JPS6144963B2 - - Google Patents

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JPS6144963B2
JPS6144963B2 JP52149996A JP14999677A JPS6144963B2 JP S6144963 B2 JPS6144963 B2 JP S6144963B2 JP 52149996 A JP52149996 A JP 52149996A JP 14999677 A JP14999677 A JP 14999677A JP S6144963 B2 JPS6144963 B2 JP S6144963B2
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JP
Japan
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solution
spinning
filament
temperature
solvent
Prior art date
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Expired
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JP52149996A
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English (en)
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JPS5378324A (en
Inventor
Raineeru Ururitsuhi
Yosefu Yungufuerudoruben Heruman
Heruberutsu Toni
Dorosu Yoahimu
Burukuharudo Hirushu Rorufu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPS5378324A publication Critical patent/JPS5378324A/ja
Publication of JPS6144963B2 publication Critical patent/JPS6144963B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F1/00General methods for the manufacture of artificial filaments or the like
    • D01F1/02Addition of substances to the spinning solution or to the melt

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
フイラメント形成性の合成重合体から親水性の
フイラメント及び繊維類を製造する場合に、紡糸
溶媒に対して、該溶媒及び固体に基づいて5〜50
重量%の、該重合体に対して実質的に非溶媒であ
り、使用する溶媒よりも高い沸点をもちそして該
紡糸溶媒および該フイラメント類の洗滌液として
適当な液体と易混和性である物質を添加し、次い
で生成したフイラメント類からこの非溶媒を洗い
去ることは、既に提案されている。 アクリロニトリル系重合体から紡糸されたこの
ような繊維類は、例えばコア−ジヤケツト構造と
少なくとも10%の保水率をもつている。添加した
非溶媒の重量%が高くなればなるほど、そのフイ
ラメント類は、ますますより親水性となる。 しかしながら、この操作を採用する場合、特に
比較的高い固体含量をもつ溶液を紡糸する場合に
は、該溶液の粘度安定性に関して困難に直面す
る。 しかしながら、高い固体濃度は、非常に高い材
料処理量をうることができそして大量の紡糸溶媒
を節約することができる点において、望ましいこ
とである。 普通、約80のK値をもつポリアクリロニトリル
溶液は、高々28〜33重量%の溶液の形態で紡糸さ
れうるに過ぎない。それより高濃度となると、そ
の粘度が非常に大巾に上昇して、ゲル化を起すか
らである。 しかしながら、例えば、6Kgのジメチルホルム
アミドと1.5Kgのグリセリンの混合物に対して、
2.5Kgのポリアクリロニトリル粉末を添加するな
らば、100℃の溶液温度において、明澄な可紡糸
液が得られる。不幸にも、この溶液は、より低温
では急速に曇化し、80℃付近でゲル化する。 例えば、25重量%のポリアクリロニトリル固
体、10重量%のグリセリン及び65重量%のジメチ
ルホルムアミドの紡糸液は、100℃以下の溶液温
度においては、数時間放置した後においてさえ、
粘度についてなお不安定である。 したがつて、このような溶液の紡糸中に、フイ
ラメント破損及びアグロメレーシヨンが生起す
る。 このたび意外にも 問題の型の混合物は、もし
各物質を低温において懸濁液の形態でまず一緒に
し、次に加熱し、ある温度である一定時間放置
し、そして次に紡糸するならば、満足に紡糸する
ことができることが見い出された。 したがつて、本発明は、フイラメント形成性の
合成重合体から親水性のフイラメント及び繊維類
を製造する方法であつて、適当な溶媒に加えて、
該溶媒と固体に基づいて5〜50重量%の、該重合
体に対して非溶媒であり、使用する溶媒よりも高
い沸点をもちそして紡糸溶媒およびフイラメント
類の洗滌液として適当な液体と易混和性である物
質を含有する溶液を紡糸し;次いでこの物質をフ
イラメント類から洗い去ることによつて行われる
方法で、その場合、最初に、該溶媒、重合体及び
物質から室温で懸濁液を調製し、かくして生成し
た懸濁液を次に加熱し、そして該懸濁液が光学的
に均質となる温度よりも少なくとも30℃そして高
くて60℃高い温度に、少なくとも1分間長くて15
分間放置し、ついでそれを紡糸段階に送り出すこ
とを特徴とする。 少なくとも50重量%のアクリロニトリル単位を
含有するアクリロニトリル系重合体が、本発明方
法によつて紡糸される。紡糸方法は、乾式紡糸方
法が好適であるが、湿式紡糸方法であつてもよ
い。 紡糸溶媒としては、アクリロニトリル系重合体
の紡糸溶媒として公知の溶媒が用いられる。殊に
ジメチルホルムアミドが好適な紡糸溶媒である。 適当な非溶媒は、固体及び液体物質である。適
当な非溶媒の例には、多価アルコール、そのモノ
置換及び多置換したアルキルエーテル又はエステ
ル、例えば、グリセリン、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、トリエチレングリ
コールジアセテート、テトラエチレングリコー
ル、グリコールエーテルアセテート類のようなも
の、また例えば2−エチルシクロヘキサノールの
ような高沸点アルコール、エステル及びケトン又
はそれらの混合物がある。適当な固体の例には、
1価若しくは多価アルコール、エステル若しくは
ケトン、例えば1,6−ヘキサンジオール、p−
ヒドロキシ安息香酸メチルエステルのようなも
の、無機若しくは有機の酸及び塩類、例えばイソ
フタル酸、ピロメリツト酸、塩化亜鉛及び塩化マ
グネシウムのようなもの、又は、例えばDL−ソ
ルボースのような糖類がある。しかしながら、添
加する物質は、水又は場合により他の洗滌液中に
易溶性であるべきであり、その結果それらは後
で、後処理工程中に繊維類から除去することがで
きるということが、常に1つの重要な必須要件で
ある。グリセリンおよびテトラエチレングリコー
ルが特に好ましい。 また、フイラメント又は繊維の洗浄液体は上記
添加物(非溶媒)と易溶性であり、該添加物を該
フイラメント又は繊維から洗い去る。洗浄液体と
して特に好適なのは例えば水である。 既述のように、懸濁液を加熱する温度は、該溶
液が光学的に均質すなわち明澄となる温度よりも
少なくとも30℃、そして高くても60℃高い温度で
ある。しかしながら、この温度は、固体含量、重
合体の組成、添加した非溶媒の型及び量、そして
使用した溶媒の型及び量に対応して、当然変化す
る。しかしながら、一般に、この温度は、100℃
以上であり、好ましくは120〜150℃の範囲内であ
る。 紡糸液は、この温度で少なくとも1分間放置さ
れる。もしこの溶液がその温度で1分間より短か
く加熱されるならば、繊度の変動が紡糸口金の所
で生起する。その理由は、完全な粘度安定の状態
に未だ達していなかつたからである。 満足なる紡糸液は、1〜15分間、好ましくは3
〜5分間の滞留時間で生成する。しかしながら、
この滞留時間は、特に前記した範囲の上限に近い
温度においては15分よりも長くすべきではない。
その理由は、さもないと、溶液の固有の色が劣化
するからである。換言すれば、帯黄色をもつ繊維
類が得られる。 この紡糸液は、好適にはこの温度処理の完結時
に過され、そして好適には、同じ温度で紡糸口
金へ直接送出される。もちろん、紡糸を、この温
度処理と正確に同じ温度で行う必要はないが、紡
糸液を高温にもたらした後、それを80℃以下の温
度まで放冷しないようにすることは重要なことで
ある。その理由は、さもないと、該液は曇化及び
ゲル化する危険があるからである。 本発明方法を適用することによつて、例えば8
重量%のグリセリンを含有するジメチルホルムア
ミド中のポリアクリロニトリルの40%溶液を紡糸
して、例えば、24重量%のポリアクリロニトリ
ル、24重量%のグリセリン及び52重量%のジメチ
ルホルムアミドの混合物と同じくらいに十分満足
なる、親水性のコア−ジヤケツト繊維類にするこ
とが可能である。 添付図面は、25重量%のポリアクリロニトリ
ル、10重量%のグリセリン及び65重量%のジメチ
ルホルムアミドの溶液の粘度の、溶液温度及び放
置時間に対する依存性を示している。この粘度
は、落球秒で表わす〔ケー・ジヨスト(K.
Jost)、レオロジカ アクタ(Reologika Acta)、
第1巻2〜3号(1958)p303に従つて測定〕。 下記の各実施例において、部及び%は、特に断
わらない限り重量による。 実施例 1 容器中、15.6Kgのジメチルホルムアミド
(DMF)を7.2Kgのグリセリンとかきまぜながら
混合する。ついで、93.6%のアクリロニトリル、
5.7%のアクリル酸メチルエステル及び0.7%のメ
タリルスルホン酸ナトリウムからなるアクリロニ
トリル重合体7.2Kgを、かきまぜながら室温で添
加する。この懸濁液を、撹拌機を備えた紡糸容器
に、歯車ポンプによつてポンプ装入する。つい
で、DMF及びポリアクリロニトリル粉末に基づ
いて、24重量%の固体濃度及び24重量%のグリセ
リン含量をもつこの懸濁液を、内径8cm、長さ60
cmの二重壁管中で3.2バールの圧力下、スチーム
で加熱する。この管の出口端における溶液の温度
は135℃である。この管は、紡糸液を均質化する
ために、数個の混合コームを含有する。この加熱
段階を出た後、紡糸液は過され紡糸ダクトへ送
出される。その加熱段階から紡糸口金までの該懸
濁液の総滞留時間は10分間である。 この紡糸液を、当該技術分野で公知の方法によ
つて、180孔紡糸口金から乾式紡糸する。
1720dtexの繊度をもつこの紡糸したフイラメント
は、ボビン上に集めそして合糸して、103200dtex
の全繊度をもつトウを形成させる。ついでこのト
ウを、沸騰水中に引入れ、常法で後処理して、
3.3dtexの最終繊度をもつ繊維にする。このコア
−ジヤケツト繊維は、117%の保水度、2.9p/
dtexの引張強さ及び31%の破断伸度をもつてい
る。 他の紡糸液の各組成を下記の表に示す。それら
は、すべて実施例1に記載したのと同じ仕方で紡
糸され、3.3dtexの最終繊度をもつコア−ジヤケ
ツト繊維に形成された。固体成分としては、実施
例1の重合体を使用した。各系は、常用の溶液プ
ロセスによつては、ゲル化のために、いずれも紡
糸することができなかつた。
【表】 実施例 2 容器中、60KgのDMFを17.5Kgのテトラエチレ
ングリコールとかきまぜながら混合する。つい
で、実施例1におけると同じ組成をもつアクリロ
ニトリル共重合体22.5Kgを室温でかきまぜながら
添加する。DMF及びポリアクリロニトリル粉末
に基づいて、22.5%の固体濃度及び17.5%のテト
ラエチレングリコール含量をもつこの懸濁液を、
実施例1に記載したのと同じ仕方で溶解し、過
しそして紡糸する。紡糸したフイラメントは、後
処理して、3.3dtexの最終繊度をもつ、親水性の
コア−ジヤケツト繊維に形成される。その保水度
は98%である。引張強さ2.8p/dtex、破断伸度37
%。 実施例 3 容器中、60KgのDMFを17.5Kgのp−ヒドロキ
シ安息香酸メチルエステルとかきまぜながら混合
する。ついで、実施例1における同じ組成をもつ
アクリロニトリル重合体22.5Kgを、室温でかきま
ぜながら添加する。22.5%の重合体固体濃度及び
17.5%の固体p−ヒドロキシ安息香酸含量をもつ
懸濁液を、実施例1に記載したのと同じ仕方で調
製し、紡糸し、後処理して、3.3dtexの最終繊度
をもつコア−ジヤケツト繊維に形成させる。保水
度は84%に達する。引張強さ2.6p/dtex、破断伸
度39%。 実施例 4 60KgのDMF、17.5Kgのグリセリン、及び実施
例1におけると同じ化学的組成をもつアクリロニ
トリル共重合体22.5Kgからなる懸濁液を、実施例
1に記載したと同じようにして、溶解し、過し
て、150孔紡糸口金から湿式紡糸する。 沈殿浴は、45%のDMFと55%の水とからな
る。沈殿浴温度は56℃である。引取速度は5m/
分に達する。1500dtexの繊度をもつこの紡糸した
フイラメントをボビン上に集め、合糸して、
90000の全繊度をもつトウを形成させる。 このトウを、沸騰水中で1:5.0の比において
延伸し、常法で後処理して、2.5dtexの最終繊度
をもつ繊維を形成させる。この丸いコア−ジヤケ
ツト繊維は、88%の保水度をもつ。引張強さ
2.1p/dtex、破断伸度39% 比較例 1 a 60.0KgのDMFを、容器中、17.5Kgのグリセリ
ンとかきまぜながら混合する。ついで、実施例
1におけると同じ化学的組成をもつアクリロニ
トリル重合体の22.5Kgを、室温でかきまでなが
ら添加する。この懸濁液を、実施例1に記載し
たと同じ仕方で溶解して過する。135℃にお
ける加熱区域中でこの懸濁液の滞留時間は、約
40秒間に過ぎない。 ついでこの懸濁液を、180孔紡糸口金から乾
式紡糸する。各個別の毛管は、繊度において相
当な変動を示す。紡糸条件における変更、例え
ば異なる引取速度、大気及びダクト温度は、い
かなる改良ももたらさない。 b この紡糸液の一部を、135℃で20分間貯蔵
し、ついで実施例1に記載したと同じようにし
て紡糸して後処理する。これら繊維は、クリー
ム〜帯黄色なる固有の色をもつている。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明によるポリアクリロニトリ
ル含有溶液の粘度の、溶液温度及び放置時間に対
する依存性を示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1) (a) 少くとも50重量%のアクリロニトリ
    ル単位を含有するフイラメント形成性アクリ
    ロニトリル系重合体、 (b) 該アクリロニトリル系重合体の紡糸溶媒、
    および (c) 該アクリロニトリル系重合体と紡糸溶媒に
    基づいて5〜50重量%の下記性質: (イ) 該重合体に対して実質的に非溶媒であ
    り、 (ロ) 使用した紡糸溶媒よりも高い沸点を持
    ち、そして (ハ) 該紡糸溶媒およびフイラメント又は繊維
    類の洗浄液体と易混和性である、 を有する物質、 から室温で懸濁液を調製し、 (2) 該懸濁液を加熱しそして該懸濁液が光学的に
    均質となる温度よりも30〜60℃高い温度でそれ
    を1〜15分間放置して溶液を形成し、 (3) 得られた溶液を紡糸してフイラメント又は繊
    維を形成せしめ、 (4) 得られたフイラメント又は繊維を延伸し、そ
    して (5) 延伸の前又は後に、フイラメント又は繊維か
    ら上記(c)の物質を該洗浄液体で洗い去る、 ことを特徴とする、親水性フイラメント又は繊維
    の製造法。 2 該溶液を中間で冷却することなく紡糸する特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 上記(c)の物質がグリセリン又はテトラエチレ
    ングリコールである特許請求の範囲第1項に記載
    の方法。
JP14999677A 1976-12-16 1977-12-15 Method of producing hydrophilic fibers Granted JPS5378324A (en)

Applications Claiming Priority (1)

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DE2657144A DE2657144C2 (de) 1976-12-16 1976-12-16 Verfahren zur Herstellung hydrophiler Fasern

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JPS5378324A JPS5378324A (en) 1978-07-11
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ID=5995740

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US (1) US4239722A (ja)
JP (1) JPS5378324A (ja)
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DE (1) DE2657144C2 (ja)
NL (1) NL7713794A (ja)

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