JPS6145789Y2 - - Google Patents

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JPS6145789Y2
JPS6145789Y2 JP6514280U JP6514280U JPS6145789Y2 JP S6145789 Y2 JPS6145789 Y2 JP S6145789Y2 JP 6514280 U JP6514280 U JP 6514280U JP 6514280 U JP6514280 U JP 6514280U JP S6145789 Y2 JPS6145789 Y2 JP S6145789Y2
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JP
Japan
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dust
valve
feeding
movable
handling
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JP6514280U
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JPS56167845U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンバイン用などの脱穀機における
送塵調節装置に関するものである。
従来脱穀機は、扱室内の処理物の量が増大した
際に生ずる異音や、エンジン音の変化をオペレー
タが察知して送塵弁を開方向へ手動操作により作
動することによつて送塵調節を行うようにしたも
のがほとんどである。
したがつて扱室内の負荷変動が起る都度手動に
よる調整操作を繰返さねばならない煩わしさがあ
るし、送塵調節を必要とする時期が他の要調整時
期と重複する場合とか、異常音の看過などで適正
時期の調節を失してしまうことが多く扱室内に詰
りを生ぜさせたり、逆に負荷状況に適合しない過
開度状態に送塵弁を放置して飛散損失粒を多くし
てしまうといつた不具合を発生させ易いものとな
つているのである。
そこで本考案は、従来装置のもつ不具合点を複
雑な構造を用いずに全て解決できる装置を提供し
たもので、コンバイン作業が行われる間、手動操
作を行わなくても自動的に適期の送塵調節が的確
に行われて、扱室の詰り発生や飛散ロスを小なら
しめることができる装置を具現したものである。
以下、一具体例を示す図面にもとずいて本考案
構成を詳細に説明する。
第1図は本考案による送塵調節装置の一例を示
す要部の斜視概略図であり、第2図は同例装置に
よる脱穀機の扱室内部構造を示す縦断略図、第3
図,第4図は本考案装置の作用を示す説明平面略
図である。
図における脱穀機は、機の上部に筐壁1部材と
この筐壁1部材に対して着脱自在に装着される筐
壁2部材とによつて扱室Aを形成し、その扱室A
内部には扱歯を有した扱胴3を軸架するとともに
扱胴下方にはクリンプ網4を張設してなり、扱室
A前面の扱口5外部にはフイードチエン機構6を
設置して、該機構6により稈元を挾持して移送す
る穀稈の穂部寄り部分が、供給口7側から扱室A
内に入り脱穀作用を受けながら排出口8に移送さ
れて機外に排出されるようになつているものであ
る。
筐壁2の内面には可動送塵弁Bが設置されるが
実施例の可動送塵弁Bは、送塵作用面9a,9a
を有した弁体9,9を扱胴3軸心に対して交叉す
る方向にむけて各一端部を筐壁2に設置される支
点軸10,10に回動可能に取付けて、先端(遊
端)側が扱胴3の軸方向に揺動できるように設け
て、その揺動先端側間を連結体11に連結させ、
連結体11部などから突出するガイド体12を筐
壁2に穿設した案内溝13に移動可能に係合させ
て構成し、更にガイド体12部等と筐壁側固定材
2aとの間には、引張りスプリング14を掛張し
て、弁体9,9の先端側が扱胴軸心に対して直交
する線分よりも扱室供給口7側に位置させられる
ように附勢させて構成しているのである。
また、可動送塵弁B設置部よりも奥部の扱室A
形成筐壁1には、可動送塵弁Bに対応する固定送
塵弁Cが設置されるが、該固定送塵弁Cの各弁体
15,15は、扱室Aの供給口7側が低く、排出
口8側が内方へ高く突出するゆるやかな彎曲面に
形成された固定移送作用面15a,15aを有し
ており、扱室A内の処理物が固定移送作用面15
a,15aに接当した際には、その処理物に排出
口8方向への移動力を附与するように成している
のである。
しかして、このような構成の送塵調節装置を有
する脱穀機が、脱穀作用をするとき、その脱穀が
正常負荷状態であれば、可動送塵弁Bの弁体9,
9は引張スプリング14の設定ばね圧によつて先
端側が供給口7寄りに偏寄した傾斜姿勢に保たれ
るのであつて、この時には穀稈から離脱させられ
た処理物が、扱胴回転によつて移動させられなが
ら固定送塵弁Cの弁体移送作用面15a,15a
に接当案内されて矢印イのごとく移動するとき
に、所要量が可動送塵弁体9,9の送塵作用面9
a,9aに導かれて持ち廻り状に滞溜させられつ
つ除々に排出口8側へ移動することとなつて、充
分な脱粒選別漏下の行われる脱穀作業が継続され
るのである(第3図参照)。
扱室A内に所定量以上の処理物が滞溜して過負
荷状態になつてくると、第3図の状態で可動側の
弁体作用面9a,9aに接当する量が増大してく
るので、この処理物接当による荷重が引張りスプ
リング14の設定圧を越える。
すると、送塵弁Bはばね圧に抗して支点軸10
中心揺動して第3図の状態から第4図の状態のよ
うに変位する、したがつて固定送塵弁Cから案内
されて移動してくる処理物は、弁体9,9の作用
面9a,9aに至るものが極端に減少し、移動速
度を早やめて排出口8側に送られることとなるの
であつて、この弁体9,9の自動変位により扱室
内の不具合発生を未然に防止できるのである、そ
して過負荷状態が解消されたのちは引張りスプリ
ング14の復帰力で直ちに可動送塵弁Bは常態位
置に復し上述した第3図の状態に戻つて再び所期
の脱穀作業を実施するのである。
本考案は以上実施例構成にもとずいて説明した
ように構成し作用するものであるから、脱穀作業
時の扱室内負荷状況に応じて、手動操作によるこ
となく自動的に送塵量を調節することができるの
で、コンバイン操作を容易にし、事故発生を未然
に防止しながら快適に連続作業を実施できる。
また、上記を可能にする構成は、送塵弁体等の
みで組成するので、従来装置に対比しても構造が
複雑高度化することがほとんどなく取扱い性を容
易ならしめて便利に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による装置の一例を示す要部の
斜視概略図、第2図は同例による脱穀機の扱室内
部構造を示す縦断々面略図、第3図,第4図は本
考案装置の作用を示す説明図である。 A……扱室、B……可動送塵弁体、C……固定
送塵弁体、1,2……筐壁、3……扱胴、7…供
給口、8……排出口、9……弁体、9a……送塵
作用面、15a……固定移送作用面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扱室Aを形成する筐壁1,2の内側適宜箇処に
    可動送塵弁Bと固定送塵弁Cとを相対応して設
    け、可動送塵弁Bは支点軸10を中心に先端側が
    扱胴軸方向へ揺動して送塵作用面9aの傾斜度を
    変更できるように構成し、かつ、この可動送塵弁
    Bは、先端側が供給口7寄りに移動した傾斜位置
    を常態位置とするよう弾性部材14により付勢す
    るとともに、該可動弁Bに対応する固定送塵弁C
    には、排塵方向への移送を助勢する固定移動作用
    面15aを形成してある脱穀機における送塵調節
    装置。
JP6514280U 1980-05-12 1980-05-12 Expired JPS6145789Y2 (ja)

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JP6514280U JPS6145789Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

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JP6514280U JPS6145789Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

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JPS56167845U JPS56167845U (ja) 1981-12-11
JPS6145789Y2 true JPS6145789Y2 (ja) 1986-12-23

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JP6514280U Expired JPS6145789Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055797A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 National Agriculture & Food Research Organization 脱穀装置

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JP6198451B2 (ja) * 2013-05-07 2017-09-20 三菱マヒンドラ農機株式会社 脱穀装置

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JP2009055797A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 National Agriculture & Food Research Organization 脱穀装置

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JPS56167845U (ja) 1981-12-11

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