JPS6144674B2 - - Google Patents
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- JPS6144674B2 JPS6144674B2 JP57102476A JP10247682A JPS6144674B2 JP S6144674 B2 JPS6144674 B2 JP S6144674B2 JP 57102476 A JP57102476 A JP 57102476A JP 10247682 A JP10247682 A JP 10247682A JP S6144674 B2 JPS6144674 B2 JP S6144674B2
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- Japan
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- ink
- writing instrument
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K5/00—Pens with ink reservoirs in holders, e.g. fountain-pens
- B43K5/18—Arrangements for feeding the ink to the nibs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K7/00—Ball-point pens
- B43K7/10—Arrangements for feeding ink to the ball points
- B43K7/105—Feed bars
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K8/00—Pens with writing-points other than nibs or balls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は水性インキ等の低粘性インキを用い
る筆記具に関するものである。
る筆記具に関するものである。
低粘性インキを用いる筆記具はペン体とインキ
室を備え、両者をインキ通路で結んでインキ室内
のインキをペン体に供給し、消費したインキの量
に等しい量の空気をインキ室に導入させることに
よりインキ出を制御するようになつており、しか
もインキ室の内圧上昇にともなつて押し出される
インキを貯留部に貯えて、後でこの貯留インキを
筆記消費することによりインキが外部にふき出さ
ないように構成されている。この代表的な一例と
して特公昭42−7164号公報に開示されているよう
な万年筆のペン芯機構が知られているが、これは
インキ貯留部として形成したペン芯の空洞部にイ
ンキ室(インキ筒)の内圧上昇でインキが押出さ
れた場合、その空洞貯留インキは筆記によつて消
費されるだけで、ペン下向きの保持状態でインキ
室(インキ筒)の内圧が下降しても、空気が空気
溝を通つてインキ室に入るため前記貯留インキが
インキ室側に帰ることはない。
室を備え、両者をインキ通路で結んでインキ室内
のインキをペン体に供給し、消費したインキの量
に等しい量の空気をインキ室に導入させることに
よりインキ出を制御するようになつており、しか
もインキ室の内圧上昇にともなつて押し出される
インキを貯留部に貯えて、後でこの貯留インキを
筆記消費することによりインキが外部にふき出さ
ないように構成されている。この代表的な一例と
して特公昭42−7164号公報に開示されているよう
な万年筆のペン芯機構が知られているが、これは
インキ貯留部として形成したペン芯の空洞部にイ
ンキ室(インキ筒)の内圧上昇でインキが押出さ
れた場合、その空洞貯留インキは筆記によつて消
費されるだけで、ペン下向きの保持状態でインキ
室(インキ筒)の内圧が下降しても、空気が空気
溝を通つてインキ室に入るため前記貯留インキが
インキ室側に帰ることはない。
ところで、上記空洞内の貯留インキを筆記によ
つて消費する場合1回の筆記使用で空洞内の貯留
インキ全部を空にすることは少なく、実際には前
記空洞内に常にインキが残つていることが多い。
例えば1c.c.前後のインキ室をもつ万年筆の場合で
説明すると、全量(1c.c.)のインキを消費するに
は500m〜1000mの筆記距離があるため、もし30
度Cの温度変化で約10%即ち0.1c.c.のインキが前
記空洞内に一度に貯留されたとすると、これを筆
記によつて空にするには50m〜100m筆記しなけ
ればならない。しかしながら万年筆を取出して筆
記する長さは通常1mにも満たない場合が多いの
で、前記空洞内には常にインキが残つている状態
となる場合が多い。
つて消費する場合1回の筆記使用で空洞内の貯留
インキ全部を空にすることは少なく、実際には前
記空洞内に常にインキが残つていることが多い。
例えば1c.c.前後のインキ室をもつ万年筆の場合で
説明すると、全量(1c.c.)のインキを消費するに
は500m〜1000mの筆記距離があるため、もし30
度Cの温度変化で約10%即ち0.1c.c.のインキが前
記空洞内に一度に貯留されたとすると、これを筆
記によつて空にするには50m〜100m筆記しなけ
ればならない。しかしながら万年筆を取出して筆
記する長さは通常1mにも満たない場合が多いの
で、前記空洞内には常にインキが残つている状態
となる場合が多い。
従つて貯留インキを筆記使用によつて空にし、
次の内圧上昇に備えるという考え方に基いた従来
の万年筆ではペン芯空洞部に貯留インキが残つた
まま、次の内圧上昇によつて新たなインキが押し
出される事態が生じ、それが繰返えしの温度変化
によつて何回も生じると貯留インキ量が次第に増
加してインキの溢れ出、所謂インキのボタ落を起
す。特に自動作画機とかレコーダー用筆記具とし
て使用する場合には常にペン先が下向きの状態に
保持されるから、前記のようなボタ落は致命的な
欠陥となる。
次の内圧上昇に備えるという考え方に基いた従来
の万年筆ではペン芯空洞部に貯留インキが残つた
まま、次の内圧上昇によつて新たなインキが押し
出される事態が生じ、それが繰返えしの温度変化
によつて何回も生じると貯留インキ量が次第に増
加してインキの溢れ出、所謂インキのボタ落を起
す。特に自動作画機とかレコーダー用筆記具とし
て使用する場合には常にペン先が下向きの状態に
保持されるから、前記のようなボタ落は致命的な
欠陥となる。
この発明は上記のような事情に鑑みなされたも
ので、その第1の目的はインキ室の内圧上昇で押
し出された貯留インキを、前記インキ室の内圧下
降によつて吸上げてインキ室に戻すようにしたペ
ン下向き状態でインキボタ落が起らない新規な構
造の筆記具を提供することにあり、また第2の目
的は筆記具の保持状態或いは放置状態がどのよう
な向き(ペン上向き状態、ペン横向き状態等)に
あつても前記貯留インキがインキ室の内圧下降に
よつて確実にインキ室に戻されるようにしたすべ
ての向きでインキ溢出を防止できる新規な構造の
筆記具を提供することにある。
ので、その第1の目的はインキ室の内圧上昇で押
し出された貯留インキを、前記インキ室の内圧下
降によつて吸上げてインキ室に戻すようにしたペ
ン下向き状態でインキボタ落が起らない新規な構
造の筆記具を提供することにあり、また第2の目
的は筆記具の保持状態或いは放置状態がどのよう
な向き(ペン上向き状態、ペン横向き状態等)に
あつても前記貯留インキがインキ室の内圧下降に
よつて確実にインキ室に戻されるようにしたすべ
ての向きでインキ溢出を防止できる新規な構造の
筆記具を提供することにある。
而して上記第1の目的を達成するために、この
発明(第1発明)に係る低粘性インキを用いる筆
記具は、該筆記具本体のペン体取付部の内側に、
毛細管の強いインキ吸蔵体を前記ペン体とインキ
導通可能に接続して設けたこと、このインキ吸蔵
体に開口部を当接し底壁側を本体インキ室との隔
壁として密栓すると共に内腔をインキ室内圧上昇
時に生じるふき出しインキの貯留室とした有底筒
状の仕切筒を、本体内壁面との間に毛細管が強く
働く微小間隙を保つて嵌合固定したこと、この仕
切筒と前記本体内壁面との間に前記インキ室とイ
ンキ吸蔵体間を前記微小間隙とも連通して接続す
る気液交換通路(この気液交換通路は通常時にお
いてインキによつて閉塞され筆記時のインキ吸出
によつて空気通路を形成するように自動的に開口
するバルブ作用をもつ)を形成したこと、上記筆
記具本体に仕切筒内腔のふき出し貯留インキによ
つて塞がれない位置に開口した空気取入れ用の通
気管を設けたことを特徴とするものである。ま
た、この発明(第2発明)に係る前記第2の目的
を達成するための筆記具は、上述した第1発明に
係る筆記具において、上記仕切筒の底壁部又はこ
の底壁部に接近した周側部に、常時インキで閉塞
されて仕切筒内腔の空気がインキ室へ入るのを阻
止する作用と、本体インキ室の内圧上昇で仕切筒
内腔に流入したふき出し貯留インキを、インキ室
の内圧下降時にペン上向き状態及びペン横向き状
態においてインキ室側に戻す作用をなすふき出し
貯留インキのリターン通路を設けたことを特徴と
する。
発明(第1発明)に係る低粘性インキを用いる筆
記具は、該筆記具本体のペン体取付部の内側に、
毛細管の強いインキ吸蔵体を前記ペン体とインキ
導通可能に接続して設けたこと、このインキ吸蔵
体に開口部を当接し底壁側を本体インキ室との隔
壁として密栓すると共に内腔をインキ室内圧上昇
時に生じるふき出しインキの貯留室とした有底筒
状の仕切筒を、本体内壁面との間に毛細管が強く
働く微小間隙を保つて嵌合固定したこと、この仕
切筒と前記本体内壁面との間に前記インキ室とイ
ンキ吸蔵体間を前記微小間隙とも連通して接続す
る気液交換通路(この気液交換通路は通常時にお
いてインキによつて閉塞され筆記時のインキ吸出
によつて空気通路を形成するように自動的に開口
するバルブ作用をもつ)を形成したこと、上記筆
記具本体に仕切筒内腔のふき出し貯留インキによ
つて塞がれない位置に開口した空気取入れ用の通
気管を設けたことを特徴とするものである。ま
た、この発明(第2発明)に係る前記第2の目的
を達成するための筆記具は、上述した第1発明に
係る筆記具において、上記仕切筒の底壁部又はこ
の底壁部に接近した周側部に、常時インキで閉塞
されて仕切筒内腔の空気がインキ室へ入るのを阻
止する作用と、本体インキ室の内圧上昇で仕切筒
内腔に流入したふき出し貯留インキを、インキ室
の内圧下降時にペン上向き状態及びペン横向き状
態においてインキ室側に戻す作用をなすふき出し
貯留インキのリターン通路を設けたことを特徴と
する。
以下、この発明の実施例を図面に従い説明す
る。第1図は手書き用の筆記具に適用した実施例
で、インキ(低粘性インキ)が充填されていない
使用前の状態を中央縦断面図で示しており、また
第2図,第3図及び第4図は第1図の−線、
−線及び−線に沿う部分の横断面図を示
している。これらの図面において符号1で示され
る筆記具本体は、円形断面の細長い軸筒として形
成され、先端部にはペン体2が取付けられている
と共に、後端開口部には着脱自在に密栓された尾
栓3を備えている。なお、上記ペン体2はボール
2aを回転自在に保持して筆記具本体1の先端孔
に嵌着されたボールホルダ2bと、このボールホ
ルダ2bのボール保持部に連通する中心孔に嵌挿
されて前記ホルダ後端部から内方に突出するイン
キ中継芯(繊維集束芯)2cとから構成されてい
るが、このようなボールペンチツプ形式のペン体
以外に、強い毛細管作用でインキを筆記端に引き
出す繊維製ペン体、プラスチツク多孔ペン体、、
パイプペン体等を用いることもできる。4は上記
筆記具本体1のペン体取付部の内側穴1aに嵌装
したインキ吸蔵体で、上記ペン体2のインキ中継
芯2cが中心孔に嵌挿されて、このペン体中継芯
2cとインキ導通可能に接続されている。このイ
ンキ吸蔵体4はインキを飽和状態まで吸収すると
毛細管作用、吸着力、付着力等でインキ滴下を阻
止することができる毛細管作用の強い(但し上記
ペン体2の毛細管より少し弱い)、中綿と称する
インキ吸収材が用いられている。5は上記筆記具
本体1の先端側内部位置に嵌合固定した有底円筒
状の仕切筒で、前端開口部の内側をインキ吸蔵体
4に当接し、且つ底部側を本体インキ室10との
隔壁として本体内壁面に密着させて、その内腔6
をふき出しインキの貯留室として形成している。
なお、この仕切筒5の円筒部外径dは底部側外径
(本体内径)Dよりやや小径にされて、本体内壁
面との間に0.05mm程度の毛細管が強く働く(但し
上記インキ吸蔵体4の毛細管より少し弱い)、微
小間隙Gを嵌合部全周にわたつて形成している。
また上記仕切筒5の外側面には円周の一部を全長
にわたつて切除した円周切欠平面5aが形成さ
れ、この円周切欠平面5aと前記本体内壁面とで
囲まれた孔(両側部分に強い毛細管が働き中央部
分は毛細管が弱く働く略三ケ月状をなした孔)に
よつて、本体インキ室10と上記インキ吸蔵体4
間を接続した気液交換通路7を形成している。な
お、この気液交換通路7は仕切筒5の前端開口部
に設けた前記通路巾よりも狭い溝巾をもつ切欠溝
5bを介して仕切筒内腔6のインキ吸蔵体4の近
くに開口している。8は上記筆記具本体1の先端
部に設けた空気取入れ用の通気管で、上記インキ
吸蔵体4の一部を貫通して仕切筒内腔6内に突出
し、その突出内方部分は第1図の如く屈曲してそ
の管端開口部が内腔ふき出し貯留インキで塞がれ
ないように、前記内腔6の径方向及び長さ方向に
対する中央部位置に開口している。9は上記仕切
筒5の底壁部に接近し且つ気液交換通路7(仕切
筒円周切欠平面5a)と反対側の周側部に前述の
微小間隙Gと連通させて開口した小孔よりなるイ
ンキリターン通路で、このリターン通路9は常時
は微小間隙Gに充満するインキによつて第6図,
第14図,第15図の如く閉塞されて仕切筒内腔
6の空気が前記リターン通路9を介して本体イン
キ室10へ入るのを阻止しているが、第17図の
ようなペン上向き状態及び第20図のようなペン
横向き状態で本体インキ室10の内圧が下降した
時に、仕切筒内腔6の貯留インキ(本体インキ室
10の内圧上昇で仕切筒内腔6にふき出し流入す
る)を本体インキ室10側に戻す作用をなす。
る。第1図は手書き用の筆記具に適用した実施例
で、インキ(低粘性インキ)が充填されていない
使用前の状態を中央縦断面図で示しており、また
第2図,第3図及び第4図は第1図の−線、
−線及び−線に沿う部分の横断面図を示
している。これらの図面において符号1で示され
る筆記具本体は、円形断面の細長い軸筒として形
成され、先端部にはペン体2が取付けられている
と共に、後端開口部には着脱自在に密栓された尾
栓3を備えている。なお、上記ペン体2はボール
2aを回転自在に保持して筆記具本体1の先端孔
に嵌着されたボールホルダ2bと、このボールホ
ルダ2bのボール保持部に連通する中心孔に嵌挿
されて前記ホルダ後端部から内方に突出するイン
キ中継芯(繊維集束芯)2cとから構成されてい
るが、このようなボールペンチツプ形式のペン体
以外に、強い毛細管作用でインキを筆記端に引き
出す繊維製ペン体、プラスチツク多孔ペン体、、
パイプペン体等を用いることもできる。4は上記
筆記具本体1のペン体取付部の内側穴1aに嵌装
したインキ吸蔵体で、上記ペン体2のインキ中継
芯2cが中心孔に嵌挿されて、このペン体中継芯
2cとインキ導通可能に接続されている。このイ
ンキ吸蔵体4はインキを飽和状態まで吸収すると
毛細管作用、吸着力、付着力等でインキ滴下を阻
止することができる毛細管作用の強い(但し上記
ペン体2の毛細管より少し弱い)、中綿と称する
インキ吸収材が用いられている。5は上記筆記具
本体1の先端側内部位置に嵌合固定した有底円筒
状の仕切筒で、前端開口部の内側をインキ吸蔵体
4に当接し、且つ底部側を本体インキ室10との
隔壁として本体内壁面に密着させて、その内腔6
をふき出しインキの貯留室として形成している。
なお、この仕切筒5の円筒部外径dは底部側外径
(本体内径)Dよりやや小径にされて、本体内壁
面との間に0.05mm程度の毛細管が強く働く(但し
上記インキ吸蔵体4の毛細管より少し弱い)、微
小間隙Gを嵌合部全周にわたつて形成している。
また上記仕切筒5の外側面には円周の一部を全長
にわたつて切除した円周切欠平面5aが形成さ
れ、この円周切欠平面5aと前記本体内壁面とで
囲まれた孔(両側部分に強い毛細管が働き中央部
分は毛細管が弱く働く略三ケ月状をなした孔)に
よつて、本体インキ室10と上記インキ吸蔵体4
間を接続した気液交換通路7を形成している。な
お、この気液交換通路7は仕切筒5の前端開口部
に設けた前記通路巾よりも狭い溝巾をもつ切欠溝
5bを介して仕切筒内腔6のインキ吸蔵体4の近
くに開口している。8は上記筆記具本体1の先端
部に設けた空気取入れ用の通気管で、上記インキ
吸蔵体4の一部を貫通して仕切筒内腔6内に突出
し、その突出内方部分は第1図の如く屈曲してそ
の管端開口部が内腔ふき出し貯留インキで塞がれ
ないように、前記内腔6の径方向及び長さ方向に
対する中央部位置に開口している。9は上記仕切
筒5の底壁部に接近し且つ気液交換通路7(仕切
筒円周切欠平面5a)と反対側の周側部に前述の
微小間隙Gと連通させて開口した小孔よりなるイ
ンキリターン通路で、このリターン通路9は常時
は微小間隙Gに充満するインキによつて第6図,
第14図,第15図の如く閉塞されて仕切筒内腔
6の空気が前記リターン通路9を介して本体イン
キ室10へ入るのを阻止しているが、第17図の
ようなペン上向き状態及び第20図のようなペン
横向き状態で本体インキ室10の内圧が下降した
時に、仕切筒内腔6の貯留インキ(本体インキ室
10の内圧上昇で仕切筒内腔6にふき出し流入す
る)を本体インキ室10側に戻す作用をなす。
第6図乃至第9図は本体インキ室10に低粘性
インキWを注入した使用時の状態を示す説明図
(第1図乃至第4図に対応する図面にインキ表示
した図面)であつて、この状態では本体インキ室
10内のインキWの一部がインキ吸蔵体4及びペ
ン体2側に毛細管作用で引き出されて、気液交換
通路7と微小間隙Gに充満したインキによつて気
液交換通路7とリターン通路9が閉塞されている
と共に、インキ吸蔵体4は飽和状態までインキを
吸収して、その毛細管作用、吸着力、付着力等で
インキの滴下を防止している。即ち、インキ吸蔵
体4が毛細管作用でインキWを飽和状態まで吸収
すると、インキ重量と内圧が釣合つて安定する。
この時のインキ溢出に関係する水頭は仕切筒内腔
6が空の場合のHo,及び仕切筒内腔6に第14
図の如くインキが押出された時のHmaxであり、
ペン体2及びインキ吸蔵体4の構造,材質によつ
て異なるも、ペン体2が図のようなボールペン体
であり、インキ吸蔵体4がアクリル繊維集束体で
ある場合には前記水頭Hmaxは25mm程度まで許容
され、この許容範囲に上記水頭Hmaxを押えるよ
うに、保証温度差に応じて本体インキ室10の容
量と、仕切筒内腔6の容量を例えば10:2位の割
合に設定すればインキがペン体2から適下するこ
とはない。
インキWを注入した使用時の状態を示す説明図
(第1図乃至第4図に対応する図面にインキ表示
した図面)であつて、この状態では本体インキ室
10内のインキWの一部がインキ吸蔵体4及びペ
ン体2側に毛細管作用で引き出されて、気液交換
通路7と微小間隙Gに充満したインキによつて気
液交換通路7とリターン通路9が閉塞されている
と共に、インキ吸蔵体4は飽和状態までインキを
吸収して、その毛細管作用、吸着力、付着力等で
インキの滴下を防止している。即ち、インキ吸蔵
体4が毛細管作用でインキWを飽和状態まで吸収
すると、インキ重量と内圧が釣合つて安定する。
この時のインキ溢出に関係する水頭は仕切筒内腔
6が空の場合のHo,及び仕切筒内腔6に第14
図の如くインキが押出された時のHmaxであり、
ペン体2及びインキ吸蔵体4の構造,材質によつ
て異なるも、ペン体2が図のようなボールペン体
であり、インキ吸蔵体4がアクリル繊維集束体で
ある場合には前記水頭Hmaxは25mm程度まで許容
され、この許容範囲に上記水頭Hmaxを押えるよ
うに、保証温度差に応じて本体インキ室10の容
量と、仕切筒内腔6の容量を例えば10:2位の割
合に設定すればインキがペン体2から適下するこ
とはない。
而して、上記インキ吸蔵体4に飽和状態まで吸
収されているインキをペン体2で筆記消費する
と、インキ吸蔵体4にはインキを吸込む余力が生
じ、微小間隙G内のインキと気液交換通路7内の
インキを吸い込むから、これによつて気液交換通
路7の毛細管作用の弱い中心部分のインキが吸い
取られて該通路中心部に第11図〜第13図の如
き空気流入通路7′が形成され、この空気流入通
路7′を通つて仕切筒内腔6の空気が本体インキ
室10に第10図の如く入つて空気とインキの気
液交換が行なわれる。そして、上記インキ吸蔵体
4が吸収インキで再び飽和状態になると、第10
図〜第13図の如く開放した気液交換通路7(空
気流入通路7′)はインキによつて第6図〜第9
図の如く自動的に閉じてインキ室10への空気侵
入とインキ吸蔵体4へのインキ供給が停止され
る。第14図はペン下向き状態で本体インキ室1
0が内圧上昇した時の状態を示しており、この時
はインキ室10内のインキWが気液交換通路7を
介して仕切筒内腔6に押し出され、このふき出し
貯留インキW′の量に見合つた量の内腔空気が通
気管8を介して外方に排出される。この時インキ
吸蔵体4は飽和状態にインキを吸収しているか
ら、インキ室10の内圧上昇で押圧されたインキ
をペン体2側に圧力作用させないように遮断して
仕切筒内腔6内に導入させる。このためインキ室
10の内圧上昇によるペン体2からのインキボタ
落は確実に防止される。
収されているインキをペン体2で筆記消費する
と、インキ吸蔵体4にはインキを吸込む余力が生
じ、微小間隙G内のインキと気液交換通路7内の
インキを吸い込むから、これによつて気液交換通
路7の毛細管作用の弱い中心部分のインキが吸い
取られて該通路中心部に第11図〜第13図の如
き空気流入通路7′が形成され、この空気流入通
路7′を通つて仕切筒内腔6の空気が本体インキ
室10に第10図の如く入つて空気とインキの気
液交換が行なわれる。そして、上記インキ吸蔵体
4が吸収インキで再び飽和状態になると、第10
図〜第13図の如く開放した気液交換通路7(空
気流入通路7′)はインキによつて第6図〜第9
図の如く自動的に閉じてインキ室10への空気侵
入とインキ吸蔵体4へのインキ供給が停止され
る。第14図はペン下向き状態で本体インキ室1
0が内圧上昇した時の状態を示しており、この時
はインキ室10内のインキWが気液交換通路7を
介して仕切筒内腔6に押し出され、このふき出し
貯留インキW′の量に見合つた量の内腔空気が通
気管8を介して外方に排出される。この時インキ
吸蔵体4は飽和状態にインキを吸収しているか
ら、インキ室10の内圧上昇で押圧されたインキ
をペン体2側に圧力作用させないように遮断して
仕切筒内腔6内に導入させる。このためインキ室
10の内圧上昇によるペン体2からのインキボタ
落は確実に防止される。
第15図は仕切筒内腔6に第14図の如く貯留
されたインキW′が本体インキ室10の内圧下降
により、ペン下向き状態でインキ室10側に戻さ
れる状態を示している。この場合は温度降下によ
り本体インキ室10の内圧が低下すると、仕切筒
内腔6のふき出し貯留インキW′が気液交換通路
7を通つてインキ室10内に吸い上げられ、これ
と入れ換えに外気が通気管8を通つて仕切筒内腔
6に流入する。この時、インキリターン通路9は
強い毛細管作用の働く微小間隙G内のインキで閉
塞されているため、仕切筒内腔6のインキ通路へ
の空気侵入を阻止した状態で、前記貯留インキ
W′を効率よくインキ室10に吸上げることがで
きる。
されたインキW′が本体インキ室10の内圧下降
により、ペン下向き状態でインキ室10側に戻さ
れる状態を示している。この場合は温度降下によ
り本体インキ室10の内圧が低下すると、仕切筒
内腔6のふき出し貯留インキW′が気液交換通路
7を通つてインキ室10内に吸い上げられ、これ
と入れ換えに外気が通気管8を通つて仕切筒内腔
6に流入する。この時、インキリターン通路9は
強い毛細管作用の働く微小間隙G内のインキで閉
塞されているため、仕切筒内腔6のインキ通路へ
の空気侵入を阻止した状態で、前記貯留インキ
W′を効率よくインキ室10に吸上げることがで
きる。
第16図はペン上向き状態でインキ室10が内
圧上昇した時の状態を示しており、この時は気液
交換通路7内にあるインキが仕切筒内腔6に押し
出されて、気液交換通路7が空気孔として開口
し、この空気孔→仕切筒内腔6→通気管8の経路
で内圧が外に逃げるのでペン体2からのインキ溢
出の問題は起らない。
圧上昇した時の状態を示しており、この時は気液
交換通路7内にあるインキが仕切筒内腔6に押し
出されて、気液交換通路7が空気孔として開口
し、この空気孔→仕切筒内腔6→通気管8の経路
で内圧が外に逃げるのでペン体2からのインキ溢
出の問題は起らない。
第17図は仕切筒内腔6の貯留インキW′(第
14図のようなペン下向き状態で流入したインキ
又は第19図のようなペン横向き状態で流入した
インキ)が、ペン上向き状態におけるインキ室1
0の内圧下降によつてインキ室10側へ戻される
状態を示しており、この時は仕切筒5の底部側に
貯留されているインキW′がリターン通路9→微
小間隙G→気液交換通路7の経路でインキ室10
内に吸入されると共に、これと入れ換えに外気が
通気管8を介して仕切筒内腔6に流入する。
14図のようなペン下向き状態で流入したインキ
又は第19図のようなペン横向き状態で流入した
インキ)が、ペン上向き状態におけるインキ室1
0の内圧下降によつてインキ室10側へ戻される
状態を示しており、この時は仕切筒5の底部側に
貯留されているインキW′がリターン通路9→微
小間隙G→気液交換通路7の経路でインキ室10
内に吸入されると共に、これと入れ換えに外気が
通気管8を介して仕切筒内腔6に流入する。
第18図及び第19図はペン横向き状態(第1
8図はインキリターン通路9が下側に位置し、第
19図はインキリターン通路9が上側に位置して
いる)でインキ室10の内圧上昇があつた場合の
状態を示しており、第18図の状態ではインキ室
10の内圧上昇で気液交換通路7内のインキが仕
切筒内腔6に押し出されて、該通路7が空気孔と
して開口し、この空気孔(開口した気液交換通路
7)→仕切筒内腔6→通気管8の経路で内圧が外
に逃げるため、ペン体2からのインキ溢出は起ら
ない。第19図の状態はインキリターン通路9が
上にあり、気液交換通路7が下にあるから、イン
キ室10の内圧上昇によつて該室内インキWの一
部が気液交換通路7を介して仕切筒内腔6に押し
出される。この時仕切筒内腔6の空気は通気管8
を介して外に排出される。従つてこのペン横向き
状態においても内圧上昇によるふき出しインキは
仕切筒内腔6に貯留されるので、ペン体2或いは
通気管8から溢出することはない。
8図はインキリターン通路9が下側に位置し、第
19図はインキリターン通路9が上側に位置して
いる)でインキ室10の内圧上昇があつた場合の
状態を示しており、第18図の状態ではインキ室
10の内圧上昇で気液交換通路7内のインキが仕
切筒内腔6に押し出されて、該通路7が空気孔と
して開口し、この空気孔(開口した気液交換通路
7)→仕切筒内腔6→通気管8の経路で内圧が外
に逃げるため、ペン体2からのインキ溢出は起ら
ない。第19図の状態はインキリターン通路9が
上にあり、気液交換通路7が下にあるから、イン
キ室10の内圧上昇によつて該室内インキWの一
部が気液交換通路7を介して仕切筒内腔6に押し
出される。この時仕切筒内腔6の空気は通気管8
を介して外に排出される。従つてこのペン横向き
状態においても内圧上昇によるふき出しインキは
仕切筒内腔6に貯留されるので、ペン体2或いは
通気管8から溢出することはない。
第20図は仕切筒内腔6の貯留インキW′(第
14図の如きペン下向き状態で流入したインキ又
は第19図の如きペン横向き状態で流入したイン
キ)が、ペン横向き状態におけるインキ室10の
内圧下降によりインキ室10側へ戻される状態を
示している。この第20図の状態は気液交換通路
7が上にあり、インキリターン通路9が下側に位
置しているペン横向き状態であつて、この状態で
インキ室10が内圧降下すると、仕切筒内腔6の
貯留インキW′がリターン通路9から毛細管の強
く働く微小間隙Gをまわつて気液交換通路7から
インキ室10へと戻される(このリターン作用は
内圧下降による吸引力で行なわれる)。この時、
上記気液交換通路7はインキ室10の内圧下降に
よる吸引力で開口しようとするが、仕切筒内腔6
に貯留されているインキW′が毛細管作用の強い
微小間隙Gを介して途切れないように連続的に供
給されてくるので、前記貯留インキW′が全部吸
上げられるまで開口することはない(上記気液交
換通路7が途中で開口してしまうと、仕切筒内腔
6の空気が通路開口孔を介してインキ室10に吸
入されて、内腔貯留インキW′をインキ室10側
にリターンさせる作用がなくなつてしまう)。
14図の如きペン下向き状態で流入したインキ又
は第19図の如きペン横向き状態で流入したイン
キ)が、ペン横向き状態におけるインキ室10の
内圧下降によりインキ室10側へ戻される状態を
示している。この第20図の状態は気液交換通路
7が上にあり、インキリターン通路9が下側に位
置しているペン横向き状態であつて、この状態で
インキ室10が内圧降下すると、仕切筒内腔6の
貯留インキW′がリターン通路9から毛細管の強
く働く微小間隙Gをまわつて気液交換通路7から
インキ室10へと戻される(このリターン作用は
内圧下降による吸引力で行なわれる)。この時、
上記気液交換通路7はインキ室10の内圧下降に
よる吸引力で開口しようとするが、仕切筒内腔6
に貯留されているインキW′が毛細管作用の強い
微小間隙Gを介して途切れないように連続的に供
給されてくるので、前記貯留インキW′が全部吸
上げられるまで開口することはない(上記気液交
換通路7が途中で開口してしまうと、仕切筒内腔
6の空気が通路開口孔を介してインキ室10に吸
入されて、内腔貯留インキW′をインキ室10側
にリターンさせる作用がなくなつてしまう)。
第21図〜第25図は上述した仕切筒5及びこ
の仕切筒5が備える前記リターン通路9の変形例
を示すもので、第21図及び第22図の場合は仕
切筒5が周側部の円周切欠平面15a及び筒端切
欠部15bを有した両端開口の円筒体15と、こ
の円筒体15の後端開口部に嵌着した詰栓16と
から構成され、そしてこの詰栓16と円筒体15
の嵌合部に前記円周切欠平面15aと反対側に位
置させて細隙開口部19a及び19bを形成し、
この細隙開口部19a,19bをふき出し貯留イ
ンキW′のリターン通路9としている。また第2
3図は仕切筒5にインキリターン通路9が設けら
れていない場合の変形例を示すもので、ペンを常
に下向きに保持して使用する筆記具(自動作画機
用、レコーダー用等の筆記具)に適用される。
の仕切筒5が備える前記リターン通路9の変形例
を示すもので、第21図及び第22図の場合は仕
切筒5が周側部の円周切欠平面15a及び筒端切
欠部15bを有した両端開口の円筒体15と、こ
の円筒体15の後端開口部に嵌着した詰栓16と
から構成され、そしてこの詰栓16と円筒体15
の嵌合部に前記円周切欠平面15aと反対側に位
置させて細隙開口部19a及び19bを形成し、
この細隙開口部19a,19bをふき出し貯留イ
ンキW′のリターン通路9としている。また第2
3図は仕切筒5にインキリターン通路9が設けら
れていない場合の変形例を示すもので、ペンを常
に下向きに保持して使用する筆記具(自動作画機
用、レコーダー用等の筆記具)に適用される。
第24図は上記リターン通路9が仕切筒5の周
側切欠平面5aと反対側面に仕切筒開口端から底
壁部近くまで切込み形成したスリツト状の切割溝
19aで構成されている変形例、第25図は仕切
筒5が底壁に開口部17を有する円筒体18(こ
の円筒体の周側部には気液交換通路7を形成する
円周切欠平面18aが設けられている)と、この
円筒体底壁の開口部17を閉塞したインキは吸収
するが、その吸収含浸インキによつて空気流通は
遮断する毛細管作用の強い繊維体又は多孔質体か
らなる栓体20とで構成され、そしてこの栓体2
0と円筒体底壁の開口部17によつて前記貯留イ
ンキW′の本体インキ室10へのリターン通路9
が形成されている変形例を示している。
側切欠平面5aと反対側面に仕切筒開口端から底
壁部近くまで切込み形成したスリツト状の切割溝
19aで構成されている変形例、第25図は仕切
筒5が底壁に開口部17を有する円筒体18(こ
の円筒体の周側部には気液交換通路7を形成する
円周切欠平面18aが設けられている)と、この
円筒体底壁の開口部17を閉塞したインキは吸収
するが、その吸収含浸インキによつて空気流通は
遮断する毛細管作用の強い繊維体又は多孔質体か
らなる栓体20とで構成され、そしてこの栓体2
0と円筒体底壁の開口部17によつて前記貯留イ
ンキW′の本体インキ室10へのリターン通路9
が形成されている変形例を示している。
第26図は上述した気液交換通路7の他の実施
例を示す要部拡大断面図であつて、前記気液交換
通路7が筆記具本体1の仕切筒5を嵌合する内壁
面部に形成した両側に強い毛細管が働き中央部は
毛細管が弱く働く1本又は複数本の通路溝7aで
構成されている。
例を示す要部拡大断面図であつて、前記気液交換
通路7が筆記具本体1の仕切筒5を嵌合する内壁
面部に形成した両側に強い毛細管が働き中央部は
毛細管が弱く働く1本又は複数本の通路溝7aで
構成されている。
第27図A,Bはペン体2が常に下向きの状態
で使用されるレコーダー用筆記具に、この発明を
適用した実施例を示すもので、大容量のインキ室
10を有する筆記具本体1′が筐体11と、この
筐体11の下端開口部を閉塞する蓋体12とから
なり、この蓋体12の中央突出口13にペン体
2′が取付けられていると共に、このペン体2′に
インキ供給する毛細管作用の強いインキ吸蔵体4
が、前記蓋体中央突出口13の内部に収納された
第1のインキ吸蔵体4aと、この第1のインキ吸
蔵体4aに面接触させて蓋体12の内側面に敷設
した第2のインキ吸蔵体4bとから構成されてい
る。そして上記筆記具本体1′の内側に前記筐体
11の内壁面と微小間隙Gを保つて有底角筐筒状
の仕切筒5′が嵌合固定されている。この仕切筒
5′は開口端面をインキ吸蔵体4bに当接し底部
側を本体筐体11の内壁面に本体インキ室10と
の隔壁として密栓させて、気液交換通路7で連通
した内腔6をふき出しインキの貯留室として形成
している。また上記本体蓋体12には第2のイン
キ吸蔵体4bを貫通して仕切筒内腔6に突出する
空気取入れ用の通気管8′が設けられ、この通気
管の管端部は前記内腔6の貯留インキで塞がれな
い上方位置に開口している。なお、この実施例の
作用は上述した第1実施例の第6図〜第15図に
示す作用と略同じであるから、説明を省略する。
で使用されるレコーダー用筆記具に、この発明を
適用した実施例を示すもので、大容量のインキ室
10を有する筆記具本体1′が筐体11と、この
筐体11の下端開口部を閉塞する蓋体12とから
なり、この蓋体12の中央突出口13にペン体
2′が取付けられていると共に、このペン体2′に
インキ供給する毛細管作用の強いインキ吸蔵体4
が、前記蓋体中央突出口13の内部に収納された
第1のインキ吸蔵体4aと、この第1のインキ吸
蔵体4aに面接触させて蓋体12の内側面に敷設
した第2のインキ吸蔵体4bとから構成されてい
る。そして上記筆記具本体1′の内側に前記筐体
11の内壁面と微小間隙Gを保つて有底角筐筒状
の仕切筒5′が嵌合固定されている。この仕切筒
5′は開口端面をインキ吸蔵体4bに当接し底部
側を本体筐体11の内壁面に本体インキ室10と
の隔壁として密栓させて、気液交換通路7で連通
した内腔6をふき出しインキの貯留室として形成
している。また上記本体蓋体12には第2のイン
キ吸蔵体4bを貫通して仕切筒内腔6に突出する
空気取入れ用の通気管8′が設けられ、この通気
管の管端部は前記内腔6の貯留インキで塞がれな
い上方位置に開口している。なお、この実施例の
作用は上述した第1実施例の第6図〜第15図に
示す作用と略同じであるから、説明を省略する。
この発明の筆記具は以上述べたような構造のも
のであるから、インキ室の内圧上昇で押し出され
たインキを仕切筒内腔に一時貯留し、この貯留イ
ンキを内圧上昇の次に生じる内圧下降によつてイ
ンキ室に全部戻すことができるので、ペン体側か
らのインキ溢出の問題を確実に解消することがで
きる。
のであるから、インキ室の内圧上昇で押し出され
たインキを仕切筒内腔に一時貯留し、この貯留イ
ンキを内圧上昇の次に生じる内圧下降によつてイ
ンキ室に全部戻すことができるので、ペン体側か
らのインキ溢出の問題を確実に解消することがで
きる。
特に第2発明に係る筆記具の場合にはペンが上
向き、横向き等どのような方向に保持され、或い
は置かれていても、前記の効果を奏することがで
きるので、手書き用の筆記具としてすぐれた実用
上の効果を発揮する。
向き、横向き等どのような方向に保持され、或い
は置かれていても、前記の効果を奏することがで
きるので、手書き用の筆記具としてすぐれた実用
上の効果を発揮する。
第1図はこの発明の第1実施例に係る筆記具を
インキ未注入の状態で示した縦断面図、第2図,
第3図及び第4図は第1図の−線,−線
及び−線に沿う横断面図、第5図は仕切筒の
構造を断面図と下面図で示した説明図、第6図乃
至第9図は筆記具本体内にインキを注入した状態
を示す第1図乃至第4図に対応した断面図、第1
0図乃至第13図は筆記時の気液交換状態を示す
第1図乃至第4図に対応した断面図、第14図及
び第15図はペン下向き状態で内圧上昇と内圧下
降が生じた場合の作用説明図、第16図及び第1
7図はペン上向き状態で内圧上昇と内圧下降が生
じた場合の作用説明図、第18図乃至第20図は
ペン横向き状態で内圧上昇と内圧下降が生じた場
合の作用説明図、第21図乃至第25図は仕切筒
及びインキリターン通路の異なる実施例を断面図
又は断面図と側面図で示した構成説明図、第26
図は気液交換通路の変形例を示す要部断面図、第
27図はレコーダー用の筆記具にこの発明を適用
した場合の他の実施例を示すもので、同図Aは中
央縦断面図、同図Bは右側面図である。 1,1′……筆記具本体、2,2′……ペン体、
4……インキ吸蔵体、5,5′……仕切筒、5a
……仕切筒周側部に設けた円周切欠平面、5b…
…仕切筒開口端の切欠溝、6……仕切筒内腔、7
……気液交換通路、7a……気液交換通路を形成
する通路溝、8,8′……空気取入れ用の通気
管、9……インキリターン通路、10……インキ
室、G……微小間隙、W……インキ室に注入され
たインキ、W′……仕切筒内腔に押出された貯留
インキ、15,16……仕切筒を構成する円筒体
と栓体、19a,19b……インキリターン通路
を形成する細隙開口部、19c……インキリター
ン通路を形成するスリツト状の切割溝、17……
円筒体底壁開口部、18……円筒体、20……繊
維体又は多孔質体からなる栓体。
インキ未注入の状態で示した縦断面図、第2図,
第3図及び第4図は第1図の−線,−線
及び−線に沿う横断面図、第5図は仕切筒の
構造を断面図と下面図で示した説明図、第6図乃
至第9図は筆記具本体内にインキを注入した状態
を示す第1図乃至第4図に対応した断面図、第1
0図乃至第13図は筆記時の気液交換状態を示す
第1図乃至第4図に対応した断面図、第14図及
び第15図はペン下向き状態で内圧上昇と内圧下
降が生じた場合の作用説明図、第16図及び第1
7図はペン上向き状態で内圧上昇と内圧下降が生
じた場合の作用説明図、第18図乃至第20図は
ペン横向き状態で内圧上昇と内圧下降が生じた場
合の作用説明図、第21図乃至第25図は仕切筒
及びインキリターン通路の異なる実施例を断面図
又は断面図と側面図で示した構成説明図、第26
図は気液交換通路の変形例を示す要部断面図、第
27図はレコーダー用の筆記具にこの発明を適用
した場合の他の実施例を示すもので、同図Aは中
央縦断面図、同図Bは右側面図である。 1,1′……筆記具本体、2,2′……ペン体、
4……インキ吸蔵体、5,5′……仕切筒、5a
……仕切筒周側部に設けた円周切欠平面、5b…
…仕切筒開口端の切欠溝、6……仕切筒内腔、7
……気液交換通路、7a……気液交換通路を形成
する通路溝、8,8′……空気取入れ用の通気
管、9……インキリターン通路、10……インキ
室、G……微小間隙、W……インキ室に注入され
たインキ、W′……仕切筒内腔に押出された貯留
インキ、15,16……仕切筒を構成する円筒体
と栓体、19a,19b……インキリターン通路
を形成する細隙開口部、19c……インキリター
ン通路を形成するスリツト状の切割溝、17……
円筒体底壁開口部、18……円筒体、20……繊
維体又は多孔質体からなる栓体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 低粘性インキを用いる筆記具において、該筆
記具本体のペン体取付部の内側に、該ペン体とイ
ンキ導通可能に接続した毛細管作用の強いインキ
吸蔵体を設け、且つこのインキ吸蔵体に開口部を
当接し底部側を本体インキ室との隔壁として密栓
すると共に内腔をふき出しインキの貯留室とした
有底筒状の仕切筒を、前記本体内壁面との間に毛
細管が強く働く微小間隙を保つて嵌合固定すると
共に、この仕切筒と前記本体内壁面との間に、前
記インキ室とインキ吸蔵体間を前記微小間隙とも
連通して接続する、通常時はインキによつて塞が
れ筆記時のインキ吸出によつて空気通路を形成す
るように自動的に開孔する気液交換通路を形成
し、更に上記筆記具本体に仕切筒内腔のふき出し
貯留インキによつて塞がれない位置に開口した空
気取入れ用の通気管を設けてなる筆記具。 2 上記気液交換通路は仕切筒の外側面に全長に
わたつて形成した円周切欠平面と、筆記具本体の
内壁面部とで囲まれた両側に強い毛細管が働き中
央部は毛細管が弱く働く1本又は複数本の通路孔
であつて、その先端が上記仕切筒の内腔に切欠部
を介して開口していることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の筆記具。 3 上記気液交換通路が筆記具本体の仕切筒を嵌
合する内壁面部に形成した両側に強い毛細管が働
き中央部は毛細管が弱く働く1本又は複数本の通
路溝であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の筆記具。 4 上記ペン体と、インキ吸蔵体と、微小間隙及
び気液交換通路は、それぞれに働く毛細管の強さ
が、ペン体→インキ吸蔵体→微小間隙→気液交換
通路の順で、強い方から弱い方に順次変化してい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の筆記具。 5 低粘性インキを用いる筆記具において、該筆
記具本体のペン体取付部の内側に該ペン体とイン
キ導通可能に接続した毛細管作用の強いインキ吸
蔵体を設け、且つこのインキ吸蔵体に開口部を当
接し底部側を本体インキ室との隔壁として密栓す
ると共に内腔をふき出しインキの貯留室とした有
底筒状の仕切筒を、前記本体内壁面との間に毛細
管が強く働く微小間隙を保つて嵌合固定すると共
に、この仕切筒と前記本体内壁面との間に、前記
インキ室とインキ吸蔵体間を前記微小間隙とも連
通して接続する、通常時はインキによつて塞がれ
筆記時のインキ吸出によつて空気通路を形成する
ように自動的に開孔する気液交換通路を形成し、
更に上記筆記具本体に仕切筒内腔のふき出し貯留
インキによつて塞がれない位置に開口した空気取
入れ用の通気管を設けてなる筆記具であつて、上
記仕切筒の底壁部又はこの底壁部に接近した周側
部に、常時インキで閉塞されて仕切筒内腔の空気
がインキ室へ入るのを阻止する作用と、本体イン
キ室の内圧上昇で仕切筒内腔に流入したふき出し
貯留インキを、インキ室の内圧が下降した時にペ
ン上向き状態及びペン横向き状態においてインキ
室側に戻す作用をなすふき出し貯留インキのリタ
ーン通路を設けたことを特徴とする筆記具。 6 上記リターン通路が仕切筒の底壁部に接近し
且つ気液交換通路と反対側の周側部に微小間隙に
連通させて開口した小孔であることを特徴とする
特許請求の範囲第5項に記載の筆記具。 7 上記仕切筒が両端開口の円筒体と、この円筒
体の後端部に嵌着した詰栓とからなり、この詰栓
と円筒体の嵌合部に気液交換通路と反対側に位置
させて細隙開口部を設け、この細隙開口部をふき
出し貯留インキのリターン通路としたことを特徴
とする特許請求の範囲第5項に記載の筆記具。 8 上記リターン通路が仕切筒の気液交換通路と
反対側の周側部に仕切筒開口端から底壁部近くま
で切込み形成したスリツト状の切割溝であること
を特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の筆記
具。 9 上記仕切筒が底壁部に開口を有する円筒体
と、この円筒体の底壁開口部を閉塞したインキは
吸収するが、その吸収含浸インキによつて空気流
通は遮断する毛細管の強い繊維体又は多孔質体か
らなる栓体とで構成され、この栓体と円筒体の底
壁開口部によつてふき出し貯留インキのリターン
通路が形成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第5項に記載の筆記具。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57102476A JPS58219099A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 筆記具 |
DE8383303412T DE3362529D1 (en) | 1982-06-15 | 1983-06-13 | Writing instrument |
DE198383303412T DE97474T1 (de) | 1982-06-15 | 1983-06-13 | Schreibgeraet. |
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