JPS6143979Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6143979Y2 JPS6143979Y2 JP1976081900U JP8190076U JPS6143979Y2 JP S6143979 Y2 JPS6143979 Y2 JP S6143979Y2 JP 1976081900 U JP1976081900 U JP 1976081900U JP 8190076 U JP8190076 U JP 8190076U JP S6143979 Y2 JPS6143979 Y2 JP S6143979Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- transistor
- cycle
- resistor
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁ポンプを駆動する回路に関するも
のである。
のである。
例えば、液体燃料燃焼装置の燃料油の供給に
は、第1図に原理的に示すような電磁ポンプが用
いられている。
は、第1図に原理的に示すような電磁ポンプが用
いられている。
第1図において、1はコイル、2はコア、3は
磁石、4は連結機構、5はポンプ本体であつて、
コイル1に電流を流すとその極性に従つて磁石3
は実線又は破線の位置へと往復運動し、その運動
を連結機構4によつてポンプ本体5に伝達する。
磁石、4は連結機構、5はポンプ本体であつて、
コイル1に電流を流すとその極性に従つて磁石3
は実線又は破線の位置へと往復運動し、その運動
を連結機構4によつてポンプ本体5に伝達する。
このような電磁ポンプは安価で小型であるもの
の、電源として60Hz、50Hzを用いると騒音が割合
と大きく、又ポンプ本体5にゴム製のダイヤフラ
ムを使用していることが多いので、1秒間に50〜
60回振動させることは寿命を大変短かくすること
が多く、又1秒間に数回〜十数回振動させるだけ
で十分吐出(吸入)能力がある場合が多い。
の、電源として60Hz、50Hzを用いると騒音が割合
と大きく、又ポンプ本体5にゴム製のダイヤフラ
ムを使用していることが多いので、1秒間に50〜
60回振動させることは寿命を大変短かくすること
が多く、又1秒間に数回〜十数回振動させるだけ
で十分吐出(吸入)能力がある場合が多い。
このような電磁ポンプの駆動回路としては第2
図のものが使用されている。第2図において、商
用電源6の50Hz、60Hzをダイオード7で整流して
コンデンサ8で平滑化して直流とし、これを
SCR11とSCR18を含む2安定マルチバイブ
レーターに供給し、SCR11の負荷として電磁
ポンプ10(上記コイル1に相当)を設けてい
る。なお、ここで16は転流用コンデンサ、13
及び20はトリガー素子である。
図のものが使用されている。第2図において、商
用電源6の50Hz、60Hzをダイオード7で整流して
コンデンサ8で平滑化して直流とし、これを
SCR11とSCR18を含む2安定マルチバイブ
レーターに供給し、SCR11の負荷として電磁
ポンプ10(上記コイル1に相当)を設けてい
る。なお、ここで16は転流用コンデンサ、13
及び20はトリガー素子である。
この動作は、商用電源を投入すると、マルチバ
イブレーターに直流電源が供給され、まずトリガ
ー素子20が導通してSCR18が導通し、次に
抵抗15から充電されつつあるコンデンサ14が
所定電圧に上昇した時点でトリガー素子13が導
通してSCR11が導通し電磁ポンプ10に通電
して電磁ポンプ10が動く。この時コンデンサ1
6によつてSCR18のアーノド電圧は負となつ
てSCR18がオフになる。この後、コンデンサ
16が充電され且つ抵抗21を介してトリガー素
子20に電圧が印加してトリガー素子20が導通
し、SCR18がオンすると共にコンデンサ16
によりSCR11のアノード電圧が負となつて
SCR11はオフする。
イブレーターに直流電源が供給され、まずトリガ
ー素子20が導通してSCR18が導通し、次に
抵抗15から充電されつつあるコンデンサ14が
所定電圧に上昇した時点でトリガー素子13が導
通してSCR11が導通し電磁ポンプ10に通電
して電磁ポンプ10が動く。この時コンデンサ1
6によつてSCR18のアーノド電圧は負となつ
てSCR18がオフになる。この後、コンデンサ
16が充電され且つ抵抗21を介してトリガー素
子20に電圧が印加してトリガー素子20が導通
し、SCR18がオンすると共にコンデンサ16
によりSCR11のアノード電圧が負となつて
SCR11はオフする。
このようにしてSCR11とSCR18が交互に
オン−オフし、電磁ポンプ10に第3図に示すよ
うに、矩形波を印加し、電磁ポンプを作動する。
オン−オフし、電磁ポンプ10に第3図に示すよ
うに、矩形波を印加し、電磁ポンプを作動する。
この回路は、コンデンサ8,16は大容量が必
要なので高価であり且大型となる上に、SCR1
1とSCR18は何らかの異常電圧が加わつた時
両方が導通することがあり、一度このような異常
状態になると電源をオフしないと正常に戻らない
ため、電磁ポンプに長時間直流が印加され渦熱す
る恐れがある。そして、特に電磁ポンプに矩形波
信号を入ることは雑音が発生しやすく、上記回路
に上述した誤動作さえ生じさせるという欠点があ
る。
要なので高価であり且大型となる上に、SCR1
1とSCR18は何らかの異常電圧が加わつた時
両方が導通することがあり、一度このような異常
状態になると電源をオフしないと正常に戻らない
ため、電磁ポンプに長時間直流が印加され渦熱す
る恐れがある。そして、特に電磁ポンプに矩形波
信号を入ることは雑音が発生しやすく、上記回路
に上述した誤動作さえ生じさせるという欠点があ
る。
本考案は上記の問題点を改善しうる回路の提供
を目的とするものである。
を目的とするものである。
以下に本考案の実施例について第4図を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
交流電源に電磁ポンプP、SCRQ1を直列接続
する。交流電源の電磁ポンプP側の一端をダイオ
ードD1、抵抗R1、プログラマブルユニジヤンク
シヨントランジスタQ2、抵抗R2を介してSCRQ1
のゲート電極に接続する。
する。交流電源の電磁ポンプP側の一端をダイオ
ードD1、抵抗R1、プログラマブルユニジヤンク
シヨントランジスタQ2、抵抗R2を介してSCRQ1
のゲート電極に接続する。
ここで、プログラマブルユニジヤンクシヨント
ランジスタQ2はカソード電極側が抵抗R2に接続
し、且ダイオードD1と同極性に設けられてい
る。抵抗R3はSCRQ1のカソード電極−ゲート電
極間に挿入され、SCRQ1のカソード電極とプロ
グラマブルユニジヤンクシヨントランジスタQ2
のアノード電極間にコンデンサC1が挿入されて
いる。
ランジスタQ2はカソード電極側が抵抗R2に接続
し、且ダイオードD1と同極性に設けられてい
る。抵抗R3はSCRQ1のカソード電極−ゲート電
極間に挿入され、SCRQ1のカソード電極とプロ
グラマブルユニジヤンクシヨントランジスタQ2
のアノード電極間にコンデンサC1が挿入されて
いる。
プログラマブルユニジヤンクシヨントランジス
タQ2のゲート電極は、抵抗R4とダイオードD3の
直列回路を介してダイオードD1のカソードに接
続し、又抵抗R5を介してSCRQ1のカソード電極
に接続し、又抵抗R6を介して抵抗R7と抵抗R8の
接続点にそれぞれ接続されています。
タQ2のゲート電極は、抵抗R4とダイオードD3の
直列回路を介してダイオードD1のカソードに接
続し、又抵抗R5を介してSCRQ1のカソード電極
に接続し、又抵抗R6を介して抵抗R7と抵抗R8の
接続点にそれぞれ接続されています。
この抵抗R7と抵抗R8の直列回路には交流電源
をダイオードD2で整流し、コンデンサC2で平滑
化して得た直流を供給している。
をダイオードD2で整流し、コンデンサC2で平滑
化して得た直流を供給している。
交流電源の供給があると、ダイオードD1で整
流された脈流が抵抗R1を介してコンデンサC1へ
充電される。このコンデンサC1の両端電圧がプ
ログラマブルユニジヤンクシヨントランジスタ
Q2のアノード電極に印加される。
流された脈流が抵抗R1を介してコンデンサC1へ
充電される。このコンデンサC1の両端電圧がプ
ログラマブルユニジヤンクシヨントランジスタ
Q2のアノード電極に印加される。
そして、ダイオードD2及びコンデンサC2より
得られた直列電圧を抵抗R7、同R8、同R6、同R5
により分圧された分圧電圧に、ダイオードD3、
抵抗R4、抵抗R5によつて得られた脈流電圧を重
畳した重畳電圧がプログラマブルユニジヤンクシ
ヨントランジスタQ2のゲート電極に印加され
る。
得られた直列電圧を抵抗R7、同R8、同R6、同R5
により分圧された分圧電圧に、ダイオードD3、
抵抗R4、抵抗R5によつて得られた脈流電圧を重
畳した重畳電圧がプログラマブルユニジヤンクシ
ヨントランジスタQ2のゲート電極に印加され
る。
交流電源電圧E0、プログラマブルユニジヤン
クシヨントランジスタQ2のゲート電圧E1、同ア
ノード電圧E2は、同じ時間軸で表わすと、第5
図の通りである。なお、コンデンサC1、抵抗R1
は値が大きいため時定数が大きく、コンデンサ
C1の充電電圧の上昇率は同図に示すように交流
電源の電圧波形の前半の上昇率に比して小さくな
つている。
クシヨントランジスタQ2のゲート電圧E1、同ア
ノード電圧E2は、同じ時間軸で表わすと、第5
図の通りである。なお、コンデンサC1、抵抗R1
は値が大きいため時定数が大きく、コンデンサ
C1の充電電圧の上昇率は同図に示すように交流
電源の電圧波形の前半の上昇率に比して小さくな
つている。
上記プログラマブルユニジヤンクシヨントラン
ジスタQ2はアノードAの電圧がゲートGの電圧
を越えた時、オンするものであるから、正の半サ
イクル毎にコンデンサC1に充電されていく電圧
すなわちトランジスタQ2のアノード電圧がカソ
ード電圧を越えた時にトランジスタQ2がオンす
ることになる。しかしながら、コンデンサC1の
充電電圧はコンデンサC1の容量、抵抗R1の値が
大きいことから徐々にしか上昇せず、又、ゲート
電圧はC2、D2により得れらる直流分に脈流がプ
ラスされたものであるから、交流の1サイクル目
で、アノード電圧がゲート電圧を越えることはな
い。
ジスタQ2はアノードAの電圧がゲートGの電圧
を越えた時、オンするものであるから、正の半サ
イクル毎にコンデンサC1に充電されていく電圧
すなわちトランジスタQ2のアノード電圧がカソ
ード電圧を越えた時にトランジスタQ2がオンす
ることになる。しかしながら、コンデンサC1の
充電電圧はコンデンサC1の容量、抵抗R1の値が
大きいことから徐々にしか上昇せず、又、ゲート
電圧はC2、D2により得れらる直流分に脈流がプ
ラスされたものであるから、交流の1サイクル目
で、アノード電圧がゲート電圧を越えることはな
い。
それ故、少なくともゲート電圧の直流分に達す
るまでに必要な交流サイクルはコンデンサC1、
抵抗R1の値で適宜決定することができるが、第
5図の場合、ユニジヤンクシヨントランジスタ
Q2を3サイクル目の後半でオンさせ、これに伴
つて、コンデンサC1を放電させている。この放
電時点はもつと遅く、例えば10サイクル目で行な
われるようにすることもできる。
るまでに必要な交流サイクルはコンデンサC1、
抵抗R1の値で適宜決定することができるが、第
5図の場合、ユニジヤンクシヨントランジスタ
Q2を3サイクル目の後半でオンさせ、これに伴
つて、コンデンサC1を放電させている。この放
電時点はもつと遅く、例えば10サイクル目で行な
われるようにすることもできる。
なお、第5図の場合、3サイクル目の後半で放
電しているが、これを3サイクル目の前半で放電
させることができるかを説明する。すでに述べた
ようにコンデンサC1の電圧上昇率は、交流電源
のサイン波形に比して充分遅い。従つて3サイク
ル目の始点でアノード、ゲート電圧がほぼ等しい
としても、それ以後はゲート電圧の上昇率がアノ
ード電圧の上昇率を上回るから、3サイクル目の
ピーク値までは放電を行うことがない。つまり、
放電は、アノード電圧が上昇し続け、ゲート電圧
が下降する後半部分にしか生じないのである。仮
に、3サイクル目の始点でアノード、カソード電
圧が等しいとすれば、それは2サイクル目の終点
と同じ状態であるから、放電は2サイクル目の終
点で生じるのである。何れにしても、充電が遅い
ことから交流電源の正の半サイクルが終る直前
(又は近く)に放電することになる。
電しているが、これを3サイクル目の前半で放電
させることができるかを説明する。すでに述べた
ようにコンデンサC1の電圧上昇率は、交流電源
のサイン波形に比して充分遅い。従つて3サイク
ル目の始点でアノード、ゲート電圧がほぼ等しい
としても、それ以後はゲート電圧の上昇率がアノ
ード電圧の上昇率を上回るから、3サイクル目の
ピーク値までは放電を行うことがない。つまり、
放電は、アノード電圧が上昇し続け、ゲート電圧
が下降する後半部分にしか生じないのである。仮
に、3サイクル目の始点でアノード、カソード電
圧が等しいとすれば、それは2サイクル目の終点
と同じ状態であるから、放電は2サイクル目の終
点で生じるのである。何れにしても、充電が遅い
ことから交流電源の正の半サイクルが終る直前
(又は近く)に放電することになる。
コンデンサC1の放電は抵抗R2、及びR3によつ
てSCRQ1のゲート電極に行なわれ、このコンデ
ンサC1、抵抗R2及び同R3の値を適当に設定する
ことによつて、この放電を半サイクル以上、1.5
サイクル未満にすることができる。仮りに半サイ
クル以下であると、放電によつてSCRQ1のゲー
ト電圧に印加される電圧はSCRQ1の順方向の半
サイクルになる前にSCRQ1の点孤用電圧以下に
降下してしまいSCRQ1が導通しなくなり、又1.5
サイクル以上であると1回の放電で2サイクル
SCRQ1が導通して電磁ポンプPが2回駆動さ
れ、1回駆動に比べて騒音が大となる。
てSCRQ1のゲート電極に行なわれ、このコンデ
ンサC1、抵抗R2及び同R3の値を適当に設定する
ことによつて、この放電を半サイクル以上、1.5
サイクル未満にすることができる。仮りに半サイ
クル以下であると、放電によつてSCRQ1のゲー
ト電圧に印加される電圧はSCRQ1の順方向の半
サイクルになる前にSCRQ1の点孤用電圧以下に
降下してしまいSCRQ1が導通しなくなり、又1.5
サイクル以上であると1回の放電で2サイクル
SCRQ1が導通して電磁ポンプPが2回駆動さ
れ、1回駆動に比べて騒音が大となる。
従つて、本実施例にあつては勿論上記適当な値
に設定しているので第5図に示すように、プログ
ラマブルユニジヤンクシヨントランジスタQ2の
カソード電圧E3、電磁ポンプPの印加電圧E4が
得られ、電磁ポンプPには何サイクル目毎に半サ
イクル電流が供給される。
に設定しているので第5図に示すように、プログ
ラマブルユニジヤンクシヨントランジスタQ2の
カソード電圧E3、電磁ポンプPの印加電圧E4が
得られ、電磁ポンプPには何サイクル目毎に半サ
イクル電流が供給される。
因みに、3サイクル目の後半でトランジスタ
Q2がオンすると、理論的にはその残余のサイク
ルでポンプPに電圧がかかることになる。しかし
ながら、トランジスタQ2がオンするのは、正の
サイクルの終点に近い後半であり残余の電圧は数
ボルトにすぎずポンプ駆動については事実上無視
できる程度のものである。
Q2がオンすると、理論的にはその残余のサイク
ルでポンプPに電圧がかかることになる。しかし
ながら、トランジスタQ2がオンするのは、正の
サイクルの終点に近い後半であり残余の電圧は数
ボルトにすぎずポンプ駆動については事実上無視
できる程度のものである。
なお、上記実施例にあつては、ダイオードD3
を設けており、これはプログラマブルユニジヤン
クシヨントランジスタQ2のゲート電圧が抵抗
R4、同R1を通つて同アノード電圧に影響をおよ
ぼすのを防いでいるが、通常抵抗R1、同R4も相
当高抵抗値であるからダイオードD3を省略して
も問題はない。
を設けており、これはプログラマブルユニジヤン
クシヨントランジスタQ2のゲート電圧が抵抗
R4、同R1を通つて同アノード電圧に影響をおよ
ぼすのを防いでいるが、通常抵抗R1、同R4も相
当高抵抗値であるからダイオードD3を省略して
も問題はない。
上記実施例によれば電磁ポンプを交流で且つサ
イン波形で駆動するので、雑音が発生せず、従来
のようにノイズで止まつてしまうといつた誤動作
を招かない上、駆動も半サイクル単位で行うから
騒音も小さい。
イン波形で駆動するので、雑音が発生せず、従来
のようにノイズで止まつてしまうといつた誤動作
を招かない上、駆動も半サイクル単位で行うから
騒音も小さい。
本考案の他の実施例の回路を、第6図を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
交流電源に、電磁ポンプPを介して接続する
SCRQ1のゲート電極に抵抗R12を介して周知の無
安定マルチバイブレーターをなすNPNトランジ
スタQ12のコレクタに接続し、この無安定マルチ
バイブレーターをなす今一つのNPNトランジス
タQ13のベースは抵抗R16を介してNPNトランジ
スタQ14のコレクタに接続している。
SCRQ1のゲート電極に抵抗R12を介して周知の無
安定マルチバイブレーターをなすNPNトランジ
スタQ12のコレクタに接続し、この無安定マルチ
バイブレーターをなす今一つのNPNトランジス
タQ13のベースは抵抗R16を介してNPNトランジ
スタQ14のコレクタに接続している。
交流電源はダイオードD12で整流した後抵抗R10
を介してコンデンサC11に充電し、ここで平滑化
した直流電圧を得、この直流電圧を無安定マルチ
バイブレータに供給すると共にトランジスタQ14
にそのコレクタ側に抵抗R19を挿入して供給す
る。
を介してコンデンサC11に充電し、ここで平滑化
した直流電圧を得、この直流電圧を無安定マルチ
バイブレータに供給すると共にトランジスタQ14
にそのコレクタ側に抵抗R19を挿入して供給す
る。
そして、交流電源をダイオードD11及び抵抗R18
を介してトランジスタQ14のベースへ接続する一
方、該トランジスタQ14のベースエミツタ間に抵
抗R17を挿入し、トランジスタQ14は交流電源の正
の半サイクルのみ飽和状態で導通するようにして
いる。
を介してトランジスタQ14のベースへ接続する一
方、該トランジスタQ14のベースエミツタ間に抵
抗R17を挿入し、トランジスタQ14は交流電源の正
の半サイクルのみ飽和状態で導通するようにして
いる。
この実施例いおける動作を、第7図に示す各部
波形図を参照しながら説明する。
波形図を参照しながら説明する。
トランジスタQ14のベースには電源に同期した
脈流が印加されるので、トランジスタQ14のコレ
クタ電圧E11は負の半サイクルで電圧が上昇し、
トランジスタQ13のベース電圧E12は抵抗R16を通
してトランジスタQ14のコレクタより供給されて
おり、負の半サイクルの間のみコンデンサC13へ
の充電が行なわれるのに伴つて徐々に上昇する。
なおコンデンサC11に得られる直流電圧が抵抗R14
を介してベースに印加されるので、トランジスタ
Q2は即座にオンする。従つて、トランジスタQ13
はオフしており、トランジスタQ12のベース電圧
E13、同コレクタ電圧E14、トランジスタQ13のコ
レクタ電圧E15は第7図の通りである。
脈流が印加されるので、トランジスタQ14のコレ
クタ電圧E11は負の半サイクルで電圧が上昇し、
トランジスタQ13のベース電圧E12は抵抗R16を通
してトランジスタQ14のコレクタより供給されて
おり、負の半サイクルの間のみコンデンサC13へ
の充電が行なわれるのに伴つて徐々に上昇する。
なおコンデンサC11に得られる直流電圧が抵抗R14
を介してベースに印加されるので、トランジスタ
Q2は即座にオンする。従つて、トランジスタQ13
はオフしており、トランジスタQ12のベース電圧
E13、同コレクタ電圧E14、トランジスタQ13のコ
レクタ電圧E15は第7図の通りである。
トランジスタQ13のベース電圧E12は、交流電源
の負の半サイクルに徐々に上昇し、やがてトラン
ジスタQ13がオフからオンに変る。このトランジ
スタQ13のオンと共にトランジスタQ2がオンから
オフに変り、トランジスタQ12のコレクタ電圧E14
が上昇して抵抗R12を介してSCRQ1のゲートに印
加される。
の負の半サイクルに徐々に上昇し、やがてトラン
ジスタQ13がオフからオンに変る。このトランジ
スタQ13のオンと共にトランジスタQ2がオンから
オフに変り、トランジスタQ12のコレクタ電圧E14
が上昇して抵抗R12を介してSCRQ1のゲートに印
加される。
所が、トランジスタQ13がオフからオンに変る
のは交流電源の負の半サイクルであるから
SCRQ1は即座にはオンしない。抵抗14、コンデン
サC12を適当に選定する事により、トランジスタ
Q12がオフする期間を半サイクル以上、1.5サイク
ル未満とできる。
のは交流電源の負の半サイクルであるから
SCRQ1は即座にはオンしない。抵抗14、コンデン
サC12を適当に選定する事により、トランジスタ
Q12がオフする期間を半サイクル以上、1.5サイク
ル未満とできる。
従つて、SCRQ1のゲートには正の半サイクル
になる迄信号の印加が継続するため、正の半サイ
クルになると同時にSCRQ1がオンし、電磁ポン
プPには正の半サイクルのみ電流が供給される。
になる迄信号の印加が継続するため、正の半サイ
クルになると同時にSCRQ1がオンし、電磁ポン
プPには正の半サイクルのみ電流が供給される。
本考案の電磁ポンプの駆動回路は、電磁ポンプ
を交流で且つサイン波形で駆動する上、電源周波
数に同期してSCRに正の半サイクルにオンする
零ボルトスイツチングを実現できるので、雑音が
発生せず従来のようにノイズを電磁ポンプが止ま
つてしまうといつた誤動作を招かない上、駆動も
半サイクル単位であるから騒音も大きくなること
がない。
を交流で且つサイン波形で駆動する上、電源周波
数に同期してSCRに正の半サイクルにオンする
零ボルトスイツチングを実現できるので、雑音が
発生せず従来のようにノイズを電磁ポンプが止ま
つてしまうといつた誤動作を招かない上、駆動も
半サイクル単位であるから騒音も大きくなること
がない。
しかも、発振回路の発振周波数を交流電源周波
数に比べて1/10程度以下にも容易に実現でき、石
油ストーブ用等の電磁ポンプに用いて好適であ
る。
数に比べて1/10程度以下にも容易に実現でき、石
油ストーブ用等の電磁ポンプに用いて好適であ
る。
第1図は電磁ポンプの原理的構成図を、第2図
は同上の駆動回路の従来例を、第3図は従来例に
よる電磁ポンプへの供給電流波形を示す図面をそ
れぞれ示し、第4図は本考案の電磁応動体等の駆
動回路の一実施例の電気回路を、第5図は同上の
各部波形図をそれぞれ示し、第6図は他の実施例
の電気回路図を、第7図は同各部波形図をそれぞ
れ示している。 Pは電磁ポンプ、Q1はSCR、Q2はプログラマ
ブルユニジヤンクシヨントランジスタ、Q12乃至
Q14はトランジスタである。
は同上の駆動回路の従来例を、第3図は従来例に
よる電磁ポンプへの供給電流波形を示す図面をそ
れぞれ示し、第4図は本考案の電磁応動体等の駆
動回路の一実施例の電気回路を、第5図は同上の
各部波形図をそれぞれ示し、第6図は他の実施例
の電気回路図を、第7図は同各部波形図をそれぞ
れ示している。 Pは電磁ポンプ、Q1はSCR、Q2はプログラマ
ブルユニジヤンクシヨントランジスタ、Q12乃至
Q14はトランジスタである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 交流電源に電磁ポンプの回路部とサイリスタを
直列接続し、サイリスタのゲート回路に、トリガ
ー制御用の発振回路を接続し、この発振回路の発
振周波数を決定する充放電回路に交流電源の正負
サイクルの何れか一方に同期して電源を供給し、 上記発振回路の放電回路の時定数を、上記サイ
リスタのトリガー信号が交流電源波形の半サイク
ル以上1.5サイクル未満持続する値に設定してト
リガ信号発生部としたことを特徴とする電磁ポン
プの駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976081900U JPS6143979Y2 (ja) | 1976-06-21 | 1976-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976081900U JPS6143979Y2 (ja) | 1976-06-21 | 1976-06-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52171656U JPS52171656U (ja) | 1977-12-27 |
JPS6143979Y2 true JPS6143979Y2 (ja) | 1986-12-11 |
Family
ID=28561963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976081900U Expired JPS6143979Y2 (ja) | 1976-06-21 | 1976-06-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143979Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5131160A (ja) * | 1974-09-10 | 1976-03-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Koryudenryokuseigyosochi |
-
1976
- 1976-06-21 JP JP1976081900U patent/JPS6143979Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5131160A (ja) * | 1974-09-10 | 1976-03-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Koryudenryokuseigyosochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52171656U (ja) | 1977-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4644256A (en) | System driven by solar energy for pumping liquids | |
US4562527A (en) | Autoconverter with improved charging switch system | |
JPS6143979Y2 (ja) | ||
JPS6031192B2 (ja) | 直流電動機の速度制御装置 | |
US4092565A (en) | Pulse circuit for gaseous discharge lamps | |
JP2712582B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JPS6342396B2 (ja) | ||
JPH0332789Y2 (ja) | ||
JPS6127874B2 (ja) | ||
JPS598473Y2 (ja) | 周波数変換装置 | |
JPS5939869B2 (ja) | 誘導加熱装置 | |
JPS6126761Y2 (ja) | ||
JP2854632B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPS596157Y2 (ja) | 発電機の電圧発生制御装置 | |
JPS6240617B2 (ja) | ||
JPH0722603Y2 (ja) | 点火装置 | |
JPS6059713B2 (ja) | 誘導加熱方式 | |
JPS6145753Y2 (ja) | ||
JPS6031440Y2 (ja) | 励磁式交流発電機の自動電圧調整器 | |
SU1014131A1 (ru) | Одновибратор | |
JPH0435722Y2 (ja) | ||
SU464059A1 (ru) | Устройство дл управлени двигателем возвратно-поступательного движени | |
JPH0124353B2 (ja) | ||
JPS58146912A (ja) | 電力制御装置 | |
JPH0328604Y2 (ja) |