JPS6145695A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ヘリカルスキャン（螺旋走査）方式により各
種情報信号の記録、再生を行うよう１：７シた磁気記録
再生装置（ＶＴＲ）に関する。

〈従来技術〉 従来の２ヘッド方式のＶＴＲでは、記録テープパターン
と、再生磁気ヘッドの幅との関係から、標準モードの高
速サーチ（早送り）再生を行なった場合、画面上に太い
ノイズバーカ咄で画面の内容を判読できなかった。

そこで、このような高速サーチ再生において、画面の内
容を判るようにするための手段としてマルチヘッド方式
のＶＴＲがあり、この方式は、記録時間に専用ヘッドを
設け、記録テープパターンと再生ヘッドの幅との関係を
最も良い状態となるように構成したもので、上記マルチ
ヘッド方式のうちでも特にダブル７ジマスヘツドと呼ば
れるものでは、１つのベースに互いにアジマス角（磁気
方位）の異なるヘッドを用い、速い画面の動きに対して
もブレのないフィールドスチル（ブレのない静止画）を
得るとともに、高速サーチ再生ではダブルアジマスヘッ
ドの出力の大小を比較し、出力の大きい方のヘッドを選
択してその出力を再生することにより、従来逆７ジマス
になっていた為巨これがノイズバーとして現われた部分
をも今では再生で外るようになって、ノイズバーの少な
い高速サーチが可能になっている。

しかし、上記のマルチヘッド方式ＶＴＲでダブルアジマ
スを用いたものでも各記録時間モードにわたってブレの
ない静止画となるような最適のヘッド幅を得るには４ヘ
ツド以上となり、３ヘツドでは標準モードにおけるスチ
ルや、高速サーチを行なった際、ノイズの多い画面とな
っていた。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は、３個のヘッドで標準モードを高速サーチし、
画面を判別可能にすることを目的とする。

〈問題点を解決する為の手段〉 本発明の磁気記録再生装置は、ヘリカルスキャン方式の
ＶＴＲにおいて回転する３個のビデオヘッドと、ヘッド
の出力の増幅手段と、ヘッド出力のレベル検出手段と、
隣接ヘッド相互のレベル比較手段と、比較結果から特定
レベル選定して復調器へ導く手段と、ヘッドアジマスに
応じて色信号復調器を制御する手段と、ヘッド出力レベ
ルを基準レベルと比較して輝度信号レベルを一定レベル
に保つ手段と、該一定レベルの保持期間水平同期信号を
付加する手段とからなる。

〈実施例〉 以下、図面に示す実施例について、詳細に説明する。

回転ヘッドドラム１の円周上に取り付けた１個の磁気ヘ
ッドしに対し、これより１８０°の同一円周上、即ち反
対側位置に前記磁気ヘッドＬとは異なるアジマス角を持
った２個の磁気へラドＲ，Ｌ’を対設し、又、該両磁気
ヘッドＲ，Ｌ’は互にアジマス角を異にする。

又、上記各磁気ヘッドＲ，Ｌ、Ｌ’からの出力を夫々増
幅する増幅器２ａ、２ｂ、２ｃと、前記各磁気へラドＲ
，Ｌ、Ｌ’の各出力レベルを検出するエンベロープの検
波器４ａ、４ｂと、２個の隣接磁気ヘッドＲ，Ｌ’の出
力レベルを比較する比較器５と、該比較結果から出力レ
ベルの大軽い方を色信号復調器６ａ、輝度信号復調器６
ｂに送り込む切替えスイッチ３ｃと、該切替えスイッチ
３ｃの切替動作と同時にヘッドアジマスに応じて色信号
を制御する前記色信号復調手段と、磁気ヘッドＬ、Ｈの
出力を基準電池Ｅの一定レベルと比較して、その結果に
より、輝度信号変調器６ｂからの出力レベルを一定レベ
ルに保つレベル設定器７と、輝度信号の出力レベルを保
っている間に水平同期信号を映像信号回路に付加する為
の水平同期信号発生器８とからなる。

尚、図中の符号Ｇはガートバンドを示す。

〈作用〉 本発明は、ヘリカルスキャン方式である為、磁気テープ
は、回転ヘッドドラム１の外周に螺旋状に巻きかけてお
り、異なったアジマス角を持った２個の磁気ヘッドＲ，
Ｌ”がテープ９と接している間は両磁気ヘッドＲ，Ｌ’
からの出力を夫々の増幅器２ｂ、２ｃによって増幅し、
更に切替スイッチ３ａを通って、エンベロープ検波器４
ａによって出力レベルを検出して比較器５へ入力する。

これと同時に、他方の増幅器２Ｃからの出力を上記同様
に、エンベロープ検波器４ｂに出力レベルを検出して、
切替スイッチ３ｂを経て前記比較器５に入力して、ヘッ
ドＲの出力レベルＲＶとヘッドスイッチ３ｂから入力し
たヘッドＬ’の出力レベルＬ’Ｖとを該比較器５におい
て比較し、何れかレベルの大きい方に対応するヘッドＲ
またはＬ゛の出力を復調器６ａ、６ｂに入力して復調す
る。

又、ヘッドＬが磁気テープ９と接しているとぎは、ヘッ
ドスイッチ３ａが増幅器２ａ側にセットされエンベロー
プ検波器４ａを経て比較器５におり１て基準電池Ｅの基
準レベルＥＶとヘッドＬの出力レベルＬＶとが比較され
、ＬＶ＞ＥＶの時ヘッドＬの出力を復調器６ａ、６ｂに
て復調し、又ＬＶ＜ＥＶの時には、輝度信号復調器６ｂ
からの出力レベル■を一定に保ち、同時に、その時間内
に水平同期信号発生器８から同期信号を映像信号回路に
印加する。

上記回路動作の結果をヘッドスイッチと、磁気テープ、
ヘッド出力の関係について、第３図に示すが、これから
明らかなように、第１フイールドＦ１では２つの磁気ヘ
ッドＬ’、Ｒのうち何れかの信号が復調されて映像信号
回路へ送り出されるので連続信号となり、又、第２フイ
ールドＦ２では、基準電池Ｅの電圧レベルＥＶと磁気へ
ラドＬの電圧レベルＬＶと比較してＥＶ＜ＬＶの時のみ
復調して映像信号回路へ送り出し、ＬＶが一定レベルよ
り小さい時には、輝度信号復調器６ｂからの出力を一定
値に抑制するため、映像出力は不連続となっている。

しかし第１フイールドＦ１１第２フイールドＦ２を通し
て全７レームについて見ると外、所々に高速サーチ時の
ヘッド軌跡１０に沿って暗帯を持った画面となり、内容
を充分に識別できる状態である。

又、第２フイールドＦ２でヘッドＬの出力が一定基準値
以上の場合でも輝度信号のレベルを一定値に抑制し、水
平同期信号を印加しても良い。

この時は、磁気ヘッドしからの出力信号に対する輝度信
号が一定値に抑えられるから１フレームでは画面全体が
暗い感じとなるが、画面の内容は把握できる程度となる
。

尚、上記第３図は標準モードで５倍速度の順方向サーチ
時のヘッド出力を示しているが、逆方向サーチでも又、
速度比が偶数倍であっても全く同様の結果が得られる。

符号Ｇは、〃−ドバンドを示す。

〈発明の効果〉 本発明は、上記構成作用からなり磁気記録再生装置３個
のヘッドを用いたものでは、高速サーチをした場合、ノ
イズバーが発生したり、或は画像早送りによるブレ等を
伴って画像内容を充分に把握することができなかったが
、本発明においては早送り再生、或は巻戻し再生におい
て３個のヘッドでノイズバーを発生せず、しかもブレの
−ない静止画を得ることができ、磁気ヘッドもこれまで
のように４個も必要とせず簡単で廉価に提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の磁気記録再生装置の一実施例の磁気
ヘッドドラムの平面略図、 第２図は、同上、制御回路図、 第３図は、同上、テープパターンと、ヘッド出力及びヘ
ッドスイッチパルスの関係を示す機能略図である。 １・・・ヘッドドラム　、Ｌ、Ｌ’、Ｒ・・・磁気ヘッ
ド２ａ、２ｂ、２ｃｍ増幅器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヘリカルスキャン方式のビデオテープレコーダにおいて
   、ヘッドドラムの円周上に取り付けた３個のビデオヘッ
   ドと、該ヘッドからの出力を増幅する手段と、該ヘッド
   からの出力レベルを検出する手段と、隣接する２個のヘ
   ッドの出力検出レベルを比較する手段と、比較結果から
   大きいレベルに対応するヘッドの出力を復調器へ導くヘ
   ッド切替手段と、該切替手段の動作と同時にヘッドのア
   ジマスに応じて色信号復調器を制御する手段と、前記ヘ
   ッドの出力を或る基準レベルと比較してその比較値によ
   り輝度信号レベルを一定に保つと共に該輝度信号レベル
   保持時間水平周期信号を付加する手段とからなることに
   より高速サーチ時の映像読取りを行うことを特徴とする
   磁気記録再生装置。