JPS6146781A - 自動車のドア取付装置 - Google Patents

自動車のドア取付装置

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JPS6146781A
JPS6146781A JP59169128A JP16912884A JPS6146781A JP S6146781 A JPS6146781 A JP S6146781A JP 59169128 A JP59169128 A JP 59169128A JP 16912884 A JP16912884 A JP 16912884A JP S6146781 A JPS6146781 A JP S6146781A
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JP
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door
vehicle body
robot
doors
car body
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JP59169128A
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Shunji Mitsufuji
三藤 俊二
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Publication of JPH0557153B2 publication Critical patent/JPH0557153B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
    • B62D65/06Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components the sub-units or components being doors, windows, openable roofs, lids, bonnets, or weather strips or seals therefor

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体組立ラインのドア取付ステーションに搬
送された車体の種別及び/又は取付箇所に応じて、複数
のバレットに夫々区分けされて収納された複数のドアか
ら適合するドアを選択的に取り出し、車体のドア取付位
置に自動的にセ・ノドするドアセット用ロボットを備え
た自動車のドア取付装置に関する。
(従来技術) 従来、車体組立ラインのドア取付ステーションにおいて
車体にドアを自動的に取り付けるに際しては、例えば、
特公昭57−48334号公報にも示されている如く、
ドア受渡手段から車体に取り付けるべきドアをドア自動
セット装置に供給した後、ドア自動セット装置を作動さ
せてドアを車体に近接せしめ、ドアが略取付姿勢となっ
たところで作業者が車体とドアとの間に生じる位置ずれ
を修正するようにしている。このように、従来の自動車
のドア取付装置においては、車体にドアを取り付けるに
際し、ある程度の自動化が実現されているものの、車体
に対するこれに取り付けられるドアの位置決め等、機械
的な制御が困難である部分も依然として残存しており、
このため、自動化あるいは省力化等をさらに向上させる
うえで新たな対応が必要とされている。
ところで、近年、産業用ロボットが種々の分野、特に、
製造加工業の分野で広く普及しつつあり、自動車の車体
へのドアの取付工程においても、この産業用ロボットを
導入することが考えられており、車体へのドアの取付に
利用できるロボットとして、例えば、予め定められた動
作経路に従って作動する、プレイバック式の多関節型の
ロボット等が既に開発されている。
ところが、生産車種や仕様の多用化に対応するため車体
組立ラインを混流ラインとし、そのドア取付ステーショ
ンに搬送される複数の車種に夫々その車種に応じたドア
を取付ける際、あるいは、単一車種の車体組立ラインの
ドア取付ステーションに搬送される車体に取付箇所を異
にする複数のドア(例えば、フロントドアとリアドア)
を取り付ける際に、自動化あるいは省力化等をはかるべ
く、車体の種別あるいは取付箇所に応じてロボットによ
り該当するドアを選択的に車体にセットするようにした
場合、次に述べる如くの問題を生じている。
即ち、上述のようにロボットを利用して複数種のドアを
車体に選択的に取り付けるようにした車体組立ラインに
おいては、通常、車体がフロア−コンベア等の搬送手段
によりドア取付ステーションに搬送され、このドア取付
ステーションにおいて停止した状態とされてドアを取り
付ける作業が行われるが、車体のドア取付ステーション
における位置もしくは姿勢が、フロア−コンベア等の搬
送手段の歪等の不正確さあるいは車体の搬送手段上で、
の載置位置のずれ等によるバラツキのため、車体がドア
取付ステーションにおける基準となる位置からずれてし
まい、予め定められた動作経路に従って作動するロボッ
トを利用した場合には、ロボットによってドアが車体に
セットされる際に、ドアの車体のドア取付部に対する位
置のずれを生じて、車体にドアを取り付けることができ
なくなる事態をまねく虞れがある。
(発明の目的) 斯かる点に鑑み本発明は、予め定められた動作経路に従
って作動するロボットにより、車体組立ラインのドア取
付ステーションに搬送された車体の種別及び/又は取付
箇所に応じて、複数のパレットに夫々区分けされて収納
された複数のドアを選択的に取り出して車体に自動的に
セットするに際し、車体がドア取付ステーションにおけ
る基準となる位置からずれていても、車体にセットされ
るドアの位置と車体のドア取付位置との間に生じる位置
ずれを排除することができて、車体にドアを正確かつ確
実にセットできるようにされた自動車のドア取付装置を
提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、車体組立ラインに沿う方向に移動する台車に
搭載されて予め定められた動作経路に従って作動するよ
うにされたドアセット用ロボットと、台車の移動方向に
沿って順次配列され、複数種のドアを夫々区分けして収
納する複数のパレットと、車体組立ラインのドア取付ス
テーションに付設され、ドア取付ステーションに搬送さ
れて停止せしめられた車体の位置を測定する車体実測装
置とを具備し、ロボットが車体組立ラインのドア取付ス
テーションに搬送される車体の種別及び/又は取付箇所
に応じたドアを選択的に取り出し、この取り出したドア
を車体にセットするに際し、車体実測装置から得られる
測定結果にもとずいて、ロボットの動作経路が車体の実
位置に対応すべく補正されるように構成される。
このように構成されることにより、ドア取付ステーショ
ンにおける車体の位置が基準となる位置からずれていて
も、ロボットに把持されて車体にセットされるドアの位
置と実際の車体のドア取付部の位置とを正確に一致せし
めることができ、車体にドアをセットする際におけるド
アの車体のドア取付部に対する位置のずれを容易に排除
できることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る自動車のドア取付装置の一例の主
要部の構成を示す概略平面図、第2図〜第9図は第1図
に示される例における各部の構成を示す図である。
第1図において、1は混流ライン等とされる車体組立ラ
インであって、この車体組立ライン1には、ドア取付ス
テーションSTDを含む複数のステーションSTが互い
に所定距離だけ離隔して配設されている。この車体組立
ライン1においては、異なる車種の車体2A及び2Bが
、固定された状態で適当な搬送手段、例えば、フロア−
コンヘア3によって、各ステーション毎に1ピンチずつ
ピッチ搬送されるようになされており、例えば、その日
の生産計画に応じて定められた搬送順をもって、順次各
ステーションにおける各構成部品の組付あるいは取付が
行われて完成車体へと組み立てられる。
このように、車体組立ライン1上を搬送されつつ組み立
てられる車体2A及び2Bは、ドア取付ステーションS
 T nにおいて、車体2人については左右両側のフロ
ントドア5が、車体2Bについては左右両側のフロント
ドア7及びリアドア8が取り付けられるようにされてい
る。これらのドアの夫々には、第6図及び第7図に示さ
れる如く、車体のピラ一部に係合するヒンジ部6が設け
られており、ヒンジ部6にはテーパピン16が突設され
ている。
ドア取付ステーションSTDには、第1図及び第2図に
示される如くに、車体組立ライン1に沿って平行に敷設
されたレール9上を走行する台車10に搭載された、ド
アセット用のロボット12が備えられている。このロボ
ット12は、例えば、ティーチングプレイバンク式の多
関節型ロボットであって、そのリスト13には、第3図
及び第5図に示される如く、先端にドアを吸着する吸盤
14a、14b及び14Cが取り付けられた3基のシリ
ンダ14A、14B及び14Cと、先端に弾性バッド1
5a、15b及び15cが固着された受は部材15A、
15B及び15C(図にはあられれない)とでドアを把
持するようにされた、断面コ字状の外形を有するハンド
17が取り付けられている。また、このハンド17には
、後述する複数のパレット20から各ドア5,7.及び
8を引き出すためのフック18が設けられている。ロボ
ット12は人間の上肢の動作に類似した動作を行うこと
ができるようにされており、台車10に固定された基部
に対して、ハンド17.リスト13及びアーム19で構
成されるハンドリング手段全体が関節座標系に従って運
動する。即ち、第2図に示される如く、例えば、■方向
300°回転し、W方向に90°揺動し、U方向に10
5°旋回する。
さらに、第3図に示される如く、ハンド17はリスト1
3に対してα方向に360°回転するとともにβ方向に
210°旋回し、リスト13はアーム19に対してT方
向に360°回転するようにされている。従って、ハン
ド17の目的位置、即ち、ロボット12の動作量は、V
、W、U、  α、β及びγの各方向の動作回転角を示
す6つのパラメータによって決定される。そして、その
動作経路、即ち、動作軌跡データ等がティーチング操作
盤により教示され、その教示内容がコントールユニット
60のメモリに記憶されている。従って、コントロール
ユニット60からロボット12にその動作量をあられす
上述の6つのパラメータの夫々を規定する後述する制御
信号OCpが供給されると、ロボット12は教示内容に
従って、換言すれば、予め定められた動作経路に従って
各ドア5.7及び8の車体へのセットに必要な動作を行
う。
また、ドア取付ステーションSTDには、第1図に示さ
れる如く、ロボット12を搭載して移動する台車9の移
動方向に沿って、順次、フロントドア5.フロントドア
7及びリアドア8を夫々所定間隔をおいて並列的に載置
して収納する複数のパレット20が定位置に係止されて
配列されている。これらパレット20の夫々は、底部に
車輪が取り付けられて移動できるようにされており、側
面及び上面が開口する箱形構造をもって形成されて、各
ドア5.7及び8を車体組立ライン1側の側面から引き
出せる構成とされている。
さらに、上述した台車10には、その移動方向に沿って
見てロボット12を挾んでその前後に、引出台24及び
25が設置されている。この引出台24及び25は、第
2図及び第4図に示される如く、底部21と背面板22
を備えており、これら底部21と背面板22にローラ5
1及び52が軸着されていて、パレット20からロボッ
ト12によって引き出されて載置される各ドア5,7及
び8が側方あるいは上方へ移動し易いようにされている
そして、引出台24及び25のうちの一方の引出台24
には、これに載置される各ドア5,7及び8の位置決め
を行う位置決め機構26が付設されている。位置決め機
構26は、第6図及び第7図に示される如く、引出台2
4の背面板22から延出された支持部22aに固定され
たシリンダ28と、支持部材30のガイドバー31に案
内されて、シリンダ28のピストン29によって第6図
における矢印Sで示される方向に進退動せしめられる位
置決めプレートを有している。そして、この位置決めプ
レートは、載置される各ドア5,7及び8のヒンジ部6
に突設されたテーパビン16に係合する位置決め孔33
aを有し、ロボット12の把持位置に対する各ドア5,
7及び8の位置決めをなすようにされている。なお、3
2A及び32Bは、各ドア5,7又は8に当接する基準
パッドで、支持部22aに固定されている、上述の構成
において、車体2A又は2Bがドア取付ステーションS
 T Dに搬送されて停止する際、フロア−コンベア3
の不正確さによるセンターずれ、あるいは、フロア−コ
ンベア3に対する車体2A又は2Bの積載ずれ等が集積
されて、その停止位置がバラツキを有して、フロントド
ア5、フロントドア7又はリアドア8と車体2A又は2
Bのドア取付部に対する位置ずれが生じ、ドア5゜7又
は8を車体2A又は2Bに取り付けることができなくな
る虞れがある。このため本例では、ドア取付ステーショ
ンS T Dで停止した車体2人又は2Bの左右両側か
ら車体2A又は2Bの位置を計測する車体実測装置38
がドア取付、にチージョンSTDに付設されている。こ
の車体実測装置38は、第8図及び第9図に示される如
く、車体組立ライン1に沿って平行に移動できるように
されたスライドテーブル39を有し、このスライドテー
ブル39上に車体位置検出部40A及び4013が互い
に所定距離を隔てて配されている。この車体位置検出部
40A及び40Bには、先端部がテーパ状に形成され、
第9図に示される如く、車体2A又は2Bに設けられて
いる穴47に係合するようにされた検出ピン42と、車
体2A又は2Bの高さ方向及び長さ方向に夫々互いに所
定距離を隔てて車体2A又は2Bの側面の2点に当接す
るようにされた位置センサ44及び45が設けられてい
る。このように構成された車体実測装置38においては
、車体2A又は2Bの位置を計測する際には、検出ピン
42を突出させて穴47に挿入するとともに、位置セン
サ44及び45を突出させて車体2A又は2Bに当接さ
せる。このとき、車体2A又は2Bの位置が第9図にお
けるX方向もしくはY方向に位置ずれしていると、検出
ピン42がその位置ずれに応じて傾斜して、X方向の位
置ずれ量ΔθX及びY方向の位置ずれ量Δθyを検出す
るとともに、その突出量と、X方向及びY方向の位置ず
れ量ΔθX及びΔθyとによってZ方向の位置ずれ量Δ
θ2を検出し、一方、車体2A又は2Bが、その前後方
向及び左右方向(図のP方向及びQ方向)において傾斜
していると、位置センサ44及び45がその傾斜量Δθ
p及びΔθqを夫々検出する。
このようにして検出されたX方向、Y方向及びZ方向の
位置ずれ量ΔθX、Δθy及びΔθ2とP方向及びQ方
向の傾斜量Δθp及びΔθqは、第10図に示される如
くの、検出信号rs、、rSz 、  I Ss 、 
 I S4及びISSとされてコントロールユニット6
0に入力され、コントロールユニット60は、これらの
検出信号IS+ 〜■S。
にもとずいて実際の車体位置を演算するとともに、メモ
リに記憶されている、ロボット12に教示した動作軌跡
データ等を実際の車体2A又は2Bの位置に対応させて
補正し、この補正された実際の車体2A又は2Bの位置
をあられす動作軌跡データ等にもとすいてロボット12
に作動信号OCpを供給する。これによって、ロボット
12が予め定められた動作経路に従って動作し、その動
作量(前述した6つのパラメータであられされる)がコ
ントロールユニット60にフィードバンクされる。
上述の如くに構成された本例においては、車体2A及び
2Bに夫々適合する各ドア5.7及び8を選択的に取り
付けるに際し、次のようなシーケンスでの動作が行われ
る。
本例では、車体2A及び2Bは、その日の生産計画に従
って予め定められた順序でドア取付ステーションS T
 nに搬入されるが、このドア取付ステーションSTD
に車体2A又は2Bが搬送されて停止すると、まず、停
止した車体2A又は2Bの位置を測定すべく、車体実測
装置38のスライドテーブル39が移動し、予め定めら
れた測定位置にて停止しく第1図において鎖線で示され
る)、検出ピン42及び位置センサ44及び45を突出
させる。これにより、検出ピン42が車体2A又は2B
の穴47に挿入されて車体2A又は2Bの位置に応じて
傾斜し、前述した如く、X方向、Y方向及びZ方向の位
置ずれ量ΔθX、Δθy及びΔθ2が検出され、その検
出信号IS1〜IS3がコントロールユニット60に供
給されるとともに、位置センサ44及び45が車体2A
又は2Bに当接し、前述した如くに、P方向及びQ方向
の傾斜量Δθp及びΔθqが検出され、その検出信号I
Sa及びIS、がコントロールユニット60に供給され
る。これらの検出信号IS1〜ISsによって、コント
ロールユニット60は実際の車体2A又は2Bの位置を
演算してメモリに記憶されているロボット12の教示内
容を補正する。
上述の如くに、車体実測装置38が車体2A又は2Bの
位置を測定した後は、車体実測装置38のスライドテー
ブル39が後退し、フロントドア        15
の車体2Aへの取付工程又はフロントドア7及びリアド
ア8の車体2Bへの取付工程が開始される。この取付工
程では、まず、ドア5,7又は8を取り出すべくロボッ
ト12を搭載した台車10が移動して、引出台24又は
25がパレット20内に収納されている最後尾のドア5
,7又は8の真横に位置する(第2図参照)位置にて停
止する。
次に、ロボット12が作動してアーム19が旋回し、第
3図に示される如く、ドア5,7又は8のフレームにフ
ック18を係合させて、ドア5゜7又は8をパレット2
0から引き出し、引出台24又は25上に載置する。こ
のとき、引出台24及び25が台車10の移動方向で見
てロボット12を挾んでその前後に配置されているので
、例えば、車体2Aのフロントドア5又は車体2Bのフ
ロントドア7は引出台24の方に引き出して載置し、車
体2Bのリアドア8は引出台25の方に引き出して載置
するようにすれば、ドア5,7及び8を引出台24又は
25に引き出す際に台車10の移動距離が短くできる。
このように引出台24及び25に引き出されて載置され
る各ドア5,7及び8のうち、引出台25に載置された
リアドア8は、ロボット12がそのハンド17のシリン
ダ14A、14B及び14Cを作動させて吸着部14a
、14b及び14Cを突出させ、リアドア8の所定位置
を把持して180°旋回することにより、引出台24に
移送され、また、引出台24に載置されたフロントドア
5及び7はそのままの状態とされて、フロントドア5を
車体2Aにセットする際、又は、フロントドア7及びリ
アドア8を車体2Bにセットする際の、ロボット12に
対する各ドア5,7及び8の位置決めが位置決め機構2
6により行われる。
即ち、位置決め機構26のシリンダ28が作動すると、
第6図及び第7図に示される如く、ピストンロッド29
が引き込まれて、ドア5,7又は8に取付けられている
ヒンジ部6のテーパピン16と位置決めプレート33の
位置決め孔33aが係合する。このとき、ドア5,7又
は8がロボット12に対して位置ずれしている場合には
、ドア5.7又は8が引出台24上を図のT方向に滑動
して正しい位置に移動せしめられる。
このようにドア5.7又は8が正しい位置に位置決めさ
れた状態で、ロボット12がドア5.7又は8を把持し
て持ち上げ、これと同時に台車10がドアセット位置ま
で移動して、ドア5,7又は8を第2図に示される状態
から車体2A又は2Bのドア取付部(フロントピラー又
はリアピラー)に近接せしめ、しかる後、アーム19.
リスト13及びハンド17を所定角度だけ、前述した如
くの補正された動作軌跡データ等に従って回転もしくは
旋回して、ドア5,7又は8を車体2A又は2Bのドア
取付部への取付姿勢にして車体2A又は2Bに押し付け
る。このとき、ドア5,7又は8が位置決め機構26に
よってそのロボット12に対する相対位置が修正され、
かつ、車体実測装置38により得られる検出信号IS+
〜Is。
にもとずいてロボット12の動作軌跡データ、即ち、動
作経路が実際の車体位置に対応するように補正されてい
るので、ドア5,7又は8とドア取付ステーションST
、に停止された車体2A又は2Bのドア取付部とが位置
ずれを生じることなく一致し、ドア5,7又は8の車体
2A又は2Bへのセットがスムーズに行われる。これに
より、ドア5,7又は8を車体2A又は2Bの取付部に
セットした後に続く、ドア5,7又は8を車体2A又は
2Bに固定するための作業が支障なく行え、しかも、ド
ア5,7又は8の車体2A又は2Bへの取付けを正確か
つ確実に行うことができる。
なお、上述の例においては、位置決め機構26が台車1
0上に設けられた引出台24に付設されているが、本発
明に係る自動車のドア取付装置は必ずしもこのような構
成をとる必要がなく、例えば、第1図において2点鎖線
で示される如く、位置決め機構2゛6に代えて位置決め
機構26°を台車10が移動する領域の近傍に配置して
、ロボット12によりパレット20から取り出したドア
5゜7又は8をこの位置決め機構26”に載置してドア
5,7又は8の位置決めをなすようにしてもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る自動車のド
ア取付装置によれば、ロボットにより車体組立ラインの
ドア取付ス会−ションに搬送されて、停止せしめられた
車体の種別及び/又は取付箇所に応じて、複数のパレッ
トに夫々区分けされて収納された複数種のドアのうちか
ら適合するドアを選択的に取り出して車体のドア取付部
にセットでき、しかも、ドアを車体にセットする際、ロ
ボットの予め定められた動作経路が、車体実測装置によ
って測定された車体の実際の位置に対応するように補正
されるので、ドア取付ステーションにおける車体の位置
が基準となる位置に対してずれていても、ドアの位置を
車体のドア取付部に正確に一致せしめることができて、
ロボットにより把持されたドアの位置と車体のドア取付
部の位置との間の位置ずれを容易に排除することができ
る。
この結果、ドアを車体にセットした後に続く、ドアを車
体に固定するための作業が円滑に行われることになり、
ドアの車体への取付が正確、かつ、確実なものとなる。
また、本発明に係る自動車のドア取付装置によれば、こ
のようにドアの車体への取付に際しての正確な位置合わ
せがロボットにより自動的に行われるので、従来、ドア
を車体にセットする際に必要であった、作業者によるド
アの車体に対する位置の修正が不要となり、自動車の車
体組立ライン全体における自動化あるいは省力化を促進
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車のドア取付装置の一例の要
部の構成を示す概略平面図、第2図〜第9図は第1図に
示された例の各部の構成を示し、かつ、その動作説明に
供される部分詳細図、第10図は第1図に示された例の
構成の説明に供されるブロック図である。 図中、1は車体組立ライン、2A及び2Bは車体、3は
フロア−コンベア、5及び7はフロントドア、8はリア
ドア、10は台車、12はロボット、17はハンド、1
8はフック、20はパレット、24及び25は引出台、
26ば位置決め機構、38は車体実測装置、40A及び
40Bは車体位置検出部、60はコントロールユニット
、STDはドア取付ステーションである。 第10図 手続補正書 昭和60年g月20日 昭和59年特許願第1乙9/2g号 2、発明の名称 自動車のドア取付装置 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住  所  広島県安芸郡府中町新地3番/号名 称 
 (3/3)マツダ株式会社 代表者山本健− 6、補正により増加する発明の数 な しく11  明
細書中、第4頁14行[位置もしくは姿勢が、」とある
を「位置が、」に訂正する。 (2)同、第4頁17行「車体が」を削除する。 (3)  同、第8頁19行及び第18頁4行「14b
及び」とあるをr14b(図にはあられれない)及び」
に訂正する。 (4)同、第8頁20行〜第9頁3行[弾性パ・ノド1
5a、15b及び15Cが固着された受は部材15A、
15B及び15C(図にはあられれない)とで」とある
を[弾性パッド15a及び15bが固着された受は部材
15A及び15Bとで」に訂正する。 (5)同、第9頁13行「Y方向300°」とあるを「
Y方向に300°」に訂正する。 (6)同、第10頁14行「台車9jとあるを「台車1
0Jに訂正する。 (7)同、第11頁20行「ピストン29」とあるを「
ピストンロッド29」に訂正する。 (8)  同、第12頁2行及び3行「位置決めプレー
        (ト」とあるを「位置決めプレート3
3」に訂正する。 (9)同、第12頁16行「リアドア8と」とあるを「
リアドア8の」に訂正する。 αω 同、第13頁20行〜第14頁11行[このとき
、・・・検出する。jとあるを、改行して以下の通りに
訂正する。「穴47に挿入された検出ピン42は、ドア
取付ステーションSTDにおける車体2A又は2Bの適
正な位置からの位置ずれに起因する穴47の位置ずれに
応じて伸縮し、かつ、傾斜せしめられる。そして、車体
2A又は2BのX方向の位置ずれ量ΔθXが、検出ピン
42の突出長とその基部を通るX座標軸に対する傾斜角
とに基ずいて検出され、また、車体2A又は2BのY方
向の位置ずれ量Δθyが、検出ピン42の突出長とその
基部を通るY座標軸に対する傾斜角とに基ずいて検出さ
れる。 さらに、車体2A又は2BのZ方向の位置ずれ量Δθ2
が、検出ピン42の突出長とX方向及びY方向の位置ず
れ量ΔθX及びΔθyとに基ずいて検出される。 一方、位置センサ44及び45は、車体2A又は2Bの
第9図におけるP方向及びQ方向の傾きに応じて伸縮し
て、車体2八又は2Bに対する当接状態を維持する。そ
して、車体2A又は2BのP方向の傾斜量Δθp及びQ
方向の傾斜量Δθqが、車体2A又は2Bの両側に夫々
配された2組の位置センサ44及び45の夫々の突出長
に基ずいて検出される。」 aυ 同、第15頁4行[作動信号0CpJとあるを[
制御信号0Cpjに訂正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体組立ラインに沿う方向に移動する台車に搭載され、
    予め定められた動作経路に従って作動するようにされた
    ロボットと、上記台車の移動方向に沿って順次配列され
    、複数種のドアを夫々区分けして収納する複数のパレッ
    トと、上記車体組立ラインのドア取付ステーションに付
    設され、該ドア取付ステーションに搬送されて停止せし
    められた車体の位置を測定する車体実測装置とを具備し
    て成り、上記ロボットが上記車体組立ラインのドア取付
    ステーションに搬送される車体の種別及び/又は取付箇
    所に応じたドアを選択的に取り出し、取り出したドアを
    上記車体にセットするに際し、上記車体実測装置から得
    られる測定結果にもとずいて、上記ロボットの動作経路
    が上記車体の実位置に対応すべく補正されるようになさ
    れたことを特徴とする自動車のドア取付装置。
JP59169128A 1984-08-13 1984-08-13 自動車のドア取付装置 Granted JPS6146781A (ja)

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JP59169128A JPS6146781A (ja) 1984-08-13 1984-08-13 自動車のドア取付装置
US06/762,331 US4627158A (en) 1984-08-13 1985-08-05 Apparatus for setting doors to vehicle bodies

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JPS6146781A true JPS6146781A (ja) 1986-03-07
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02167638A (ja) * 1988-12-15 1990-06-28 Honda Motor Co Ltd 複数部品の組付装置における制御方法
JPH04152038A (ja) * 1990-10-17 1992-05-26 Honda Motor Co Ltd 複数部品の組付装置における制御方法
KR20030000535A (ko) * 2001-06-26 2003-01-06 현대자동차주식회사 차량용 도어 장착 시스템 및 그 방법
JP2009149241A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Honda Motor Co Ltd 車両用液体注入装置

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