JPH0664880B2 - デイスクカ−トリツジ - Google Patents
デイスクカ−トリツジInfo
- Publication number
- JPH0664880B2 JPH0664880B2 JP12603684A JP12603684A JPH0664880B2 JP H0664880 B2 JPH0664880 B2 JP H0664880B2 JP 12603684 A JP12603684 A JP 12603684A JP 12603684 A JP12603684 A JP 12603684A JP H0664880 B2 JPH0664880 B2 JP H0664880B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer peripheral
- peripheral wall
- cartridge
- half case
- concave portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報の記録再生を行う磁気記録ディスクを用い
たディスクカートリッジに関するものである。
たディスクカートリッジに関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、磁気記録装置に関する磁気メディアの発達には目
ざましいものがあり、特に最近では磁気記録用のフロッ
ピーディスクを使いやすい様にハードケースに収納した
ディスクカートリッジが出廻ってきており、今後ますま
す増えていくものと思われる。
ざましいものがあり、特に最近では磁気記録用のフロッ
ピーディスクを使いやすい様にハードケースに収納した
ディスクカートリッジが出廻ってきており、今後ますま
す増えていくものと思われる。
以下図面を参照しながら従来のディスクカートリッジに
ついて説明を行う。
ついて説明を行う。
第１図は従来のディスクカートリッジを示し、第１図に
おいて、1,2はハーフケースであり、互いに突き合わさ
れる合せ面をもつ外周壁を有している。３は磁気ディス
ク、４はハブ、5,6は開口部、7,8はセンターホール、９
はシャッター板、10はスライダー、11はバネ、12はスラ
イダー溝、13はスライダーノブ、14はバネ掛穴、15はバ
ネ掛ボスである。磁気ディスク３はそのセンターにハブ
４が取りつけられており、ハーフケース1,2の組み合せ
空間内に収納され、回動自在に保持されている。この磁
気ディスク３はフレキシブルな材質で構成されている。
磁気ディスク３には情報を記録再生するためのヘッド
（図示せず）が開口部5,6より挿入されて磁気ディスク
へ接触される。磁気ディスク３はハブ４が外部のドライ
バー装着（図示せず）に嵌合して回転される。開口部5,
6は使用しない時に磁気ディスク３へホコリやゴミがつ
かない様にシャッター板９で覆われる。このシャッター
板９はハーフケース２に取りつけられている。ハーフケ
ース１側には裏側になるので図示されていないが同様に
シャッター板９が取りつけられている。シャッター板９
はセンターホール８の周囲に取りつけられ、矢印16の様
にセンターホールに沿って回動される。シャッター板９
の先端はスライダー10の先端にかみ合っており、スライ
ダー10は可撓性の材質より構成されており、磁気ディス
ク３の周囲からケース長手方向に設けられたスライダー
溝12に沿って摺動することができる。スライダー10がス
ライダー溝12の先端17の位置までくると、シャッター板
９が開口部６を完全に覆う。バネ11はその一端がバネ掛
穴14にはいりこみ、他端がバネ掛ボス15にはまり合って
いることにより、スライダー10に矢印18方向の付勢力を
与えている。実際のシャッター板９の開閉動作はハーフ
ケース1,2によりなるカートリッジが外部のドライバー
装置へ挿入される時、スライダーノブ13が引掛けられる
ことにより開けられるが、使用しない時はバネ11の付勢
力によって閉じられた状態になっている。この様にして
構成されるカートリッジには生産された時に密番や生産
のロット番号等をスタンプするわけであり、スタンプは
外観上あまり目立たない側面部に押すわけであるが、ハ
ーフケース１のラベルエリア1bは、ハーフケース１の側
面1c部にかけてラベルが貼りつけられるので、スタンプ
を押すことに適さない。また、両サイドもスライダー10
が摺動することとドライバー（図示せず）にはいるガイ
ドになっているので適さない。したがって、適する面と
してはラベルエリア1bとは反対側の側面1a,2a部になる
わけであるが、第２図に示す様に、大量生産をしていく
と、ハーフケース1,2の２分割された部分が金型の抜き
勾配や製造のバラツキ等によりずれて、側面1a,2aの面
が同一平面とならないので、スタンプを押しても半分し
か文字が写らなかったりして、ロット番号を判別できな
い問題が発生しており、量産製造の大きな問題となって
いた。
おいて、1,2はハーフケースであり、互いに突き合わさ
れる合せ面をもつ外周壁を有している。３は磁気ディス
ク、４はハブ、5,6は開口部、7,8はセンターホール、９
はシャッター板、10はスライダー、11はバネ、12はスラ
イダー溝、13はスライダーノブ、14はバネ掛穴、15はバ
ネ掛ボスである。磁気ディスク３はそのセンターにハブ
４が取りつけられており、ハーフケース1,2の組み合せ
空間内に収納され、回動自在に保持されている。この磁
気ディスク３はフレキシブルな材質で構成されている。
磁気ディスク３には情報を記録再生するためのヘッド
（図示せず）が開口部5,6より挿入されて磁気ディスク
へ接触される。磁気ディスク３はハブ４が外部のドライ
バー装着（図示せず）に嵌合して回転される。開口部5,
6は使用しない時に磁気ディスク３へホコリやゴミがつ
かない様にシャッター板９で覆われる。このシャッター
板９はハーフケース２に取りつけられている。ハーフケ
ース１側には裏側になるので図示されていないが同様に
シャッター板９が取りつけられている。シャッター板９
はセンターホール８の周囲に取りつけられ、矢印16の様
にセンターホールに沿って回動される。シャッター板９
の先端はスライダー10の先端にかみ合っており、スライ
ダー10は可撓性の材質より構成されており、磁気ディス
ク３の周囲からケース長手方向に設けられたスライダー
溝12に沿って摺動することができる。スライダー10がス
ライダー溝12の先端17の位置までくると、シャッター板
９が開口部６を完全に覆う。バネ11はその一端がバネ掛
穴14にはいりこみ、他端がバネ掛ボス15にはまり合って
いることにより、スライダー10に矢印18方向の付勢力を
与えている。実際のシャッター板９の開閉動作はハーフ
ケース1,2によりなるカートリッジが外部のドライバー
装置へ挿入される時、スライダーノブ13が引掛けられる
ことにより開けられるが、使用しない時はバネ11の付勢
力によって閉じられた状態になっている。この様にして
構成されるカートリッジには生産された時に密番や生産
のロット番号等をスタンプするわけであり、スタンプは
外観上あまり目立たない側面部に押すわけであるが、ハ
ーフケース１のラベルエリア1bは、ハーフケース１の側
面1c部にかけてラベルが貼りつけられるので、スタンプ
を押すことに適さない。また、両サイドもスライダー10
が摺動することとドライバー（図示せず）にはいるガイ
ドになっているので適さない。したがって、適する面と
してはラベルエリア1bとは反対側の側面1a,2a部になる
わけであるが、第２図に示す様に、大量生産をしていく
と、ハーフケース1,2の２分割された部分が金型の抜き
勾配や製造のバラツキ等によりずれて、側面1a,2aの面
が同一平面とならないので、スタンプを押しても半分し
か文字が写らなかったりして、ロット番号を判別できな
い問題が発生しており、量産製造の大きな問題となって
いた。
発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、ハーフケースの合せ強度の低
下なく側面に的確にロット番号等が付与できるようにす
ることを目的とするものである。
下なく側面に的確にロット番号等が付与できるようにす
ることを目的とするものである。
発明の構成 この目的を達成するために本発明は、ディスクカートリ
ッジのラベルエリアの反対側の側面において、各ハーフ
ケースの外周壁の合せ面を当該外周壁の厚み方向でみて
ディスクカートリッジの内側にのみ残して、第１のハー
フケースの外周壁の中央部には凹部を、第２のハーフケ
ースの外周壁には上記凹部と嵌合する凸部をそれぞれ設
けるとともに、当該凸部の外表面と、この外表面と連続
する第２のハーフケースの外周壁の外表面とからなる平
坦な面を表示エリアとしたものである。
ッジのラベルエリアの反対側の側面において、各ハーフ
ケースの外周壁の合せ面を当該外周壁の厚み方向でみて
ディスクカートリッジの内側にのみ残して、第１のハー
フケースの外周壁の中央部には凹部を、第２のハーフケ
ースの外周壁には上記凹部と嵌合する凸部をそれぞれ設
けるとともに、当該凸部の外表面と、この外表面と連続
する第２のハーフケースの外周壁の外表面とからなる平
坦な面を表示エリアとしたものである。
実施例の説明 第３図および第４図は本発明の一実施例を示すものであ
り、1,2はハーフケース、３は磁気ディスク、４はハ
ブ、5,6は開口部、7,8はセンターホール、９はシャッタ
ー板、10はスライダー、11はバネ、12はスライダー溝、
13はスライダーノブ、14はバネ掛穴、15はバネ掛ボスで
ある。以上は第１図の構成と同じものである。さらに1d
はカートリッジ１の外周壁、19はスタンプ（表示）エリ
ア、20は凹部であり、カートリッジ２に斜線でカートリ
ッジ１、２の外周壁の合せ面を示している。このスタン
プエリア19はハーフケース１の外周壁の合せ面を厚み方
向でみて内側にのみ残して凸状に突出した壁であり、外
周壁の他の部分より高くなっている。また、凹部20はハ
ーフケース２の外周壁の合せ面を厚み方向でみて内側に
のみ残して設けられており、スタンプエリア19の凸形状
が嵌合する形状となっている。
り、1,2はハーフケース、３は磁気ディスク、４はハ
ブ、5,6は開口部、7,8はセンターホール、９はシャッタ
ー板、10はスライダー、11はバネ、12はスライダー溝、
13はスライダーノブ、14はバネ掛穴、15はバネ掛ボスで
ある。以上は第１図の構成と同じものである。さらに1d
はカートリッジ１の外周壁、19はスタンプ（表示）エリ
ア、20は凹部であり、カートリッジ２に斜線でカートリ
ッジ１、２の外周壁の合せ面を示している。このスタン
プエリア19はハーフケース１の外周壁の合せ面を厚み方
向でみて内側にのみ残して凸状に突出した壁であり、外
周壁の他の部分より高くなっている。また、凹部20はハ
ーフケース２の外周壁の合せ面を厚み方向でみて内側に
のみ残して設けられており、スタンプエリア19の凸形状
が嵌合する形状となっている。
第４図はその断面状態を示したものであるが、スタンプ
エリア19が外周壁の他の部分より高くなっており、一つ
の平坦な面を構成できるので、たとえ凹部20とズレが発
生したとしても問題なくスタンプができるものである。
エリア19が外周壁の他の部分より高くなっており、一つ
の平坦な面を構成できるので、たとえ凹部20とズレが発
生したとしても問題なくスタンプができるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、一般的に非常に薄型のデ
ィスクカートリッジの側面部に鮮明なロット番号のスタ
ンプが可能であり、これによって外観部を損うことがな
く、安定して量産が可能になり、その実用的効果は大な
るものである。また、ハーフケースの外周壁の一側面に
のみ合せ面を残して凹部，凸状の突出壁を形成し、この
凹部と突出壁とを嵌合させるため、上記凹部と突出壁と
がハーフケース組立て時の基準となりハーフケースを組
立てやすい利点があり、さらに外周壁には合せ面が残さ
れるためにハーフケースの合せ強度の低下もない利点を
有する。
ィスクカートリッジの側面部に鮮明なロット番号のスタ
ンプが可能であり、これによって外観部を損うことがな
く、安定して量産が可能になり、その実用的効果は大な
るものである。また、ハーフケースの外周壁の一側面に
のみ合せ面を残して凹部，凸状の突出壁を形成し、この
凹部と突出壁とを嵌合させるため、上記凹部と突出壁と
がハーフケース組立て時の基準となりハーフケースを組
立てやすい利点があり、さらに外周壁には合せ面が残さ
れるためにハーフケースの合せ強度の低下もない利点を
有する。
第１図は従来のディスクカートリッジの分解斜視図、第
２図はその要部の断面図、第３図本発明の一実施例によ
るディスクカートリッジの分解斜視図、第４図はその要
部の断面図である。 1,2……カートリッジ、３……磁気ディスク、19……突
出壁、20……凹部。
２図はその要部の断面図、第３図本発明の一実施例によ
るディスクカートリッジの分解斜視図、第４図はその要
部の断面図である。 1,2……カートリッジ、３……磁気ディスク、19……突
出壁、20……凹部。
Claims (1)
- 【請求項１】互に突き合わされる合せ面をもつ外周壁を
有する第１、第２のハーフケースから成り、回転可能に
ディスク状記録媒体を収納するディスクカートリッジで
あって、 上記ディスクカートリッジのラベルエリアの反対側の側
面において、上記各ハーフケースの外周壁の合せ面を当
該外周壁の厚み方向でみて上記ディスクカートリッジの
内側にのみ残して、上記第１のハーフケースの外周壁の
中央部には凹部を、上記第２のハーフケースの外周壁に
は上記凹部と嵌合する凸部をそれぞれ設けるとともに、
当該凸部の外表面と、この外表面と連続する上記第２の
ハーフケースの外周壁の外表面とからなる平坦な面を表
示エリアとすることを特徴とするディスクカートリッ
ジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12603684A JPH0664880B2 (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | デイスクカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12603684A JPH0664880B2 (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | デイスクカ−トリツジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS615486A JPS615486A (ja) | 1986-01-11 |
| JPH0664880B2 true JPH0664880B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=14925084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12603684A Expired - Lifetime JPH0664880B2 (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | デイスクカ−トリツジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664880B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6242171U (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-13 |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP12603684A patent/JPH0664880B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS615486A (ja) | 1986-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |