JPS6145668A

JPS6145668A - ２色フアクシミリ装置

Info

Publication number: JPS6145668A
Application number: JP59165653A
Authority: JP
Inventors: Minoru Ishihara; 実石原; Takashi Ikeda; 隆志池田
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1984-08-09
Filing date: 1984-08-09
Publication date: 1986-03-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は発光ダイオードを光源とする２色ファクシミ
リ装置に関するものである。

（従来の技術）従来のこの種２色・ファクシミリの原稿読取シ部の構成
を第４図の側面図と第５図の平面図で示す。

図に示すように、読取られる原稿１は螢光灯２゜３で照
明され、その反射光はレンズ４を通過してラインセンサ
５に結像せしめ、これを読取シ、センサ基板６からセン
サ出力を得るようになっている。なお螢光灯２，３はそ
れぞれ第６図、第７図に示す分光エネルギー特性を有し
、上述したセンサ出力は２つの螢光灯２，３を順次個別
に点灯器（図示せず）によシ発振・駆動して原稿１のＢ
−Ｃ方向の同一ラインを逐次読取シ、２つのセンサ出力
の大小の組合せによシ原稿の色識別、例えば赤と赤以外
の識別を行なっている。−例として赤色の原稿では緑色
成分の多い螢光灯２と赤色成分の多い螢光灯３を使用す
ると螢光灯３による出力の方が螢光灯２の出力よシ大き
くなるので、これによシ赤色を判別している。なお、螢
光灯を使用すると、その両端で光量が低下、またレンズ
ではレンズ特性であるｃｏｓ　’則等の周辺光量の低下
が生じるので、その補正としてシェーディングプレート
７をレンズ４と原稿１の間に配置してセンサ出力を平担
化している。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記構成による装置では、次のような欠
点があった。

（１）螢光灯両端の光量が中央部よシ低いため、原稿読
取幅Ｂ−Ｃよシ長い螢光灯２，３を必要とし、そのため
実装スに一スが大きくなる。

（２）色識別用の２本の螢光灯２．３に対し２個の点灯
器を必要とするため実装スペースが大きくなる。

（３）螢光灯２，３の劣化に伴い分光エネルギー特性が
変化し、色識別能力の経時的劣化が生ずる。

（４）螢光灯は約５００時間〜１．０００時間が寿命で
、そのため頻繁に交換する必要がある。

以上本発明では前記従来技術が持っている問題点を解決
する装置を提供するものである。

（問題点を解決するための手段）本発明は２色ファクシミリの原稿読取シ用光源として２
色を識別するためピーク波長の異なる２種類の発光ダイ
オードを一直線上に交互に配置するか、或は並列に配し
、この２種類の発光ダイオードを交互に点灯するように
したものである。

（作用）このように光源として色を識別するための２種類の発光
ダイオードを交互に点灯させるので、そのセンサ出力の
大小によって色の識別が判別できる。

（実施例）第１図は本発明２色ファクシミリ装置の一実施例を示す
原稿読取り部の側面図、第２図は同じくその平面図であ
る。図に示すように、照明に必要な全長よシ長めのペー
ス８に、ピーク波長ｘｎｍを有する発光ダイオード９ａ
−ｉおよびピーク波長Ｙｎｍの発光ダイオード１０ａ竺
一時が一直線上に交互に適当なビ、チで配置されておシ
、第３図に示すようにそれぞれ適当数を個の発光ダイオ
ード９　ａ　＋　１０　ａに対して、それぞれ１個の抵
抗１１を付加して、これらの間を直列に接続し、これら
をそれぞ電源１２．１３に対し並列接続する。なお、発
光ダイオード９ａ念４補、および１０ａ筐トはを適当位
置に集光させるためシリンドリカルレンズ１４が全長に
亘って取付けである。また、７はシェーディングプレー
トで、この場合はレンズ４のレンズ特性であるｃｏｓ　
’θ則等の周辺光量の低下を補正してセンサ出力を平担
化するために配置されている。

このような構成において、発光ダイオード９ａ−→は数
ｍｓの間点灯し、原稿１を照射し、その反射光はレンズ
４を通過し、ラインセンサ５に至シ、センサ基板６から
センサ出力０１を得る。

つづいて発光ダイオード１０ａ−÷→→が同様に原稿１
の同一ラインを照射し、センサ出力０２を得る。ここで
同一ラインに対するピーク波長の相異なる２つの発光ダ
イオードの照光によシ得られたセンサ出力０１．０□の
大小の組合わせにより原稿１の色識別を達成している。

以上は２色について説明したが、原稿の色識別用にさら
にピーク波長の異なる発光ダイオードＮ種を、前記と同
様に一直線に並べるか、あるいは並列に配置し、それら
の発光ダイオードを順次点灯させ、それに対応するセン
サ出力を得ることＫよＪＮ種類の原稿の色を識別するこ
ともできる。

（発明の効果）以上詳細に説明したように、原稿幅に対し、僅かに長い
ベース上に２色又はそれ以上の発光ダイオードを一直線
上又は並列に配置しているから２色又は２色以上の色識
別を達成できる原稿読取部としては大幅に実装スペース
を削減することができる。また螢光灯のように点灯器を
要しないからよシ一層のＺ−！−スの削減を計ることが
できる。

また発光ダイオードを用いたことによシ寿命は半永久的
で、交換が不要となシ大幅にメンテナンス性を向上させ
る効果がある。更に発光ダイオードであるため分光エネ
ルギー特性の経時的変化が少なくなり、色の識別性能の
安定した読取υ系を構成することができる。また光源に
要する電力も大幅に軽減することができ、消エネルギー
化を達成することができる。なお、本発明はレンズを用
いる光学読取シ系のものであるからファクシミリのみに
限らずイメ゛−ジリーダ、複写機等にも利用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明２色ファクシミリ装置の一実施例を示す
原稿読取シ部の側面図、第２図は同じくその平面図、第
３図は同じくその回路図、第４図は従来の原稿読取シ部
の側面図、第５図はその平面図、第６図、第７図はそれ
ぞれ螢光灯の分光エネルギー特性図。１・・・原稿、２，３・・・螢光灯、４・・・レンズ、
５・・・ラインセンサ、６・・・センサ基板、７・・・
シェーディングプレート、８・・・ベース、９ａ＋１０
ａ・・・発光ダイオード、１４・・・シリンドリカルレ
ンズ。第１図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

２色又は２色以上の原稿を識別する読取り部の光源とし
て、ピーク波長の異なる２種又は２種以上の発光ダイオ
ードを一直線上或は並列に適当ピッチで基板上に多数配
置し、その発光ダイオードを交互に点灯させることを特
徴とする２色ファクシミリ装置。