JPS6143187A - Ym−09730のジアステレオマ−aの右旋性光学異性体の新規製法 - Google Patents
Ym−09730のジアステレオマ−aの右旋性光学異性体の新規製法Info
- Publication number
- JPS6143187A JPS6143187A JP59165793A JP16579384A JPS6143187A JP S6143187 A JPS6143187 A JP S6143187A JP 59165793 A JP59165793 A JP 59165793A JP 16579384 A JP16579384 A JP 16579384A JP S6143187 A JPS6143187 A JP S6143187A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diastereomer
- optical isomer
- acid
- formula
- methyl ester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pyrrole Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、血管拡張剤として有用なYM−09730の
ジアステレオマーAの右旋性光学異性体及びその薬理学
的に許容される酸付加塩の新規製法に関する。
ジアステレオマーAの右旋性光学異性体及びその薬理学
的に許容される酸付加塩の新規製法に関する。
(発明の背景)
YM −09730は、化学名を2,6−シメチルー4
−(m−二トロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−(l−ベンジルピロリジ
ン−3−イル)エステル−5−メチルエステルと称せら
れ、つぎの化学構造式で示されるジヒドロピリジン−3
,5−ジカルボン酸エステル誘導体である。
−(m−二トロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボン酸−3−(l−ベンジルピロリジ
ン−3−イル)エステル−5−メチルエステルと称せら
れ、つぎの化学構造式で示されるジヒドロピリジン−3
,5−ジカルボン酸エステル誘導体である。
YM −09730は2本願の出願人会社の研究者等に
よって初めて合成された化合物で、血管拡張作用および
血圧降下作用を有し、その作用に持続性があることが報
告されている(特許第1137506号、特公昭57−
30111号公報)。
よって初めて合成された化合物で、血管拡張作用および
血圧降下作用を有し、その作用に持続性があることが報
告されている(特許第1137506号、特公昭57−
30111号公報)。
YM −09730は、不斉炭素原子を2個有しており
、これらの不斉炭素原子にもとづく異性体が存在するこ
とが、立体化学的見地より推定されるが、前記特許公報
にはこれらに関し何も記載がなく、未確認である。
、これらの不斉炭素原子にもとづく異性体が存在するこ
とが、立体化学的見地より推定されるが、前記特許公報
にはこれらに関し何も記載がなく、未確認である。
本発明者らは、先KYM−09730のジアステレオマ
ーAとジアステレオマーBとを初めて分離し、異性体A
が異性体Bおよび両翼性体の混合物に比べて格段にすぐ
れた特有の薬理効果を有していることをつきとめ特許出
願を行った(特願昭59−75998号)。
ーAとジアステレオマーBとを初めて分離し、異性体A
が異性体Bおよび両翼性体の混合物に比べて格段にすぐ
れた特有の薬理効果を有していることをつきとめ特許出
願を行った(特願昭59−75998号)。
本発明者らはさらにm−ニトロペノズアルデヒドと1−
ベンジル−3−アセトアセトキシヒロリジンと3−アミ
ノクロトン酸メチルエステルとを反応させるなどの方法
により、得られるYM−09730を、シリカゲルな担
体とし、かつ酢酸エチル−酢酸を溶離液とするカラムク
ロマトグラフィーに付し、ジアステレオマーAを分離し
7次いでL−(−)−1Jノゴ酸などを用いて光学分割
してジアステレオマーAの右旋性光学異性体を製造しう
ろこと、及びこの異性体がその左旋性光学異性体及びそ
の両翼性体の混合物に比べて格段に優れた特有の薬理効
果を有することを見出して特許出願した(特願昭59−
114098号)。
ベンジル−3−アセトアセトキシヒロリジンと3−アミ
ノクロトン酸メチルエステルとを反応させるなどの方法
により、得られるYM−09730を、シリカゲルな担
体とし、かつ酢酸エチル−酢酸を溶離液とするカラムク
ロマトグラフィーに付し、ジアステレオマーAを分離し
7次いでL−(−)−1Jノゴ酸などを用いて光学分割
してジアステレオマーAの右旋性光学異性体を製造しう
ろこと、及びこの異性体がその左旋性光学異性体及びそ
の両翼性体の混合物に比べて格段に優れた特有の薬理効
果を有することを見出して特許出願した(特願昭59−
114098号)。
(解決するための手段)
今回、この新規かつ有用なYM−09730のジアステ
レオマーAの右旋性光学異性体の製造法について研究し
た結果1式(I) (但し、波線の結合はα又はβ結合を、太矢印線の結合
はβ結合を意味する。以下同じ)で示されるピロリジン
環3位の結合が特定のβ結合であるYM−09730(
ジアステレオマーAの右旋性光学異性体及びジアステレ
オマーBの左旋性光学異性体の混合物)より、シリカゲ
ルを担体とし、かつ酢酸エチル−酢酸を溶離液とするカ
ラムクロマトグラフィーに付して分離するか、又はL−
(−)−1Jンゴ酸で処理することにより、目的とする
異性体の収率が高まることを見出し1本発明を完成した
。ここに、ジアステレオマーAは高速液体クロマトグラ
フィー[カラム:クレオシル■5 CAB 4.6 m
ml X 300mm、カラム温度:30C,移動相:
0.05モルリン酸2水素カリウム(pH3)−ア七ト
ニトリル(80: 20 v/v ) 、流速:毎分0
.9 ml 。
レオマーAの右旋性光学異性体の製造法について研究し
た結果1式(I) (但し、波線の結合はα又はβ結合を、太矢印線の結合
はβ結合を意味する。以下同じ)で示されるピロリジン
環3位の結合が特定のβ結合であるYM−09730(
ジアステレオマーAの右旋性光学異性体及びジアステレ
オマーBの左旋性光学異性体の混合物)より、シリカゲ
ルを担体とし、かつ酢酸エチル−酢酸を溶離液とするカ
ラムクロマトグラフィーに付して分離するか、又はL−
(−)−1Jンゴ酸で処理することにより、目的とする
異性体の収率が高まることを見出し1本発明を完成した
。ここに、ジアステレオマーAは高速液体クロマトグラ
フィー[カラム:クレオシル■5 CAB 4.6 m
ml X 300mm、カラム温度:30C,移動相:
0.05モルリン酸2水素カリウム(pH3)−ア七ト
ニトリル(80: 20 v/v ) 、流速:毎分0
.9 ml 。
紫外線検出器(λ254nm)]において保持時間28
分を示し、同保持時間29分を示すジアステレオマーB
と明確に区別できる化合物である。
分を示し、同保持時間29分を示すジアステレオマーB
と明確に区別できる化合物である。
したがって1本発明の目的化合物は、上記高速液体クロ
マトグラフィーにおける保持時間によって特定されるY
M−09730のジアステレオマーAの右旋性光学異性
体又はその薬理学的に許容される酸付加塩である。ここ
に薬理学的に許容される酸付加塩としては L −(−
)−リンゴ酸塩などの有機酸塩や塩酸塩などの鉱酸塩で
ある。
マトグラフィーにおける保持時間によって特定されるY
M−09730のジアステレオマーAの右旋性光学異性
体又はその薬理学的に許容される酸付加塩である。ここ
に薬理学的に許容される酸付加塩としては L −(−
)−リンゴ酸塩などの有機酸塩や塩酸塩などの鉱酸塩で
ある。
本願特定発明の原料化合物(I)は。
(1)弐(IV)
HO
で示されるm−ニトロベンズアルデヒドと1式で示され
る(s)−(−)−3−アセトアセトキシ−1−ベンジ
ルピロリジンと2式(VI)NH。
る(s)−(−)−3−アセトアセトキシ−1−ベンジ
ルピロリジンと2式(VI)NH。
で示される 3−アミノクロトン酸メチルエステルとを
反応させるか、若しくは It> m−ニトロベンズアルデヒドffV)ト、式(
■)CH3COCH2COOCH,(■) で示されるアセト酢酸メチルエステルと1式(至))で
示される(S) ()−3−(3−アミノクロトノイ
ルオキシ)−1−ベンジルピロリジンとを反応させるか
、又は frrr+予めm〜ニトロベンズアルデヒドaV)ト(
s)−(−)−3−アセトアセトキシ−1−ベンジルピ
ロリジン(V)とを反応させて得られる式■で示される
(s)=(−)−1−ベンジル−3−12−(171−
ニトロベンジリデン)アセトアセトキシ]ピロリジンと
、3−アミノクロトン酸メチルエステル(Vl)とを反
応させるが、又はOψ予めm−ニトロベンジリデン)’
(IV) 、!−。
反応させるか、若しくは It> m−ニトロベンズアルデヒドffV)ト、式(
■)CH3COCH2COOCH,(■) で示されるアセト酢酸メチルエステルと1式(至))で
示される(S) ()−3−(3−アミノクロトノイ
ルオキシ)−1−ベンジルピロリジンとを反応させるか
、又は frrr+予めm〜ニトロベンズアルデヒドaV)ト(
s)−(−)−3−アセトアセトキシ−1−ベンジルピ
ロリジン(V)とを反応させて得られる式■で示される
(s)=(−)−1−ベンジル−3−12−(171−
ニトロベンジリデン)アセトアセトキシ]ピロリジンと
、3−アミノクロトン酸メチルエステル(Vl)とを反
応させるが、又はOψ予めm−ニトロベンジリデン)’
(IV) 、!−。
アセト酢酸メチルエステル(■)とを反応させて得られ
る式(■) CH,C0CC00CH。
る式(■) CH,C0CC00CH。
で示される 2−(m−二トロベンジリデン)アセト酢
酸メチルエステルと、 (S)−(−)−3−(3−
アミノクロトノイルオキシ)−1−ベンジルピロリジン
(■)とを反応させることKよっても製造することがで
きる。
酸メチルエステルと、 (S)−(−)−3−(3−
アミノクロトノイルオキシ)−1−ベンジルピロリジン
(■)とを反応させることKよっても製造することがで
きる。
これらの反応は、いずれも無溶媒でも進行するが、たと
えばアルコール類、ジオキサン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド。
えばアルコール類、ジオキサン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド。
アセトニトリル、水等の反応に関与しな(・溶媒中で行
うのが有利である。反応はそれぞれの反応成分をほぼ等
モル用いて、混合加熱することによって行われる。
うのが有利である。反応はそれぞれの反応成分をほぼ等
モル用いて、混合加熱することによって行われる。
なお、化合物(VI)又は化合物(■)は、予め化合物
(VIA)又は(V)とベンゼン中酢酸アンモニウム、
酢酸を作用させ共沸脱水することによって得ることがで
きる。そして、得られた化合物(Vl)又は化合物(■
)は、一旦単離するか、あるいはせずして(1ン又はo
r>の反応に供する。
(VIA)又は(V)とベンゼン中酢酸アンモニウム、
酢酸を作用させ共沸脱水することによって得ることがで
きる。そして、得られた化合物(Vl)又は化合物(■
)は、一旦単離するか、あるいはせずして(1ン又はo
r>の反応に供する。
また、 G11l及び0ψの前段の反応生成物である化
合物OX)及び(X)も、一旦単離するか、単離しない
で後段の反応に供することができる。
合物OX)及び(X)も、一旦単離するか、単離しない
で後段の反応に供することができる。
このようにして得られたYM−09730のジアステレ
オマーAの右旋性光学異性体とジアステレオマーBの左
旋性光学異性体の混合物はシリカゲルを担体とし、酢酸
エチル−酢酸を溶離液とするカラムクロマトグラフィー
に付し、 YM −09730のジアステレオマーA
の右旋性光学異性体を分離するか、またはL−(−)−
リンゴ酸と反応させてジアステレオマーAの右旋性光学
異性体及びジアステレオマーBの左旋性光学異性体のL
−(−)−リンゴ酸塩とし、これを分別再結晶すること
KよりジアステレオマーAの右旋性光学異性体のL−(
−)−リンゴ酸塩を得る。
オマーAの右旋性光学異性体とジアステレオマーBの左
旋性光学異性体の混合物はシリカゲルを担体とし、酢酸
エチル−酢酸を溶離液とするカラムクロマトグラフィー
に付し、 YM −09730のジアステレオマーA
の右旋性光学異性体を分離するか、またはL−(−)−
リンゴ酸と反応させてジアステレオマーAの右旋性光学
異性体及びジアステレオマーBの左旋性光学異性体のL
−(−)−リンゴ酸塩とし、これを分別再結晶すること
KよりジアステレオマーAの右旋性光学異性体のL−(
−)−リンゴ酸塩を得る。
カラムクロマトグラフィーによる分離では。
最初の溶出液よりジアステレオマーAの右旋性光学異性
体、後の溶出液よりジアステレオマーBの左旋性光学異
性体を取得することができる。
体、後の溶出液よりジアステレオマーBの左旋性光学異
性体を取得することができる。
担体として使用されるシリカゲルとしてはカラムクロマ
トグラフィーに一般に使用されるものであれば特に制限
はない。溶離液である酢酸エチルと酢酸との混合比につ
いては特に制限はないが2通常酢酸エチルを主体とし、
これに少容量の酢酸を混合したものが好ましい。混合比
は概ね酢酸エチル30〜50 v/v K対し、酢酸1
〜10 v/v程度が有利であり、酢酸の配合量が低下
すると目的化合物の溶出時間が長くなる。
トグラフィーに一般に使用されるものであれば特に制限
はない。溶離液である酢酸エチルと酢酸との混合比につ
いては特に制限はないが2通常酢酸エチルを主体とし、
これに少容量の酢酸を混合したものが好ましい。混合比
は概ね酢酸エチル30〜50 v/v K対し、酢酸1
〜10 v/v程度が有利であり、酢酸の配合量が低下
すると目的化合物の溶出時間が長くなる。
溶出速度、処理温度は適宜の条件を採用しうる。
一方、L−(−)−1Jンゴ酸を用(・る方法は。
YM −09730のジアステレオマーA、 BのL−
(−)−リンゴ酸塩が結晶性であり、かつ有機溶媒に対
する溶解度がジアステレオマーA、 B とで相違し
て℃・るので分別再結晶によりジアステレオマーAの右
旋性光学異性体の分離にも利用できる。この分別再結晶
に使用できる溶媒としてはメタノール、エタノール、ア
セトン、アセトニトリルなどを挙げることができる。
(−)−リンゴ酸塩が結晶性であり、かつ有機溶媒に対
する溶解度がジアステレオマーA、 B とで相違し
て℃・るので分別再結晶によりジアステレオマーAの右
旋性光学異性体の分離にも利用できる。この分別再結晶
に使用できる溶媒としてはメタノール、エタノール、ア
セトン、アセトニトリルなどを挙げることができる。
このようにして得られたジアステレオマーAの右旋性光
学異性体のL−(−)−リンゴ酸塩はそのままでも医薬
として供しうるが、酢酸塩などはさらに必要により、塩
基で処理して遊離形とした後、適当な酸で処理して、好
適な他の塩に導くことができる。
学異性体のL−(−)−リンゴ酸塩はそのままでも医薬
として供しうるが、酢酸塩などはさらに必要により、塩
基で処理して遊離形とした後、適当な酸で処理して、好
適な他の塩に導くことができる。
なお分離されたジアステレオマーBの左旋性光学異性体
を加水分解することにより(S>−(−)−1−ヘンシ
/l/ −3−ヒドロキシピロリシンヲ回収できるので
、これを化合物(I)製造のための原料として再利用で
きる。
を加水分解することにより(S>−(−)−1−ヘンシ
/l/ −3−ヒドロキシピロリシンヲ回収できるので
、これを化合物(I)製造のための原料として再利用で
きる。
(発明の効果)
本発明目的化合物のYM −09730のジアステレオ
マーAの右旋性光学異性体及びその薬理学的に許容され
る酸付加塩は文献未記載の新規化合物であり、冠動脈内
直接投与による冠面流量増加率において、左旋性光学異
性体(を体)の約40倍、各異性体の等景況合物(61
体)の2.5倍の面積比を示し、また冠動脈への高い親
和性を有する(詳細な薬理実験については特願昭59−
114098号参照)。
マーAの右旋性光学異性体及びその薬理学的に許容され
る酸付加塩は文献未記載の新規化合物であり、冠動脈内
直接投与による冠面流量増加率において、左旋性光学異
性体(を体)の約40倍、各異性体の等景況合物(61
体)の2.5倍の面積比を示し、また冠動脈への高い親
和性を有する(詳細な薬理実験については特願昭59−
114098号参照)。
本発明の製法によれば、この新規かつ有用なYM−09
730のジアステレオマーAの右旋性光学異性体を2選
択的高収率に製造することができ、産業上の利用価値が
極めて大である。また。
730のジアステレオマーAの右旋性光学異性体を2選
択的高収率に製造することができ、産業上の利用価値が
極めて大である。また。
特願昭59−114098号の方法と同様、従来ジアス
テレオマーの分離に用いられることのなかったL −(
−)−リンゴ酸を適用して、ジアステレオマーAの右旋
性光学異性体を一挙に分離できタコトはL−(−)−リ
ンゴ酸のジアステレオマー分離への応用の道を開いた点
で有用である。
テレオマーの分離に用いられることのなかったL −(
−)−リンゴ酸を適用して、ジアステレオマーAの右旋
性光学異性体を一挙に分離できタコトはL−(−)−リ
ンゴ酸のジアステレオマー分離への応用の道を開いた点
で有用である。
(実施例)
以下に実施例を掲記し1本発明をさらに詳細に説明する
。なお1本発明の原料化合物であるに適用するに際し、
新規、有用な方法により製造できたので参考例に示す。
。なお1本発明の原料化合物であるに適用するに際し、
新規、有用な方法により製造できたので参考例に示す。
参考例1
(1) di−1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリ
ジン17.7gとD−(−)−マンデル酸15.2gを
アセトン66m乙に加熱溶解し4℃に一夜静置し析出す
る結晶8.5 gを26m1のアセトンから再結晶して
、(S)−(−)−1−ベンジル−3−ヒドロキシピロ
リジンのI)−(−)−マ/デル酸塩5.1gを得る。
ジン17.7gとD−(−)−マンデル酸15.2gを
アセトン66m乙に加熱溶解し4℃に一夜静置し析出す
る結晶8.5 gを26m1のアセトンから再結晶して
、(S)−(−)−1−ベンジル−3−ヒドロキシピロ
リジンのI)−(−)−マ/デル酸塩5.1gを得る。
比旋光度〔α〕翌+45.5°(C= 1.メタノール
)。更に再結晶をくり返しても比旋光度に変化は無かっ
た。融点101〜1029C N−CH2−Phの核磁気共鳴スペクトルは4.03
ppm(1重線、2H)に観測され、 (R)−(−
)体の4.01 pprnにおけるAB型の4重線(J
= 12.5Hz )は観測されなかった。
)。更に再結晶をくり返しても比旋光度に変化は無かっ
た。融点101〜1029C N−CH2−Phの核磁気共鳴スペクトルは4.03
ppm(1重線、2H)に観測され、 (R)−(−
)体の4.01 pprnにおけるAB型の4重線(J
= 12.5Hz )は観測されなかった。
(2+ (S)−(−)−1−ベンジル−3−ヒドロ
キシピロIJ シンのD−(−)−マンデルe 塩22
gをクロロホルム50mtに溶解し、クロロホルム層
を無水炭酸す) IJウム144gの水90m1の溶液
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、クロロホル
ムを留去した後減圧蒸留して 5−(−)−1−ベンジ
ル−3−ヒドロキシピロリジン11.5 gを得る。沸
点109C/ 0.65 mm Hg 、 [α] D
−3,77°(C=5. メタノール)。
キシピロIJ シンのD−(−)−マンデルe 塩22
gをクロロホルム50mtに溶解し、クロロホルム層
を無水炭酸す) IJウム144gの水90m1の溶液
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、クロロホル
ムを留去した後減圧蒸留して 5−(−)−1−ベンジ
ル−3−ヒドロキシピロリジン11.5 gを得る。沸
点109C/ 0.65 mm Hg 、 [α] D
−3,77°(C=5. メタノール)。
参考例2
(S) −(−)−リンゴ酸75gとベンジルアミ77
5mtを170Cで3時間反応させて(S)=(−)−
1−ベノジルリンゴ酸イミド〔融点99〜101 tl
’、比旋光度〔α) 20−51.1゜(C=1.メタ
ノール) ) 52.7gを得る。無水テトラヒドロフ
ラン340 rnlにリチウムアルミニウムヒドリドu
gを懸濁し、このイミド20.5 gの無水テトラヒド
ロフラン200m7の溶液を氷水冷却下に滴下する。3
時間加熱還流した後冷却し硫酸す) l)ラム10水和
物100gを加え水冷下に一夜かきまぜる。不溶物を炉
去し、溶媒を減圧下に留去し、減圧蒸留して、沸点10
9〜115°G10.8 rrmHg 、比旋光度〔α
席−3,0°の(S)−(−)−1−ベンジル−3−ヒ
ドロキシピロリジン13.8 gを得る。ここに得た(
S)−(−)一体には3位の水素のシフト試薬[Eu
−TFMCQII) ]核磁気共鳴スペクトルから10
%のR−(千)体が含まれていた。これを参考例1の如
くにD−(−)−マンデル酸塩とし、3倍容のエタノー
ル次℃・で6倍容のエタノール−トルエン(1:5)か
う再結晶して得たマンデル酸塩〔〔α席−45,2°〕
を処理して、 (S)−(−)−1−ベンジル−3−ヒ
ドロキシピロリジン〔沸点115〜1200c/ 1.
2〜1.5 mmHg、 (α:)%−377°(C=
5. メタノール))8.6gを得る。
5mtを170Cで3時間反応させて(S)=(−)−
1−ベノジルリンゴ酸イミド〔融点99〜101 tl
’、比旋光度〔α) 20−51.1゜(C=1.メタ
ノール) ) 52.7gを得る。無水テトラヒドロフ
ラン340 rnlにリチウムアルミニウムヒドリドu
gを懸濁し、このイミド20.5 gの無水テトラヒド
ロフラン200m7の溶液を氷水冷却下に滴下する。3
時間加熱還流した後冷却し硫酸す) l)ラム10水和
物100gを加え水冷下に一夜かきまぜる。不溶物を炉
去し、溶媒を減圧下に留去し、減圧蒸留して、沸点10
9〜115°G10.8 rrmHg 、比旋光度〔α
席−3,0°の(S)−(−)−1−ベンジル−3−ヒ
ドロキシピロリジン13.8 gを得る。ここに得た(
S)−(−)一体には3位の水素のシフト試薬[Eu
−TFMCQII) ]核磁気共鳴スペクトルから10
%のR−(千)体が含まれていた。これを参考例1の如
くにD−(−)−マンデル酸塩とし、3倍容のエタノー
ル次℃・で6倍容のエタノール−トルエン(1:5)か
う再結晶して得たマンデル酸塩〔〔α席−45,2°〕
を処理して、 (S)−(−)−1−ベンジル−3−ヒ
ドロキシピロリジン〔沸点115〜1200c/ 1.
2〜1.5 mmHg、 (α:)%−377°(C=
5. メタノール))8.6gを得る。
参考例3
9−ボラビシクロ[3,3,1)ノナン(0,5Mテト
ラヒドロフラン溶液) 50m1に窒素気流中2−(−
)−ピネン3.4 gを加え、60’Cで5時間攪拌す
る。
ラヒドロフラン溶液) 50m1に窒素気流中2−(−
)−ピネン3.4 gを加え、60’Cで5時間攪拌す
る。
室温に冷却し、■−ベンジルー3〜ピロリジノン175
gを加える。室温で4日攪拌した後、0℃でアセトアル
デヒド1.3mlを加える。溶媒を減圧留去し、残渣に
エーテル20m1を加える。0℃に冷却し。
gを加える。室温で4日攪拌した後、0℃でアセトアル
デヒド1.3mlを加える。溶媒を減圧留去し、残渣に
エーテル20m1を加える。0℃に冷却し。
2−アミンエタノール1.5 mlを加え攪拌する。生
じた沈殿を炉去する。エーテル溶液をIN−塩酸で抽出
し、塩酸層を炭酸ナトリウムでアルカリ性としジクロロ
メタンで抽出する。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮し、粗生成物1.1gを得る一0粗生成物を減
圧蒸留し精製物0.6 gを得た。沸点106°C10
,9mmHg 0 ここに得た(S) −(−) −
1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリジンはシフト試薬
[Eu −TFMC(lli) ]を加えた3位の水素
の核磁気共鳴スペクトルから30%e、e、であった。
じた沈殿を炉去する。エーテル溶液をIN−塩酸で抽出
し、塩酸層を炭酸ナトリウムでアルカリ性としジクロロ
メタンで抽出する。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮し、粗生成物1.1gを得る一0粗生成物を減
圧蒸留し精製物0.6 gを得た。沸点106°C10
,9mmHg 0 ここに得た(S) −(−) −
1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリジンはシフト試薬
[Eu −TFMC(lli) ]を加えた3位の水素
の核磁気共鳴スペクトルから30%e、e、であった。
(以下余白)
実施例1
(s)−(−)−1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリ
ジン1.77g ((α〕20ニー3.77°、C−士
、メタノール)とジケテン0.84 gを70〜80C
で3時間反応させて得たfs)−3−アセトアセトキシ
−1−ベンジルピロリジンとm−二トロベノズアルデヒ
ド151gおよび3−アミノクロトン酸メチルエステル
1,15gをイソプロパツール5 ml中に溶解し8時
間加熱還流する。溶媒を減圧下に留去し得られた残留物
をクロロホルムに溶解し希塩酸、水、炭酸水素ナトリウ
ム飽和水溶液で順次洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥
後溶媒を減圧下に留去して粗製のYM−09730のジ
アステレオマーA、B混合物をカラメル状に4.91
g得た。得られた粗製遊離塩基をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付しくカラム:ワコーゲルC−200
,2000g、溶出液:酢酸エチル−酢酸−6: 1
v/v ) 、 高速液体クロマトグラフィーで保持
時間28分を示すYM −09730のジアステレオマ
ーAの酢酸塩を油状に得た。
ジン1.77g ((α〕20ニー3.77°、C−士
、メタノール)とジケテン0.84 gを70〜80C
で3時間反応させて得たfs)−3−アセトアセトキシ
−1−ベンジルピロリジンとm−二トロベノズアルデヒ
ド151gおよび3−アミノクロトン酸メチルエステル
1,15gをイソプロパツール5 ml中に溶解し8時
間加熱還流する。溶媒を減圧下に留去し得られた残留物
をクロロホルムに溶解し希塩酸、水、炭酸水素ナトリウ
ム飽和水溶液で順次洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥
後溶媒を減圧下に留去して粗製のYM−09730のジ
アステレオマーA、B混合物をカラメル状に4.91
g得た。得られた粗製遊離塩基をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付しくカラム:ワコーゲルC−200
,2000g、溶出液:酢酸エチル−酢酸−6: 1
v/v ) 、 高速液体クロマトグラフィーで保持
時間28分を示すYM −09730のジアステレオマ
ーAの酢酸塩を油状に得た。
コレをクロロホルム中飽和炭酸ナトリウム次いで希塩酸
で処理してYM−09730のジアステレオマーAの右
旋性光学異性体の塩酸塩1.68gを得た。
で処理してYM−09730のジアステレオマーAの右
旋性光学異性体の塩酸塩1.68gを得た。
比旋光度〔α) 、 + 116.5°(C=0.5.
メタノール)。
メタノール)。
実施例2
実施例1の如くにして得た粗製遊離塩基4.9 gをク
ロロホルム25mLに溶解し10%塩酸15mZを加え
よく振りまぜた後有機層を分液し再び10%塩酸10m
Zで同様に処理し無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下に溶媒を留去して得た残留物をアセトン10m1に溶
解し4℃に2日放置して、析出した結晶を戸数し塩酸塩
27gを得た。左旋性ジアステレオマーBを除くため、
これをクロロホルム中炭酸水素ナトリウムで処理し遊離
塩基とじ15m乙のエタノール中068gのL −(−
)−リンゴ酸を加え4℃に2日放置し析出した結晶を炉
取し、エタノールから再結晶して1.33 gの高速液
体クロマトグラフィーで保持時間28分を示すYM−0
9730の右旋性光学異性体のL−(−)−!Jンゴ酸
塩を得た。比旋光度〔α〕智十82.1°(C= 0.
5. メタノール)。
ロロホルム25mLに溶解し10%塩酸15mZを加え
よく振りまぜた後有機層を分液し再び10%塩酸10m
Zで同様に処理し無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下に溶媒を留去して得た残留物をアセトン10m1に溶
解し4℃に2日放置して、析出した結晶を戸数し塩酸塩
27gを得た。左旋性ジアステレオマーBを除くため、
これをクロロホルム中炭酸水素ナトリウムで処理し遊離
塩基とじ15m乙のエタノール中068gのL −(−
)−リンゴ酸を加え4℃に2日放置し析出した結晶を炉
取し、エタノールから再結晶して1.33 gの高速液
体クロマトグラフィーで保持時間28分を示すYM−0
9730の右旋性光学異性体のL−(−)−!Jンゴ酸
塩を得た。比旋光度〔α〕智十82.1°(C= 0.
5. メタノール)。
手続補正書(自発)
昭和59年9り/ρ日
昭和59年特許願第165793号
2発明の名称
YM−09730のジアステレオマーAの右旋性光学異
性体の新規製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋本町2丁目5番地1名称
(667)山之内製薬株式会社 代表者 森岡茂夫 4、代理人 住 所 東京都板橋区小豆沢1丁目1番8号山之内製
薬株式会社 特許部内 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和59年特許願第165793号 2発明の名称 YM−09730のジアステレオマーAの右旋性光学異
性体の新規製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋本町2丁目5番地1名
称 (667)山之内製薬株式会社代表者
森 岡 茂 夫 4、代 理 人 住 所 東京都板橋区小豆沢1丁目1番8号(全文
訂正) 明 細 書 ■9発明の名称 YM−09730のジアステレオマーAの右旋性光学異
性体の新規製法 2、特許請求の範囲 (1)式 (但し、波線の結合は、α又はβ結合を、大矢印線の結
合はβ結合を意味する。) で示される2、6−シメチルー4(m−=)。
性体の新規製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋本町2丁目5番地1名称
(667)山之内製薬株式会社 代表者 森岡茂夫 4、代理人 住 所 東京都板橋区小豆沢1丁目1番8号山之内製
薬株式会社 特許部内 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和59年特許願第165793号 2発明の名称 YM−09730のジアステレオマーAの右旋性光学異
性体の新規製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋本町2丁目5番地1名
称 (667)山之内製薬株式会社代表者
森 岡 茂 夫 4、代 理 人 住 所 東京都板橋区小豆沢1丁目1番8号(全文
訂正) 明 細 書 ■9発明の名称 YM−09730のジアステレオマーAの右旋性光学異
性体の新規製法 2、特許請求の範囲 (1)式 (但し、波線の結合は、α又はβ結合を、大矢印線の結
合はβ結合を意味する。) で示される2、6−シメチルー4(m−=)。
フェニル)−1,4−シヒドロヒリシンー3.5−ジカ
ルボンlt−3−(1−ベンジルピロリジン−3−イル
)エステル−5−メチルエステル(以下YM−0973
0という)のジアステレオマーAの右旋性光学異性体と
ジアステレオマーBの左旋性光学異性体との混合物を、
シリカゲルを担体とし、酢酸エチル−酢酸を溶離液とす
るカラムクロマトグラフィーに付し、ジアステレオマー
への右旋性光学異性体を分離するか、又はL−(=)−
リンゴ酸を反応させてジアステレオマーAの右旋性光学
異性体のL −(−)−1Jンゴ酸塩を析出させ、所望
により塩基で処理するか、又は薬理学的に許容される酸
で処理することを特徴とする塩酸塩の融点が223〜2
30℃であるYM−09730のジアステレオマーAの
右旋性光学異性体又はその薬理学的に許容される酸付加
塩の製法。
ルボンlt−3−(1−ベンジルピロリジン−3−イル
)エステル−5−メチルエステル(以下YM−0973
0という)のジアステレオマーAの右旋性光学異性体と
ジアステレオマーBの左旋性光学異性体との混合物を、
シリカゲルを担体とし、酢酸エチル−酢酸を溶離液とす
るカラムクロマトグラフィーに付し、ジアステレオマー
への右旋性光学異性体を分離するか、又はL−(=)−
リンゴ酸を反応させてジアステレオマーAの右旋性光学
異性体のL −(−)−1Jンゴ酸塩を析出させ、所望
により塩基で処理するか、又は薬理学的に許容される酸
で処理することを特徴とする塩酸塩の融点が223〜2
30℃であるYM−09730のジアステレオマーAの
右旋性光学異性体又はその薬理学的に許容される酸付加
塩の製法。
(2) (i)式(IV)
で示されるm−ニトロベンズアルデヒドと、。
式(V)
(但し、大矢印線の結合はβ結合を意味する。
以下同じ)
で示される(s) −3−アセトアセトキシ−1−ベン
ジルピロリジンと9式(VI) で示される3−アミノクロトン酸メチルエステルとを反
応させるが、若しくは (ii) m−ニトロベンズアルデヒド(IV)と9
式(vII)CH3COCH2COOCH3(■) で示されるアセト酢酸メチルエステルと9式(■)で示
される(S)−3−(3−アミノクロトノイルオキシ)
−1−ベンジルピロリジンとを反応させるか、又は (iiD 予めm−ニトロベンズアルデヒド(IV)
ト(S)−3−アセトアセトキシ−1−ベンジルピロ
リジン(V)とを反応させて得られる式 aX)で示さ
れる(S)−1−ベンジル−3−[2−(m−ニトロベ
ンジリデン)アセトアセトキシ]ピロリジンと、3−ア
ミノクロトン酸メチルエステル(Vl)とを反応させる
が、若しくは(tV) 予メm−二トロベンズアルデ
ヒト(■)ト。
ジルピロリジンと9式(VI) で示される3−アミノクロトン酸メチルエステルとを反
応させるが、若しくは (ii) m−ニトロベンズアルデヒド(IV)と9
式(vII)CH3COCH2COOCH3(■) で示されるアセト酢酸メチルエステルと9式(■)で示
される(S)−3−(3−アミノクロトノイルオキシ)
−1−ベンジルピロリジンとを反応させるか、又は (iiD 予めm−ニトロベンズアルデヒド(IV)
ト(S)−3−アセトアセトキシ−1−ベンジルピロ
リジン(V)とを反応させて得られる式 aX)で示さ
れる(S)−1−ベンジル−3−[2−(m−ニトロベ
ンジリデン)アセトアセトキシ]ピロリジンと、3−ア
ミノクロトン酸メチルエステル(Vl)とを反応させる
が、若しくは(tV) 予メm−二トロベンズアルデ
ヒト(■)ト。
アセト酢酸メチルエステル(■)とを反応させて得られ
る式(X) で示される2−(m−ニトロベンジリデン)アセト酢酸
メチルエステルと、(Sl−3−(3−7ミノクロトノ
イルオキシ)−1−ペンジルビロリジン(■)とを反応
させる;ことにより2式(I)(但し、波線の結合はα
又はβ結合を意味する。) で示される2、6−シメチルー4−(m−ニトロフェニ
ル)−14−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸
−3−(1−ベンジルピロリジン−3−イル)エステル
−5−メチルエステル(以下YM−09730という)
のジアステレオマーへの右旋性光学異性体上アステレオ
マーBの左旋性光学異性体との混合物となし1次いでこ
の混合物を、シリカゲルな担体とし、酢酸エチル−酢酸
を溶離液とするカラムクロマトグラフィーに付し、ジア
ステレオマーAの右旋性光学異性体を分離するか、又は
I、−(→−リンゴ酸を反応させてジアステレオマーへ
の右旋性光学異性体のL−(−1−1Jンゴ酸塩を析出
させ、所望により塩基で処理するか、又は薬理学的に許
容される酸で処理することを特徴とする塩酸塩の融レオ
マーAの右旋性光学異性体又はその薬理学的に許容され
る酸付加塩の製法。
る式(X) で示される2−(m−ニトロベンジリデン)アセト酢酸
メチルエステルと、(Sl−3−(3−7ミノクロトノ
イルオキシ)−1−ペンジルビロリジン(■)とを反応
させる;ことにより2式(I)(但し、波線の結合はα
又はβ結合を意味する。) で示される2、6−シメチルー4−(m−ニトロフェニ
ル)−14−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸
−3−(1−ベンジルピロリジン−3−イル)エステル
−5−メチルエステル(以下YM−09730という)
のジアステレオマーへの右旋性光学異性体上アステレオ
マーBの左旋性光学異性体との混合物となし1次いでこ
の混合物を、シリカゲルな担体とし、酢酸エチル−酢酸
を溶離液とするカラムクロマトグラフィーに付し、ジア
ステレオマーAの右旋性光学異性体を分離するか、又は
I、−(→−リンゴ酸を反応させてジアステレオマーへ
の右旋性光学異性体のL−(−1−1Jンゴ酸塩を析出
させ、所望により塩基で処理するか、又は薬理学的に許
容される酸で処理することを特徴とする塩酸塩の融レオ
マーAの右旋性光学異性体又はその薬理学的に許容され
る酸付加塩の製法。
3、発明の詳細な説明
(産業上の利用分野)
本発明は、血管拡張剤として有用なYM−09730の
ジアステレオマーへの右旋性光学異性体及びその薬理学
的に許容される酸付加塩の新規製法に関する。
ジアステレオマーへの右旋性光学異性体及びその薬理学
的に許容される酸付加塩の新規製法に関する。
(発明の背景)
YM−09730は、化学名を2,6−シメチルー4−
(m−二トロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボ/酸−3−(1−ベンジルピロリジン
−3−イル)エステル−5−メチルエステルと称せられ
、つぎの化学構造式で示されるジヒドロビリジ7−3.
5−ジカルボン酸エステル誘導体である。
(m−二トロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボ/酸−3−(1−ベンジルピロリジン
−3−イル)エステル−5−メチルエステルと称せられ
、つぎの化学構造式で示されるジヒドロビリジ7−3.
5−ジカルボン酸エステル誘導体である。
YM−09730は1本願の出願人会社の研究者等によ
って初めて合成された化合物で、血管拡張作用および血
圧降下作用を有し、その作用に持続性があることが報告
されている(特許第1137506号、特公昭57−3
0111号公報)。
って初めて合成された化合物で、血管拡張作用および血
圧降下作用を有し、その作用に持続性があることが報告
されている(特許第1137506号、特公昭57−3
0111号公報)。
YM−09730は、不斉炭素原子を2個有しており、
これらの不斉炭素原子にもとづく異性体が存在すること
が、立体化学的見地より推定されるが、前記特許公報に
はこれらに関し何も記載がな(、未確認である。
これらの不斉炭素原子にもとづく異性体が存在すること
が、立体化学的見地より推定されるが、前記特許公報に
はこれらに関し何も記載がな(、未確認である。
本発明者らは、先にYM−09730のジアステレオマ
ーAとジアステレオマーBとを初めて分離し、ジアステ
レオマーAがジアステレオマーBおよび両ジアステレオ
マーの混合物に比べて格段にすぐれた特有の薬理効果を
有していることをつきとめ特許出願を行った(特願昭5
9−75998号)。
ーAとジアステレオマーBとを初めて分離し、ジアステ
レオマーAがジアステレオマーBおよび両ジアステレオ
マーの混合物に比べて格段にすぐれた特有の薬理効果を
有していることをつきとめ特許出願を行った(特願昭5
9−75998号)。
本発明者らはさらにm−ニトロベンズアルデヒドと1−
ベンジル−3−アセトアセトキシピロリジンと3−アミ
ノクロトン酸メチルエステルとを反応させるなどの方法
により、得られるYM−09730を、シリカゲルを担
体とし、かつ酢酸エチル−酢酸を溶離液とするカラムク
ロマトグラフィーに付し、ジアステレオマーAを分離し
9次いでL−←)−リンゴ酸などを用い(光学分割して
塩酸塩の融点が223〜230°Cであるジアステレオ
マーへの右旋性光学異性体を製造゛シラろこと、及びこ
の異性体がその左旋性光学異性体及びその両異性体の混
合物に比べて格段に優れた特有の薬理効果を有すること
を見出して特許出願した(特願昭59−114098号
)。
ベンジル−3−アセトアセトキシピロリジンと3−アミ
ノクロトン酸メチルエステルとを反応させるなどの方法
により、得られるYM−09730を、シリカゲルを担
体とし、かつ酢酸エチル−酢酸を溶離液とするカラムク
ロマトグラフィーに付し、ジアステレオマーAを分離し
9次いでL−←)−リンゴ酸などを用い(光学分割して
塩酸塩の融点が223〜230°Cであるジアステレオ
マーへの右旋性光学異性体を製造゛シラろこと、及びこ
の異性体がその左旋性光学異性体及びその両異性体の混
合物に比べて格段に優れた特有の薬理効果を有すること
を見出して特許出願した(特願昭59−114098号
)。
(解決するための手段)
今回、この新規かつ有用なYM−09730のジアステ
レオマーへの右旋性光学異性体の製造法について研究し
た結果1式(I) (但し、波線の結合はα又はβ結合を、太矢印線の結合
はβ結合を意味する。以下同じ)で示されるピロリジン
環3位の結合が特定のβ結合であるYM−09730(
ジアステレオマーAの右旋性光学異性体及びジアステレ
オマーBの左旋性光学異性体の混合物)より、シリカゲ
ルを担体とし、かつ酢酸エチル−酢酸を溶離液とするカ
ラムクロマトグラフィーに付して分離するか、又はL−
H−リンゴ酸で処理することにより、目的とする異性体
の収率が高まることを見出し9本発明を完成した。
レオマーへの右旋性光学異性体の製造法について研究し
た結果1式(I) (但し、波線の結合はα又はβ結合を、太矢印線の結合
はβ結合を意味する。以下同じ)で示されるピロリジン
環3位の結合が特定のβ結合であるYM−09730(
ジアステレオマーAの右旋性光学異性体及びジアステレ
オマーBの左旋性光学異性体の混合物)より、シリカゲ
ルを担体とし、かつ酢酸エチル−酢酸を溶離液とするカ
ラムクロマトグラフィーに付して分離するか、又はL−
H−リンゴ酸で処理することにより、目的とする異性体
の収率が高まることを見出し9本発明を完成した。
なお、ジアステレオマーA自体(at混合物)は、その
塩酸塩の融点(分解)が200〜206℃を示し、同1
80〜185℃を示すジアステレオマーB(dl混合物
)と区別される。
塩酸塩の融点(分解)が200〜206℃を示し、同1
80〜185℃を示すジアステレオマーB(dl混合物
)と区別される。
また、ジアステレオマーへの右旋性光学異性体は、前記
の如くその塩酸塩の融点が223〜230℃を示すもの
である。
の如くその塩酸塩の融点が223〜230℃を示すもの
である。
本発明は、該融点で特定されるYM〜09730のジア
ステレオマーへの右旋性光学異性体及びその薬理学的に
許容される酸付加塩の新規製法を提供するものである。
ステレオマーへの右旋性光学異性体及びその薬理学的に
許容される酸付加塩の新規製法を提供するものである。
ここに薬理学的に許容される酸付加塩としては L−(
−1−リンゴ酸塩などの有機酸塩や塩酸塩などの鉱酸塩
である。
−1−リンゴ酸塩などの有機酸塩や塩酸塩などの鉱酸塩
である。
本願特定発明の原料化合物(I)は。
(1)式(IV)
HO
で示されるm−ニトロベンズアルデヒドと1式で示され
る(S)−3−アセトアセトキシ−1−ベンジルピロリ
ジンと2式(Vl) で示される 3−アミノクロトン酸メチルエステルとを
反応させるか、若しくは (ii) m−二トロベンズアルデヒド(IV)と2式
(■)CH3COCH2C00CH3(■) で示されるアセト酢酸メチルエステルと2式(■)で示
される(S) −3−(3−アミノクロトノイルオキシ
)−1−ベンジルピロリジンとを反応させるか、又は (ittl 予メm−ニトロベンズアルデヒド(IV)
と(S)−3−アセトアセトキシ−1−ベンジルピロリ
ジン(V)とを反応させて得られる式(IX)で示され
る(S)−1−ベンジル−3[2−(m−ニトロベンジ
リデン)アセトアセトキシ]ピロリジンと、3−アミノ
クロトン酸メチルエステル(Vl)とを反応させるが、
若しくは6ψ予めm−ニトロベンズアルデヒド(rV)
と、アセト酢酸メチルエステル(■)とを反応させて得
られる式(X) で示される 2−(m−ニトロベンジリデン)アセト酢
酸メチルエステルと、(S)−3−(3−7ミノクロト
ノイルオキシ)−1−ベンジルピロリジン(■)とを反
応させることによっても製造することかできる。
る(S)−3−アセトアセトキシ−1−ベンジルピロリ
ジンと2式(Vl) で示される 3−アミノクロトン酸メチルエステルとを
反応させるか、若しくは (ii) m−二トロベンズアルデヒド(IV)と2式
(■)CH3COCH2C00CH3(■) で示されるアセト酢酸メチルエステルと2式(■)で示
される(S) −3−(3−アミノクロトノイルオキシ
)−1−ベンジルピロリジンとを反応させるか、又は (ittl 予メm−ニトロベンズアルデヒド(IV)
と(S)−3−アセトアセトキシ−1−ベンジルピロリ
ジン(V)とを反応させて得られる式(IX)で示され
る(S)−1−ベンジル−3[2−(m−ニトロベンジ
リデン)アセトアセトキシ]ピロリジンと、3−アミノ
クロトン酸メチルエステル(Vl)とを反応させるが、
若しくは6ψ予めm−ニトロベンズアルデヒド(rV)
と、アセト酢酸メチルエステル(■)とを反応させて得
られる式(X) で示される 2−(m−ニトロベンジリデン)アセト酢
酸メチルエステルと、(S)−3−(3−7ミノクロト
ノイルオキシ)−1−ベンジルピロリジン(■)とを反
応させることによっても製造することかできる。
これらの反応は、いずれも無溶媒でも進行するが、たと
えばアルコール類、ジオキサン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド。
えばアルコール類、ジオキサン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド。
アセトニ) IJル、水等の反応に関与しない溶媒中で
行うのが有利である。反応はそれぞれの反応成分をほぼ
等モル用いて、混合加熱することによって行われる。
行うのが有利である。反応はそれぞれの反応成分をほぼ
等モル用いて、混合加熱することによって行われる。
なお、化合物(Vl)又は化合物(■)は、予め化合物
(■)又は(V)とベンゼン中酢酸アンモニウム、酢酸
を作用させ共沸脱水することによって得ることができる
。そして、得られた化合物(Vl)又は化合物(■)は
、一旦単離するか、あるいはせずして(1)又は(11
)の反応に供する。
(■)又は(V)とベンゼン中酢酸アンモニウム、酢酸
を作用させ共沸脱水することによって得ることができる
。そして、得られた化合物(Vl)又は化合物(■)は
、一旦単離するか、あるいはせずして(1)又は(11
)の反応に供する。
また、(曲及び0ψの前段の反応生成物である化合物(
IX)及び(X)も、一旦単離するが、単離しないで後
段の反応に供することができる。
IX)及び(X)も、一旦単離するが、単離しないで後
段の反応に供することができる。
このようにして得られたYM−09730のジアステレ
オマーAの右旋性光学異性体とジアステレオマーBの左
旋性光学異性体の混合物はシリカゲルを担体とし、酢酸
エチル−酢酸を溶離液とするカラムクロマトグラフィー
に付し、 YM−09730のジアステレオマーAの右
旋性光学異性体を分離するか、またはL −(−1−リ
ンゴ酸と反応させてジアステレオマーAの右旋性光学異
性体及びジアステレオマーBの左旋性光学異性体のL
−(−1−リンゴ酸塩とし、これを分別再結晶すること
によりジアステレオマーAの右旋性光学異性体のL −
(−1〜リンゴ酸塩を得る。
オマーAの右旋性光学異性体とジアステレオマーBの左
旋性光学異性体の混合物はシリカゲルを担体とし、酢酸
エチル−酢酸を溶離液とするカラムクロマトグラフィー
に付し、 YM−09730のジアステレオマーAの右
旋性光学異性体を分離するか、またはL −(−1−リ
ンゴ酸と反応させてジアステレオマーAの右旋性光学異
性体及びジアステレオマーBの左旋性光学異性体のL
−(−1−リンゴ酸塩とし、これを分別再結晶すること
によりジアステレオマーAの右旋性光学異性体のL −
(−1〜リンゴ酸塩を得る。
カラムクロマトグラフィーによる分離では。
最初の溶出液よりジアステレオマーAの右旋性光学異性
体、後の溶出液よりジアステレオマーBの左旋性光学異
性体を取得することができる。
体、後の溶出液よりジアステレオマーBの左旋性光学異
性体を取得することができる。
担体として使用されるシリカゲルとしてはカラムクロマ
トグラフィーに一般に使用されるものであれば特に制限
はない。溶離液である酢酸エチルと酢酸との混合比につ
いては特に制限はないが2通常酢酸エチルを主体とし、
これに歩容量の酢酸を混合したものが好ましい。混合比
は概ね酢酸エチル30〜50v/vに対し、酢酸l〜1
0v/v程度が有利であり、酢酸の配合量が低下すると
目的化合物の溶出時間が長くなる。
トグラフィーに一般に使用されるものであれば特に制限
はない。溶離液である酢酸エチルと酢酸との混合比につ
いては特に制限はないが2通常酢酸エチルを主体とし、
これに歩容量の酢酸を混合したものが好ましい。混合比
は概ね酢酸エチル30〜50v/vに対し、酢酸l〜1
0v/v程度が有利であり、酢酸の配合量が低下すると
目的化合物の溶出時間が長くなる。
溶出速度、処理温度は適宜の条件を採用しうる。
一方、L−(−1−IJンゴ酸を用いる方法は。
YM−09730のジアステレオマーへの右旋性光学異
性体のL −H−IJンゴ酸塩が結晶性であるので。
性体のL −H−IJンゴ酸塩が結晶性であるので。
分別再結晶によるその光学異性体の分離にも利用できる
。この分別再結晶に使用できる溶媒としてはメタノール
、エタノール、アセトン、アセトニトリルなどを挙げる
ことができる。
。この分別再結晶に使用できる溶媒としてはメタノール
、エタノール、アセトン、アセトニトリルなどを挙げる
ことができる。
このようにして得られたジアステレオマーAの右旋性光
学異性体のL−(−)−1Jンゴ酸塩はそのままでも医
薬として供しうるが、酢酸塩などはさらに必要により、
塩基で処理して遊離形とした後、適当な酸で処理して、
好適な他の塩に導くことができる。
学異性体のL−(−)−1Jンゴ酸塩はそのままでも医
薬として供しうるが、酢酸塩などはさらに必要により、
塩基で処理して遊離形とした後、適当な酸で処理して、
好適な他の塩に導くことができる。
なお分離されたジアステレオマーB ノ左旋性光学異性
体は加水分解することにより(S)−(→−1−ベンジ
ルー3−ヒドロキシピロリジンな回収できるので、これ
を化合物(I)製造のための原料として再利用できる。
体は加水分解することにより(S)−(→−1−ベンジ
ルー3−ヒドロキシピロリジンな回収できるので、これ
を化合物(I)製造のための原料として再利用できる。
(発明の効果)
本発明目的化合物のYM−09730のジアステレオマ
ーへの右旋性光学異性体及びその薬理学的に許容される
酸付加塩は文献未記載の新規化合物であり、冠動脈内直
接投与による冠面流量増加率において、左旋性光学異性
体(を体)の約40倍、各異性体の等景況合物(a1体
)の2.5倍の面積比を示し、また冠動脈への高い親和
性を有する(詳細な薬理実験については特願昭59−1
14098号参照)。
ーへの右旋性光学異性体及びその薬理学的に許容される
酸付加塩は文献未記載の新規化合物であり、冠動脈内直
接投与による冠面流量増加率において、左旋性光学異性
体(を体)の約40倍、各異性体の等景況合物(a1体
)の2.5倍の面積比を示し、また冠動脈への高い親和
性を有する(詳細な薬理実験については特願昭59−1
14098号参照)。
本発明の製法によれば、この新規かつ有用なYM−09
730のジアステレオマーAの右旋性光学異性体を9選
択的高収率に製造することができ。
730のジアステレオマーAの右旋性光学異性体を9選
択的高収率に製造することができ。
産業上の利用価値が極めて大である。また、特願昭59
−114098号の方法と同様、従来ジアステレオマー
の分離に用いられることのなかったI、−(−)−リン
ゴ酸を適用して、ジアステレオマーAの右旋性光学異性
体を一挙に分離できたことはL −(−1−リンゴ酸の
ジアステレオマー分離への応用の道を開いた点で有用で
ある。
−114098号の方法と同様、従来ジアステレオマー
の分離に用いられることのなかったI、−(−)−リン
ゴ酸を適用して、ジアステレオマーAの右旋性光学異性
体を一挙に分離できたことはL −(−1−リンゴ酸の
ジアステレオマー分離への応用の道を開いた点で有用で
ある。
(実施例)
以下に実施例を掲記し2本発明をさらに詳細に説明する
。なお9本発明の原料化合物である(Sl −(−)
−1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリジンは実験事実
上新規なものと認められ2本発明に適用するに際し、新
規、有用な方法により製造できたので参考例に示す。
。なお9本発明の原料化合物である(Sl −(−)
−1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリジンは実験事実
上新規なものと認められ2本発明に適用するに際し、新
規、有用な方法により製造できたので参考例に示す。
参考例 1
(1)dt−1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリジン
177gとD −(−)−マンデル酸15.2gをアセ
トン66m1に加熱溶解し4℃に一夜静置し析出する結
晶85gを26m1のアセトンから再結晶して、(S)
−(−)−1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリジンの
D−(−)−マンデル酸塩5.1gを得る。比旋光度〔
α)to−45,5°(C= 1 、メタノール)。更
に再結晶をくり返しても比旋光度に変化は無かった。融
点101〜102℃。
177gとD −(−)−マンデル酸15.2gをアセ
トン66m1に加熱溶解し4℃に一夜静置し析出する結
晶85gを26m1のアセトンから再結晶して、(S)
−(−)−1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリジンの
D−(−)−マンデル酸塩5.1gを得る。比旋光度〔
α)to−45,5°(C= 1 、メタノール)。更
に再結晶をくり返しても比旋光度に変化は無かった。融
点101〜102℃。
ここに得た(S) −(−)体のN−CH2−Phの核
磁気共鳴スペクトルは4.03 ppm (1重線、2
H)に観測されIR)−(→体の4.01ppmにおけ
るAB型の4重線(J = 12.5 Hz)は観測さ
れなかった。
磁気共鳴スペクトルは4.03 ppm (1重線、2
H)に観測されIR)−(→体の4.01ppmにおけ
るAB型の4重線(J = 12.5 Hz)は観測さ
れなかった。
(2) (S)−(−)−1−ベンジル−3−ヒドロ
キシピロリジンのD−(−)−マンデル酸塩22gをク
ロロホルム50mtに溶解し、 クロロホルム層を無水
炭酸ナトリウム14.4 gの水90m1の溶液で洗浄
し。
キシピロリジンのD−(−)−マンデル酸塩22gをク
ロロホルム50mtに溶解し、 クロロホルム層を無水
炭酸ナトリウム14.4 gの水90m1の溶液で洗浄
し。
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、クロロホルムを留去し
た後減圧蒸留して(S) −(−) −1−ベンジル−
3−ヒドロキシピロリジン11.5gを得る。
た後減圧蒸留して(S) −(−) −1−ベンジル−
3−ヒドロキシピロリジン11.5gを得る。
沸点109℃/ 0.65 mmHg 、 [α32;
−3,77°(C=5゜メタノール)。
−3,77°(C=5゜メタノール)。
参考例 2
(S) −(→−リンゴ酸75gとベンジルアミン75
m1’を170℃で3時間反応させて(s) −(−)
−1−ベンジル−3−ヒドロキシコノ・り酸イミド〔
融点99〜101°C1比旋光度〔α)%0−51.1
°(C= 1.メタノール) ) 52.7gを得る。
m1’を170℃で3時間反応させて(s) −(−)
−1−ベンジル−3−ヒドロキシコノ・り酸イミド〔
融点99〜101°C1比旋光度〔α)%0−51.1
°(C= 1.メタノール) ) 52.7gを得る。
無水テトラヒドロフラン340m1にリチウムアルミニ
ウムヒドリド9.73 gを懸濁し、このイミド205
gの無水テトラヒドロフラン200m7の溶液を氷水冷
却下に滴下する。3時間加熱還流した後冷却し硫酸ナト
リウム10水和物100gを加え水冷下に一夜かきまぜ
る。不溶物をF去し、溶媒を減圧下に留去し、減圧蒸留
して、沸点109〜115℃/ 0.8 mmHg r
比旋光度〔α] 2: a、ooの(S)−(−)−
1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリジン138gを得
る。ここに得た(S) −H一体には3位の水素のシフ
ト試薬[Eu−TFMC(III) )核磁気共鳴スペ
クトルから10%のR−(+)体が含まれていた。これ
を参考例1の如くにD −H−マンデル酸塩とし。
ウムヒドリド9.73 gを懸濁し、このイミド205
gの無水テトラヒドロフラン200m7の溶液を氷水冷
却下に滴下する。3時間加熱還流した後冷却し硫酸ナト
リウム10水和物100gを加え水冷下に一夜かきまぜ
る。不溶物をF去し、溶媒を減圧下に留去し、減圧蒸留
して、沸点109〜115℃/ 0.8 mmHg r
比旋光度〔α] 2: a、ooの(S)−(−)−
1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリジン138gを得
る。ここに得た(S) −H一体には3位の水素のシフ
ト試薬[Eu−TFMC(III) )核磁気共鳴スペ
クトルから10%のR−(+)体が含まれていた。これ
を参考例1の如くにD −H−マンデル酸塩とし。
3倍容のエタノール次いで6倍容のエタノール−トルエ
ン(1:5)から再結晶して得たマンデル酸塩〔〔α〕
^−452°〕を処理して、 (s)−(−)−1−ベ
ンジル−3−ヒドロキシピロリジン[沸点115〜12
0℃/ 1.2〜1.5 mmHg 、 (α)”o
3.77°(C=5.メタノール) ) 8.6gを
得る。
ン(1:5)から再結晶して得たマンデル酸塩〔〔α〕
^−452°〕を処理して、 (s)−(−)−1−ベ
ンジル−3−ヒドロキシピロリジン[沸点115〜12
0℃/ 1.2〜1.5 mmHg 、 (α)”o
3.77°(C=5.メタノール) ) 8.6gを
得る。
参考例 3
9−ボラビシクロ(3,3,1Eノナン(0,5Mテト
ラヒドロフラン溶液)50mtに窒素気流中2− f+
) −ピネン3.4gを加え、60℃で5時間撹拌する
。
ラヒドロフラン溶液)50mtに窒素気流中2− f+
) −ピネン3.4gを加え、60℃で5時間撹拌する
。
室温に冷却し、1−ベンジル−3−ピロリジノン1.7
5 gを加える。室温で4日撹拌した後、0℃でアセト
アルデヒド1.3 rnlを加える。溶媒を減圧留去し
、残渣にエーテル20n+Zを加える。0℃に冷却し、
2−アミノエタノール1.5 mlを加え撹拌する。
5 gを加える。室温で4日撹拌した後、0℃でアセト
アルデヒド1.3 rnlを加える。溶媒を減圧留去し
、残渣にエーテル20n+Zを加える。0℃に冷却し、
2−アミノエタノール1.5 mlを加え撹拌する。
生じた沈殿を沢去する。エーテル溶液をIN−塩酸で抽
出し、塩酸層を炭酸ナトリウムでアルカリ性としジクロ
ロメタンで抽出する。抽出液を無水硫酸マグネシウムで
乾燥、濃縮し、粗生成物1.1gを得る。粗生成物を減
圧蒸留し精製物0.6gを得た。沸点106℃/ 0.
9 mmHg 0ここに得た(S) −(−1−1=ベ
ンジル−3−ヒドロキシピロリジンはシフト試薬[Eu
−TFMC(■)]を加えた3位の水素の核磁気共鳴ス
ペクトルから30%0%エナンチオエフセス、e、)で
あった。
出し、塩酸層を炭酸ナトリウムでアルカリ性としジクロ
ロメタンで抽出する。抽出液を無水硫酸マグネシウムで
乾燥、濃縮し、粗生成物1.1gを得る。粗生成物を減
圧蒸留し精製物0.6gを得た。沸点106℃/ 0.
9 mmHg 0ここに得た(S) −(−1−1=ベ
ンジル−3−ヒドロキシピロリジンはシフト試薬[Eu
−TFMC(■)]を加えた3位の水素の核磁気共鳴ス
ペクトルから30%0%エナンチオエフセス、e、)で
あった。
実施例 1
(S) −(−) −1−ベンジル−3−ヒドロキシピ
ロリジン177g(〔α〕習=−3.77°、C=5.
メタノール)とジケテン0.84 gを70〜80℃で
3時間反応させて得た(S)−3−アセトアセトキシ−
1−ベンジルピロリジンとm−ニトロベンズアルデヒド
1.51 gおよび3−アミノクロトン酸メチルエステ
ル115gをインプロパツール5mZ中に溶解し8時間
加熱還流する。溶媒を減圧下に留去し得られた残留物を
クロロホルムに溶解し希塩酸、水、炭酸水素す) IJ
ウム飽和水溶液で順次洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾
燥後溶媒を減圧下に留去して粗製のYM−09730の
ジアステレオマーA、B混合物をカラメル状に491g
得た。得られた粗製遊離塩基をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付しくカラム:ワコーゲルC−200,
2000g、溶出液:酢酸エチル−酢酸=6:1v/v
)+高速液体クロマトグラフィー[カラム:ヌクレオシ
ル@5C,84,6mm 96 X 300 mmrカ
ラム温度=30°C2移動相:テ)シーn−ペンチルア
ンモニウムブロマイド(3mM)含有0.05モルリン
酸二水素カリウム(pH3)−アセトニトリル(30:
20 v/v)、 流速:毎分0.9m1r紫外線検
出器(λ254nm ) ]で保持時間28分を示すY
M−09730のジアステレオマーAの酢酸で希塩酸で
処理してYM−09730のジアステレオマーへの右旋
性光学異性体の塩酸塩1.68 gを得た。
ロリジン177g(〔α〕習=−3.77°、C=5.
メタノール)とジケテン0.84 gを70〜80℃で
3時間反応させて得た(S)−3−アセトアセトキシ−
1−ベンジルピロリジンとm−ニトロベンズアルデヒド
1.51 gおよび3−アミノクロトン酸メチルエステ
ル115gをインプロパツール5mZ中に溶解し8時間
加熱還流する。溶媒を減圧下に留去し得られた残留物を
クロロホルムに溶解し希塩酸、水、炭酸水素す) IJ
ウム飽和水溶液で順次洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾
燥後溶媒を減圧下に留去して粗製のYM−09730の
ジアステレオマーA、B混合物をカラメル状に491g
得た。得られた粗製遊離塩基をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付しくカラム:ワコーゲルC−200,
2000g、溶出液:酢酸エチル−酢酸=6:1v/v
)+高速液体クロマトグラフィー[カラム:ヌクレオシ
ル@5C,84,6mm 96 X 300 mmrカ
ラム温度=30°C2移動相:テ)シーn−ペンチルア
ンモニウムブロマイド(3mM)含有0.05モルリン
酸二水素カリウム(pH3)−アセトニトリル(30:
20 v/v)、 流速:毎分0.9m1r紫外線検
出器(λ254nm ) ]で保持時間28分を示すY
M−09730のジアステレオマーAの酢酸で希塩酸で
処理してYM−09730のジアステレオマーへの右旋
性光学異性体の塩酸塩1.68 gを得た。
比旋光度〔α); +116.5°(C= 0.5.メ
タノール)。
タノール)。
実施例 2
実施例1の如くにして得た粗製遊離塩基4.9gをクロ
ロホルム25mZに溶解し10%塩酸15+nZを加え
よく振りまぜた後有機層を分液し再び10%塩酸10m
1で同様に処理し無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下に溶媒を留去して得た残留物をアセトン10m1に溶
解し4℃に2日放置して、析出した結晶を沢取し塩酸塩
2.7gを得た。左旋性ジアステレオマーBを除くため
、これをクロロホルム中炭酸水素ナトリウムで処理し遊
離塩基として15mZのエタノール中0.68 gのL
−(−1−リンゴ酸を加え4℃に2日放置し析出した
結晶をr取し、エタノールから再結晶して133gの高
速液体クロマトグラフィーで保持時間28分を示すYM
−09730の右旋性光学異性体のL−(−1−1Jン
ゴ酸塩を得た。比旋光度〔α〕2ざ+82,1°(C=
0.5.メタノール)。
ロホルム25mZに溶解し10%塩酸15+nZを加え
よく振りまぜた後有機層を分液し再び10%塩酸10m
1で同様に処理し無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下に溶媒を留去して得た残留物をアセトン10m1に溶
解し4℃に2日放置して、析出した結晶を沢取し塩酸塩
2.7gを得た。左旋性ジアステレオマーBを除くため
、これをクロロホルム中炭酸水素ナトリウムで処理し遊
離塩基として15mZのエタノール中0.68 gのL
−(−1−リンゴ酸を加え4℃に2日放置し析出した
結晶をr取し、エタノールから再結晶して133gの高
速液体クロマトグラフィーで保持時間28分を示すYM
−09730の右旋性光学異性体のL−(−1−1Jン
ゴ酸塩を得た。比旋光度〔α〕2ざ+82,1°(C=
0.5.メタノール)。
特許出願人 山之内製薬株式会社
代理人 弁理士 藤 野 清 也
〃 弁理士長井省三
Claims (2)
- (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、波線の結合は、α又はβ結合を、太矢印線の結
合はβ結合を意味する。) で示され、かつ高速液体クロマトグラフィー[カラム:
ヌクレオシル^(^R^)5C_1_84.6mmφ×
300mm、カラム温度:30℃、移動相:0.05モ
ルリン酸2水素カリウム(pH3)−アセトニトリル(
80:20v/v)、流速:毎分0.9ml、紫外線検
出(λ254nm)]において保持時間28分を示す2
,6−ジメチル−4−(m−ニトロフェニル)−1,4
−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−(1
−ベンジルピロリジン−3−イル)エステル−5−メチ
ルエステル(以下YM−09730という)のジアステ
レオマーAの右旋性光学異性体と同上保持時間29分を
示すYM−09730のジアステレオマーBの左旋性光
学異性体との混合物を、シリカゲルを担体とし、酢酸エ
チル−酢酸を溶離液とするカラムクロマトグラフィーに
付し、ジアステレオマーAの右旋性光学異性体を分離す
るか、又はL−(−)−リンゴ酸を反応させてジアステ
レオマーAの右旋性光学異性体のL−(−)−リンゴ酸
塩を析出させ、所望により塩基で処理するか、又は薬理
学的に許容される酸で処理することを特徴とするYM−
09730のジアステレオマーAの右旋性光学異性体又
はその薬理学的に許容される酸付加塩の製法。 - (2)(i)式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) で示されるm−ニトロベンズアルデヒドと、式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (但し、太矢印線の結合はβ結合を意味する。 以下同じ) で示される(s)−(−)−3−アセトアセトキシ−1
−ベンジルピロリジンと、式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) で示される3−アミノクロトン酸メチルエステルとを反
応させるか、若しくは (ii)m−ニトロベンズアルデヒド(IV)と、式(V
II)CH_3COCH_2COOCH_3 (VII)で
示されるアセト酢酸メチルエステルと、式(VIII)▲数
式、化学式、表等があります▼(VIII) で示される(s)−(−)−3−(3−アミノクロトノ
イルオキシ)−1−ベンジルピロリジンとを反応させる
か、又は (iii)予めm−ニトロベンズアルデヒド(IV)と(
s)−(−)−3−アセトアセトキシ−1−ベンジルピ
ロリジン(V)とを反応させて得られる式(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) で示される(S)−(−)−1−ベンジル−3−[2−
(m−ニトロベンジリデン)アセトアセトキシ]ピロリ
ジンと、3−アミノクロトン酸メチルエステル(VI)と
を反応させるか、若しくは(iv)予めm−ニトロベン
ズアルデヒド(IV)と、アセト酢酸メチルエステル(V
II)とを反応させて得られる式(X) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) で示される2−(m−ニトロベンジリデン)アセト酢酸
メチルエステルと、(S)−(−)−3−(3−アミノ
クロトノイルオキシ)−1−ベンジルピロリジン(VII
I)とを反応させる;ことにより、式( I )▲数式、化
学式、表等があります▼( I ) (但し、波線の結合はα又はβ結合を意味する。) で示され、かつ高速液体クロマトグラフィー[カラム:
ヌクレオシル^(^R^)5C_1_84.6mmφ×
300mm、カラム温度:30℃、移動相:0.05モ
ルリン酸2水素カリウム(pH3)−アセトニトリル(
80:20v/v)、流速:毎分0.9ml、紫外線検
出器(λ254nm)]において保持時間28分を示す
2,6−ジメチル−4−(m−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸−3−(
1−ベンジルピロリジン−3−イル)エステル−5−メ
チルエステル(以下YM−09730という)のジアス
テレオマーAの右旋性光学異性体と同上保持時間29分
を示すYM−09730のジアステレオマーBの左旋性
光学異性体との混合物となし、次いでこの混合物を、シ
リカゲルを担体とし、酢酸エチル−酢酸を溶離液とする
カラムクロマトグラフィーに付し、ジアステレオマーA
の右旋性光学異性体を分離するか、又はL−(−)−リ
ンゴ酸を反応させてジアステレオマーAの右旋性光学異
性体のL−(−)−リンゴ酸塩を析出させ、所望により
塩基で処理するか、又は薬理学的に許容される酸で処理
することを特徴とするYM−09730のジアステレオ
マーAの右旋性光学異性体又はその薬理学的に許容され
る酸付加塩の製法。
Priority Applications (21)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59165793A JPS6143187A (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | Ym−09730のジアステレオマ−aの右旋性光学異性体の新規製法 |
GR850872A GR850872B (ja) | 1984-04-16 | 1985-04-08 | |
KR1019850002490A KR920003626B1 (ko) | 1984-04-16 | 1985-04-13 | 디히드로피리딘-3,5-디카르복실산 에스테르 유도체의 제조방법 |
ES542253A ES8608512A1 (es) | 1984-04-16 | 1985-04-15 | Un procedimiento para la preparacion del diastereoisomero de 2,dimetil-4-(m-nitrofenil) 1,4-dihidropiridin-3,5-dicarboxilamato de 3-(1-bencilpirrolidin-3-iio) y 5 metilo |
NO851494A NO159594C (no) | 1984-04-16 | 1985-04-15 | Analogifremgangsm te ved fremstilling av terapeutisk aktive dihydropyridin-3,5-dicarboxylsyreester-derivater. |
DK169185A DK166386C (da) | 1984-04-16 | 1985-04-15 | Diastereoisomer a af 2,6-dimethyl-4-(3-nitrophenyl)-1,4-dihydropyridin-3,5-dicarboxylsyre-3-(1-benzylpyrrolidin-3-yl)ester-5-methylester, den hoejredrejende optiske isomer heraf, fremgangsmaader til fremstilling af forbindelserne og farmaceutiske praeparater indeholdende disse |
DE85302666T DE3583882D1 (ja) | 1984-04-16 | 1985-04-16 | |
MX8511525U MX7363E (es) | 1984-04-16 | 1985-04-16 | Procedimiento para preparar el diastereoisomero a del ester-3-(1-bencilpirrolidin-3-1l) 5-metil ester del acido 2-dimetil-4-(3-nitrofenil) -1,4-dihidropiridin-3,5-dicarboxilico |
EP85302666A EP0160451B1 (en) | 1984-04-16 | 1985-04-16 | Dihydropyridine-3,5-dicarboxylic acid ester derivative isomers, their preparation, and pharmaceutical compositions containing them |
AT85302666T ATE66677T1 (de) | 1984-04-16 | 1985-04-16 | Isomere von derivaten der dihydropyridin-3,5dicarboxyls|ureester, verfahren zu ihrer herstellung und diese enthaltende pharmazeutische zusammensetzungen. |
CA000479294A CA1273930A (en) | 1984-04-16 | 1985-04-16 | Diastereoisomer a of 2,6-dimethyl-4-(3-nitrophenyl)-1, 4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylic acid 3- (1-benzylpyrrolidin-3-yl) ester 5-methyl ester and dextrorotatory isomer thereof |
AU41318/85A AU569618B2 (en) | 1984-04-16 | 1985-04-16 | Dihydropyridine -3,5 -dicarboxylic acid ester derivatives |
IE985/85A IE57811B1 (en) | 1984-04-16 | 1985-04-16 | Dihydropyridine-3,5-dicarboxylic acid ester derivative isomers,their preparation,and pharmaceutical composition containing them |
ES551768A ES8707522A1 (es) | 1984-04-16 | 1986-02-07 | Un procedimiento para la preparacion del isomero optico dextrogiro del diastereomero a del 2,6-dimetil-4-(m-nitrofenil)-1,4-dihidropiridin-3,5-dicarboxilato de 3-(1-bencilpirrolidin-3-ilo) y 5-metilo |
ES551767A ES8704937A1 (es) | 1984-04-16 | 1986-02-07 | Un procedimiento para la preparacion del isomero optico dextrogiro del diastereomero a del 2,6-dimetil-4(m-nitrofenil)-1,4-dihidropiridin-3,5-ciarboxilato de 3-(1-bencilpirrolidin-3-ilo) y 5-metilo |
ES551769A ES8704866A1 (es) | 1984-04-16 | 1986-02-07 | Un procedimiento para la preparacion del diastereomero a de 2,6-dimetil-4-(m-nitrofenil)-1,4-dihidropiridin-3,5-dicarboxilato de 3-(1-bencilpirrolidin-3-ilo) y 5-metilo |
CA000615749A CA1289565C (en) | 1984-04-16 | 1990-05-25 | Dihydropyridine-3,5-dicarboxylic acid ester derivatives |
US07/826,232 US5364872A (en) | 1984-04-16 | 1992-01-23 | Dihydropyridine-3,5-dicarboxylic acid ester derivatives |
US08/238,537 US5463064A (en) | 1984-04-15 | 1994-05-05 | Dihydropyridine-3,5-dicarboxylic acid ester derivatives |
US08/491,793 US5616715A (en) | 1984-04-06 | 1995-06-19 | Dihydropyridine-3, 5-dicarboxylic acid ester derivatives |
NL990023C NL990023I2 (nl) | 1984-04-16 | 1999-07-30 | Isomeren van esterderivaat van dihydropyridine-3,5-dicarbonzuur, de bereiding ervan en farmaceutische preparaten, die deze isomeren bevatten. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59165793A JPS6143187A (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | Ym−09730のジアステレオマ−aの右旋性光学異性体の新規製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6143187A true JPS6143187A (ja) | 1986-03-01 |
JPH0374665B2 JPH0374665B2 (ja) | 1991-11-27 |
Family
ID=15819097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59165793A Granted JPS6143187A (ja) | 1984-04-06 | 1984-08-07 | Ym−09730のジアステレオマ−aの右旋性光学異性体の新規製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143187A (ja) |
-
1984
- 1984-08-07 JP JP59165793A patent/JPS6143187A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0374665B2 (ja) | 1991-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5277295B2 (ja) | ピリダジノン誘導体の純粋なエナンチオマーの取得方法 | |
IL114028A (en) | Process for Optical Separation of W (-6-) -4-Aminophenyl (-5-Methyl Pyridazine-H) 23 (Ion and Their Intermediates | |
JP5503546B2 (ja) | 4,5−ジメトキシ−1−(メチルアミノメチル)−ベンゾシクロブタンの分離 | |
JP2021138711A (ja) | (4s)−4−[4−シアノ−2−(メチルスルホニル)フェニル]−3,6−ジメチル−2−オキソ−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,3,4−テトラヒドロピリミジン−5−カルボニトリルの製造方法 | |
JP5124281B2 (ja) | アムロジピンの光学分離方法 | |
JP5747030B2 (ja) | レボシメンダンの製造方法及びその方法で用いる中間体 | |
KR101313842B1 (ko) | 에스-암로디핀 베실레이트 및 그 수화물의 제조방법 | |
JPH0421662B2 (ja) | ||
JP2006521350A (ja) | エントリシタビンを製造するための方法及び中間体 | |
JP5008554B2 (ja) | イミダゾール化合物の製造用のジアステレオ選択的合成方法 | |
JPS6143187A (ja) | Ym−09730のジアステレオマ−aの右旋性光学異性体の新規製法 | |
JPWO2010032723A1 (ja) | アミノアセチルピロリジンカルボニトリル誘導体の精製方法およびその塩 | |
WO2009101634A2 (en) | A novel process for the preparation of eszopiclone | |
KR101125123B1 (ko) | 높은 광학적 순도의 s-(-)-암로디핀을 제조하는 방법 및 그 중간생성 화합물 | |
JPS61267577A (ja) | Ym−09730のジアステレオマ−aの右旋性光学異性体の新規製造法 | |
JP2012508219A (ja) | ゾピクロンを分割するための方法 | |
JP2011524909A (ja) | Rho−キナーゼ阻害化合物の調製のためのプロセス | |
JP3037592B2 (ja) | (−)−n−メチル−n−[4−(4−フェニル−4−アセチルアミノピペリジン−1−イル)−2−(3,4−ジクロロフェニル)ブチル]ベンズアミドおよびその薬学的に許容しうる塩の製造方法 | |
KR100374405B1 (ko) | 암로디핀 베실레이트의 제조방법 | |
CN1105102C (zh) | 氨基丁烯酸酯化合物及其制备方法 | |
JP3202120B2 (ja) | 1,4−ジヒドロピリジン誘導体及びそれを用いる1,4−ジヒドロピリジンカルボン酸誘導体の製造方法 | |
JPS61158962A (ja) | 1,4−ジヒドロピリジン誘導体の製造法 | |
JPH03190878A (ja) | 化学的方法 | |
JPH0285237A (ja) | 3‐アミノクロトン酸メチルの製造方法 | |
WO2006131773A1 (en) | Process for the preparation of s-(-)-amlodipine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |