JPS6146470Y2 - - Google Patents

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JPS6146470Y2
JPS6146470Y2 JP1981132810U JP13281081U JPS6146470Y2 JP S6146470 Y2 JPS6146470 Y2 JP S6146470Y2 JP 1981132810 U JP1981132810 U JP 1981132810U JP 13281081 U JP13281081 U JP 13281081U JP S6146470 Y2 JPS6146470 Y2 JP S6146470Y2
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JP
Japan
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case
back cover
protrusion
guide surface
pushed
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JP1981132810U
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JPS5837585U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、携帯時計ケースにおける胴と裏蓋又
は胴とガラス縁の防水固定構造に関するものであ
る。
非円形の胴と裏蓋とをパツキンを介して固定す
る防水構造として、裏蓋を胴に嵌合する際に、裏
蓋を胴に対し12時6時方向の一方に押し付けるこ
とにより、端部のパツキンを圧縮させ、非圧縮側
における裏蓋係合部が胴係合部の内側に位置する
ことができ、それにより裏蓋の非圧縮側も胴に係
合させることができるようにした防水固定構造が
実用されている。
この構造では、係合後、押圧が解かれることに
より圧縮側パツキンの膨脹により裏蓋が中央位置
に移動され、非圧縮側のパツキンも圧縮されて係
合が完成するのであるが、3時及び9時側、側面
のパツキンの係合状態、異常な変形、各部の寸法
誤差等により、裏蓋が完全に中央位置に移動しな
いことが多く、そのため裏蓋を強制的に動かして
やる等の特別の作業を必要とし、作業性を低下さ
せ、又防水効果の不充分なものが出来る等の不都
合があつた。
本考案はこのような欠点を解決した防水構造を
提供せんとするもので、胴に対し裏蓋等のケース
部品を一方に押圧することにより両者間に介在す
るパツキンを圧縮させ、それにより上記ケース部
品を胴内に押し込み、押圧を解放することにより
パツキンを回復させケース部品と胴とを係合状態
にもたらせる固定構造において、ケース部品の押
し込み時にパツキンが摺動する案内面をケース外
方に向つて拡がる傾斜案内面としたことを特徴と
するものである。
以下図面を参照して説明すると、図は腕時計ケ
ースの胴と裏蓋との固定構造を示す。胴1は非円
形、例えば矩形平面形状をなし、その下部内周に
環状の係合突起2及びその上部に環状溝3が形成
されている。突起2の内周壁にはケース外方、即
ちケース下方に向つて拡がる傾斜案内面4が形成
されている。一方、裏蓋5の外周は、ケースの胴
1の下面に当接する大きさ形状の突縁6を有し、
その内側に環状溝7及び環状突起8が形成されて
いる。環状溝7の底はケースの下方に向つて拡が
る傾斜面10となつており、係合時には胴の傾斜
案内面4と対向して、下方に拡がるパツキン空間
が形成されるようになつている。
突起8は、第1図に示す12時6時方向の断面で
は、係合時、胴の突起2の内側面上に位置するよ
うに突出し、即ち、突縁6と突起8が突起2を挾
むように形成されている。しかし、一方3時9時
方向の断面では、第2図に示すように突起8は低
く、突起2に接触しないようになつている。尚図
において12はガラスである。
裏蓋を固定するには、裏蓋の環状溝7内にパツ
キン11を嵌め、胴1の12時6時方向の一端にお
ける突起2に、裏蓋5の対応端における環状溝7
を係合させ、その方向に裏蓋5を胴に対し押圧す
る。それによりパツキン11が圧縮され、反対端
における裏蓋の突起8が胴の突起2よりも内方に
位置することになる。そこで、その裏蓋の非圧縮
側端部を胴の中に押し込め、圧縮側と同様に環状
溝7に突起2に対向させる。次いで、押圧を解く
と、圧縮側パツキンの膨脹により裏蓋は中央位置
に移動し、非圧縮側パツキンも適度に圧縮され溝
7と突起2が係合する。この裏蓋の胴への押し込
みの際に、3時9時側では、第2図においてパツ
キン11が胴1の突起2の内周傾斜案内面4に沿
つて摺動し、案内面との全面密接位置に達する。
このように案内面は入口側が広いので、パツキン
を無理なく係合圧縮位置へ押し込めることができ
異形に変形することなく均一な圧縮状態とするこ
とができる。この現象は、裏蓋における環状溝7
の底10が下方に拡がることによりパツキン空間
の形状によつても助長される。
上記のようにパツキンは傾斜案内面4に沿つて
無理なく胴内に押し込められ、不自然に変形する
ことがないので、裏蓋は係合時、押圧を解くこと
により円滑に中央係合位置に移動し、従つて強制
的に移動させるような特別の作業を必要とせず、
効率よく組立てることができる。又、テーパ面に
よりパツキンを強く押し込めることができ、又多
少の寸法誤差に対しても対応できるので、防水効
果の高い固定構造を得ることができ、しかも寸法
管理をやわらげ、生産効率を高めることができ
る。尚、裏蓋における環状溝7の傾斜面10がな
くとも、上記の効果のさまたげとはならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した腕時計における12時
6時方向の断面図、第2図は同じく3時9時方向
の断面図である。 1……胴、2……突起、3……環状溝、4……
傾斜案内面、5……裏蓋、6……突縁、7……環
状溝、8……突起、10……ガラス、11……パ
ツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴に対し裏蓋等のケース部品を一方に押圧する
    ことにより両者間に介在するパツキンを圧縮させ
    それにより上記ケース部品を胴内に押し込み、押
    圧を解放することによりパツキンを回復させケー
    ス部品と胴とを係合状態にもたらせる固定構造に
    おいて、ケース部品の押し込み時にパツキンが摺
    動する案内面をケース外方に向つて拡がる傾斜案
    内面としたことを特徴とする携帯時計における防
    水固定構造。
JP13281081U 1981-09-07 1981-09-07 携帯時計における防水固定構造 Granted JPS5837585U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13281081U JPS5837585U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 携帯時計における防水固定構造

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JP13281081U JPS5837585U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 携帯時計における防水固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5837585U JPS5837585U (ja) 1983-03-11
JPS6146470Y2 true JPS6146470Y2 (ja) 1986-12-27

Family

ID=29926315

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JP13281081U Granted JPS5837585U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 携帯時計における防水固定構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0123749Y2 (ja) * 1984-10-31 1989-07-20

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516448B2 (ja) * 1974-04-19 1980-05-02

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54141965U (ja) * 1978-03-27 1979-10-02
JPS5914788Y2 (ja) * 1978-07-19 1984-05-01 セイコーエプソン株式会社 時計側裏蓋部の構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516448B2 (ja) * 1974-04-19 1980-05-02

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Publication number Publication date
JPS5837585U (ja) 1983-03-11

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