制御所4においてリ
セツトスイツチを操作することによつて表示回
路13の入力端子Rpを介してリセツトリレー
pが励磁し、その常開接点Rpaを閉路しノツ
ト回路N31の出力を“H”レベルに反転させる
ことによりナンド回路NAの出力を“L”レベ
ルにしてメモリー回路M2とMをリセツトする
即ち記憶を消去する。このメモリー回路M2
Mのリセツトにより出力が“L”レベルとなる
のでナンド回路NA12とノツト回路N12の出力は
“H”レベルとなり、ノツト回路N2とN13の出
力が“L”レベルとなつてリレーY2と28X
が無励磁となりその常開接点Y2a,Y22aと28
Xa,28X1aが開路して、次の故障区間の記憶
表示に待機する。
尚、変電所において、手動操作により故障区
間を表示する際は手動操作スイツチSW,
SW′……SWnを閉路することによりフイーダ選
択を、故障区間の記憶の消去及び表示の消灯は
手動操作スイツチSWpを閉路することにより上
述同様に行うことができる。
C 同一フイーダ(例えばF)の1区間に続いて
事故が発生した場合 上述の2区間の事故発生に続いて1区間に事
故が発生した場合は、上述した2区間の故障区
間が記憶回路11に記憶された後区間指示計2
が始動位置に自動復帰しているので、上述同様
しや断器CBの再閉路のトリツプにより区間指
示計2の指針INDが故障区間を指示すると共に
区間検出接点X1の閉路と警報接点28aの閉
路とにより区間メモリー回路M1に故障区間検
出信号が送出されこれを記憶し、一方警報信号
を警報メモリー回路Mで記憶すると共に表示リ
レー28Xを励磁して表示ランプ28Lを点灯
表示し遠方監視制御装置5に警報表示信号を送
出して報知し、フイーダ選択信号によつて記憶
回路11の故障区間信号により表示リレーY1
を励磁し、表示ランプL1を点灯表示すると共
に、遠方監視制御装置5に故障区間表示信号を
送出して故障区間を報知する。又、上記警報信
号によつて遅延回路TD2のt2時限経過後リレー
Rを励磁して、上述同様区間指示計2を始動位
置に自動復帰させる。事故フイーダと事故区間
が確認された後、上述同様リセツト信号によつ
てメモリー回路M1とMをリセツトして記憶を
消去すると共に表示リレーY1と28Xを無励
磁にして表示ランプL1と28Lを点灯させ、
遠方監視制御装置5への故障区間表示信号、警
報信号の送出を停止する。
このように、同一フイーダに重複して事故が
発生した場合は、最先の故障区間が検出記憶さ
れて報知すると共に、事故発生の区間へ投入す
る区分開閉器はしや断器の再閉路によつてロツ
クされるので、事故発生の区間より送電端側に
事故が続いて発生したとき、同一フイーダの複
数の事故が検出記憶されて、遠方監視制御装置
に故障区間と警報の両表示信号が送出されるこ
とになる。
D 異なるフイーダの異なる区間に事故が同時に
発生した場合 例えばフイーダFの3区間(SS3とSS4の間
の区間)とフイーダFnの2区間(SS2とSS3
間の区間)に事故が同時に発生した場合につい
て説明すると、しや断器CBとCBnがトリツプ
し、例えば1分後に再閉路することにより、区
間指示計2と2nのモータTMが駆動し、指針
INDが回動する。一方上記しや断器CBとCBn
再閉路によりフイーダFとFnの区分開閉器
SS1,SS2……SSoとSS1 n,SS2 n……SSo nが投入
時限T1(例えば9秒)毎に順次投入する。そ
して、フイーダFnの区分開閉器SS2 nが投入す
ると、事故区間への送電となつてしや断器CBn
の再閉路がトリツプし、区間指示計2nのモー
タTMが停止する。このとき、区間指示計2n
の指針INDは2区間を指示し、区間検出接点X2
が閉路し、警報接点28aが閉路する。これに
より区間指示計2nの区間検出信号回路7nから
区間検出信号がレベル検出回路9を介して、ま
た警報信号が記憶回路11nのレベル部10を
介して、記憶回路11nのナンド回路NA2
“H”レベルの信号として送出され、ナンド回
路NA2の出力は“L”レベルに反転し、これに
より記憶回路11nの区間メモリー回路M2がセ
ツトされると共に、上記警報信号によりノツト
回路N11の出力を反転させて警報メモリー回路
Mをセツトする。指示計リセツト回路15の遅
延回路TD2 nが上記セツト後、リセツトリレー
nを励磁し、その常開接点Ranの閉路により、
上記区間指示計2nの図示しないリレーRyを励
磁しその常閉接点Rybを開路してリレー79を
無励磁とし、その限時接点79aの開路により
リレー28を無励磁にして警報接点28aを開
路すると共に、限時接点79bの閉路とリレー
yの励磁により、モータTMに所内電源電圧
を印加させてモータTMを駆動させ、指針IND
を回動させて(区間検出接点X2が開路)始動
位置に自動的に復帰させ次の区間検出に待機す
る。又、フイーダFの区分開閉器SS3が投入す
ることにより事故区間への送電となつて、しや
断器CBの再閉路がトリツプし、区間指示計2
のモータTMが停止する。このとき区間指示計
2の指針INDは3区間を指示し、区間検出接点
X3が閉路し、警報接点28aが閉路する。こ
れにより、上述同様、区間指示計2の区間検出
信号回路7から、区間検出信号と警報信号が記
憶回路11のナンド回路NA3に送出され、ナン
ド回路NA3の出力が“L”レベルに反転し、区
間メモリー回路M3がセツトすると共に、上記
警報信号により警報メモリー回路Mをセツトす
る。このセツト後、指示計リセツト回路15の
遅延回路TD2の出力によりリレーRが励磁し、
上述同様、区間指示計2のリレー28を無励磁
にし、モータTMを駆動させて警報接点28a
と区間検出接点X3を開路し、指針INDを始動位
置に自動的に復帰させて次の故障区間検出に待
機する。
この動作において、区間指示計2nは記憶回
路11nに区間検出信号と警報信号を記憶した
後、直ちに自動復帰するので、区間検出信号回
路7nからの警報信号の送出は極めて短時間で
停止され、次いで、投入時限T1後に区間指示
計2の区間検出信号7から区間検出信号と警報
信号が送出されて記憶回路11に区間検出信号
と警報信号を記憶させることになるので、異な
るフイーダの異なる区間に同時に事故が発生し
てもフイーダFnとFに対応した記憶回路11n
と11に的確に故障区間が記憶される。
そして、上記記憶回路11nと11から送出
される警報信号により、表示回路13の表示リ
レー28Xが励磁して表示ランプ28Lを点灯
表示して警報しその警報表示信号を出力端子
B1,B2を介して遠方監視制御装置5に送出し
て事故発生を報知する。これにより監視員が例
えばa変電所に事故が発生したことを知り、a
変電所のフイーダ選択スイツチを順次切換操作
して選択信号を表示回路13に送出する。先ず
フイーダFの選択信号が送出されてきたときリ
レーFが励磁しその常開接点Faが閉路するこ
とによりナンド回路NA30からフイーダFの読
出し指令が記憶回路11に送出されナンド回路
NA13からの出力により表示リレーY3を励磁し
て表示ランプL3を点灯して故障区間3区間を
表示すると共に、故障区間表示信号を出力端子
y3を介して遠方監視制御装置5に送出してフイ
ーダFの3区間の事故発生を報知する。次にフ
イーダF′……Fn-1の選択信号を順次送出して
も表示回路13のフイーダ選択リレーF′……
n-1を順次励磁させることになるが故障区間
表示信号が送出されないので監視員はフイーダ
F′……Fn-1についてに健全であることを知
る。次いでフイーダFnの選択信号を送出する
とこれをうけてフイーダ選択リレーFnが励磁
し、上述同様、その常開接点Fanの閉路により
ナンド回路NA30 nからフイーダFnの読出し指
令が記憶回路11nに送出され、ナンド回路
NA12の出力により表示回路13の表示リレー
Y2が励磁し表示ランプL2が点灯すると共に、
その故障区間表示信号を出力端子y2を介して送
出して監視員にフイーダFnの2区間に事故が
発生したことを報知する。監視員は事故フイー
ダと事故区間とを確認した後リセツト信号を表
示回路13に送出してリセツトリレーRpを励
磁し、その常開接点Rpaを閉路してノツト回路
N31からリセツト信号を記憶回路11,11′…
…11nに送出し、メモリー回路の記憶を消去
すると共に表示リレーを無励磁にして表示ラン
プを消灯させ故障区間表示信号の送出が停止す
る。
尚、これら動作は変電所において手動操作ス
イツチを操作することにより行うことができる
ことは同一フイーダに事故が続いて発生した場
合と同様である。
本発明によれば、区間指示計から出力する複数
の区間検出信号と警報信号を、記憶回路に設けた
複数の区間メモリー回路は区間検出信号と警報信
号の両信号の論理積によつて、また警報メモリー
回路は警報信号によつてそれぞれ記憶せしめるよ
うにしてあるので、同一フイーダに発生した複数
の故障区間に対し、最先の事故発生の区間を検出
記憶すると共に、その事故発生の区間より送電端
側の事故を区間毎に誤動作することなく記憶せし
めることができ、しかも上記記憶は論理信号で行
うようにしてあるので、区間検出信号を瞬時的に
記憶せしめることができ、上記警報信号により指
示計リセツト回路から、一定時限後指示計リセツ
ト信号を区間指示計に送出するようにしてあるの
で、区間検出信号と警報信号を記憶した後、直ち
に区間指示計を自動復帰せしめることができる。
このことは同一フイーダに多重事故が発生した場
合でもこれを検出して記憶させ、表示せしめるこ
とができる大きな利点となる。又、記憶回路は復
数のフイーダにそれぞれ設けた区間指示計と対応
して設けてあるので、各フイーダに発生した事故
の故障区間の区間検出信号をフイーダ毎にかつ区
間毎にそれぞれ記憶せしめることができ、しか
も、複数の記憶回路の区間メモリー回路の出力
は、ナンド回路を介して、区間毎に表示し、この
表示信号を集中制御所に送出するようにした表示
回路に、区間毎に共通接続し、かつ集中制御所か
らのフイーダ選択信号によりフイーダ選択回路が
選択したフイーダに対応する記憶回路のナンド回
路にフイーダ読出し指令を送出することによつ
て、即ち、区間メモリー回路の出力とフイーダ読
出し指令との論理積によつて、表示回路に送出す
るようになつておるので、フイーダ毎に故障区間
を表示せしめると共にその表示信号を集中制御所
に送出せしめることができ、台風や襲雷時等に広
範囲に亘つて発生する事故の故障区間を的確に検
出表示せしめることができる。更に区間指示計か
ら出力する警報信号は記憶回路の警報メモリー回
路に記憶して表示回路に出力するようにしてある
ので、区間指示計が自動復帰しても継続して事故
発生を報知せしめることができる。しかも、集中
制御所における操作はフイーダの任意選択だけ
で、故障区間を容易に検出表示せしめることがで
き、操作の単純化と迅速な検出を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示したブロツク図、
第2図は第1図の記憶装置のブロツク図、第3図
は従来の区間指示計を単一のフイーダに用いた場
合のブロツク図、第4図は従来の区間指示計を示
す回路図である。 2,2′……2n,21:区間指示計、3:記憶
装置、4:集中制御所、5:遠方監視制御装置、
7,7′……7n:区間検出信号回路、11,1
1′……11n:記憶回路、13:表示回路、1
4:フイーダ選択回路、15:指示計リセツト回
路、TM:モータ、28a:警報接点、X1,X2
…Xo:区間検出接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 変電所の送電端に設けた複数のしや断器にそ
    れぞれ接続された複数のフイーダと、この複数の
    フイーダのそれぞれに配設されて送電区間を複数
    に区分して電源側の課電により一定の投入時限を
    有して投入する複数の区分開閉器と、上記複数の
    フイーダのそれぞれに対応して上記変電所の所内
    電源に接続されて、上記フイーダと対応するしや
    断器の投入により投入時限を有して投入する区分
    開閉器と時限同期して送電区間を順次指示して区
    間検出信号を送出する複数の区間指示計と、この
    複数の区間指示計の区間検出信号をフイーダと区
    間毎に記憶し、これをフイーダ毎に表示するよう
    にした記憶装置とを備え、 上記区間指示計は、 (イ) 上記所内電源に、回転軸に指針とカム等の操
    作部材を連結したモータと、自己保持回路を有
    する第1のリレーとを上記しや断器の投入と連
    動して閉路する補助接点を介して、並列に接続
    し、 (ロ) 上記所内電源に、上記指針が始動位置にある
    とき開路し、該指針が回動したときこれと共動
    する操作部材により押動されて閉路する接点を
    介して第2のリレーを接続すると共に、上記第
    1のリレーの常閉接点と第2のリレーの常開接
    点と上記記憶装置の指示計リセツト信号によつ
    て励磁するリレーの常閉接点とを介して第3の
    リレーを接続して、上記第3のリレーが励磁し
    たとき、常開形の警報接点を閉路し、上記モー
    タと第1のリレーの励磁回路を開路するよう形
    成し、 (ハ) 上記指示計リセツト回路に接続され、上記指
    針を始動位置に復帰させるため所内電源電圧を
    上記モータに印加するリレーを有し、 (ニ) 上記モータの回転軸に連結した操作部材によ
    つて押動されて閉路する区間検出接点を、対応
    するフイーダの区分開閉器と同数で、この区分
    開閉器の投入と時限同期して閉路するよう配置
    し、 (ホ) この複数の区間検出接点の一端を、上記変電
    所の所内直流電源に一端が接続され上記第3の
    リレーの励磁により閉路する警報接点の他端に
    接続し、各区間検出接点の他端と上記警報接点
    の他端とから上記両接点の閉路信号を区間検
    出、警報両信号として送出するようにした区間
    検出信号回路を設け、 上記記憶装置は、 (イ) 上記区間指示計の区間検出信号回路の出力端
    にそれぞれ接続されて上記区間検出信号と警報
    信号との論理積によつて区間毎に記憶して出力
    する複数の区間メモリー回路と警報信号を記憶
    して出力する警報メモリー回路とを有し、上記
    区間メモリー回路の出力と上記区間指示計と対
    応するフイーダのフイーダ読出し指令との論理
    積により故障区間検出信号として送出する上記
    フイーダと同数の記憶回路と、 (ロ) 上記フイーダと同数のフイーダ選択リレーの
    常開接点を有し、この常開接点の一端を接地
    し、他端から常開接点の閉路信号を出力すると
    共に、この他端を一定時限出力するようにした
    第1の遅延回路に接続し、この遅延回路の出力
    と上記閉路信号との論理積によつてフイーダ読
    出し指令を送出するようにしたフイーダ選択回
    路と、 (ハ) 上記複数の区間指示計と同数で、この区間指
    示計の区間検出信号回路の警報信号出力端にそ
    れぞれ接続されて上記記憶回路の区間・警報両
    メモリー回路が記憶するに要する時限後出力す
    る複数の第2の遅延回路の出力端と接地間に複
    数のリセツトリレーをそれぞれ挿入し、この複
    数のリセツトリレーの常開接点の閉路信号を指
    示計リセツト信号として、区間指示計毎にそれ
    ぞれ送出するようにした指示計リセツト回路
    と、 (ニ) 上記複数の記憶回路の各故障区間検出信号出
    力端を区間毎に接続した出力端と接地間に区間
    数と同数の区間表示リレーをそれぞれ挿入する
    と共に、警報信号出力端と接地間に警報表示リ
    レーを挿入し、これら表示リレーの常開接点の
    閉路信号により、故障区間毎に点灯表示せしめ
    ると共に、複数の出力端を介して故障区間検出
    信号を集中制御所にそれぞれ送出するよう形成
    し、上記複数のフイーダと同数のフイーダ選択
    リレーの一端を接地し、他端を複数の入力端子
    にそれぞれ接続して、上記集中制御所からのフ
    イーダの選択信号によりリレー毎に励磁するよ
    う形成した表示回路とからなり、 上記フイーダの事故発生時に、故障区間検出記
    憶後、上記区間指示計を始動位置に自動復帰せし
    め、フイーダ毎に故障区間を検出表示せしめるよ
    うに構成したことを特徴とする故障区間指示装
    置。
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