JPS6145867A - スリ−ブをクランプするための巻取マンドレル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中空の回転駆動可能なシャフト、シャフト内
を軸方向に移動可能なクランプロッド、及びクランプロ
ッドによって操作されて半径方向に伸縮し、スリーブ内
壁と咬合するクランプ素子を含む、糸玉形成用の内部心
体としての、特に厚紙から成るスリーブをクランプする
ための巻取マンドレルに係わる。

特に木綿の糸玉は糸玉に商品としての体裁を与えるため
厚紙、プラスチックなどから成るスリーブに巻取ること
が多い。スリーブは回転駆動される巻取マンドレルに嵌
着され、巻取フライヤの作用下に公知の態様で糸を巻着
される。

比較的大きいスリーブをクランプする場合、従来はスリ
ーブ内壁に圧接する支柱状クランプ素子を含む特殊なシ
ールドマンドレル（ＳｃｈＩｒｍｄｏｒｎｅ）（ドイツ
公開公報第２６４３　’１４’１号）が使用された。巻
取完了後、クランプを解かれたシールドマンドレルから
スリーブと共に完成した糸玉が取外される。

公知のシールドマンドレルは特に小内径スリーブ用の場
合には製造が複雑であり、故障を生じ易い。さらに、マ
ンドレルをクランプする際に厚紙から成るスリーブが損
傷するのを防ぐと共に、糸を巻取る際にスリーブがマン
ドレルに沿って軸方向にずれるのを防ぐためには、拡張
状態におけるマンドレルの外径とスリーブの内径とが正
確に一致しなければならないという短所がある。

本発明の目的は上記の問題点を解消し、簡単に製造でき
、しかもスリーブをマンドレルに確実に固定することを
可能にするように頭書の巻取マンドレルを改良すること
にある。

この目的を本発明ではクランプ素子をゴム弾性材で形成
し、クランプロッドの軸方向移動に伴なって圧縮される
と同時にクランプ素子が半径方向に拡張してスリーブ内
壁に圧接するように構成することによって達成する。

〔実施例〕

以下、添付図面に示す好ましい実施例に基づいて本発明
の詳細な説明する。

図示の巻取マンドレルは公知の態様で軸心周シに回転駆
動可能な中空シャフト１を含む。自由端に環状肩部３を
有する、同じく中空の受容部材２が前記シャフト１に固
定接続されている。糸を巻着される厚紙、プラスチック
などから成るスリーブ４を肩部３に載置する。図示の例
ではスリーブは円筒形であるが、円錐形またはその他の
形状に構成してもよい。

シャフト１の内部を、駆動装置により公知の態様でシャ
フト１に対して軸方向に移動させることのできるクラン
プロッド５が通りている。クランプロッド５は受容部材
２を貫通し、これによって摺動案内される。クランプロ
ッド５は受容部材２の自由端から突出し、突出部分が例
えばゴム、プラスチックなどのようなゴム弾性材に囲ま
れている。ゴム弾性クランプ素子６は受容部材２の自由
端面と尚接する。ゴム弾性クシンゾ素子６０反対端面に
載置されたディスク８はねじ７によりクランプロッド５
の自由端に連結されている。

第１図図示の状態からクランプロッド５をシャフト１に
対して下方へ摺動させると、ゴム弾性クランプ素子６が
ディスク８に軸方向圧力を作用させ、これによりクラン
プ素子６が半径方向に拡張する。その結果、クランプ素
子６０局面は第２図に示すようにスリーブ４の内壁に圧
接してスリーブ４を６立て状態のまま必要な力で巻取マ
ンドレルに固定するから、巻取マンドレルの作用下にス
リーブ４の外面に糸を巻取ることができる。巻取工程が
完了し、糸玉が完成したら巻取マンドレルを収縮させる
。即ち、第２図図示の状態から再び第１図図示の状態に
戻す。こうして収縮したクランプ素子６から完成した糸
玉をスリーブ４と一緒に容易に取外すことができる。

実際には、第１及び第２図において上方に位置するゴム
弾性クランプ素子６の端面が拡張後（第２図）スリーブ
４の内部に位置しなければならない。このように配慮す
れば、端部での巻着が厚くなったり、クランプ素子６と
ディスク８０間に糸が挾まって場合によシ完成した糸玉
をスリーブ４と一緒に巻取マンドレルから取外し難くな
るような事態が避けられる。以上に述べた締付は原理で
はスリーブ４の直径ばらつきは問題とは彦らない。

締付はストロークが一定なら、このばらつきは締付は力
に影響するだけであり、常に充分な締付は力が得られる
ように締付はストロークを寸法設定することは容易であ
る。

第３図ないし第８図に示す巻取マンドレルの実施例は基
本的な構成及び基本的な作用態様において第１図及び第
２図の実施例と同じである。

第３及び第４図の場合、円筒形フランジ素子１６は凹み
円錐形の端面を具備し、これによシクランゾ作用を比較
的広い周面に配分してスリーブ４のスリップを確実に防
止することができる。

第５及び第６図の実施例では円筒形クランプ素子２６の
周面が周周方向に延び、かつ半径方向に突出した突条２
７を有し、マンドレルをクランプすると、との突条がス
リーブ４の内壁に圧接する。

第７及び８図の実施例では非弾性材から成るスペーサリ
ング３７によって互いに軸方向に距てられたがム弾性材
から成る２個の円筒形フランジ素子３６が、シャフト１
と一体的に結合された受容部材３８で支持されている。

【図面の簡単な説明】

（第１及び第２９図は巻取マンドレルの第１実施例をそ
れぞれ弛緩及び締付状態で示す縦断面図；第３及び第イ
）図は巻取マンドレルの第２実施例をそれぞれ弛緩及び
締付状態で示す縦断面図；第５及び第６図は巻取マンド
レルの第３実施例をそれぞれ弛緩及び締付状態で示す縦
断面図；第７及び第８図は巻取マンドレルの第４実施例
をそれぞれ弛緩及び締付状態で示す縦断面図である。 １・・・中空シャツ）、２．３８・・・受容部材、３・
・・環状肩部、４・・・スリーブ、５・・・フランジロ
ッド、６．１６．２６．３６・・・フランジ素子、７・
・・ねじ、８・・・ディスク、３７・・・スペーサリン
グ。 以下余白

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、中空の回転駆動可能なシャフト、シャフト内を軸方
   向に移動可能なクランプロッド、及びクランプロッドに
   よって操作されて半径方向に伸縮し、スリーブ内壁と咬
   合するクランプ素子を含む、糸玉形成用の内部心体とし
   ての、特に厚紙から成るスリーブをクランプするための
   巻取マンドレルにおいて、クランプ素子（６、１６、２
   ６、３６）がゴム弾性材から成り、クランプロッド（５
   ）の軸方向移動により圧縮されると同時に半径方向に拡
   張し、スリーブ（４）の内壁に圧接することを特徴とす
   る巻取マンドレル。 ２、クランプ素子（６、１６、２６、３６）をクランプ
   ロッド（５）によって貫通されるゴム弾性材から成る中
   空円筒として形成し、前記中空円筒の一方の端面をシャ
   フト（１）の自由端によって支持したことと、クランプ
   ロッド（５）の自由端に、ゴム弾性中空円筒の他方の端
   面と咬合するディスク（８）を配置したことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項に記載の巻取マンドレル。 ３、ゴム弾性クランプ素子（１６）の端面を凹み円錐形
   に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第２項に記
   載の巻取マンドレル。 ４、ゴム弾性クランプ素子（２６）の周面が円周方向に
   延び、かつ半径方向に突出する突条（２７）を有するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項から第３項までの
   いずれか１項に記載の巻取マンドレル。 ５、クランプ素子が非弾性材から成るスペーサリング（
   ３７）によって互いに軸方向に距てられた２個のゴム弾
   性中空円筒（３６）を含むことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項から第４項までのいずれか１項に記載の巻取
   マンドレル。