JPS6146107Y2 - - Google Patents
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- JPS6146107Y2 JPS6146107Y2 JP11658078U JP11658078U JPS6146107Y2 JP S6146107 Y2 JPS6146107 Y2 JP S6146107Y2 JP 11658078 U JP11658078 U JP 11658078U JP 11658078 U JP11658078 U JP 11658078U JP S6146107 Y2 JPS6146107 Y2 JP S6146107Y2
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- mortar
- plywood
- insulating layer
- heat insulating
- heat
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- Expired
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築、構築物のモルタル下地板に関す
るものである。
るものである。
一般に、モルタル壁は胴縁上に木摺り板−アス
フアルトフエルト−ラス金網−下塗り−中塗り−
上塗りの順に構成されていた。しかしながら、こ
の構成では工数が多く、しかも部材が小面積のも
のを多数枚、固定しなければならず、作業能率が
悪く、しかも各工程を順々に行う必要があるた
め、工期が長くなる欠点があつた。また、木摺り
板とアスフアルトフエルトとモルタル壁からなる
構造は熱伝導率が高く、断熱性、防水性に欠け、
木摺り板に結露を生ずることが多く、躯体、木摺
り板を腐食する不利があつた。さらに、モルタル
壁と躯体とが直結した構造のため、地震等による
振動がモルタル壁に直接伝達され、モルタル壁に
亀裂を生じせしめる不利があつた。
フアルトフエルト−ラス金網−下塗り−中塗り−
上塗りの順に構成されていた。しかしながら、こ
の構成では工数が多く、しかも部材が小面積のも
のを多数枚、固定しなければならず、作業能率が
悪く、しかも各工程を順々に行う必要があるた
め、工期が長くなる欠点があつた。また、木摺り
板とアスフアルトフエルトとモルタル壁からなる
構造は熱伝導率が高く、断熱性、防水性に欠け、
木摺り板に結露を生ずることが多く、躯体、木摺
り板を腐食する不利があつた。さらに、モルタル
壁と躯体とが直結した構造のため、地震等による
振動がモルタル壁に直接伝達され、モルタル壁に
亀裂を生じせしめる不利があつた。
本考案はこのような欠点を除去するため、広幅
で施工が容易で、しかも強度のある合板と熱輻射
箔間にモールド的に形成した合成樹脂発泡体から
なる断熱層とを一体に形成し、さらに合板の表面
にラス網とモルタル壁の下塗りを兼ねるモルタル
付着層を設け、従前の数工程を現場で一挙に、か
つ、高能率で行い、さらに断熱層、防水性、耐食
性、耐結露性を強化し、その上、コストダウンを
図り得るモルタル下地板を提案するものである。
で施工が容易で、しかも強度のある合板と熱輻射
箔間にモールド的に形成した合成樹脂発泡体から
なる断熱層とを一体に形成し、さらに合板の表面
にラス網とモルタル壁の下塗りを兼ねるモルタル
付着層を設け、従前の数工程を現場で一挙に、か
つ、高能率で行い、さらに断熱層、防水性、耐食
性、耐結露性を強化し、その上、コストダウンを
図り得るモルタル下地板を提案するものである。
以下に、図面を用いて本考案に係るモルタル下
地板について詳細に説明する。第１図は本考案に
係るモルタル下地板の代表的な一例を示す断面図
であり、１は合板でその表面にモルタル壁の下塗
りとラス網の機能を兼ねるモルタル壁材付着層２
を形成し、その裏面に断熱層３、熱輻射箔４の順
に積層し、一体に形成したものである。さらに説
明すると、合板１は防水処理が施されたものであ
り、その大きさは幅が900mm、長さが1800mm、厚
さが９〜12mmの市販品である。これは主に作業能
率の大幅な改善と十分な強度、およびモルタル壁
材の付着によつても湾曲しない下地を得るためで
ある。また、モルタル壁材付着層２はラス網とモ
ルタル壁の下塗り工程を除去することによつて工
期を短縮するためのものであり、その表面構造は
モルタル壁の中塗り材が付着しやすい任意の凹凸
状に起伏したものである。上記起伏の高さとして
は約２〜10mm位である。さらに、モルタル壁材付
着層２の組成物としては、ラテツクスセメント、
モルタル、合成樹脂、コーキング材等である。ラ
テツクスセメントとしては例えばボルトランドセ
メント、白色セメント等のセメントと、合成ゴム
ラテツクス、合成樹脂エマルジヨンのラテツクス
と炭酸カルシウム、珪砂等の骨材を混合した組成
物である。特にラテツクスの中の合成樹脂エマル
ジヨンとしてはアクリル樹脂エマルジヨン、酢酸
ビニル樹脂エマルジヨン等の１種からなるもので
ある。さらに、断熱層３としては合成樹脂発泡
体、例えばポリウレタンフオーム（硬質）、ポリ
イソシアヌレートフオーム、ポリウレアフオー
ム、フエノールフオーム、エポキシフオーム等の
１種からなり、しかも合板１と熱輻射箔４とを反
応、発泡の際の自己接着性で一体に固着すると共
に、断熱層３をも形成したものである。そして、
断熱層３は液状で合板１と接触するため、その表
面に含浸して合板に防水性、防食性を付加し、か
つ、断熱材、クツシヨン材として機能するもので
ある。また、熱輻射箔４はアルミニウム箔からな
り、主に断熱層３形成時の鋼型材、防水、防湿材
および熱輻射材として機能するものである。
地板について詳細に説明する。第１図は本考案に
係るモルタル下地板の代表的な一例を示す断面図
であり、１は合板でその表面にモルタル壁の下塗
りとラス網の機能を兼ねるモルタル壁材付着層２
を形成し、その裏面に断熱層３、熱輻射箔４の順
に積層し、一体に形成したものである。さらに説
明すると、合板１は防水処理が施されたものであ
り、その大きさは幅が900mm、長さが1800mm、厚
さが９〜12mmの市販品である。これは主に作業能
率の大幅な改善と十分な強度、およびモルタル壁
材の付着によつても湾曲しない下地を得るためで
ある。また、モルタル壁材付着層２はラス網とモ
ルタル壁の下塗り工程を除去することによつて工
期を短縮するためのものであり、その表面構造は
モルタル壁の中塗り材が付着しやすい任意の凹凸
状に起伏したものである。上記起伏の高さとして
は約２〜10mm位である。さらに、モルタル壁材付
着層２の組成物としては、ラテツクスセメント、
モルタル、合成樹脂、コーキング材等である。ラ
テツクスセメントとしては例えばボルトランドセ
メント、白色セメント等のセメントと、合成ゴム
ラテツクス、合成樹脂エマルジヨンのラテツクス
と炭酸カルシウム、珪砂等の骨材を混合した組成
物である。特にラテツクスの中の合成樹脂エマル
ジヨンとしてはアクリル樹脂エマルジヨン、酢酸
ビニル樹脂エマルジヨン等の１種からなるもので
ある。さらに、断熱層３としては合成樹脂発泡
体、例えばポリウレタンフオーム（硬質）、ポリ
イソシアヌレートフオーム、ポリウレアフオー
ム、フエノールフオーム、エポキシフオーム等の
１種からなり、しかも合板１と熱輻射箔４とを反
応、発泡の際の自己接着性で一体に固着すると共
に、断熱層３をも形成したものである。そして、
断熱層３は液状で合板１と接触するため、その表
面に含浸して合板に防水性、防食性を付加し、か
つ、断熱材、クツシヨン材として機能するもので
ある。また、熱輻射箔４はアルミニウム箔からな
り、主に断熱層３形成時の鋼型材、防水、防湿材
および熱輻射材として機能するものである。
以上、説明したのは本考案に係るモルタル下地
板の一実施例にすぎず、断熱層３に難燃化剤、例
えばリン、ハロゲン系の難燃剤、硼砂、無水珪酸
ソーダ、パーライト粒、シラスバルーン、炭酸カ
ルシウム、水酸化アルミニウム、石膏の１種を添
加し、断熱層３の耐火性を改善することもでき
る。
板の一実施例にすぎず、断熱層３に難燃化剤、例
えばリン、ハロゲン系の難燃剤、硼砂、無水珪酸
ソーダ、パーライト粒、シラスバルーン、炭酸カ
ルシウム、水酸化アルミニウム、石膏の１種を添
加し、断熱層３の耐火性を改善することもでき
る。
上述したように本考案に係るモルタル下地板に
よれば、従前の木摺り板に代わつて広幅の合板
を用いたため、施工が高能率で施工できる。合
板とモルタル壁材付着面と断熱層と熱輻射箔とを
一体に形成したため、躯体にモルタル下地を一挙
に形成することができ、工期が大幅に短縮できる
と共に、コストダウンを図り得る。前記した積
層構造としたため、モルタル壁に断熱性、防食
性、耐結露性を容易に具備させることができる。
モルタル壁と躯体間に断熱層（クツシヨン性も
ある）を介在させたため、地震などによる振動が
大幅に低減されて伝達されることによつてモルタ
ル壁の亀裂、剥落を抑制できる。などの特徴があ
る。
よれば、従前の木摺り板に代わつて広幅の合板
を用いたため、施工が高能率で施工できる。合
板とモルタル壁材付着面と断熱層と熱輻射箔とを
一体に形成したため、躯体にモルタル下地を一挙
に形成することができ、工期が大幅に短縮できる
と共に、コストダウンを図り得る。前記した積
層構造としたため、モルタル壁に断熱性、防食
性、耐結露性を容易に具備させることができる。
モルタル壁と躯体間に断熱層（クツシヨン性も
ある）を介在させたため、地震などによる振動が
大幅に低減されて伝達されることによつてモルタ
ル壁の亀裂、剥落を抑制できる。などの特徴があ
る。
第１図は本考案に係るモルタル下地板の一実施
例を示す縦断面図である。 １……合板、２……モルタル壁材付着層、３…
…断熱層。
例を示す縦断面図である。 １……合板、２……モルタル壁材付着層、３…
…断熱層。
Claims (1)
- 合成樹脂発泡体からなる断熱層を合板と熱輻射
箔で一体にサンドイツチし、上記合板の表面にモ
ルタル壁材付着層を形成してなり、また前記断熱
層は原料状態で供給し、前記両部材間で反応、発
泡させると共に、その際の自己接着性を介して合
板と熱輻射箔を一体に固着した構成としたことを
特徴とするモルタル下地板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11658078U JPS6146107Y2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11658078U JPS6146107Y2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5533342U JPS5533342U (ja) | 1980-03-04 |
| JPS6146107Y2 true JPS6146107Y2 (ja) | 1986-12-25 |
Family
ID=29069244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11658078U Expired JPS6146107Y2 (ja) | 1978-08-24 | 1978-08-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6146107Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-24 JP JP11658078U patent/JPS6146107Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5533342U (ja) | 1980-03-04 |
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