JPS6144311Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144311Y2 JPS6144311Y2 JP10598080U JP10598080U JPS6144311Y2 JP S6144311 Y2 JPS6144311 Y2 JP S6144311Y2 JP 10598080 U JP10598080 U JP 10598080U JP 10598080 U JP10598080 U JP 10598080U JP S6144311 Y2 JPS6144311 Y2 JP S6144311Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jacket
- head
- magnetic
- halves
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229910000889 permalloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、磁気記録再生装置に使用されるフロ
ツピ用ジヤケツトの特殊構造に関する。
ツピ用ジヤケツトの特殊構造に関する。
一般にこの種のジヤケツトは、上下一対(第1
及び第2)のハーフが所定の間隔をもつて互に対
向して設けられ、その内部に薄い記録用磁気シー
トが回転できるように介在されている。
及び第2)のハーフが所定の間隔をもつて互に対
向して設けられ、その内部に薄い記録用磁気シー
トが回転できるように介在されている。
ところでこのジヤケツトは、全体が極めて薄く
構成されており、これに加えて全体として低価格
をもつて供給するようになす為に従来ではABS
等の合成樹脂で形成するを普通としている。この
ようにジヤケツトとして合成樹脂を使用すると、
その平面度を高く保持することが困難となる。一
方ジヤケツト内に挿入された磁気ヘツド(記録用
又は再生用或いは両者兼用)の頭部とジヤケツト
の内面との間は一般的には僅かに0.15mmに設定し
てあるので、磁気シートの回転状態は、このジヤ
ケツトの上述した内面の平面度に大きく依存し、
この平面度が悪いと記録又は再生時にシートがハ
ーフと接触し易くなり、依つてハーフが帯電し易
くなる欠点があつた。
構成されており、これに加えて全体として低価格
をもつて供給するようになす為に従来ではABS
等の合成樹脂で形成するを普通としている。この
ようにジヤケツトとして合成樹脂を使用すると、
その平面度を高く保持することが困難となる。一
方ジヤケツト内に挿入された磁気ヘツド(記録用
又は再生用或いは両者兼用)の頭部とジヤケツト
の内面との間は一般的には僅かに0.15mmに設定し
てあるので、磁気シートの回転状態は、このジヤ
ケツトの上述した内面の平面度に大きく依存し、
この平面度が悪いと記録又は再生時にシートがハ
ーフと接触し易くなり、依つてハーフが帯電し易
くなる欠点があつた。
本考案はこのような欠点を回避し、しかも高価
とならないように考慮したもので、以下図面につ
いて本考案によるジヤケツトの一例を説明する。
とならないように考慮したもので、以下図面につ
いて本考案によるジヤケツトの一例を説明する。
第1図はこのジヤケツトの分解状態の斜視図で
あつて、第1のハーフ1と第2のハーフ2とによ
りなり、これらは所定の間隔Tをもつて互に対向
して配置されており、内部に記録用磁気シート3
(第2図参照)が収納されるようになされ、夫々
のハーフ1及ぼ2のほゞ中央部には夫々窓孔4及
び5が形成されると共に、一方のハーフ(図にお
いては第1のハーフ)1には記録用ヘツド(磁気
ヘツド)を外部より挿入する為のヘツド挿入孔6
が形成され、他方のハーフ(図においては第2の
ハーフ)2にパツトを挿入する為のパツト挿入孔
7が形成されていること普通の如くである。
あつて、第1のハーフ1と第2のハーフ2とによ
りなり、これらは所定の間隔Tをもつて互に対向
して配置されており、内部に記録用磁気シート3
(第2図参照)が収納されるようになされ、夫々
のハーフ1及ぼ2のほゞ中央部には夫々窓孔4及
び5が形成されると共に、一方のハーフ(図にお
いては第1のハーフ)1には記録用ヘツド(磁気
ヘツド)を外部より挿入する為のヘツド挿入孔6
が形成され、他方のハーフ(図においては第2の
ハーフ)2にパツトを挿入する為のパツト挿入孔
7が形成されていること普通の如くである。
本考案においてはヘツド挿通孔6が設けられた
ハーフ1とは反対側のハーフ即ち本例では第2の
ハーフ2を金属等の導電材料(例えばA)で形
成し即ち金属板で形成するものである。そしてこ
の場合更に本考案では第1図よりも明らかなよう
に、この金属板で形成する第2のハーフ2はその
両面とも全く平面的に形成し、よつてこの金属板
とは一体的に即ち金属板材料とは連続した状態の
突起は一切形成しないようになすものである。但
し上述した窓孔5等の貫通孔は平面性に関係しな
いので、これは形成することができる。
ハーフ1とは反対側のハーフ即ち本例では第2の
ハーフ2を金属等の導電材料(例えばA)で形
成し即ち金属板で形成するものである。そしてこ
の場合更に本考案では第1図よりも明らかなよう
に、この金属板で形成する第2のハーフ2はその
両面とも全く平面的に形成し、よつてこの金属板
とは一体的に即ち金属板材料とは連続した状態の
突起は一切形成しないようになすものである。但
し上述した窓孔5等の貫通孔は平面性に関係しな
いので、これは形成することができる。
そしてヘツド挿入孔6を形成した第1のハーフ
1はできる丈け低価格に形成する為にこれを
ABS等の合成樹脂で形成するものであり、これ
に第2のハーフ2との間隔Tを決めるスペーサと
なる複数の突起8、内部に収納される磁気シート
3の不使用時の収納位置を決める為の多数の突起
9、及び第2のハーフ2との相対的位置を決める
為の周辺部を折曲げた突条10等をその第1のハ
ーフ1と一体に即ちそのモールド成形時に同時に
形成したものである。
1はできる丈け低価格に形成する為にこれを
ABS等の合成樹脂で形成するものであり、これ
に第2のハーフ2との間隔Tを決めるスペーサと
なる複数の突起8、内部に収納される磁気シート
3の不使用時の収納位置を決める為の多数の突起
9、及び第2のハーフ2との相対的位置を決める
為の周辺部を折曲げた突条10等をその第1のハ
ーフ1と一体に即ちそのモールド成形時に同時に
形成したものである。
この場合第1のハーフ1及び第2のハーフ2の
夫々の内面間Tは1mmに、又第1のハーフ1及び
第2のハーフ2の夫々の厚味も1mmに選ぶことが
できる。本例においては間隔Tを決める突起8の
中央には第3図に示す如く断面形状より見て凸状
をなす貫通孔11を設け、これに同様形状をなし
たナツト12をゆるく嵌合させるようになし、更
に第2のハーフ2の上述した貫通孔11との対向
部分にはすり針状の貫通孔13を形成し、これに
平頭ナツト14を挿通して上述したナツト12と
螺合させて第1及び第2のハーフ1及び2を互に
合体するようにしている。又上述した多数の突起
9の高さを、第1及び第2のハーフ1及び2の内
面間Tよりも高く形成し、一方第2のハーフにお
いて、これら突起9との対向部分には夫々貫通孔
15を形成し、上述の如く両ハーフ1及び2の合
体状態で、夫々の突起9が、これらの貫通孔15
内に入るようにしている。但しこの場合、突起9
は、第2のハーフ2の外表面より外部へは突出し
ないようにその高さが選ばれる。
夫々の内面間Tは1mmに、又第1のハーフ1及び
第2のハーフ2の夫々の厚味も1mmに選ぶことが
できる。本例においては間隔Tを決める突起8の
中央には第3図に示す如く断面形状より見て凸状
をなす貫通孔11を設け、これに同様形状をなし
たナツト12をゆるく嵌合させるようになし、更
に第2のハーフ2の上述した貫通孔11との対向
部分にはすり針状の貫通孔13を形成し、これに
平頭ナツト14を挿通して上述したナツト12と
螺合させて第1及び第2のハーフ1及び2を互に
合体するようにしている。又上述した多数の突起
9の高さを、第1及び第2のハーフ1及び2の内
面間Tよりも高く形成し、一方第2のハーフにお
いて、これら突起9との対向部分には夫々貫通孔
15を形成し、上述の如く両ハーフ1及び2の合
体状態で、夫々の突起9が、これらの貫通孔15
内に入るようにしている。但しこの場合、突起9
は、第2のハーフ2の外表面より外部へは突出し
ないようにその高さが選ばれる。
尚両ハーフ1及び2には夫々パーマロイ等の磁
性片16及び17を窓孔4及び5を中心としてそ
のまわりにほゞ等角間隔をもつて複数個(図では
3個)丈け埋設してあり、このジヤケツトの磁気
記録再生装置への装着時に、この装置側に予め設
置してある磁石(第2図で一点鎖線で示す)18
及び19と対接して両ハーフ1及び2の位置決め
をなすようにしている。20及び21はジヤケツ
トの周辺の位置決めの為のピンである。
性片16及び17を窓孔4及び5を中心としてそ
のまわりにほゞ等角間隔をもつて複数個(図では
3個)丈け埋設してあり、このジヤケツトの磁気
記録再生装置への装着時に、この装置側に予め設
置してある磁石(第2図で一点鎖線で示す)18
及び19と対接して両ハーフ1及び2の位置決め
をなすようにしている。20及び21はジヤケツ
トの周辺の位置決めの為のピンである。
このようなジヤケツトの使用時にあつては、記
録用(又は再生用或いは両者兼用)磁気ヘツド2
2が、第1のハーフ1に形成したヘツド挿入孔6
よりジヤケツト内に挿入され、磁気シート3と対
接し、一方両ハーフ1及び2の窓孔4及び5より
磁気記録再生装置の回転軸が挿入されて磁気シー
ト3を挟着し、且つこれを高速にて回転させる。
そしてこの状態では磁気シート3は上述した磁気
記録再生装置の回転軸により位置決めされ、突起
9と接触することはない。よつてこれらの突起9
は磁気シート3の半径よりも大なる半径を有する
軌跡上に夫々形成されるものであることは従来と
同様である。そしてこの場合磁気ヘツド22の頭
部は両ハーフ1及び2の内面間Tの中間位置より
更に所定の距離例えば0.35mm丈け第2のハーフ2
側に偏倚した位置にセツトされて記録又は再生さ
れるように装置全体が構成されている。尚第2の
ハーフ2は磁気記録再生装置への装置状態で接地
されるようになすを可とする。
録用(又は再生用或いは両者兼用)磁気ヘツド2
2が、第1のハーフ1に形成したヘツド挿入孔6
よりジヤケツト内に挿入され、磁気シート3と対
接し、一方両ハーフ1及び2の窓孔4及び5より
磁気記録再生装置の回転軸が挿入されて磁気シー
ト3を挟着し、且つこれを高速にて回転させる。
そしてこの状態では磁気シート3は上述した磁気
記録再生装置の回転軸により位置決めされ、突起
9と接触することはない。よつてこれらの突起9
は磁気シート3の半径よりも大なる半径を有する
軌跡上に夫々形成されるものであることは従来と
同様である。そしてこの場合磁気ヘツド22の頭
部は両ハーフ1及び2の内面間Tの中間位置より
更に所定の距離例えば0.35mm丈け第2のハーフ2
側に偏倚した位置にセツトされて記録又は再生さ
れるように装置全体が構成されている。尚第2の
ハーフ2は磁気記録再生装置への装置状態で接地
されるようになすを可とする。
上述した本考案によれば、一対のハーフ1及び
2のうち、磁気ヘツド22が挿入される側とは反
対側のハーフ2を金属板で構成し、しかもこの金
属板には突起物を全く形成しないので、その高精
度の平面性を得ることができ、従つて冒頭に述べ
たように使用時において磁気シート3がハーフ2
に接触するのを確実に回避することができ、よつ
てこのハーフ2に帯電することも回避することが
できる特徴を有し、同時に磁気ヘツド22の磁気
シート3に対する当りのバラツキ(各々のジヤケ
ツトに関し)も回避された。
2のうち、磁気ヘツド22が挿入される側とは反
対側のハーフ2を金属板で構成し、しかもこの金
属板には突起物を全く形成しないので、その高精
度の平面性を得ることができ、従つて冒頭に述べ
たように使用時において磁気シート3がハーフ2
に接触するのを確実に回避することができ、よつ
てこのハーフ2に帯電することも回避することが
できる特徴を有し、同時に磁気ヘツド22の磁気
シート3に対する当りのバラツキ(各々のジヤケ
ツトに関し)も回避された。
しかも本考案では、第1のハーフ1は合成樹脂
で形成し、これに必要な突起を形成したものであ
るから、第2のハーフ2として金属を使用したに
もかかわらず、その全体の製造を容易に行い得、
よつて従来のものに比して左程高価となることの
ないジヤケツトを得ることができる特徴を有す
る。
で形成し、これに必要な突起を形成したものであ
るから、第2のハーフ2として金属を使用したに
もかかわらず、その全体の製造を容易に行い得、
よつて従来のものに比して左程高価となることの
ないジヤケツトを得ることができる特徴を有す
る。
又第3図で示すように、貫通孔11とナツト1
2との間は間隔を設けているので、両ハーフ1及
び2の熱膨張係数の差異による逃げをこれにより
構成することができる。
2との間は間隔を設けているので、両ハーフ1及
び2の熱膨張係数の差異による逃げをこれにより
構成することができる。
第1図は本考案によるジヤケツトの一例を示す
分解状態の斜視図、第2図はその一部分の断面
図、第3図はその一部分の拡大断面図である。 1及び2は第1及び第2のハーフ、3は磁気シ
ート、6はヘツド挿入孔である。
分解状態の斜視図、第2図はその一部分の断面
図、第3図はその一部分の拡大断面図である。 1及び2は第1及び第2のハーフ、3は磁気シ
ート、6はヘツド挿入孔である。
Claims (1)
- 記録用シートを介在し得るように所定の間隔を
もつて互に対向して配置された第1及び第2のハ
ーフの夫々のほゝ中央部に、上記記録用シートの
中央部を挟着してこれを回転させる回転軸を挿入
し得る窓孔が夫々形成され、第1のハーフには外
部よりヘツドを挿入し得るヘツド挿入孔が形成さ
れてなるジヤケツトにおいて、上記第1のハーフ
を合成樹脂で形成し、上記第2のハーフを金属等
の導電材料でその両面ともに平面的に形成したこ
とを特徴とする磁気記録再生装置の磁気シート用
ジヤケツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10598080U JPS6144311Y2 (ja) | 1980-07-26 | 1980-07-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10598080U JPS6144311Y2 (ja) | 1980-07-26 | 1980-07-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5730875U JPS5730875U (ja) | 1982-02-18 |
JPS6144311Y2 true JPS6144311Y2 (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=29467335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10598080U Expired JPS6144311Y2 (ja) | 1980-07-26 | 1980-07-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144311Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0348781Y2 (ja) * | 1985-12-11 | 1991-10-17 |
-
1980
- 1980-07-26 JP JP10598080U patent/JPS6144311Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5730875U (ja) | 1982-02-18 |
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